JP6451148B2 - 内燃機関用のスパークプラグ及びその製造方法 - Google Patents
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Description
該ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子と、
該絶縁碍子の内側に保持されると共に、該絶縁碍子の先端側に突出した中心電極と、
上記ハウジングの先端側に固定される環状の接地電極と、を有し、
上記ハウジングは、該ハウジングの先端部に、他の部位よりも内径が小さい縮径部を有し、
上記接地電極は、上記縮径部の先端面上に突出するように配置されると共に、上記接地電極の内周面が上記中心電極の外周面に対向するように配置され、
上記接地電極の外径は、上記縮径部の先端面の外径よりも小さく、
また、上記縮径部は、上記絶縁碍子の先端よりも先端側に設けてある、ことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグにある。
上記絶縁碍子と上記中心電極との組立体を、上記中心電極が上記縮径部の内側を挿通するように、上記ハウジングの内側に組み付ける組付工程と、
該組付工程の後に、上記接地電極を上記ハウジングの上記縮径部に接合する接合工程とを有し、
上記接合工程において、上記接地電極と上記中心電極との間の火花放電ギャップの調整を行うことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグの製造方法にある。
上記内燃機関用のスパークプラグにおいて、燃焼室へ挿入される側を先端側、その反対側を基端側とする。
また、本明細書において、プラグ軸方向とは、スパークプラグの軸方向を意味し、プラグ径方向とは、スパークプラグの径方向を意味し、プラグ周方向とは、スパークプラグの周方向を意味する。
上記内燃機関用のスパークプラグ及びその製造方法の実施例につき、図1〜図6を用いて説明する。
本例のスパークプラグ1は、図1〜図4に示すごとく、筒状のハウジング2と、ハウジング2の内側に保持された筒状の絶縁碍子3と、絶縁碍子3の内側に保持されると共に、絶縁碍子3の先端側に突出した中心電極4と、ハウジング2の先端側に固定される環状の接地電極5と、を有する。
ハウジング2は、ハウジング2の先端部に、他の部位よりも内径D4が小さい縮径部21を有する。
ここで、ハウジング2の縮径部21の先端面211とは、ハウジング2のうちプラグ軸方向の最も先端側に位置する面を示す。
図1に示すとおり、ハウジング2の先端面211は、プラグ軸方向に対して直交する平坦面となっている。また、接地電極5の基端面52及び先端面53も、平坦面となっている。そして、接地電極5の基端面52とハウジング2の縮径部21の先端面211とを面接触させた状態で、接地電極5がハウジング2に接合されている。
この接地電極5は、図4に示すように、その外径D1がハウジング2の縮径部21の先端面211の外径D0よりも小さい。外径D1は5mm〜10mm、外径D0は12mm〜22mmであり、より好ましくは外径D1は5mm〜7mm、外径D0は14mm〜22mmである。
また、絶縁碍子3は、外周側に設けられた被係止段部31を、ハウジング2の内周面に設けられた係止段部23に、プラグ軸方向に係止させた状態で、ハウジング2内に保持されている。絶縁碍子3の被係止段部31とハウジング2の係止段部23との間には、環状のパッキン11が介在している。
組付工程は、図6に示すごとく、絶縁碍子3と中心電極4との組立体を、中心電極4が縮径部21の内側を挿通するように、ハウジング2の内側に組み付ける工程である。
接合工程は、上記組付工程の後に、図4に示すごとく、接地電極5をハウジング2の縮径部21に接合する工程である。
そして、接合工程において、接地電極5と中心電極4との間の火花放電ギャップの調整を行う。
この電界解析に用いたスパークプラグ1の試料は、中心電極4の直径を2.4mmとし、接地電極5の内径D3を3.1mmとした。そして、上記高さHを0.3mmに保った状態で、接地電極5の高さHを徐々に変化させた。
1.0mm、 1.5mm、 2.0mm、 2.5mm、 3.0mm、 3.5mm、 4.0mm、4.2mm、 4.5mmとしたスパークプラグの試料を用意した。
本例は、図7、図8に示すごとく、接地電極5の内周面51に切欠溝511を形成した例である。
すなわち、接地電極5は、内周面51から切り込まれた切欠溝511をプラグ軸方向に沿って形成してなる。切欠溝511は、内周面51における周方向の複数個所に形成されている。本例においては、4本の切欠溝511が、接地電極5におけるプラグ周方向の4箇所に等間隔に形成されている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
2 ハウジング
21 縮径部
211 (縮径部の)先端面
3 絶縁碍子
4 中心電極
41 (中心電極の)外周面
5 接地電極
51 (接地電極の)内周面
Claims (8)
- 筒状のハウジング(2)と、
該ハウジング(2)の内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子(3)の内側に保持されると共に、該絶縁碍子(3)の先端側に突出した中心電極(4)と、
上記ハウジング(2)の先端側に固定される環状の接地電極(5)と、を有し、
上記ハウジング(2)は、該ハウジング(2)の先端部に、他の部位よりも内径(D4)が小さい縮径部(21)を有し、
上記接地電極(5)は、上記縮径部(21)の先端面(211)上に突出するように配置されると共に、上記接地電極(5)の内周面(51)が上記中心電極(4)の外周面(41)に対向するように配置され、
上記接地電極(5)の外径(D1)は、上記縮径部(21)の先端面(211)の外径(D0)よりも小さく、
また、上記縮径部(211)は、上記絶縁碍子(3)の先端よりも先端側に設けてある、ことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 上記接地電極(5)の先端面(53)は、上記中心電極(4)の先端面(43)よりも先端側に配されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 上記接地電極(5)の内径(D3)は、上記縮径部(21)の内径(D4)よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 上記接地電極(5)は、環状の電極母材(54)と、該電極母材(54)の内周面に設けた貴金属層(55)とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 上記貴金属層(55)は、上記電極母材(54)に拡散接合されていることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 上記接地電極(5)は、上記内周面(51)から切り込まれた切欠溝(511)を、プラグ軸方向に沿って形成してなることを特徴とする請求項4又は5に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 上記接地電極(5)の先端面(53)は、上記中心電極(4)の先端面(43)よりも、0.2mm〜0.3mm先端側に配置されており、かつ、上記縮径部(21)の先端面(211)から0.8mm〜4mm先端側の位置に配されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)を製造する方法であって、
上記絶縁碍子(3)と上記中心電極(4)との組立体を、上記中心電極(4)が上記縮径部(21)の内側を挿通するように、上記ハウジング(2)の内側に組み付ける組付工程と、
該組付工程の後に、上記接地電極(5)を上記ハウジング(2)の上記縮径部(21)に接合する接合工程とを有し、
上記接合工程において、上記接地電極(5)と上記中心電極(4)との間の火花放電ギャップの調整を行うことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)の製造方法。
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