JP6417560B2 - ガラス生産ライン用位置変更可能ヒータアセンブリおよび生産ラインでガラスの温度を管理する方法 - Google Patents

ガラス生産ライン用位置変更可能ヒータアセンブリおよび生産ラインでガラスの温度を管理する方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2013年2月25日付けで出願された米国特許出願第13/776,014号明細書に対する優先権の利益を主張し、その全内容を参照により本明細書に援用する。
本開示は、概して、ガラス生産ラインで使用される位置変更可能ヒータアセンブリ、および位置変更可能ヒータアセンブリを使用して、生産中にガラスの温度を管理する方法に関する。
ガラスは、延伸(draw)操作で製造されることを含め、様々な技術によって製造され得る。延伸操作で製造されるガラスは、ガラスリボンに成形される溶融状態のガラス成分として出発する。ガラスリボンは、温度が低下すると、粘弾性転移を経て弾性状態に入る。弾性状態に入ると、ガラスリボンを切ることによって、ガラスリボンのセグメントがガラスシートに区分され得る。
ガラスリボン、ひいては最終ガラスシートの内部応力レベルは、粘弾性転移におけるガラスリボンの温度のばらつきによって影響を受け得る。したがって、ガラス生産ライン用ヒータアセンブリ、および生産ラインでガラスの温度を管理する方法が望ましいであろう。
ガラスリボンの温度が低下すると、延伸操作で製造されたガラスは相変態する。一般に、ガラスリボンは、寸法形状を保持し始めるような粘弾性転移の構造を作る。ガラスリボンを所望の寸法に延伸するために、延伸ホイールによって、下方延伸方向および交差延伸方向の力がガラスリボンに導入され得る。粘弾性転移中に導入される力は、ガラスリボンが弾性状態に転移する際に、ガラスリボンの所望の厚さを維持し得る。ガラスリボンの温度のばらつきは、ガラスリボンが不均一に収縮するためにガラスリボン内に熱応力を引き起こし得る。これらの熱応力は、例えばガラスを反らせ得るため望ましくない場合がある。
最終ガラス物品内の応力を低減するために、ガラスリボン内の熱応力が、ガラスリボンの粘弾性領域において管理される。本開示によるヒータアセンブリは、ガラス製造ライン内の、ガラスリボンの粘弾性領域に対応する位置に位置付けされ得る。ヒータアセンブリは、ガラスリボンの温度勾配を局所的に修正するために、ガラスリボンに熱を送る。実施形態によっては、ヒータアセンブリにより、ガラスリボンの交差延伸方向における温度のばらつきが減少し、それによって、ガラスリボン内の熱応力が低下し得る。ヒータアセンブリによって入力された熱へのガラスリボンの応答性を高めるために、ヒータアセンブリは、通常動作中にはガラスリボンに近接して位置付けされ、ガラス製造開始時またはガラスリボンの欠陥検出時にはガラスリボンから遠位に位置付けされるように、ガラスリボンに対して位置変更可能であり得る。
したがって、本開示による位置変更可能ヒータアセンブリの実施形態は、支持枠と、第1のスレッドおよび第2のスレッドであって、第1のスレッドおよび第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で支持枠にそれぞれ連結された第1のスレッドおよび第2のスレッドとを備える。第1のスレッドおよび第2のスレッドのそれぞれは、取付面に連結された少なくとも1つの加熱素子を含み、加熱素子はある離間距離だけガラスリボンから離間している。位置変更可能ヒータアセンブリは、第1のスレッドおよび支持枠に連結された第1のアクチュエータと、第1のスレッドの加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を制御する、第1のアクチュエータに通信可能に連結された電子制御装置とを備える。
さらに、様々な実施形態によれば、延伸工程でガラスリボンの温度を制御する方法は、粘弾性状態のガラスリボンを、複数のローラ対を有する延伸装置に通して下方延伸方向に延伸するステップと、ガラスを位置変更可能ヒータアセンブリで加熱するステップとを含む。位置変更可能ヒータアセンブリは、支持枠と、第1のスレッドおよび第2のスレッドであって、第1のスレッドおよび第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で支持枠にそれぞれ連結された第1のスレッドおよび第2のスレッドとを含む。第1のスレッドおよび第2のスレッドのそれぞれは、取付面に連結された少なくとも1つの加熱素子を含み、加熱素子はある離間距離だけガラスリボンから離間している。位置変更可能ヒータアセンブリは、第1のスレッドおよび支持枠に連結された第1のアクチュエータと、第2のスレッドおよび支持枠に連結された第2のアクチュエータとをさらに含む。温度を制御する方法は、第1のスレッドの加熱素子および第2のスレッドの加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を、第1のアクチュエータおよび第2のアクチュエータに通信可能に連結された電子制御装置で制御するステップをさらに有する。
本明細書で説明する実施形態のさらなる特徴および利点は、以下の詳細な説明で述べ、部分的にその説明から当業者に容易に明らかとなり、または、以下の詳細な説明、特許請求の範囲および添付図面を含む本明細書で説明する実施形態を実施することによって認識される。
先の概要および以下の詳細な説明の両方は様々な実施形態を説明し、特許請求される主題の性質および特徴を理解するための概要または枠組みを提供するものであることを理解されたい。添付図面は、様々な実施形態のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれ、かつその一部を構成する。図面は、本明細書で説明する様々な実施形態を示し、説明と共に、特許請求される主題の原理および操作の説明に役立つ。
本明細書で示し、または説明する1つもしくは複数の実施形態による位置変更可能ヒータアセンブリを含む、延伸工程でガラスリボンを成形するためのガラス製造装置の平面図を概略的に示す。 本明細書で示し、または説明する1つもしくは複数の実施形態による、ガラスリボンがその中を移動する位置変更可能ヒータアセンブリの斜視図を概略的に示す。 図2の線A−Aに沿って示される、ガラスリボンがその中を移動する位置変更可能ヒータアセンブリの側断面図を概略的に示す。 図2の線A−Aに沿って示される、ガラスリボンがその中を移動する位置変更可能ヒータアセンブリの詳細な側断面図を概略的に示す。 図3の線B−Bに沿って示される、ガラスリボンがその中を移動する位置変更可能ヒータアセンブリの後部断面図を概略的に示す。
ここで、ガラス製造装置用位置変更可能ヒータアセンブリ、およびガラス製造装置内でガラスの温度を管理する方法の実施形態について詳細に述べる。一般に図1を参照すると、延伸法によってガラスを製造するためのガラス製造装置が示される。ガラスリボンが、ガラス製造装置内で成形され、延伸装置を通過する。位置変更可能ヒータアセンブリは、延伸装置に沿って位置付けされる。位置変更可能ヒータアセンブリは、それぞれが少なくとも1つの加熱素子を含む第1のスレッドおよび第2のスレッドを含む。第1のスレッドおよび第2のスレッドは、ガラスリボンと第1のスレッドのヒータとの間の距離、およびガラスリボンと第2のスレッドのヒータとの間の距離が調整可能であるように、ガラスリボンに対して位置変更可能である。第1のスレッドおよび第2のスレッドの動きは、電子制御装置に通信可能に連結されているアクチュエータによって制御され得る。電子制御装置は、生産ラインの動作パラメータおよびガラスリボンの特性に基づいて、第1のスレッドおよび第2のスレッドの移動を指示する。
ここで図1を参照すると、ガラスリボン105を生産するために溶融工程を組み込む例示的ガラス製造装置100が示される。ガラス製造装置100は、溶融容器110、清澄容器115、混合容器120(例えば、撹拌槽120)、送出容器125、成形装置135、延伸装置200および切断装置150(例えば、移動アンビル機(TAM)150)を含む。ガラス製造装置100は、まずバッチ材料を溶かして混ぜ合わせて溶融ガラスにし、その溶融ガラスを予備形状に分配し、ガラスが冷えて粘度が上昇する際にガラスリボン105に張力を加えてガラスリボン105の寸法を制御し、ガラスが粘弾性転移を経て、ガラスシート155に安定した寸法特性を与える機械的特性を得た後に、ガラスリボン105から個別のガラスシート155を切断することによって、バッチ材料から連続的なガラスリボン105を生産する。
動作中、ガラスを形成するためのバッチ材料が、矢印112で示すように溶融容器110に導入され、溶けて溶融ガラス126を形成する。溶融ガラス126は清澄容器115に流れ込み、清澄容器115は溶融容器110の温度よりも高い温度で維持される。清澄容器115から、溶融ガラス126は混合容器120に流れ込み、混合工程を経て均質化される。溶融ガラス126は混合容器120から送出容器125まで流れ、送出容器125は溶融ガラス126を、下降管130を通して入口132に、そして成形装置135内に送出する。
表面品質が高く、厚さのバラつきが少ないガラスリボン105を製造するために、図1に示した成形装置135が溶融延伸工程で使用される。成形装置135は、溶融ガラス126を受ける開口部136を含む。溶融ガラス126はトラフ137に流れ込み、次いで溢れ出て、2つの部分リボン部のトラフ137の両側を流れ落ちた後に、成形装置135の基部139の下方で融合する。未だ溶融状態のガラス126の2つの部分リボン部は、成形装置135の基部139の下方の場所で互いに再接合(例えば、融合)し、それによってガラスリボン105を成形する。ガラスリボン105は、延伸装置200によって成形装置から下向きに延伸される。本明細書で示し、説明する成形装置135では、溶融延伸工程が実施されるが、スロット延伸装置などを含むがそれらに限定されない他の成形装置が使用されてもよいことを理解されたい。
図1にさらに示すように、延伸装置200は、それらの間にガラスリボン105を挟む前側ローラおよび後側ローラをそれぞれが含む複数のローラ対210を含む。いくつかの実施形態では、ローラ対210は、ガラスリボン105の幅を横切って延在する。他の実施形態では、ローラ対210は、ガラスリボン105の幅の一部を横切って延在する。ローラ対210はガラスリボンと接触し、ガラスリボン105が延伸装置200に沿って移動する際に、ガラスリボン105に延伸力を加える。
ガラスリボン105は、延伸装置200に通して延伸される際に、冷える可能性がある。複数のローラ対210を有するガラス製造装置100は、ガラスリボン105が粘弾性変態を経る領域で交差延伸張力および/または下方延伸張力の制御および均一性を改善し得る。ガラスリボン105が依然として粘弾性状態にある間、複数のローラ対210がガラスリボン105に加える延伸力によってガラスリボン105は引っ張られるか、または伸ばされ、それによってガラスリボン105が延伸装置200に沿って移動する際にガラスリボン105に加えられる張力を制御することで、ガラスリボン105の寸法を制御する。この領域は、応力および平坦度がガラスリボン105内に設定される設定ゾーン106として定義される。
図1に示すように、ガラス製造装置100は、ガラスリボン105の設定ゾーン106に近接して位置付けされるように延伸装置200に近接して位置付けされた位置変更可能ヒータアセンブリ300をさらに含む。本明細書では、延伸装置200に近接して、粘弾性変態を経るガラスリボン105に対応する位置に位置付けされている位置変更可能ヒータアセンブリ300に特に言及しているが、本開示による位置変更可能ヒータアセンブリ300は、延伸装置200に沿った他の場所、例えば、限定されないが、ガラスリボン105を焼きなますためにガラスリボン105が加熱操作を受ける場所に位置付けされてもよいことを理解されたい。
ここで図2を参照すると、図1に示したガラス製造装置100の他の構成要素から分離された位置変更可能ヒータアセンブリ300が示される。位置変更可能ヒータアセンブリ300は、支持枠310と、第1のスレッド320と、第2のスレッド330とを含み、第1のスレッド320および第2のスレッド330のそれぞれは、ベアリング部材312で支持枠310に連結される。実施形態によっては、位置変更可能ヒータアセンブリ300の支持枠310は、ガラス延伸操作からの環境上の漏れが最小化され、かつ/またはなくなるように、流体が密封される環境をガラスリボン105の周りに設ける。ベアリング部材312は、第1のスレッド320および第2のスレッド330が長手方向302に自由に移動し、横方向304および下方延伸方向306の移動が抑制されるように、第1のスレッド320および第2のスレッド330の動きを抑制する。
位置変更可能ヒータアセンブリ300はまた、支持枠310および第1のスレッド320に連結されている第1のアクチュエータ322を含む。同様に、位置変更可能ヒータアセンブリ300は、支持枠310および第2のスレッド330に連結されている第2のアクチュエータ332を含む。第1のスレッド320とガラスリボン105との間の離間距離303a、および、第2のスレッド330とガラスリボン105との間の離間距離303bを制御することができるように、第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332はそれぞれ、第1のスレッド320および第2のスレッド330の位置を長手方向302において制御する。第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332は、例えば、限定されないが、ボールねじ、空圧または油圧アクチュエータ、リニアサーボモータ、およびマニュアルまたは自動ギヤおよびピニオン駆動システムを含む、直線方向の動きを制御する様々なアクチュエータから選択されてもよい。さらに、示した位置変更可能ヒータアセンブリの実施形態は、第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332を含むが、位置変更可能ヒータアセンブリの実施形態は、第1のアクチュエータによって第1のスレッドおよび第2のスレッドの位置制御を行うリンク機構または他の移動制御装置(図示せず)によって第1のスレッドおよび第2のスレッドの両方に連結されている第1のアクチュエータを単独で組み込んでもよいことを理解されたい。
ここで図3を参照すると、第1のスレッド320およびガラスリボン105がより詳細に示される。第1のスレッド320の構成要素が参照されるが、図2に示したような第2のスレッド330が、第1のスレッド320と均等な構成要素を含んでもよいことを理解されたい。第1のスレッド320は、ガラスリボン105に近接して位置付けされている第1のスレッド320の内面領域に沿って配置されている複数の加熱素子324を含む。位置変更可能ヒータアセンブリ300の実施形態では、加熱素子324は、高温での連続運転に耐えることができる材料から製造された抵抗加熱素子であってもよい。一実施形態では、ガラスリボン105に近接する温度が、800℃を超えて維持されてもよい。そのような材料の例には、ニッケル合金、鉄合金、白金合金、ロジウム合金、ならびにセラミック材料およびコーティングが含まれる。一実施形態では、加熱素子324は、スウェーデン、ハルスタハンマルのSandvik Heating Techologyから入手可能なKanthal(商標)鉄−クロム−アルミニウム合金から作られてもよい。
加熱素子324は、らせん状に巻かれ、第1のスレッド320の内面領域に沿って配置されてもよい。図3に示すように、加熱素子324は、加熱素子324がその周りに巻かれる巻軸325が、ここでは鉛直方向に対応する、ガラスリボン105の下方延伸方向306に向くように、略鉛直の向きに配置されてもよい。実施形態によっては、第1のスレッド320に沿った1つの場所で与えられる熱が増加し得るように複数の加熱素子324が一組に構成されてもよく、オフセットらせん配置を形成することによるものも含まれる。第1のスレッド320に組み込まれた加熱素子324の他の向きおよび形状は、本開示の範囲から逸脱することなく使用され得ることを理解されたい。
図3に示すように、加熱素子324は、第1のスレッド320の取付面327から延在する。示すように、取付面327は、入口面328(ここでは頂面)および出口面329(ここでは底面)を含む。本明細書で使用する場合、「入口」および「出口」という用語は、ガラスリボン105の延伸方向に対する構成要素の位置付けを指す。加熱素子324に近接する位置にある第1のスレッド320の入口面328および出口面329は、応力緩和領域362を含んでもよい。応力緩和領域362は、第1のスレッド320の入口面328および出口面329を貫通して形成された複数の穿孔364を含んでもよい。穿孔364は、入口面328および/または出口面329の局所的な温度のばらつきによって入口面328および出口面329に与えられる応力が低下するように、入口面328および出口面329の柔軟性を局所的に高め得る。
図4により詳細に示すように、加熱素子324は、入口面328または出口面329のうちの少なくとも1つの遮断面354からずらして位置付けされ得る。遮断面354は、第1のスレッド320とガラスリボン105との最小間隔を画定する。図3および図4に示すように、加熱素子324は、第1のスレッド320に差し込まれて位置付けされてもよい。ガラスリボン105に近接して位置付けされた加熱素子324の最内面は、第1のスレッド320の突出面326を画定する。突出面326は、第1のスレッド320の加熱素子324と、延伸装置200に沿って位置変更可能ヒータアセンブリ300を通過するガラスリボン105との間の最小距離を示す。図4に示すように、加熱素子324は、第1のスレッド320の遮断面354と、加熱素子324によって画定された突出面326との間の遮蔽距離356が維持されるように、第1のスレッド320に差し込まれる。
因子の中でとりわけ、ガラスリボン105と第1のスレッド320の突出面326、ひいては第1のスレッド320の加熱素子324との間の距離は、以下に述べるように、対流および放射のためにガラスリボン105に伝達されるエネルギーに影響を及ぼし得る。さらに、加熱素子324によって導入されたエネルギーによる温度変化へのガラスリボン105の応答性は、ガラスリボン105と突出面326との間の距離によって影響を受け得る。したがって、位置変更可能ヒータアセンブリ300内の第1のスレッド320の位置を修正することにより、破片が引き起こす損傷から加熱素子324を保護しながら、ガラスリボン105の高精度な温度制御を実現し得る。
第1のスレッドおよび第2のスレッドの中に取り付けられた加熱素子がガラスリボンに入力する熱は、伝導、対流および放射熱伝達機構の組合せによって伝達される。位置変更可能ヒータアセンブリに関して特に興味深いものは、放射に起因する伝熱である。放射形態係数は、理論に縛られず、第1の面を出て、第2の面に当たる放射の割合である。本開示の位置変更可能ヒータアセンブリの場合には、形態係数は、個々の加熱素子、および位置変更可能ヒータアセンブリを通って移動するガラスリボンに起因する。加熱素子とガラスリボンとの間の距離を修正すると、ガラスリボンに従って形態係数が変化する。特に、加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を減少させることによって、形態係数の修正により、個々の加熱素子に近接する位置のガラスリボンに伝熱が集中し、加熱素子から遠位の位置のガラスリボンへの伝熱が低下する。そのため、加熱素子とガラスリボンとの間の距離を減少させると、個々の加熱素子が熱を導入する幾何学的空間が局在化する。さらに、加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を減少させると、隣接する加熱素子からガラスリボンへの伝熱が低下する。その周りに個々の加熱素子が熱を導入する幾何学的空間を局在化させることによって、ガラスリボンの幅全体にわたって温度をさらに制御することが可能になり得る。加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離が比較的大きい場合と比べて、加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離が比較的小さい場合には、個々の加熱素子は、より局所的な影響をガラスリボンの温度に及ぼし得る。
さらに、加熱素子とガラスリボンとの間の距離を減少させることにより、加熱素子に入力される固定電力に対して、ガラスリボンからさらに遠くに離間している加熱素子と比べてガラスリボンに入力される熱が増加し得る。入熱が増加すると、加熱素子に入力される固定電力に対して、ガラスリボンの温度が上昇し得る。これに対応して、ガラスリボンの同様の温度上昇を達成するために、ガラスリボンに近接して離間している加熱素子に導入する必要がある電力は、ガラスリボンからさらに遠くに離間している加熱素子に導入する必要がある電力より少なくなり得る。
加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を減少させることで生じる形態係数の修正はまた、加熱素子が導入する熱のばらつきで生じる温度変化へのガラスリボンの応答性を高め得る。加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を減少させることによって、形態係数は、加熱素子に近接する位置で増加し、加熱素子から遠位にある位置で減少する。ガラスリボンが位置変更可能ヒータアセンブリを通って移動する際のガラスリボンの伝熱をモデル化するコンピュータシミュレーションでは、加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を減少させると、ガラスリボンの温度が上昇し、加熱素子へ入力される固定熱に対して温度変化がガラスリボン内に反映される時間が短縮されることが示されている。そのため、ガラスリボンからさらに遠くに離間している加熱素子より、ガラスリボンにより接近して離間している加熱素子によって熱が導入される時に、ガラスリボンは温度変化への応答性がより高い。
さらに、加熱素子は、第1のスレッドおよび第2のスレッドの遮断面から離間しているため、遮断面は伝熱シールドとして機能し、下方延伸方向の加熱素子の形態係数を減少させることができる。遮断面はまた、ガラス帯板の下方延伸方向に沿った、またはその下方延伸方向と反対に位置変更可能ヒータアセンブリから遠ざかる対流を低減するために、ガラスリボンから狭い距離をとって位置付けされてもよい。下方延伸方向の伝熱をさらに抑制することによって、位置変更可能ヒータアセンブリでガラスリボンに導入される熱エネルギーの効率が増加し得る。
再び図3を参照すると、熱遮蔽材料350は、加熱素子324に近接する第1のスレッド320の内部に沿って、かつ突出面326に対向して位置付けされ得る。熱遮蔽材料350は、セラミックまたは様々な耐火材料を含む種々の適した材料から選択されてもよい。熱遮蔽材料350は、加熱素子324から、加熱素子324から遠位に位置付けされた第1のスレッド320の位置への熱の導入を遅くするために、断熱性であってもよい。熱遮蔽材料350は、加熱素子324の電気接続を可能にする、熱遮蔽材料350を貫通する複数の逃げ穴を含んでもよい。
第1のスレッド320はまた、加熱素子324から遠位に、第1のスレッド320の内部に位置付けされている熱パッキング材料352を含んでもよい。一実施形態では、熱パッキング材料352は、耐火性セラミック繊維製品、例えば、ニューヨーク州ナイアガラフォールズのUnifraxから入手可能なFiberfrax織物、ロープ、組紐、芯材、または織糸であってもよい。加熱素子324から第1のスレッド320の内部まで熱が対流によって導入されるのを抑制するために、熱パッキング材料352は、第1のスレッド320を流れる流体の流れを制限してもよい。さらに、位置変更可能ヒータアセンブリ300は、支持枠310と第1のスレッド320との間に位置付けされた熱ガスケット358を含んでもよい。熱ガスケット358は、対流による伝熱を低減するために、支持枠310と第1のスレッド320との動的インタフェース間の流体の流れを制限してもよい。第1のスレッド320の内部に、かつ支持枠310と第1のスレッド320との間に導入される熱を減少させると、高温によって引き起こされる、位置変更可能ヒータアセンブリ300の構成要素および周囲の構成要素が損傷する可能性が減り得る。
図3にさらに示すように、第1のスレッド320は、加熱素子324を電源(図示せず)に電気的に結合するワイヤハーネス370を含み得る。実施形態によっては、ワイヤハーネス370は、加熱素子324とワイヤハーネス370のワイヤ374とを電気接続するために、熱遮蔽材料350を貫通して突出する電気コネクタ373を含んでもよい。
位置変更可能ヒータアセンブリ300はまた、第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332(図2に示す)に通信可能に連結されている電子制御装置340を含む。電子制御装置340は、プロセッサ342と、プロセッサ342に通信可能に連結されたメモリ344とを含む。コンピュータ読取可能命令セットは、メモリ344に記憶されてもよく、プロセッサ342によって実行される時には、少なくとも第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332に伸長または収縮するよう命令し、それによって、第1のスレッド320および/または第2のスレッド330(図2に示す)の位置を修正する。
位置変更可能ヒータアセンブリ300は、ガラスリボン105の幅全体にわたって配置された複数のリボン温度センサ380を含む。リボン温度センサ380は、ガラスリボン105が位置変更可能ヒータアセンブリ300を通して送られる際にガラスリボン105の温度を測定する非接触温度センサ、例えば赤外線温度センサである。リボン温度センサ380は、電子制御装置340がガラスリボン105の幅全体にわたる様々な位置でガラスリボン105の温度を監視するように、電子制御装置340に通信可能に連結されてもよい。
実施形態によっては、加熱素子324は、電子制御装置340を介して電源に電気的に結合されてもよい。そのような実施形態では、電子制御装置340は、加熱素子324からガラスリボン105に与えられる熱を制御するように、加熱素子324に流れ込む電流を管理する。実施形態によっては、位置変更可能ヒータアセンブリ300の各加熱素子324の動作が個々に制御される。ここで図5を参照すると、加熱素子324は、任意の制御ゾーン323内の加熱素子324が均等な電流を受けるように、制御ゾーン323にグループ化されてもよく、したがって、制御ゾーン323内の各加熱素子324は、ほぼ均等な熱をガラスリボン105内に与える。実施形態によっては、加熱素子324は、加熱素子324の位置的近接度に基づいて、制御ゾーン323に分離されてもよい。これらの実施形態では、加熱素子324の複数の制御ゾーン323は、ガラスリボン105の幅全体にわたって配置されてもよい。例えば一実施形態では、第1のスレッド320は、第1のスレッド320の幅全体にわたって7つの制御ゾーン323にグループ化される30個の加熱素子324を含む。
再び図3を参照すると、位置変更可能ヒータアセンブリ300はまた、電子制御装置340に電気的に結合されている少なくとも1つのリボンパラメータセンサ390を含み得る。リボンパラメータセンサ390は、ガラスリボン105のパラメータ、例えば、ガラスリボン105の厚さおよび/または幅を検知し得る。リボンパラメータセンサ390の例には、ガラスリボン105の幅を決定するように構成されたカメラが含まれる。リボンパラメータセンサ390は、ガラスリボン105のパラメータを常時監視してもよい。リボンパラメータセンサ390はまた、条件から外れたガラスリボン105の自動決定を支援してもよい。ガラスリボン105の幅が条件から外れている場合、ガラスリボン105が破損する可能性が高まる。条件から外れたパラメータを自動決定した時には、オペレータは、測定されたパラメータを条件内に入れるためにガラス製造装置100の特性を修正し得るかを判断し得る。オペレータは、条件から外れたパラメータを補正することができないと決定した場合には、ガラス製造装置100内のガラスリボン105の生産を停止するステップを取ってもよい。オペレータは、ガラスリボン105の回復不能な不具合が差し迫っていると決定した場合には、加熱素子324とガラスリボン105との間の離間距離303aが増大するように、第1のスレッド320および第2のスレッド330をガラスリボン105から遠ざかるように後退させてもよい。加熱素子324とガラスリボン105との間の離間距離303aを増大させると、ガラスリボン105の回復不能な不具合の間、加熱素子324が損傷する可能性が減り得る。したがって、位置変更可能ヒータアセンブリ300は、ガラス製造装置100の操作性を改善し得る。
位置変更可能ヒータアセンブリ300はまた、電子制御装置340のプロセッサ342に電気的に結合されているユーザインタフェース346を含む。ユーザインタフェース346は、位置変更可能ヒータアセンブリ300のパラメータ、例えば、ガラスリボン105第1のスレッド320および第2のスレッド330との間の距離を表示する。
位置変更可能ヒータアセンブリ300は、ユーザ入力装置348をさらに含む。実施形態によっては、ユーザ入力装置348は、ユーザインタフェース346に組み込まれてもよい。ユーザ入力装置348は、ガラス製造装置100のオペレータが位置変更可能ヒータアセンブリ300の動作パラメータを修正し、ガラスリボン105が位置変更可能ヒータアセンブリ300を通して送られる際にガラスリボン105へ入力される熱を修正することを可能にする。例えば、ガラスリボン105の温度を上昇させるために、オペレータは、加熱素子324のすべてに送られる電流が増加するように、ユーザ入力装置348を介して命令してもよい。さらに、複数のリボン温度センサ380によって示されるように、ガラスリボン105の幅全体にわたる温度が目標範囲外である場合、オペレータは、ガラスリボン105の低温ゾーンに近接して位置付けされた加熱素子324への電流を増加させ、かつ/または、ガラスリボン105の高温ゾーンに近接して位置付けされた加熱素子324への電流を減少させるように、ユーザ入力装置348を介して命令してもよい。
ユーザ入力装置348はまた、オペレータが、ガラスリボン105に対して第1のスレッド320および第2のスレッド330(図2に示す)を選択的に位置変更することを可能にする。万一、ガラスリボン105の回復不能な不具合がガラスリボン105内に検出された場合は、ユーザ入力装置348によって、第1のスレッド320および第2のスレッド330をガラスリボン105から遠ざかるように後退させることを可能にし得る。
あるいは、またはさらに、加熱素子324によって導入される熱および加熱素子324とガラスリボン105との間の離間距離303a、303bが管理されるように、メモリ344に記憶され、電子制御装置340のプロセッサ342によって実行されるコンピュータ読取可能命令セットが、加熱素子324に送られる電力を自動的に制御し、第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332を作動させてもよい。電子制御装置340は、ガラスリボン105の幅全体にわたる温度のばらつきを低減するために、加熱素子324に送られる電力を自動的に制御してもよい。あるいは、またはさらに、電子制御装置340は、第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332に、それぞれ第1のスレッド320および第2のスレッド330を移動させるよう自動的に命令し、ガラスリボン105の温度が目標レベルで維持されるように、加熱素子324とガラスリボン105との間の離間距離303a、303bを修正してもよい。さらに、電子制御装置340は、加熱素子324に送られる電力を同時かつ自動的に制御し、位置変更可能ヒータアセンブリ300の加熱素子324によって消費される電力を低減しながらガラスリボン105の温度を維持するように、第1のアクチュエータ322および第2のアクチュエータ332に、それぞれ第1のスレッド320および第2のスレッド330を移動させるよう命令してもよい。加熱素子324に送られる電力の低減はまた、加熱素子324自体の寿命を延ばし得る。
ここで、本開示による位置変更可能ヒータアセンブリは、2つのスレッド内に固定されている複数の加熱素子を含むことを理解されたい。2つのスレッドは、位置変更可能ヒータアセンブリを通過するガラスリボンに向かって、またそのガラスリボンから遠ざかるようにスレッドを移動させることができるベアリング部材によって支持される。加熱素子とガラスリボンとの間の距離を修正することができるように、アクチュエータは、スレッドの位置を制御する。アクチュエータは、ガラスリボンへのエネルギー伝達、および加熱素子へのガラスリボンの温度応答性を改善するために、加熱素子をガラスリボンの近くに位置付けする。アクチュエータはまた、万一、ガラスリボンが破損した場合、加熱素子が損傷する可能性を減らすために、条件から外れたパラメータが検出されると、加熱素子をガラスリボンから遠ざかるように位置付けする。
第1の態様では、本開示は、ガラスリボンを加熱するための位置変更可能ヒータアセンブリであって、支持枠と、第1のスレッドおよび第2のスレッドであって、第1のスレッドおよび第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で支持枠にそれぞれ連結され、取付面に連結された少なくとも1つの加熱素子をそれぞれ含み、加熱素子がある離間距離だけガラスリボンから離間している、第1のスレッドおよび第2のスレッドと、第1のスレッドおよび支持枠に連結された第1のアクチュエータと、第1のスレッドの加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を制御する、第1のアクチュエータに通信可能に連結された電子制御装置とを含む、位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第2の態様では、本開示は、延伸工程でガラスリボンの温度を制御する方法であって、粘弾性状態のガラスリボンを、複数のローラ対を有する延伸装置に通して下方延伸方向に延伸するステップと、ガラスを位置変更可能ヒータアセンブリで加熱するステップであって、位置変更可能ヒータアセンブリが、支持枠と、第1のスレッドおよび第2のスレッドであって、第1のスレッドおよび第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で支持枠にそれぞれ連結され、取付面に連結された少なくとも1つの加熱素子をそれぞれ含み、加熱素子がある離間距離だけガラスリボンから離間している、第1のスレッドおよび第2のスレッドと、第1のスレッドおよび支持枠に連結された第1のアクチュエータと、第2のスレッドおよび支持枠に連結された第2のアクチュエータとを含むステップと、第1のスレッドの加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離、および第2のスレッドの加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を、第1のアクチュエータおよび第2のアクチュエータに通信可能に連結された電子制御装置で制御するステップとを含む、方法を提供する。
第3の態様では、本開示は、第2のスレッドおよび支持枠に連結された第2のアクチュエータをさらに含み、電子制御装置が、第2のアクチュエータに通信可能に連結され、第2のスレッドの加熱素子とガラスリボンとの間の離間距離を制御する、第1の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第4の態様では、本開示は、取付面が、第1のスレッドの少なくとも1つの加熱素子とガラスリボンとの間に長手方向に位置付けされた遮断面を含む、第1〜第3の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第5の態様では、本開示は、少なくとも1つの加熱素子が、取付面に連結され、かつ長手方向に対して横断する横方向に配置された複数の加熱素子を含む、第1〜第4の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第6の態様では、本開示は、複数の加熱素子の動作が、電子制御装置によって個々に制御される、第5の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第7の態様では、本開示は、複数の加熱素子が、第1のスレッドおよび第2のスレッドに沿って横方向に位置付けされた複数の制御ゾーンを画定し、各制御ゾーン内の複数の加熱素子が一様に動作し、および複数の制御ゾーンの動作が電子制御装置によって制御される、第5の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第8の態様では、本開示は、電子制御装置に通信可能に連結されたリボンパラメータセンサをさらに備える、第1〜第7の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第9の態様では、本開示は、長手方向に対して横断する横方向に位置付けされた複数のリボン温度センサをさらに含み、リボン温度センサが、電子制御装置に通信可能に連結されている、第1〜第8の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
10の態様では、本開示は、加熱素子のそれぞれが、加熱素子がその周りに曲がる巻軸を含み、加熱素子の巻軸が、下方延伸方向に配置されている、第1〜第9の態様による位置変更可能ヒータアセンブリを提供する。
第1の態様では、本開示は、下方延伸方向に対して横断する横方向の複数の位置でガラスリボンの温度を評価するステップをさらに含む、第2の態様による方法を提供する。
第1の態様では、本開示は、ガラスリボンに入力される熱を制御するために、加熱素子に送られる電流を修正するステップをさらに含む、第2および第1の態様による方法を提供する。
第1の態様では、本開示は、複数の加熱素子の動作が、電子制御装置によって個々に制御される、第2、第1および第1の態様による方法を提供する。
第1の態様では、本開示は、複数の加熱素子が、第1のスレッドおよび第2のスレッドに沿って横方向に位置付けされた複数の制御ゾーンを画定し、各制御ゾーン内の複数の加熱素子が一様に動作し、および複数の制御ゾーンの動作が電子制御装置によって制御される、第2および第1〜第1の態様による方法を提供する。
第1の態様では、本開示は、第1のスレッドの加熱素子と第2のスレッドの加熱素子との間の離間距離を減少させることによって、放射形態係数を減少させるステップをさらに含む、第2および第1〜第1の態様による方法を提供する。
第1の態様では、本開示は、延伸装置内でガラスリボンの条件から外れたパラメータを検知するステップと、加熱素子間の離間距離を増大させるために、第1のスレッドおよび第2のスレッドを後退させるステップとをさらに含む、第2および第1〜第1の態様による方法を提供する。
「実質的に」および「約」という用語は、本明細書において、任意の量的比較、値、測定または他の表現に起因し得る固有の不確実性の程度を示すために使用され得ることに留意する。これらの用語はまた、対象の主題の基本機能が変わることなく、述べた参照と定量的表現が異なり得る程度を示すために本明細書で使用される。
特定の実施形態について、本明細書で示し、説明したが、請求項で述べる主題の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な他の変更形態および修正形態がなされ得ることを理解されたい。さらに、請求項で述べる主題の様々な態様を本明細書で説明したが、そのような態様は、組み合わせて使用する必要はない。したがって、添付の特許請求の範囲は、請求項で述べる主題の範囲内にあるそのような変更形態および修正形態をすべて包含するものである。

Claims (9)

  1. ガラスリボンを加熱するための位置変更可能ヒータアセンブリにおいて、
    支持枠と、
    第1のスレッドおよび第2のスレッドであって、前記第1のスレッドおよび前記第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で前記支持枠にそれぞれ連結、取付面に連結している少なくとも1つの加熱素子をそれぞれ含み、前記加熱素子がある離間距離だけ前記ガラスリボンから離間している、第1のスレッドおよび第2のスレッドと、
    前記第1のスレッドおよび前記支持枠に連結している第1のアクチュエータと、
    リボンパラメータセンサと、
    記第1のアクチュエータおよび前記リボンパラメータセンサに通信可能に連結している電子制御装置と
    を備え
    前記電子制御装置は、前記リボンパラメータセンサで検知したパラメータに基づいて、前記第1のアクチュエータにより前記第1のスレッドの前記加熱素子と前記ガラスリボンとの間の前記離間距離を制御するよう構成されていることを特徴とする、位置変更可能ヒータアセンブリ。
  2. ガラスリボンを加熱するための位置変更可能ヒータアセンブリにおいて、
    支持枠と、
    第1のスレッドおよび第2のスレッドであって、前記第1のスレッドおよび前記第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で前記支持枠にそれぞれ連結、取付面に連結ている少なくとも1つの加熱素子をそれぞれ含み、前記加熱素子がある離間距離だけ前記ガラスリボンから離間している、第1のスレッドおよび第2のスレッドと、
    前記第1のスレッドおよび前記支持枠に連結ている第1のアクチュエータと、
    前記長手方向に対して横断する横方向に位置付けされている複数のリボン温度センサと、
    記第1のアクチュエータおよび前記複数のリボン温度センサに通信可能に連結ている電子制御装置と
    を備え
    前記電子制御装置は、前記複数のリボン温度センサで測定した前記ガラスリボンの温度に基づいて、前記第1のアクチュエータにより前記第1のスレッドの前記加熱素子と前記ガラスリボンとの間の前記離間距離を制御するよう構成されていることを特徴とする、位置変更可能ヒータアセンブリ。
  3. 前記第2のスレッドおよび前記支持枠に連結している第2のアクチュエータをさらに備え、前記電子制御装置が、前記第2のアクチュエータに通信可能に連結、前記第2のスレッドの前記加熱素子と前記ガラスリボンとの間の前記離間距離を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の位置変更可能ヒータアセンブリ。
  4. 前記少なくとも1つの加熱素子が、前記取付面に連結、かつ前記長手方向に対して横断する横方向に配置されている複数の加熱素子を含むことを特徴とする、請求項1から3いずれか一項に記載の位置変更可能ヒータアセンブリ。
  5. 延伸工程でガラスリボンの温度を制御する方法において、
    粘弾性状態のガラスリボンを、複数のローラ対を有する延伸装置に通して下方延伸方向に延伸するステップと、
    位置変更可能ヒータアセンブリであって、
    支持枠と、
    第1のスレッドおよび第2のスレッドであり、前記第1のスレッドおよび前記第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で前記支持枠にそれぞれ連結、取付面に連結している少なくとも1つの加熱素子をそれぞれ含み、前記加熱素子がある離間距離だけ前記ガラスリボンから離間している、第1のスレッドおよび第2のスレッドと、
    前記第1のスレッドおよび前記支持枠に連結している第1のアクチュエータと、
    前記第2のスレッドおよび前記支持枠に連結している第2のアクチュエータと
    を備えた位置変更可能ヒータアセンブリでガラスを加熱するステップステップと、
    リボンパラメータセンサにより前記ガラスリボンのパラメータを検知するステップと、
    その検知したパラメータに基づいて、前記第1のスレッドの前記加熱素子と前記ガラスリボンとの間の前記離間距離、および前記第2のスレッドの前記加熱素子と前記ガラスリボンとの間の前記離間距離を、前記リボンパラメータセンサ、前記第1のアクチュエータ、並びに前記第2のアクチュエータに通信可能に連結された電子制御装置で制御するステップと、
    を有してなることを特徴とする、方法。
  6. 延伸工程でガラスリボンの温度を制御する方法において、
    粘弾性状態のガラスリボンを、複数のローラ対を有する延伸装置に通して下方延伸方向に延伸するステップと、
    位置変更可能ヒータアセンブリであって、
    支持枠と、
    第1のスレッドおよび第2のスレッドであり、前記第1のスレッドおよび前記第2のスレッドが長手方向に移動することを可能にするベアリング部材で前記支持枠にそれぞれ連結、取付面に連結している少なくとも1つの加熱素子をそれぞれ含み、前記加熱素子がある離間距離だけ前記ガラスリボンから離間している、第1のスレッドおよび第2のスレッドと、
    前記第1のスレッドおよび前記支持枠に連結している第1のアクチュエータと、
    前記第2のスレッドおよび前記支持枠に連結している第2のアクチュエータと
    を備えた位置変更可能ヒータアセンブリでガラスを加熱するステップステップと、
    前記下方延伸方向に対して横断する横方向の複数の位置で、該横方向に位置する複数のリボン温度センサにより前記ガラスリボンの温度を測定するステップと、
    その測定した前記ガラスリボンの温度に基づいて、前記第1のスレッドの前記加熱素子と前記ガラスリボンとの間の前記離間距離、および前記第2のスレッドの前記加熱素子と前記ガラスリボンとの間の前記離間距離を、複数のリボン温度センサ、前記第1のアクチュエータ、並びに前記第2のアクチュエータに通信可能に連結された電子制御装置で制御するステップと、
    を有してなることを特徴とする、方法。
  7. 前記複数の加熱素子の動作が、前記電子制御装置によって個々に制御されることを特徴とする、請求項またはに記載の方法。
  8. 前記複数の加熱素子が、前記第1のスレッドおよび前記第2のスレッドに沿って前記横方向に位置付けされた複数の制御ゾーンを画定し、各前記制御ゾーン内の前記複数の加熱素子が一様に動作し、および前記複数の制御ゾーンの動作が前記電子制御装置によって制御されることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記延伸装置内で前記ガラスリボンの条件から外れたパラメータを検知するステップと、
    前記加熱素子間の前記離間距離を増大させるために、前記第1のスレッドおよび前記第2のスレッドを後退させるステップと
    をさらに含むことを特徴とする、請求項5〜8のいずれか一項に記載の方法。
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