JP6495116B2 - 乗物用のシート材移動機構 - Google Patents
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Description
前記張出部又は、前記支持体若しくは支持体を構成する一部の少なくとも一方が弾性変形する構成とされる。
以下に、本発明を実施するための実施形態1について、図1〜図5を用いて説明する。なお、本発明の実施形態1として車両天井構造を例示して説明する。なお、各図に適宜示す上下、左右、前後の方向性は、車両を中心とする上下、左右、前後の方向で統一して図示する。以降の実施形態も同様である。図1に図示されるように、実施形態1における車両天井構造は、車両10(乗物)におけるルーフパネル12(乗物構成部材)と、ルーフパネル12の車室内側に配設される車両用天井材20(トリム部材)とを有する。そして、開閉機構30(シート材移動機構)は、ルーフパネル12に対向する車両用天井材20の面に沿って組みつけられる。
次に実施形態2について図6を用いて説明する。なお、上述した実施形態1と同様の構成については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。以降の実施形態も同様である。張出部の形状は、シート材の厚み方向に張り出した形状であって、素材の弾性によってガイドレールを幅方向外方側に押し出す形状であれば種々適用できる。ここで、実施形態2は、図6に示すように断面が箱状の張出部248の形状を構成する。箱状の張出部248は、シート材32に対する張力の付与する前後で弾性変形して断面形状が変化する態様である。このような張出部248を有する構成においても上記実施形態1と同様の作用、効果を有し得る。
次に実施形態3について図7を用いて説明する。実施形態3は、図7に示すように、張出部348の腕状の形状が実施形態1における張出部48と異なる態様である。このような張出部348を有する構成においても上記実施形態1と同様の作用、効果を有し得る。
次に実施形態4について図8を用いて説明する。実施形態1の張力付与機構は、ガイドレールの張出部を弾性変形可能な素材(熱可塑性エラストマー)で構成する態様を示したがこれに限られない。すなわち、張力付与機構は、ガイドレールの張出部又は、支持体若しくは支持体の少なくとも一方が弾性変形する構成であればよい。実施形態4の張出部448は、図8に示すように、ガイドレール441の筒状部442(案内部)及び連結部446と同様の合成樹脂で構成する。支持体470のうち上方側の保持部472は、上下の抜止部474が近接する方向に傾斜して形成されている。この上方側の保持部472は、上下に弾性変形可能に構成されている。そのため、保持部472は、張出部448が幅方向に移動すると抜止部474の開口幅474aが拡開するよう弾性変形する。このように保持部472を弾性変形させる構成とすることで、張力付与機構を構成してもよい。このような保持部472を有する構成においても上記実施形態1と同様の作用、効果を有し得る。なお、支持体470が弾性変形する構成とする場合、支持体470の全体又は、支持体470の一部にばね鋼などの金属を用いて弾性変形する態様であってもよい。
次に実施形態5について図9を用いて説明する。実施形態5のガイドレール541は、筒状部542(案内部)の外周面を張出部548とする構成である。また、支持体570の保持部572は上下共に抜止部574が近接する方向に傾斜して形成されている。そして、上方側の保持部572は、上下に弾性変形可能に構成されている。保持部572は、張出部548としての筒状部542が幅方向に移動すると抜止部574の開口幅574aが拡開するよう弾性変形する。このように保持部572を弾性変形させる構成とすることで、張力付与機構を構成してもよい。このような保持部572を有する構成においても上記実施形態1と同様の作用、効果を有し得る。
次に実施形態6について図10を用いて説明する。実施形態6における張出部648は、図10に示すようにガイドレール641と同様の合成樹脂によって矢状に形成されている。支持体670の保持部672は上下共に抜止部674が近接する方向に傾斜して形成されている。この上下の保持部672は、上下の抜止部674が近接及び離間するように弾性変形可能に構成されている。そのため、保持部672は、張出部648が幅方向に移動すると抜止部674の開口幅674aが拡開するよう弾性変形する。このように保持部672を弾性変形させる構成とすることで、張力付与機構を構成してもよい。このような保持部672を有する構成においても上記実施形態1と同様の作用、効果を有し得る。
次に実施形態7について図11を用いて説明する。実施形態7における張出部748は、図11に示すようにガイドレール741と同様の合成樹脂によって構成され、上方向に折り返された矢状の張出部748に形成されている。支持体770のうち上方側の保持部772は、上側の抜止部774が上下に弾性変形可能に傾斜して形成されている。また、抜止部774は、張出部748と係合すると共に、幅方向に移動するのに追従して幅方向に弾性変形可能に構成されている。そのため、開口幅774aは変化しない。このように保持部772、抜止部774の弾性変形させる構成とすることで、張力付与機構を構成してもよい。このような保持部772、抜止部774を有する構成においても上記実施形態1と同様の作用、効果を有し得る。
次に実施形態8について図12を用いて説明する。乗物用のシート材移動機構は、直線状のガイドレールの構成を示したがこれに限定されない。実施形態8における車両用天井材820は、曲面形状に形成されている。そして、ガイドレール841は、図12に示すように車両用天井材820の曲面形状に応じて湾曲して並行することでシート材32を曲面状に配設させる態様である。このとき、支持体870は、シート材の移動方向に離間して断続的に配設される。このように、実施形態8は、上記実施形態1と同様の作用、効果を有し得ると共に、支持体870の構成であれば曲面形状の車両用天井材20に滑らかにガイドレール841を湾曲して配設できる。
次に実施形態9について図13〜16を用いて説明する。実施形態9は、シート材に大きな力が加わり、ガイドレールが支持体から脱落したことを想定して、ガイドレールを正規の位置に復帰する機能を有する。
次に実施形態10について図17〜20を用いて説明する。実施形態1〜9は、補強部材と支持体がそれぞれ個別に構成される態様であった。ここで、実施形態10は、補強部材と支持体を一体とし、構成品を少なくする態様である。また支持体は、ガイドレールの張出部に対し、シート材の厚み方向から掛かり合ってガイドレールを支持することでガイドレールと支持体が分離し難い構成とするものである。すなわち、ガイドレール1041は、支持体1070に対し、シート材1032の幅方向及び厚み方向の何れの方向からも抜け止めされた嵌め合い構造を有する。
12 ルーフパネル(乗物構成部材)
14 開口部
20 車両用天井材(トリム部材)
22 開口部
24 基材
26 表皮材
30 開閉機構(シート材移動機構)
30A 閉鎖位置(第1の位置)
30B 開放位置(第2の位置)
32 シート材
34 巻取装置
35 ロール部材
36 支持部材
38 フロントバー
40 案内構造
41 ガイドレール
42 筒状部(案内部)
44 溝部
44a 溝部の開口幅
46 連結部
48 張出部(張力付与機構)
48a 張り出し寸法
50 補強部材
62 凸部(案内体)
62a 凸部の厚み
70 支持体
72 保持部
74 抜止部
74a 抜止部の開口幅
248 張出部
348 張出部
441 ガイドレール
448 張出部
442 筒状部(案内部)
446 連結部
470 支持体
474 抜止部(張力付与機構)
541 ガイドレール
542 筒状部(案内部)
548 張出部
641 ガイドレール
648 張出部
674 抜止部(張力付与機構)
741 ガイドレール
748 張出部
774 抜止部(張力付与機構)
841 ガイドレール
870 支持体
Claims (7)
- 乗物用のシート材移動機構であって、
柔軟な素材による面状のシート材と、
該シート材を張設した状態で面方向に沿って第1の位置と第2の位置の間を移動可能に案内する一対の案内構造と、
該案内構造を支持する支持体と、を備え、
前記案内構造は、前記シート材が移動する方向に交差する幅方向の両端側において該シート材の厚み方向に張り出した案内体と、前記案内体が挿入されて摺動移動することで案内されるガイドレールと、を有し、
該ガイドレールは、前記シート材の幅方向に弾性力を付勢することで前記シート材に幅方向の張力を付与する張力付与機構を介して前記支持体に支持される構成である乗物用のシート材移動機構。 - 請求項1に記載の乗物用のシート材移動機構であって、
前記張力付与機構は、前記シート材の幅方向外方側に向かって弾性力が付勢されるように構成される乗物用のシート材移動機構。 - 請求項1または請求項2に記載の乗物用のシート材移動機構であって、
前記ガイドレールは、前記支持体に対し、前記シート材の幅方向及び厚み方向の何れの方向からも抜け止めされた嵌め合い構造を有する乗物用のシート材移動機構。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗物用のシート材移動機構であって、
前記ガイドレールは、前記シート材の厚み方向に張り出した張出部を有し、
前記張出部又は、前記支持体若しくは支持体を構成する一部の少なくとも一方が弾性変形する構成とされる乗物用のシート材移動機構。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の乗物用のシート材移動機構であって、
前記支持体は、前記シート材の移動方向において離間して断続的に配設される乗物用のシート材移動機構。 - 請求項4または請求項5に記載の乗物用のシート材移動機構であって、
前記張出部は、熱可塑性エラストマーで構成されており、前記支持体と係り合って弾性変形する構成である乗物用のシート材移動機構。 - 請求項6に記載の乗物用のシート材移動機構であって、
前記ガイドレールは、前記案内体が挿入される案内部が熱可塑性樹脂で構成され、前記張出部が熱可塑性エラストマーとして構成されており、前記案内部と前記張出部は二色押出成形で形成される乗物用のシート材移動機構。
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