JP6509652B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スポンジでウエーハをスクラブ洗浄する洗浄装置に関する。
ウエーハの洗浄装置として、洗浄水を供給しながらウエーハの表面にスポンジローラを当てて洗浄するものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1、2に記載の洗浄装置では、スポンジローラの周面をウエーハに接触させて洗浄するので、ウエーハの表面に凸凹が形成されている場合やウエーハが反っている場合には、スポンジローラがウエーハの表面から離れて洗浄できない箇所が発生する。このため、洗浄水を供給しながら小型の柱状スポンジを、回転中のウエーハの表面に対して径方向に走査させて洗浄する洗浄装置も提案されている(例えば、特許文献3、4参照)。
特開平10−321572号公報 特開平11−031674号公報 特開2002−198345号公報 特許第3964517号公報
特許文献3、4に記載の洗浄装置では、ウエーハの表面に付着した拭き取り難い微細な加工屑を取り除くことが可能である。しかしながら、小型の柱状スポンジによってウエーハの表面を洗浄し続けると、柱状スポンジに加工屑が付着してウエーハを傷つけてしまう場合がある。この場合、柱状スポンジを頻繁に交換する必要があるが、交換作業が煩わしいものになっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、ウエーハを効果的に洗浄することができ、さらにスポンジの交換を容易にすることができる洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の洗浄装置は、スポンジでウエーハの表面を洗浄する洗浄装置であって、ウエーハを保持する保持テーブルと、該保持テーブルを回転させる回転手段と、スポンジ弾を直列に装填するスポンジ弾装填部と、該スポンジ弾装填部を該保持テーブルが保持するウエーハの表面に対して接近および離間させる移動手段と、洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、を備え、該スポンジ弾は、柱状スポンジと、該柱状スポンジの先端を露出させて後端を収容するケース部と、を備え、該スポンジ弾装填部は、該ケース部の外周より大きい内周の筒体と、該筒体から1つの該スポンジ弾の該柱状スポンジを露出させ該ケース部を挟持する挟持部と、を備え、該挟持部の開閉にて該スポンジ弾を交換可能な事を特徴とする。
この構成によれば、回転中のウエーハの面にスポンジ弾の柱状スポンジの先端を接触させることで、ウエーハを効果的に洗浄することができる。また、柱状スポンジが汚れた場合には、スポンジ弾充填部の挟持部が開閉されることで、筒体に直列に充填された複数のスポンジ弾が前進し、先頭のスポンジ弾を廃棄することができる。同時に、筒体から新たなスポンジ弾の柱状スポンジを露出させて、新たな柱状スポンジの先端でウエーハを洗浄することができる。このように、挟持部の開閉によってスポンジ弾を容易に交換することができ、洗浄効果を継続的に維持することができる。
本発明によれば、スポンジ弾充填部の筒体に複数のスポンジ弾を直列に充填して、挟持部によってスポンジ弾を前進させるようにしたことで、スポンジ弾を容易に交換することができ、さらにスポンジ弾の柱状スポンジによってウエーハを効果的に洗浄することができる。
第1の実施の形態に係る洗浄装置の外観斜視図である。 第1の実施の形態に係るスポンジ弾の斜視図である。 第1の実施の形態に係るスポンジ弾充填部の断面模式図である。 第1の実施の形態に係るスポンジ弾の交換作業の説明図である。 第1の実施の形態に係る洗浄装置による洗浄動作の説明図である。 第2の実施の形態に係るスポンジ弾の交換作業の説明図である。 変形例に係るスポンジ弾及びスポンジ弾充填部の断面模式図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る洗浄装置の外観斜視図である。なお、以下の説明では研削装置に組み込まれる洗浄装置について説明するが、この構成に限定されない。例えば、洗浄装置は、他の加工装置に組み込まれていてもよい。
図1に示すように、洗浄装置1は、ウエーハWを保持した保持テーブル16を回転させ、ウエーハWの表面上で径方向に柱状スポンジ36を旋回させながらスクラブ洗浄するように構成されている。なお、ウエーハWは、洗浄対象になる被洗浄物であればよく、シリコン、ガリウム砒素等の半導体基板や、セラミック、ガラス、サファイア系の無機材料基板でもよい。また、ウエーハWは、半導体基板に半導体デバイスが形成された半導体ウエーハでもよいし、無機材料基板に光デバイスが形成された光デバイスウエーハでもよい。また、小型の柱状スポンジ36で洗浄するため、凸凹な表面のウエーハWでも、平坦な表面のウエーハWでも対応可能である。
洗浄装置1の洗浄ケース11は、円筒状の周壁部12の下部に円形基台13を設けた有底筒状に形成されている。洗浄ケース11は、円形基台13の下面に設けた複数(本実施の形態では3つ)の脚部14を介してベース板15の上方に位置付けられている。洗浄ケース11内には、ウエーハWを保持する保持テーブル16が回転可能に収容されている。保持テーブル16には、ポーラスセラミック材により保持面17が形成されており、保持面17に生じる負圧によってウエーハWが吸引保持される。保持テーブル16の下面中心には、回転軸21を介してモータ等の回転手段22が接続されている。
回転手段22は、ベース板15上に配置された昇降手段23に支持されている。保持テーブル16は、回転手段22よって回転軸21を介して洗浄ケース11内で高速回転され、昇降手段23によって回転手段22及び回転軸21と一体的に昇降移動される。また、洗浄ケース11内には、L字状の旋回軸25が移動手段26によって支持されており、旋回軸25の先端には柱状スポンジ36を保持する筒体42が設けられている。移動手段26は、旋回軸25を旋回移動及び昇降移動させることで、筒体42に保持された柱状スポンジ36の先端をウエーハWの表面に対して接近及び離間させている。
筒体42には、ウエーハWに対して洗浄水を供給する洗浄水供給手段31(図5参照)が設けられている。洗浄水供給手段31は、洗浄水供給源32に接続されたノズル33を筒体42に取り付けて構成され、柱状スポンジ36とウエーハWの接触位置に向けてノズル33から洗浄水が噴射されている。この洗浄装置1は、研削後のウエーハWの洗浄に使用されるが、研削後の加工屑は微細であり、小型の柱状スポンジ36に加工屑が付着すると短時間で使用できなくなる。このため、研削後のウエーハWの洗浄時には、柱状スポンジ36に汚れが溜まる前に新たな柱状スポンジ36に交換しなければならない。
本実施の形態に係る洗浄装置1は、研削後のウエーハWの洗浄時に柱状スポンジ36を頻繁に交換する必要がある点に着目してなされたものであり、柱状スポンジ36を装着したスポンジ弾35(図2参照)を連続的に打ち出し可能なスポンジ弾充填部41を備えるようにしている。スポンジ弾充填部41によって筒体42に充填されたスポンジ弾35が筒体42から順次繰り出されることで、使用済みのスポンジ弾35が廃棄されて、新たなスポンジ弾35の柱状スポンジ36が筒体42から突出される。このような構成により、常にクリーンな柱状スポンジ36でウエーハWを洗浄することが可能になっている。
以下、図2及び図3を参照して、スポンジ弾及びスポンジ弾充填部について詳細に説明する。図2は、第1の実施の形態に係るスポンジ弾の斜視図である。図3は、第1の実施の形態に係るスポンジ弾充填部の断面模式図である。
図2に示すように、スポンジ弾35は、柱状スポンジ36の先端を露出させるように、柱状スポンジ36の後端をケース部37に収容して構成される。柱状スポンジ36は、円柱状に形成されており、微細な気孔によってウエーハWの表面に接触するスクラブ面が形成されている。ケース部37は、樹脂又は金属等で有底円筒状に成形されており、柱状スポンジ36を部分的に突出させた状態で収容可能に構成されている。ケース部37の内径は柱状スポンジ36の外径よりも僅かに小さく形成されており、柱状スポンジ36の後端側が収縮された状態でケース部37に装着される。
このように、スポンジ弾35では柱状スポンジ36の反発力によってケース部37に柱状スポンジ36が保持されている。よって、ケース部37に対して柱状スポンジ36を接着剤等によって接着する必要がなく、スポンジ弾35を簡易に組み立てることが可能になっている。ケース部37に対して柱状スポンジ36が着脱可能であるため、ケース部37から使用済みの柱状スポンジ36を取り外して、新たな柱状スポンジ36に取り換えることでケース部37を使いまわすことができる。この場合には、ケース部37の耐久性を考慮してケース部37が金属で形成されていることが好ましい。
また、ケース部37の後端側には凹部38(図3参照)が形成されており、この凹部38には後続のスポンジ弾35から突出した柱状スポンジ36の先端部分が収容される。ケース部37の凹部38の内径は柱状スポンジ36の外径よりも大きく形成されているため、前後のスポンジ弾35が柱状スポンジ36とケース部37の凹部38で連結されることがない。さらに、ケース部37の外周面には、後述する挟持部51(図3参照)の可動片53の爪部54が入り込む窪み39が形成されている。可動片53の爪部54がケース部37の窪み39に入り込むことで、スポンジ弾充填部41(図3参照)に対してスポンジ弾35が抜け止めされる。
図3に示すように、スポンジ弾充填部41は、複数のスポンジ弾35を直列に充填可能な筒体42を有している。筒体42は、スポンジ弾35の外周(外径)よりも内周(内径)が大きく形成されており、スポンジ弾35の充填口となる一方の端43と、スポンジ弾35の廃棄口となる他方の端44とが開口されている。また、筒体42の他方の端44側には、筒体42の内周面との間でスポンジ弾35のケース部37を挟持する挟持部51が設けられている。挟持部51は、筒体42の外周面に対してヒンジ部52を介して長尺の可動片53を開閉可能に連結して構成されている。
可動片53の先端は筒体42側に屈曲した爪部54になっており、筒体42の他方の端44側に形成された貫通穴45に収容されている。また、ヒンジ部52にはトーションばね55が装着されており、トーションばね55の一端は筒体42の外周面に固定され、トーションばね55の他端は可動片53に固定されている。可動片53の爪部54は、このトーションばね55によって筒体42の内側に向けて常に押し付けられている。よって、筒体42の貫通穴45とスポンジ弾35の窪み39が一致すると、可動片53の爪部54がスポンジ弾35の窪み39に入り込んで、可動片53と筒体42の内周面との間でケース部37が挟持される。
このとき、筒体42の貫通穴45は、先頭(下端)のスポンジ弾35に対応した位置に形成されている。より詳細には、筒体42の貫通穴45とスポンジ弾35の窪み39は、先頭のスポンジ弾35の柱状スポンジ36の先端を筒体42から露出させる位置で一致するように形成されている。よって、スポンジ弾35が交換された場合であっても、筒体42から新たな柱状スポンジ36の先端を露出させた適切な位置でスポンジ弾35を挟持することが可能になっている。また、筒体42の他方の端44にはパッキン58が取り付けられており、パッキン58によってスポンジ弾35と筒体42の隙間が液密に封止されている。
このように、スポンジ弾充填部41では、他方の端44から1つのスポンジ弾35の柱状スポンジ36を露出させるように、挟持部51によってスポンジ弾35のケース部37が挟持されている。挟持部51の開閉によって筒体42の他方の端44から先頭のスポンジ弾35を廃棄させると同時に、筒体42の他方の端44から新たなスポンジ弾35を露出させて、スポンジ弾35を容易に交換することが可能になっている。
図4を参照して、スポンジ弾の交換作業について説明する。図4は、第1の実施の形態に係るスポンジ弾の交換作業の説明図である。
図4Aに示すように、スポンジ弾充填部41の筒体42には、複数のスポンジ弾35が直列に充填されており、各スポンジ弾35は隙間なく詰めた状態で筒体42内に収容されている。前後するスポンジ弾35では、前側のスポンジ弾35のケース部37の凹部38に後側のスポンジ弾35の柱状スポンジ36の先端が入り込んでおり、複数のスポンジ弾35が一列に連なっている。先頭のスポンジ弾35を交換する場合には、オペレータによって挟持部51の可動片53がトーションばね55の反発力に抗して押し込まれる。これにより、可動片53が筒体42から離間する方向に開いて、先頭のスポンジ弾35の窪み39から可動片53の爪部54が外れる。
図4Bに示すように、スポンジ弾35の窪み39から外れた可動片53の爪部54は先頭のスポンジ弾35のケース部37の外周面に乗り上がる。これにより、可動片53による先頭のスポンジ弾35のロックが解除されて、一列に連なったスポンジ弾35がゆっくりと自重落下し始める。このとき、筒体42の内径がスポンジ弾35のケース部37の外径よりも大きいため、スポンジ弾35の落下が妨げられることがない。また、筒体42のパッキン58や可動片53の押し付け力によって先頭のスポンジ弾35に適度な制動力が作用しているため、一列のスポンジ弾35の全てが一気に落下することがない。
図4Cに示すように、可動片53の爪部54が後続のスポンジ弾35の窪み39に入り込むと、スポンジ弾充填部41の下方に用意された回収ボックス59に先頭のスポンジ弾35だけが落下する。先頭のスポンジ弾35の凹部38には後続のスポンジ弾35の柱状スポンジ36の先端が収容されていたが、前後のスポンジ弾35同士が連結していないため、先頭のスポンジ弾35だけを落下させることができる。また、先頭のスポンジ弾35と後続のスポンジ弾35のケース部37の外周面が面一になっているため、先頭のスポンジ弾35と後続のスポンジ弾35の隙間に可動片53の爪部54が入り込むことがない。オペレータが挟持部51を開閉する度に先頭のスポンジ弾35が押し出されて、新たなスポンジ弾35に交換される。
図5を参照して、洗浄装置による洗浄動作について簡単に説明する。図5は、第1の実施の形態に係る洗浄装置による洗浄動作の説明図である。
図5Aに示すように、保持テーブル16上にウエーハWが載置されると、保持面17によってウエーハWが保持される。スポンジ弾充填部41の筒体42には複数のスポンジ弾35が直列に充填されており、筒体42から突出した位置で先頭のスポンジ弾35が挟持部51の可動片53に保持されている。また、スポンジ弾充填部41はウエーハWから外れた位置に位置付けられており、筒体42に取り付けられたノズル33から柱状スポンジ36の先端に向けて洗浄水が吹き付けられている。そして、柱状スポンジ36の先端がウエーハWの表面に接触する高さまでスポンジ弾充填部41が下降する。
図5Bに示すように、回転手段22によって保持テーブル16が高速回転されると共に、移動手段26(図1参照)によってスポンジ弾充填部41が旋回される。これにより、ノズル33から洗浄水が噴射されながら、柱状スポンジ36の先端によってウエーハWの表面がスクラブ洗浄される。このとき、柱状スポンジ36が小型であるため、ウエーハWの表面に反りや凸凹がある場合でも、ウエーハWの表面に沿って洗浄することが可能になっている。図5Cに示すように、柱状スポンジ36が汚れ始めると、スポンジ弾充填部41が回収ボックス59の真上に移動して、挟持部51の開閉によって先頭のスポンジ弾35が廃棄されて、後続のスポンジ弾35に交換される。
以上のように、第1の実施の形態に係る洗浄装置1によれば、回転中のウエーハWの表面にスポンジ弾35の柱状スポンジ36の先端を接触させることで、ウエーハWを効果的に洗浄することができる。また、柱状スポンジ36が汚れた場合には、スポンジ弾充填部41の挟持部51が開閉されることで、筒体42に直列に充填された複数のスポンジ弾35が前進し、先頭のスポンジ弾35を筒体42の他方の端44から廃棄することができる。同時に、筒体42の他方の端44から新たなスポンジ弾35の柱状スポンジ36を露出させて、新たな柱状スポンジ36の先端でウエーハWを洗浄することができる。このように、挟持部51の開閉によってスポンジ弾35を容易に交換することができ、洗浄効果を継続的に維持することができる。
続いて、図6を参照して、第2の実施の形態に係る洗浄装置について説明する。第2の実施の形態に係る洗浄装置は、スポンジ弾供給手段によってスポンジ弾充填部に対して自動でスポンジ弾を供給する点で第1の実施の形態と相違している。したがって、第1の実施の形態と相違する点についてのみ説明し、共通する構成については極力説明を省略する。また、第1の実施の形態と同一の構成については同一の符号を付して説明する。図6は、第2の実施の形態に係るスポンジ弾の交換作業の説明図である。
図6Aに示すように、スポンジ弾充填部41の筒体42には、複数のスポンジ弾35が直列に充填されており、各スポンジ弾35は隙間なく詰めた状態で筒体42内に収容されている。スポンジ弾充填部41の上方には、筒体42の一方の端43からスポンジ弾35を供給するスポンジ弾供給手段61が設けられている。スポンジ弾供給手段61は、吸引源62に接続された吸引パッド63を水平機構64で水平移動させると共に昇降機構65で昇降移動させるように構成されている。スポンジ弾35の交換時には、スポンジ弾供給手段61の吸引パッド63に吸引された追加のスポンジ弾35が筒体42の真上に位置付けられる。
図6Bに示すように、吸引パッド63が下降して、吸引パッド63に吸引された追加のスポンジ弾35が筒体42内の最後尾のスポンジ弾35に押し当てられる。一列に連なったスポンジ弾35が押し込まれることで、トーションばね55の反発力に抗して可動片53が外側に開いて、先頭のスポンジ弾35の窪み39から可動片53の爪部54が押し出されてロックが解除される。この場合、可動片53の爪部54は、スポンジ弾35の押し込み方向の力を受けて、可動片53を開かせるように面取りされている。また、筒体42の他方の端44のパッキン58や可動片53の押し付け力によって先頭のスポンジ弾35に適度な制動力が作用しているため、一列のスポンジ弾35の全てが一気に落下することがない。
図6Cに示すように、吸引パッド63がスポンジ弾35の1つ分だけ下降すると、可動片53の爪部54が後続のスポンジ弾35の窪み39に入り込み、スポンジ弾充填部41の下方に用意された回収ボックス59に先頭のスポンジ弾35だけが落下する。また、先頭のスポンジ弾35と後続のスポンジ弾35のケース部37の外周面が面一になっているため、先頭のスポンジ弾35と後続のスポンジ弾35の隙間に可動片53の爪部54が入り込むことがない。スポンジ弾供給手段61によって追加のスポンジ弾35が充填される度に先頭のスポンジ弾35が押し出されて、新たなスポンジ弾35に交換される。
以上のように、第2の実施の形態に係る洗浄装置1においても、スポンジ弾供給手段61によるスポンジ弾35の追加によって、スポンジ弾35を自動で交換することができ、洗浄効果を継続的に維持することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した第1、第2の実施の形態においては、洗浄水供給手段31のノズル33で柱状スポンジ36の先端に向けて洗浄水を供給する構成にしたが、この構成に限定されない。図7の変形例に示すように、柱状スポンジ36に洗浄水を直に供給するようにしてもよい。この場合、スポンジ弾充填部41の筒体42及びスポンジ弾35のケース部37に、それぞれノズル33に連なる流路66、67が形成されている。ノズル33から噴射された洗浄水は流路66、67を通じて柱状スポンジ36の後端側に直に供給される。よって、柱状スポンジ36から洗浄水が出続けるため、柱状スポンジ36に加工屑が付着し難くなっている。
また、上記した第2の実施の形態においては、保持テーブル16上のウエーハWの上方にスポンジ弾充填部41が位置付けられ、ウエーハWに対して上側から洗浄する構成について説明したが、この構成に限定されない。第2の実施の形態においては、保持テーブル16の保持面17を下方に向けて、ウエーハWに対して下側から洗浄する構成にしてもよい。この場合、スポンジ弾供給手段61によって、スポンジ弾充填部41の筒体42に下側から追加のスポンジ弾35が充填される。また、ウエーハWを挟んで上下にスポンジ弾充填部41を設けて、ウエーハWを上下から洗浄するようにしてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、保持テーブル16がウエーハWを吸引保持する構成にしたが、この構成に限定されない。保持テーブル16は、ウエーハWを保持可能であればよい。例えば、ウエーハWが貼着テープを介してリングフレームに支持されている場合には、遠心力を利用してリングフレームを保持するフレームクランプで構成されてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、移動手段26がスポンジ弾充填部41を旋回移動及び昇降移動させる構成にしたが、この構成に限定されない。移動手段26は、保持テーブル16が保持するウエーハWの表面に対してスポンジ弾充填部41を接近および離間させる構成であればよく、例えば、スポンジ弾充填部41をウエーハWの径方向に水平移動及びウエーハWに垂直な鉛直方向に昇降移動させる構成にしてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、柱状スポンジ36が円柱状に形成される構成にしたが、この構成に限定されない。柱状スポンジ36は、柱状スポンジ36の先端を突出させるようにケース部37に装着されていればよく、例えば、角柱状に形成されていてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、挟持部51が可動片53の爪部54をスポンジ弾35に押し付けることで、可動片53の爪部54と筒体42の内面との間にスポンジ弾35を挟持する構成にしたが、この構成に限定されない。挟持部51は先頭のスポンジ弾35を筒体42内で保持できるように構成されていればよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、スポンジ弾35のケース部37に部分的に窪み39が形成される構成にしたが、この構成に限定されない。窪み39はケース部37の全周に亘って形成されていてもよい。これにより、スポンジ弾35の向きに関わらず、可動片53の爪部54でスポンジ弾35を保持することができる。
以上説明したように、本発明は、ウエーハに対して効果的に洗浄することができ、さらにスポンジの交換を容易にすることができるという効果を有し、特に、研削後又は研磨後のウエーハを洗浄可能な洗浄装置に有用である。
1 洗浄装置
16 保持テーブル
22 回転手段
26 移動手段
31 洗浄水供給手段
35 スポンジ弾
36 柱状スポンジ
37 ケース部
41 スポンジ弾充填部
42 筒体
51 挟持部
53 可動片
54 爪部
61 スポンジ弾供給手段
W ウエーハ

Claims (1)

  1. スポンジでウエーハの表面を洗浄する洗浄装置であって、
    ウエーハを保持する保持テーブルと、該保持テーブルを回転させる回転手段と、スポンジ弾を直列に装填するスポンジ弾装填部と、該スポンジ弾装填部を該保持テーブルが保持するウエーハの表面に対して接近および離間させる移動手段と、洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、を備え、
    該スポンジ弾は、柱状スポンジと、該柱状スポンジの先端を露出させて後端を収容するケース部と、を備え、
    該スポンジ弾装填部は、該ケース部の外周より大きい内周の筒体と、該筒体から1つの該スポンジ弾の該柱状スポンジを露出させ該ケース部を挟持する挟持部と、を備え、
    該挟持部の開閉にて該スポンジ弾を交換可能な事を特徴とする洗浄装置。
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