JP6502898B2 - 通信品質推定装置、通信品質推定方法及びプログラム - Google Patents
通信品質推定装置、通信品質推定方法及びプログラム Download PDFInfo
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Description
モバイル通信の通信品質を推定する通信品質推定装置であって、
予め取得した、単位時間あたりに観測される端末の無線インターフェース数と通信品質の関係のデータより、回帰分析を用いて通信品質の推定式を生成する推定式生成部と、
推定対象エリアにおいて単位時間あたりに観測される無線インターフェース数の入力を受け付ける入力部と、
前記受け付けられた無線インターフェース数より、前記生成された推定式を用いて通信品質推定値を算出する通信品質推定値算出部と、
前記算出された通信品質推定値を出力する出力部と、
を有し、
前記推定式生成部は、回帰分析を用いて通信品質の上限値及び下限値を表す推定式を生成することを特徴とする。
モバイル通信の通信品質を推定する通信品質推定装置における通信品質推定方法であって、
予め取得した、単位時間あたりに観測される端末の無線インターフェース数と通信品質の関係のデータより、回帰分析を用いて通信品質の推定式を生成するステップと、
推定対象エリアにおいて単位時間あたりに観測される無線インターフェース数の入力を受け付けるステップと、
前記受け付けられた無線インターフェース数より、前記生成された推定式を用いて通信品質推定値を算出するステップと、
前記算出された通信品質推定値を出力するステップと、
を有し、
前記推定式を生成するステップにおいて、回帰分析を用いて通信品質の上限値及び下限値を表す推定式を生成することを特徴とする。
モバイル通信の通信品質を推定する通信品質推定装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該コンピュータを、
予め取得した、単位時間あたりに観測される端末の無線インターフェース数と通信品質の関係のデータより、回帰分析を用いて通信品質の推定式を生成する推定式生成手段、
推定対象エリアにおいて単位時間あたりに観測される無線インターフェース数の入力を受け付ける入力手段、
前記受け付けられた無線インターフェース数より、前記生成された推定式を用いて通信品質推定値を算出する通信品質推定値算出手段、及び
前記算出された通信品質推定値を出力する出力手段、
として機能させ、
前記推定式生成手段は、回帰分析を用いて通信品質の上限値及び下限値を表す推定式を生成することを特徴とする。
図1は、本発明の実施例に係る通信品質推定装置100を示すブロック図である。通信品質推定装置100は、計測データ記憶部101と、推定式生成部102と、入力部103と、通信品質推定値算出部104と、出力部105とを有する。
ステップS101において、推定式生成部102は、通信品質の推定するための推定式を生成する。
Q_0<=Q<=Q_0+αx+β (1)
この式(1)は、通信品質の下限値及び上限値を表す推定式であり、無線LAN端末のIF数が少ないエリアでは、通信品質Qが基準品質値Q_0に近づき通信品質が安定することを示している。また、無線LAN端末のIF数が多いエリアでは、通信品質Qが基準品質値Q_0で通信可能な端末が存在する一方で、通信品質Qが基準品質値Q_0よりも大きくなり通信品質が安定しないことを示している。この式(1)により、通信品質の下限値から上限値までの中間領域の通信品質が推定可能になる。
Q_0<=Q<=Q_0+αx+β/x+γ√x+δ (2)
本実施例における「観測される無線LAN端末のIF数」は、Bluetooth(登録商標)やZigbee(登録商標)等の無線プロトコルを使用するIF数としてもよい。
ステップS102において、推定式生成部102は、計測データ記憶部101に記憶されたデータから、推定式の係数を決定する。
・周辺の人口密度に対して測定点に近づく人の割合
・一人当たりの無線LAN端末保持台数
・一人当たりの推定対象通信事業者のモバイル通信網接続を行う端末台数
等のパラメータが類似する環境下において、ある単位時間T内に観測される無線LAN端末の数xと推定対象の通信品質を事前に計測し、計測データ記憶部101に記憶する。
ステップS103において、入力部103は、推定対象エリアにおいて単位時間あたりに観測されるIF数の入力を受け付ける。
上記のステップS102において説明した係数の与え方では、推定対象と同様の環境において事前に計測データを蓄積する必要がある。ここで、異なる条件下の測定により決定された係数をもとに推定対象点において使用する係数を変換する手法について説明する。
図3に、本発明の実施例に係る通信品質推定装置100による実験結果を示す。本実施例では、実環境においてモバイル通信の品質の一例としてRTTを用いた事例を示す。図3では、横軸に単位時間当たりに観測される無線LAN端末のIF数を、縦軸には単位時間に計測されたRTTの平均値を示した。図中には計測結果から推定される上限値を「upper」、下限値を「lower」で示す。上限値「upper」は、単位時間あたりに観測される無線LAN端末のIF数に対応するRTTが2つ以上ある場合のRTTの最大値を用いた線形回帰により求めた。
37.84<(通信品質)<37.84+0.69×x
と推定できる。
本発明の実施例によれば、通信事業者内のデータを用いず、利用者環境において取得可能なデータを用いたモバイル通信品質の推定を行うことが可能になる。
図3に、本発明の実施例に係る通信品質推定装置100のハードウェア構成例を示す。通信品質推定装置100は、CPU(Central Processing Unit)151等のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリ装置152、ハードディスク等の記憶装置153等から構成されたコンピュータでもよい。例えば、通信品質推定装置100の機能及び処理は、記憶装置153又はメモリ装置152に格納されているデータやプログラムをCPU151が実行することによって実現される。また、通信品質推定装置100に必要な情報は、入出力インターフェース装置154から入力され、通信品質推定装置100において求められた結果は、入出力インターフェース装置154から出力されてもよい。
説明の便宜上、本発明の実施例に係る通信品質推定装置は機能的なブロック図を用いて説明しているが、本発明の実施例に係る通信品質推定装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明の実施例は、コンピュータに対して本発明の実施例に係る通信品質推定装置の機能を実現させるプログラム、コンピュータに対して本発明の実施例に係る方法の各手順を実行させるプログラム等により、実現されてもよい。また、各機能部が必要に応じて組み合わせて使用されてもよい。また、本発明の実施例に係る方法は、実施例に示す順序と異なる順序で実施されてもよい。
102 推定式生成部
103 入力部
104 通信品質推定値算出部
105 出力部
151 CPU
152 メモリ装置
153 記憶装置
154 入出力インターフェース装置
Claims (6)
- モバイル通信の通信品質を推定する通信品質推定装置であって、
予め取得した、単位時間あたりに観測される端末の無線インターフェース数と通信品質の関係のデータより、回帰分析を用いて通信品質の推定式を生成する推定式生成部と、
推定対象エリアにおいて単位時間あたりに観測される無線インターフェース数の入力を受け付ける入力部と、
前記受け付けられた無線インターフェース数より、前記生成された推定式を用いて通信品質推定値を算出する通信品質推定値算出部と、
前記算出された通信品質推定値を出力する出力部と、
を有し、
前記推定式生成部は、回帰分析を用いて通信品質の上限値及び下限値を表す推定式を生成する、通信品質推定装置。 - 前記推定式生成部は、通信環境によって異なる係数を用いて通信品質の推定式を生成する、請求項1に記載の通信品質推定装置。
- 前記推定式生成部は、人口密度の違いに基づいて、通信品質の推定式の係数に対して定数倍の補正を行う、請求項2に記載の通信品質推定装置。
- 前記端末の無線インターフェース数は、特定の信号強度以上の端末の無線インターフェース数である、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の通信品質推定装置。
- モバイル通信の通信品質を推定する通信品質推定装置における通信品質推定方法であって、
予め取得した、単位時間あたりに観測される端末の無線インターフェース数と通信品質の関係のデータより、回帰分析を用いて通信品質の推定式を生成するステップと、
推定対象エリアにおいて単位時間あたりに観測される無線インターフェース数の入力を受け付けるステップと、
前記受け付けられた無線インターフェース数より、前記生成された推定式を用いて通信品質推定値を算出するステップと、
前記算出された通信品質推定値を出力するステップと、
を有し、
前記推定式を生成するステップにおいて、回帰分析を用いて通信品質の上限値及び下限値を表す推定式を生成する、通信品質推定方法。 - モバイル通信の通信品質を推定する通信品質推定装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該コンピュータを、
予め取得した、単位時間あたりに観測される端末の無線インターフェース数と通信品質の関係のデータより、回帰分析を用いて通信品質の推定式を生成する推定式生成手段、
推定対象エリアにおいて単位時間あたりに観測される無線インターフェース数の入力を受け付ける入力手段、
前記受け付けられた無線インターフェース数より、前記生成された推定式を用いて通信品質推定値を算出する通信品質推定値算出手段、及び
前記算出された通信品質推定値を出力する出力手段、
として機能させ、
前記推定式生成手段は、回帰分析を用いて通信品質の上限値及び下限値を表す推定式を生成する、プログラム。
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JP2016150585A JP6502898B2 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 通信品質推定装置、通信品質推定方法及びプログラム |
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JP2016150585A JP6502898B2 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 通信品質推定装置、通信品質推定方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=61075254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016150585A Active JP6502898B2 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 通信品質推定装置、通信品質推定方法及びプログラム |
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