JP6498490B2 - 日焼け防止用上着 - Google Patents

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Description

本発明は日焼け防止用上着に関し、快適性を確保しつつ日焼けを防止できる日焼け防止用上着に関するものである。
従来、日差しの強い時や場所において日焼けを防止するために、肌の露出部分を覆う上着がある(特許文献1)。
特開2007−204910号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、首より上の部分が露出しているので、頭部(特に顔面)の日焼けを防止することができないという問題点がある。別途帽子などを着用することは煩わしく、帽子を着用したとしても帽子と上着との間が開いて肌が露出するおそれや、帽子と上着とが重なって暑さを感じるおそれがある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、快適性を確保しつつ日焼けを防止できる日焼け防止用上着を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載の日焼け防止用上着によれば、少なくとも着用者の目の部分を開口した目出し部を有する頭被覆部により着用者の頭部および首が覆われ、頭被覆部と一体化される胴体被覆部により着用者の胸元および肩が覆われ、胴体被覆部と一体化される袖部により着用者の腕が覆われる。目の周辺を除いた肌の露出部分が覆われるので、目の周辺を除いた肌の露出部分を日差しから保護して日焼けを防止できる効果がある。
また、頭被覆部と胴体被覆部と袖部とが一体化されるので、日焼け防止用上着の着脱を容易にできる。さらに、胴体被覆部と頭被覆部または袖部との間が開いて肌が露出することや、胴体被覆部と頭被覆部または袖部とが重なって暑さを感じることを防止できる。従って、快適性を確保しつつ日焼けを防止できる効果がある。
胴体被覆部は着用者の背中の一部を覆う背中部を備えているので、背中の一部を日差しから保護して日焼けを防止できる効果がある。
また、頭被覆部は首の後ろ側を覆う背部を備え、頭被覆部、胴体被覆部および袖部を開口部から内部に収納可能な袋部が背中部または背部の着用者側に設けられるので、頭被覆部、胴体被覆部および袖部を袋部に入れて収納できると共に持ち運びできる。さらに、袋部が背中部または背部に設けられるので、着用時に袋部の紛失を防止できる効果がある。
また、袋部には保冷剤や小物などを入れることができる。袋部に保冷剤を入れた場合、着用者の背中または首を冷やすことができるので、快適性を向上できる効果がある。
さらに、袋部が背中部または背部の着用者側に設けられるので、外部からの熱が背中部または背部に遮られて袋部に外部からの熱を与え難くできる。外部からの熱により袋部を温まり難くできるので、袋部に入れた保冷剤などが温まることを抑制できる。よって、快適性を向上できる効果がある。
袋部の背中部側または背部側と比較して袋部の着用者側が薄く形成されるので、袋部の着用者側の熱の伝達をし易くできる。一方、袋部の着用者側と比較して厚く形成される袋部の背中部側または背部側は、熱の伝達をし難くできる。袋部に保冷剤などを入れた際、袋部の背中部側または背部側からの熱により保冷剤などが温まることを抑制できると共に、着用者を冷やし易くできるので、快適性をより向上できる効果がある。
請求項2記載の日焼け防止用上着によれば、袋部の開口部の着用者側が背中部または背部に取り付けられるので、開口部が着用者側に垂れ下がって袋部が変形することを抑制できる。そのため、変形した袋部が背中に当たってごわつくことを低減できる効果がある。また、開口部が背中部または背部により覆われるので、請求項1の効果に加え、袋部に入れた保冷剤や小物などが開口部から不意に出ることを防止できる効果がある。
(a)は本発明の第1実施の形態における日焼け防止用上着を着用者が着用した状態の正面図であり、(b)は日焼け防止用上着を着用者が着用した状態の背面図である。 図1(b)のII−II線における日焼け防止用上着の断面図である。 (a)は係止具を係止した状態の頭被覆部の斜視図であり、(b)は係止具の係止を解除した状態の頭被覆部の斜視図である。 (a)は第2実施の形態における日焼け防止用上着を着用者が着用した状態の正面図であり、(b)は日焼け防止用上着を着用者が着用した状態の背面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1(a)及び図1(b)を参照して、日焼け防止用上着1について説明する。図1(a)は本発明の第1実施の形態における日焼け防止用上着1を着用者が着用した状態の正面図であり、図1(b)は日焼け防止用上着1を着用者が着用した状態の背面図である。なお、図1(b)は胴体被覆部20の着用者側に設けられる袋部23が破線で図示されている。また、図1(a)の紙面右側を日焼け防止用上着1の左側とし、図1(a)の紙面左側を日焼け防止用上着1の右側とする。
図1(a)及び図1(b)に示すように、日焼け防止用上着1は、日差しの強い夏場などにおいて、農作業、観光、スポーツ、スポーツ観戦など屋外で活動する場合に、服Sの上に重ね着して着用者の肌の露出部分を日差しから保護するための衣服である。日焼け防止用上着1は、着用者の頭部および首を覆う頭被覆部10と、着用者の胸元(胸の上部)、肩および背中の一部を覆う胴体被覆部20と、着用者の腕を覆う袖部30とを備えている。袖部30は、着用者の手のひら及び手の甲までを覆うことが可能な長さに形成されて、手のひら及び手の甲を覆った状態で手を動かせるように、親指を挿入可能な指抜き穴31が設けられている。
頭被覆部10と胴体被覆部20とは、後述するように共通して設けられる正面部15及び垂れ部13a,13bがそれぞれ一枚の布地で連続していると共に、背部14と背中部22とが縫い合わされて一体化される。胴体被覆部20と袖部30とは互いの連結部分が一枚の布地で連続して一体化される。
頭被覆部10、胴体被覆部20及び袖部30は、紫外線遮蔽効果を有し、伸縮性があり通気性の良い薄手の布地(例えばジャージ生地)から構成される。これにより、動き易く、着用者の肌の露出部分への紫外線を遮断できると共に暑さを感じ難くできる。また、頭被覆部10、胴体被覆部20及び袖部30を構成する布地は黒色であるので、紫外線を吸収し易くして紫外線遮蔽効果を向上できる。
頭被覆部10は、頭部に被せられる頂部11と、頂部11の前方に形成される庇12と、頂部11の左右両端縁から下方に垂れ下がる一対の垂れ部13a,13bと、頂部11の後端縁から下方に垂れ下がると共に一対の垂れ部13a,13bの後端縁間を塞ぐ背部14と、垂れ部13aの前端縁から垂れ部13bの前端縁に向かって設けられる正面部15とを備えている。
庇12は、後述する目出し部16から露出する肌を日差しから保護するためのものであり、薄手の布地(例えばジャージ生地)の間に不織布を挟んで形成される。庇12に弾性および柔軟性(こし)を持たせることができるので、着用時には顔面から前方に庇12が張り出した状態を維持して顔面の日焼けを防止でき、収納時には庇12を折り曲げて後述する袋部23に収納できる。さらに、庇12はこしのある布製なので、庇12を取り外すことなく洗濯でき、洗濯後は形が復元する。
垂れ部13a,13bは、両耳および首の左右側を覆うものであり、庇12の左右両端から後頭部側に向かって設けられ、前端縁間が開口して顔面が露出する。背部14は、後頭部および首の後ろ側を覆うためのものである。
正面部15は、垂れ部13a,13bの前端縁間の開口を小さくして鼻の一部、口、首の前側を覆うためのものである。正面部15により鼻の一部が覆われているだけなので、正面部15により鼻の全部が覆われている場合と比較して息苦しさを低減できる。
正面部15により小さくされる垂れ部13a,13bの前端縁間の開口(庇12と正面部15との間の開口)が目出し部16であり、目出し部16から目および目の周辺の肌が露出する。なお、正面部15及び垂れ部13a,13bは、首元より下の部分が胴体被覆部20の一部である。
正面部15と垂れ部13aの前端縁とは布地が連続し、正面部15と垂れ部13bの前端縁との間は切れ目17により布地が不連続である。切れ目17は、正面視において目出し部16の左端部から着用者の体の中心線Cへ向かいつつ口よりも左側を通って設けられる。切れ目17の下端側(胸元付近)では、正面部15と垂れ部13bとが接続部19により繋がっている。
胴体被覆部20は、肩を覆う肩部21と、背中の腋より上の部分を覆う背中部22とを備え、正面部15及び垂れ部13a,13bにより胸元が覆われ、肩部21から正面部15にかけて胴体被覆部20が円弧状に湾入する。胸周りの突っ張りを低減できると共に、胴体被覆部20が腋より下に垂れ下がって着用者にまとわりつくことを防止できるので、着用時に動き易くできる。また、腋が開放していると共に胴体被覆部20と服Sとの重なりを少なくできるので、着用時に暑さを感じ難くできる。
胴体被覆部20は、肩部21と背中部22との連結部分が一枚の布地で連続して一体化され、正面部15及び垂れ部13a,13bと肩部21とが縫い合わされて一体化される。背中部22は、着用者側の上端側に袋部23が設けられる。
次に、図2を参照して、袋部23について説明する。図2は図1(b)のII−II線における日焼け防止用上着1の断面図である。なお、図2の紙面左側には着用者が模式的に図示されている。
袋部23は、頭被覆部10、胴体被覆部20及び袖部30を開口部24から内部に収納することで、日焼け防止用上着1をコンパクトにして持ち運んだり片付けたりするためのものである。矩形状の布である第1布23a及び第2布23bを互いに重ねて開口部24を残しつつ縫い合わせることで袋部23が形成される。
図2に示すように、袋部23は、開口部24の端縁に開口部24を開閉自在にするためのスライドファスナ25を備え、日焼け防止用上着1の着用時には第1布23aが着用者側に位置して第2布23bが背中部22側に位置し、背中部22により袋部23が隠れて外部から見えなくなる。第2布23bは、吸水性を有する断熱シート26(本実施の形態では不織布)を内側に設けることで、第1布23aより断熱シート26分だけ袋部23の第2布23b側が厚くなる。
頭被覆部10の背部14と胴体被覆部20の背中部22とを縫い合わせる際に併せて袋部23の開口部24の第1布23a側(第1布23aの内側)の辺(スライドファスナ25より内側)を背中部22の裏面(着用者側)に縫い合わせる。これにより、袋部23を背中部22に取り付ける際の工程を省略できる。また、袋部23が背中部22に取り付けられるので、着用時に袋部23を紛失しないようにできる。さらに、スライドファスナ25より内側が縫われているので、頭被覆部10、胴体被覆部20及び袖部30を袋部23の内部に収納した場合にスライドファスナ25を閉じることができる。
次に、図3(a)及び図3(b)を参照して、頭被覆部10の係止具18の着脱について説明する。図3(a)は係止具18を係止した状態の頭被覆部10の斜視図であり、図3(b)は係止具18の係止を解除した状態の頭被覆部10の斜視図である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、垂れ部13bの前端縁から正面部15側に張り出した張り出し部13cと正面部15とが重ねられ、その重ねられた部分が面ファスナである係止具18により着脱可能に係止される。接続部19は、正面部15と張り出し部13cとを互いに重ねて縫い合わせることで、切れ目17の下端側で正面部15と垂れ部13bとを繋ぐ。
正面部15により鼻の一部および口が覆われる状態である係止具18を係止した状態から係止具18の係止を解除すると、正面部15が自重により垂れ下がって口が露出される。これにより、人と会話するときや口に物を含むとき、息苦しいときなどに口の露出を容易にできる。さらに、正面部15が胸元まで垂れ下がるので、首の汗を拭くことができる。
垂れ部13bの前端縁から正面部15側(庇12の端部から前方)に張り出し部13cが張り出しているので、係止具18を有する張り出し部13cを着用者から視認し易くできる。着用者が張り出し部13cと正面部15とを重ね易くできるので、係止具18の係止を容易にできる。
切れ目17の下端側が接続部19により繋がっているので、係止具18の係止を全て解除しても、正面部15と垂れ部13bとが完全に離れることを防止できる。切れ目17の下端側が接続部19により繋がっていない場合、係止具18の係止を解除して正面部15と垂れ部13bとが完全に離れた後、再び係止具18を係止する際には位置決めがし難い。さらに、正面部15と垂れ部13bとが完全に離れないように気を付けながら係止具18の解除をすることは煩わしい。本実施の形態では、切れ目17の下端側が接続部19により繋がっているので、係止具18を係止する際の位置決めを容易にできると共に、係止具18の解除をする際の煩わしさを低減できる。よって、係止具18の着脱を容易にできる。
正面視において口よりも左側を通って切れ目17が設けられるので、右手の指で正面部15の角を摘んで手前に引けば、切れ目17の左側を垂れ下げずとも切れ目17の右側である正面部15を垂れ下げて口を露出できる。従って、口の露出をより容易にできる。
正面視において目出し部16の左端部から切れ目17が設けられる(正面部15の左側の縁が切れ目17である)ので、目出し部16の中央部から(正面部15の中央部に)切れ目17を設ける場合と比較して、正面部15の垂れ下がる部分の自重を重くできる。これにより、係止具18の係止を解除した場合に、着用者の動きなどにより正面部15が顔面に当たることを抑制できると共に口の露出をより容易にできる。
また、係止具18(面ファスナ)が正面部15の縁に沿って設けられるので、係止具18がボタンなどである場合と比較して、正面部15の自重を重くできる。さらに、面ファスナである係止具18は、垂れ部13b及び正面部15を構成する薄手の布地と比較して剛性が高いので、係止具18の係止をする際に、剛性の低い薄手の布地同士をボタンなどで係止する場合と比較して、係止具18の係止を容易にできる。
また、着用者の体の中心線Cに向かって切れ目17が設けられるので、右手の指で正面部15の角を摘んで係止具18の係止を解除する際、右手を降ろす方向と係止具18(切れ目17)の長手方向とが略同じになるので、係止具18の係止の解除を容易にできる。係止具18の係止をする際も略同様に係止を容易にできるので、係止具18の着脱を容易にできる。
日焼け防止用上着1によれば、目出し部16を有する頭被覆部10、胴体被覆部20及び袖部30により目の周辺を除いた肌の露出部分(頭部、首、胸元、肩、腕、手のひら及び手の甲)が覆われて日差しから保護され、庇12により目の周辺の肌の露出部分が日差しから保護されるので、日焼けを防止できる。また、頭被覆部10と胴体被覆部20と袖部30とが一体化されるので、日焼け防止用上着1の着脱を容易にできる。さらに、胴体被覆部20と頭被覆部10又は袖部30との間が開いて肌が露出することや、胴体被覆部20と頭被覆部10又は袖部30とが重なって暑さを感じることを防止できるので、快適性を確保しつつ日焼けを防止できる。
また、矩形状の布である第1布23a及び第2布23bを互いに重ねて縫い合わせることで袋部23が形成されるので、袋部23を平らにできる。第1布23aの辺を背中部22に取り付けるので、日焼け防止用上着1の着用時に背中のごわつきを低減できる。
また、袋部23が背中部22の裏面の上端側に設けられるので、袋部23に保冷剤27を入れて首の下(背中)を冷やすことができ、快適性を向上できる。また、袋部23の第2布23b側と比較して第1布23aが薄く形成されるので、第1布23aは熱の伝達をし易くできる。一方、第1布23aと比較して厚く形成される袋部23の第2布23b側は、熱の伝達をし難くできる。袋部23に保冷剤27を入れた際、第2布23b側(外部)からの熱により保冷剤27が温まることを抑制できると共に、着用者を冷やし易くできるので、快適性をより向上できる。
さらに、断熱シート26により袋部23の第2布23b側が厚く形成されるので、第2布23b側(外部)からの熱により保冷剤27が温まることをより抑制できる。また、断熱シート26は吸水性を有するので、結露により保冷剤27の表面に付いた水滴を吸収できる。結露した水滴により着用者が濡れることを抑制できると共に、吸収した水分により断熱性能を向上できるので、快適性をより向上できる。
また、袋部23が背中部22により隠れるので(袋部23が背中部22の裏面に設けられるので)、外部からの熱が背中部22に遮られて袋部23に外部からの熱を与え難くできる。外部からの熱により袋部23を温まり難くできるので、袋部23に入れた保冷剤27が温まることをより抑制できる。
また、開口部24の第1布23a側の辺が背中部22の裏面に取り付けられるので、開口部24が着用者側に垂れ下がって袋部23が変形することを抑制できる。そのため、変形した袋部23が背中に当たってごわつくことを低減できる。さらに、開口部24が背中部22により覆われるので、袋部23に入れた保冷剤27が開口部24から不意に出ることを防止できる。
次に図4(a)及び図4(b)を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、正面部15が鼻の一部および口を覆い、胴体被覆部20の背中部22に袋部23が設けられる場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、正面部43が顎の下から胸元までを覆って上下方向の長さが正面部15よりも短く、頭被覆部41の背部14に袋部46が設けられる場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については、同一の符合を付して以下の説明を省略する。図4(a)は第2実施の形態における日焼け防止用上着40を着用者が着用した状態の正面図であり、図4(b)は日焼け防止用上着40を着用者が着用した状態の背面図である。
図4(a)に示すように、日焼け防止用上着40は、正面部43が顎の下から胸元までを覆っている。庇12と正面部43との間の開口は、目出し部44であり、目出し部44から顔面が露出する。なお、正面部43は、首元より上の部分が頭被覆部41の一部であり、首元より下の部分が胴体被覆部42の一部である。
正面部43は、鼻および口を覆わないので、呼吸をし易くできる。特に、呼吸が激しくなる活動をする場合(例えば、スポーツを行う場合)、常に口を露出できるので呼吸がし易い。
正面部43と垂れ部13aの前端縁とは布地が連続し、正面部43と垂れ部13bの前端縁とは布地が不連続である。不連続である垂れ部13bと正面部43とが重ねられ、その重ねられた部分がボタンである接続部45により着脱可能に接続される。接続部45の接続を解除することで、胴体被覆部42に頭を通すことなく日焼け防止用上着40を着脱できるので、日焼け防止用上着40の着脱を容易にできる。また、首に風を当てたいときなどに接続部45の一部(上のボタン)を外すことで、風通しを良くすることができる。
図4(b)に示すように、頭被覆部41は、背部14の裏面(着用者側)の下端側に袋部46が設けられる。日焼け防止用上着40を着用しないときには、頭被覆部41、胴体被覆部42及び袖部30を袋部46の内部に収納できる。また、袋部46に保冷剤27を入れることで、首の後ろを冷やすことができ、快適性を向上できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、上記第1実施の形態では係止具18が面ファスナである場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、スライドファスナやボタン、ホックを係止具18として用いることは当然可能である。
上記第1実施の形態では、共通して設けられる正面部15及び垂れ部13a,13bがそれぞれ一枚の布地で連続していると共に背部14と背中部22とが縫い合わされて頭被覆部10と胴体被覆部20とが一体化される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、背部14と背中部22との連結部分の布地を連続させること当然可能である。また、胴体被覆部20に胸元を覆う部分を設け、その胸元を覆う部分と、頭被覆部10における正面部15及び垂れ部13a,13bとを互いに縫い合わせることは当然可能である。また、胴体被覆部20と袖部30とを互いに縫い合わせて一体化することも当然可能である。
上記第1実施の形態では、正面視において目出し部16の左端部から着用者の体の中心線Cへ向かいつつ口よりも左側を通って設けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、正面視において目出し部16の右端部から着用者の体の中心線Cへ向かいつつ口よりも右側を通って切れ目17を設けることは当然可能である。また、目出し部16の中央部から切れ目17を設けることや、正面視において口の前を通って切れ目17を設けることも可能である。また、正面視において着用者の体の中心線Cと平行に切れ目17を設けることも可能である。また、係止具18の係止を解除した際に口を露出できるように、切れ目17は少なくとも口の下まで設ければよい。このとき、切れ目17より下では、正面部15と垂れ部13bの前端縁との布地が連続しており、その布地が連続している部分が接続部19である。
上記第1実施の形態では、頭被覆部10、胴体被覆部20及び袖部30を構成する布地が黒色である場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、布地の色は適宜変更可能である。また、柄付きの布地を用いることも可能である。
上記実施の形態では、背中部22の裏面の上端側、又は、背部14の裏面の下端側に袋部23,46が設けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、袋部23,46を背中部22又は背部14の表面に設けることは当然可能であり、袋部23の位置を適宜変更することも可能である。
上記第1実施の形態では、背部14と背中部22とを縫い合わせる際に併せて開口部24の第1布23a側の辺を背中部22の裏面に縫い合わせる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、開口部24の第1布23a側の辺を背中部22の裏面に縫い付けることは当然可能である。
上記実施の形態では、袋部23,46に保冷剤27を入れる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、着用者が冷たく感じるものを袋部23,46に入れることは当然可能である。例えば、氷袋や、飲料を凍らせたものなどが挙げられる。また、袋部23,46をバッグの代わりにして、袋部23,46に携帯電話や音楽プレイヤー、財布など、保冷剤27以外の小物を入れることも可能である。
上記第2実施の形態では、接続部45がボタンである場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、面ファスナやスライドファスナ、ホックを接続部45として用いることは当然可能である。
なお、上記各実施の形態のいずれかの一部または全部を、他の実施の形態の一部または全部と組み合わせることは可能である。また、上記各実施の形態のうちの一部の構成を省略することも可能である。例えば、第1実施の形態における接続部19を、第2実施の形態のように着脱可能に接続される接続部45とすることは当然可能である。このとき、係止具18と接続部45とを連続した面ファスナとすることも可能である。
1,40 日焼け防止用上着
10,41 頭被覆部
16,44 目出し部
20,42 胴体被覆部
23,46 袋部
24 開口部
30 袖部

Claims (2)

  1. 少なくとも着用者の目の部分を開口した目出し部を有し、着用者の頭部および首を覆う頭被覆部と、
    その頭被覆部と一体化され、着用者の胸元および肩を覆う胴体被覆部と、
    その胴体被覆部と一体化され、着用者の腕を覆う袖部と、
    前記頭被覆部、前記胴体被覆部および前記袖部を開口部から内部に収納可能な袋部と、を備え、
    前記頭被覆部は、首の後ろ側を覆う背部を備え、
    前記胴体被覆部は、着用者の背中の一部を覆う背中部を備え、
    前記袋部は、前記背中部または前記背部の着用者側に設けられ、前記背中部側または前記背部側と比較して着用者側が薄く形成されることを特徴とする日焼け防止用上着。
  2. 前記袋部は、前記開口部の着用者側が前記背中部または前記背部に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の日焼け防止用上着。
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