JP6528516B2 - ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法 - Google Patents

ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6528516B2
JP6528516B2 JP2015076996A JP2015076996A JP6528516B2 JP 6528516 B2 JP6528516 B2 JP 6528516B2 JP 2015076996 A JP2015076996 A JP 2015076996A JP 2015076996 A JP2015076996 A JP 2015076996A JP 6528516 B2 JP6528516 B2 JP 6528516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
diamond
powder
carbide
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015076996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016196385A (ja
Inventor
エコ ワルドヨ アフマディ
エコ ワルドヨ アフマディ
脩 福長
脩 福長
松尾 俊彦
俊彦 松尾
稚晃 桜沢
稚晃 桜沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2015076996A priority Critical patent/JP6528516B2/ja
Publication of JP2016196385A publication Critical patent/JP2016196385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6528516B2 publication Critical patent/JP6528516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法に関する。
掘削ビットなどの破砕工具として、超硬合金等の基体の表面に、ダイヤモンド焼結体からなる硬質層を有する掘削チップを備えた破砕工具が知られている(例えば特許文献1参照)。
国際公開第2010/046863号 国際公開第2011/141898号
特許文献1,2等に記載の従来の製造方法では、ダイヤモンド粒子と、WC等の金属炭化物粒子と、Coとの混合粉末をダイヤモンド安定条件(例えば5.5GPaを超える圧力、1400℃以上の温度)でダイヤモンド焼結体を合成していた。しかし、この製造方法では、ダイヤモンド粒子同士の結合は生じるものの、金属炭化物粒子は上記温度よりもはるかに高い融点を持つため粒子同士が結合しない。そのため、金属炭化物粒子はCoバインダーで固定されているだけの状態であり、ダイヤモンド焼結体の硬度に十分に寄与していなかった。
本発明は、高硬度のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様によれば、ダイヤモンド粉末と、Co,Ni,Mn,Feから選ばれる1種以上の金属を含む触媒金属粉末と、Ti,Nb,V,Zr,Hf,Crから選ばれる1種以上の金属を含む炭化物形成金属粉末と、を含むプリフォームを形成する第1工程と、前記プリフォームを1000℃以上1400℃以下の第1の温度で5分以上保持して加圧焼結することで、前記触媒金属を触媒とする炭化物形成反応により、前記炭化物形成金属の炭化物を形成する第2工程と、前記炭化物形成後の前記プリフォームを1400℃を超えて1600℃以下の第2の温度で加圧焼結することにより、前記ダイヤモンドを焼結する第3工程と、を含むダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法が提供される。
上記ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法では、触媒金属を触媒とするダイヤモンドと炭化物形成金属による炭化物形成反応によって炭化物形成金属の炭化物を合成する。この工程では触媒金属の作用により炭化物形成温度を低下させているため、ダイヤモンドの黒鉛化や焼結を進行させることなく、金属炭化物を優先的に形成することができる。これにより、ダイヤモンド粒子の周囲に、粒子が結合した金属炭化物の組織を形成することができる。したがって、バインダー金属中に金属炭化物粒子が保持されているだけの構造と比較して、強度に優れたダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体を製造することができる。
前記第1の温度は、工程の圧力条件において前記ダイヤモンドの焼結を生じない温度である製造方法としてもよい。
前記第1の温度は1400℃以下である製造方法としてもよい。
前記炭化物形成金属の炭化物からなる金属炭化物粉末を含む前記プリフォームを形成する製造方法としてもよい。
前記プリフォームにおける前記ダイヤモンド粉末の含有量は、ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体におけるダイヤモンドの含有量が10質量%以上、90質量%以下となる量である製造方法としてもよい。
本発明の一態様の製造方法によれば、焼結体中の金属炭化物同士が焼結された高硬度のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体を製造することができる。
実施形態の製造方法により得られるダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体が適用される掘削チップの断面図。 実施形態のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法を示すフローチャート。 実施形態の製造方法における圧力及び温度の変化を示すグラフ。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(掘削チップ)
図1は、本実施形態の製造方法により得られるダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体が適用される掘削チップの断面図である。
掘削チップ1は、図1に示すように、超硬合金等の硬質材料からなるチップ本体2と、このチップ本体2の先端部(図1において上側部分)に被覆された、チップ本体2よりも硬質のダイヤモンド焼結体からなる硬質層3とを備える。掘削チップ1は、掘削ビット(図示略)の先端端部に取り付けられて用いられる。
本実施形態の掘削チップ1はボタンチップである。チップ本体2の後端部(図1において下側部分)はチップ中心線Cを中心とした円柱状である。チップ本体2の先端部は、後端部の円柱の半径と等しい半径でチップ中心線C上に中心を有する半球状であり、先端側に向かうに従いチップ中心線Cからの外径が漸次小さくなる。
掘削チップ1の硬質層3は、掘削チップ1の表面側から順に、ダイヤモンド焼結体層(以下、PCD層と称する。)4と、第1中間層5と、第2中間層6と、第3中間層7とが積層された構成を有する。
PCD層4は、第1中間層5〜第3中間層7に対してダイヤモンド粒子の含有量が多い高硬質層である。PCD層4としては、ダイヤモンド粒子とCo、Ni、あるいはFe−Ni合金等の金属バインダー(触媒金属)とを含むダイヤモンド焼結体や、ダイヤモンド粒子とWC、TaC、TiC等の金属炭化物粒子、TiN、cBN等の金属窒化物粒子、あるいはTiCN等の金属炭窒化物粒子と、上記金属バインダーとを含む複合焼結体を用いることができる。
第1中間層5、第2中間層6、及び第3中間層7としては、PCD層4よりもダイヤモンド粒子の含有量が少なく、WC、TaC、TiC等の金属炭化物粒子、TiN、cBN等の金属窒化物粒子、あるいはTiCN等の金属炭窒化物粒子と、上記金属バインダーとを含む複合焼結体を用いることができる。中間層は1層又は2層であってもよく、4層以上であってもよい。これらの中間層は、ダイヤモンド粒子と、金属炭化物等の粒子と、金属バインダーの組成比を層毎に変化させてもよい。
後述する本実施形態の製造方法により得られるダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体は、硬質層3を構成する各層に用いることができる。硬質層3を構成する全ての層をダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体で形成してもよく、一部の層のみをダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体で形成してもよい。
(ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法)
図2は、本実施形態のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法を示すフローチャートである。図3は、本実施形態の製造方法における圧力及び温度の変化を示すグラフである。
本実施形態のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法は、図2に示すように、ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体のプリフォームを形成する工程ST1と、プリフォームを焼結してダイヤモンドと金属炭化物の複合体であるダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体を形成する工程ST2とを含む。工程ST2は、プリフォーム中に金属炭化物を形成する工程ST21と、焼結の温度条件を変更する工程ST22と、ダイヤモンドを焼結する工程ST23と、を含む。
プリフォームを形成する工程ST1では、ダイヤモンド粉末と、Co,Ni,Mn,Feから選ばれる1種以上の金属を含む触媒金属粉末(金属バインダー粉末)と、Ti,Nb,V,Zr,Hf,Crから選ばれる1種以上の金属を含む炭化物形成金属粉末と、を所定の組成比で混合し所定形状に成形することで、焼結体を得るためのプリフォームを形成する。このとき、パラフィン、樟脳等の成形後に加熱除去できる成形バインダーを添加してもよい。
プリフォームの成形は、所定形状の試料容器(例えば掘削チップの型)に混合粉末を充填する方法が採用できる。図1に示す掘削チップ1を製造する場合には、掘削チップ1形成用の型に、PCD層4形成用のプリフォーム、第1中間層5形成用のプリフォーム、第2中間層6形成用のプリフォーム、第3中間層7形成用のプリフォームを順次積層し、最後に超硬合金のチップ本体2を充填する。
プリフォームにおけるダイヤモンド粉末の含有量は、焼結後のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体におけるダイヤモンドの含有量が10質量%以上、90質量%以下となる含有量であることが好ましい。ダイヤモンドの含有量が90質量%を超えると、触媒が少なすぎるためにダイヤモンド粒子の一部に未焼結の部分が発生し、焼結体の形成が難しくなる。ダイヤモンドの含有量が10質量%未満では、形成される焼結体の性質が実質的に金属炭化物の焼結体と同等になり、目的の強度が得られない。
ダイヤモンド粉末及び炭化物形成金属粉末としては、平均粒子径が0.5μm〜20μmである粉末を好適に用いることができる。これらの粉末において、粗粒と細粒を混合してもよい。粗粒と細粒のサイズや比率を調整することで、成形時の充填密度を向上させたり、焼結体の粒度分布を調整することができる。
プリフォームには、炭化物形成金属の炭化物からなる金属炭化物粉末を添加してもよい。金属炭化物粉末を含むプリフォームとした場合、金属炭化物を形成する工程ST22において形成される金属炭化物によって金属炭化物粒子同士が結合される。
金属バインダー粉末としては、例えば、5μm〜10μm程度の粒子径の金属粉末を、振動ボールミルなどの混合機で十分混合粉砕し、最大粒子径が5μm以下の混合粉末としたものを用いることができる。
プリフォームを充填する試料容器としては、Zr,Ta,Ti,Moなどの金属箔を、例えば掘削チップ1に対応する形状に成形したものを用いることができる。掘削チップ1を製造する場合、硬質層3の各プリフォームとチップ本体2が充填された試料容器を密閉した後、超高圧焼結装置に装填する。超高圧焼結装置としては、ベルト型装置、キュービックアンビル装置などのダイヤモンド粉末合成装置を用いることができる。
次に、プリフォームを焼結する工程ST2について、図1及び図2を参照しながら説明する。
まず、金属炭化物を形成する工程ST21では、図2に示すように、上記した超高圧焼結装置において、試料容器の加圧を開始する(時刻t)。圧力が焼結圧力Pに達した後は、焼結終了まで焼結圧力Pに保持する(時刻t〜t)。焼結圧力Pは、5.5GPa〜6.0GPaの範囲である。
圧力が焼結圧力Pに達した後、試料容器の加熱を開始する(時刻t)。その後、炭化物形成温度Tに達した後、所定時間(時刻t〜t)、炭化物形成温度Tに保持し、プリフォーム中にWC、TiC等の金属炭化物を形成する。炭化物形成温度Tは、形成する金属炭化物と添加する触媒金属の組成、添加量に応じて異なるが、約1000℃以上1400℃以下の範囲である。また炭化物形成に要する時間(時刻t〜t)は、5分以上30分以下の範囲である。
本実施形態において、炭化物形成温度Tは、プリフォーム中に金属炭化物を形成し、かつ、ダイヤモンド粒子の黒鉛化や焼結を生じない温度とされる。一般に、WCやTiCの焼結温度は1700℃以上の高温であるが、本実施形態では、プリフォームに炭化物形成の触媒となる触媒金属(Co,Ni,Mn,Feから選ばれる1種以上の金属)を添加することにより、金属炭化物の形成温度を1400℃以下に低下させる。
例えば、金属炭化物としてTiCを形成する場合、Tiの融点は1668℃であるが、触媒金属としてCoを用いることで、Co含有量25.8質量%のときに、液相温度を1130℃にまで低下させることができる。また、金属炭化物としてNbCを形成する場合、Nbの融点は2470℃であるが、Co含有量28質量%のときに、液相温度を1364℃まで低下させることができる。
1400℃以下の温度域では、ダイヤモンドの安定圧力範囲は5.5GPa未満である(下記式及び参考文献参照)。したがって、焼結圧力P(5.5GPa〜6.0GPa)に保持することで、ダイヤモンド粒子の黒鉛化は生じない。一方、上記圧力範囲では、Co等の触媒金属を含む炭素の液相温度は1400℃を超えるため、炭化物形成金属が共存しなければダイヤモンド粒子間に液相が形成されず焼結も進行しない。
(ダイヤモンドの安定圧力・温度平衡線)
P(GPa)=T(℃)/400+1.94(GPa)
(参考文献)
C.S. Kennedy and G.C. Kennedy. "The equilibrium boundary between graphite and diamond." Journal of Geophysical Research 81.14 (1976) 2467-2470.
これにより、本実施形態の製造方法では、炭化物形成金属を含む液相がダイヤモンド粒子同士の隙間を埋めるように金属炭化物が形成される。また上記の金属炭化物は、液相となった炭化物形成金属から形成されるため、焼結後のダイヤモンドと金属炭化物粒子が互いに結合した状態となり、高い強度の焼結体を得ることができる。
なお、本実施形態において、炭化物形成金属と触媒金属との組成比は、液相温度が1400℃を超えない範囲で適宜調整することができる。例えば、炭化物形成金属がTi、触媒金属がCoである場合には、Co含有量が10原子%以上37原子%以下の範囲において液相温度が1400℃以下となるので、上記Co含有量の範囲内で適宜調整することができる。
次に、工程ST22では、金属炭化物を形成するための温度条件から、ダイヤモンドを焼結するための温度条件に変更する(時刻t)。具体的には、炭化物形成温度Tからダイヤモンド焼結温度Tへ昇温する(時刻t〜t)。ダイヤモンド焼結温度Tは、本実施形態の場合、1400℃を超えて1600℃以下の範囲である。
次に、工程ST23では、所定時間(時刻t〜t)、ダイヤモンド焼結温度Tに保持する。これにより、プリフォーム中のダイヤモンド粒子を結合させ、多結晶ダイヤモンドを形成する。ダイヤモンド焼結に要する時間(時刻t〜t)は、5分以上60分以下の範囲である。
工程ST23では、工程ST21で形成された金属炭化物は溶融しないが、液相の触媒金属にダイヤモンドから炭素が溶解し、その後ダイヤモンドとして再析出することでダイヤモンド粒子の直接結合の割合が増加する。その結果、金属炭化物のネットワークとダイヤモンドのネットワークが絡み合い、これらの隙間に触媒金属が金属バインダーとして充填されたダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体を得ることができる。
ダイヤモンドの焼結後、試料容器を冷却(時刻t〜t)し、その後に試料容器の加圧を解除する(時刻t〜t)。以上の工程により、ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体を製造することができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法によれば、工程ST21において、触媒金属を触媒とする炭化物形成反応によって炭化物形成金属の炭化物を形成する。この工程では、触媒金属の作用により炭化物形成温度を低下させているため、ダイヤモンドの黒鉛化や焼結を進行させることなく、金属炭化物を優先的に形成することができる。これにより、ダイヤモンド粒子の周囲に、連続した金属炭化物の組織を形成することができる。したがって、バインダー金属中に金属炭化物粒子が保持されているだけの構造と比較して、強度に優れたダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体を製造することができる。
また本実施形態では、金属炭化物の形成中にダイヤモンドの焼結が生じないため、金属炭化物の形成に必要な炭素が不足することが無い。これにより、焼結体中に炭化物形成金属が金属状態で残存してしまうことがなく、残存した炭化物形成金属に起因する硬度低下も生じない。
なお、1700℃以上の高温、かつ7GPa以上の高圧条件で焼結を実行すれば、ダイヤモンド粉末と金属炭化物粉末の混合粉末を焼結することができる。しかし、このような高温高圧で製造を行えば、製造に用いる超高圧焼結装置の耐久性に問題を生じるおそれがある。
これに対して本実施形態の製造方法では、金属炭化物形成時の温度、圧力を著しく低下させることができるため、超高圧焼結装置の耐久性に問題を生じない条件で高強度のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体を製造することができる。
(実施例1)
ダイヤモンド粉末を80質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を20質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径2μm〜4μmのダイヤモンド粒子:20質量%、粒径20μm〜40μmのダイヤモンド粒子:80質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はTiC粉末:50質量%、Ti粉末(炭化物形成金属):37質量%、Co粉末(触媒金属):13質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1136℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にTiCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1432℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するTiC相が取り囲み、少量のCoを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例2)
ダイヤモンド粉末を60質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を40質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径2μm〜4μmのダイヤモンド粒子:35質量%、粒径20μm〜40μmのダイヤモンド粒子:65質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はTiC粉末:25質量%、Ti粉末(炭化物形成金属):33.8質量%、Cr粉末(炭化物形成金属):33.8質量%、Co粉末(触媒金属):7.5質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1180℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にTiC−Cr複合炭化物を形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1435℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC−Cr複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するTiC相及びCr相が取り囲み、少量のCoを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例3)
ダイヤモンド粉末を70質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を30質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径2μm〜4μmのダイヤモンド粒子:30質量%、粒径20μm〜40μmのダイヤモンド粒子:70質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はTiC粉末:50質量%、Nb粉末(炭化物形成金属):35質量%、Co粉末(触媒金属):15質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1125℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にTiC−NbC複合炭化物を形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1500℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC−NbC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するTiC相及びNbC相が取り囲み、少量のCoを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例4)
ダイヤモンド粉末を70質量%、金属粉末を30質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径2μm〜4μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末の組成はHf粉末(炭化物形成金属):91.7質量%、Co粉末(触媒金属):8.7質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1327℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にHfCを形成した。その後圧力を保持したまま昇温し、温度:1452℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−HfC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するHfC相が取り囲み、少量のCoを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例5)
ダイヤモンド粉末を80質量%、金属粉末を20質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径0.7μm〜1.5μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末の組成はTi粉末(炭化物形成金属):74.2質量%、Co粉末(触媒金属):25.8質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1251℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にTiCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1478℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、ダイヤモンド相の周りを、連続するTiC相が取り囲み、Coを含む均質な結晶組織であることが確認された。ただし、この試料ではXRD分析において少量の黒鉛が検出された。
(実施例6)
ダイヤモンド粉末を88質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を12質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径2μm〜4μmのダイヤモンド粒子:20質量%、粒径20μm〜40μmのダイヤモンド粒子:80質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はVC粉末:50質量%、V粉末(炭化物形成金属):32質量%、Co粉末(触媒金属):18質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:6.0GPa、温度:1358℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にVCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1588℃、焼結時間:30分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−VC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するVC相が取り囲み、少量のCoを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例7)
ダイヤモンド粉末を60質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を40質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径6μm〜12μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はTiC粉末:50質量%、Ti粉末(炭化物形成金属):35質量%、Co粉末(触媒金属):10質量%、Mn粉末(触媒金属):5質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.8GPa、温度:1153℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にTiCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1590℃、焼結時間:60分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するTiC相が取り囲み、少量のCoとMnを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例8)
ダイヤモンド粉末を70質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を30質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径10μm〜20μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はTiC粉末:50質量%、Zr粉末(炭化物形成金属):35質量%、Co粉末(触媒金属):15質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:6.0GPa、温度:1358℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にZrCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1552℃、焼結時間:20分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC−ZrC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するTiC相及びZrC相が取り囲み、少量のCoを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例9)
ダイヤモンド粉末を35質量%、金属粉末を65質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径2μm〜4μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末の組成はHf粉末(炭化物形成金属):90質量%、Fe粉末(触媒金属):5質量%、Ni粉末(触媒金属):5質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.5GPa、温度:1146℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にHfCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1435℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−HfC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するHfC相が取り囲み、少量のFe及びNiを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(実施例10)
ダイヤモンド粉末を12質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を88質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径2μm〜4μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はTiC粉末:50質量%、Ti粉末(炭化物形成金属):37質量%、Ni粉末(触媒金属):13質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.5GPa、温度:1057℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にTiCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1462℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、黒鉛相は検出されず、ダイヤモンド相の周りを、連続するTiC相が取り囲み、少量のNiを含む均質な結晶組織であることが確認された。
(比較例1)
ダイヤモンド粉末を80質量%、金属粉末を20質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径20μm〜40μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末の組成はNb粉末(炭化物形成金属):50質量%、Hf粉末(炭化物形成金属):37質量%、Co粉末(触媒金属):13質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1432℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−NbC−HfC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、ダイヤモンド相、NbC相、HfC相が形成されていたが、金属Hfが残留していた。これは、Nb、Hfの炭化物形成をダイヤモンドの焼結と同時に行ったために、ダイヤモンド粒子(炭素)粒子間の直接結合反応が進行し、十分な炭化物形成反応時間が得られず、未反応の金属炭化物を形成する金属原料(Nb、Hf)が、溶解した触媒金属(Co)の中にトラップされ、結果として最後(焼結プロセスが完了する)まで炭素源であるダイヤモンド粒子と反応せず、残留したものと考えられる。
(比較例2)
ダイヤモンド粉末を60質量%、金属粉末を40質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径8μm〜16μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末の組成はNb粉末(炭化物形成金属):85質量%、Co粉末(触媒金属):15質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1432℃、焼結時間:5分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−NbC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、ダイヤモンド相、NbC相が形成されていたが、金属Nbが残留していた。これは、Nbの炭化物形成をダイヤモンドの焼結と同時に行ったために、ダイヤモンド粒子(炭素)粒子間の直接結合反応が進行し、十分な炭化物形成反応時間が得られず、未反応の金属炭化物を形成する金属原料(Nb)が、溶解した触媒金属(Co)の中にトラップされ、結果として最後(焼結プロセスが完了する)まで炭素源であるダイヤモンド粒子と反応せず、残留したものと考えられる。
(比較例3)
ダイヤモンド粉末を30質量%、金属粉末と金属炭化物粉末を70質量%含む混合物を、Zrの試料容器に充填し、プリフォームを作製した。
ダイヤモンド粉末の粒度配合は粒径20μm〜40μmのダイヤモンド粒子:100質量%とした。
金属粉末と金属炭化物粉末の組成はTiC粉末:50質量%、Nb粉末(炭化物形成金属):30質量%、Fe粉末(触媒金属):10質量%、Ni粉末(触媒金属):10質量%とした。
試料容器を超高圧焼結装置に装填し、圧力:5.6GPa、温度:1450℃、保持時間:10分間の条件で加圧加熱し、プリフォーム中にNbCを形成した。その後、圧力を保持したまま昇温し、温度:1600℃、焼結時間:10分間の条件で焼結した。以上により、ダイヤモンド−TiC−NbC複合焼結体を作製した。
作製した試料をXRD分析、EDS分析したところ、ダイヤモンド相、TiC相、NbC相が形成されていたが、金属Nbが残留していた。これは、Nb炭化物を形成する工程で温度が高すぎたためにダイヤモンド粒子(炭素)粒子間の直接結合反応が進行し、十分な炭化物形成反応時間が得られず、未反応の金属炭化物を形成する金属原料(Nb)が、溶解した金属触媒(Fe、Ni)の中にトラップされ、結果として最後(焼結プロセスが完了する)まで炭素源であるダイヤモンド粒子と反応せず、残留したものと考えられる。
Figure 0006528516
ST1…プリフォームを形成する工程,ST2…プリフォームを焼結する工程,ST21…炭化物形成金属の炭化物を形成する工程,ST22…温度条件を変更する工程,ST23…ダイヤモンドを焼結する工程

Claims (3)

  1. ダイヤモンド粉末と、Co,Ni,Mn,Feから選ばれる1種以上の金属を含む触媒金属粉末と、Ti,Nb,V,Zr,Hf,Crから選ばれる1種以上の金属を含む炭化物形成金属粉末と、を含むプリフォームを形成する第1工程と、
    前記プリフォームを1000℃以上1400℃以下の第1の温度で5分以上保持して加圧焼結することで、前記触媒金属を触媒とする炭化物形成反応により、前記炭化物形成金属の炭化物を形成する第2工程と、
    前記炭化物形成後の前記プリフォームを1400℃を超えて1600℃以下の第2の温度で加圧焼結することにより、前記ダイヤモンドを焼結する第3工程と、
    を含むダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法。
  2. 前記第1工程において、前記炭化物形成金属の炭化物からなる金属炭化物粉末を含む前記プリフォームを形成する、請求項1に記載のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法。
  3. 前記第1工程で形成する前記プリフォームにおける前記ダイヤモンド粉末の含有量は、ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体におけるダイヤモンドの含有量が10質量%以上、90質量%以下となる量である、請求項1又は2に記載のダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法。
JP2015076996A 2015-04-03 2015-04-03 ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法 Active JP6528516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015076996A JP6528516B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015076996A JP6528516B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016196385A JP2016196385A (ja) 2016-11-24
JP6528516B2 true JP6528516B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=57357187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015076996A Active JP6528516B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6528516B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108941577A (zh) * 2018-08-21 2018-12-07 立府精密机械有限公司 一种石油钻头用金刚石复合片烧结工艺
CN109234646B (zh) * 2018-11-30 2020-07-07 陕西理工大学 无石墨化转变铁基金刚石工具材料的制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6421033A (en) * 1987-07-15 1989-01-24 Sumitomo Electric Industries Sintered diamond for tool and production thereof
JP2003095743A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Ishizuka Kenkyusho:Kk ダイヤモンド焼結体及びその製造法
JP2010208942A (ja) * 2004-02-25 2010-09-24 Sumitomo Electric Hardmetal Corp 高強度・高耐摩耗性ダイヤモンド焼結体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016196385A (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180126516A1 (en) Superhard constructions & methods of making same
US20220411900A1 (en) Superhard constructions & methods of making
CA2489187C (en) Thermally-stable polycrystalline diamond materials and compacts
JP6020967B2 (ja) 多層傾斜機能性ダイヤモンド複合焼結体
US8499861B2 (en) Ultra-hard composite constructions comprising high-density diamond surface
US20100300764A1 (en) Polycrystalline diamond
JP2012506493A (ja) 多結晶ダイヤモンド複合物成形体エレメント、それを組み込む工具、及びそれを作製する方法
EP2633094B1 (en) Method of manufacturing a cutting element
US8616307B2 (en) Thermally stable diamond bonded materials and compacts
EP2438030A1 (en) Polycrystalline diamond
WO2014191555A2 (en) Superhard constructions & methods of making same
US20200010936A1 (en) Superhard constructions and methods of making same
US20170081247A1 (en) Superhard pcd constructions and methods of making same
JP6528516B2 (ja) ダイヤモンド−金属炭化物複合焼結体の製造方法
US20190330118A1 (en) Super hard constructions & methods of making same
CN105408287A (zh) 超硬构造物、用于制作其的方法和用于加工其的方法
JPH11302767A (ja) 機械的特性に優れた超硬合金およびその製法
WO2017114675A1 (en) Super hard constructions & methods of making same
JP7188726B2 (ja) ホウ素系結合材を用いたダイヤモンド基複合材及びその製造方法、並びにこれを用いた工具要素
WO2016107925A1 (en) Superhard constructions & methods of making same
IE85364B1 (en) Thermally stable diamond bonded materials and compacts
PL223935B1 (pl) Kompozyt diamentowy z ceramiczną fazą wiążącą i sposób jego wytwarzania

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180327

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190429

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6528516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150