JP6418439B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
また、本発明の他の目的は、蓋体を耐圧補強する補強部材で複数のエリアに区画し、これらの区画エリアに機能の異なる部品を配設することにより、蓋体部品の配置及び組立てを容易にする一方で、またメンテナンスを容易にした炊飯器を提供することにある。
前記蓋体は、前記鍋の開口を塞ぎ密閉する内蓋と、前記内蓋が装着されて前記炊飯器本体の開口を塞ぐ上蓋とを有し、
前記上蓋は、その上面に、該蓋体を耐圧補強する複数本の梁材からなる蓋梁枠体が設けられて、
前記蓋梁枠体は、所定長さの少なくとも2本の梁材を所定の間隔を開けて対向させた第1の梁枠体と、所定長さの1本の梁材からなる第2の梁枠体と、を備え、
前記第1の梁枠体は、前記第1の梁枠体の梁材の一端が前記蓋体の開閉の軸となるヒンジ機構に連結され、他端に前記蓋体ロック機構が固定され
前記第2の梁枠体は、前記第2の梁枠体の梁材が長さ方向で前記第1の梁枠体の各梁材と交差されて、該梁材の両端部が前記上蓋の外周縁まで延びており、
前記第1、第2の梁枠体と前記蓋体ロック機構とで囲まれたエリアに前記蓋体ロック機構を作動させる操作手段が設けられていることを特徴とする。
前記鍋ロック機構は、前記鍋のフランジに係止する係止部と、前記係止部を操作する操作部とを備え
前記炊飯器本体は、前記鍋のフランジが載置されるフレームに前記鍋のフランジと前記係止部との間に介在されるフランジ補強板を設け、
前記鍋ロック機構は、前記鍋フランジと前記係止部との間に前記フランジ補強板を介在させて、前記蓋体を前記鍋のフランジにロックさせることを特徴とする。
また、蓋体の反りが抑制されるので、蓋体と鍋及び炊飯器本体との密封が維持されて、蒸気漏れを防止できる。さらに、蓋梁枠体は、2本の梁材からなる第1の梁枠体と、1本の梁材からなる第2の梁枠体とからなるので、従来技術の炊飯器と比べて、梁材の本数が少なくなり、また、蓋体ロック機構の鍋と蓋体とをロックする鍋ロック機構が従来技術の炊飯器と比べて、3箇所から1箇所となり、該鍋ロック機構が簡単になる。
以上から、蓋体の部品数が少なく、構造も簡単になり、これにより組立て易く、工数も減り、一方でまたメンテナンスが容易になり、結果として、コストダウンが達成できる。
が損傷した場合、簡単に交換ができる。さらに、内圧調整装置の変更も可能になる。すなわち、この内圧調整装置には種々のタイプのものがあるので、これらへの変更が可能になる。
いる。
フレームカバー20Cを構成する環状体22は、外周壁の一端に蓋体5がロックされる本体係止部22a、これと対向する他端にヒンジ機構23が固定されるヒンジ機構取付け部22bが形成されている。また、上方の開口周囲は、鍋3のフランジが載置される載置部22cとなっている。さらに、外周壁には、図3、図7に示すように、鍋ロック機構のホールド爪56aが差し込まれる差込穴222が設けてある。
て、この貫通孔22a'内に係止爪221が設けられている。
載置部22cに補強板を設けると、炊飯時、鍋ロック機構を操作して、ホールド爪56aが載置部22cの差込穴222(図3、図7参照)から差し込まれ、ホールド爪56aがフランジ32の下面に達して、この下面とホールド爪56aとの間にフランジ補強板24或いはカバー部材24a及びフランジ補強板24が介在される。炊飯が開始され、鍋内の加圧により、蓋体5が上方へ押し上げられるとホールド爪56aがフランジ補強板24或いはカバー部材24aを介在して、フランジ32を強くホールドする。このホールドは、フランジ補強板24或いはカバー部材24aを介在したものとなるので、フランジ32に掛かる力がフランジ補強板24或いはカバー部材24aに分散されたものとなる。これにより、フランジ32に掛かる力がフランジの一部に集中することなく分散されるので、フランジの変形を防止できる。
らのヒータの容量は、例えば4.8KW程度のものが使用されている。
の両サイドに更に1本乃至それ以上の梁材を追加して配設してもよい。
なっている。
このロック操作レバー59により、円盤状カム板58が所定角度回転されると、カム溝に連結されたアームバーは一対の梁材51間にあって、これらの梁材と略平行に前後方向へ移動する。また、ロック操作レバー59により円盤状カム板58が逆方向へ戻されると、このアームバーが元の状態、すなわち押出し方向から引込められる。このアームバーの前後方向への移動により、このアームバーに連結された鍋ロック機構54Bのホールド爪56aのホールド又はそのホールド解除が行われる。
内蓋本体60は、外周囲の対向する箇所に上蓋5Bに着脱自在に固定するための鍔部61aと係止部61bとからなる固定手段を有している。この固定手段の鍔部61aは上蓋5Bの一端に差し込まれ、係止部61bは上蓋5Bの他端に係止されるようになっている。また、凹み部61aの外周囲の対向する箇所には、内蓋本体60へ着脱自在に固定する固定手段が設けられている。この固定手段は、閉塞蓋63の一端が差し込まれる差し込み部62aと、他端を係止する係止部62bとなっている。
この上蓋5Bは、第1のエリアA1に上蓋材65の一部を所定大きさ打ち抜いた抜け穴65aが形成されている。この抜け穴65aは内蓋5Aに装着された第1、第2の調圧弁70,86が上蓋5Bの上方へ露出される大きさになっている。この抜け穴65aは、キャップカバー66で塞がれる。このキャップカバー66は、第1、第2の調圧弁70,86が収容される収容室66aと、蒸気及びおねばの一部を外部へ噴出させる蒸気筒66cとを有し、収容室と蒸気筒とは蒸気通路66bで連通されている。収容室66aには、第1、第2の内圧調整装置PV1、PV2の機構と連携する部品を取り付ける2つの取り付け開口が形成されている。1つの取り付け開口661には密閉パッキン95(図15)が装着され、他の取り付け開口には密閉パッキン76(図14)が装着されている。このキャップカバー66は上蓋材65より耐熱性に加え特に耐蝕性が高い材料、例えばPPで作製されている。このキャップカバー66は上蓋5Bに交換可能な固定手段で固定するのが好ましい。キャップカバーと上蓋とを別部品にすると、蒸気は上蓋5Bに直接当たらず、キャップカバー66に当たり、このキャップカバー66が上蓋より耐熱性に加え特に耐蝕性が高い材料で作製されているので、上蓋の腐食損傷を防止できる。炊飯時に発生する蒸気は、樹脂材を腐食損傷する性質があるので、耐熱性、耐蝕性材料の使用により腐食などを防止できる。また、仮に、キャップカバーが腐食或いは損傷しても、交換可能に固定されているので、簡単に新しいものに交換できる。また、この交換可能にしたことより、後述する内圧調整装置の変更が可能になる。すなわち、この内圧調整装置には種々のタイプのものがあるので、これらへの変更が可能になる。なお、第1、第2の内圧調整装置PV1、PV2を構成する第1調圧弁閉塞ロック機構74及び第2調圧弁開放機構90は、第1の梁枠体F1の両梁材51に固定されている。
ロック操作レバー59は、図5〜図7に示すように、蓋体ロック機構54と隣接した位置に設けられ、円盤状カム板58と繋がれて回動可能に設けられ、所定長さのレバー部とを有し、合成樹脂成型体で形成されている。ロック操作レバー59は、レバー部を時計方向又は反時計方向へ所定角度、例えば45度回動されると、円盤状カム板58が回転し、鍋ロック機構54Bのホールド爪56aが作動して、鍋3のフランジ32にホールド爪56aがホールドされ又はこのホールドが解放されるようになっている。
ール73が外へ転がり落ちないように規制する規制カバー72と、を有し、この規制カバー72に排気孔72aが形成されている。この第1の調圧弁70は、鍋3内を大気圧を超える所定の圧力値に保持する閉塞保持圧力1.05気圧(atm)に設定されている。この設定は、弁口の大きさ及び調圧ボールの重さで設定する。例えば、第1の調圧弁70は、口径が4.6mm、調圧ボール73の直径を12.7mm及びその重量が8.505g(比重7.93)にして、閉塞保持圧力が1.05気圧(atm)になっている。この閉塞保持圧力1.05気圧(atm)は、非閉塞ロック状態であるが、調圧ボールを押さえた閉塞ロック状態では、押さえ力65gをプラスして、ロック状態の閉塞保持圧力は1.44気圧(atm)になっている。
る。
外周縁に取付け部を有して、この取付け部でキャップカバーに装着される。この密閉パッキン76は、また円盤体の中央に突出部が設けられて、この突出部に押圧棒75の下方端部75b部が固定されている。すなわち、密閉パッキン76は、その弾性を利用して、図14に示す取付け状態で、押圧棒75を上方へ押上げると共に、下方向へも押動されることができ、かつ上蓋5Bの開口を密閉する働きをするものとなっている。
(a)第一調圧弁非閉塞ロック状態
この非閉塞ロック状態では、駆動装置74Bの電磁コイルが無励磁状態にある。図14Aに示すように、シリンダ81が伸張コイルバネ83の伸長力により、スライド台84aをロック・解除作動部材74Aの揺動アーム77の下方端77bに当接すると共に、バネ体79のバネ力に打ち勝って、この揺動アーム77の一端部77aで押圧棒75を下方へ押し下げることがない。その結果、押圧棒75は、密閉パッキン76で上方へ持上げられて、第一の調圧弁70は調圧ボール73の自重により弁口が閉塞される。弁口が調圧ボール73で閉塞されると、炊飯中は、鍋内の圧力が閉塞力、すなわち、設定値1.05気圧以下になることがない。
(b)第一調圧弁閉塞ロック状態
この状態は、駆動装置74Bの電磁コイルが励磁される。図14Bに示すように、シリンダ81が伸張コイルバネ83の伸長力に抗して引かれると共に、揺動アーム77がバネ体79の付勢力により図14Bの時計方向へ回動する。揺動アーム77の回動により、その一端部77aで押圧棒75を下方へ押下げて、調圧ボール73に当接させて押圧し、この調圧ボールを弁口に押し付けて、閉塞状態を保持、すなわち、ロックする。その結果、第一の調圧弁70は、設定値(1.05気圧)を超えても開成されることなく鍋の内圧が上昇する。なお、鍋内の圧力が上昇しても、第2の調圧弁86が閉成されているので、この内圧は第2の調圧弁86の閉塞保持圧力まで上昇する。
(c)第1調圧弁閉塞ロック状態の解除
駆動装置74Bの電磁コイルへの励磁が無くなると、シリンダ81が伸張コイルバネ
83の伸長力により、その先端部が揺動アーム77の他端部77bに当接して、バネ体79により揺動アーム77が図14の反時計方向へ回動する。これにより、押圧棒75が密閉パッキン76の復元力により持上げられて、調圧ボール73から離れて、上記(a)の非閉塞ロック状態となる。その結果、鍋内の圧力が設定値1.05気圧より高いと、この内圧により第1の調圧弁70が開成される。また、鍋内の圧力が設定値1.05気圧を超えないと、閉塞状態が保持される。このロック解除は、沸騰維持工程において、炊飯メニューに応じて、所定の回数で実施される。なお、この第1の内圧調整装置PV1は、駆動装置74Bと第1調圧弁閉塞ロック機構74とが緩衝機構を介して連結されているので、駆動装置と第1調圧弁閉塞ロック機構との連結・調節が容易になるとともに、第1の調圧弁の開成ないし閉成をスムーズに行える。
87上に載置される金属製の調圧ボール89と、この調圧ボールの移動を規制することで弁座87上に調圧ボール89を保持するカバー88とを有し、カバー88に排気孔88aが形成されている。この第2の調圧弁86の閉塞保持圧力は、弁口の大きさ及び調圧ボールの重さで設定する。例えば、調圧ボールの直径を19.84mm、調圧ボールの重量を32.445g(比重7.93)及び弁座の弁口(直径)を3.7mmにして、閉塞力1.3気圧(atm)にする。この閉塞保持圧力は、第1の調圧弁の閉塞力1.05気圧より高くなっている。第2の調圧弁86の閉塞保持圧力は、1.3気圧(atm)に限定されるものでなく、それ以上、例えば、2.0気圧にしてもよい。
ようになっている。すなわち、密閉パッキン95は、弾性を利用して、取付け状態で水平方向へ動くことができると共に、カバーの開口を密閉する働きをするものとなっている。
このタンク装着部材96は、中央部に後述するおねば貯留タンク97の凹み部98cを設けた筒状部が嵌入固定される嵌入穴96aが形成されている。このタンク装着部材96は、上蓋5Bの上面に固定手段で堅固に固定されている。
負圧弁V3が設けられている。これらの蒸気ガイド筒及び負圧弁は蒸気及びおねばを通過させる構造となっている。この下ケース98は、また、一端の側壁に上ケース101の鉤爪が引っ掛けられる係止軸99a、この係止軸と対向する箇所の側壁に上ケース101をロックする係止ロック99bが設けてある。また、この下ケース98には、両サイド、すなわち、係止軸99aと係止ロック99bとを結ぶ線が下ケースの中心点で直角に交差する線上の両端側壁に、それぞれ補助ロック99cが設けてある。さらに、各補助ロック99cを設けた箇所に、それぞれ把持部99eが設けてある。
が係止される。これにより、下ケース98と上ケース101との結合は3点でロックされるので、結合が堅固になる。また、タンクの取り外しは、両サイドの把持部を利用して、外蓋から簡単に外すことができる。
すなわち、蓋梁枠体は、第1の梁枠体と第2の梁枠体とからなり、これらの梁枠体は上蓋の表面に位置して、ヒンジ機構との連結部を頂部、第1の梁枠体を底辺部とした略三角形状に配設されるので、鍋内の圧力が加圧上昇し、上蓋が上方へ押し上げられても、この上蓋は略三角形状の梁枠体で押さえ込まれて、上方への持ち上がりが抑制されて耐圧補強される。このとき、第2の梁枠体は、第1の梁枠体と交差し上蓋の外周縁付近まで延びているので、この梁枠体で上方への反りを防止できる。なお、この略三角形状体の梁枠体は四角形状のものと比べて、幾何学的に最も安定したものとなり、上蓋を効率よく耐圧補強することができる。
また、上蓋の反りを防止できるので、上蓋と鍋と炊飯器本体との密封が維持されて蒸気漏れを防止できる。さらに、蓋梁枠体は、2本の梁材からなる第1の梁枠体と、1本の梁材からなる第2の梁枠体とからなり、従来技術の炊飯器と比べて、梁材の本数が低減できて少ない機材で蓋体の耐圧補強ができる。
2 炊飯器本体
20 本体枠組体
20C フレームカバー(フレーム)
22a 載置部
23 ヒンジ機構
24 フランジ補強板
3 鍋
32 フランジ
5 蓋体
5A 内蓋
5B 上蓋
5C 外蓋
50 蓋梁枠体
51 梁材
52 梁材
53 補助梁
54 蓋体ロック機構
54A 蓋ロック機構
54B 鍋ロック機構
56a ホールド爪(係止部)
66 キャップカバー
66c 蒸気筒
97 おねば貯留タンク
A1 第1のエリア
A2 第2のエリア
F1 第1の梁枠体
F2 第2の梁枠体
PV1 第1の内圧調整装置
PV2 第2の内圧調整装置
Claims (5)
- 開口の外周囲から外方へ延設されたフランジを有する有底の鍋と、前記鍋が収容され該鍋内の炊飯物を加熱する加熱手段を有する炊飯器本体と、前記鍋及び前記炊飯器本体の開口を塞ぐ蓋体と、前記鍋及び前記炊飯器本体と前記蓋体とをロックする蓋体ロック機構と、を備えた炊飯器であって、
前記蓋体は、前記鍋の開口を塞ぎ密閉する内蓋と、前記内蓋が装着されて前記炊飯器本体の開口を塞ぐ上蓋とを有し、
前記上蓋は、その上面に、該蓋体を耐圧補強する複数本の梁材からなる蓋梁枠体が設けられて、
前記蓋梁枠体は、所定長さの少なくとも2本の梁材を所定の間隔を開けて対向させた第1の梁枠体と、所定長さの1本の梁材からなる第2の梁枠体と、を備え、
前記第1の梁枠体は、前記第1の梁枠体の梁材の一端が前記蓋体の開閉の軸となるヒンジ機構に連結され、他端に前記蓋体ロック機構が固定され、
前記第2の梁枠体は、前記第2の梁枠体の梁材が長さ方向で前記第1の梁枠体の各梁材と交差されて、該梁材の両端部が前記上蓋の外周縁まで延びており、
前記第1、第2の梁枠体と前記蓋体ロック機構とで囲まれたエリアに前記蓋体ロック機構を作動させる操作手段が設けられていることを特徴とする炊飯器。 - 前記第1の梁枠体と前記第2の梁枠体とは、前記第1、第2の梁枠体の各梁材が平面交差していることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記蓋体は、前記第1、第2の梁枠体と前記ヒンジ機構とで囲まれたエリアに前記鍋内の圧力を調整する内圧調整装置及び該鍋内の蒸気及びおねばの一部を外部へ導出する蒸気筒が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の炊飯器。
- 前記上蓋は、その上面に、前記蒸気筒と前記蒸気筒と蒸気通路で連通されて前記内圧調整装置の調圧弁を収容する収容室とを有するキャップカバーが固定され、前記キャップカバーは該上蓋より耐蝕性が高い材料で作製されていることを特徴とする請求項3に記載の炊飯器。
- 前記蓋体ロック機構は、前記蓋体を前記炊飯器本体にロックする本体ロック機構と、前記蓋体を前記鍋にロックする鍋ロック機構とを有し、
前記鍋ロック機構は、前記鍋のフランジに係止する係止部と、前記係止部を操作する操作部とを備え
前記炊飯器本体は、前記鍋のフランジが載置されるフレームに前記鍋のフランジと前記係止部との間に介在されるフランジ補強板を設け、
前記鍋ロック機構は、前記鍋フランジと前記係止部との間に前記フランジ補強板を介在させて、前記蓋体を前記鍋のフランジにロックさせることを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
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