JP6487349B2 - 診断装置および電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、電力を変換して出力する電力変換装置に関し、また、電力変換装置の制御を行う制御部を診断する診断装置に関する。
近年、三相3線式の電力系統に連系する系統連系用電力変換装置の開発が進められている。系統連系用電力変換装置においては、素子の短絡等の故障が生じる場合があり、それによって、過電流などの事故がもたらされる虞がある。そこで、予めインバータ回路の故障の有無を診断する系統連系電源システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−117066号公報
特許文献1に記載の系統連系電源システムは、直流電源がインバータ回路を介して商用電力系統に連系されており、直流電源から得られる電力を変換するインバータ主回路と、インバータ主回路と商用電力系統との間に介在する開閉機構と、インバータ主回路および開閉機構の動作を制御する制御回路と、インバータ主回路へ流れ込む電流を検出する電流センサとで構成されている。制御回路は、開閉機構を開いた状態でインバータ主回路を一定期間だけ動作させ、電流センサによって電流が検出されるかどうかにより、インバータ主回路の故障の有無を自己診断する手段と、故障自己診断手段によって故障が発見されないときに限り開閉機構を閉じて、インバータ主回路を商用電力系統へ連系する保護手段とを備えている。上述した系統連系電源システムでは、インバータ主回路へ電流を流すことで、素子等の故障を診断しているが、異常が生じるのは素子等の部品だけに限定されない。つまり、制御回路によって正常に制御されていなければ、事故等の発生も懸念されるので、制御回路に用いられるCPU等への診断が求められている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、定期的な自己診断を行うことで、制御の信頼性を高め、異常な処理によって引き起こされる事故などを未然に防ぐことができる診断装置および電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明に係る診断装置は、電力変換装置の制御を行う制御部を診断する診断装置であって、プログラムを実行するCPUと、前記プログラムを格納するROM領域と、前記プログラムを実行する際のデータを一時記憶するRAM領域と、前記ROM領域および前記RAM領域におけるアドレスを一時記憶するレジスタと、前記制御部に対する診断処理を行う診断部とを備え、前記診断処理は、予め設定された周期毎に実行されることを特徴とする。
本発明に係る診断装置では、前記診断部は、電力変換装置が停止している際、前記診断処理として停止時診断処理を実行する構成としてもよい。
本発明に係る診断装置では、前記診断部は、前記停止時診断処理としてROM診断処理を実行する構成とされ、前記ROM診断処理は、前記ROM領域のうちプログラムが占める領域に基づいて、予め記憶された検出符号と、処理実行時に算出した算出符号とを比較する構成としてもよい。
本発明に係る診断装置では、前記診断部は、前記停止時診断処理としてRAM診断処理を実行する構成とされ、前記RAM診断処理は、前記RAM領域全体に値の書き込みおよび読み出しを行う構成としてもよい。
本発明に係る診断装置では、前記診断部は、前記停止時診断処理としてレジスタ診断処理を実行する構成とされ、前記レジスタ診断処理は、前記レジスタ全体に値の書き込みおよび読み出しを行う構成としてもよい。
本発明に係る診断装置では、前記診断部は、電力変換装置が動作している際、前記診断処理として動作時診断処理を実行する構成としてもよい。
本発明に係る診断装置では、前記診断部は、前記動作時診断処理としてスタック診断処理を実行する構成とされ、前記RAM領域の一部がスタック領域として設定され、前記スタック領域の境界を示すアドレスを境界アドレスとしたとき、前記スタック診断処理は、予め記憶された境界アドレスに書き込んだ値と、処理実行時に読み出した境界アドレスの値とを比較する構成としてもよい。
本発明に係る診断装置では、前記診断部は、前記動作時診断処理としてシーケンス診断処理を実行し、前記プログラムが複数のタスクで構成されているとき、前記シーケンス診断処理は、前記複数のタスク全てが読み出されるかどうかを診断する構成としてもよい。
本発明に係る診断装置では、前記CPUとは独立した補助CPUを備え、前記診断部は、前記動作時診断処理としてタイマ診断処理を実行し、前記タイマ診断処理は、前記CPUと前記補助CPUとでそれぞれに時間をカウントさせ、前記CPUと前記補助CPUとでのカウントを比較する構成としてもよい。
本発明に係る電力変換装置は、本発明に係る診断装置を備えることを特徴とする。
本発明によると、定期的な自己診断を行うことで、電力変換装置に対する制御の信頼性を高め、異常な処理によって起こされる事故などを未然に防ぐことができる。つまり、ユーザの判断に拘わらず、予め決まった周期で自動的に診断処理を行わせることで、見落としや手抜きといったヒューマンエラーを生じさせない診断装置とすることができる。
本発明の実施の形態に係る電力変換装置を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る診断装置を示す概略構成図である。 ROM領域の概略を示す説明図である。 RAM領域の概略を示す説明図である。 レジスタの概略を示す説明図である。 プログラムの概略を示す説明図である。 タイマ診断処理の概略を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係る電力変換装置100および診断装置110について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電力変換装置を示す概略構成図である。
本発明の実施の形態に係る電力変換装置100は、入力端1から供給された電力を変換し、連系リレーに接続された連系側出力端子部9および自立リレーに接続された自立側出力端子部10から電力を出力する。電力変換装置100は、電源側である入力端子部1に接続された入力電力を整流する整流器2と、整流器2の後段側に接続された電力を平滑化する電解コンデンサ4と、電解コンデンサ4の後段側に接続された各種スイッチング素子により直流電力を3相の交流電力に変換するインテリジェントパワーモジュール(以下、単にIPM12と呼ぶ。)と、IPM12の後段側に接続されたLC回路を構成するリアクトル5およびコンデンサ6と、LC回路の後段側に接続された各相の電流を検出するシャント抵抗7と、シャント抵抗7の後段側に接続されたノイズフィルタ8と、ノイズフィルタ8の後段側に並列に接続された連系側電磁接触器20および自立側電磁接触器30と、連系側電磁接触器20の後段側に接続されて電力会社の送電線に接続される連系側出力端子部9と、自立側電磁接触器30の後段側に接続された自立側出力端子部30とを備えて構成されている。電力変換装置100は、制御部50およびCP制御部40(CP:コージェネレーション)からの指示によって制御されている。なお、変流器11は、必要に応じて挿入されている。また、整流器2とIPM12との間の直流信号線には、貫通型の電流センサである零相変流器3が設けられている。直流地絡が発生した際には、零相変流器3に流れる電流に基づいて、IPM12のスイッチング制御を停止するようになっている。
電力変換装置100は、連系側電磁接触器20および自立側電磁接触器30によって接続が切り替えられ、連系側出力端子部9または自立側出力端子部10のいずれか一方から電力を出力する構成とされている。つまり、電力変換装置100は、連系リレーに対して電力を出力する連系状態と、自立リレーに対して電力を出力する自立状態と、連系リレーおよび自立リレーのいずれにも電力を出力しない停止状態とに切り替えられる。次に、制御部50およびCP制御部40について、図2に示す診断装置110を参照して、詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る診断装置を示す概略構成図である。
本発明の実施の形態に係る診断装置110は、電力変換装置100の制御を行う制御部50を診断し、プログラムを実行するCPU51と、プログラムを格納するROM領域52と、プログラムを実行する際のデータを一時記憶するRAM領域53と、ROM領域52およびRAM領域53におけるアドレスを一時記憶するレジスタ54と、時間をカウントするタイマ55と、制御部50に対する診断処理を行う診断部56とを備えている。
CPU51(中央処理装置)は、ROM領域52からプログラムを読み出したり、RAM領域53へ計算値を書き込んだり、IPM12へ指示することで電力変換装置100の出力を停止させたりする。なお、CPU51の機能はこれに限定されず、他の機能を実施してもよい。
診断部56によって実行される診断処理については、後述する各部の構成と併せて、詳細に説明する。なお、図2において、診断部56は、各部から独立して示されているが、これに限定されず、例えば、ROM領域52に記憶されたプログラムとして、CPU51に読み出される構成としてもよい。
制御部50は、CPU51とは独立した補助CPU57を備えている。補助CPU57は、主に、CP制御部40からの指示を受けて動作する。なお、図では省略しているが、補助CPU57も、CPU51と同様に、ROM領域52、RAM領域53、レジスタ54、タイマ55、および診断部56を備える構成としてもよい。
CP制御部40は、CPの制御を行う。CPは、電力変換装置100とは独立に動作され、電力変換装置100を停止させている際に、CPが動作していてもよい。
次に、各部の詳細とそれらを診断する処理とについて、図面を参照して説明する。
図3は、ROM領域の概略を示す説明図である。
ROM領域52は、予め記憶したプログラムを格納するメモリ領域であって、書き換え不可とされている。ROM領域52に異常が発生した際には、プログラムが正しく実行されない可能性がある。なお、図3では、ROM領域52のうち、プログラムが格納された領域をプログラム領域52aとして示している。また、ROM領域52には、ROM領域52のうちプログラム領域52aが占める領域を示す検出符号52bが記憶されている。検出符号52bは、例えば、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check:CRC)に用いられる誤り検出符号やチェックサムなどとされている。なお、検出符号52bは、プログラムの一部として記憶されていてもよいし、ROM領域52に限らず、制御部50の一部に記憶されていればよい。
診断部56は、ROM領域52を診断するROM診断処理において、ROM領域52のうちプログラム領域52aが占める領域からCRCを算出して算出符号52cを記憶し、検出符号52bと算出符号52cとが一致するかどうかを比較する。仮に、プログラムが書き換えられていれば、プログラム領域52aに基づく算出符号52cの値も変化するので、検出符号52bに対して差異が生じる。つまり、格納した際のプログラムに基づく検出符号52bを事前に登録しておき、診断時に算出した算出符号52cと比較することで、ROM領域52が書き換えられていないかどうかを確認することができる。
図4は、RAM領域の概略を示す説明図である。
RAM領域53は、プログラムを実行する際に書き換えが必要な計算値などを保存するメモリ領域である。RAM領域53に異常が発生した際には、プログラムの実行結果が異常値となる可能性がある。なお、図4では、RAM領域53のうち、計算値などが一時保存されている領域を一時保存領域53aとして示している。一時保存領域53aは、RAM領域53の上位側から順に書き込まれていき、図4では、上方から下方へ向かって、一時保存領域53aが広がるようにメモリが確保されている。
診断部56は、RAM領域53を診断するRAM診断処理において、RAM領域53全体に値の書き込みおよび読み出しを行う。このように、実際にRAM領域53に値の書き込みおよび読み出しを行うことで、RAM領域53が書き換え可能かどうかを確認することができる。本実施の形態では、RAM領域53のアドレス毎に、「0x55」と「0xAA」との書き込みおよび読み出しを行って、値の一致を確認する。「0x55」と「0xAA」とは、2進数に変換すると「0」と「1」とを繰り返した値に相当し、2種類の値を書き込むことで、全てのビットで書き換え可能かどうかを判断することができる。なお、RAM領域53に書き込む値は一例であって、他の値を書き込んでRAM領域53の診断を行ってもよい。
また、RAM領域53には、関数の移動や割り込み等の際の一時的な動作の保存領域としてスタック領域53bが設けられている。スタック領域53bは、一時保存領域53aと反対に下位側から順に書き込まれていき、図4では、下方から上方へ向かって、スタック領域53bが広がるようにメモリが確保されている。なお、スタック領域53bが一定以上に広がると、一時保存領域53aの内容を書き換える可能性があるため、スタック領域53bには上限値が設定されている。具体的に、スタック領域53bの境界に相当するアドレスは、境界アドレス53cとして設定され、予め固定値が書き込まれている。
診断部56は、スタック領域53bを診断するスタック診断処理において、予め記憶された境界アドレス53cに書き込んだ値と、処理実行時に読み出した境界アドレス53cの値とを比較する。これによって、境界を越えて書き込みが行われていないかどうかを確認している。
図5は、レジスタの概略を示す説明図である。
レジスタ54は、演算やアドレスなどを一時的に記憶し、処理を行うものとされている。つまり、レジスタ54に記憶された値に基づいて、ROM領域52およびRAM領域53でのアドレスが指定される。本実施の形態において、レジスタ54は、図5に示すように、複数のアドレスを備えた構成とされている。レジスタ54に異常が発生した際には、読み出すアドレスがずれたり、演算結果が異なったりして、CPU51が正常な動作を実施できなくなる。
診断部56は、レジスタ54を診断するレジスタ診断処理において、レジスタ54全体に値の書き込みおよび読み出しを行う。これによって、レジスタ54が書き換え可能かどうかを確認している。なお、レジスタ54には、RAM領域53と同様の値を書き込めばよく、例えば、「0x55」と「0xAA」とのように、「0」と「1」とを繰り返した値が書き込まれる。
図6は、プログラムの概略を示す説明図である。
本実施の形態において、プログラムは、複数のタスクで構成されており、複数のタスクを予め設定された順に沿って処理することで、プログラムが実行される。プログラムに異常が発生した際には、呼び出されるタスクの順番が入れ替わるなどして、正しい処理が行われなくなる。
診断部56は、プログラムを診断するシーケンス診断処理において、複数のタスク全てが読み出されるかどうかを診断する。すなわち、全てのタスクを読み出して、プログラムに異常がないかどうかを確認している。具体的には、プログラムを実行しているときに、設定された順にタスクが読み出されているかを確認する。例えば、プログラムが20個のタスクで構成され、タスクを順番に処理する関数で20番目のタスクが実行された際に、タスクが20回呼び出されていれば、正常と判定される。また、タスクを読み出す処理だけを行って診断してもよく、プログラムを実行しなくてもよい。
図7は、タイマ診断処理の概略を示す説明図である。
本実施の形態では、CPU51と補助CPU57とを備えているが、CPU51と補助CPU57とで独自に時間をカウントする構成とされている。CPU51と補助CPU57とで時間がずれていると、電力変換装置100に対する処理などにずれが生じる。
診断部56は、タイマ55を診断するタイマ診断処理において、CPU51と補助CPU57とでそれぞれに時間をカウントさせ、CPU51と補助CPU57とでのカウントを比較することで、時間にずれが無いことを確認している。具体的には、先ず、補助CPU57に60秒をカウントさせる。なお、補助CPU57では、繰り返しカウントしており、60秒経過すると、再度60秒をカウントする。次に、補助CPU57は、CPU51へカウントを開始したことを通知する。そして、CPU51は、補助CPU57のカウントが「59(秒)」から「0(秒)」に切り替わるタイミングに合わせて、60秒のカウントを開始する。その結果、補助CPU57のカウントが「59(秒)」から「0(秒)」に切り替わった際に、CPU51のカウントが59±1秒であれば、互いのカウントがずれていないと判断する。
上述した診断処理は、予め設定された周期毎に実行される構成とされており、本実施の形態では、「1日」に1度実施されている。したがって、定期的な自己診断を行うことで、電力変換装置100に対する制御の信頼性を高め、異常な処理によって起こされる事故などを未然に防ぐことができる。つまり、ユーザの判断に拘わらず、予め決まった周期で自動的に診断処理を行わせることで、見落としや手抜きといったヒューマンエラーを生じさせない診断装置110とすることができる。具体的には、運転中の電力変換装置100を「運転開始から23時間55分後」に停止させ、電力変換装置100が停止している際に診断処理を行っている。なお、停止させるのは、電力変換装置100だけであって、CPは停止しない。
ROM領域52、RAM領域53、およびレジスタ54については、処理中に値が変わると、制御に影響を与える可能性がある。そこで、電力変換装置100の停止時に行う停止時診断処理では、特に、ROM診断処理、RAM診断処理、およびレジスタ診断処理の実施が望ましい。すなわち、電力変換装置100が停止している際に診断処理を行うことで、制御部50が動作しているときに検査できない項目を診断することができ、制御部50の状態を詳細に把握することができる。
また、電力変換装置100の動作時に行う動作時診断処理では、スタック診断処理、シーケンス診断処理、およびタイマ診断処理の実施が好ましい。すなわち、電力変換装置100が動作している際に診断処理を行うことで、制御部50の異常を早急に把握することができ、電力変換装置100に対する異常な処理を回避することができる。動作時診断処理は、電力変換装置100の動作に拘わらずに実施でき、例えば、1時間毎とのように、定期的に行ってもよい。スタック診断処理、シーケンス診断処理、およびタイマ診断処理については、電力変換装置100の停止時に行ってもよく、ROM診断処理、RAM診断処理、およびレジスタ診断処理と伴に、停止時診断処理として実施してもよい。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
50 制御部
51 CPU
52 ROM領域
53 RAM領域
54 レジスタ
55 タイマ
56 診断部
57 補助CPU
100 電力変換装置
110 診断装置

Claims (8)

  1. 電力変換装置の制御を行う制御部を診断する診断装置であって、
    プログラムを実行するCPUと、
    前記プログラムを格納するROM領域と、
    前記プログラムを実行する際のデータを一時記憶するRAM領域と、
    前記ROM領域および前記RAM領域におけるアドレスを一時記憶するレジスタと、
    前記制御部に対する診断処理を行う診断部とを備え、
    前記診断処理は、予め設定された周期毎に実行され
    前記診断部は、電力変換装置が動作している状態であり、かつ、前記予め設定された周期になった際、前記診断処理として動作時診断処理であるスタック診断処理を実行し、
    前記RAM領域の一部がスタック領域として設定され、前記スタック領域の境界を示すアドレスを境界アドレスとしたとき、
    前記スタック診断処理は、予め記憶された境界アドレスに書き込んだ値と、処理実行時に読み出した境界アドレスの値とを比較すること
    を特徴とする診断装置。
  2. 電力変換装置の制御を行う制御部を診断する診断装置であって、
    プログラムを実行するCPUと、
    前記プログラムを格納するROM領域と、
    前記プログラムを実行する際のデータを一時記憶するRAM領域と、
    前記ROM領域および前記RAM領域におけるアドレスを一時記憶するレジスタと、
    前記制御部に対する診断処理を行う診断部とを備え、
    前記診断処理は、予め設定された周期毎に実行され
    前記診断部は、電力変換装置が動作している状態であり、かつ、前記予め設定された周期になった際、前記診断処理として動作時診断処理であるシーケンス診断処理を実行し、
    前記プログラムが複数のタスクで構成されているとき、
    前記シーケンス診断処理は、前記複数のタスク全てが読み出されるかどうかを診断すること
    を特徴とする診断装置。
  3. 電力変換装置の制御を行う制御部を診断する診断装置であって、
    プログラムを実行するCPUと、
    前記CPUとは独立した補助CPUと、
    前記プログラムを格納するROM領域と、
    前記プログラムを実行する際のデータを一時記憶するRAM領域と、
    前記ROM領域および前記RAM領域におけるアドレスを一時記憶するレジスタと、
    前記制御部に対する診断処理を行う診断部とを備え、
    前記診断処理は、予め設定された周期毎に実行され
    前記診断部は、電力変換装置が動作している状態であり、かつ、前記予め設定された周期になった際、前記診断処理として動作時診断処理であるタイマ診断処理を実行し、
    前記タイマ診断処理は、前記CPUと前記補助CPUとでそれぞれに時間をカウントさせ、前記CPUと前記補助CPUとでのカウントを比較すること
    を特徴とする診断装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の診断装置であって、
    前記診断部は、電力変換装置が停止している状態であり、かつ、前記予め設定された周期になった際、前記診断処理として停止時診断処理を実行すること
    を特徴とする診断装置。
  5. 請求項4に記載の診断装置であって、
    前記診断部は、前記停止時診断処理としてROM診断処理を実行する構成とされ、
    前記ROM診断処理は、前記ROM領域のうちプログラムが占める領域に基づいて、予め記憶された検出符号と、処理実行時に算出した算出符号とを比較すること
    を特徴とする診断装置。
  6. 請求項4に記載の診断装置であって、
    前記診断部は、前記停止時診断処理としてRAM診断処理を実行する構成とされ、
    前記RAM診断処理は、前記RAM領域全体に値の書き込みおよび読み出しを行うこと
    を特徴とする診断装置。
  7. 請求項4に記載の診断装置であって、
    前記診断部は、前記停止時診断処理としてレジスタ診断処理を実行する構成とされ、
    前記レジスタ診断処理は、前記レジスタ全体に値の書き込みおよび読み出しを行うこと
    を特徴とする診断装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1つに記載の診断装置を備えた電力変換装置。
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