JP6533670B2 - サイドレール - Google Patents

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Description

本発明は、円環状のスペーサエキスパンダーに組み合わされて該スペーサエキスパンダーとともに内燃機関用の組合せオイルリングを構成するサイドレールに関する。
レシプロエンジン(往復動内燃機関)のピストンには、燃焼ガスをシールするためのコンプレッションリングに加えて、シリンダ内面のオイルを制御するためのオイルリングが装着されている。このようなオイルリングとしては、円環状のスペーサエキスパンダーに1つまたは一対のサイドレールを組み合わせて構成される組合せオイルリングが多く用いられている。
組合せオイルリングに用いられるサイドレールは合口を備えた割りリング形状に形成されており、スペーサエキスパンダーにより径を拡大させるように付勢されてその外周面においてシリンダ内面に所定の接触圧力(面圧)で接触する。そして、エンジンが作動してピストンが往復動すると、サイドレールはその外周面においてシリンダ内面上を摺動して、シリンダ内面に適切な厚みの油膜を形成するとともにシリンダ内面に付着した余分なオイルをクランク室側に向けて掻き落としてオイル上がりを防止する。
近年、低燃費や低オイル消費などの市場要求による内燃機関用エンジンの性能向上に伴い、組合せオイルリングにも、ピストン上昇行程(圧縮行程および排気行程)時のオイル掻きあげ作用の制御やピストン下降行程(吸入行程および燃焼行程)時のオイル掻き落とし作用の増幅により、シリンダ内面に対するフリクションを低減させつつオイル消費量を低減させ得る性能を有したものが求められている。そして、このような要求に対応するために、径方向外側を向く外周面を種々の形状としたサイドレールが提案されている。
例えば特許文献1には、径方向外側を向く外周面を、軸方向中心位置に頂点を有するとともに径方向外側に突出する湾曲面形状に形成するようにしたサイドレールが記載されている。
特開2003−194222号公報
しかしながら、上記した従来のサイドレールでは、外周面は大きな半径を有する湾曲面形状に形成されているので、当該外周面をシリンダ内面に形成された油膜上を滑るように摺動させて当該外周面とシリンダ内面との間のフリクションを低減させることができるが、その反面、サイドレールによるオイル掻き落とし作用が低減してオイル消費量が増加してしまうという問題点があった。
これに対して、サイドレールの外周面をより半径の小さな湾曲面とし、当該外周面のシリンダ内面に対する接触面積を小さくすることで面圧を高め、これによりサイドレールのオイル掻き落とし作用を高めてオイル消費量を低減させる手法が考えられる。
しかしながら、この手法の場合、シリンダ内面に対するサイドレールの外周面の面圧が高まることになるので、当該外周面とシリンダ内面との間のフリクションが増加して、この組合せオイルリングが用いられるエンジンの燃費が悪化してしまうという問題が生じることになる。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、オイル消費量を低減しつつエンジンの燃費を低減することができるサイドレールを提供することにある。
本発明のサイドレールは、合口を備えた割りリング形状に形成され、円環状のスペーサエキスパンダーに組み合わされて該スペーサエキスパンダーとともに内燃機関用の組合せオイルリングを構成するサイドレールであって、径方向外側を向く外周面と、径方向内側を向く内周面と、クランク室側に向けられる第1の軸方向側面と、燃焼室側に向けられるとともに前記第1の軸方向側面と平行な第2の軸方向側面と、前記外周面に、前記第1の軸方向側面と前記第2の軸方向側面との間の中心位置に対して前記第1の軸方向側面の側にずれて設けられ、該外周面に対して径方向外側に向けて突出する突起部と、を有し、前記突起部の頂点が前記第1の軸方向側面に対して軸方向に離れて設けられていることを特徴とする。
なお、上記構成において、「合口部を備えた割りリング形状」とは、オイルリング本体が、その周方向の一部分において切断されて当該切断部分が合口部となったC字形状に形成されていることを意味する。
本発明は、上記構成において、前記突起部が、前記外周面の前記第1の軸方向側面の側の端部に設けられているのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記第2の軸方向側面と前記外周面との間にテーパ状部を有するのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記突起部の摺接面が半バレル形状に形成されているのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記突起部の摺接面が軸方向に平行な円筒面形状に形成されているのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記外周面が直線的に縮径するテーパ状に形成されているのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記外周面が径方向外側に向けた凸状の湾曲面に形成されているのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記外周面が軸方向に凸部と凹部とが交互に並ぶ波状に形成されているのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記突起部が0.05mm〜0.5mmの曲率半径を有する湾曲形状に形成され、前記突起部の、前記外周面との接続部分を基準とした径方向突出高さが、0.01mm以上であるのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記テーパ状部が前記第2の軸方向側面に対して成す角度が5°以上であるのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記外周面が軸方向に対して成す角度が0.5°〜10°であるのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記突起部に窒化処理層、PVD処理層、硬質クロムめっき処理層およびDLC層のうちの少なくとも1種の硬質層が設けられているのが好ましい。
本発明によれば、突起部をシリンダ内面に高い面圧で当接させてピストン下降行程におけるオイル掻き落とし作用を高めることができる。また、突起部をサイドレールの外周面の軸方向中心より第1の軸方向側面側にずらして配置することによって、サイドレールの外周面がスペーサエキスパンダーの座面により、シリンダ内面に押圧されたとき、サイドレールの内周側は、突起部を支点として、上側(第2の軸方向側)に傾斜しやすくなるので、サイドレールの内周側をピストンのリング溝の上面に確実に接触させて、シール性を向上させることができる。この効果は、特にピストンの上昇行程、つまり、組合せオイルリングがピストンのリング溝の下面側に着座している時間が長い場合に期待できる。これにより、このサイドレールが用いられるエンジンのオイル上がりを抑制してそのオイル消費量を低減することができる。さらに、サイドレールの突起部はサイドレールの軸方向厚み(レール幅)よりも小さい当り幅でシリンダ内面に当接するので、スペーサエキスパンダーがサイドレールに加える張力を低減させつつサイドレールのシリンダ内面に対する面圧の低下を抑制することができる。したがって、サイドレールに加える張力を低下させた設定として、この突起部のシリンダ内面に対するフリクションをさらに低減させることができる。
このように、本発明によれば、オイル消費量を低減しつつエンジンの燃費を低減することができるサイドレールを提供することができる。
本発明の一実施の形態であるサイドレールを備えた組合せオイルリングの平面図である。 図1に示す組合せオイルリングの使用状態を示す縦断面図である。 図1に示すサイドレールの平面図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図である。 図4に示すサイドレールの径方向外側部分を拡大して示す断面図である。 図5に示す凹み部を拡大して示す断面図である。 図5に示すサイドレールの変形例であって、外周面と突起部との間に凹み部が設けられない場合の拡大断面図である。 図5に示すサイドレールの変形例であって、突起部の摺接面を円筒面形状に形成した場合の拡大断面図である。 図5に示すサイドレールの変形例であって、外周面を直線的に縮径するテーパ状に形成した場合の拡大断面図である。 図5に示すサイドレールの変形例であって、外周面を凸部と凹部とが交互に並ぶ波状に形成した場合の拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態であるサイドレール1は、スペーサエキスパンダー2とともに組合せオイルリング(オイルコントロールリング)3を構成する。図示する場合では、組合せオイルリング3は、スペーサエキスパンダー2の軸方向の両側に一対のサイドレール1を組み合わせた3ピースタイプとなっており、図2に示すように、ガソリンエンジンなどの往復動内燃機関のピストン4の外周面に形成されたリング溝4aに装着して使用される。
組合せオイルリング3は、スペーサエキスパンダー2に1つのサイドレール1のみを組み合わせた2ピースタイプとすることもできる。
スペーサエキスパンダー2は鋼材により径方向内外方向に向けて弾性変形自在な円環状に形成されており、縮径方向に弾性変形した状態でピストン4のリング溝4aに装着されてサイドレール1を径方向外側および軸方向外側に向けて拡径させるように付勢する。
発明の一実施の形態である一対のサイドレール1は互いに同一の構成を有するものであり、図3に示すように、長尺で平板状の鋼材(スチール材)を曲げることにより、合口10を備えた割リング形状に形成されている。つまり、サイドレール1は、その周方向の一部分が切断されて当該切断部分が合口10となったC字形状に形成されている。サイドレール1は、合口10の間隔を周方向に拡大させるように弾性変形して、径方向外側に向けて拡径することができる。
図4に示すように、このサイドレール1は、軸方向の一方側(図中下側)を向く第1の軸方向側面11、軸方向の他方側(図中上側)を向く第2の軸方向側面12、径方向内側を向く内周面13および径方向外側を向く外周面14を備えており、その周方向に垂直な断面形状は全周に亘って略一様となっている。なお、「軸方向」とは、割リング形状のサイドレール1の軸心に沿う方向である。
第1の軸方向側面11は軸方向に垂直な平坦面に形成されている。図2に示すように、第1の軸方向側面11は、このサイドレール1を用いた組合せオイルリング3がピストン4に装着された状態においてエンジンのクランク室側に向けられる。
図4に示すように、第2の軸方向側面12は軸方向に垂直つまり第1の軸方向側面11に平行な平坦面に形成されている。図2に示すように、第2の軸方向側面12は、このサイドレール1を用いた組合せオイルリング3がピストン4に装着された状態においてエンジンの燃焼室側に向けられる。
なお、図示する場合では、サイドレール1の一対の軸方向側面11、12の軸方向間隔つまりサイドレール1の軸方向厚み(レール幅)Wは0.35mm、内周面13と外周面14との間隔つまり径方向長さLは1.52mmとなっている。
図4に示すように、サイドレール1の内周面13は軸方向中心位置に頂点を有する湾曲面形状(バレルフェース)に形成されており、内周面13の軸方向の両端部分つまり一対の軸方向側面11、12との連接部分は、それぞれより小さな半径の湾曲面で面取りされている。図2に示すように、サイドレール1の内周面13は、サイドレール1を用いた組合せオイルリング3がピストン4に装着された状態においてスペーサエキスパンダー2の座面2aに当接する。
なお、内周面13は、上記形状に限らず、例えば軸方向に平行な円筒面形状など種々の形状を採用することができる。
図5に示すように、サイドレール1の外周面14は、径方向外側に向けた凸形状の湾曲面に形成されている。また、図示する場合では、外周面14は、図5中下方側から上方側つまり第1の軸方向側面11の側から第2の軸方向側面12の側に向けて徐々に外径が縮小する形状に形成されている。
外周面14には、第1の軸方向側面11と第2の軸方向側面12との間の中心位置に対して第1の軸方向側面11の側にずれて突起部20が設けられている。この突起部20は、外周面14に対して径方向外側に向けて突出している。本実施の形態においては、突起部20は、外周面14の第1の軸方向側面11の側の端部に設けられ、その軸方向の一端側は第1の軸方向側面11に滑らかに連なり、軸方向の他端側は凹み部21を介して外周面14に滑らかに連なっている。
突起部20の半バレル形状に形成された頂点部分は摺接面20aとなっており、図2に示すように、サイドレール1は、この摺接面20aにおいてシリンダ内面22に接するようになっている。つまり、サイドレール1はその軸方向の中心位置に対して第1の軸方向側面11の側にずれた位置においてシリンダ内面22に接するようになっている。
なお、エンジン作動時におけるサイドレール1の傾斜状態や突起部20の摩耗度合いによって、突起部20に加えて外周面14もシリンダ内面22に摺接することがあっても構わない。
図6に示すように、外周面14と突起部20との間に設けられる凹み部21は、オイルポケットの役割を担い、オイルを保持することができる。この場合、凹み部21は、曲率半径rが0.06mm以上、深さdが0.005mm以上となる凹んだ湾曲面に形成されるのが好ましい。なお、図7に示すように、サイドレール1は、外周面14と突起部20との間に凹み部21が設けられない構成とすることもできる。
以上説明した通り、本発明のサイドレール1は、その外周面14の軸方向の一端側にずれた位置に突起部20を備え、この突起部20においてシリンダ内面22に摺接する構成となっているので、突起部20の実当り幅を低減させて当該突起部20をシリンダ内面22に高い面圧で当接させることができる。これにより、ピストン下降行程において、サイドレール1によるオイル掻き落とし作用を高めて、このサイドレール1が用いられるエンジンのオイル上がりつまりオイル消費量を低減することができる。
また、ピストン上昇行程においては、サイドレール1の外周面14がシリンダ内面22との間で最適な油膜を形成させ、突起部20はシリンダ内面22に形成された油膜上を滑るように摺動することになる。これにより、ピストン上昇行程において、サイドレール1によるオイルの掻き上げを抑制して、このサイドレール1が用いられるエンジンのオイル上がりつまりオイル消費量を低減することができる。
さらに、ピストン上昇行程においては、サイドレール1の外周面14がシリンダ内面22との間で最適な油膜を形成させることにより、突起部20はシリンダ内面22に形成された油膜上を滑るように摺動するので、突起部20のシリンダ内面22に対するフリクションを低減させてこのサイドレール1が用いられるエンジンの燃費を低減させることができる。また、豊富に供給されるオイルにより突起部20の摩耗を効果的に抑制して、長期間に亘ってオイル消費量およびエンジンの燃費を低減することができる。
さらに、長期間の使用により突起部20が摩耗しても、突起部20に隣接する外周面14がシリンダ内面22との間でくさび効果を生じることにより、長期間に亘ってオイル掻き効果を維持してオイル消費量およびエンジンの燃費を低減することができる。
このように、本発明のサイドレール1を用いることで、このサイドレール1が用いられたエンジンのオイル消費量を低減しつつ当該エンジンの燃費を低減することができる。例えば、外周面の軸方向中心位置に摺接面の頂点を有する形状のサイドレールに対して、本発明のサイドレール1は、エンジンのオイル消費量を50%以下に低減することができるとともに張力を同一とした場合におけるフリクションを20%低減することができる。
さらに、本実施の形態では、突起部20に隣接する外周面14は、第2の軸方向側面12に向けて徐々に縮径する形状に形成されているので、ピストン上昇行程においてシリンダ内面22との間でより効果的に油膜を形成させることができる。
突出部20の第1の軸方向側面11を基準とした軸方向における頂点位置つまり第1の軸方向側面11から突起部20の頂点までの軸方向距離B(図5参照)は、サイドレール1の軸方向厚み(レール幅)Wの30%以下の範囲に設定するのが好ましい。図示する場合では、軸方向距離Bは0.1mm、つまりサイドレール1の軸方向厚みWの約28.6%に設定されている。このような設定により、突起部20に上記効果をより効果的に生じさせることができる。
湾曲形状となる突起部20の曲率半径R(図5参照)は、0.05mm〜0.15mmの範囲に設定されるのが好ましい。図示する場合では、突起部20の曲率半径Rを0.1mmに設定するようにしている。このような設定により、突起部20に上記効果をより効果的に生じさせることができる。
なお、突起部20の曲率半径Rの上限値は、サイドレール1の軸方向厚みWの43%以下に設定するのがより好ましい。例えばサイドレール1の軸方向厚みWが0.35mmの場合には、突起部20の曲率半径Rの上限値は0.15mm以下に設定される。
突起部20の外周面14との接続部分を基準とした径方向突出高さT(図5参照)は、0.01mm以上に設定されるのが好ましい。図示する場合では、突起部20の径方向突出高さTを0.054mmに設定するようにしている。なお、本実施の形態では、突起部20と外周面14との間に凹み部21が設けられているが、この場合、凹み部21が設けられない場合と同一位置に接続部分があるものとして径方向突出高さTを判断する。突起部20の径方向突出高さTを上記設定とすることにより、突起部20の摩耗による消失を長期間に亘って防止して、長期間に亘ってオイル消費量を低減しつつエンジンの燃費を低減する効果を得ることができる。
図4に示すように、サイドレール1は、第2の軸方向側面12と外周面14との間にテーパ状部23を有する構成とすることもできる。このようなテーパ状部23を設けることにより、サイドレール1を外周面14と突起部20とが軸方向に並べて設けられた上下非対称の形状とされても、その製造時やピストン4のリング溝4aへの組み付け作業時等において、サイドレール1の上下(表裏)を判別し易くすることができる。したがって、サイドレール1の製造を容易にするとともに、サイドレール1が誤った姿勢でピストン4のリング溝4aに組み付けられることを防止することができる。
テーパ状部23が第2の軸方向側面12に対して成す角度θ1(図4参照)は、5°以上に設定されるのが好ましい。図示する場合では、テーパ状部23の角度θ1を5°に設定するようにしている。このような角度範囲とすることで、テーパ状部23の視認性を高めて、サイドレール1の上下判別をより容易にすることができる。
また、テーパ状部23は、第2の軸方向側面12との連接部分と突起部20の先端との間の径方向間隔Sが0.4mm以上の範囲となるよう形成されるのが好ましい。図示する場合では、当該径方向間隔Sを0.5mmに設定するようにしている。このような設定により、テーパ状部23を設けてサイドレール1の上下判別を容易にする構成としても、このテーパ状部23が、リング溝4a内におけるサイドレール1の傾斜動作に対して与える影響を最小限に抑制することができる。
突起部20は、図4、図5に示すような摺接面20aが半バレル形状とされた構成に限らず、例えば図8に示すように、その摺接面20aが軸方向に平行な円筒面形状とされた形状に構成することもできる。例えば、突起部20を半バレル形状の摺接面20aを備えた形状に形成した後、突起部20にラッピング加工を施した場合、突起部20の摺接面20aは図示するような円筒面形状に形成されることになる。このように、突起部20の摺接面20aを円筒面形状とすることにより、サイドレール1の使用初期段階におけるシリンダ内面22へのなじみを良くするとともに当該突起部20を摩耗しづらくして、長期間に亘ってオイル消費量を低減しつつエンジンの燃費を低減する効果を得ることができる。
詳細は図示しないが、突起部20の摺接面20aを含む表面に硬質皮膜(硬質層)を設けた構成とすることもできる。硬質皮膜としては、例えば窒化処理層、PVD処理層、硬質クロムめっき処理層およびDLC層のうちの少なくとも何れか1種の層を備えた構成を採用することができる。
なお、「PVD処理層」とは「物理気相成長(Physical Vapor Deposition)により形成された層」を意味し、「DLC(Diamond Like Carbon)層」とは主として炭化水素や炭素の同素体から成る非晶質の硬質炭素膜を意味する。
このような硬質皮膜を設けることにより、突起部20の摩耗による消失を長期間に亘って防止して、長期間に亘ってオイル消費量を低減しつつエンジンの燃費を低減する効果を得ることができる。
また、サイドレール1の外周面14にも、上記と同様の硬質皮膜を設けるようにしてもよい。また、サイドレール内外周上下側面の少なくとも何れかの表面には、スラッジ等の付着に対する防汚を目的とするNiやCu等の金属めっきを被覆させてもよい。
図9に示すように、外周面14は、第1の軸方向側面11の側から第2の軸方向側面12の側に向かうに連れて直線的に縮径するテーパ状(円錐面形状)に形成することもできる。外周面14を直線的に縮径するテーパ状に形成することにより、ピストン上昇行程において、より効果的に外周面14によるオイルの掻き上げを抑制することができる。
テーパ状に形成された外周面14の軸方向に対する角度θ2は、0.5°〜10°の範囲に設定されるのが好ましい。このような角度設定とすることにより、外周面14とシリンダ内面22との間により効果的にくさび効果を生じさせて、突起部20とシリンダ内面22との間にオイルを効率良く供給することができる。
なお、図9に示す場合、外周面14とテーパ状部23との間を、所定の曲率半径の湾曲面24で面取りした構成とすることもできる。
図10に示すように、外周面14は、軸方向に向けて凸部30と凹部31とが交互に並ぶ波状に形成することもできる。これらの凸部30および凹部31は、それぞれ湾曲面に形成されるのが好ましいが、その形状は種々変更することができる。図示する場合では、同一の曲率半径の湾曲面形状に形成された3つの凸部と3つの凹部を交互に並べて設けた場合を示す。
なお、凸部30と凹部31の数や曲率半径の異同は種々変更可能であり、異なる形状ないし曲率半径の凸部30や凹部31を任意の数だけ組み合わせて外周面14を構成することができる。
図10に示す場合においても、外周面14は、第1の軸方向側面11の側から第2の軸方向側面12の側に向かうに連れて徐々に縮径するように凸部30と凹部31とを整列させた形状に形成されるのが好ましく、その凸部30および凹部31の整列方向が軸方向に対して成す角度θ2は0.5°〜10°の範囲に設定されるのが好ましい。
このように、外周面14を波形状とした構成では、エンジン作動時におけるサイドレール1の傾斜状態や突起部20の摩耗度合いによっては、突起部20に加えて外周面14を構成する凸部30がシリンダ内面22に摺接して突起部20と同様のオイルの掻き効果を生じることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、外周面14や突起部20の形状は、上記で例示したものに限らず、種々変更可能である。
また、突起部20は、外周面14の第1の軸方向側面11の側の端部に限らず、第1の軸方向側面11と第2の軸方向側面12との間の中心位置に対して第1の軸方向側面11の側にずれた位置であれば、種々の位置に設けることができる。
1 サイドレール
2 スペーサエキスパンダー
2a 座面
3 組合せオイルリング
4 ピストン
4a リング溝
10 合口
11 第1の軸方向側面
12 第2の軸方向側面
13 内周面
14 外周面
20 突起部
20a 摺接面
21 凹み部
22 シリンダ内面
23 テーパ状部
24 湾曲面
30 凸部
31 凹部
r 曲率半径
d 深さ
W 軸方向厚み
L 径方向長さ
B 軸方向距離
R 曲率半径
T 径方向突出高さ
S 径方向間隔
θ1 角度
θ2 角度

Claims (12)

  1. 合口を備えた割りリング形状に形成され、円環状のスペーサエキスパンダーに組み合わされて該スペーサエキスパンダーとともに内燃機関用の組合せオイルリングを構成するサイドレールであって、
    径方向外側を向く外周面と、
    径方向内側を向く内周面と、
    クランク室側に向けられる第1の軸方向側面と、
    燃焼室側に向けられるとともに前記第1の軸方向側面と平行な第2の軸方向側面と、
    前記外周面に、前記第1の軸方向側面と前記第2の軸方向側面との間の中心位置に対して前記第1の軸方向側面の側にずれて設けられ、該外周面に対して径方向外側に向けて突出する突起部と、を有し、
    前記突起部の頂点が前記第1の軸方向側面に対して軸方向に離れて設けられていることを特徴とするサイドレール。
  2. 前記突起部が、前記外周面の前記第1の軸方向側面の側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサイドレール。
  3. 前記第2の軸方向側面と前記外周面との間にテーパ状部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のサイドレール。
  4. 前記突起部の摺接面が半バレル形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のサイドレール。
  5. 前記突起部の摺接面が軸方向に平行な円筒面形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のサイドレール。
  6. 前記外周面が直線的に縮径するテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のサイドレール。
  7. 前記外周面が径方向外側に向けた凸状の湾曲面に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のサイドレール。
  8. 前記外周面が軸方向に凸部と凹部とが交互に並ぶ波状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のサイドレール。
  9. 前記突起部が0.05mm〜0.15mmの曲率半径を有する湾曲形状に形成され、
    前記突起部の、前記外周面との接続部分を基準とした径方向突出高さが、0.01mm以上であることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のサイドレール。
  10. 前記テーパ状部が前記第2の軸方向側面に対して成す角度が5°以上であることを特徴とする請求項に記載のサイドレール。
  11. 前記外周面が軸方向に対して成す角度が0.5°〜10°であることを特徴とする請求項6または8に記載のサイドレール。
  12. 前記突起部に窒化処理層、PVD処理層、硬質クロムめっき処理層およびDLC層のうちの少なくとも1種の硬質層が設けられていることを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載のサイドレール。
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