JP6533330B1 - 検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】係員以外の者でもコンベヤ上に荷物を検査可能に置けるようにする。【解決手段】入場者は、荷物Jを検査装置10へ搬送する第1ベルトコンベヤ12の搬送方向の上流端に隣接して設けられている載置台16に荷物Jを載置する。検査装置10は、領域ARに荷物Jがあるかセンサ30で検知する。検査装置10は、領域ARに荷物Jがない場合、荷物Jの置き方を示す画像G1を領域ARに投写する。入場者は、投写された画像G1に従って荷物Jを領域ARに載置する。検査装置10は、荷物Jが領域ARにある場合、画像G1を消去した後、荷物Jを領域ARに置いてはいけないことを示す画像G2を投写する。【選択図】図1

Description

本発明は、検査システムに関する。
荷物を検査する装置として、例えば、特許文献1に開示されたX線荷物検査装置がある。このX線荷物検査装置では、ローラコンベヤに載せられた荷物は、装置本体を通過するベルトコンベヤ上に移動する。装置本体は、ベルトコンベヤに載せられた荷物にX線を照射して荷物を検査する。装置本体を通過した荷物は、ベルトコンベヤによって搬送方向下流側にあるローラコンベヤ上に移動する。
特開平10−185841号公報
X線荷物検査装置は、テーマパークやイベント会場への危険物の持ち込みを防ぐのにも利用可能である。テーマパークやイベント会場では、入場者が円滑に入場できるように短時間で検査を行うことが好ましい。そこで、コンベヤへの荷物の載置や検査が終了した荷物のコンベヤ上からの取得を入場者が行うことにより、係員と入場者との間の荷物の受け渡しがなくなり、検査を終えるまでの時間を短くすることができる。しかしながら、入場者が荷物をコンベヤ上に置く場合、例えば、コンベヤからはみ出すように荷物が載せられると、X線を照射する装置本体に荷物が入らず、検査が中断して時間がかかることとなる。
本発明は、係員以外の者でもコンベヤ上に荷物を検査可能に置ける技術を提供することを目的とする。
本発明は、連続して稼働するベルトコンベヤにより搬送される荷物を、検査装置により検査する検査システムであって、前記荷物をベルトコンベヤに置く際の載置の可否を案内する画像を、前記荷物の搬送路の入口又は該入口の近傍に投写により表示する検査システムを、第1の態様として提供する。
また、本発明は、第1の態様の検査システムにおいて、載置が可であることを案内する前記画像は、前記ベルトコンベヤへの前記荷物の置き方を示す画像である、という構成を第2の態様として採用してもよい。
また、本発明は、第2の態様の検査システムにおいて、載置が可であることを案内する前記画像を、前記荷物を置く位置に投写する、という構成を第3の態様として採用してもよい。
第1の態様の検査システムによれば、係員以外の者でもコンベヤ上に荷物を検査可能に置くことができる。
第1の態様の検査システムにおいて、前記入口の近傍に前記荷物が載置される載置台を有し、前記画像を、前記入口又は前記載置台に投写により表示する、という構成を第の態様として採用してもよい。
の態様の検査システムによれば、表示される画像によりコンベヤへの荷物の置き方を案内することができる。
また、本発明は、第の態様の検査システムにおいて、前記入口又は前記載置台に荷物が置かれた際、該荷物の状態の認識結果に応じて前記画像を投写により表示する、という構成を第の態様として採用してもよい。
の態様の検査システムによれば、荷物の状態に応じて置き方を案内することができる。
また、本発明は、第の態様の検査システムにおいて、前記荷物の状態を画像センサにより検出する、という構成を第の構成として採用してもよい。
また、本発明は、第1の態様の検査システム又は第4の態様のシステムにおいて、前記画像を制御部からの信号に応じて投写により表示する、という構成を第7の態様として採用してもよい。
また、本発明は、第7の態様の検査システムにおいて、前記信号に応じて、載置可を案内する画像と、載置不可を案内する画像とを切り替えて表示する、という構成を第8の態様として採用してもよい。
の態様の検査システムによれば、荷物の形状や大きさに応じて置き方を案内することができる。
本発明に係る検査システム1の一例を示した図。 検査システム1を水平方向に見た図。 ベルト21に投写される画像の一例を示した図。 検査装置10のハードウェア構成を示した図。 制御部101が行う処理の流れを示したフローチャート。 実施形態の動作例を説明するための図。
[実施形態]
(構成)
図1は、本発明に係る検査システム1の一例を示した図であり、検査システム1を上方から見た図である。図2は、検査システム1を横から見た図である。検査システム1は、テーマパーク、博物館、コンサートホール、野球場、体育館、イベント会場などにて入場者P2の荷物Jを検査するシステムである。検査システム1は、安全のため入場者P2の荷物Jの中身を確認する必要がある場所に設置可能であり、設置される場所は、前述の場所に限定されるものではない。
検査システム1は、本発明に係る検査システムの一例である。検査システム1は、検査装置10、モニタ11、第1ベルトコンベヤ12、第2ベルトコンベヤ13、第1フード14、第2フード15、載置台16およびセンサ30を備える。
載置台16は、入場者P2が所持する荷物Jを載せる台であり、本発明に係る載置台の一例である。載置台16は、半円形の部分を有し、第1ベルトコンベヤ12の搬送方向の上流端に隣接して設けられている。なお、載置台16を上方から見たときの形状は、図1に示した形状に限定されるものではなく、他の形状であってもよい。載置台16の表面は、荷物Jの搬送路入口の近傍の一例である。
第1ベルトコンベヤ12は、荷物Jを搬送方向A1へ搬送するコンベヤであり、検査装置10から見て搬送方向A1の上流側に設置されている。第1ベルトコンベヤ12は、回転する無端のベルト21と、ベルト21を駆動するモータやローラを備えた駆動部(図示略)を有する。第1ベルトコンベヤ12は、載置台16からベルト21上に載せられた荷物Jを検査装置10へ搬送する。
第1フード14および第2フード15は、透明なアクリル板で形成されたコの字形のフードであり、入場者P2の手など荷物J以外の物が検査装置10へ侵入するのを防ぐ。第1フード14は、第1ベルトコンベヤ12上で検査装置10に接して設けられ、第2フード15は、第2ベルトコンベヤ13上で検査装置10に接して設けられている。
検査装置10は、第1ベルトコンベヤ12により搬送されてきた荷物Jの内部をX線により検査する装置である。検査装置10は、荷物JにX線を照射し、荷物Jを透過したX線を検出する。検査装置10は、検出したX線に基づいて、荷物J内部を透視した画像をモニタ11に表示する。また、検査装置10は、予め定められた物体を危険物として検知する機能を有する。検査装置10は、荷物J内にある危険物をX線による透視で検知すると、危険物を検知したことをモニタ11で係員P1に知らせる。
また、検査装置10は、画像をベルト21上の領域ARに投写する機能を有する。領域ARは、第1ベルトコンベヤ12の搬送方向上流端から下流側へ予め定められた範囲の領域であり、荷物Jの搬送路の入口の一例である。図3に示した画像G1と画像G2は、検査装置10により領域ARに投写される画像の一例を示した図である。画像G1は、バッグを表し、荷物Jをベルト21に置くときの位置や向きを示す。検査装置10は、荷物Jをベルト21に置いてはいけない期間においては、×印の画像G2を領域ARに投写する。画像G1と画像G2では、画像の色を異ならせてもよく、例えば、画像G1の色を緑とし、画像G2の色を赤としてもよい。
第2ベルトコンベヤ13は、検査装置10を通過した荷物Jを搬送方向A1へ搬送するコンベヤであり、検査装置10から見て搬送方向A1の下流側に設置されている。第2ベルトコンベヤ13は、回転する無端のベルト22と、ベルト22を駆動するモータやローラを備えた駆動部(図示略)を有する。入場者P2は、自身の荷物Jについて危険物が検知されなかった場合、第2ベルトコンベヤ13により搬送された荷物Jを受け取る。係員P1は、第2ベルトコンベヤ13の近傍に立ち、荷物J内に危険物があることがモニタ11で報知された場合またはモニタ11で表示された荷物J内の画像にて危険物を発見した場合、荷物Jの中身を確認する。
センサ30は、領域ARに荷物Jがあるか否かを検知するセンサである。センサ30は、例えば、光学式のセンサであり、光を出力する光源30Aと、光源30Aから出力された光を受光する受光部30Bを有する。光源30Aはベルト21の幅方向の一端側に設置され、受光部30Bは、ベルト21の幅方向の他端側に設置されている。領域ARに荷物Jがない場合、光源30Aが出力した光が受光部30Bに入射し、領域ARに荷物Jがある場合、光源30Aが出力した光が受光部30Bに光が入射しなくなる。センサ30は、受光部30Bに光が入射している場合には、光が入射していることを示す第1信号を出力し、受光部30Bに光が入射していない場合には、光が入射していないことを示す第2信号を出力する。
図4は、検査装置10のハードウェア構成の一例を示した図である。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、プログラムを記憶したストレージおよびメモリを有している。検査装置10において実現する機能は、ストレージに記憶されているプログラム(ソフトウェア)をCPU、メモリなどのハードウェア上に読み込ませることでCPUが演算を行い、制御部101に接続された各部の制御、メモリにおけるデータの読み出しおよび/または書き込みの制御を行うことで実現される。
例えば、制御部101は、ベルト21に置かれた荷物Jを、第1ベルトコンベヤ12を制御して検査部102へ搬送する。制御部101は、検査部102を制御して荷物Jを検査する。制御部101は、検査を終えた荷物Jを、第2ベルトコンベヤ13を制御して搬送する。また、また、制御部101は、センサ30から供給される信号に応じて投写部103を制御し、画像G1または画像G2を領域ARに投写する。
検査部102は、荷物JにX線を照射する照射装置(図示略)と、照射装置から照射されて荷物Jを透過したX線を検出する検出器(図示略)を有する。検査部102は、検出器が検出したX線に基づいて荷物J内部を透視した画像を生成する。検査部102が生成した画像は、制御部101に供給され、制御部101によりモニタ11に表示される。また、検査部102は、例えば、荷物J内部を透視した画像を周知の画像解析方法により解析し、刃物などの予め定められた危険物を検知する。検査部102は、荷物J内に危険物が見つかった場合には、危険物があることを示す情報を制御部101へ供給し、荷物J内に危険物が見つからなかった場合には、危険物がないことを示す情報を制御部101へ供給する。制御部101は、危険物があることを示す情報が供給された場合には、危険物を検知したことをモニタ11に表示し、危険物がないことを示す情報が供給された場合には、危険物がないことをモニタ11に表示する。
投写部103は、所謂液晶プロジェクターであり、画像G1または画像G2を領域ARに投写する。投写部103は、画像G1を表すデータが制御部101から供給されると、画像G1を領域ARに投写し、画像G2を表すデータが制御部101から供給されると、画像G2を領域ARに投写する。
タッチパネル104は、制御部101により制御され、検査システム1を操作するためのGUI(Graphical User Interface)を表示する。タッチパネル104が係員P1により操作されると、制御部101は、タッチパネル104にて行われた操作に応じた制御を行う。
(実施形態の動作例)
次に実施形態の動作例について説明する。入場者P2は、ベルト21に荷物Jを載せる前に載置台16に荷物Jを置く。制御部101は、投写部103を制御して領域ARに画像G1または画像G2を投写する。図5は、制御部101がベルト21上に画像を投写する処理の流れの一例を示したフローチャートである。
制御部101は、センサ30から供給されている信号の種類を判定する(ステップS1)。制御部101は、センサ30から供給されている信号が第1信号である場合、投写部103を制御して画像G1をベルト21に投写する(ステップS2)。これにより、図6(a)に示したように、領域ARに画像G1が表示される。画像G1は、制御部101が画像G1を消去する処理を行うか画像G2を投写する処理を行うまで継続して投写される。制御部101は、ステップS2の処理の後、処理の流れをステップS1へ戻す。入場者P2は、ベルト21に投写された画像G1により、荷物Jを置く位置と荷物Jの置き方を知ることができる。
入場者P2は、画像G1に従って荷物Jをベルト21上に移動させる。入場者P2が載置台16からベルト21上に荷物Jを移動させると、光源30Aが出力する光が荷物Jにより遮られ、光源30Aが出力した光が受光部30Bに入射しなくなり、センサ30は第2信号を出力する。
制御部101は、センサ30から供給されている信号が第2信号であると、領域ARに投写している画像を、投写部103を制御して消去する(ステップS3)。即ち、領域ARに荷物Jがある場合、ステップS3の処理により画像G1が消去されることとなる。
次に制御部101は、センサ30から供給されている信号が第1信号であるか判定する(ステップS4)。ベルト21により搬送されている荷物Jが領域ARに掛かっている場合、センサ30から第2信号が供給される。制御部101は、供給されている信号が第2信号である場合、ステップS4の処理を繰り返す。ステップS4の処理を繰り返している間は、領域ARには画像G1と画像G2のいずれも投写されない。
ベルト21の移動に伴い荷物Jが領域AR外に移動すると、センサ30から制御部101へ第1信号が供給される。制御部101は、センサ30から第1信号が供給されると、投写部103を制御して画像G2を領域ARに投写する(ステップS5)。これにより、図6(b)に示したように、領域ARに画像G2が表示される。
次に制御部101は、所定時間をカウントする(ステップS6)。第1ベルトコンベヤ12により荷物Jが搬送されて所定時間のカウントが終了するまでは、画像G2が領域ARに表示されている。
なお、制御部101がステップS6でカウントする所定時間は、例えば、荷物Jが所定距離を搬送されるのに要する時間であり、所定距離は、例えば、図6(b)に示した荷物Jの位置から検査装置10までの距離である。なお、所定距離は、前述の距離に限定されるものではなく、例えば、領域ARから第1フード14までの距離や、領域ARから第2フード15までの距離であってもよい。
制御部101は、所定時間のカウントを終えると処理の流れをステップS1へ戻す。処理の流れがステップS1へ戻ったときには荷物Jが領域ARになく、制御部101には、センサ30から第1信号が供給されているため、制御部101は、再び画像G1を投写する(ステップS2)。
ベルト21で検査装置10へ搬送された荷物Jは、検査装置10にて検査される。検査装置10は、荷物J内部を透視した画像と、予め定められた危険物の検知結果をモニタ11で表示する。入場者P2は、自身の荷物Jについて危険物が検知されなかった場合、第2ベルトコンベヤ13により搬送された荷物Jを受け取る。係員P1は、荷物J内に危険物があることがモニタ11で報知された場合またはモニタ11で表示された荷物J内の画像にて危険物を発見した場合、荷物Jの中身を確認する。
本実施形態によれば、ベルト21に荷物Jの置き方が表示される。表示された置き方のとおりに荷物Jがベルト21に置かれると、荷物Jが第1ベルトコンベヤ12からはみ出すことがなく、検査装置10内に荷物Jを円滑に搬送することができる。また、本実施形態においては、載置台16があるため、ベルト21に荷物Jを置く前に荷物Jを載置台16において画像G1で表示された置き方にし、容易にベルト21上に荷物Jを置くことができる。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態および以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、検査システム1は載置台16を備えているが、載置台16を備えていない構成であってもよい。また、上述した実施形態においては、荷物Jが載せられる載置台16は、第1ベルトコンベヤ12の搬送方向の上流端に隣接して設けられているが、ベルト21の幅方向に隣接して設けられていてもよい。また、載置台16においては、荷物Jをベルト21へ移動させやすくするために、荷物Jを移動させる複数の回転するローラを設けてもよい。また、載置台16は、第1ベルトコンベヤ12の搬送方向の上流端を覆うように設けてもよい。
上述した実施形態においては、投写部103は、ベルト21上の領域ARに画像を投写しているが、ベルト21上に替えて載置台16上に画像を投写してもよい。載置台16に画像を投写する構成の場合、荷物Jを検査装置10に搬送するコンベヤをローラコンベヤとしてもよい。また、本発明においては、載置台16において荷物Jが置かれる面に液晶ディスプレイを埋め込み、この液晶ディスプレイで画像G1または画像G2を表示してもよい。また、載置台16に画像G1または画像G2を投写する場合、第1ベルトコンベヤ12のベルト21の幅方向にある載置台16に画像G1または画像G2を投写してもよい。
本発明においては、載置台16とベルト21の両方に画像を投写可能な構成としてもよい。この構成の場合、載置台16に対しては、荷物Jの置き方を表す画像を投写する構成とし、ベルト21に対してステップS2で投写する画像を、荷物Jを置いてもよいことを示す〇印の画像としてもよい。
上述した実施形態においては、投写部103は、検査装置10が備える構成となっているが、投写部103は、検査装置10に設けられていない構成であってもよい。例えば、制御部101は、天井または壁面に設置された周知のプロジェクターに画像G1または画像G2を供給して領域ARに画像を投写してもよい。また、ベルト21を光が透過する半透明のベルトとし、ベルト21の内周面側に投写部103を設置し、ベルト21の内周面側から画像G1または画像G2を領域ARに投写してもよい。
上述した実施形態においては、画像G1は静止画像であるが、静止画像に替えて動画像としてもよい。画像G1を動画像とする場合、ベルト21への荷物Jの置き方を動画で示してもよい。
本発明においては、載置台16に載置された荷物Jを撮影し、撮影された画像を解析して荷物Jの種類を検知してもよい。載置台16に載置された荷物Jの種類を検知する構成の場合、検知した荷物Jの種類に応じて、投写する画像G1の内容を変更してもよい。例えば、検知した荷物Jがトートバッグである場合、画像G1の内容をトートバッグの置き方を表す内容とし、検知した荷物Jがリュックサックである場合、画像G1の内容をリュックサックの置き方を表す内容としてもよい。
本発明においては、領域ARまたは載置台16に載せられた荷物Jの状態を画像センサで認識し、認識結果に応じた画像を投写部103で投写してもよい。画像センサは、例えば、3Dセンサや距離画像センサである。例えば、画像センサを検査装置10に設け、荷物Jの状態として荷物Jから検査装置10までの距離を測定し、測定した距離が予め定められた閾値未満または画像センサで荷物Jを検知できなかった場合には、投写部103で画像G1を領域ARに投写し、測定した距離が予め定められた閾値以上である場合には、投写部103で画像G2を領域ARに投写してもよい。なお、荷物Jから検査装置10までの距離の測定は、カメラで得た画像を解析して測定してもよい。また、測定結果をモニタ11に表示し、係員P1が確認できるようにしてもよい。
また、制御部101は、荷物Jの状態として、カメラで撮影した画像または画像センサで荷物Jの置かれている向きを特定し、特定した状態に応じた画像を領域ARに投写してよい。例えば、特定した荷物Jの状態がベルト21で搬送可能な向きである場合には、その向きのままベルト21に載置するよう促す画像を領域ARに投写し、特定した荷物Jの状態が第1フード14に引っ掛かる向きの場合には、向きを変更するように促す画像を領域ARに投写してもよい。また、カメラまたは画像センサによる荷物Jの特定結果をモニタ11に表示し、係員P1が確認できるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、画像G1は1種類の荷物の置き方を示すものとなっているが、例えば、トートバッグの置き方、ボディバッグの置き方、ショルダーバッグの置き方およびリュックサック置き方を含む画像であってもよい。
1…検査システム、10…検査装置、11…モニタ、12…第1ベルトコンベヤ、13…第2ベルトコンベヤ、14…第1フード、15…第2フード、16…載置台、21…ベルト、22…ベルト、30…センサ、30A…光源、30B…受光部、101…制御部、102…検査部、103…投写部、104…タッチパネル。

Claims (8)

  1. 連続して稼働するベルトコンベヤにより搬送される荷物を、検査装置により検査する検査システムであって、
    前記荷物をベルトコンベヤに置く際の載置の可否を案内する画像を、前記荷物の搬送路の入口又は該入口の近傍に投写により表示する
    検査システム。
  2. 載置が可であることを案内する前記画像は、前記ベルトコンベヤへの前記荷物の置き方を示す画像である
    請求項1に記載の検査システム。
  3. 載置が可であることを案内する前記画像を、前記荷物を置く位置に投写する
    請求項2に記載の検査システム。
  4. 前記入口の近傍に前記荷物が載置される載置台を有し、前記画像を、前記入口又は前記載置台に投写により表示する
    請求項1に記載の検査システム。
  5. 前記入口又は前記載置台に荷物が置かれた際、該荷物の状態の認識結果に応じて前記画像を投写により表示する
    請求項に記載の検査システム。
  6. 前記荷物の状態を画像センサにより検出する
    請求項に記載の検査システム。
  7. 前記画像を制御部からの信号に応じて投写により表示する
    請求項1又は請求項4に記載の検査システム。
  8. 前記信号に応じて、載置可を案内する画像と、載置不可を案内する画像とを切り替えて表示する
    請求項7に記載の検査システム。
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