JP6453679B2 - シールド掘進機及びトンネル掘削方法 - Google Patents
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Description
カッターヘッドを回転駆動手段で回転駆動しながら、複数のシールドジャッキで掘進推力を発生させつつ切羽を掘削する。
前記第1カッタードラムを掘進機本体に対して回転駆動する為の第1回転駆動手段と、前記第1カッタードラムに装備され且つ第2カッタードラムを第1カッタードラムに対して回転駆動する為の第2回転駆動手段とを備えたシールド掘進機を予め準備し、前記トンネル掘削機を用いてトンネルを掘削する際に、前記中央部カッターヘッドの複数のカッタービットの平均周速と、外周部カッターヘッドの複数のカッタービットの平均周速とが実質的に等しくなるように設定して掘削することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、カッターヘッドが中央部カッターヘッドと外周部カッターヘッドとに分割形成され、第1回転駆動手段で第1カッタードラムと第1連結部材を介して外周部カッターヘッドと中央部カッターヘッドを掘削機本体に対して回転駆動することができ、第2回転駆動手段で第2カッタードラムと第2連結部材を介して中央部カッターヘッドを第1カッタードラムに対して回転駆動することができる。
しかも、中央部カッターヘッドを支持するチャンバー中心側の部材を外周部カッターヘッドに連結する連結部材をチャンバーの中心部に配置する必要がないため、チャンバーの中心部における土砂滞留を防ぐことができる。
請求項8の発明によれば、請求項3と同様の効果が得られる。
請求項9の発明によれば、請求項4と同様の効果が得られる。
請求項10の発明によれば、請求項5と同様の効果が得られる。
このシールド掘進機1は、掘進機本体2と、掘進機本体2の前側に配設されたカッターヘッド3とを有する。掘進機本体2は、カッターヘッド3の周辺構造を除き、一般的なシールド掘進機の掘進機本体と同様のものであるので、簡単に説明する。
環状凹部が形成され、この環状凹部に環状中空体からなる第2カッタードラム23が装着され、第2カッタードラム23の内周面はシール部材とベアリングを介して前記シール用筒体20iに支持され、第2カッタードラム23の外周面はシール部材とベアリングを介して前記筒部20hに支持されている。そのため、第1カッタードラム20を支持する支持剛性を高めることができる。この第2カッタードラム23に中央部カッターヘッド3Aを連結する第2連結部材24が設けられ、第2連結部材24は前後方向に細長いテーパ状で断面H形の複数(例えば4つ)のテーパ状H形部材24aで構成されている。前記の複数の高剛性部材24aは円周複数等分位置に配設されている。
第1回転駆動手段22により、第1カッタードラム20を回転駆動することにより、第1連結部材21を介して外周部カッターヘッド3Bを回転駆動することができる。
このとき、第2カッタードラム23は第1カッタードラム20に装備されているため、第1カッタードラム20が回転駆動されると、第2カッタードラム23も回転駆動され、第2連結部材24を介して中央部カッターヘッド3Aも回転駆動される。
このシールド掘進機51は、掘進機本体52と、カッターヘッド53とを有し、掘進機本体52の隔壁以外の部分は、実施例1の掘進機本体と同様であるので、実施例1と同じ構成要素に同じ符号を付して説明を省略し、主に隔壁とカッターヘッド53の周辺構造について説明する。
第1回転駆動手段72により、第1カッタードラム70を回転駆動することにより、第1連結部材71を介して外周部カッターヘッド53Bを回転駆動することができる。
このとき、第2カッタードラム73は第1カッタードラム70に装備されているため、第1カッタードラム70が回転駆動されると、第2カッタードラム73も回転駆動され、第2連結部材74を介して中央部カッターヘッド53Aも回転駆動される。
1)前記シールド掘進機は泥水式のシールド掘進機を例にして説明したが、排土式シールド掘進機にも本発明を同様に適用可能である。
2)第1カッタードラムの断面形状は、前記実施例のものに限定されず、種々の断面形状の第1カッタードラムも採用可能である。
5)尚、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそれらを包含するものである。
2,52 掘進機本体
3,53 カッターヘッド
3A,53A 中央部カッターヘッド
3B,53B 外周部カッターヘッド
7,57 チャンバー
8,58 隔壁
20,70 第1カッタードラム
21,71 第1連結部材
22,72 第1回転駆動手段
23,73 第2カッタードラム
24,74 第2連結部材
25,75 第2回転駆動手段
26 コピーカッター
27,77 ロータリジョント
74a 部分円錐体
Claims (10)
- カッターヘッドを中央部カッターヘッドとこの中央部カッターヘッドの外周側の環状の外周部カッターヘッドとに分割形成してなるシールド掘進機において、
中央部カッターヘッドと外周部カッターヘッドの背面側のチャンバーを仕切る隔壁に回転自在に装備された環状の第1カッタードラムと、
この第1カッタードラムに外周部カッターヘッドを連結する第1連結部材と、
前記第1カッタードラムの外径よりも小さな外径を有し且つ第1カッタードラムに回転自在に装備された環状の第2カッタードラムと、
この第2カッタードラムに中央部カッターヘッドを連結する第2連結部材と、
前記第1カッタードラムを掘進機本体に対して回転駆動する為の第1回転駆動手段と、
前記第1カッタードラムに装備され且つ第2カッタードラムを第1カッタードラムに対して回転駆動する為の第2回転駆動手段とを備えたことを特徴とするシールド掘進機。 - 前記第2連結部材は、円周複数等分位置に配設された前後方向に細長いテーパ状で断面H形の複数のテーパ状H形部材で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシールド掘削機。
- 前記第2連結部材は、前記第2カッタードラムから切羽側へ向って小径化する部分円錐体を有する筒状部材で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機。
- 前記隔壁の中心側部分に、外周部カッターヘッドのコピーカッターと第2回転駆動手段に油圧を供給する為の複数の油圧通路を接続するロータリージョイントが装備されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のシールド掘進機。
- 前記第1カッタードラムの内周部に環状凹部が形成され、この環状凹部に第2カッタードラムが装着されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のシールド掘進機。
- カッターヘッドを中央部カッターヘッドとこの中央部カッターヘッドの外周側の環状の外周部カッターヘッドとに分割形成してなるシールド掘進機であって、
中央部カッターヘッドと外周部カッターヘッドの背面側のチャンバーを仕切る隔壁に回転自在に装備された環状の第1カッタードラムと、
この第1カッタードラムに外周部カッターヘッドを連結する第1連結部材と、
前記第1カッタードラムの外径よりも小さな外径を有し且つ第1カッタードラムに回転自在に装備された環状の第2カッタードラムと、
この第2カッタードラムに中央部カッターヘッドを連結する第2連結部材と、
前記第1カッタードラムを掘進機本体に対して回転駆動する為の第1回転駆動手段と、
前記第1カッタードラムに装備され且つ第2カッタードラムを第1カッタードラムに対して回転駆動する為の第2回転駆動手段とを備えたシールド掘進機を予め準備し、
前記シールド掘進機を用いてトンネルを掘削する際に、前記中央部カッターヘッドの複数のカッタービットの平均周速と、外周部カッターヘッドの複数のカッタービットの平均周速とが実質的に等しくなるように設定して掘削することを特徴とするトンネル掘削方法。 - 前記第2連結部材は、円周複数等分位置に配設された前後に細長いテーパ状で断面H形の複数のテーパ状H形部材で構成されることを特徴とする請求項6に記載のトンネル掘削方法。
- 前記第2連結部材は、前記第2カッタードラムから切羽側へ向って小径化する部分円錐体を有する筒状部材で構成されることを特徴とする請求項6に記載のトンネル掘削方法。
- 前記隔壁の中心側部分に、外周部カッターヘッドのコピーカッターと第2回転駆動手段に油圧を供給する為の複数の油圧通路を接続するロータリージョイントが装備されることを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載のトンネル掘削方法。
- 前記第1カッタードラムの内周部に環状凹部が形成され、この環状凹部に第2カッタードラムが装着されることを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載のトンネル掘削方法。
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