JP6428453B2 - ロボット制御方法及びロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御方法及びロボット制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6428453B2
JP6428453B2 JP2015077377A JP2015077377A JP6428453B2 JP 6428453 B2 JP6428453 B2 JP 6428453B2 JP 2015077377 A JP2015077377 A JP 2015077377A JP 2015077377 A JP2015077377 A JP 2015077377A JP 6428453 B2 JP6428453 B2 JP 6428453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output mode
robot
operation device
gripping operation
high output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015077377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016196073A (ja
Inventor
史倫 齋藤
史倫 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015077377A priority Critical patent/JP6428453B2/ja
Publication of JP2016196073A publication Critical patent/JP2016196073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6428453B2 publication Critical patent/JP6428453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、ロボットを制御するロボット制御方法及びロボット制御装置に関するものである。
例えば、家庭環境などのサービス対象エリアで、サービス対象者の指示に応じて物体の移動などのサービスを行うロボットが知られている(特許文献1参照)。
特開2008−149427号公報
家庭環境などでは、ロボットに与える指示が決まっていない。このため、その指示内容によっては、ロボットが定格出力を大きく超えてあるいは、その状態が一定時間以上継続して過負荷状態になることがある。例えば、このロボットの過負荷状態になると、ロボットの保護機能により急な出力低下が生じる。そして、ロボットが、指示通りに動作することができない行動不能状態となる虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ユーザが意図しないロボットの過負荷状態及び出力低下の発生を抑制できつつ、指示通りにロボットを動作させることができるロボット制御方法及びロボット制御装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、ロボットが外的要因により動作不能となる動作不能状態になったか否かを判定するステップと、前記ロボットが動作不能状態であると判定されたとき、ユーザに対して、該動作不能状態である旨を報知するステップと、前記ロボットに対して出力増加の指示を受けたとき、前記ロボットの出力を定格出力未満に制限する通常出力モードから、前記ロボットの出力を前記定格出力以上に許容する高出力モードに切替え、該出力増加の指示を受けないとき、前記ロボットの制御を前記通常出力モードに維持するステップと、を含む、ことを特徴とするロボット制御方法である。
この一態様において、前記ロボットが前記通常出力モードから前記高出力モードに切替わった位置及び該位置近傍を高出力モード領域として地図情報に記憶するステップを更に含み、前記地図情報に基づいて、前記ロボットが前記高出力モード領域内にあると判断したときだけ、前記ロボットの制御を前記高出力モードに切替えてもよい。
この一態様において、前記地図情報に基づいて、前記ロボットが前記高出力モード領域内から外れたと判断したとき、前記ロボットの制御を前記通常出力モードに切替えるステップを更に含んでいてもよい。
この一態様において、前記ロボットの制御が高出力モードのとき、前記ロボットに予め設定された所定作業のみを実行させてもよい。
この一態様において、前記ロボットの制御が高出力モードのとき、前記ロボットを予め設定された所定方向の動作のみ定格出力以上を許容するように制御してもよい。
この一態様において、前記ロボットの制御が前記高出力モードに切替わった後、所定時間経過すると、前記ロボットの制御を自動的に通常出力モードに切替えてもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、ロボットが外的要因により動作不能となる動作不能状態になったか否かを判定するステップと、前記ロボットの出力を定格出力以上に許容する高出力モードとなる高出力モード領域を地図情報に記憶するステップと、前記動作不能状態にあると判定され、かつ、前記地図情報に基づいて前記ロボットが高出力モード領域内にあると判断したとき、前記ロボットの出力を定格出力未満に制限する通常出力モードから前記高出力モードに前記ロボットの制御を切替えるステップと、を含む、ことを特徴とするロボット制御方法であってもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、ロボットが外的要因により動作不能となる動作不能状態になったか否かを判定する動作判定手段と、前記動作判定手段により前記ロボットが動作不能状態であると判定されたとき、ユーザに対して、該動作不能状態である旨を報知する状態報知手段と、前記ロボットに対して出力増加の指示を受けたとき、前記ロボットの出力を定格出力未満に制限する通常出力モードから、前記ロボットの出力を前記定格出力以上に許容する高出力モードに切替え、該出力増加の指示を受けないとき、前記ロボットの制御を前記通常出力モードに維持する制御手段と、を備える、ことを特徴とするロボット制御装置であってもよい。
本発明によれば、ユーザが意図しないロボットの過負荷状態及び出力低下の発生を抑制できつつ、指示通りにロボットを動作させることができるロボット制御方法及びロボット制御装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係るロボットの概略的な構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るロボットの概略的なシステム構成を示すブロック図である。 発明の実施形態1に係る制御装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。 操作端末の切替えスイッチの一例を示す図である。 制御部を通常出力モードから高出力モードに切替えて移動装置を移動させる制御フローの一例を示すフローチャートである。 制御部を通常出力モードから高出力モードに切替えて把持操作装置を動作させる制御フローの一例を示すフローチャートである。 高出力モード領域が記憶された地図情報の一例である。 高出力モード領域を地図情報に記憶させる処理フローを示すフローチャートである。 制御部が高出力モード領域を地図情報に基づいて自動的に高出力モードに切替わる処理フローを示すフローチャートである。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るロボットの概略的な構成を示す斜視図である。本実施形態に係るロボット1は、例えば、自律的に作業を行う自律型作業ロボットとして構成されている。
図2は、本発明の実施形態1に係るロボットの概略的なシステム構成を示すブロック図である。本実施形態に係るロボット1は、ロボット本体2と、ロボット本体2を移動させる移動装置3と、物体を把持し移動させる把持操作装置4と、移動装置3及び把持操作装置4を制御する制御装置5と、環境センサ6と、を備えている。
移動装置3は、移動手段の一具体例であり、制御装置5からの制御信号に応じて、例えば、モータなどを駆動させることで複数の車輪を回転させ、ロボット本体2を所望の位置に移動させる。
把持操作装置4は、操作手段の一具体例であり、例えば、物体を把持する把持部41と、手首関節、肘関節、肩関節などの関節部42を介して連結される複数のリンク43と、各関節部42を駆動するモータなどの複数のアクチュエータと、からなる多関節型アームとして構成されている。
制御装置5は、操作端末7を介して入力された操作信号に基づいて移動装置3及び把持操作装置4を制御することで、ロボット1に作業を実行させる。操作端末7は、例えば、タブレット端末、PC(Personal Computer)、スマートフォンなどの携帯端末である。操作端末7にはタッチパネルやメカニカルスイッチが設けられている。ユーザは、これらタッチパネルやメカニカルスイッチ9(図4)などを操作することで、ロボット1を操作するための操作情報を操作端末7に入力することができる。なお、操作端末7にはマイクが設けられ、マイクを介して操作情報が操作端末7に入力されてもよい。
操作端末7は、例えば、ロボット1周囲の環境画像を表示させる機能を有している。操作端末7と制御装置5は、無線あるいは有線で通信接続されており、相互にデータの送受信を行う。操作端末7は、ユーザにより入力された作業情報に応じた操作信号を制御装置に出力する。なお、操作情報は、操作端末7を介さずに、ロボット1に直接的に入力されてもよい。
制御装置5は、例えば、演算処理等を行うCPU(Central Processing Unit)5a、CPU5aによって実行される演算プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)からなるメモリ5b、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)5c、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU5a、メモリ5b、及びインターフェイス部5cは、データバスなどを介して相互に接続されている。
環境センサ6は、ロボット1周囲の環境情報を検出する。環境センサ6は、例えば、ロボット1の頭部などに搭載されているが、これに限られない。環境センサ6は、ロボット1が動作する動作環境内に設置されていてもよい。さらに、環境センサ6は、ロボット1及び動作環境内に複数設けられていてもよい。
環境センサ6は、例えば、カメラ(RGB−Dカメラ、ステレオカメラ)、レーザレンジファインダ、超音波センサなどの距離センサである。環境センサ6は、障害物との距離を示す距離情報を検出する。環境センサ6は、検出した距離情報などの環境情報を制御装置5に出力する。
ところで、例えば、家庭環境などでは、ロボットに与える指示が決まっていない。このため、その指示内容によっては、ロボットが定格出力を大きく超えてあるいは、その状態が一定時間以上継続して過負荷状態になることがある。例えば、このロボットの過負荷状態になると、ロボットの保護機能により急な出力低下が生じる。そして、ロボットが、指示通りに動作することができない行動不能状態となる虞がある。
これに対し、本実施形態においては、制御装置5がロボット1が動作不能となる動作不能状態になったか否かを判定する。制御装置5は、ロボット1が動作不能状態であると判定したとき、ユーザに対して、該動作不能状態である旨を提示する。制御装置5は、ロボット1に対する出力増加の指示を受けたとき、ロボット1の定格出力未満で動作する通常出力モードから定格出力以上の出力を許容する高出力モードに、ロボット1の制御を切替える。一方、制御装置5は、ロボット1に対する出力増加の指示を受けないとき、ロボット1の制御を通常出力モードで維持する。
これにより、ロボット1が動作不能状態になった場合でも、ユーザにその動作不能状態である旨を提示し、その提示に応じてユーザからの意図的な出力増加指示を受けるまで、ロボット1の制御を高出力モードに切替えない。このため、ユーザが意図しないロボット1の過負荷状態及び出力低下の発生を抑制できる。また、ユーザからの意図的な出力増加指示を受けた後は、高出力モードにロボット1の制御を切替える。このため、ユーザの意図的な指示の元で、定格出力を超えているが許容できる出力範囲内あるいは一時的な許容時間内で、その指示通りロボット1を安全かつ確実に動作させることができる。すなわち、ユーザが意図しないロボット1の過負荷状態及び出力低下の発生を抑制できつつ、指示通りにロボットを動作させることができる。
なお、ロボットを本質安全化するために、ロボットを出来るだけ低い定格出力のアクチュエータで構成することが考えられる。しかし、ロボットを定格出力が低いアクチュエータで構成した場合、安全性が向上する一方、作業動作に必要な出力を発生できない条件が増加し、作業性の低下を招くこととなる。
これに対し、本実施形態においては、ロボット1のアクチュエータの定格出力を下げつつ、しかも、ユーザの意図的な指示の元で、定格出力を超えているが許容できる出力範囲内あるいは一時的な許容時間内で、その指示通りロボット1を安全かつ確実に動作させることができる。すなわち、ロボット1の安全性と作業性との両立を実現したものである。
図3は、本実施形態に係る制御装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る制御装置5は、動作判定部51と、状態報知部52と、制御部53と、を有している。
動作判定部51は、動作判定手段の一具体例である。動作判定部51は、ロボット1が動作不能となる動作不能状態になったか否かを判定する。ここで、例えば、動作不能状態とは、把持操作装置4が部屋、家具、冷蔵庫などの扉を開閉する際に、最大静止摩擦力、ラッチ機構、磁力などにより、初動動作に必要なアクチュエータの駆動出力が足りず、その動作が不能となる状態である。あるいは、動作不能状態とは、移動装置3が段差の乗越え、凹凸箇所、急勾配の坂道などを移動する際に、移動に必要なモータの駆動出力が足りず、その移動が不能となる状態である。
動作判定部51は、例えば、把持操作装置4の各関節部42のトルクセンサから出力される各関節部の駆動トルクが閾値以上となるとき、ロボット1が動作不能状態になったと判定する。動作判定部51は、例えば、移動装置3の各モータの駆動電流が閾値以上となるとき、ロボット1が動作不能状態になったと判定する。
動作判定部51は、ロボット1が動作不能状態になったと判定すると、その判定結果を示す判定信号を状態報知部52及び制御部53に出力する。
状態報知部52は、状態報知手段の一具体例であり、動作判定部51によりロボット1が動作不能状態であると判定されたとき、ユーザに対して、その動作不能状態である旨を報知する。例えば、状態報知部52は、動作判定部51からの判定信号に応じて、操作端末7に対して制御信号を送信することで、ロボット1が動作不能状態になったことを表示させる指示を操作端末7に行う。操作端末7は、ロボット1が動作不能状態になったことを画面表示して、ユーザにその旨を報知する。なお、状態報知部52は、スピーカなどを用いて音声により、あるいは、ロボット1の表示部を用いて、ロボット1が動作不能状態になったことユーザに直接的に報知してもよい。
制御部53は、制御手段の一具体例であり、操作端末7からの操作信号に応じて、移動装置3及び把持操作装置4を制御する。
制御部53は、移動装置3の各モータ及び把持操作装置4の各アクチュエータの出力を定格出力未満に制限する通常出力モードと、移動装置3の各モータ及び把持操作装置4の各アクチュエータの出力を定格出力以上に許容する高出力モードと、を有している。
制御部53は、操作端末7からの切替信号(出力増加の指示の一例)に応じて、通常出力モードから高出力モードに切替わる。例えば、図4に示す如く、操作端末7には、通常出力モード及び高出力モードの切替えを行うための切替えスイッチ8が設けられている。操作端末7は、ユーザの切替えスイッチ操作に応じて、切替信号を制御部53に送信する。 なお、制御部53は、操作端末7からの切替信号に応じて、高出力モードに切替わっているが、これに限定されない。制御部53は、操作端末7からの出力増加の条件の指示信号に応じて、高出力モードに切替わってもよい。
例えば、操作端末7が、ロボット1の過負荷状態となるような動作の操作信号を制御部53に送信した場合でも、制御部53は、通常出力モードにおいて、移動装置3の各モータ及び把持操作装置4の各アクチュエータの出力を定格出力未満に制限するように、各モータ及び各アクチュエータの出力を制御する。したがって、通常出力モードでは、ロボット1の過負荷状態及び出力低下の発生を確実に抑制できる。
状態報知部52が、ユーザに対して、ロボット1が動作不能状態である旨を報知すると、ユーザが操作端末7の切替えスイッチを高出力モードに切替える。そして、操作端末7は切替信号を制御部53に送信し、制御部53は、その切替信号を受けると、通常出力モードから高出力モードに切替わる。これは、ユーザがロボット1の動作不能状態を知り、安全であることを確認した上で意図的に、制御部53を通常出力モードから高出力モードに切替えたことを意味する。
制御部53は、高出力モードにおいて、移動装置3の各モータ及び把持操作装置4の各アクチュエータの出力を定格出力以上に許容して、各モータ及び各アクチュエータの出力を制御する。これにより、ユーザの意図的な指示の元で、定格出力を超えているが許容できる出力範囲内あるいは一時的な許容時間内で、その指示通りロボットを安全かつ確実に動作させることができる。
例えば、上述の如く、把持操作装置4が部屋、家具、冷蔵庫などの扉を開閉作業を行う際に、最大静止摩擦力、ラッチ機構、磁力などの外的要因により、把持操作装置4にこの作業を行うだけの一時的な高出力が必要となることがある。この場合でも、制御部53を高出力モードに切替えることで、把持操作装置4の各アクチュエータの出力を定格出力以上に許容して、一時的な高出力で上記作業を行うことができる。あるいは、移動装置3が段差の乗越え、凹凸箇所、急勾配の坂道などを移動する際などの外的要因により、移動装置3に高出力が必要となることがある。この場合でも、制御部53を高出力モードに切替えることで、移動装置3の各モータの出力を定格出力以上に許容して、一時的な高出力で上記移動を行うことができる。
一方で、状態報知部52が、ユーザに対して、ロボット1が動作不能状態である旨を報知しても、ユーザが操作端末7の切替えスイッチを高出力モードに切替えないこともある。例えば、ユーザがロボット1の動作不能状態を見て、そのロボット1の能力を超えた動作(出力)が必要と判断できる場合や安全性の面で問題があると判断できる場合、などである。この場合、制御部53は、通常出力モードを維持する。このように、ユーザは、高出力モードに切替える前に、その安全性及び作業性を十分に考慮することができる。
制御部53は、ロボット1が予めメモリ5bなどに設定された所定作業(冷蔵庫の扉を開閉など)を行うときだけ、高出力モードに切替わってもよい。これにより、予めロボット1の高出力が必要となる作業が予測される場合、その作業だけ、制御部53を高出力モードに切替えることができる。
制御部53は、移動装置3及び把持操作装置4が予めメモリ5bなどに設定された所定方向(家具の引出しの動作方向のみ、あるいは、引出しの引く方向のみ、など)に動作するときだけ、高出力モードに切替わってもよい。これにより、予めロボット1の高出力が必要となる動作方向が予測される場合、その動作方向だけ、制御部53を高出力モードに切替えることができる。
制御部53は、予めメモリ5bなどに設定された所定時間だけ高出力モードに切替わってもよい。
制御部53は、環境センサ6から出力される環境情報と、予めメモリ5bに記憶された地図情報と、に基づいて、ロボット1が予め設定された高出力モード領域内にあると判断したときだけ、高出力モードに切替わってもよい。これにより、誤って高出力モードに切替えられることを防止できる。
制御部53は、高出力モードに切替わった後、所定時間経過すると、自動的に通常出力モードに切替わる。また、制御部53は、高出力モードに切替わり後、所定時間経過すると、状態報知部52は、その所定時間経過した旨をユーザに報知してもよい。ユーザは、操作端末7を介して、制御部53を高出力モードから通常出力モードに切替える。これにより、ロボット1が定格出力以上の出力を継続して行い、過負荷状態となることを抑制できる。
制御部53は、高出力モードにおいて、例えば、温度センサにより検出された移動装置3の各モータの温度又は把持操作装置4の各アクチュエータの温度が所定温度以上であると判断したとき、自動的に通常出力モードに切替わる。温度センサにより検出された各モータ又各アクチュエータの温度が所定温度以上になると、状態報知部52は、その高温になった旨をユーザに報知してもよい。ユーザは、操作端末7を介して、制御部53を高出力モードから通常出力モードに切替える。これにより、ロボット1が定格出力以上の出力を継続して行い、過負荷状態となることを抑制できる。
制御部53は、高出力モードにおいて、移動装置3の各モータ及び把持操作装置4の各アクチュエータのうちの必要な一部の各モータ及び各アクチュエータのみを高出力モードで動作させてもよい。さらに、制御部53は、高出力モードにおいて、予め設定された各モータ及び各アクチュエータのうちの一部のみあるいは全部の各モータ及び各アクチュエータを、予め設定した所定の力(トルク)や速度(角速度)に制限して、高出力モードで動作させてもよい。
制御部53は、高出力モードの状態にあるとき、操作端末7の表示画面あるいは、ロボット1の表示部などを用いて、その高出力モードの状態にあることを、ユーザに対して表示してもよい。これにより、ユーザはロボット1が高出力モードの状態にあること明確に認識することができる。
次に、本実施形態に係るロボットの制御方法について詳細に説明する。図5は、制御部を通常出力モードから高出力モードに切替えて移動装置を移動させる制御フローの一例を示すフローチャートである。
制御装置5の制御部53は、操作端末7を介して通常出力モードに初期設定される(ステップS101)。ユーザは、ロボット1を移動させる操作情報を操作端末7に入力し(ステップS102)、操作端末7は、入力された操作信号を制御装置5の制御部53に送信する。
制御部53は、操作端末7からの操作信号に基づいて移動装置3を制御し、ロボット1を移動させる(ステップS103)。
動作判定部51は、移動装置3の各モータの駆動電流が閾値以上(出力不足)となり動作不能状態になったと判定すると、その判定結果を示す判定信号を状態報知部52及び制御部53に出力する(ステップS104)。
状態報知部52は、ユーザに対して、ロボット1が動作不能状態である旨を報知する(ステップS105)。
ユーザが操作端末7の切替えスイッチを高出力モードに切替え、操作端末7は切替信号を制御部53に送信する(ステップS106)。
制御部53は、操作端末7から切替信号を受けると、通常出力モードから高出力モードに切替わる(ステップS107)。
ユーザは、ロボット1を移動させる操作情報を操作端末7に入力し(ステップS108)、操作端末7は、入力された操作信号を制御装置5の制御部53に送信する。
制御部53は、操作端末7からの操作信号に基づいて移動装置3を制御し、ロボット1を移動させる(ステップS109)。
制御部53は、温度センサにより検出された移動装置3の各モータの温度が所定温度以上であるか否かを判断する(ステップS110)。
制御部53は、温度センサにより検出された移動装置3の各モータの温度が所定温度未満である場合は(ステップS110のNO)、ロボット1が操作端末7からの操作信号に従って動作して動作不能状態から離脱する(ステップS111)。一方で、制御部53は、温度センサにより検出された移動装置3の各モータの温度が所定温度以上であると判断したとき(ステップS110のYES)、高出力モードから通常出力モードに切替わる(ステップS112)。
ユーザは、ロボット1が動作不能状態から離脱したとことを認識すると(ステップS113)、操作端末7の切替えスイッチを通常出力モードに切替え(ステップS114)、操作端末7は切替信号を制御部53に送信する。
制御部53は、操作端末7からの切替信号に応じて高出力モードから通常出力モードに切替わる(ステップS112)。
図6は、制御部を通常出力モードから高出力モードに切替えて把持操作装置を動作させる制御フローの一例を示すフローチャートである。例えば、ロボット1の把持操作装置4は、以下のように引出し開け作業を行う。
制御装置5の制御部53は、操作端末7を介して通常出力モードに初期設定される(ステップS201)。ユーザは、ロボット1に引出し開け作業を実行させる操作情報を操作端末7に入力し(ステップS202)、操作端末7は、入力された操作信号を制御装置5の制御部53に送信する。
制御部53は、操作端末7からの操作信号に基づいて把持操作装置4を制御し、引出し開け作業を実行する(ステップS203)。
動作判定部51は、把持操作装置4のいずれかのアクチュエータの現在角度が制御の目標角度に達せず、駆動電流が定格出力相当の電流値などの閾値以上となった場合(出力不足の場合)に動作不能状態になったと判定すると、その判定結果を示す判定信号を状態報知部52及び制御部53に出力する(ステップS204)。
状態報知部52は、ユーザに対して、ロボットが動作不能状態である旨を報知する(ステップS205)。
ユーザが操作端末7の切替えスイッチを高出力モードに切替え、操作端末7は切替信号を制御部53に送信する(ステップS206)。
制御部53は、操作端末7から切替信号を受けると、通常出力モードから高出力モードに切替わる(ステップS207)。
ユーザは、ロボット1に引出し開け作業を実行させる操作情報を操作端末7に再度入力し(ステップS208)、操作端末7は、入力された操作信号を制御装置5の制御部53に送信する。
制御部53は、操作端末7からの操作信号に基づいて把持操作装置4を制御し、引出し開け作業を実行する(ステップS209)。
制御部53は、温度センサにより検出された移動装置3の各モータの温度が所定温度以上であるか否かを判断する(ステップS210)。
制御部53は、温度センサにより検出された移動装置3の各モータの温度が所定温度未満である場合は(ステップS210のNO)、ロボット1が操作端末7からの操作信号に従って動作して動作不能状態から離脱する(ステップS211)。一方で、制御部53は、温度センサにより検出された移動装置3の各モータの温度が所定温度以上であると判断したとき(ステップS210のYES)、高出力モードから通常出力モードに切替わる(ステップS212)。
ユーザは、ロボット1が動作不能状態から離脱したとことを認識すると(ステップS213)、操作端末7の切替えスイッチを通常出力モードに切替え(ステップS214)、操作端末は切替信号を制御部に送信する。
制御部53は、操作端末7からの切替信号に応じて高出力モードから通常出力モードに切替わる(ステップS212)。
実施形態2
本発明の実施形態2において、制御装置5の制御部53は、環境センサ6から出力される環境情報と予めメモリ5bに記憶された地図情報とに基づいてロボット1が高出力モード領域内に進入したと判断したとき、ロボット1の移動装置3及び把持操作装置4の制御を高出力モードに自動的に切替える。これにより、ユーザは、高出力モードへ変更するための操作を行う必要がないため、利便性が向上する。
例えば、制御部53は、通常出力モードから高出力モードにユーザが切替えた位置を一時的に記憶し、ユーザが地図情報へ記憶を指示したときに、該位置とその近傍を高出力モード領域としてメモリ5bの地図情報に記憶させる。ロボット1が再びこの高出力モード領域に入ったとき、高出力モードに自動的に切替えることができる。
図7は、高出力モード領域が記憶された地図情報の一例である。例えば、地図情報の各高出力モード領域(図7の斜線部)には、各高出力モード領域内で移動装置3及び把持操作装置4が高出力モードで移動できる移動方向、移動量、最大力、作業内容などが対応付けて記憶されていてもよい。
図8は、高出力モード領域を地図情報に記憶させる処理フローを示すフローチャートである。
ユーザが操作端末7の切替えスイッチを高出力モードに切替え、操作端末7は切替信号を制御装置5の制御部53に送信する(ステップS301)。
制御部53は、操作端末7から切替信号を受けると、通常出力モードから高出力モードに切替わる(ステップS302)。
制御部53は、ロボット1の現在位置をP1として一時的に記憶する(ステップS303)。
ユーザが操作端末7の切替えスイッチを通常出力モードに切替え、操作端末7は切替信号を制御部53に送信する(ステップS304)。
制御部53は、操作端末7から切替信号を受けると、高出力モードから通常出力モードに切替わる(ステップS305)。
ユーザが操作端末7に高出力モード領域を記憶させるための指示情報を入力し、操作端末7はその指示信号を制御部53に送信する(ステップS306)。
制御部53は、操作端末7から指示信号を受けると、上記位置P1及び該位置近傍を高出力モード領域としてメモリ5bの地図情報に記憶させる(ステップS307)。なお、制御部53は、高出力モードから通常出力モードに切替わると(ステップS305)、自動的に、上記位置P1及び該位置近傍を高出力モード領域としてメモリ5bの地図情報に記憶させてもよい。
図9は、制御部が高出力モード領域の地図情報に基づいて自動的に高出力モードに切替える処理フローを示すフローチャートである。
制御装置5の制御部53は、通常出力モードに初期設定される(ステップS401)。ユーザは、ロボット1を移動させる操作情報を操作端末7に入力し(ステップS402)、操作端末7は、入力された操作信号を制御装置5の制御部53に送信する。
制御部53は、操作端末7からの操作信号に基づいて移動装置3を制御し、ロボット1を移動させる(ステップS403)。
制御部53は、環境センサ6から出力される環境情報と、メモリ5bの地図情報と、に基づいて、ロボット1が高出力モード領域内にあるか否かを判断する(ステップS404)。制御部53は、ロボット1が高出力モード領域内にあると判断すると(ステップS404のYES)、移動装置3及び把持操作装置4の制御を高出力モードに自動的に設定する(ステップS405)。また、ロボット1が高出力モード領域から外れた場合は、制御部53は移動装置3及び把持操作装置4の制御を通常出力モードに自動的に設定する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、本発明は、例えば、図5及び図6に示す処理を、CPU5aにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 ロボット、2 ロボット本体、3 移動装置、4 把持操作装置、5 制御装置、6 環境センサ、7 操作端末、51 動作判定部、52 状態報知部、53 制御部

Claims (7)

  1. 物体を把持し移動させるロボットの把持操作装置が外的要因により動作不能となる動作不能状態になったか否かを判定するステップと、
    前記把持操作装置が動作不能状態であると判定されたとき、ユーザに対して、該動作不能状態である旨を報知するステップと、
    該報知に応じて前記把持操作装置に対して出力増加の指示を受けたとき、前記把持操作装置の出力を定格出力未満に制限する通常出力モードから、前記把持操作装置の出力を前記定格出力以上に許容する高出力モードに切替え、該出力増加の指示を受けないとき、前記把持操作装置の制御を前記通常出力モードに維持するステップと、
    を含む
    ことを特徴とするロボット制御方法。
  2. 請求項1記載のロボット制御方法であって、
    前記把持操作装置が前記通常出力モードから前記高出力モードに切替わった位置及び該位置近傍を高出力モード領域として地図情報に記憶するステップを更に含み
    前記地図情報に基づいて、前記把持操作装置が前記高出力モード領域内にあると判断したときだけ、前記把持操作装置の制御を前記高出力モードに切替える、
    ことを特徴とするロボット制御方法。
  3. 請求項2記載のロボット制御方法であって、
    前記地図情報に基づいて、前記把持操作装置が前記高出力モード領域内から外れたと判断したとき、前記把持操作装置の制御を前記通常出力モードに切替えるステップを更に含む、
    ことを特徴とするロボット制御方法。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載のロボット制御方法であって、
    前記把持操作装置の制御が高出力モードのとき、前記把持操作装置に予め設定された所定作業のみを実行させる、ことを特徴とするロボット制御方法。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載のロボット制御方法であって、
    前記把持操作装置の制御が高出力モードのとき、前記把持操作装置を予め設定された所定方向のみに動作させる、ことを特徴とするロボット制御方法。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項記載のロボット制御方法であって、
    前記把持操作装置の制御が前記高出力モードに切替わった後、所定時間経過すると、前記把持操作装置の制御を自動的に通常出力モードに切替える、ことを特徴とするロボット制御方法。
  7. 物体を把持し移動させるロボットの把持操作装置が外的要因により動作不能となる動作不能状態になったか否かを判定する動作判定手段と、
    前記動作判定手段により前記把持操作装置が動作不能状態であると判定されたとき、ユーザに対して、該動作不能状態である旨を報知する状態報知手段と、
    該報知に応じて前記把持操作装置に対して出力増加の指示を受けたとき、前記把持操作装置の出力を定格出力未満に制限する通常出力モードから、前記把持操作装置の出力を前記定格出力以上に許容する高出力モードに切替え、該出力増加の指示を受けないとき、前記把持操作装置の制御を前記通常出力モードに維持する制御手段と、
    を備える、
    ことを特徴とするロボット制御装置。
JP2015077377A 2015-04-06 2015-04-06 ロボット制御方法及びロボット制御装置 Active JP6428453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015077377A JP6428453B2 (ja) 2015-04-06 2015-04-06 ロボット制御方法及びロボット制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015077377A JP6428453B2 (ja) 2015-04-06 2015-04-06 ロボット制御方法及びロボット制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016196073A JP2016196073A (ja) 2016-11-24
JP6428453B2 true JP6428453B2 (ja) 2018-11-28

Family

ID=57357911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015077377A Active JP6428453B2 (ja) 2015-04-06 2015-04-06 ロボット制御方法及びロボット制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6428453B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7051045B2 (ja) * 2017-11-08 2022-04-11 オムロン株式会社 移動式マニピュレータ、移動式マニピュレータの制御方法及びプログラム
WO2020248185A1 (en) * 2019-06-13 2020-12-17 Lingdong Technology (Beijing) Co. Ltd Autonomous mobile robot with adjustable display screen
CN210335966U (zh) 2019-06-28 2020-04-17 日本电产三协(浙江)有限公司 工业用机器人
CN113561176A (zh) * 2021-07-22 2021-10-29 上海鲸鱼机器人科技有限公司 控制方法、机器人、上位机和可读存储介质

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60214011A (ja) * 1984-04-09 1985-10-26 Toshiba Corp 走行車
JP2004126983A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動作業ロボット
JP2005339181A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Matsushita Electric Works Ltd 自律移動車
ES2706727T3 (es) * 2005-12-02 2019-04-01 Irobot Corp Sistema de robot
CA2720886A1 (en) * 2010-11-12 2012-05-12 Crosswing Inc. Customizable virtual presence system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016196073A (ja) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6428453B2 (ja) ロボット制御方法及びロボット制御装置
JP6457416B2 (ja) ロボットシステム
US10065316B2 (en) Systems and methods for safe robot operation
JP2011229359A (ja) モータ駆動システム及びモータ制御装置
JP2016193473A (ja) 駆動制御装置および安全制御システム
US8896254B2 (en) Robot and method of controlling the same
JP6853675B2 (ja) ロボットシステムとロボットの制御装置
JP2011200947A (ja) 制御装置、制御方法およびプログラム
BR102020008545A2 (pt) Corpo móvel autônomo, programa de controle de corpo móvel autônomo, método de controle de corpo móvel autônomo e servidor de sistema para o controle de corpo móvel autônomo a partir de lugar remoto
JP2016068161A (ja) ロボット制御方法
JP5778891B2 (ja) ロボット制御装置
JP2010188458A (ja) ロボット制御システム
CA2968121C (en) Self-discharging reserve power units and related methods
WO2016006423A1 (ja) 機械装置およびその制御方法、遠隔操作装置および主操作装置
JP4952536B2 (ja) 充電装置、充電方法、及び充電システム
JP2019034676A (ja) 飛行体及び電力供給制御方法
JP6825994B2 (ja) 防火システム、制御装置及び制御方法
JP2022165821A (ja) 通常モードと協働モードを有するロボットシステムおよびロボット制御プログラム
JP6768860B2 (ja) インバータ保護装置
CN105514677A (zh) 一种具有防尘功能的插座
KR100721486B1 (ko) 우회 통신이 가능한 로봇 감시 시스템 및 그 감시 방법
JP2008194807A (ja) ロボット、及びその電源制御方法
JP2007240019A (ja) 空気調和機
KR200382064Y1 (ko) 자동제어기능을 갖는 전원공급장치
JP2025017178A (ja) モータ制御システム、モータ制御方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181015

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6428453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151