JP6460390B2 - リードフレーム、光半導体装置用樹脂付きリードフレーム及びこれらの製造方法、並びに光半導体装置 - Google Patents

リードフレーム、光半導体装置用樹脂付きリードフレーム及びこれらの製造方法、並びに光半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、リードフレーム、光半導体装置用樹脂付きリードフレーム及びこれらの製造方法、並びに光半導体装置に関する。
LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)素子を搭載した光半導体装置は、一般照明やテレビ・携帯電話・OA機器等のディスプレイ等、様々な機器で使用されるようになってきた。これらの光半導体装置において、薄型化や量産化等の要請に応えるべく、リードフレームを用いてLED素子を搭載し樹脂封止したパッケージが開発されてきた。
一般的に、リードフレームを用いた光半導体装置は、図9に示すような構造を有する(例えば、特許文献1参照)。即ち、リードフレーム250は、LED素子280を搭載するダイパッド部210と、ダイパッド部210の周辺に間隔を置いて配置されたリード部220を有し、ダイパッド部210とリード部220の全面又は一部に貴金属めっきを施し、めっき層230を形成して構成される。そして、ダイパッド部210にはLED素子280を搭載し、LED素子280とリード部220とをボンディングワイヤー290等を用いて接合している。そして、LED素子280の周辺には、光を反射する樹脂で作製された外部樹脂部(リフレクター)260、261を配置し、LED素子280及びボンディングワイヤー290を含む周辺を透明な樹脂で充填された封止樹脂部300とで構成されている。また、ダイパッド部210とリード部220に貴金属めっきを施したリードフレーム250に外部樹脂部(リフレクター)260、261を配置した状態を樹脂付きリードフレームと言う。
光半導体装置は、LED素子280からの自らの発光とともに、LED素子280からの光を効率よく反射させることが重要である。特に、上部に透明樹脂からなる封止樹脂部300のあるダイパッド部210やリード部220の上面には、光の反射率が高い金属めっきを施すことによりLED素子からの下方向の光を反射させている。貴金属めっき層240は、一般的には光反射率の高いAgめっきが用いられている。
特開2013−149866号公報
しかしながら、貴金属めっき層の最表面層がAgめっき層の場合、Agめっきは柔らかく、Ag面に軽く接触しただけでも傷や汚れが発生しやすい。圧力がかかった接触面は黒くくすむこともある。これらは、結果的に光反射率を低下させてしまい、場合によっては不良品になる場合もある。
これら不具合は、リードフレームに貴金属めっきを行った後から外部樹脂部を作製する工程までに発生しやすい。特にめっき処理後のリードフレームの搬送時、めっき装置部品との接触や、めっきされたリードフレームをシート状に切断する工程での切断装置部品との接触、検査工程、包装工程等の取り扱いの中でのリードフレームどうしの接触などが原因で発生すると考えられる。これら装置においていては、リードフレームに接触する部分については、当然傷がつかないような処理を行い、シート状に切断されたリードフレーム間には、層間紙を挿入する等対応を取っているものの改善には至っていない。これら不具合により、リードフレームの生産性を低下させている。また、光半導体装置は、めっき面の反射率を向上させるため、高光沢めっきを採用しており、傷や汚れが半導体装置に比べ発見しやすくなっているのも一因である。
そこで、本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、光半導体装置及び光半導体装置用樹脂付きリードフレームに用いられるリードフレームにおいて、光半導体装置の重要特性であるめっき面の光反射率を低下させず、リードフレームの貴金属めっき処理後、リードフレームの搬送・取扱い時のめっき面の傷や汚れ等、外観不良を低減させることのできるリードフレーム、光半導体装置用樹脂付きリードフレーム及びこれらの製造方法、並びに光半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るリードフレームは、光半導体装置及び光半導体装置用樹脂付きリードフレームに用いられるリードフレームであって、
LED素子を所定箇所に搭載可能なダイパッド部と、
該ダイパッド部の周辺に配置され、前記LED素子を電気的に接続可能なリード部と、を備え、
前記ダイパッド部の前記所定箇所よりも外側にある第1の領域と、前記リード部の接続部分より外側にある第2の領域とに突起が形成され
前記突起よりも外側の領域は、前記突起よりも内側の領域よりも表面の高さが低く、
少なくとも前記第1の領域よりも内側の前記ダイパッド部の表面及び少なくとも前記第2の領域よりも内側の前記リード部の表面には、めっき層が設けられた構成を有する。
本発明の他の態様に係る光半導体装置用樹脂付きリードフレームは、前記リードフレームと、
前記リードフレームの前記第1の領域上に形成された第1の外部樹脂部と、
前記第2の領域上に形成された第2の外部樹脂部と、を有する。
本発明の他の態様に係るリードフレームの製造方法は、光半導体装置及び光半導体装置用樹脂付きリードフレームに用いられるリードフレームの製造方法であって、
金属板の不要部分を両面エッチングにより除去し、LED素子を所定箇所に搭載可能なダイパッド部と、該LED素子を電気的に接続可能な端子として機能し得るリード部とを形成するとともに、前記金属板の端部を含む外側の領域の表面にハーフエッチング加工を行い、凹部を形成する工程と、
前記ダイパッド部の前記所定箇所よりも外側にありモールド成形時に第1の外部樹脂部で覆われる第1の領域と、前記リード部の接続部分より外側にあり前記モールド成形時に第2の外部樹脂部で覆われる第2の領域とに突起を形成するとともに、前記凹部が更に深くなり、前記突起の外側の領域が内側の領域よりも低くなるように前記ダイパッド部及び前記リード部の表面にハーフエッチング加工を行う工程と、
前記ハーフエッチング加工が行われた面のうち、少なくとも前記第1の領域よりも内側の領域を含む第3の領域と、少なくとも前記第2の領域よりも内側の領域を含む第4の領域に平滑化処理を施す工程と、
該第3の領域及び該第4の領域に貴金属めっき処理を行うめっき工程と、を有する。
本発明の他の態様に係る光半導体装置用樹脂付きリードフレームの製造方法は、光半導体装置用樹脂付きリードフレームの製造方法であって、
前記リードフレームの製造方法を実施する工程と、
前記第1の領域に前記第1の外部樹脂部、前記第2の領域に前記第2の外部樹脂部を各々形成する工程と、を有する。
本発明によれば、貴金属めっき面の傷や汚れ、曇りなど外観不具合を改善することができるとともに、リードフレームと外部樹脂部との密着性を強化することができる。
本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の構成を示した図である。図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の平面図であり、図1(b)は、図1(a)のX−X’断面における断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置の一例の構成を示した断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の前半の一連の工程を説明するための図である。図3(a)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の金属板準備工程の一例を示した図である。図3(b)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。図3(c)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のエッチング工程及び第1のレジスト剥離工程の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の後半の一連の工程を説明するための図である。図4(a)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。図4(b)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のエッチング工程及び第2のレジスト剥離工程の一例を示した図である。図4(c)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の表面平滑化工程の一例を示した図である。図4(d)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法のめっき工程の一例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法の一例について説明するための図である。図5(a)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法の樹脂付きリードフレーム製造工程の一例を示した図である。図5(b)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法の光半導体素子搭載工程の一例を示した図である。図5(c)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法のワイヤーボンディング工程の一例を示した図である。図5(d)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法のモールド工程の一例を示した図である。 第2の実施形態に係るリードフレームの一例を示した図である。図6(a)は、本発明の第2の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の平面図である。図6(b)は、図6(a)のY−Y’断面における断面図である。 第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の一例を示した図である。図7(a)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。図7(b)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のエッチング工程及び第1のレジスト剥離工程の一例を示した図である。図7(c)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。図7(d)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のエッチング工程及び第2のレジスト剥離工程の一例を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係るリードフレームの一例を示した図である。図8(a)は、本発明の第3の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の平面図である。図8(b)は、図8(a)のZ−Z’断面における断面図である。 従来のリードフレームを用いた光半導体装置の構成を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の構成を示した図である。図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の平面図であり、図1(b)は、図1(a)のX−X’断面における断面図である。
図1(a)、(b)に示すように、第1の実施形態に係る光半導体装置用リードフレーム50は、ダイパッド部10と、リード部20とを有する。また、ダイパッド部10及びリード部20の表面の外側寄りの箇所には、各々突起11、21が形成されている。また、突起11、21よりも内側にある内側領域12、22の中央側の領域には、めっき層30が形成されている。図1(a)に示されるように、突起11、21は、めっき層30を囲むように、枠状に形成されている。なお、図1(b)に示されるように、突起11、21よりも外側にある外側領域13、23は、内側領域12、22と同様の平坦面を有している。
光半導体装置用リードフレーム50は、金属板をエッチング加工して、ダイパッド部10とリード部20を形成することにより構成される。金属板の材質としては、一般的に銅系合金が用いられる。板厚は、0.1mm〜0.3mmのものが用いられることが多い。リード部20は、ダイパッド部10に対応して一つ或いは複数配置される。
ダイパッド部10は、LED素子等の発光半導体素子を搭載するための領域である。リード部20は、ダイパッド部10に搭載された発光半導体素子の電極を電気的に接続するための端子を構成する領域であり、よって、ダイパッド部10の周辺に配置される。
ダイパッド部10及びリード部20の周縁の一部或いは全周には、LED素子搭載面(図1(b)における上面)の反対側の面(図1(b)における下面)よりエッチング加工されて、ダイパッド部10及びリード部20の縁より内側へ向けて板厚よりも厚みの薄い薄肉部17が形成されている。
LED素子を搭載するダイパッド部10とダイパッド部10の周辺に配置されたリード部20のLED素子搭載面側の外側寄りの領域には、突起11、21がそれぞれ形成されている。突起11、21が形成される領域は、モールド工程において、ダイパッド部10及びリード部20の上面に外部樹脂部が形成されることになっている領域であり、外部樹脂部に覆われることになっている領域である。
ここで、突起11、21と外部樹脂部との関係を説明するため、第1の実施形態に係るリードフレーム50を用いた光半導体装置の一例の構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置110の一例の構成を示した断面図である。図2で用いられているリードフレーム50は、図1で説明したように、LED素子80を搭載するダイパッド部10と、ダイパッド部10の周辺に空間を隔てて配置されたリード部20とで構成される。ダイパッド部10の上面にはLED素子80が搭載され、LED素子80の電極とリード部20とはボンディングワイヤー90等により電気的に接続されている。このLED素子80が搭載されたLED搭載箇所14とこれに電気的に接続されたリード部20の接続部24とを取り囲む形で、ダイパッド部10とリード部20からなるリードフレーム50の表面上に外部樹脂部60、61が形成されている。また、ダイパッド部10とリード部20が対向する空間部分及びダイパッド部10やリード部20の縁より内側へ向けて形成された板厚よりも厚みの薄い薄肉部17のそれぞれの下にも、同時に外部樹脂70が充填される。外部樹脂部60、61が取り囲んだLED素子80と電気的接続部(端子部)の上方には、透明樹脂で充填された封止樹脂部100が設けられる。なお、ダイパッド部10の上面の外側の外部樹脂形成領域16には外部樹脂部60が設けられ、リード部20の上面の外側の外部樹脂形成領域26には外部樹脂部61が設けられている。
続いて、図1及び図2の双方を参照しつつ第1の実施形態に係るリードフレーム50の説明を続ける。
突起11、21の位置は、図2に示す外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25よりも外側に設定する。開口部下側位置15、25は、外部樹脂部60、61が形成するテーパー状の開口部の最も下側の位置であり、外部樹脂部60とダイパッド部10との境界面及び外部樹脂部61とリード部20との境界面の最も内側の位置となる。突起11、21は、図1(a)及び図2に示すように、外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25の形状に沿って、外部樹脂部60、61の開口部下面位置15、25を取り囲むように配置する。配置する位置は、突起11、21の形状にもよるが、樹脂密着性を向上させるようバランスを取って配置する。即ち、突起11、21を外部樹脂部60、61が形成される外部樹脂形成領域16、26に設けることにより、ダイパッド部10及びリード部20の表面の面積が増加し、それに伴って外部樹脂部60、61との接触面積も増加するので、ダイパッド部10及びリード部20の樹脂密着性を向上させることができる。また、突起11、21を設けることにより、突起11、21と外部樹脂部60、61との接触面に嵌合構造が形成されるので、かかる点からも、ダイパッド部10及びリード部20の樹脂密着性を向上させることができる。このような効果を踏まえ、ダイパッド部10及びリード部20の樹脂密着性を効率的に向上させるべく、突起11、21を、特定の領域に偏って形成するのではなく、バランス良く配置することが好ましい。
例えば、突起形状については、図1(a)に示すように、楕円状にラインを引くように配置してもよい。第1の実施形態において、突起11、21は、外部樹脂部60、61と同様、LED素子80及びボンディングワイヤー90が配置される中央部の周囲を連続的なラインで取り囲むように配置されている。外部樹脂部60、61が形成される外部樹脂形成領域16、26の略中心を貫くような配置であり、外部樹脂部60、61の周方向に亘り効果的に密着性を高めることができる。
また、突起11、21を設けることにより、突起11、21がめっき層30に対するスペーサ的な役割を果たし、リードフレーム50の搬送の際、めっき層30が搬送ベルト、搬送アーム等装置部品に接触することが無くなる。また、検査工程、包装工程等の取り扱いの中でリードフレーム50同士が接触しても、貴金属めっき面へ直接接触することは無くなる。本発明の第1の実施形態に係るリードフレーム50では、突起11、21をめっき層30の形成面に設けることにより、めっき層30に対するスペーサとして機能し、めっき層30を保護することができ、反射性を保つことができる。
上述のような、外部樹脂部60、61の開口部下面内側の貴金属めっき層30を保護する観点からは、図1(a)に示すように、外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25の内側のめっき層30を突起11、21でほぼ囲むことができる楕円状にラインを引くように配置することが好ましい。なお、図1(a)に示す構成において、突起11、21がなす楕円状のラインの幅は0.1mm〜0.5mm程度が好ましい。例えば、板厚が0.2mmでれば、楕円形状のラインの幅は0.1〜0.15mmに設定できる。
また、突起11、21の平面形状は、図1(a)に示した曲線からなる枠状の形状以外にも、種々の形状とすることができるが、その他の態様については後述する。
突起11、21の高さは、0.005mm〜0.05mmとすることが好ましい。突起11、21の高さが0.005mm以下では、貴金属めっき層30を突起11、21が保護できず、めっき装置やシート切断装置等の部品に接触してしまい、めっき層30に傷、汚れ曇り等の不具合が発生する蓋然性が高い。逆に、突起11、21の高さが0.05mmを超えると、ダイパッド部10やリード部20にあるLED素子搭載面の反対側の面に形成された薄肉部17の厚さが薄くなり、リードフレーム50の強度が維持できない。よって、突起11、21の高さは、0.005mm〜0.05mmとすることが好ましく、0.005mm〜0.03mmとすることが更に好ましい。
ダイパッド部10とリード部20の突起11、21以外の平坦面を形成する内側領域12、22及び外側領域13、23は、エッチング加工によって形成される。一般に、エッチング加工された金属板の表面は、エッチング加工されていない金属板の表面に比較して、表面粗さが大きくなる。表面粗さが大きい状態で、貴金属めっきを行うと、加工面の表面粗さが大きい状態に倣い、めっき後のめっき表面も、表面粗さが大きい状態が引き継がれてしまう。これにより、エッチング加工されていない金属板の表面にめっきした状態と比較して、光の反射率が低下する。貴金属めっき層30は、LED素子80からの下方向の光を反射させる目的がある。そこで、ダイパッド部10及びリード部20のエッチング加工面である内側領域12、22及び外側領域13、23に、表面平滑化作用を有する薬液を供給し、薬液で内側領域12、22及び外側領域13、23の表面平滑処理を行う。表面平滑処理を行った後の表面粗さは、三次元中心面平均粗さ SRa0.05μm以下が望ましい。表面粗さSRa0.05μm以下の滑らかさを有する表面上に貴金属めっきを施すことにより、エッチング加工されていない金属板の表面にめっきした状態とほぼ同等の光の反射率を得ることができる。即ち、SRa0.05μmを超えると反射率が低下してしまうため、エッチング加工面である内側領域12、22及び外側領域13、23の表面をSRa0.05μm以下にし、その表面上にめっき層30を形成することが好ましい。
なお、表面平滑化処理は、必ずしも内側領域12、22及び外側領域13、23の総てについて行う必要は無く、最低限、内側領域12、22のめっき層30が形成され、かつ外部樹脂部60、61に覆われない領域のみについて行うようにしてもよい。めっき層30が形成されない領域は、光の反射率は要求されないので、表面平滑化処理無しでも何ら問題は無いからである。よって、表面平滑化処理は、少なくともめっき層30が形成され、かつ外部樹脂部60、61に覆われない領域について行うようにし、他の領域は、用途及び必要性に応じて行うようにしてもよい。
また逆に、ダイパッド部10及びリード部20の全面に表面平滑化処理を行うようにしてもよい。全面に表面平滑化処理が行われていても何ら問題は生じないし、全面に薬液を供給する方が、製造工程自体は容易になる場合が多いからである。
表面平滑処理は、表面平滑化作用を有する薬液を、エッチング加工された内側領域12、22及び外側領域13、23に供給することにより行うが、薬液の供給は、スプレー等を用いて噴霧供給してもよいし、シャワー等で供給してもよいし、薬液を満たした薬液槽にリードフレーム50を浸漬させて薬液処理を行ってもよい。なお、表面平滑処理を行うための薬液は、リードフレーム50に用いられている金属板の材料の表面を平滑化できる薬液であれば、種々の薬液を用いてよいが、例えば、メルテックス社製カッパー−58等を用いてもよい。
また、貴金属からなるめっき層30の厚さは、4.0μm以下に設定する。貴金属めっき層30の厚さが4.0μmを超えると金属板の表面の粗さの影響がなくなるが、貴金属めっき層30自体の結晶粒径の影響を受け易くなり、金属表面に4.0μm以下で貴金属めっきした反射率より低下する。また、めっき層30の厚さが2.5μm未満であると、エッチング加工面の表面粗さを修正する機能を全く果たさなくなるとともに、接合性が不足するおそれがある。よって、めっき層30の厚さは、2.5μm以上4.0μm以下であることが好ましい。
めっき層30は、ダイパッド部10及びリード部20の全面に形成してもよいし、めっき層30の形成が必要な領域にのみ形成してもよい。めっき層30の形成が必要な領域とは、外部樹脂部60、61には覆われずに、封止樹脂部100に覆われる中央側の領域である。封止樹脂部100は、透明な樹脂からなる領域であり、光を透過する領域であるので、封止樹脂部100で覆われている領域は、光を反射可能に構成されるべき領域である。よって、かかる領域は、Ag等の高い反射性を有するめっき層30の形成が必要な領域であり、少なくともこの領域にはめっき層30を形成する。また、めっき層30は外部樹脂部60、61で覆われる外部樹脂形成領域16、26に形成しても何ら問題無いので、めっき層30の形成が必要な領域を含む限り、任意の範囲で形成してよい。
なお、めっき層30は、異なるめっき材料からなる複数層から構成されてもよい。即ち、少なくとも、ダイパッド部10及びリード部20のLED素子80の搭載面側には、LED素子の搭載及びLED素子80とリード部20とのワイヤーボンディング等接続、並びにLED素子80からの光を効率的に反射させるために最表層(最上層)に施される。最表層のめっきは、AgまたはAg合金めっきが分光反射率の点から好適である。
一方、最表層よりも基材寄りの内装側のめっきは、一般にリードフレームに使用されるめっきであればよい。
なお、本実施形態においては、内側領域12、22及び外側領域13、23を含む金属板表面上に直接行われるめっきにより形成されるめっき層と、最表層に施されるめっき層とを特に区別せずに、全体としてめっき層30として表現している。しかしながら、めっき層30の断面構成としては、上述のような異なる複数のめっき金属材料からなる積層構造を有するめっき層30であってもよい。
ダイパッド部10及びリード部20の裏面側は、基板との実装端子面となり、実装時のはんだ濡れ性を向上させるためのめっきが施される。めっきの種類としては、LED素子80の搭載面側のめっき層30と同様、最表層をAgまたはAg合金めっき、最表層よりも基材寄りの内層側のめっきは、一般にリードフレームに使用されるめっきであればよい。コスト面などを考慮して、はんだ実装面側のみをNi/Pd/Auめっき等としてもよい。
第1の実施形態に係るリードフレーム50及び光半導体装置110においては、ダイパッド部10及びリード部20の外部樹脂部60、61が形成される外部樹脂形成領域16、26の上面に突起11、21を設けることにより、めっき層30が形成される領域がこの突起11、21より低い位置になる。このため、従来めっき処理後のリードフレーム50では、搬送時、めっき装置部品との接触や、めっきされたリードフレーム50をシート状に切断する工程での切断装置部品との接触、検査工程、包装工程等の取り扱いの中でのリードフレーム50同士の接触があったが、突起11、21を設けたことにより、貴金属めっき面の直接接触を防止することができる。これにより、貴金属めっき面の傷や汚れ、曇りなど外観不具合を改善することができる。また同時に、この突起11、21を外部樹脂部60に覆われる外部樹脂形成領域16、26に形成することで、リードフレーム50と外部樹脂部60、61との密着性を強化することができる。
次に、図3〜5を用いて、第1の実施形態に係るリードフレーム及びこれを用いた樹脂付きリードフレーム、光半導体装置の製造方法について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の前半の一連の工程を説明するための図である。
図3(a)は、第6の実施形態に係るリードフレームの製造方法の金属板準備工程の一例を示した図である。図3(a)に示すように、先ず、平板状の金属板5を準備する。金属板5の材質は、銅合金を用いることができる。準備したこの金属板5を脱脂洗浄し、不要なごみや有機物を取り除く。
図3(b)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。図3(b)に示されるように、第1のレジストパターン形成工程では、エッチング用レジストを用いて、ダイパッド部10及びリード部20の所定のパターンが形成されるようにレジスト層120、123を作製する。より詳細には、金属板5の表面及び裏面に感光性レジストを塗布する。その後、所定のパターンを、フォトマスクを介して露光する。その後、現像して、開口121、124を有するレジスト層120、123を作製する。なお、図3(b)において、金属板5の表面側には開口部121を有するレジスト層120が形成され、裏面側には開口部124を有するレジスト層123が形成されている。
図3(c)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のエッチング工程及び第1のレジスト剥離工程の一例を示した図である。図3(c)に示されるように、第1のエッチング工程では、レジスト層120、123で覆われていない開口部121、124をエッチング液でエッチングする。これにより、ダイパッド部10及びリード部20が形成される。
次いで、第1のレジスト剥離工程において、レジスト層120、123を、剥離剤を用いて剥離する。
なお、ダイパッド部10やリード部20の薄肉部は、ダイパッド部10及び又はリード部20の周縁の一部或いは全周に設定する。本実施形態では、ダイパッド部10のみに薄肉部17を設定した例について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の後半の一連の工程を説明するための図である。
図4(a)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。図4(a)に示されるように、第2のレジストパターン形成工程では、リードフレームのダイパッド部10やリード部20に突起11、21を形成すべく、突起11、21の形状に合わせたマスクパターンを有するレジスト層125、126を形成する。より詳細には、形状が形成されたダイパッド部10及びリード部20の表面及び裏面に、感光性レジストを塗布する。その後、突起11、21の平面形状に合致した所定のパターンを、フォトマスクを介して露光する。その後、現像してレジスト層125、126を作製する。また、ダイパッド部10及びリード部20の裏面には何ら処理を施さないので、裏面全体をレジスト層128で覆う。
図4(b)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のエッチング工程及び第2のレジスト剥離工程の一例を示した図である。図4(b)に示されるように、第2のエッチング工程では、レジスト層125、126で覆われていない開口領域128をエッチング液でエッチングする。これにより、開口領域128全体がエッチングされて低くなり、相対的にレジスト層125、126で覆われた箇所に突起11、21が形成される。なお、第2のエッチング工程後は、第2のレジスト剥離工程が行われ、レジスト層125、126が剥離剤を用いて剥離される。
図4(c)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の表面平滑化工程の一例を示した図である。図4(c)に示されるように、表面平滑化工程では、少なくともダイパッド部10及びリード部20の内側領域12、22内のめっき層30が形成される領域に、表面平滑処理を行う。なお、表面平滑処理は、めっき層30が形成される領域のみならず、内側領域12、22全体、又は外側領域13、23及び突起11、21を含む全面に処理を行ってもよい。
なお、平滑処理液には、メルテックス社製カッパー−58等がある。表面粗さが、三次元中心面平均粗さSRa0.05μm以下になるように、濃度や浸漬時間、温度等を調正する。
図4(d)は、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法のめっき工程の一例を示した図である。図4(d)に示されるように、めっき工程では、リードフレーム50のダイパッド部10やリード部20の少なくとも内側領域12、22内の所定領域にめっきが施され、めっき層30が形成される。ここで、所定領域とは、光半導体装置の組み立て時に、封止樹脂部100により覆われる領域を包含する領域であり、図2に示される外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25よりも外側を含む領域である。めっき層30は、最低限、封止樹脂部100に覆われる領域を含んでいればよく、それより広く形成することは何ら問題無いので、ダイパッド部10及びリード部20の全面にめっき層30を形成してもよい。
上記所定の領域を含みLED素子搭載面の一部の範囲に部分めっきする場合は、図4(c)の表面平滑化処理の後に部分めっきをしない部分にレジスト層を形成して部分めっきを行い、その後レジストを剥離する。あるいは、レジストを使用しないで、図4(c)の表面平滑化処理の後に機械的に部分めっきをしない所をマスク等で覆い、部分めっきする部分のみ開口してめっきを行う方法等を用いてもよい。また、全面めっきする場合は、図4(c)の表面平滑化工程の後、全面めっきを行う。
また、めっきの範囲を、突起11、21を除く上面の全面にした場合、エッチング加工とめっきを施す領域が同じとなり、レジスト作製工程を同一にできる。図4(b)の第2のエッチング工程の後、レジスト層125、126を剥離せず、その状態で、表面平滑処理及びめっき処理を順に施す。その後、レジスト層125、126を、剥離剤を用いて剥離し、めっき付きリードフレームを作製してもよい。突起11、21以外の領域に、めっき層30を形成することができる。
また、ダイパッド部10やリード部20が形成され所定のめっき層30が形成されたリードフレーム50は、必要に応じて所定の数量毎にシート状に切断及び外部樹脂封止時の樹脂止め用の樹脂テープをLED搭載面と反対面に貼り付けてもよい。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法の一例について説明するための図である。図5(a)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法の樹脂付きリードフレーム製造工程の一例を示した図である。図5(a)に示されるように、樹脂付きリードフレーム製造工程では、製造したリードフレーム50をトランスファーモールドや射出成形することにより、リードフレーム50上に外部樹脂部60、61を形成する。外部樹脂としては、一般的には熱可塑性樹脂が使用される。外部樹脂部60、61は、ダイパッド部10及びリード部20上に形成されると共に、ダイパッド部10とリード部20が対向する空間部にも同時に充填され、外部樹脂部70が形成される。外部樹脂部60、61は、LED素子80及びワイヤーボンディング等でリード部20と電気的に接続した接続部24(図2参照)の周辺を囲うように形成される。また、その周辺部の面は、LED素子80から発生した光が、外部樹脂部60、61により上方へ反射するようにテーパー形状に形成される。本工程により、樹脂付きリードフレーム55が完成する。
図5(b)〜(d)は、樹脂付きリードフレーム55を用いて、光半導体装置を製造する一連の工程を示した図である。
図5(b)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法の光半導体素子搭載工程の一例を示した図である。図5(b)に示されるように、光半導体素子搭載工程では、得られた樹脂付きリードフレーム55を用いて、ダイパッド部10上にLED素子80を搭載する。予め、Agペースト等をダイパッド部10の表面に塗布し、LED素子80をダイパッド部10上に固定する。
図5(c)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法のワイヤーボンディング工程の一例を示した図である。図5(c)に示されるように、ワイヤーボンディング工程では、LED素子80の電極とリード部20とをワイヤーボンディング等の接続方法により、ボンディングワイヤー90等の接続手段を用いて電気的に接続する。
図5(d)は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法のモールド工程の一例を示した図である。図5(d)に示されるように、モールド工程では、外部樹脂部60、61で囲まれたLED素子80と、ボンディングワイヤー90等でリード部20と電気的に接続された接続部24の周辺部を、透明樹脂からなる封止樹脂100でモールドする。
最後に、所定のパッケージ寸法になるように複数個配列されている場合は、個片化する。一括でモールドされている場合は、ダイシング等により、個別モールドされている場合は、プレス等で打ち抜き、個片化する。
〔第2の実施形態〕
図6は、第2の実施形態に係るリードフレーム50aの一例を示した図である。図6(a)は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の平面図であり、図6(b)は、図6(a)のY−Y’断面における断面図である。
第2の実施形態に係るリードフレーム50aは、図6(a)に示す平面構成は図1(a)に示す第1の実施形態に係るリードフレーム50の平面構成と同一であるが、図6(b)に示す断面構成が、図1(b)に示す第1の実施形態に係るリードフレーム50の断面構成と異なっている。
図6(b)において、第2の実施形態に係るリードフレーム50aは、突起11、21の内側にある内側領域12、23の表面の高さと、突起11、21の外側にある外側領域13a、23aの高さが異なっている点で、第1の実施形態に係るリードフレーム50と異なっている。より詳細には、第2の実施形態に係るリードフレーム50aにおいては、外側領域13a、23aの表面の高さが内側領域12、23よりも低くなっており、より深い溝を形成している。突起11、21の内側にある内側領域12、22は、突起11、21により保護される程度の深さを有すれば十分であるので、突起11、21により他の物品と接触しない最低限度の深さを確保すれば十分であるが、外側領域13a、23aは、外部樹脂部60、61との密着性を高める必要があるため、表面積及び嵌合構造をなるべく大きくし、密着性を高める構成とすることが好ましい。よって、第2の実施形態に係るリードフレーム50aでは、突起11、21より内側であるダイパッド部10のLED素子80を搭載するLED搭載箇所14(図2参照)の周辺及びリード部20の接続部24(図2参照)の周辺を含む内側領域12、22は浅く、突起11、21の外側である外部樹脂部60、61が形成される外部領域13a、23aを深く構成している。例えば、突起11、21の内側の深さを0.005mm〜0.02mmと浅くし、突起11、21の外側の深さを0.02mm〜0.05mmと深く設定できる。
第2の実施形態に係るリードフレーム50aによれば、突起11、21の外側を深くすることでより樹脂密着性をより向上させることができる。かつ、突起11、21の内側の深さを、0.005mm〜0.02mmにすることで、外部樹脂部60、61の開口部下面内側の貴金属めっき層30を保護でき、エッチング時の深さのばらつきを最小限に抑えることができる。これにより、外部樹脂部60、61を形成する時、開口部下側位置15、25付近に発生する樹脂バリを低減することができる。
次に、図7を用いて、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法について説明する。図7は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の一例を示した図である。なお、図7においては、第1の実施形態に係るリードフレーム50の製造方法と異なる工程のみ示すこととする。
図7(a)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。第1のレジストパターン形成工程では、エッチング用レジストを用いて、ダイパッド部10及びリード部20の所定のパターンが形成されるようにレジスト層120a、123を作製するが、その際、中央側の開口部121の他、外部領域13a、23aに対応する領域にも開口部122を形成する。なお、裏面のレジスト層123及び開口部124は、第1の実施形態における図3(b)と同様である。
図7(b)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第1のエッチング工程及び第1のレジスト剥離工程の一例を示した図である。図7(b)に示されるように、第1のエッチング工程では、レジスト層120a、123で覆われていない開口部121、124をエッチング液でエッチングする。これにより、ダイパッド部10a及びリード部20aが形成されるとともに、ハーフエッチングされた外側領域13a、23aが形成される。金属板5は、両面からエッチング加工されるため、開口部121、124同士が重なる領域は金属板5を貫通するが、片面のみ開口部122、124が形成されている外側領域13a、23a及び薄肉部17は、ハーフエッチングされて窪み(凹部)が形成される。
次いで、第1のレジスト剥離工程において、レジスト層120a、123を、剥離剤を用いて剥離する。
図7(c)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のレジストパターン形成工程の一例を示した図である。第2のレジストパターン形成工程は、第1の実施形態で示した図4(a)の工程と同様であるので、その説明を省略する。
図7(d)は、第2の実施形態に係るリードフレームの製造方法の第2のエッチング工程及び第2のレジスト剥離工程の一例を示した図である。図7(d)に示されるように、第2のエッチング工程では、レジスト層125、126で覆われていない開口領域127をエッチング液でエッチングする。これにより、開口領域127全体がエッチングされて低くなり、相対的にレジスト層125、126で覆われた箇所に突起11、21が形成される。その際、内側領域12、22も外側領域13a、23aもエッチング量は同じであるので、同じ高さ分低くなる。よって、図7(c)で示した段差がエッチング加工後も維持され、内側領域12、22と外側領域13a、23aとで高さが異なる形状に加工することができる。また、第2のエッチング工程後は、第2のレジスト剥離工程が行われ、レジスト層125、126が剥離剤を用いて剥離される。
このように、図7(a)で示したように、第1のレジストパターン形成工程において、外側領域13a、23aを形成する部分に開口部122を形成しておくことにより、その後は、第1の実施形態に係るリードフレーム50の製造方法と同様の工程を行うことにより、第2の実施形態に係るリードフレーム50aを製造することができる。
〔第3の実施形態〕
図8は、本発明の第3の実施形態に係るリードフレーム50bの一例を示した図である。図8(a)は、本発明の第3の実施形態に係る光半導体装置用リードフレームの一例の平面図であり、図8(b)は、図8(a)のZ−Z’断面における断面図である。
第3の実施形態に係るリードフレーム50bは、図8(b)に示す断面構成は図1(b)に示す第1の実施形態に係るリードフレーム50の断面構成と同様であるが、図8(a)に示す平面構成が、図1(a)に示す第1の実施形態に係るリードフレーム50の平面構成と異なっている。
図8(a)に示す第3の実施形態に係るリードフレーム50bでは、突起11b、21bが、複数の円柱状に形成されている点で、第1の実施形態に係るリードフレーム50と異なっている。このように、連続したライン状の形状ではなく、複数の柱状の突起11b、21bでめっき層30が形成された中央領域を囲むようにしてもよい。また、図8においては、突起11b、21bが円柱状の形状を有するが、突起11b、21bの形状は、楕円柱、矩形を含む角柱等、種々の形状とすることができる。柱状の突起11b、21bを複数配置することにより、全体として中央領域を囲むことができ、バランスよく突起11b、21bを配置することができる。なお、円柱、楕円柱、矩形柱等の平面的な大きさは0.1〜0.5mm程度が好ましい。円柱を複数配置するのであれば円柱の上面の円形の大きさは、直径φ0.1mm〜0.15mmに設定できる。
第3の実施形態に係るリードフレーム50bを製造する場合には、第1の実施形態に係るリードフレームの製造方法の図4(a)を用いて説明した第2のレジストパターン形成工程において、所望の形状パターンに適合したレジストパターンを形成し、エッチング工程を行えばよい。このように、第3の実施形態に係るリードフレーム50bは、第1の実施形態に係るリードフレーム50の製造方法とほぼ同様の製造方法で製造することができる。
〔実施例1〕
次に、本発明の実施形態に係るリードフレームの製造方法の実施例を説明する。なお、説明の便宜のため、今まで説明した構成要素に対応する構成要素には、同一の参照符号を付すものとする。
リードフレーム用の金属板5としては、厚さ0.2mm、幅180mmの帯状の銅材(古河電工株式会社製:EFTEC−64T)を用いた。まず、リードフレーム用の金属板5を、脱脂、洗浄した。その後、リードフレーム50のパターンを形成するためのレジスト層を作製した。詳細には、先ず、金属板5の表面に感光性レジストを厚さ0.02mm塗布した。レジストとしては、ネガ型感光性レジスト(旭化成イーマテリアルズ株式会社製)を使用した。次に、ダイパッド部10及びリード部20が所定のパターンになるようにガラスマスクを用いて、レジスト層を露光した。その後、現像してレジスト層120、123を作製した。
また、ダイパッド部10とリード部20の対向面のダイパッド側に薄肉部17を形成した。薄肉部17の厚さは0.1mm、幅は0.2mmになるように設定した。
その後、エッチング液にてエッチングを行った。エッチング液としては、塩化第二鉄溶液を使用した。必要に応じて、エッチング液の吹き出し方向や、吹き付け圧力等を適宜調整した。
そして、エッチングが終了した後レジスト層120、123を剥離し、ダイパッド部10及びリード部20を形成した。
次に、ダイパッド部10及びリード部20に突起11、21を作製した。突起11、21は、外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25より外側に、外部樹脂部60,61の開口部下側位置15、25の形状に沿って、外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25を取り囲むように、図1(a)に示すように、楕円状にラインを引くように配置した。ラインの幅は0.1mmに設定した。突起11、21の高さについては、表1に従い設定した。
Figure 0006460390
まず、ダイパッド部10及びリード部20の表面に感光性レジストを厚さ0.02mm塗布した。レジストとしては、ネガ型感光性レジスト(旭化成イーマテリアルズ株式会社製)を使用した。次に、ダイパッド部10及びリード部20が所定のパターンになるようにガラスマスクを用いて、レジスト層を露光した。その後、現像してレジスト層125、126を作製した。また、裏面の全面にレジスト層128を形成した。その後、エッチング液にてエッチングを行った。エッチング液としては、塩化第二鉄溶液を使用した。必要に応じて、エッチング液の吹き出し方向や、吹き付け圧力等を適宜調整した。その後、レジスト層125、126、128を剥離した。
次に、ダイパッド部10及びリード部20の全面に表面平滑処理を行った。表面平滑処理液は、メルテックス社製カッパー−58を用いて行った。平滑化処理後のエッチング加工面の表面粗さについては、表1の値になるように、浸漬時間、濃度、温度等を調正した。
その後、貴金属めっきを行ってめっき層30を形成した。貴金属めっきは、Agめっき、めっき厚さ3.0μmで行った。めっき範囲は、表1に示した通りである。
その後、各リードフレーム50をシート状に切断した。
また、上記リードフレーム50を使用して、外部樹脂をモールドして樹脂付きリードフレーム55を作製した。その後、樹脂付きリードフレーム55を使用して、LED素子80を搭載した。ワイヤーボンディング後、透明封止してからダイシング加工を行い、個片化して光半導体装置110を完成させた。
〔実施例2〜8、比較例1〜2〕
表1に実施例2〜8、比較例1〜2の各設定を示す。
実施例2〜5では、突起11、21の高さと外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25より内側の領域のめっき前の表面粗さを表1に示した通りにした。その他は、実施例1と同じ方法で作製した。
実施例6では、めっきが部分めっきで、部分めっきの範囲を外部樹脂部の開口部下側位置12、22より0.1mm外側に設定した。その他は、実施例3と同じである。
実施例7では、めっき範囲は全面めっきとし、突起11、21は、外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25よりも外側に設定した。形状は、直径φ0.15mmの円柱を複数設定した。その他の条件は、実施例3と同じである。
実施例8では、めっき範囲は全面めっきとし、突起11、21よりも内側の内側領域12、22の深さを0.01mm、突起11、21よりも外側の外側領域13a、23aの深さを0.03mmに設定した。その他の条件は、実施例3と同じである。
比較例1は、突起11、21の加工及び表面平滑処理工程を行わず、その他は実施例1と同じ製造方法である。
比較例2は、突起11、21の加工後、表面平滑処理を行わず、その他は実施例1と同じ製造方法である。
また、めっき層30の表面の状況を確認するため、リードフレームに貴金属めっき処理後、シート状に切断し、検査、包装されたリードフレームについて、リードフレームの搬送・取扱い時のめっき面の傷や汚れ曇り等の不具合があるか否かについて、リードフレーム10枚の全ダイパッド部10、及びリード部20の内側領域11、21を顕微鏡により観察した。その結果も表1に示す。
反射率は、反射率測定器(日立製作所製U4100)を用いて波長450nmで測定を行った。比較例1の反射率を基準に ○:基準より5%以内の低下もしくは基準以上 △:基準より5%を超えて低下 ×:基準より10%を超えて低下で評価した。その結果も表1に示す。
この結果、実施例1〜8にはダイパッド部10及びリード部20の外部樹脂部60、61の開口部下側位置15、25の内側近辺に傷や汚れ等の発生はなかった。また、反射率もほぼ、エッチング加工されていない金属板5の表面にめっきした状態を維持していることが確認できた。これにより、半導体装置110での反射面汚れや曇りによる輝度の低下も防止できた。
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施形態及び実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態及び実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
5 金属板
10、10a、10b ダイパッド部
20、20a、20b リード部
11、21 突起
12、22 内側領域
13、13a、23、23a 外側領域
14 LED搭載箇所
15、25 開口部下側位置
16、26 外部樹脂形成領域
24 接続部
30 めっき層
50、50a、50b リードフレーム
55 樹脂付きリードフレーム
60、61 外部樹脂部
80 LED素子
90 ボンディングワイヤー
100 封止樹脂
110 光半導体装置

Claims (13)

  1. 光半導体装置及び光半導体装置用樹脂付きリードフレームに用いられるリードフレームであって、
    LED素子を所定箇所に搭載可能なダイパッド部と、
    該ダイパッド部の周辺に配置され、前記LED素子を電気的に接続可能なリード部と、を備え、
    前記ダイパッド部の前記所定箇所よりも外側にある第1の領域と、前記リード部の接続部分より外側にある第2の領域とに突起が形成され
    前記突起よりも外側の領域は、前記突起よりも内側の領域よりも表面の高さが低く、
    少なくとも前記第1の領域よりも内側の前記ダイパッド部の表面及び少なくとも前記第2の領域よりも内側の前記リード部の表面には、めっき層が設けられたリードフレーム。
  2. 前記突起は、前記ダイパッド部の前記所定箇所及び前記リード部の前記接続部分を囲むように配置された請求項1に記載のリードフレーム。
  3. 前記突起は、前記ダイパッド部内及び前記リード部内で連続する連続パターンとして形成された請求項2に記載のリードフレーム。
  4. 前記突起は、柱状の形状を有し、前記ダイパッド部内及び前記リード部内で配列パターンをなすように複数形成された請求項2に記載のリードフレーム。
  5. 前記突起の高さが0.005〜0.05mmである請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリードフレーム。
  6. 前記突起以外の領域は、前記突起よりも表面粗さが大きい面ある請求項1乃至5のいずれか一項に記載のリードフレーム。
  7. 前記突起以外の領域のうち、少なくとも前記突起よりも内側の領域の表面粗さが三次元中心面平均粗さSRa0.05μm以下である請求項6に記載のリードフレーム。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のリードフレームと、
    該リードフレームの前記第1の領域上に形成された第1の外部樹脂部と、
    前記第2の領域上に形成された第2の外部樹脂部と、を有する光半導体装置用樹脂付きリードフレーム。
  9. LED素子を搭載可能なダイパッド部と、
    該ダイパッド部の周辺に配置され、前記LED素子を電気的に接続可能なリード部と、
    記ダイパッド部上に搭載されたLED素子と、
    該LED素子と前記リード部とを電気的に接続する接続手段と、
    前記ダイパッド部の前記LED素子よりも外側に設けられ、前記ダイパッド部よりも高さが高い第1の突起と、
    前記リード部の前記接続手段が接続された接続点よりも外側に設けられ、前記リード部よりも高さが高い第2の突起と、
    前記ダイパッド部上の前記LED素子よりも外側に、前記第1の突起の全表面を覆うように設けられた第1の外部樹脂部と、
    前記リード部上の前記接続点よりも外側に、前記第2の突起の全表面を覆うように設けられた第2の外部樹脂部と、
    少なくとも前記第1の外部樹脂部よりも内側の前記ダイパッド部の表面及び少なくとも前記第2の外部樹脂部よりも内側の前記リード部の表面に設けられためっき層と、
    記第1及び第2の外部樹脂部に囲まれた前記ダイパッド部及び前記リード部を含む中央領域を覆うように封止する透明樹脂部と、を有する光半導体装置。
  10. 光半導体装置及び光半導体装置用樹脂付きリードフレームに用いられるリードフレームの製造方法であって、
    金属板の不要部分を両面エッチングにより除去し、LED素子を所定箇所に搭載可能なダイパッド部と、該LED素子を電気的に接続可能な端子として機能し得るリード部とを形成するとともに、前記金属板の端部を含む外側の領域の表面にハーフエッチング加工を行い、凹部を形成する工程と、
    前記ダイパッド部の前記所定箇所よりも外側にありモールド成形時に第1の外部樹脂部で覆われる第1の領域と、前記リード部の接続部分より外側にあり前記モールド成形時に第2の外部樹脂部で覆われる第2の領域とに突起を形成するとともに、前記凹部が更に深くなり、前記突起の外側の領域が内側の領域よりも低くなるように前記ダイパッド部及び前記リード部の表面にハーフエッチング加工を行う工程と、
    前記ハーフエッチング加工が行われた面のうち、少なくとも前記第1の領域よりも内側の領域を含む第3の領域と、少なくとも前記第2の領域よりも内側の領域を含む第4の領域に平滑化処理を施す工程と、
    該第3の領域及び該第4の領域に貴金属めっき処理を行うめっき工程と、を有するリードフレームの製造方法。
  11. 前記金属板の不要部分を除去し、前記ダイパッド部及び前記リード部を形成する工程は、エッチング加工により行われ、
    該エッチング加工を行う際、前記突起よりも外側の領域の上面にハーフエッチング加工を行い、凹部を形成する工程を更に有する請求項10に記載のリードフレームの製造方法。
  12. 前記平滑化処理は、前記第3の領域及び前記第4の領域の表面に薬品を供給することにより行われる請求項10又は11に記載のリードフレームの製造方法。
  13. 光半導体装置用樹脂付きリードフレームの製造方法であって、
    請求項10乃至12のいずれか一項に記載のリードフレームの製造方法を実施する工程と、
    前記第1の領域に前記第1の外部樹脂部、前記第2の領域に前記第2の外部樹脂部を各々形成する工程と、を有する光半導体装置用樹脂付きリードフレームの製造方法。
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