JP6509567B2 - 複数の版胴を有する校正機 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の版胴を有する校正機に係り、特にグラビア印刷を行う複数の版胴を有する校正機に関する。
従来、校正印刷を行う校正機において、版胴の表面にインキを付着し、版胴の表面の凹部から溢れ出たインキをドクタで掻き落とし、圧胴によって印圧を与えて原紙の表面に版胴の凹部のインキを塗布させ、文字やデザイン等を印刷する、いわゆるグラビア印刷の方式がある。
このようなグラビア印刷の校正機としては、例えば、以下の先行技術文献がある。
特許第1736325号公報 特許文献1に係るグラビア校正機は、グラビア印刷の校正を行うものであり、グラビア印版と巻取紙との相対位置合わせを行って定位置を確認した後、印圧を定めて版面とドクタとを接触させ、版胴と圧胴とを同時に回転して印刷を行い、一回転で圧胴を逃がすとともに、版胴を配設した回転板を次のシリンダが圧胴と対応位置まで回転させ、順次印刷を行って校正刷りを行うものである。
ところが、従来、グラビア印刷の校正機にあっては、一つの圧胴に対して版胴が一つだけである場合に、連続印刷が困難であり、また、印刷したい色の交換を行う際には、各機器の駆動を停止した後、版胴を取り外し、そして、新たな版胴を取り付けるという交換作業が必要となっていた。
また、色交換のために、複数の版胴を校正機とは別の箇所に保管しなければならず、別途の保管スペースが必要になっていた。
そこで、この発明は、印刷したい色の交換作業を容易とし、また、連続印刷を可能とする複数の版胴を有する校正機を提供することを目的とする。
この発明は、基台にハウジングを設置し、前記ハウジング内には圧胴と前記圧胴に対応する版胴とを設け、前記圧胴に巻き掛けられる原紙の表面に前記版胴の表面のインキを塗布して印刷を行う校正機において、前記基台に所定間隔で離間して対峙する一対のフレームを立設し、前記一対のフレームに支持される回転軸を設け、前記回転軸には前記一対のフレームに対応する一対の円板を設け、前記回転軸と平行で且つ前記回転軸の周辺に配置されて前記一対の円板に支持される複数の前記版胴を設け、前記版胴の両端を挟持する一対の挟持軸を設け、前記一対の挟持軸の一方を進退動する挟持軸駆動装置を設け、前記回転軸及び前記一対の挟持軸の他方に連結される回転駆動装置を設け、前記版胴をリフトする版胴リフト装置を設け、複数の前記版胴中のいずれか1つに対応するように前記圧胴を配設し、前記圧胴を回転する圧胴駆動装置を設け、前記圧胴を前記版胴側に寄せて印圧を付与する印圧調整装置を設け、前記ハウジングに形成された排気口を開閉する蓋部を設け、前記蓋部を開閉動作する開閉駆動装置を設け、前記ハウジング内に所定量以上の臭気が発生したことを検出する臭気量検出センサを設け、前記ハウジング内に所定量以上の臭気が発生したことを前記臭気量検出センサが検出したときに、前記開閉駆動装置を駆動して前記蓋部を開動作させて前記排気口を開放させる制御部を設けたことを特徴とする。
この発明は、複数の版胴により、印刷したい色の交換作業を容易とし、また、連続印刷を可能とする。
図1は校正機の正面図である。(実施例1) 図2は校正機の右側面図である。(実施例1) 図3は校正機の平面図である。(実施例1) 図4は校正機の左側面図である。(実施例1) 図5(A)は左側フレームの内側からの正面図である。図5(B)は左側フレームの右側面図である。(実施例1) 図6(A)は右側フレームの左側面図である。図6(B)は右側フレームの内側からの正面図である。(実施例1) 図7は回転軸の正面図である。(実施例1) 図8(A)は左側円板の内側からの正面図である。図8(B)は左側円板の右側面図である。(実施例1) 図9(A)は右側円板の左側面図である。図9(B)は右側円板の内側からの正面図である。(実施例1) 図10(A)はブラケットの内側からの正面図である。図10(B)はブラケットの右側面図である。(実施例1) 図11は校正機の左側の一部断面図である。(実施例1) 図12は校正機の右側の一部断面図である。(実施例1) 図13は版胴の拡大左側面図である。(実施例1) 図14はインキ供給装置及びインキ掻取装置の概略構成図である。(実施例1) 図15は校正機の概略構成図である。(実施例1) 図16は校正機の制御系のブロック図である。(実施例1) 図17はインキ量調整具を備えた校正機の概略構成図である。(実施例2) 図18は自動による換気方式の構成図である。(実施例3) 図19は手動による換気方式の構成図である。(実施例4) 図20は温度検出センサを備えた校正機の制御系のブロック図である。(実施例5) 図21はエリアセンサを備えた校正機の制御系のブロック図である。(実施例6)
この発明は、印刷したい色の交換作業を容易とし、また、連続印刷を可能とする目的を、複数の版胴を設けて実現するものである。
図1〜図16は、この発明の実施例1を示すものである。
図1〜図4に示すように、校正機1は、グラビア印刷用のものであり、基台2と、基台2に設置されるハウジング3とを備える。
ハウジング3は、左側ケース部4と、左側ケース部4に左右方向で対峙した右側ケース部5と、左側ケース部4と右側ケース部5とを連結する中央側ケース部6とからなる。中央側ケース部6には、正面側で、作業用開口7が形成される。
基台2には、ハウジング3内で、左側ケース部4に対応する位置で左側フレーム8が立設されるとともに、右側ケース部5に対応する位置で右側フレーム9が立設される。左側フレーム8と右側フレーム9とは、左右方向に所定間隔で離間し且つ対峙して配置される。
左側フレーム8は、図5(A)、図5(B)に示すように、縦長の長方形状に形成され、略中央部位で左側軸孔10を有している。
右側フレーム9は、図6(A)、図6(B)に示すように、左側フレーム8と同様な構成で、縦長の長方形状に形成され、略中央部位で右側軸孔11を有している。
図1に示すように、左側フレーム8と右側フレーム9とには、回転軸12が横架して支持される。
回転軸12は、図7に示すように、中空状の管材からなり、左端に取り付けた左側閉塞部13に支持された左端軸部14と、右端に取り付けた右側閉塞部15に支持された右端軸部16とを備える。
また、回転軸12には、左側で外周面から径方向へ突出する左側連結フランジ17と、右側で外周面から径方向へ突出する右側連結フランジ18とが備えられる。
左側連結フランジ17には、円周方向等間隔で複数の左側連結孔19が形成される。右側連結フランジ18には、円周方向等間隔で複数の右側連結孔20が形成される。
回転軸12は、図12、図15に示すように、後述の回転駆動装置91の駆動によって1ピッチずつ間欠回転され、全8ピッチで間欠回転される。
図11に示すように、回転軸12の左側連結フランジ17には、左側円板21が連結される。
左側円板21は、図8(A)、図8(B)に示すように、回転軸12を貫通させる左側軸孔22と、外周部位に沿って円周方向等間隔に配置された複数(例えば8個)の左側保持用孔23と、左側軸孔22周辺で複数(例えば12個)の左側ねじ穴24とを有する。
図11に示すように、左側連結フランジ17と左側円板21とは、左側連結孔19に挿通されて左側ねじ穴24にねじ込まれる左側連結ボルト25によって連結される。
図12に示すように、回転軸12の右側連結フランジ18には、右側円板26が連結される。
右側円板26は、図9(A)、図9(B)に示すように、左側円板21と同様に構成され、回転軸12を貫通させる右側軸孔27と、外周部位に沿って円周方向等間隔に配置された複数(例えば8個)の右側保持用孔28と、右側軸孔27周辺で複数(例えば12個)の右側ねじ穴29とを有する。
図12に示すように、右側連結フランジ18と右側円板26とは、右側連結孔20に挿通されて右側ねじ穴29にねじ込まれる右側連結ボルト30によって連結される。
図11に示すように、回転軸12の左端軸部14には、左側軸受31を備えた左側取付部32が設けられる。左側取付部32は、複数の左側固定ボルト33によって左側フレーム8に支持される。回転軸12の左端軸部14は、左側取付部32に回転自在に支持される。左側取付部32の左側突出円環部34は、左側フレーム8の左側軸孔10に挿着される。
図12に示すように、回転軸12の右端軸部16には、右側軸受35を備えた右側取付部36が設けられる。右側取付部36は、複数の右側固定ボルト37によって右側フレーム9に保持される。回転軸12の右端軸部16は、右側取付部36に回転自在に支持される。右側取付部36の右側突出円環部38は、右側フレーム9の右側軸孔11に挿着される。
また、図12に示すように、回転軸12の右端部位の外周面には、円環体からなるブラケット39が取付ボルト40で取り付けられる。
ブラケット39は、図10(A)、図10(B)に示すように、回転軸12を貫通する軸用孔41と、右側円板26の各右側保持用孔28に対応した箇所で、外周部位に沿って円周方向等間隔に、複数(8個)の挿通用孔42とを有する。
また、図12に示すように、回転軸12の右端部位の外周面には、ブラケット39と並んで、連絡用歯車43が取り付けられる。回転軸12の右端部位には、連絡用歯車43を保持するように右側閉塞部15に固定ボルト44で固定された端板45が取り付けられる。
図11に示すように、左側円板21の各左側保持用孔(全8つ)23には、各左側保持部(全8つ)46を介して各左側挟持軸47(全8本)が配置される。各左側保持部46は、各左側固定ボルト48によって左側円板21に固定される。
左側挟持軸47は、中空状であって、先端に前方(右方)へ向かって窄むように形成された左側コーン49を備える。
左側挟持軸47の基端内には、環状の一側端部材50が配設される。また、左側挟持軸47の基端側には、取付部材51が配置される。取付部材51は、左側挟持軸47の外周面に沿って軸方向に配置された複数の取付ロッド52によって左側保持部46に固定される。
取付部材51の中央部位には、一側端部材50を貫通して左側挟持軸47内に挿入する連結ロッド53の基端部位が取り付けられる。連結ロッド53の先端部位には、左側挟持軸47の内周面に接するように配置された環状の他側端部材54が取り付けられる。
左側挟持軸47は、後述の挟持軸駆動装置92の駆動によって左側保持部46内で摺動して左右方向へ進退動される。また、左側挟持軸47は、左側保持部46内で回転可能に保持される。
図12に示すように、右側円板26の各右側保持用孔(全8つ)28には、各右側保持部(全8つ)55を介して各右側挟持軸56(全8本)が配置される。各右側保持部55は、各右側固定ボルト57によって右側円板26に固定される。
右側挟持軸56は、先端に前方(左方)へ向かって窄むように形成された右側コーン58を備える。
右側挟持軸56には、右端の中央部位から中央穴59が形成される。中央穴59には、支持軸60が挿入される。支持軸60は、保持部材61を介して右側挟持軸56に固定される。従って、右側挟持軸56には、支持軸60が一体的に連結される。
右側挟持軸56の右端の外周面には、一側フランジ62がスプライン結合される。
支持軸60には、保持部材61に隣接して歯車63が固定される。
支持軸60の歯車63よりも右端側は、ブラケット39の挿通用孔42内に挿通され、且つカラー部64を介してブラケット39の挿通用孔42に回転可能に保持される。
支持軸60の右側の最端部には、カラー部64に隣接して他側フランジ65が取り付けられる。
他側フランジ65には、縦見当微調整ハンドル66に接続されたハンドルロッド67の先端が連結される。
右側挟持軸56は、後述の回転駆動装置91に連結され、右側保持部55内で回転可能に保持される。回転駆動装置91は、右側挟持軸56を回転することで、右側挟持軸56と左側挟持軸47とに挟持される後述の版胴68を回転させる。この場合、左側挟持軸47は、右側挟持軸56及び版胴68の回転と同時に回転される。
図1に示すように、左側挟持軸47の左側コーン49と右側挟持軸56の右側コーン58とには、版胴68の両端が挟持される。
版胴68は、回転軸12と平行で且つ回転軸12の周辺に配置されて左側円板21と右側円板26とに支持され、図13に示すように、表面にインキを収めるための凹部69を有する。また、版胴68の両端には、左側コーン49と右側コーン58とが嵌まる左側嵌合穴70と右側嵌合穴71とが形成される。
この実施例に係る校正機1では、例えば、回転軸12の周辺で、円周方向等間隔に8つの版胴68を備え、これにより、8種類の異なる色に対応可能であり、一つの版胴68が回転軸12の回転と共に回転軸12の周辺で1ピッチで回転(公転)される。
校正機1には、図14に示すように、インキ供給装置72とインキ掻取装置73とが備えられる。
インキ供給装置72は、インキを版胴68の表面に付着させるものであり、供給ポンプ74と供給管75と供給弁76とを備える。供給ポンプ74は、後述の操作盤97の制御部98によって駆動される。
インキ掻取装置73は、版胴68の周辺に配置されて版胴68の表面の余分なインキを掻き取るドクタ(刃)77と、ドクタ77を版胴68に対して所定の距離となるように動作させるアクチュエータ78と、ドクタ77とアクチュエータ78とを接続するアーム79とを備える。アクチュエータ78は、後述の操作盤97の制御部98によって駆動される。
ドクタ77は、後述する圧胴83を動作する印圧調整装置88の動きと連繋して、版胴68の表面に接離する方向へアーム79を介して動作される。
インキ供給装置72の供給弁76から供給されるインキは、ドクタ77の手前に供給される。これにより、ドクタ77は、版胴68の凹部69から溢れ出た版胴68の表面の余分なインキを掻き取ることが可能となる。
図1、図15に示すように、基台2には、版胴リフト装置80が設置される。
版胴リフト装置80は、図15に示すように、リフト部81と保持部82とを備え、例えば、保持部82の先端が版胴68の下部を支えて版胴68を所定位置へセットさせるものである。版胴68は、作業者によってセットすることが可能である
図1に示すように、ハウジング3内には、前側で且つ下側で、版胴68に対応し且つ版胴68と平行な圧胴83が配設される。
圧胴83は、図1に示すように、左端軸84と右端軸85とを備え、いずれか1つの版胴68と対応して配置される。
圧胴83の左端軸84には、圧胴83を回転するための圧胴駆動装置86が配設される。圧胴駆動装置86は、油圧式であり、油圧ユニット87を備える。油圧ユニット87は、後述の操作盤97の制御部98によって駆動される。
圧胴83の左端軸84・右端軸85は、印圧調整装置88に連結される。
印圧調整装置88は、圧胴83の左端軸84に対応する左側シリンダ89と、圧胴83の右端軸85に対応する右側シリンダ90とを備え、圧胴83を版胴68側に寄せるように動作して原紙に与える印圧を調整するとともに、印刷後には、圧胴83を版胴68から遠ざかるように動作する。
回転軸12の右端軸部16及び版胴68の右端部位に連結された支持軸60には、図12、図15に示すように、回転駆動装置91が連結される。
回転駆動装置91は、モータや歯車機構等からなり、回転軸12を1ピッチずつ回転させるとともに、印刷時には版胴68を所定に回転する。回転駆動装置91は、後述の操作盤97の制御部98によって駆動される。
左側挟持軸47の基端には、図11に示すように、左側挟持軸47を左右方向で進退動する挟持軸駆動装置92が設けられる。
挟持軸駆動装置92は、左側挟持軸47を押進動することで、版胴68を左側挟持軸47の左側コーン49と右側挟持軸56の右側コーン58との間に挟持する一方、左側挟持軸47を退動することで、版胴68を取り外し可能とする。
また、図1に示すように、ハウジング3には、左側ケース部4で版胴チェック手動切換弁93が設置され、また、図3に示すように、空気取入口94と排気口95とが形成され、更に、モニタ96が設置される。
右側ケース部5には、図1に示すように、操作盤97が取り付けられるとともに、縦見当微調整ハンドル66が設置される。
操作盤97は、図16に示すように、制御部98を備える。
制御部98には、図16に示すように、インキ供給装置72と、インキ掻取装置73と、圧胴駆動装置86と、印圧調整装置88と、回転駆動装置91と、挟持軸駆動装置92とが接続される。
次に、この実施例1に係る校正機1の動作ついて説明する。
版胴68の取り付けにあっては、先ず、回転軸12及び左側円板21・右側円板26の動きを停止し、版胴68をリフトさせ、左側挟持軸47を押進動して版胴68を左側挟持軸47の左側コーン49と右側挟持軸56の右側コーン58との間に配置するとともに、左側コーン49と右側コーン58とによって版胴68の両端を挟持させる。これにより、版胴68は、 左側挟持軸47と右側挟持軸56との間で堅固に保持される。
圧胴83は、版胴68の移動中には版胴68から離れており、そして、印圧調整装置88の駆動によって版胴68に近づくように移動され(1ピッチ)、巻き掛けられた原紙に所定の印圧を付与する。同時に、インキ掻取装置73のドクタ77は、版胴68に所定の距離で近づくように動作される。
そして、版胴68の表面には、インキ供給装置72から所望の色のインキが付着される。このとき、版胴68の凹部69から溢れ出たインキは、インキ掻取装置73のドクタ77によって掻き取られる。
原紙への印刷時には、原紙が圧胴83に巻き掛けられ、圧胴83と版胴68とが同時に回転され、原紙の表面に版胴68の表面の凹部69のインキを塗布して印刷が行われる。
そして、印刷後には、圧胴83が印圧調整装置88によって退動されるとともに、回転軸12及び左側円板21・右側円板26が回転駆動装置91によって一定のピッチで間欠回転されることで、次の版胴68が圧胴83と対応する位置まで回転され、順次印刷を行って校正刷りを行う。
この結果、この実施例1によれば、一つの圧胴83に対して複数の版胴68を備えることにより、各種の異なる色を容易に交換することができ、印刷したい色の交換作業を容易とし、また、連続印刷を可能とする。
また、ハウジング3内には複数の版胴68を収容することができ、ハウジング3が版胴68の保管スペースとして機能することから、版胴68のために別途の保管スペースを不要とし、また、ハウジング3の内部の各版胴68を容易に取り扱うことができ、交換作業等を迅速に行わせることができる。
図17は、この発明の実施例2を示すものである。
以下の実施例においては、上述の実施例1と同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この実施例2の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、版胴68の周辺には、インキ量調整装置101を配置する。インキ量調整装置101は、移動体(例えば、円弧形状からなる)102と、アクチュエータ103と、移動体102とアクチュエータ103とを連結するアーム104とを備え、移動体102がインキ掻取装置73のドクタ77の手前に配置される。インキ量調整装置101は、操作盤97の制御部98によって駆動され、移動体102を版胴68・ドクタ77に対して接離するように動作させる。
このような構造により、移動体102をドクタ77に対して接離することにより、インキが版胴68の表面に飛散するのを回避するとともに、版胴68の表面へのインキ量を調整し、適正に印刷を行わせることができる。
図18は、この発明の実施例3を示すものである。
この実施例3の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、校正機1において、臭気管理を自動で行うものであって、ハウジング3に形成された排気口95を開閉する蓋部111を設け、蓋部111を開閉動作する開閉駆動装置112を設ける。開閉駆動装置112は、アクチュエータ113と、アクチュエータ113と蓋部111とを連結するアーム114とからなる。また、ハウジング3内には、所定量以上の臭気が発生したことを検出する臭気量検出センサ115を設ける。開閉駆動装置112は、操作盤97の制御部98によって動作される。
このような構造によれば、ハウジング3内に所定量以上の臭気が発生したことを臭気量検出センサ115が検出したときに、開閉駆動装置112の駆動によって蓋部111を開動作して排気口95を開放させる。
これにより、ハウジング3内の換気を行うことができ、校正機1の内部のインキの強い臭気を排出したり、インキの気化熱によって版胴68に結露が発生するのを防止することができる。
図19は、この発明の実施例4を示すものである。
この実施例4の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、校正機1において、臭気管理を手動で行うものであって、ハウジング3に形成された排気口95を開閉する蓋部121を設け、蓋部121を開閉動作する開閉駆動装置122を設ける。開閉駆動装置122は、蓋部121に接続する操作ロッド123と、この操作ロッド123に先端の操作ノブ124とを備える。
このような構造によれば、校正機1のハウジング3内に異臭が発生したら、操作ノブ124を摘まんで操作ロッド123を操作し、排気口95を開けてハウジング3内の換気を行うことができ、校正機1の内部のインキの強い臭気を排出したり、インキの気化熱によって版胴68に結露が発生するのを防止することができる。
図20は、この発明の実施例5を示すものである。
この実施例5の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、校正機1において、温度管理を自動で行うものであって、ハウジング3に形成された排気口95を開閉する蓋部131を設け、蓋部131を開閉動作する開閉駆動装置132を設ける。開閉駆動装置132は、アクチュエータ133と、アクチュエータ133と蓋部131とを連結するアーム134とからなる。
また、ハウジング3内には、内部の温度が所定温度以上になったことを検出する温度検出センサ135を設ける。温度検出センサ135は、操作盤97の制御部98に接続される。また、ハウジング3には、外気を内部へ導入する送風機136を設ける。送風機136は、制御部98に接続される。アクチュエータ133と送風機136とは、制御部98により駆動される。
このような構造により、ハウジング3内の温度が所定温度以上になったことを温度検出センサ135が検出したときに、開閉駆動装置132の駆動によって蓋部131を開動作して排気口95を開放するとともに、送風機136の駆動によってハウジング3内に外気を導入する。
これにより、ハウジング3内の温度が所定温度以上になったときに、ハウジング3内の高温化した空気を効率良く排出させ、ハウジング3内の温度管理を確実に行うことができ、校正機1の内部に結露が発生するのを防止することができる。
図21は、この発明の実施例6を示すものである。
この実施例6の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、校正機1には、例えば、エリアセンサ141を設ける。エリアセンサ141は、例えば、基台2又はハウジング3に設置される。エリアセンサ141は、操作盤97の制御部98に接続され、作業者が校正機1に対して所定の距離内に接近した場合に、その旨を検知して制御部98に出力する。
このような構成によれば、作業者が校正機1に対して所定の距離内に接近した場合に、エリアセンサ141からの出力信号により、制御部98は、校正機1の全ての機器の駆動を停止する。これにより、作業者の保護を図ることができる。
この発明に係る校正機は、各種の印刷用機器に適用可能である。
1 校正機
2 基台
3 ハウジング
8 左側フレーム
9 右側フレーム
12 回転軸
21 左側円板
26 右側円板
47 左側挟持軸
49 左側コーン
56 右側挟持軸
58 右側コーン
68 版胴
69 版胴の表面の凹部
72 インキ供給装置
73 インキ掻取装置
77 インキ掻取装置のドクタ
80 版胴リフト装置
83 圧胴
86 圧胴駆動装置
88 印圧調整装置
91 回転駆動装置
92 挟持軸駆動装置
97 操作盤
98 制御部

Claims (4)

  1. 基台にハウジングを設置し、前記ハウジング内には圧胴と前記圧胴に対応する版胴とを設け、前記圧胴に巻き掛けられる原紙の表面に前記版胴の表面のインキを塗布して印刷を行う校正機において、前記基台に所定間隔で離間して対峙する一対のフレームを立設し、前記一対のフレームに支持される回転軸を設け、前記回転軸には前記一対のフレームに対応する一対の円板を設け、前記回転軸と平行で且つ前記回転軸の周辺に配置されて前記一対の円板に支持される複数の前記版胴を設け、前記版胴の両端を挟持する一対の挟持軸を設け、前記一対の挟持軸の一方を進退動する挟持軸駆動装置を設け、前記回転軸及び前記一対の挟持軸の他方に連結される回転駆動装置を設け、前記版胴をリフトする版胴リフト装置を設け、複数の前記版胴中のいずれか1つに対応するように前記圧胴を配設し、前記圧胴を回転する圧胴駆動装置を設け、前記圧胴を前記版胴側に寄せて印圧を付与する印圧調整装置を設け、前記ハウジングに形成された排気口を開閉する蓋部を設け、前記蓋部を開閉動作する開閉駆動装置を設け、前記ハウジング内に所定量以上の臭気が発生したことを検出する臭気量検出センサを設け、前記ハウジング内に所定量以上の臭気が発生したことを前記臭気量検出センサが検出したときに、前記開閉駆動装置を駆動して前記蓋部を開動作させて前記排気口を開放させる制御部を設けたことを特徴とする複数の版胴を有する校正機。
  2. 前記版胴の周辺に配置されて前記版胴の表面の余分なインキを掻き取るドクタと、前記ドクタを前記版胴に対して所定の距離となるように動作するアクチュエータとを備えるインキ掻取装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の複数の版胴を有する校正機。
  3. 記ハウジング内の温度が所定温度以上になったことを検出する温度検出センサを設け、前記ハウジング内に外気を導入する送風機を設け、前記ハウジング内の温度が所定温度以上になったことを前記温度検出センサが検出したときに、前記開閉駆動装置を駆動して前記蓋部を開動作させて前記排気口を開放するとともに、前記送風機を駆動して前記ハウジング内に外気を導入する制御部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の複数の版胴を有する校正機。
  4. 作業者が所定の距離内に接近したことを検出するエリアセンサを設け、作業者が所定の距離内に接近したことを前記エリアセンサが検出したときに、全機器の駆動を停止する制御部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の複数の版胴を有する校正機。
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