JP6525194B2 - タイヤ - Google Patents

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本発明は、自転車、電動アシスト自転車、原動機付自転車、自動二輪車あるいは自動車などに使用可能なタイヤ、特に、パンクし難いタイヤに関する。
自転車などのタイヤがパンクして空気が抜けると使用不能となるので、従来、パンクし難い構造を有する様々なタイヤが提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1に記載された「立体網状構造体充填タイヤ」がある。
特許文献1に記載された「立体網状構造体充填タイヤ」は、熱可塑性樹脂を溶融させた複数の線条が不規則に絡まり合い、その絡合部が熱溶着されることにより形成されてなる立体網状構造体を、両端部を有する長尺部材として切断し、タイヤ外皮の環状中空部に充填して形成されている。
特開2013−212729号公報
特許文献1記載の「立体網状構造体充填タイヤ」はパンクを減少させることができる点において優れているが、空気を充填して使用される従来のタイヤに比べると、走行中の乗り心地が劣る面がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、自転車などに使用したときに従来のタイヤと同様の乗り心地を得ることができ、パンクも発生し難いタイヤを提供することにある。
本発明のタイヤは、円環状のリムの外周に着脱可能に装着されるタイヤであって、弾力性を有する天然樹脂若しくは合成樹脂を含む素材で形成された円環状の本体部と、互いに独立した状態で且つ気体が気密状に充填された状態で前記本体部内に設けられた複数の中空部と、を備え
前記中空部が前記本体部の円周方向に連続し、
前記中空部として、前記本体部の内周側の領域に前記本体部の仮想軸心円を含む前記本体部の前記仮想回転面を挟んで対称をなすように形成された横断面形状が略ブーメラン形状をなす一対の内側中空部と、前記内側中空部よりも外周側であって前記仮想回転面を含む領域に形成された横断面形状が円形、楕円形若しくは長円形をなす外側中空部と、を設け、
前記内側中空部は、ブーメラン形状を形成する一方の直線状領域は前記仮想回転面を挟んで互いに略平行をなすように形成され、他方の直線状領域は、前記本体部の表面側に近づくに連れて、それぞれ前記仮想回転面から離れ、且つ、拡がっていくように形成され、
前記内側中空部の横断面形状は、前記本体部の内周側から前記本体部の表面に向かって広がった形状をなし、
一対の前記内側中空部のそれぞれの横断面積は、いずれも前記外側中空部の横断面積より大であることを特徴とする。
このような構成とすれば、自転車などに使用したとき、気体が充填された状態で本体部内に存在する複数の中空部がタイヤとしての弾力性を発揮するので、従来のタイヤと同様の乗り心地を得ることができる。また、本体部内に互いに独立した複数の中空部を備えたことにより、釘などが刺さったときに中空部内の気体が全て抜けるのを抑制することができるので、パンクも発生し難い。
前記タイヤにおいては、前記中空部は前記本体部の円周方向に連続した形状である。
また、前記タイヤにおいては、複数の前記中空部が、前記本体部の仮想軸心円を含む仮想回転面を挟んで対称をなすように形成されている。
さらに、前記タイヤにおいては、前記中空部として、前記本体部の内周側の領域に前記仮想回転面を挟んで対称をなすように形成された一対の内側中空部と、前記内側中空部よりも外周側であって前記仮想回転面を含む領域に形成された外側中空部と、を設けている。
前記タイヤにおいては、前記内側中空部の横断面形状が略ブーメラン形状であり、前記外側中空部の横断面形状が円形・楕円形若しくは長円形である。
本発明により、自転車などに使用したときに従来のタイヤと同様の乗り心地を得ることができ、パンクも発生し難いタイヤを提供することができる。
本発明の実施形態であるタイヤを使用した自転車用の車輪を示す側面図である。 図1中のA−A線における断面図である。 本発明の実施形態であるタイヤをリムに着脱する方法を示す図である。
以下、図1〜図3に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1,図2に示すように、本実施形態のタイヤ100は、弾力性を有する天然ゴム、合成樹脂及び発泡材を含む素材で形成された円環状の本体部10と、互いに独立した状態で且つ空気が気密状に充填された状態で本体部10内に形成された複数の中空部(内側中空部11L,11R及び外側中空部12)と、を備えている。内側中空部11L,12R及び外側中空部12の内部は、それぞれ1気圧(大気圧)以上の空気圧に保たれている。後述するように、タイヤ100は円環状のリム50の外周側に着脱可能に装着され、自転車用の車輪1などとして使用可能である。
内側中空部11L,11R及び外側中空部12はいずれも本体部10の円周方向に連続した形状をなしている。また、内側中空部11L,11R及び外側中空部12は、本体部10の仮想軸心円Rを含む本体部10の仮想回転面Sを挟んで対称をなすように形成されている。
図2に示すように、一対の内側中空部11L,11Rは、本体部10の内周側の領域に仮想回転面Sを挟んで互いに対称をなすように形成されている。外側中空部12は、内側中空部11L,11Rよりも外周側であって仮想回転面をS含む領域に形成されている。
図2に示すように、内側中空部11L,11Rの横断面形状は略ブーメラン形状をなし、外側中空部12の横断面形状は円形をなしている。詳しくは、内側中空部11L,11Rは、ブーメラン形状を形成する一方の直線状領域11La,11Raより他方の直線状領域11Lb,11Rbのほうが広がった形状をなしている。一方の直線状領域11La,11Raは仮想回転面Sを挟んで互いに略平行をなすように形成され、他方の直線状領域11Lb,11Rbは、本体部10の表面側に近づくに連れて、それぞれ仮想回転面Sから離れ、且つ、拡がっていくように形成されている。
一方、外側中空部12の横断面形状は円形をなしており、円形の直径方向が仮想回転面Sに含まれるように形成されている。内側中空部11L,11R及び外側中空部12の横断面形状は、図2に示す形状に限定しないので、その他の形状とすることもできる。例えば、外側中空部12の横断面形状は、楕円形若しくは長円形とすることもできる。
また、内側中空部11L,11Rのそれぞれの横断面積は、いずれも外側中空部12の横断面積より大であるため、内側中空部11L,11Rのそれぞれの容積は、いずれも外側中空部12の容積より大である。さらに、内側中空部11L,11Rの横断面形状は、本体部10の内周側から本体部10の表面10aに向かって広がった形状をなしている。
次に、図3に基づいて、タイヤ100の使い方について説明する。図3に示すように、本体部10が弾力性を有するタイヤ100に対し、複数の拡径方向の外力Pを加えることにより、タイヤ100の内径がリム50の外径より大きくなるまで拡げる。この後、タイヤ100の内周側の領域に、タイヤ100と略同心円をなすようにリム50を配置し、外力Pを解除すると、タイヤ100の弾性復元力Qにより、タイヤ100は元の形状に復元し、本体部10の内周側がリム50の外周の所定位置に嵌合される。
これにより、リム50の外周にタイヤ100が密着状に装着され、図1に示す車輪1が完成する。また、車輪1を形成するタイヤ100に複数の外力Pを加えて、タイヤ100を拡径させれば、タイヤ100とリム50とは分離可能となる。
図1に示すタイヤ100を備えた車輪1を自転車用車輪として使用した場合、気体が充填された状態でタイヤ100の本体部10内に存在する複数の中空部(内側中空部11L,11R及び外側中空部12)がタイヤとしての弾力性を発揮するので、従来の空気注入式のタイヤと同様の乗り心地を得ることができる。また、本体部10内に互いに独立した複数の中空部(内側中空部11L,11R及び外側中空部12)を備えたことにより、タイヤ100の本体部10に釘などが刺さったときに中空部(内側中空部11L,11R及び外側中空部12)内の全ての空気が抜けるのを抑制することができるので、パンクも発生し難い。
従って、タイヤ100を装着した車輪1を備えた自転車は、一般道路を安定して走行することができるだけでなく、災害発生直後の道路などのように、タイヤに突き刺さり易い物体が散乱している道路においても、パンクの心配をすることなく、安全且つ安定した走行を実現することができる。
さらに、複数の中空部(内側中空部11L,11R及び外側中空部12)がいずれも本体部10の円周方向に連続した形状であることにより、タイヤ100の回転方向に沿った構造は本体部10の全周に亘って均質となるので、乗り心地の向上に有効である。また、タイヤ100を構成する本体部は、弾力性を有する天然ゴム、合成樹脂及び発泡材を含む素材で形成されており、中空部(内側中空部11L,11R及び外側中空部12)に充填するその他の固形素材などが不要であるため、製造も容易であり、耐久性も良好である。
なお、図1〜図3に基づいて説明したタイヤ100は、本発明の一例を示すものであり、本発明に係るタイヤは、前述したタイヤ100に限定されない。
本発明のタイヤは、自転車、電動アシスト自転車、原動機付自転車、自動二輪車あるいは自動車などの車輪用のタイヤとして広く利用することができる。
1 車輪
10 本体部
10a 表面
11L,11R 内側中空部
12 外側中空部
50 リム
100 タイヤ
P 外力
Q 弾性復元力
R 仮想軸心線
S 仮想回転面

Claims (1)

  1. 円環状のリムの外周に着脱可能に装着されるタイヤであって、弾力性を有する天然樹脂若しくは合成樹脂を含む素材で形成された円環状の本体部と、互いに独立した状態で且つ気体が気密状に充填された状態で前記本体部内に形成された複数の中空部と、を備え
    前記中空部が前記本体部の円周方向に連続し、
    前記中空部として、前記本体部の内周側の領域に前記本体部の仮想軸心円を含む前記本体部の前記仮想回転面を挟んで対称をなすように形成された横断面形状が略ブーメラン形状をなす一対の内側中空部と、前記内側中空部よりも外周側であって前記仮想回転面を含む領域に形成された横断面形状が円形、楕円形若しくは長円形をなす外側中空部と、を設け、
    前記内側中空部は、ブーメラン形状を形成する一方の直線状領域は前記仮想回転面を挟んで互いに略平行をなすように形成され、他方の直線状領域は、前記本体部の表面側に近づくに連れて、それぞれ前記仮想回転面から離れ、且つ、拡がっていくように形成され、
    前記内側中空部の横断面形状は、前記本体部の内周側から前記本体部の表面に向かって広がった形状をなし、
    一対の前記内側中空部のそれぞれの横断面積は、いずれも前記外側中空部の横断面積より大であるタイヤ。
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