JP6515530B2 - 記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法 - Google Patents

記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6515530B2
JP6515530B2 JP2014263073A JP2014263073A JP6515530B2 JP 6515530 B2 JP6515530 B2 JP 6515530B2 JP 2014263073 A JP2014263073 A JP 2014263073A JP 2014263073 A JP2014263073 A JP 2014263073A JP 6515530 B2 JP6515530 B2 JP 6515530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
tension
measuring
light
characteristic measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014263073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016029356A (ja
Inventor
松本 章吾
章吾 松本
大原 俊一
俊一 大原
祥宏 原田
祥宏 原田
平栗 和美
和美 平栗
関 宏之
宏之 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014263073A priority Critical patent/JP6515530B2/ja
Publication of JP2016029356A publication Critical patent/JP2016029356A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6515530B2 publication Critical patent/JP6515530B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法に関するものである。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置には、この画像形成装置に用いられる記録紙等の記録材の搬送経路に、複数のローラ対、搬送ガイド部材が設けられ、記録材はこれらの部材によって搬送される。この記録材の搬送に際し、記録材が搬送経路に詰まったり、記録材にジャムが発生する。
これを防止するために、各種の記録材について各種の環境条件のもとで搬送確認を行っているが、このことが、新製品開発の負担となっている。
一方、従来から、画像形成装置に用いられる記録紙等の記録材では、温度、湿度の環境条件の変化による記録材の含水率の変化、記録材に加わる張力等によって、記録材の寸法、カール等の形状、剛性等の環境依存特性が変化することが知られている。
そこで、記録材の含水分量と記録材の厚さとの関係である厚さ特性値を評価する技術(例えば、特許文献1参照)、記録材を変形させてその変形前と変形後の剛性の変化から記録材の残留変形量を予測する技術(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
しかし、特許文献1に開示の技術は、記録材の厚さ等の一部の特性に特化した技術であり、特許文献2に開示の技術は、特定の変形形状から記録材の特性を類推する技術であり、いずれも記録材のマクロ的な環境依存特性を評価する技術である。
このため、従来技術のようなマクロ的な環境依存特性の評価では、現象を的確に評価できず、装置製品の機種ごとに異なる搬送経路の形状に対応し得る特性、カール、皺等の現象に共通して用いることのできる環境依存特性を得ることが困難であるという不都合がある。
なぜなら、記録材として用いられる代表的な記録紙等は、微細なバルブ繊維が複雑に絡まり合った構造体であり、その記録材のマクロ的な環境依存特性は、バルブ繊維の配向等のミクロ的な構造と、水分の分布等の影響とが複雑に影響して発現されるものであるからである。
本発明は、紙などの記録材のミクロ的な環境依存特性を効率的に評価できる記録材特性測定装置を提供することを目的とする。
本発明の記録材特性測定装置は、記録材に張力を付与する張力付与部材と、前記記録材に付与する張力を計測する張力計測部材と、前記張力が付与された記録材の外形寸法を計測する外形寸法計測装置と、前記張力が付与された記録材の構造を計測する構造計測装置と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、記録材を構成する構造を測定できるので、記録材のミクロ的な環境依存特性を評価でき、ひいては、各種の記録材に対するマクロ的な環境依存特性とミクロ的な環境依存特性との関係を取得することができる。
本発明の実施例1に係る記録材特性測定装置の概略構成を示す模式図であって、記録材に評価用試薬を滴下する前の状態を示す説明図である。 本発明の実施例1に係る記録材特性測定装置の概略構成を示す模式図であって、記録材に評価用試薬を滴下した状態を示す説明図である。 図1、図2に示す構造計測装置の詳細構成の一例を示す図である。 図3に示す測定光学系の一部を拡大して示した部分拡大図である。 記録材に評価用試薬を滴下する前でかつ記録材への張力付与前に取得された記録材の断層画像の一例を模式的に示す説明図である。 記録材に評価用試薬を滴下する前でかつ記録材への張力付与後に取得された記録材の断層画像の一例を模式的に示す説明図である。 記録材に評価用試薬を滴下する前でかつ記録材への張力付与後、この張力を一定時間保持した状態で取得された断層画像の一例を模式的に示す説明図である。 記録材への評価用試薬滴下後でかつ記録材への張力付与前に取得された記録材の断層画像の一例を模式的に示す説明図である。 記録材に加える張力の大きさ(荷重)と記録材の変形量との関係を示す特性図であって、記録材への評価用試薬滴下前の特性を示す説明図である。 記録材に加える張力の大きさ(荷重)と記録材の変形量との関係を示す特性図であって、記録材への評価用試薬滴下後の特性を示す説明図である。 記録材のミクロ構造モデルの等価回路図である。 本発明の実施例2に係る記録材特性測定装置の概略構成を示す模式図であって、記録材に評価用試薬を滴下する前の状態を示す説明図である。 本発明の実施例2に係る記録材特性測定装置の概略構成を示す模式図であって、記録材に評価用試薬を滴下した状態を示す説明図である。
(実施例1)
以下に、本発明に係る記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法の実施例を図面を参照しつつ説明する。
(記録材特性測定装置の概略構成)
図1、図2は、本発明の実施例1に係る記録材特性測定装置の概略構成を示す模式図である。
その図1、図2において、1、2は張力付与部材、3は構造計測装置、4は記録材、5は吐出ノズル(塗布手段)、6はモニタである。
張力付与部材1、2は、記録材4を挟持して互いに反対方向に可動される。
記録材4には、画像形成装置に用いられる紙、フィルム等のシート状物体が含まれ、この実施例では、記録紙が用いられている。構造計測装置3には、この実施例では、光干渉計が用いられているが、その詳細については、後述する。
吐出ノズル5は、記録材4の内部構造の寸法変化を計測するために評価用試薬7を記録材4に向けて吐出するものであり、記録材4に対向して設けられる。その評価用試薬7は、浸透性を有する物質、例えば、液体であり、具体的には、純水や、インク等の記録材4に利用される塗料が用いられる。つまり、評価用試薬7とは、記録材4に用いられた際に記録材4の状態の変化を確認するために用いられる液体である。
また、純水を利用するのは、記録材4と湿度との関係を評価するためである。
その張力付与部材1、2には、例えば、公知のロードセル8(張力計測部材)が固定されている。このロードセル8により記録材4に付与される張力が測定される。その記録材4の張力付与による外形寸法の測定には、外形寸法計測装置として例えば変位センサ10が用いられる。この変位センサ10には、ここでは、公知の光学センサが用いられ、変位センサ10は張力付与部材1、2の基準位置からの移動量をパルス計測することにより、間接的に記録材4の外形寸法の変化量を測定する。
その張力付与部材1、2は、制御部9によって制御される。その制御部9には、取得すべき特性に応じて、適宜プログラムがロードされ、記録材4に加える張力の大きさ、張力付与部材1、2の移動速度が制御される。
その制御部9には、ロードセル8からのデータと変位センサ10からのデータとが入力され、付与する張力の大きさ(荷重)に対応する記録材4の外形寸法の変化量が測定される。また、評価用試薬7を塗布前の記録材4の内部構造を可視化して測定する。
(構造計測装置3の構成)
構造計測装置3には、光干渉断層法を用いて画像を取得する光干渉計装置が用いられる。
その光干渉計装置は、図3に示すように、光源部21と、光合成・分割部22と、測定光学系23と、参照光学系24と、干渉信号検出部25と、信号処理制御部26とから概略構成されている。
光源部21は、光源21a、集光レンズ21bとから概略構成される。光源21aは、例えば、中心波長が0.7マイクロメートル〜2.0マイクロメートルの近赤外の波長領域にあり、かつ、可干渉距離が20マイクロメートル以下の広帯域光P1を発生する。この光は、部分干渉性を持つ低コヒーレンス光である。
その広帯域光P1は、集光レンズ21bにより集光され、かつ、導光ファイバ21cの入射端面21dに集束され、この導光ファイバ21c内を伝播して光合成・分割部22に導かれる。
光合成・分割部22は例えばファイバカップラにより構成されている。導光ファイバ21cに導かれた広帯域光P1は、この光合成・分割部22により測定光P2と参照光P3とに分割される。
例えば、広帯域光P1はそのファイバカップラにより、その光量が1:1に分割される。測定光P2は測定光路としての導光ファイバ21eに導かれる。参照光P3は、参照光路としての導光ファイバ21fに導かれる。
その光合成・分割部22は、光源部21からの光の光路を測定光P2の光路と、参照光P3の光路とに分割する光分割部としての機能を有する。また、計測対象媒体としての記録材4からの反射・散乱光である測定光P2と参照光P3とを合成して合成光を生成する光合成部としての機能とを有する。
測定光学系23は、コリメートレンズ23aと、ガルバノミラー(ガルバノスキャナ)23b、23cと、コリメートレンズ23dと、試料台23eとを備えている。その試料台23eには観察窓23fが形成され、記録材4はその観察窓23fに臨むように設けられている。
コリメートレンズ23aは導光ファイバ21eの入射出射端面21e'に臨むように設けられている。このコリメートレンズ23aは導光ファイバ21eから射出された測定光P2を集光して平行光束P4に変換する。その平行光束P4はガルバノミラー23b、23cに導かれる。
なお、この図3においては、張力付与部材1,2、ロードセル8、変位センサ10、制御部9は説明の便宜のため、捨象している。
ガルバノミラー23b、23cは、ここでは、両方共に往復駆動され、これによって、後述する3次元の断層画像データが取得される。なお、いずれか一方のガルバノミラー23b、23cを駆動することにすれば、一次元の断層画像が得られる。
その平行光束P4は、走査光としてコリメートレンズ23dに導かれる。このコリメートレンズ23dは、図4に拡大して示すように、走査光をスポット光P5に変換する役割を果たす。
この実施例では、平行光束P4の主光線がコリメートレンズ23dの光軸に対して平行、すなわち、記録材4の表面4aに対して垂直に入射する構成であるので、断層画像の正確な取得の容易化が図られる。
記録材4の表面4aは、図4に拡大して示すように、観測窓23fを通じてスポット光P5により二次元的に走査される。その図4において、矢印Zはコリメートレンズ23dの光軸方向を示し、矢印X、Yはその光軸方向Zと直交する走査方向を示している。
吐出ノズル5は、記録材4に評価用試薬7を吐出する。評価用試薬7には、記録材4に対して浸透性を有する物質が用いられる。ここでは、この評価用試薬7は既述したように純水である。その吐出ノズル5は、記録材4に向けて評価用試薬7を液滴7aとして定量的に吐出する役割を果たす。
記録材4に液滴7aが付着すると、時間の経過に伴ってその液滴7aが記録材4の内部に浸透する。その図4において、界面4dは記録材4の裏面4bに液滴7aが付着した時刻をt1として時間がΔtだけ経過した時刻t2における浸透領域4cの界面を示している。
また、その図4において、界面4fは時刻t1から時間Δt'(Δt'>Δt)だけ経過した時刻t3における浸透領域4eの界面を示している。浸透領域4c、4eは液滴7aが記録材4の裏面4bに付着してからの時間の経過に伴って広がると共に、その記録材4の厚さ方向に浸透し、浸透領域4c、4eの深さが深くなる。その記録材4への液滴7aの浸透状態の計測について後に詳述する。
なお、ここで、浸透領域4c、4eとは記録材4の内部における空隙が評価用試薬7によって満たされた状態の領域をいう。また、界面4d、4fとは記録材4の内部における空隙が評価用試薬7によって満たされた状態の領域(浸透領域4c、4e)と、記録材4の内部における空隙が評価用試薬7によって満たされていない状態の領域との境界面をいう。
スポット光P5は、その一部が記録材4の表面において散乱反射され、残りの一部は記録材4の内部に到達する。また、スポット光P5の一部は記録材4に吸収される。
その記録材4の内部に到達したスポット光P5は、その一部が浸透領域4c(4e)の界面4d(4f)において反射され、残りの一部はその界面4d(4f)において屈折され、その浸透領域4c(4e)の内部に到達する。
その浸透領域4c(4e)の界面4d(4f)で反射された反射光、その記録材4の表面4aで反射された反射・散乱光は、コリメートレンズ23dにより集光され、平行光束(戻り光ともいう)P4又は測定光P2としてガルバノミラー23b、23cに導かれる。
そのガルバノミラー23b、23cに導かれた測定光P2は、コリメートレンズ23aにより集束されて導光ファイバ21eの入射出射端面21e'に導かれ、この導光ファイバ21eを伝播して光合成・分割部22に導かれる。
参照光学系24は、コリメートレンズ24a、24bと参照ミラー24cとを備えている。コリメートレンズ24aは導光ファイバ21fの入射出射端面21f'に臨んでいる。
コリメートレンズ24aは入射出射端面21f'から射出された参照光P3を平行光束に変換する役割を果たす。この参照光P3はコリメートレンズ24bにより集光されて、参照光P3を全反射する参照ミラー24cに導かれる。
この参照ミラー24cにより反射された参照光P3は、コリメートレンズ24bにより集光され、元の光路を通ってコリメートレンズ24aに導かれる。そして、参照光P3はこのコリメートレンズ24aにより導光ファイバ21fの入射出射端面21f'に集束され、この導光ファイバ21fを伝播して光合成・分割部22に導かれる。
導光ファイバ21eにより光合成・分割部22に導かれた測定光P2と導光ファイバ21fにより光合成・分割部22に導かれた参照光P3とは合成されて干渉光P6として導光ファイバ21gを経由して干渉信号検出部25に導かれる。
なお、ここでは、光合成・分割部22から記録材4の表面4aまでの光路長と光合成・分割部22から参照ミラー24cまでの光路長とは互いに等しいものとするが、記録材4の断層画像を取得できる範囲内でその光路長に差異を持たせても良い。
干渉信号検出部25は、集光レンズ25a、25b、光電変換部材25cを備えている。その干渉光P6は導光ファイバ21gの射出端面21g'から射出され、集光レンズ25aにより集光されて平行光束とされた後、集光レンズ25bにより集束されて光電変換部材25cに照射される。
その光電変換部材25cは、その干渉光P6を光電変換する。その光電変換部材25cにより光電変換された光電変換信号S1は信号処理制御部26に入力される。
その信号処理制御部26は、制御部26aと、信号処理部26bと、記憶部26cと、表示部26dとを備えている。
制御部26aは、光源21aの発光制御と、ガルバノミラー23b、23cの振動制御と、吐出ノズル5による液滴7aの吐出制御と、光電変換信号の取得タイミング制御と、信号処理部26b、記憶部26c、表示部26dの表示制御とを行う。
その制御部26aは、CPU、ROM、RAM等のハードウエアと、所定の制御プログラムとを備えている。信号処理部26bは、光干渉断層法に従ったソフトウエアプログラムにより光電変換信号S1を処理し、光電変換信号S1に基づく画像強度データ(輝度データ)を用いて、記録材4の断層画像を構築する機能を有する。
(断層画像取得の基本原理)
光干渉断層法においては、光電変換部材25cとして、分光素子とラインセンサからなる光検出素子が用いられる。
この光検出素子は、光源21aから射出された光の波長帯域の全域にわたるスペクトルを検出できる。
干渉光P6には記録材4の表面4a及び記録材4の内部からの戻り光である測定光P2と参照光P3とが含まれている。ここで、測定光学系23の記録材4において、光合成・分割部22から参照ミラー24cまでの光路長と等しい光路長の位置からのみの戻り光が発生した場合を仮定すると、光検出素子においてスペクトル干渉光が観測される。
この状態において、光合成・分割部22から参照ミラー24cまでの光路長を固定したまま、測定光学系23において、戻り光の発生する位置を光軸方向に変化させると光路差が生じる。すなわち、光合成・分割部22から参照ミラー24cまでの光路長と光合成・分割部22から戻り光の発生する位置までの光路長とに差が生じる。そして、この光路差が増大するほど、干渉縞の間隔が狭くなる。
言い換えると、観測される干渉縞の間隔は、戻り光の発生位置によって決まる。
干渉光P6には、記録材4の表面4a及び記録材4の内部の各部位からの戻り光が合成されているので、観測されるスペクトル干渉光に基づく干渉縞の縞間隔もこれに応じたものとなる。
そのスペクトル干渉光による光電変換信号S1を信号処理部26bにおいてフーリエ変換すると、干渉縞の間隔に応じてスペクトル分解され、これにより、戻り光の発生位置が特定される。
そのスペクトル干渉光の振幅は、戻り光の強度に対応して決定され、フーリエ変換後の信号(フーリエ変換信号)のスペクトル強度は、その発生位置からの戻り光の強度が大きいと大きくなる。
すなわち、ある戻り光の発生位置に対応するフーリエ変換信号のスペクトル強度が相対的に大きいということは、その戻り光の発生位置における反射又は散乱光の強度が相対的に大きいことを意味する。
したがって、フーリエ変換信号のスペクトル強度に応じて、戻り光の発生位置に対応する輝度分布を決定すれば、記録材4の厚さ方向の一次元断層画像を取得できる。
これらの処理を、ガルバノミラー23b、23cを二次元的に走査しながら行えば、記録材4の二次元的な断層画像を得ることができる。
記憶部26cは、その断層画像を時系列順に記憶する機能と、信号処理部26bが信号処理を行うのに必要なソフトウエアプログラムを格納する機能を有する。また、記憶部26cは、界面の推定に必要なデータ、浸透速度を計算するのに必要なデータ、例えば、断層画像のスケールや断層画像取得時刻等を記憶する機能をも有する。表示部26dは少なくとも断層画像を表示する機能を有する。
この実施例では、記録材4の表面4aに散乱抑制透明物体27が設けられている。この散乱抑制透明物体27には、記録材4に浸透しにくい物質、例えば、広帯域光P1に対して透明性の高い粘着性シートを用いる。
その理由は、記録材4の表面4aからの反射や散乱を避けるためである。このような反射・散乱を避けることにより、透過光量の割合が増加し、断層画像のS/N比を向上させることができる。なお、粘着性シートには柔軟性を有する材料を用いるのが望ましい。
すなわち、記録材4の表面4aからの散乱光、反射光等の戻り光が過度に大きい場合には、記録材4の内部に侵入するスポット光P5の光量が相対的に少なくなり、断層画像の構築の際に支障が生じるおそれがある。
これに対して、散乱抑制透明物体27を記録材4の表面4aに設けると、記録材4の表面4aからの散乱自体が抑制されるため、記録材4の内部に導かれるスポット光P5の光量が増加する。
また、散乱抑制透明物体27の表面27aからの反射・散乱光と記録材4の表面4aからの反射・散乱光とは、表面4aと表面27aとが離間しているので、分離が容易であり、したがって、記録材4の表面4aからの戻り光に基づく画像強度のデータ取得が容易となる。
なお、散乱抑制透明物体27を記録材4の表面4aに張り付けるのが困難な場合、散乱抑制透明物体27を用いる代わりに、記録材4の表面4aを滑らかに仕上げ処理して、記録材4の表面4aからの散乱光を減少させるようにしても良い。
このように、この実施例では、記録材4の表面4aからの戻り光の強度を減少させることにより、記録材4の内部からの反射・散乱光がその記録材4の表面4aからの戻り光に埋もれるのを防止でき、したがって、計測精度が向上し、断層画像を鮮明に構築できる。
(構造寸法変化の測定)
以下、この構造計測装置3を用いて得られた内部構造の変化を図5〜図8を参照しつつ説明する。
記録材4は、主として、パルプ等の繊維状構造体4pとこの繊維状構造体4pの隙間を充填する充填物質4qとから構成されている。図5〜図8にはその繊維状構造体4pと充填物質4qとが模式的に示されている。
繊維状構造体4pは、複雑に絡まり合って構成されているが、ここでは、模式的に記録材4の厚さ方向に対して直交する方向に延びる繊維体4p'とこの繊維体4p'に直交する方向に延びる繊維体4p"とからなるものとして説明する。また、この図5〜図8には、繊維体4p'、4p"の配向方向も簡略化して示されている。
構造計測装置3は、図5に示すように、記録材4に張力を付与する前の断層画像G1を取得する。この図5に示す断層画像G1から記録材4の幅W0、厚さd0の評価領域内における繊維状構造体4pの直径φD0、繊維状構造体4pの長さL0、繊維状構造体4pが水平と為す角度(記録材4の表面4aに対して繊維状構造体4pの配向角度)θ0を測定する。
なお、記録材4の繊維状構造体4pには、主としてパルプ等の天然素材が用いられているため、繊維状構造体4pの直径φD0、長さ(寸法)L0、角度θ0等を複数の任意の評価領域にわたって求め、これら値の分布状態を求める。
また、これらから、繊維状構造体4pの密度や、繊維状構造体4pの平均的配向方向を求め、これらを総合的に考慮して、記録材4のミクロな特性を評価する。これらのミクロな特性の結果として、記録材4のマクロ的な特性が発現される。
記録材4に張力を付加すると、図6に示すように、記録材4が張力を付加された方向に延びて変形する。
この張力の作用により、断層画像G1の評価領域が幅W0、厚さd0から幅WT、厚さdTに変化する。
また、繊維状構造体4pの長さはL0からLTに変化し、その直径はφD0からφDTに変化する。
その図6では、その記録材4の張力の付加により張力付加方向と直交する繊維体4p'と充填物質4qとの間に剥離が生じ、空隙4rが生じている状態が模式的に示されている。
このような場合、繊維体4p'と直交する方向に延びる繊維体4p"と充填物質4qとで、張力付与方向の荷重を負担することとなる。
記録材4に所定の張力を付加した状態で、張力付与部材1、2を固定し、所定時間(一定時間)Δtだけ保持した状態が経過すると、図7に示すように、繊維体4p"と充填物質4qとの間に空隙4sが生じる。また、記録材4の評価領域は幅WTから幅WTΔtに変化し、厚さはdTからdTΔtに変化する。
さらに、繊維状構造体4pの直径はφDTからφDTΔtに変化し、繊維状構造体4pの長さはLTからLTΔtに変化する。この記録材4の繊維体4p"の長さの変化、繊維体4p"と充填物質4qとの間の空隙4sの発生により、記録材4の伸びを保持するのに要求される荷重が減少する。これは、記録材4のマクロ的な特性としては応力緩和として現れるものである。
(記録材4に評価用試薬7を塗布した場合)
記録材4に張力を付与しない状態で、評価用試薬7としての純水を滴下すると、記録材4が膨潤し、記録材4の評価領域が図5に示す幅W0から図8に示すように幅WWに変化し、図5に示す厚さd0から図8に示す厚さdWに変化する。
また、繊維状構造体4pの直径は、図5に示す直径φD0から図8に示すφDWに変化し、その長さはL0からLWに変化する。この記録材4を膨潤させた状態で、記録材4に張力を付与することにより、図6、図7に対応する特性値を得ることができる。すなわち、内部構造の変化を可視化して測定できる。
(記録材4の特性の解析の一例)
図9は記録材4に付加する張力(荷重)と記録材4の伸び量(変位量)との関係を模式的に示す特性図である。
記録材4に荷重を加えて徐々に荷重を増加させると、図9の0−Aで示すように記録材4の変位量が荷重に比例して増加する。この0−Aを記録材4の弾性変形領域という。
記録材4に加える荷重が所定値Fx近傍のA点に達すると、記録材4の内部構造をミクロ的にみると剥離による空隙4rが生じ、加える荷重の変化に対して変位量が増大し、荷重を示すA点からB点(所定値Fx)の間で塑性変形領域(A−B)となる。
ついで、記録材4に加える荷重を所定値Fxに固定して、所定時間Δtが経過すると、記録材4の内部構造をミクロ的にみると、剥離による空隙4sが生じ、記録材4の変位量が一定のまま徐々に記録材4に加わる荷重が減少し、応力緩和領域B−Cとなる。
ここで、記録材4に加える荷重を徐々に減少させると、記録材4の変位量が減少し、荷重を取り除いた状態で、記録材4は荷重を加える前の長さに対して一定量伸びた状態となる。その記録材4の荷重を取り除いたときに記録材4が縮む領域C−Dをスプリングバック領域という。
このスプリングバック領域の測定は、張力付与部材1、2に加える荷重を徐々に減少させ、その荷重の減少に伴う評価領域の幅WTΔtの変化(縮み量)を測定することにより行う。
その弾性変形領域0−Aの傾きにより記録材4のマクロ的なヤング率を求めることができ、応力緩和領域B−Cの時間変化により記録材4のマクロ的な応力緩和率を求めることができる。
記録材4に評価用試薬7を滴下して、記録材4に加える荷重を徐々に増加させて、図9に示すと同様の特性を求めると、図10に示す特性図が得られる。
その図10において、0−AWはその弾性変形領域を示し、AW−BWは塑性変形領域を示し、BW−CWは応力緩和領域を示し、CW−DWはスプリングバック領域を示す。
記録材4に評価用試薬7を滴下すると、記録材4が膨潤して柔らかくなり、かつ、伸び易くなるため、加える荷重に対して記録材4の変形量は大きくなるから、ヤング率は小さくなる。また、記録材4の膨潤のため記録材4に加える荷重を除去したときの縮み量も小さくなるから、スプリングバック量も小さくなる。
(環境条件としての湿度の影響による記録材4の特性の取得)
評価用試薬7の滴下量を変化させて、記録材4の湿度データを取得することで、環境の湿度による記録材4の含水率の影響を評価することができる。また、各種の湿潤条件における引っ張り荷重と記録材4の変形量との関係データを取得し、図5〜図8に示す内部構造と引っ張り荷重と記録材4の変位量とを関連づけることにより、記録材4のマクロ的な特性とミクロ的な特性とを関連づけることができる。
図11は、その記録材4のミクロ構造モデルを等価回路図で示したものである。この図11において、k1は張力付与方向に配向されている繊維状構造体4pの繊維が伸びる方向の弾性項、d1はその繊維状構造体4pの粘性項である。また、k2は張力付与方向と直交する方向に配向されている繊維状構造体4pの弾性項、d2はその張力付与方向と直交する方向に配向されている繊維状構造体4pの粘性項である。また、k3は充填物質4qの弾性項、d3は充填物質4qの粘性項である。
これらの弾性項k1、k2、k3、粘性項d1、d2、d3は記録材4に引っ張り荷重を付与したときの記録材4の変位量と荷重との関係と、このときの記録材4の内部構造の変化とから求めることができる。
なお、記録材4の繊維状構造体4pは、記録材4の厚さ方向と直交する二軸方向(記録材4の縦方向及び横方向)に配向されているので、この両方向に引っ張り荷重を加えてミクロ的な特性を求めるのが望ましい。
また、記録材4を構成する繊維状構造体4p、充填物質4qの組成、量、密度等に応じて、弾性項kと粘性項dとの組の個数を増減させることにより、モデルの複雑さと特性値の精度とのバランスをとることが望ましい。
(従来技術に対して有利な点)
記録材4は、その搬送方向に応じて変形方向が異なるため、従来の技術では、それぞれの変形方向に対して全ての環境条件で記録材4の変形に対する特性を評価する必要があった。
このような従来の評価では、記録材4の微細な構造のバラツキや不均一性、環境条件のバラツキ等の外乱因子が相互に影響し、開発に有用な特性値を取得することが困難であった。
その結果、全ての紙種、印刷モード及び環境条件における確認試験を省くには至っていない。
これに対して、本発明の実施例によれば、評価用試薬7を用いて環境依存性を模擬的に実現でき、記録材4のミクロ構造に対応づけてマクロ的な特性値を計測し、これに基づいて記録材4のマクロな特性値を評価できるので、効率的な製品開発を実現できる。
すなわち、本発明の実施例は、記録材4に張力を付与する前の構造を測定する構造測定ステップと、記録材4の外形寸法の測定後に記録材4に張力を付与する張力付与ステップとを含むものである。そして、張力付与ステップにより付与された張力を測定し、その張力に対応する記録材4の外形寸法及び構造を測定するものである。
記録材4に評価用試薬7を塗布して、各ステップを実行して張力を測定し、その張力に対応する記録材4の外形寸法及び構造を測定することにより記録材4の特性を評価すれば、記録材4のミクロ的な環境依存特性を測定できる。
記録材4に加える張力を増加させながら記録材4に張力を付与することにより、記録材4の外形寸法の変化量と構造の変化量とを測定することにすれば、記録材4のミクロ的なヤング率、マクロ的なヤング率を測定できる。
記録材4に加える張力を一定時間Δtだけ保持した状態で記録材4に加えた荷重の変化を計測することにすれば、記録材4のマクロ的な応力緩和率を測定できる。
また、記録材4に加える荷重を除去した状態で記録材4の縮み量を測定することにすれば、記録材4の塑性変形率を測定できる。
更に、評価用試薬として純水とインク液等の二種類の液体を用いて環境依存特性の評価を行うことにすれば、片面にインク液等で印字されかつ他面が白紙の記録材4に印字を行う、いわば記録材4を裏紙で使用する場合の環境依存特性の評価も行うことができる。
また、この実施例では、評価用試薬7を用いて記録材4の含水率を変化させているが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、記録材特性測定装置全体を、温度と湿度とを管理可能な環境槽に設置し、記録材4を環境槽に一定時間放置して記録材4が環境槽に十分になじんだ状態のもとで、環境依存特性の測定を行うことにしてもよい。
この場合には、記録材4の含水率の測定が可能な含水率計測装置を用いて、含水率の測定を行うのが望ましい。
(実施例2)
(記録材特性測定装置の概略構成)
図12、図13は、本発明の実施例2に係る記録材特性測定装置の概略構成を示す模式図である。
実施例2は、本発明の実施例1に係る記録材特性測定装置に、湿度計測装置200を備えるものである。その他の構成については、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
湿度計測装置200は、記録材4を介して吐出ノズル5と反対側に設けられている。
本実施例では、吐出ノズル5からの滴下量によって記録材4の含水分を変化させ、その際の記録材4の湿度を記録材4の近傍に設けられた湿度計測装置200により計測する。この湿度計測装置200を設けると、記録材4の環境変化の影響を定量的に評価することができる。
このように湿度計測装置200を設けると、記録材4が搬送の際に詰まらないような最適な湿度を測定することができ、その適切な湿度を管理することも可能となる。
なお、本実施例において湿度計測装置200は、記録材4を介して吐出ノズル5と反対側に設けられているが、評価用試薬7の浸透速度の影響が大きい場合などは、吐出ノズル5側や、記録材4を介して吐出ノズル5側とその反対側の双方に設けてもよい。
また、湿度計測装置200の位置を固定する必要はなく、例えば、記録材4の面に並行に移動可能な位置に設けることで、評価用試薬7の塗布時や記録材4の内部構造観察時に退避可能な構成とすることも考えられる。
1、2…張力付与部材
3…構造計測装置
4…記録材
8…ロードセル(張力計測部材)
10…変位センサ(外形寸法計測装置)
200…湿度計測装置
特許第5212167号公報 特許第4803018号公報

Claims (11)

  1. 記録材に張力を付与する張力付与部材と、
    前記記録材に付与する張力を計測する張力計測部材と、
    前記張力が付与された記録材の外形寸法を計測する外形寸法計測装置と、
    前記張力が付与された記録材の構造を計測する構造計測装置とを備えていることを特徴とする記録材特性測定装置。
  2. 請求項1に記載の記録材特性測定装置において、
    前記記録材の湿度を計測する湿度計測装置と、
    前記記録材に浸透性を有する物質を塗布する塗布手段とを備えていることを特徴とする記録材特性測定装置。
  3. 請求項に記載の記録材特性測定装置において、
    前記塗布手段によって前記記録材に浸透性を有する物質を塗布した後に、少なくとも、前記張力付与部材によって付与する張力を変化させ、その変化に対応する前記記録材の外形寸法及び構造を計測するか、又は、前記記録材の外形寸法を固定し前記記録材に作用する張力及び前記記録材の構造を計測することを特徴とする記録材特性測定装置。
  4. 請求項2又は請求項に記載の記録材特性測定装置において、
    前記塗布手段によって前記記録材に塗布する浸透性を有する物質が少なくとも二種類であることを特徴とする記録材特性測定装置。
  5. 請求項2ないし請求項のいずれか1項に記載の記録材特性測定装置において、
    前記湿度計測装置は前記記録材の面と並行に移動可能であることを特徴とする記録材特性測定装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の記録材特性測定装置において、
    前記構造計測装置が光干渉断層法を用いて画像を取得する光干渉計装置から構成されていることを特徴とする記録材特性測定装置。
  7. 請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の記録材特性測定装置において、
    前記構造計測装置は、前記張力の付与の前後における前記記録材の湿度に応じた記録材の構造を計測することを特徴とする記録材特性測定装置。
  8. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の記録材特性測定装置において、
    前記張力付与部材によって付与する張力を変化させ、その変化に対応する前記記録材の外形寸法及び構造を計測し、
    前記記録材の外形寸法を固定し前記記録材に作用する張力及び前記記録材の構造を計測することを特徴とする記録材特性測定装置。
  9. 記録材に張力を付与する前の構造を測定する構造測定ステップと、
    前記記録材の外形寸法の測定後に前記記録材に張力を付与する張力付与ステップとを含み、
    前記張力付与ステップにより付与された張力を測定し、該張力に対応する前記記録材の外形寸法及び構造を測定することを特徴とする記録材特性測定方法。
  10. 請求項9に記載の記録材特性測定方法において、
    前記記録材に加える張力を保持した状態で前記記録材に加えた荷重の変化を計測することを特徴とする記録材特性測定方法。
  11. 請求項9又は請求項10に記載の記録材特性測定方法において、
    前記記録材に加えた荷重を除去した状態で前記記録材の縮み量を測定することを特徴とする記録材特性測定方法。
JP2014263073A 2014-07-22 2014-12-25 記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法 Active JP6515530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014263073A JP6515530B2 (ja) 2014-07-22 2014-12-25 記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014148874 2014-07-22
JP2014148874 2014-07-22
JP2014263073A JP6515530B2 (ja) 2014-07-22 2014-12-25 記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016029356A JP2016029356A (ja) 2016-03-03
JP6515530B2 true JP6515530B2 (ja) 2019-05-22

Family

ID=55435300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014263073A Active JP6515530B2 (ja) 2014-07-22 2014-12-25 記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6515530B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220021950A (ko) * 2020-08-13 2022-02-23 주식회사 이엔씨 테크놀로지 폴더블 디스플레이소자를 검사하기 위한 검사장비 및 그에 사용되는 스테이지장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109991065A (zh) * 2019-05-05 2019-07-09 中国人民解放军陆军装甲兵学院 用于涂层材料原位拉伸观测的试样基体的涂层喷涂方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588748B2 (ja) * 1978-12-28 1983-02-17 本州製紙株式会社 紙および板紙の伸縮度測定装置
US5013403A (en) * 1987-10-05 1991-05-07 Measurex Corporation Process for continuous determination of paper strength
US5972714A (en) * 1996-03-29 1999-10-26 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Atmospheric ozone concentration detector
JP3333438B2 (ja) * 1997-10-24 2002-10-15 日本製紙株式会社 動的水切れ抵抗性の測定方法及び装置
JP2008232824A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Toshiba Corp 紙葉類劣化検査装置および紙葉類劣化検査方法
JP2009139407A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真用転写紙およびこれを用いた画像形成方法
JP2011158395A (ja) * 2010-02-02 2011-08-18 Glory Ltd 紙葉類の断面構造情報の検出方法および検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220021950A (ko) * 2020-08-13 2022-02-23 주식회사 이엔씨 테크놀로지 폴더블 디스플레이소자를 검사하기 위한 검사장비 및 그에 사용되는 스테이지장치
KR102396316B1 (ko) * 2020-08-13 2022-05-11 주식회사 이엔씨 테크놀로지 폴더블 디스플레이소자를 검사하기 위한 검사장비 및 그에 사용되는 스테이지장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016029356A (ja) 2016-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6236909B2 (ja) 浸透過程計測装置及び浸透過程計測方法
CN107205636B (zh) 用于眼病的生物力学诊断的光学仪器
DE112015002339T5 (de) Mikroskopvorrichtung und Bildaufnahmeverfahren
EP2163189A1 (en) Measurement apparatus and measurement method
JP6515530B2 (ja) 記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法
US8941840B2 (en) Device for optical coherence tomography
US20200057028A1 (en) Method of and atomic force microscopy system for performing subsurface imaging
US20090027690A1 (en) Measuring probe, sample surface measuring apparatus and sample surface measuring method
KR20120081419A (ko) 다층 박막 특성 측정 장치 및 방법
US10480927B2 (en) Optical coherence tomography system
KR20100073703A (ko) 광 간섭계 및 이를 이용한 시료 측정방법
JP2018515747A (ja) 少なくとも部分的に透明な物体の表面に関連する表面データおよび/または測定データを決定するための方法および装置
JP2018515747A5 (ja)
JPH1144641A (ja) 屈折率分布の測定方法及び装置
JP7224804B2 (ja) 非接触式変位計
KR102329767B1 (ko) 편광 민감도 광간섭성 단층 촬영 장치 및 그 제어방법
JP3762420B2 (ja) 屈折率分布の測定方法及び装置
JP2013019812A (ja) 偏光解析システム
JP2016029354A (ja) 記録材特性測定装置及び記録材特性測定方法
JP2017020907A (ja) 計測装置、及び計測方法
CN113334932A (zh) 信息处理装置和记录介质
JP5518187B2 (ja) 変形計測方法
BR102018011928A2 (pt) método e aparelho para formação por imagem ultrassônica de partes compósitas, e, produto
JP2009079933A (ja) 大型サンプル測定用干渉計装置
JP7538517B2 (ja) 密度情報取得装置、含侵情報取得装置、密度情報取得方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6515530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151