JP6472557B1 - 剣道用面 - Google Patents

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Abstract

【課題】 初心者でも簡単迅速に正しい位置に装着できる。
【解決手段】 着用者の顔面を保護する面金と、前記面金から前記着用者の両側頭部を保護するように後方へ延びる面布団と、前記面金に一端側が取り付けられ、その他端側が前記着用者の後頭部側で結ばれる少なくとも一対の面紐とを備え、前記面布団が、前記一対の面紐を結ぶ過程で当該各面紐が嵌り込む嵌合部を有しているものであってもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、剣道用面に関するものである。
剣道用面を着用する場合には、面紐を面布団の正しい位置に沿わせて結ばなければ、着用者の頭部に正しく装着できず、その結果、物見の位置がずれて視界が悪くなると共に、竹刀による打撃を十分に緩衝できなくなる。
ところで、同じ剣道用面を長年着用し続けると、面布団の正しい位置が面紐によって押圧され続け、当該正しい位置に癖が付いて窪みが形成される。これにより、剣道用面を着用する場合に、着用者が面布団に対する面紐の位置を意図的に調整しなくても、面紐を結ぶ過程でその面紐が自然とその窪みに嵌り込んで正しい位置に沿うように位置付けられる。
一方、初心者が着用する購入直後の剣道用面は、面布団に癖が付いていないため、剣道用面を着用する場合には、着用者が面布団に対する面紐の位置を意図的に調整する必要がある。しかし、そもそも初心者は、面布団のどの位置が正しい位置に該当するか正確に把握していないため、剣道用面を正しく装着することが極めて困難であった。
そこで、特許文献1には、初心者でも簡単に正しく装着できる剣道用面として、面布団に面紐を通すための案内用挿通孔を設けたものが開示されている。
ところが、前記特許文献1に示す剣道用面においては、着用者が剣道用面を被った状態で、面紐を結ぼうとすると、その面紐を手探りで案内用挿通孔に通す必要があり、着用に時間が掛かるという問題があった。
実開平7−17275号公報
そこで、本発明は、初心者でも簡単迅速に正しい位置に装着できる剣道用面を提供することを主な課題とするものである。
すなわち、本発明に係る剣道用面は、着用者の顔面を保護する面金と、前記面金から前記着用者の少なくとも頭頂部及び両側頭部を保護するように後方へ延びる面布団と、前記面金に一端側が取り付けられ、その他端側が前記着用者の後頭部の後側で結ばれる少なくとも一対の面紐とを備え、前記面布団が、前記一対の面紐を結ぶ過程で当該各面紐が嵌り込む嵌合部を有していることを特徴とするものである。
このようなものであれば、一対の面紐を結ぶ過程において、各面紐が自然と嵌合部に嵌り込んで面布団の正しい位置へ案内される。これにより、一般的な剣道用面と同様に一対の面紐を結ぶ作業を実行するだけで、剣道用面を簡単迅速に正しく装着できるようになる。
なお、前記嵌合部は、具体的には、前記面金が、前記着用者の目の高さに位置する一対の横金によって形成される物見を有する剣道用面において、前記面布団における前記物見の後方側に設ければよく、より具体的には、前記面布団における後側の縁部に設ければよい。
また、前記嵌合部は、前記面布団における他の部分よりも柔軟性が高い部分によって形成すればよく、具体的には、前記面布団が、表裏の布地の間に芯材を挟んで縫合したものである剣道用面において、前記面布団における前記芯材が挟まれていない部分によって形成すればよい。
このようなものであれば、面布団における嵌合部が、面紐に押圧された場合に他の部分よりも優先して撓んで窪んだ状態となる。これにより、一対の面紐を結ぶ過程において、各面紐が自然と嵌合部に嵌り込み、各面紐が面布団の正しい位置に沿うようになる。また、従来の一般的な剣道用面に対し、外観上変更を加えることなく、嵌合部を設けることができ、剣道用面の伝統的なデザインを損ねることもない。なお、この場合、嵌合部は、撓み部ということもできる。
また、前記嵌合部が、前記面布団における後方側の周縁を前方へ凹ませた部分であってもよい。
このようなものであれば、一対の面紐を結ぶ過程において、各面紐は面布団の後側の周縁に沿って摺動するが、この時、各面紐が嵌合部の凹みに嵌り込みずれ動かないようになる。これにより、一対の面紐を結ぶ過程において、各面紐が自然と嵌合部に嵌り込み、各面紐が面布団の正しい位置に沿うようになる。
このような構成の剣道用面によれば、初心者でも簡単迅速に正しい位置に装着できるようになる。
実施形態1に係る剣道用面を後方側から目視した状態を示す模式図である。 同実施形態に係る剣道用面を側面側から目視した状態を示す模式図である。 同実施形態に係る面布団のA−A断面における嵌合部近傍を示す一部省略断面図である。 その他の実施形態に係る剣道用面を側面側から目視した状態を示す模式図である。
以下に、本発明に係る剣道用面を図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本実施形態に係る剣道用面100は、図1及び図2に示すように、着用者の顔面を保護する面金10と、面金10に取り付けられ、着用者の頭頂部から側頭部を介して肩部までを保護する面布団20と、面金10に取り付けられ、着用者の後頭部の後側で結ばれる一対の面紐30と、面金10に取り付けられ、着用者の首(喉)を保護する垂れ40と、を備えている。なお、本実施形態において、面金10の外面(着用者と反対側を向く面)が向く方向を前方とし、面金10の内面(着用者側を向く面)が向く方向を後方とする。
前記面金10は、楕円形状の枠体11と、枠体11に対して左右方向へ架け渡された複数の横金12と、枠体11に対して上下方向へ架け渡された縦金13と、を備えている。なお、面金10には、着用者の目の高さ近傍に配置される一対の横金12aの隙間を他の隣り合う横金12bの隙間よりも広くして形成された物見Xが設けられている。
前記面布団20は、面金10の枠体11の下側を除く部分に沿って取り付けられる。具体的には、面布団20は、図3に示すように、表裏の布地20aの間に、竹刀の打撃による衝撃を緩衝(吸収)する芯材20bを挟んだ積層体を縫合して一体にしたものである。
そして、前記面布団20は、その一部に他の部分よりも柔軟性が高い嵌合部21(図1及び図2中、点線で囲む部分)を有している。本実施形態の嵌合部21は、面布団20における表裏の布地20aの間に芯材20bが挟まっていない部分によって形成されている。すなわち、本実施形態の面布団20においては、嵌合部21が表裏の布地20aのみから構成されているのに対し、その他の部分が表裏の布地20aと芯材20bとから構成されている。このように構成することにより、芯材20bが設けられていない嵌合部21が、芯材20bが設けられている他の部分よりも芯材20bがない分だけ柔軟になり、面紐30の押圧によって他の部分よりも優先して撓むようになる。すなわち、この場合には、嵌合部21は、外力が加わっていない状態においては撓んでおらず、外力が加わることによって撓んで窪んだ状態となる。
なお、前記嵌合部21は、面布団20における後側の縁部に設けられている。具体的には、嵌合部21は、面金10に形成された物見Xの後方側であって、面布団20における後側の縁部に設けられている。よって、嵌合部21は、面布団20における面金10に形成された物見Xを後方へ延長した領域上に設けられている。
前記一対の面紐30は、それぞれ面金10を構成する所定の横金12に取り付けられている。具体的には、一対の面紐30は、物見Xよりも下側に位置する所定の横金12に取り付けられている。そして、一対の面紐30のうちで一方は、その一端側が所定の横金12の縦金13よりも左側に取り付けられており、一対の面紐のうちで他方は、その一端側が所定の横金12の縦金13よりも右側に取り付けられている。なお、一対の面紐30は、直接面金10に取り付けてもよく、耐久性を考慮して革紐等を介して面金10に取り付けてもよい。
次に、本実施形態に係る剣道用面100の着用方法を説明する。
本実施形態に係る剣道用面100を着用する場合には、剣道用面100を着用者の頭部に被せた状態で、一対の面紐30の他端側を着用者の後頭部の後側で結び、剣道用面100が頭部に対してずれないように縛り止める。
具体的には、一対の面紐30は、先ず、各面紐30の他端側を後方へ回して後頭部の後側で交差させて引っ張る。この時、面布団20には、面紐30に押圧された嵌合部21が他の部分より優先して撓むことによって窪みが形成され、これにより、面紐30が嵌合部21へ嵌り込む(図1参照)。続いて、各面紐30の他端側を一度前方へ回して面金10の最も上方に配置される横金12と枠体11との間の隙間に通して交差させて引っ張る。最後に、各面紐30の他端側を再度後方へ回し、後頭部の後側で引っ張った状態で結ぶ。
このように構成すれば、一対の面紐30を結ぶ過程において、各面紐30に押圧された嵌合部21が自然と撓んで窪み、これにより、各面紐30が自然と嵌合部21に嵌り込み、これにより、各面紐30が面布団20に対して正しい位置に沿って延びる。その結果、従来の剣道用面100と同様に着用するだけで正しく装着できる。
<実施形態2>
本実施形態は、前記実施形態1に係る剣道用面100の嵌合部21の変形例である。なお、本実施形態の剣道用面100は、前記実施形態1に係る剣道用面100と嵌合部21の構成が異なるだけで他は同一の構成となっている。
本実施形態に係る剣道用面100の嵌合部21は、面布団20における後側の周縁を前方側へ凹ませた部分によって形成されている。具体的には、嵌合部21は、面布団20における後側の周縁における物見Xと略同じ高さ位置に当たる部分を略U字状に凹ませて形成されている。
このようなものであれば、各面紐30の他端側を後方へ回して後頭部の後側で交差させて引っ張った場合に、各面紐30は、面布団20における後側の周縁に沿って摺動するが、この時、各面紐30が自然と嵌合部21に嵌り込み、これにより、各面紐30が面布団20に対して正しい位置に沿って延びる。その結果、従来の剣道用面100と同様に着用するだけで正しく装着できる。
なお、本実施形態においては、嵌合部21を略U字状の凹みとしているが、これに限定されることなく、例えば、略V字状の凹みとしてもよい。また、嵌合部21の凹みを浅くすることにより、嵌合部21を目立たなくすることができる。
<その他の実施形態>
前記実施形態1においては、面布団20の一部に芯材20bが設けられていない部分を形成し、この部分を嵌合部21としているが、これに限定されず、面布団20の一部に他の部分よりも柔軟性が高い芯材20bを設け、この部分を嵌合部21としてもよい。
また、前記実施形態1における嵌合部21は、面布団20における面金10に形成された物見Xを後方へ延長した領域上であって、面布団20における後側の縁部に設けているが、当該領域全体に亘って延びるように設けてもよい。
その他、本発明は前記各実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100 剣道用面
10 面金
11 枠体
12 横金
13 縦金
20 面布団
20a 布地
20b 芯材
21 嵌合部
30 面紐
40 垂れ

Claims (5)

  1. 着用者の顔面を保護する面金と、
    前記面金から前記着用者の少なくとも頭頂部及び両側頭部を保護するように後方へ延びる面布団と、
    前記面金に一端側が取り付けられ、その他端側が前記着用者の後頭部の後側で結ばれる少なくとも一対の面紐とを備え、
    前記面布団が、前記一対の面紐を結ぶ過程で当該各面紐が嵌り込む嵌合部を有しており、
    前記嵌合部が、前記面布団における後方側の周縁を前方へ凹状に切り欠いて形成した部分であることを特徴とする剣道用面。
  2. 着用者の顔面を保護する面金と、
    前記面金から前記着用者の少なくとも頭頂部及び両側頭部を保護するように後方へ延びる面布団と、
    前記面金に一端側が取り付けられ、その他端側が前記着用者の後頭部の後側で結ばれる少なくとも一対の面紐とを備え、
    前記面布団が、前記一対の面紐を結ぶ過程で当該各面紐が嵌り込む嵌合部を有しており、
    前記嵌合部が、前記面布団における他の部分よりも柔軟性が高い部分であることを特徴とする剣道用面。
  3. 前記面金が、前記着用者の目の高さに位置する一対の横金によって形成される物見を有しており、
    前記嵌合部が、前記面布団における前記物見の後方側に設けられている請求項1又は2のいずれかに記載の剣道用面。
  4. 前記嵌合部が、前記面布団における後側の縁部に設けられている請求項2又は3のいずれかに記載の剣道用面。
  5. 前記面布団が、表裏の布地の間に芯材を挟んで縫合したものであり、
    前記嵌合部が、前記面布団における前記芯材が挟まれていない部分である請求項2乃至4のいずれかに記載の剣道用面。
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