JP6449568B2 - 携帯端末及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、緊急通報時に衛星測位システムを用いて所在地を特定する携帯端末の制御技術に関する。
日本においては、電気通信事業者は、緊急通報を扱う際には、緊急通報を管轄する受理機関に対して、発信者の位置情報等を通知する機能を持つことを義務付けられている。緊急通報の番号は、110、118及び119であり、それぞれの受理機関は、警察、海上保安庁及び消防である。米国においても、緊急通報時に、通報者の所在地を特定する仕組みがある。
特許文献1によると、発信者の位置情報を取得する場合には、GPS(Global Positioning System)により取得された位置情報等が使用される。移動通信キャリアは、GPS信号を受信することにより特定した携帯端末の位置情報を、緊急通報の受理機関に提供する。
特開2009−225015号公報 特開2009−005135号公報
緊急通報が発信される場合、緊急通報を発信した携帯端末の位置を50m程度の精度で特定する必要がある。しかし、携帯端末内部のデジタル回路から発生するノイズを原因として、受信すべきGPS信号が劣化する場合がある。その結果、GPSによる測位精度が低くなるという問題がある。
このような問題を解決するため、本発明は、緊急通報時に衛星測位システムを用いて所在地を特定する場合に、受信すべき測位信号の劣化を防ぐことができる携帯端末及び制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、携帯端末であって、緊急通報の発信を検出する検出部と、通信相手に接続し、GPS信号を受信した後に位置情報を送信する通信部と、前記検出部により緊急通報の発信を検出した場合、メモリデバイスのクロック数の奇数倍が衛星測位システムにおける測位信号の搬送周波数と一致しないように選択したクロック数を前記メモリデバイスのクロック数設定するクロック制御部と、前記メモリデバイスのクロック数を設定した後、前記通信部により通信相手に接続をした状態で前記位置情報を送信するためにGPS信号を受信する受信部とを備えることを特徴とする。
この態様によると、受信すべき測位信号の劣化を防ぐことができるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施の形態としての携帯端末100の外観斜視図である。 携帯端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。 携帯端末100の機能構成を示すブロック図である。 クロックテーブル150のデータ構造の一例を示す。 CPU101に設定されたクロック数及びSDRAM102に設定されたクロック数に応じて、発生するノイズレベル(実測値)を示す。 携帯端末100の動作を示すフローチャートである。 携帯端末100の別の動作を示すフローチャートである。 本発明の変形例としての携帯端末100aの外観斜視図である。
1.実施の形態
本発明の一実施の形態としての携帯端末100について説明する。
携帯端末100は、無線基地局、携帯電話網及び電話網を介して、他の電話機、携帯端末、携帯電話機等との間で、通話又は電子メールの送受信が可能となるように構成されている。携帯端末100は、利用者により、緊急通報の発信の操作がされたとき、GPSを用いて携帯端末100の所在地を特定する。次に、携帯端末100は、特定した所在地を、緊急通報を管轄する受理機関へ通知する。
図1は、携帯端末100の外観斜視図である。
テンキーを用いて、利用者が緊急通報の番号を入力すると、緊急通報の受理機関に対して発信がされる。こうして、利用者は、受理機関と通話することができる。この場合、米国やカナダでは、緊急通報は、テンキーを用いて、「911」を押下することにより、発信される。日本では、緊急通報は、テンキーを用いて、「110」、「118」又は「119」を押下することにより、発信される。
1.1 携帯端末100
図2は、携帯端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。
携帯端末100は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、SDRAM (Synchronous Dynamic Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、入出力制御部104、表示部105、入力受付部106、バス107、アンテナ108、GPS回路109、音声制御部110、スピーカ111、マイク112、通信回路113、アンテナ114、クロック生成部115及びクロック生成部116から構成されている。
図3は、携帯端末100の機能構成を示すブロック図である。
携帯端末100は、図3に示すように、CPU101、SDRAM102、クロック生成部115、クロック生成部116、クロック制御部120、主制御部121、検出部122、記憶部123、入出力制御部104、表示部105、入力受付部106、アンテナ108、GPS回路109、音声制御部110、スピーカ111、マイク112、通信回路113及びアンテナ114から構成されている。
クロック制御部120、主制御部121及び検出部122は、それぞれ、ROM103に記憶されているコンピュータプログラムに従って、CPU101が動作することにより、機能を達成する。記憶部123は、SDRAM102及びROM103により構成されている。
携帯端末100は、通常、通信状況や処理状況に応じて、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を変更する。言い換えると、携帯端末100は、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を可変的に設定する。
一方、緊急通報の発信を検出する場合、携帯端末100は、SDRAM102のクロック数の奇数倍がGPS周波数と一致しないように、SDRAM102のクロック数及びこれに対応するCPU101のクロック数を選択する。携帯端末100は、選択した両クロック数により、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定する。ここで、GPS信号(測位信号とも呼ぶ)を搬送するための搬送波の周波数をGPS周波数又は搬送周波数と呼ぶ。その一つの周波数は、1575.42MHzである。
(1)記憶部123
記憶部123は、図3に示すように、予めクロックテーブル150を保持している。
図4は、クロックテーブル150のデータ構造の一例を示す。
クロックテーブル150は、図4に示すように、複数のクロック情報を記憶するための領域を備えている。
各クロック情報は、番号、CPUクロック数、SDRAMクロック数、フラグ及び選択順位を含む。
番号は、当該クロック情報を識別するための識別情報である。
CPUクロック数は、CPU101に設定されるべきクロック数を示す。
SDRAMクロック数は、SDRAM102に設定されるべきクロック数を示す。
フラグは、SDRAMクロック数の奇数倍がGPS周波数と一致するか否かを示す。フラグ「0」は、SDRAMクロック数の奇数倍がGPS周波数と一致することを示す。フラグ「1」は、SDRAMクロック数の奇数倍がGPS周波数と一致しないことを示す。
フラグ「1」を含むクロック情報内のCPUクロック数及びSDRAMクロック数を用いると、SDRAMクロック数の奇数倍がGPS周波数と一致しない。このため、受信すべきGPS信号の劣化を防ぐことができる。
選択順位は、フラグ「1」を含む複数のクロック情報が存在する場合に、どのクロック情報を優先的に選択するかを示す。選択順位の値が小さいほど、優先的に選択されるべきことを示す。選択順位は、対応するCPUクロック数及びSDRAMクロック数に設定した場合に、受信するGPS信号の信号品質を示すCN比に基づいて、設定されている。
CN比が大きいほど、小さい値が選択順位として設定される。また、CN比が小さいほど、大きい値が選択順位として設定される。
ここで、フラグ「1」を含むクロック情報を適合クロック情報又は適合組と呼ぶ場合がある。適合クロック情報又は適合組を用いることにより、受信すべきGPS信号の劣化を防ぐことができる。
クロックテーブル150は、一例として、クロック情報151、152及び153を含む。
クロック情報151は、番号「1」、CPUクロック数「1094MHz」、SDRAMクロック数「600MHz」、フラグ「1」及び選択順位「1」を含んでいる。クロック情報151は、フラグ「1」及び選択順位「1」を含むので、緊急通報の発信があったときに、CPUクロック数「1094MHz」及びSDRAMクロック数「600MHz」による設定が最優先される。SDRAMクロック数「600MHz」の奇数倍がGPS周波数に一致することはない。
クロック情報152は、番号「2」、CPUクロック数「787MHz」、SDRAMクロック数「450MHz」、フラグ「1」及び選択順位「2」を含んでいる。SDRAMクロック数「450MHz」の奇数倍がGPS周波数に一致することはない。また、クロック情報152は、選択順位「2」を含む。このため、緊急通報の発信があった場合であっても、CPUクロック数「787MHz」及びSDRAMクロック数「450MHz」による設定はされない。
クロック情報153は、番号「3」、CPUクロック数「600MHz」、SDRAMクロック数「225MHz」及びフラグ「0」を含んでいる。クロック情報153は、選択順位を含まない。クロック情報153は、フラグ「0」を含む。このため、緊急通報の発信があった場合に、CPUクロック数「600MHz」及びSDRAMクロック数「225MHz」による設定はされない。SDRAMクロック数「225MHz」の7倍は、1575MHzであり、これは、GPS周波数に近接しているからである。
(2)CPU101、SDRAM102、ROM103及びバス107
CPU101は、プログラムに従って動作することにより、様々な数値計算、情報処理、機器制御などを行う。CPU101は、マイクロプロセッサから構成されている。CPU101は、クロック生成部115からクロック信号を受け取り、受け取ったクロック信号に同期して動作する。
SDRAM102は、クロック信号に同期して動作するDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。SDRAM102は、CPU101は、クロック生成部116からクロック信号を受け取る。
ROM103は、読み出し専用の半導体メモリである。ROM103は、様々なデータやコンピュータプログラムを記憶している。
バス107は、CPU101、SDRAM102、ROM103、入出力制御部104、GPS回路109、音声制御部110及び通信回路113を相互に接続する。
(3)クロック生成部115及びクロック生成部116
クロック生成部115は、クロック制御部120からCPU101に設定すべきクロック数を受け取る。次に、クロック生成部115は、受け取ったクロック数に基づいて、クロック信号を生成し、生成したクロック信号をCPU101に対して出力する。
クロック生成部116は、クロック生成部115と同様に、クロック制御部120からSDRAM102に設定すべきクロック数を受け取る。次に、クロック生成部116は、受け取ったクロック数に基づいて、クロック信号を生成し、生成したクロック信号をSDRAM102に対して出力する。
(4)表示部105、入力受付部106及び入出力制御部104
表示部105は、一例として、液晶ディスプレイである。表示部105は、入出力制御部104を介して、主制御部121の制御により、文字、数字、画像等を表示する。
入力受付部106は、一例として、テンキー、電源ボタン、その他のボタンを備える。各ボタンは、それぞれ、一つの操作を受け付けるために、利用者に押下されることにより、操作される。
各ボタンが操作されると、入力受付部106は、各ボタンに対する操作を示す操作信号を、入出力制御部104を介して、主制御部121に対して出力する。
入出力制御部104は、主制御部121から表示部105に対する情報の出力を中継する。また、入出力制御部104は、入力受付部106から主制御部121に対する情報の出力を中継する。
(5)主制御部121
主制御部121は、携帯端末100を構成する他の構成要素を制御する。
主制御部121は、入出力制御部104から、利用者の操作を示す操作信号を受け取る。また、主制御部121は、入出力制御部104を介して、表示部105に対して、表示すべき情報を出力する。
主制御部121は、GPS回路109に対して、携帯端末100の現在の所在地を算出するように制御する。
主制御部121は、通信状況や処理状況に応じて、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を選択する。次に、主制御部121は、選択したCPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数に変更する要求をクロック制御部120に対して出力する。
(6)検出部122
検出部122は、主制御部121から、利用者の操作を示す操作信号を受け取る。
次に、検出部122は、受け取った操作信号が緊急通報の発信の操作を示すか、又は、その他の操作を示すか、を判断する。
緊急通報を示すと判断する場合、検出部122は、緊急通報の発信であることを示す通知を、主制御部121を介して、クロック制御部120及び通信回路113に対して出力する。
その他の操作を示すと判断する場合、検出部122は、その旨を示す通知を、主制御部121に対して出力する。
(7)クロック制御部120
クロック制御部120は、内部にタイマーを有する。
クロック制御部120は、主制御部121から、緊急通報の発信であることを示す通知を受け取る。緊急通報の発信であることを示す通知を受け取ると、クロック制御部120は、記憶部123に保持されているクロックテーブル150から、フラグ「1」を含むクロック情報を選択する。ここで、フラグ「1」を含むクロック情報を適合組又は適合クロック情報と呼ぶ場合がある。上述したように、フラグ「1」は、SDRAMクロック数の奇数倍がGPS周波数と一致しないことを示す。次に、クロック制御部120は、選択されたクロック情報から、最高の順位を含むクロック情報を選択する。次に、クロック制御部120は、選択したクロック情報を読み出す。
クロック制御部120は、内部に有するタイマーをリセットする。これにより、タイマーは、20秒の経過の監視を開始する。タイマーによる監視の開始時点は、以下に説明するCPU101及びSDRAM102のクロック数を設定する時点と一致する。
クロック制御部120は、読み出したクロック情報に含まれるCPUクロック数をクロック生成部115に対して出力する。また、クロック制御部120は、読み出したクロック情報に含まれるSDRAMクロック数をクロック生成部116に対して出力する。クロック制御部120は、クロック生成部115に対して、CPUクロック数により、CPU101のクロック数を設定するように制御する。また、クロック制御部120は、クロック生成部116に対して、SDRAMクロック数により、SDRAM102のクロック数を設定するように制御する。
タイマーがリセットされた時点から、20秒の時間、クロック制御部120は、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を固定的に維持するように制御する。このために、この20秒の時間内に、主制御部121から、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を変更する要求を受け取った場合であっても、クロック制御部120は、この要求を拒否する。
20秒の時間が経過した後、クロック制御部120は、設定を解除する。従って、この後、クロック制御部120は、主制御部121の制御により、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を可変的に設定することができる。
(8)GPS回路109及びアンテナ108
GPS回路109は、主制御部121の制御により、複数のGPS衛星から、アンテナ108を介して、1575.42MHzの周波数の搬送波に乗せられたGPS信号を受信する。次に、GPS回路109は、受信したGPS信号を用いて、携帯端末100の現在の所在地を算出する。これにより、携帯端末100の現在の所在地を示す位置情報が取得される。位置情報は、携帯端末100の現在の所在地を示す経度情報及び緯度情報を含む。
次に、GPS回路109は、主制御部121を介して、取得した位置情報を通信回路113に対して出力する。
(9)通信回路113及びアンテナ114
アンテナ114は、無線基地局との間で無線回線を介して無線信号を送受信する。
通信回路113は、アンテナ114により送受信される無線信号の周波数選択や周波数変換等を行う。また、通信回路113は、主制御部121との間で情報の送受信を中継する。
通信回路113は、主制御部121の制御により、通信相手に接続する。
通信回路113は、GPS回路109から、主制御部121を介して、携帯端末100の所在地を示す位置情報を取得する。通信回路113は、取得した位置情報を通信相手に送信する。
また、通信回路113は、通信相手との通話を可能とする。通信相手との通話が終了すると、通信回路113は、通話が終了したことを示す通知を主制御部121に対して出力する。
(10)スピーカ111、マイク112及び音声制御部110
スピーカ111は、音声等の音響を出力する。
マイク112は、音声等の音響を入力する。
音声制御部110は、音声信号をスピーカ111に対して音響信号として出力する。また、マイク112により入力された音響信号を受け取る。
1.2 ノイズレベルの実測値
図5は、CPU101に設定されたクロック数及びSDRAM102に設定されたクロック数を様々な値に変更した場合における、周波数毎のノイズレベル(実測値)の変化を示す。
図5に示すグラフ200においては、横軸に、周波数(単位は、MHz)を示し、縦軸にノイズレベル(単位は、dBm)を示す。
グラフ200において、ノイズ変化201は、CPU101のクロック数を「1094MHz」に設定し、SDRAM102のクロック数を「600MHz」に設定した場合に、発生するノイズレベルの変化を示す。
ノイズ変化201において、SDRAM102のクロック数「600MHz」の1倍の600MHzの近辺、及び、「600MHz」の3倍の1800MHzの近辺において、ピークがある。このように、ノイズ変化201において、ピークがあるのは、SDRAM102のクロック数「600MHz」の奇数倍においてである。
ノイズ変化201において、GPS周波数である1575.42MHzの近辺に、ノイズ変化201のピークはない。このため、CPU101のクロック数を「1094MHz」に設定し、SDRAM102のクロック数を「600MHz」に設定した場合に、受信すべきGPS信号の劣化は少ない。
また、グラフ200において、ノイズ変化202は、CPU101のクロック数を「787MHz」に設定し、SDRAM102のクロック数を「450MHz」に設定した場合に、発生するノイズレベルの変化を示す。
ノイズ変化202において、SDRAM102のクロック数「450MHz」の3倍の1350MHzの近辺、及び、「450MHz」の5倍の2250MHzの近辺において、ピークがある。このように、ノイズ変化202において、ピークがあるのは、SDRAM102のクロック数「450MHz」の奇数倍においてである。
ノイズ変化202において、GPS周波数である1575.42MHzの近辺に、ノイズ変化202のピークはない。このため、CPU101のクロック数を「787MHz」に設定し、SDRAM102のクロック数を「450MHz」に設定した場合に、受信すべきGPS信号の劣化は少ない。
さらに、グラフ200において、ノイズ変化203は、CPU101のクロック数を「600MHz」に設定し、SDRAM102のクロック数を「225MHz」に設定した場合に、発生するノイズレベルの変化を示す。
ノイズ変化203において、SDRAM102のクロック数「225MHz」の3倍の675MHzの近辺、「225MHz」の5倍の1125MHzの近辺、「225MHz」の7倍の1575MHzの近辺、及び、「225MHz」の9倍の2025MHzの近辺において、ピークがある。このように、ノイズ変化203において、ピークがあるのは、SDRAM102のクロック数「225MHz」の奇数倍においてである。
ノイズ変化203において、GPS周波数である1575.42MHzの近辺に、ノイズ変化203のピークが発生している。このピークのノイズは、SDRAM102のクロック数「225MHz」の7倍高調波によるものである。このため、CPU101のクロック数を「600MHz」に設定し、SDRAM102のクロック数を「225MHz」に設定した場合に、受信すべきGPS信号に劣化が発生すると推定される。
1.3 携帯端末100の動作
図6は、携帯端末100の動作を示すフローチャートである。
携帯端末100の動作について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
検出部122は、利用者の操作を示す操作信号が緊急通報の発信の操作を示すか、その他の操作を示すかを判断する(ステップS101)。
その他の操作を示すと判断する場合(ステップS101で「その他」)、主制御部121は、その他の処理を行う(ステップS102)。次に、主制御部121は、ステップS101に戻って処理を繰り返す。
緊急通報を示すと判断する場合(ステップS101で「緊急通報」)、検出部122は、緊急通報の発信であることを示す通知を、主制御部121を介して、クロック制御部120及び通信回路113に対して出力する。クロック制御部120は、緊急通報の発信であることを示す通知を受け取ると、記憶部123のクロックテーブル150から、フラグが「1」であり、最高の順位を含むクロック情報を選択する。次に、選択したクロック情報を読み出す(ステップS103)。ここで、フラグ「1」は、SDRAMクロック数の奇数倍がGPS周波数(1575.42MHz)と一致しないことを示す。
次に、クロック制御部120は、内部に有するタイマーをリセットする。これにより、タイマーは、時間の経過の監視を開始する(ステップS104)。
タイマーによる監視の開始時点は、以下に説明するCPU101及びSDRAM102のクロック数を設定する時点と一致する。
クロック制御部120は、読み出したクロック情報に含まれるCPUクロック数をクロック生成部115に対して出力する。また、クロック制御部120は、読み出したクロック情報に含まれるSDRAMクロック数をクロック生成部116に対して出力する。クロック制御部120は、クロック生成部115に対して、CPUクロック数により、CPU101のクロック数を設定するように制御する。また、クロック制御部120は、クロック生成部116に対して、SDRAMクロック数により、SDRAM102のクロック数を設定するように制御する(ステップS105)。
ステップS105において、CPU101及びSDRAM102のクロック数を設定した後、タイマーは、リセットされた時点から、20秒の経過を監視する(ステップS106)。20秒が経過しない場合には(ステップS106で「NO」)、タイマーは、ステップS106に戻って、処理を繰り返す。クロック制御部120は、20秒が経過するまで、CPU101及びSDRAM102のクロック数を設定の変更を受け付けない。これにより、クロック制御部120は、CPU101及びSDRAM102のクロック数を固定的に設定する。
20秒が経過した場合には(ステップS106で「YES」)、次に示すようにして、クロック制御部120は、CPU101及びSDRAM102のクロック数の固定を解除し、クロック数を可変に設定する。主制御部121からクロック数の設定の指示を受け取った場合(ステップS131で「有り」)、指示に対応するクロック情報をクロックテーブル150から読み出す(ステップS132)。次に、クロック制御部120は、読み出したクロック情報に含まれるCPUクロック数及びSDRAMクロック数により、それぞれ、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定するように、クロック生成部115及びクロック生成部116を制御する。クロック生成部115及びクロック生成部116は、それぞれ、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定する(ステップS133)。主制御部121からクロック数の設定の指示を受け取らなかった場合(ステップS131で「無し」)、クロック制御部120は、何もしない。
ステップS105において、CPU101及びSDRAM102のクロック数が設定された後、主制御部121は、GPS回路109に対して、GPS信号を受信するように、制御する。GPS回路109は、アンテナ108を介して、GPS信号を受信する(ステップS107)。GPS回路109は、受信したGPS信号を用いて、携帯端末100の現在の所在地を示す位置情報を算出する。これにより、携帯端末100の所在地を特定する(ステップS108)。次に、ステップS111に制御を移す。
ステップS101において、緊急通報の発信であると判断された後、緊急通報の発信であることを示す通知を受け取ると、通信回路113は、通信相手に接続する(ステップS110)。
次に、通信回路113は、携帯端末100の現在の所在地を示す位置情報を通信相手に送信する(ステップS111)。
次に、通信回路113、スピーカ111、マイク112、音声制御部110により、通信相手との通話が開始される(ステップS112)。
通話が終了すると(ステップS113)、主制御部121は、ステップS101に戻って処理を繰り返す。
1.4 まとめ
以上説明したように、クロック制御部120は、緊急通報の発信を検出した場合、一つの適合組(適合クロック情報)を選択する。適合組は、SDRAM102のクロック数の奇数倍がGPS周波数と一致しないように、当該クロック数及び当該クロック数に対応するCPU101のクロック数を選択して得られるものである。こうして、選択された適合組に含まれるクロック数により、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数が設定され、維持される。このため、SDRAM102のクロック数の奇数倍がGPS周波数に一致することはない。従って、受信すべきGPS信号の劣化を防ぐことができる。
2.その他の変形例
携帯端末100について、上記の実施の形態に基づいて説明しているが、上記の実施の形態に限定されない。以下に示すようにしてもよい。
(1)上記の実施の形態では、一つの適合組(適合クロック情報)を選択し、選択された適合組に含まれるクロック数により、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定し、維持している。しかし、これには限定されない。次に示すようにしてもよい。
複数の適合組が選択された場合に、クロック制御部120は、各適合組を用いて、可変的に、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定してもよい。
例えば、クロック制御部120は、緊急通報の発信を検出した場合、最初に、CPU101のクロック数「1094MHz」及びSDRAM102のクロック数「600MHz」を選択する。クロック制御部120は、CPU101及びSDRAM102にこれらのクロック数を設定するよう制御する。
次に、クロック制御部120は、最初の設定から20秒以内に、主制御部121から、CPU101のクロック数「787MHz」及びSDRAM102のクロック数「450MHz」を設定するように、要求を受け取る。クロック制御部120は、この要求通りに、CPU101及びSDRAM102に各クロック数を設定するよう制御する。
さらに、クロック制御部120は、最初の設定から20秒以内に、主制御部121から、CPU101のクロック数「1094MHz」及びSDRAM102のクロック数「600MHz」を設定するように、要求を受け取る。クロック制御部120は、この要求通りに、CPU101及びSDRAM102に各クロック数を設定するよう制御する。
また、クロック制御部120は、最初の設定から20秒以内に、主制御部121から、CPU101のクロック数「600MHz」及びSDRAM102のクロック数「225MHz」を設定するように、要求を受け取る。この場合、クロック制御部120は、この要求を受け付けない。クロック制御部120は、この要求通りに、CPU101及びSDRAM102に各クロック数を設定することはない。
図7は、上記の場合における携帯端末100の動作を示すフローチャートである。
上記の場合における携帯端末100の動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。図7のフローチャートに示す動作は、図6のフローチャートに示す動作とほぼ同一である。ここでは、図6との相違点を中心として説明する。
図6との相違点は、ステップS106で「NO」と判断される場合である。以下において、ステップS106で「NO」と判断される場合を中心として、説明する。
タイマーは、リセットされた時点から、20秒の経過を監視する(ステップS106)。20秒が経過しない場合(ステップS106で「NO」)、主制御部121からクロック数の設定の指示を受け取らなかったとき(ステップS121で「無し」)、クロック制御部120は、何もしない。次に、クロック制御部120は、ステップS106へ制御を移す。
主制御部121からクロック数の設定の指示を受け取った場合(ステップS121で「有り」)、クロック制御部120は、指示に対応するクロック情報をクロックテーブル150から読み出す(ステップS122)。次に、クロック制御部120は、読み出したクロック情報からフラグを抽出し、抽出したフラグが「0」であるか、「1」であるかを判断する(ステップS123)。抽出したフラグが「0」である場合(ステップS123で「=0」)、クロック制御部120は、何もしない。次に、クロック制御部120は、ステップS106へ制御を移す。
抽出したフラグが「1」である場合(ステップS123で「=1」)、クロック制御部120は、読み出したクロック情報に含まれるCPUクロック数及びSDRAMクロック数により、それぞれ、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定するように、クロック生成部115及びクロック生成部116を制御する。クロック生成部115及びクロック生成部116は、それぞれ、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定する(ステップS124)。次に、クロック制御部120は、ステップS106へ制御を移す。
以上説明したようにして、複数の適合組が選択された場合に、クロック制御部120は、各適合組を用いて、可変的に、CPU101のクロック数及びSDRAM102のクロック数を設定することができる。
(2)上記の実施の形態においては、携帯端末100は、二つのクロック生成部115及び116を備えている。しかし、これには限定されない。
携帯端末100は、二つのクロック生成部115及び116に代えて、一つのクロック生成部115aを備えるとしてもよい。
クロック生成部115aは、クロック制御部120からCPU101に設定すべきクロック数及びSDRAM102に設定すべきクロック数を受け取る。
クロック生成部115aは、CPU101に設定すべき受け取ったクロック数に基づいて、クロック信号を生成し、生成したクロック信号をCPU101に対して出力する。
また、クロック生成部115aは、SDRAM102に設定すべきクロック数に基づいて、クロック信号を生成し、生成したクロック信号をSDRAM102に対して出力する。
(3)上述の携帯端末100に代えて、図8に示す携帯端末100aを用いるとしてもよい。図8は、携帯端末100aの外観斜視図である。
図8に示すように、携帯端末100aの正面において、表示面が露出するように、タッチパネルが配置されている。タッチパネルには、この図に示すように、複数のアイコンが表示されている。各アイコンは、携帯端末100aにおいて動作するアプリケーションプログラムを起動させるために用いられる。
タッチパネルに表示されているアイコン161は、緊急通報のために用いられるアイコンである。利用者の指先等の操作体がアイコン161に接触すると、緊急通報の受理機関に対して発信がされる。こうして、利用者は、受理機関と通話することができる。
(4)上記の実施の形態において、緊急通報が発信される場合に、SDRAM102のクロック数がGPSにおける測位信号の搬送周波数と一致しないように、SDRAM102のクロック数を選択し、選択した当該クロック数により、SDRAM102のクロック数を設定している。しかし、これには限定されない。
GPSによる測位の精度が要求される場合に、SDRAM102のクロック数がGPSにおける測位信号の搬送周波数と一致しないように、SDRAM102のクロック数を選択し、選択した当該クロック数により、SDRAM102のクロック数を設定してもよい。
(5)上記の実施の形態において、携帯端末の所在地を知るために、GPSを用いるとしている。ここで、GPSは、米国によって運用されている衛星測位システムである。米国により打ち上げられた約30個のGPS衛星のうち、受信者の上空にある数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け取り、受信者が自身の現在位置を知ることができる。しかし、携帯端末の所在地を知るために、GPSを用いることには限定されない。
その他の国や地域により運用されている衛星測位システムを用いて、携帯端末の所在地を知るとしてもよい。例えば、EUにより運用が計画されているガリレオ(Galileo)やロシアにより運用されているGLONASSを用いるとしてもよい。また、日本により運用が計画されている準天頂衛星システムを用いるとしてもよい。
GPS、ガリレオ、GLONASS及び準天頂衛星システム等を衛星測位システムと呼ぶ。携帯端末は、これらの衛星測位システムにおいて運用される複数の衛星から、各衛星測位システムに固有の周波数(搬送周波数と呼ぶ)の搬送波に乗せられた測位信号を受信する。受信した測位信号を用いて、携帯端末は、自身の現在の所在地を算出する。
(6)上述の携帯端末100は、マイクロプロセッサとメモリデバイスとを備えたコンピュータシステムである。前記メモリデバイスは、コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作する。
ここで、コンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
また、前記コンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、ブルーレィディスク、半導体メモリなどに記録されている、としてもよい。
また、前記コンピュータプログラムを、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するとしてもよい。
また、前記コンピュータプログラムを前記記録媒体に記録して移送する。又は、ネットワーク等を経由して、前記コンピュータプログラムを移送する。これにより、独立した他のコンピュータシステムにより実行する、としてもよい。
(7)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせる、としてもよい。
本発明にかかる携帯端末は、緊急通報時に衛星測位システムを用いて所在地を特定する場合に、受信すべき測位信号の劣化を防ぐことができるという優れた効果を奏する。このため、本発明は、緊急通報時に衛星測位システムを用いて所在地を特定する携帯端末における制御技術として有用である。
100 携帯端末
101 CPU
102 SDRAM
103 ROM
104 入出力制御部
105 表示部
106 入力受付部
107 バス
108 アンテナ
109 GPS回路
110 音声制御部
111 スピーカ
112 マイク
113 通信回路
114 アンテナ
115 クロック生成部
116 クロック生成部
120 クロック制御部
121 主制御部
122 検出部
123 記憶部

Claims (8)

  1. 緊急通報の発信を検出する検出部と、
    通信相手に接続し、GPS信号を受信した後に位置情報を送信する通信部と、
    前記検出部により緊急通報の発信を検出した場合、メモリデバイスのクロック数の奇数倍が衛星測位システムにおける測位信号の搬送周波数と一致しないように選択したクロック数を前記メモリデバイスのクロック数に設定するクロック制御部と、
    前記メモリデバイスのクロック数を設定した後、前記通信部により通信相手に接続をした状態で前記位置情報を送信するためにGPS信号を受信する受信部と
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記クロック制御部は、前記メモリデバイスのクロック数の奇数倍のみが前記衛星測位システムにおける測位信号の搬送周波数と一致しないように、クロック数を選択することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記クロック制御部が選択するためのクロック数は複数のクロック数を含み、
    前記複数のクロック数は、前記メモリデバイスのクロック数に設定した場合に受信するGPS信号の信号品質を示すCN比が大きいほど優先順が小さくなるよう設定され、
    前記クロック制御部は、
    前記選択するクロック数として、前記複数のクロック数のうち前記優先順位が最も小さいクロック数を選択する請求項1または請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記クロック制御部は、所定の期間、前記メモリデバイスに対して前記クロック数の設定を維持させ、前記期間の経過後、前記設定を解除する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の携帯端末。
  5. 前記メモリデバイスのクロック数を複数個、記憶している記憶部を含み、
    前記クロック制御部は、前記記憶部に記憶されている複数のクロック数の中から、前記メモリデバイスのクロック数の奇数倍が前記搬送周波数と一致しないように、一つ又は複数のクロック数を選択する
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2、または請求項4に記載の携帯端末。
  6. 前記クロック制御部は、複数の前記クロック数を選択する場合、複数の前記クロック数を用いて、可変的に、前記メモリデバイスのクロック数を設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
  7. 前記クロック制御部は、前記メモリデバイスの選択した前記クロック数に対応するプロセッサのクロック数を選択し、前記プロセッサの選択した前記クロック数により、前記プロセッサのクロック数を設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の携帯端末。
  8. 緊急通報の発信を検出し、
    通信相手に接続し、
    緊急通報の発信を検出した場合、メモリデバイスのクロック数の奇数倍が衛星測位システムにおける測位信号の搬送周波数と一致しないように選択したクロック数を前記メモリデバイスのクロック数に設定し、
    前記メモリデバイスのクロック数を設定した後、前記通信相手に接続した状態で、GPS信号を受信する制御方法であって、
    選択するためのクロック数は複数のクロック数を含み、
    前記複数のクロック数は、前記メモリデバイスのクロック数に設定した場合に受信するGPS信号の信号品質を示すCN比が大きいほど優先順位が小さくなるよう設定され、
    前記選択するクロック数として、前記複数のクロック数のうち前記優先順位が最も小さいクロック数を選択する
    ことを特徴とする制御方法。
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