JP6408056B2 - 微粒子が少ない、医療装置用潤滑性コーティング - Google Patents
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Description
本明細書で使用される場合、「潜在的光反応性基」および「光反応性基」という語句は、同義的に使用され、通常の貯蔵条件下で不活性状態(すなわち、基底状態)のままであるために十分に安定であるが、適当なエネルギー源下に置かれる場合、不活性状態から活性化状態への変化を受け得る化学的部分を指す。特に断りのない限り、本明細書で光反応性基への言及は、光反応性基の反応生成物も含むものとする。光反応性基は、特定の適用された外部刺激に応答して、隣接する化学構造への結果として得られる共有結合とともに活性種を生成させる。例えば、ある実施形態において、光反応性基は、活性化され得、アルキル基から水素原子を引き抜き得る。次いで、共有結合が、光反応性基を有する化合物とC−H結合を有する化合物との間に形成し得る。適切な光反応性基は、米国特許第5,002,582号明細書に記載されており、その開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書での実施形態によって用いられる架橋剤は、少なくとも2個の光反応性基を有するものを含み得る。例示的な架橋剤は、米国特許出願公開第2011/0245367号明細書に記載されており、この内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
塩、ビス(4−ベンゾイルベンジル)ヘキサメチレンテトラアミンジウム塩、ビス[2−(4−ベンゾイルベンジルジメチルアンモニオ)エチル]−4−ベンゾイルベンジルメチルアンモニウム塩;4,4−ビス(4−ベンゾイルベンジル)モルホリニウム塩;エチレンビス[(2−(4−ベンゾイルベンジルジメチルアンモニオ)エチル)−4−ベンゾイルベンジルメチルアンモニウム]塩;および1,1,4,4−テトラキス(4−ベンゾイルベンジル)ピペルジンジウム塩が含まれる。米国特許第5,714,360号明細書を参照されたい。対イオンは、典型的にはカルボン酸塩イオンまたはハロゲン化物である。一実施形態では、ハロゲン化物は、臭化物である。
を有する化合物であり得る。さらなる例示的な光活性化可能な分解性イオン性架橋剤は、米国特許出願公開第2011/0144373号明細書(Swan et al.,“Water Soluble Degradable Crosslinker”)に記載されており、この開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
PG2−LE2−X−LE1−PG1
(式中、PG1およびPG2は、独立して、1個または複数の光反応性基、例えば、限定されるものではないが、例えば、アセトフェノン、ベンゾフェノン、アントラキノン、アントロン、アントロン様ヘテロ環、それらの置換誘導体またはそれらの組合せを含むアリールケトン光反応性基を含み;LE1およびLE2は、独立して、例えば、尿素、カルバミン酸塩、またはそれらの組合せを含むセグメントを含む、連結性要素であり;Xは、限定されるものではないが、炭化水素(直鎖、分岐、環状、またはそれらの組合せである炭化水素を含む);芳香族、非芳香族、もしくはそれらの組合せ;単環式、多環式、炭素環式、ヘテロ環式、もしくはそれらの組合せ;ベンゼンもしくはその誘導体;またはそれらの組合せを含めて、ポリマーまたは非ポリマーのいずれかであり得る、コア分子を表す)
で表され得る。他の非イオン性架橋剤は、例えば、2011年12月9日に出願された米国特許出願第13/316,030号明細書(公開第2012/0149934号明細書)(Kurdyumov,“Photocrossliker”)に記載されており、この開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
を有する化合物を含む。一部の実施形態において、結合B−R1、B−R2およびB−R3は、O、N、Sなどのヘテロ原子、またはそれらの混合物により割り込まれるように独立して選択され得る。
一部の実施形態において、第1のコーティング溶液は、化合物を溶媒と合わせることによって形成される。例えば、化合物は、光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤とを含み得る。一部の実施形態において、第1のコーティング溶液は、非誘導体化ポリビニルピロリドンも含み得る。第1のコーティング溶液のための溶媒は、様々な成分を含み得る。一部の実施形態において、第1のコーティング溶液のための溶媒は、100%IPAであり得る。一部の実施形態において、第1のコーティング溶液のための溶媒は、水およびイソプロピルアルコール(IPA)を含み得る。IPAと水との比率は、約95%IPA−5%水〜約10%IPA−90%水であり得る。例えば、一部の実施形態において、IPA:水の比は、約95:5、90:10、85:15、80:20、75:25、70:30、65:35、60:40、55:45、50:50、45:55、40:60、35:65、30:70、25:75、20:80、15:85、10:90であり得るか、またはIPAと水との相対部分の合計が100に等しいような比の任意の2つを含む端点を有する範囲内であり得る。一部の実施形態において、溶媒は、約75%のイソプロピルアルコールおよび約25%の水を含み得る。
基材は、金属、セラミック、ガラスなど、またはそれらの組合せから部分的または全体的に作製され得る。基材は、例えば、ポリウレタンおよびポリウレタンコポリマー、ポリエチレン、ポリオレフィン、スチレン−ブタジエンコポリマー、ポリイソプレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー(ブチルゴム)(ハロゲン化ブチルゴムを含む)、ブタジエン−スチレン−アクリロニトリルコポリマー、シリコーンポリマー、フルオロシリコーンポリマー、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエーテル−ポリエステルコポリマー、ポリエーテル−ポリアミドコポリマーなどのポリマーを含み得る。基材は、単一の材料、または材料の組合せから作られていることができる。
本発明の方法および材料は、その表面に親水性および潤滑性コーティングを付与することが望まれる実質的にあらゆる医療装置をコーティングするために用いることができる。特に、このコーティングは、身体に挿入および身体内で移動され得る医療物品に特に有用である。
PA−BBA−AMPS−PEG
N−アセチル化ポリ[アクリルアミド93.6%−co−ナトリウム−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート4.9%−co−N−(3−(4−ベンゾイルベンズアミド)プロピル)メタクリルアミド0.9%]−co−メトキシポリ(エチレングリコール)1000モノメタクリレート0.6%(パーセントは、モルパーセントである)を得た(PA−BBA−AMPS−PEG)。この試薬は、米国特許第4,979,959号明細書;米国特許第5,263,992号明細書;および米国特許第5,512,329号明細書に記載されたとおりに調製することができる。
ポリ[アクリルアミド−co−ナトリウム−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート−co−N−(3−(4−ベンゾイルベンズアミド)プロピル)メタクリルアミド]は、米国特許第4,973,493号明細書、米国特許第5,002,582号明細書、および米国特許第5,263,992号明細書に記載された手順に従って調製した。
ベンゾフェノン光反応性基を有する約1,450kDaの平均分子量を有するポリビニルピロリドンは、米国特許第5,512,329号明細書に記載された方法に従って調製した。
架橋剤ナトリウムビス(4−ベンゾイルフェニル)ホスフェートは、米国特許出願公開第2012/0046384号明細書に記載された方法に従って調製した。
1,200kDaの平均分子量を有する非誘導体化PVP(例えば、未変性PVP)は、BASFから得た。
二ナトリウム4,5−ビス[(4−ベンゾイルベンジル)オキシ]−1,3−ベンゼンジスルホネート(DBDS)を得た。この試薬は、4,5−ジヒドロキシベンジル−1,3−ジスルホネート(CHBDS)を、THF中4−ブロモメチルベンゾフェノン(BMBP)、および水酸化ナトリウムと組み合わせ、次いで、この混合物を還流および冷却し、続いて、精製および再結晶化することによって調製され得る(また、米国特許第5,714,360号明細書に記載されたとおりに)。
コーティング溶液は、75%イソプロピルアルコールおよび25%水の溶媒中13g/Lでフォト−PVPと;5g/LでPVP−K90と;1g/Lでナトリウムビス(4−ベンゾイルフェニル)ホスフェートと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、15%イソプロピルアルコールおよび85%水の溶媒中10.5g/Lでフォト−PVPと;10.5g/LでPA−BBA−AMPS−PEGと;0.1g/Lでナトリウムビス(4−ベンゾイルフェニル)ホスフェートと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、75%イソプロピルアルコールおよび25%水の溶媒中13g/Lでフォト−PVPと;1g/Lでナトリウムビス(4−ベンゾイルフェニル)ホスフェートと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、15%イソプロピルアルコールおよび85%水の溶媒中10.5g/Lでフォト−PVPと;10.5g/LでPA−AMPS−BBA−MAと;0.1g/Lでナトリウムビス(4−ベンゾイルフェニル)ホスフェートと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、75%イソプロピルアルコールおよび25%水の溶媒中13g/Lでフォト−PVPと;5g/LでPVP−K90と;1g/LでDBDSと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、15%イソプロピルアルコールおよび85%水の溶媒中10.5g/Lでフォト−PVPと;10.5g/LでPA−BBA−AMPS−PEGと;0.1g/LでDBDSと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、68%イソプロピルアルコールおよび32%アセトンの溶媒中16.36g/Lでフォト−PVPと;0.91g/Lでテトラホスと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、75%イソプロピルアルコールおよび25%アセトンの溶媒中18g/Lでフォト−PVPと;1g/Lでトリホスと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、75%イソプロピルアルコールおよび25%水の溶媒中18g/Lでフォト−PVPと;1g/LでDSEと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、25%イソプロピルアルコールおよび75%水の溶媒中10g/Lでフォト−PVPと;10.5g/LでPA−BBA−AMPS−PEGと;0.1g/LでDSEと、を一緒に混合することによって調製した。
コーティング溶液は、75%イソプロピルアルコールおよび25%水の溶媒中18g/Lでフォト−PVPと;1g/LでBPPと、を一緒に混合することによって調製した。
試験基材は、Medicine Lake Extrusion,Plymouth,MNから得たPebaxロッド(72D;63D;および35D−40%BASO4);Medicine Lake Extrusion,Plymouth,MNから得たNYLON−12ロッド;Zeus,Orangeburg,SCから得たPEEKロッド;およびUniversal Plastics,Denver,COから入手可能な高密度ポリエチレン(HDPE)ロッドを含んだ。
実施例のコーティングされた基材を、以下の修正とともに国際出願番号国際公開第03/055611号パンフレットに記載されたとおりに、垂直ピンチ法(Vertical Pinch Method)を用いて摩擦測定により潤滑性/耐久性を評価した。コーティングされた基材試料を、ピンチテスターの2つのあご(jaw)の間に置いたロッドホルダーの端部に挿入し、水または生理食塩水のシリンダー中に浸した。試料を1cm/秒の移動速度で10cm垂直方向に引くとき、ピンチテスターのあごを閉じ、コーティングされた試料を元の位置に戻したときに開けた。本明細書で特に断りのない限り、挟んだあごによってコーティングされた基材を引き上げるときに、750gの力をかけた。次いで、基材に加えられた引張力を測定した(グラム)。引張力(g)は、ピンチ力(g)を乗じた摩擦係数(COF)に等しい。垂直ピンチ試験法に用いた装置は、米国特許第7,348,055号明細書に記載されており、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書での実施例について水溶液中で発生した微粒子の試験は、以下の手順に従って行った。ASTM F2394に記載された手順の派生として、基材を、以下のとおりに記載される水溶液中蛇行経路を通過させた。
ディップコート法を用いて、コーティング溶液Aを基材(72DPebaxロッド)に塗布した。具体的には、基材をベースコートコーティング溶液中に5秒間の滞留時間で浸した。次いで、基材を溶液から0.3cm/秒の速度で引き出した。次いで、第1の層を少なくとも10分間空気乾燥させた。次いで、第1の層をUV硬化させた。具体的には、コーティングされた基材を、光源から約20cmで、400ワット金属ハロゲン化物バルブを有するDymax2000−ECシリーズUVフラッドランプの前で3分間回転させた。
ディップコート法を用いて、コーティング溶液Aを基材(72DPebaxロッド)に塗布した。具体的には、基材をベースコートコーティング溶液中に5秒間の滞留時間で浸した。次いで、基材を溶液から0.3cm/秒の速度で引き出した。次いで、第1の層を少なくとも10分間空気乾燥させた。次いで、第1の層をUV硬化させた。具体的には、コーティングされた基材を、光源から約20cmで、400ワット金属ハロゲン化物バルブを有するDymax2000−ECシリーズUVフラッドランプの前で3分間回転させた。
コーティングを、Pebaxロッド(72D;63D;および35D−40%BASO4)、NYLON−12ロッド、PEEKロッド、およびHDPEロッドのそれぞれの上に堆積させた。
第1の組のロッド(72D Pebax−n=7)について、ディップコート法を用いて、コーティング溶液Aを基材(72D Pebaxロッド)に塗布した。具体的には、基材を、ベースコートコーティング溶液中に5秒間の滞留時間で浸した。次いで、基材を溶液から0.3cm/秒の速度で引き出した。次いで、第1の層を少なくとも10分間空気乾燥させた。次いで、第1の層をUV硬化させた。具体的には、コーティングされた基材を、光源から約20cmで、400ワット金属ハロゲン化物バルブを有するDymax2000−ECシリーズUVフラッドランプの前で3分間回転させた。次に、コーティング溶液Aの別の層を、やはり同じ速度でディップコーティングによって第1の層に適用して、第2の層を形成した。次いで、第2の層を空気乾燥させ、第1の層の場合と同じ条件を用いてUV硬化させた。
第1の組(「BC−ベースコートおよびTC−トップコートにおける」)のロッドについて、ディップコート法を用いて、コーティング溶液Aを基材(72D Pebaxロッド)に塗布した。具体的には、基材を、ベースコートコーティング溶液中に5秒間の滞留時間で浸した。次いで、基材を溶液から0.3cm/秒の速度で引き出した。次いで、第1の層を少なくとも10分間空気乾燥させた。次いで、第1の層をUV硬化させた。具体的には、コーティングされた基材を、光源から約20cmで、400ワット金属ハロゲン化物バルブを有するDymax2000−ECシリーズUVフラッドランプの前で3分間回転させた。次に、コーティング溶液Bの層を、やはり同じ速度でディップコーティングによって第1の層に適用して、第2の層を形成した。次いで、第2の層を空気乾燥させ、第1の層の場合と同じ条件を用いてUV硬化させた。
ディップコート法を用いて、コーティング溶液Aを基材(72D Pebaxロッド)に塗布した。具体的には、基材を、ベースコートコーティング溶液中に5秒間の滞留時間で浸した。次いで、基材を溶液から0.3cm/秒の速度で引き出した。次いで、第1の層を少なくとも10分間空気乾燥させた。次いで、第1の層をUV硬化させた。具体的には、コーティングされた基材を、光源から約20cmで、400ワット金属ハロゲン化物バルブを有するDymax2000−ECシリーズUVフラッドランプの前で3分間回転させた。
ディップコート法を用いて、コーティング溶液Cを複数の基材(72D Pebaxロッド)に塗布した。具体的には、基材を、ベースコートコーティング溶液中に5秒間の滞留時間で浸した。次いで、基材を溶液から1.0cm/秒の速度で引き出した。次いで第1の層を、最初の乾燥なしにUV硬化させた。具体的には、コーティングされた基材を、光源から約20cmで、400ワット金属ハロゲン化物バルブを有するDymax2000−ECシリーズUVフラッドランプの前で3分間回転させた。
ディップコート法を用いて、コーティング溶液Eを基材(72D Pebaxロッド)に塗布した。具体的には、基材を、ベースコートコーティング溶液中に5秒間の滞留時間で浸した。次いで、基材を溶液から0.3cm/秒の速度で引き出した。次いで、第1の層を少なくとも10分間空気乾燥させた。次いで、第1の層をUV硬化させた。具体的には、コーティングされた基材を、光源から約20cmで、400ワット金属ハロゲン化物バルブを有するDymax2000−ECシリーズUVフラッドランプの前で3分間回転させた。
a)実施例1のように(コーティングKは、1.5cm/秒の速度でディップコーティングしたことを除いて)ディップコート法および硬化工程を用いて、それぞれG、H、IまたはKのコーティング溶液を、4つの別個の基材材料ロッド(72D Pebaxロッド)に塗布した。このコートは、これらの4つの実施例についてベースコートとして機能した。
本明細書に記載の主な態様を以下に示す。
1.光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤と
を含む第1の層、
光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第2の架橋剤と、
ポリアクリルアミドを含み、少なくとも1個の光反応性基で誘導体化されたポリマーと
を含む、前記第1の層上に配置される第2の層
を含む、医療装置用コーティング。
2.前記第1の架橋剤が、前記第2の架橋剤と異なる、上記1および3〜27のいずれかに記載のコーティング。
3.前記第1の架橋剤が、前記第2の架橋剤と同じである、上記1〜2および4〜27のいずれかに記載のコーティング。
4.前記第2の層中ポリアクリルアミドを含むポリマーが、ポリアクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート(AMPS)、およびポリエチレングリコールの副単位を含むポリマーを含む、上記1〜3および5〜27のいずれかに記載のコーティング。
5.前記第2の層中ポリアクリルアミドを含むポリマーが、N−アセチル化ポリ[アクリルアミド−co−ナトリウム−2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホネート−co−N−(3−(4−ベンゾイルベンズアミド)プロピル)メタクリルアミド]−co−メトキシポリ(エチレングリコール)モノメタクリレートを含む、上記1〜4および6〜27のいずれかに記載のコーティング。
6.前記第2の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記第2の層中ポリアクリルアミドを含むポリマーとの比が、約3:1〜1:3(重量/重量)である、上記1〜5および7〜27のいずれかに記載のコーティング。
7.前記第2の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記第2の層中ポリアクリルアミドを含むポリマーとの比が、約2:1〜1:2(重量/重量)である、上記1〜6および8〜27のいずれかに記載のコーティング。
8.前記第1の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤との比が、約8:1〜約16:1(重量/重量)である、上記1〜7および9〜27のいずれかに記載のコーティング。
9.前記第1の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤との比が、約13:1(重量/重量)である、上記1〜8および10〜27のいずれかに記載のコーティング。
10.前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、式フォト1−LG−フォト2(式中、フォト1およびフォト2は、独立して少なくとも1個の光反応性基を表し、LGは、少なくとも1個のケイ素原子または少なくとも1個のリン原子を含む連結基を表し、少なくとも1個の光反応性基と前記連結基との間に共有結合が存在し、前記少なくとも1個の光反応性基と前記連結基との間の共有結合は、少なくとも1個のヘテロ原子で割り込まれている)を有する連結剤を含む、上記1〜9および11〜27のいずれかに記載のコーティング。
11.前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、
12.前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、二ナトリウム4,5−ビス[(4−ベンゾイルベンジル)オキシ]−1,3−ベンゼンジスルホネート(DBDS)を含む、上記1〜11および13〜27のいずれかに記載のコーティング。
13.前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、ナトリウムビス(4−ベンゾイルフェニル)ホスフェート(BPP):
14.前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、エチレンビス(4−ベンゾイルベンジルジメチルアンモニウム)ジブロミドを含む、上記1〜13および15〜27のいずれかに記載のコーティング。
15.前記第1の層が、非誘導体化ポリビニルピロリドンをさらに含む、上記1〜14および16〜27のいずれかに記載のコーティング。
16.前記第1の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記第1の層中非誘導体化ポリビニルピロリドンと、前記少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤との比が、約13:0.1:1〜13:8:1)である、上記1〜15および17〜27のいずれかに記載のコーティング。
17.前記第1の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記第1の層中非誘導体化ポリビニルピロリドンと、前記少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤との比が、約13:5:1(重量/重量/重量)である、上記1〜16および18〜27のいずれかに記載のコーティング。
18.前記コーティングが、湿潤時に0〜30グラムの力の潤滑性を示す、上記1〜17および19〜27のいずれかに記載のコーティング。
19.前記コーティングが、少なくとも10の連続試験サイクルの間、湿潤時に0〜30グラムの力の潤滑性を示す、上記1〜18および20〜27のいずれかに記載のコーティング。
20.前記コーティングが、試験のサイクル1〜5と試験のサイクル10〜15の間の平均の間で測定摩擦において30パーセント未満の増加があるような潤滑性の耐久性を示す、上記1〜19および21〜27のいずれかに記載のコーティング。
21.前記コーティングが、10,000個未満の10ミクロンを超える粒子の微粒子を放出する、上記1〜20および22〜27のいずれかに記載のコーティング。
22.前記コーティングが、湿潤時に0から30グラムの力の潤滑性を示し、かつ前記コーティングが、20,000個未満の10ミクロンを超える粒子の微粒子を放出する、上記1〜21および23〜27のいずれかに記載のコーティング。
23.前記第1の層および第2の層を合わせた厚さが、乾燥時に約100〜3000nmである、上記1〜22および24〜27のいずれかに記載のコーティング。
24.前記第1の層および第2の層を合わせた厚さが、乾燥時に約2000nmである、上記1〜23および25〜27のいずれかに記載のコーティング。
25.前記光反応性基が、アリールケトンを含む、上記1〜24および26〜27のいずれかに記載のコーティング。
26.前記光反応性基が、ベンゾフェノンである、上記1〜25および27のいずれかに記載のコーティング。
27.前記第2の層の成分のすべてが、光反応性基で誘導体化されている、上記1〜26のいずれかに記載のコーティング。
28.基材;
光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤と
を含む、前記基材上に配置される第1の層;
光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第2の架橋剤と、
ポリアクリルアミドを含み、少なくとも1個の光反応性基で誘導体化されたポリマーと
を含む、前記第1の層上に配置される第2の層
を含む、医療装置。
29.前記ポリアクリルアミドを含むポリマーが、ポリアクリルアミド、AMPS、およびポリエチレングリコールの副単位を含む、前記第2の層中ポリマーを含む、上記28および30〜32のいずれかに記載の医療装置。
30.前記基材が、ポリマー、金属、ガラス、およびセラミックスからなる群から選択される、上記28〜29および31〜32のいずれかに記載の医療装置。
31.前記基材が、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルブロックアミド(PEBAX)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリエチレン、ポリウレタン、およびポリエチレンビニルアセテートからなる群から選択されるポリマーを含む、上記28〜30および32のいずれかに記載の医療装置。
32.前記医療装置が、カテーテルを備える、上記28〜31のいずれかに記載の医療装置。
33.医療装置を製造する方法であって、
第1のコーティング溶液を基材上に塗布して、第1の層を形成する工程であって、前記第1のコーティング溶液は、光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと;少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤と;第1の溶媒とを含む工程;および
第2のコーティング溶液を前記第1の層上に塗布して、第2の層を形成する工程であって、前記第2のコーティング溶液は、光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと;少なくとも2個の光反応性基を含む第2の架橋剤と;ポリアクリルアミドを含み、少なくとも1個の光反応性基で誘導体化されたポリマーと;第2の溶媒とを含む工程
を含む、方法。
34.第1のコーティング溶液を形成する工程、および第2のコーティング溶液を形成する工程をさらに含む、上記33および35〜42のいずれかに記載の方法。
35.前記第1の溶媒が、イソプロピルアルコール(IPA)と水との比を、約95%IPA:5%水〜約10%IPA:90%水で含む、上記33〜34および36〜42のいずれかに記載の方法。
36.前記第1の溶媒が、100%イソプロピルアルコール(IPA)を含む、上記33〜35および37〜42のいずれかに記載の方法。
37.前記第2の溶媒が、イソプロピルアルコール(IPA)と水との比を約0%IPA:100%水〜約60%IPA:40%水で含む、上記33〜36および38〜42のいずれかに記載の方法。
38.前記第1のコーティングを塗布する工程および前記第2のコーティングを塗布する工程が、ディップコーティングによって行われる、上記33〜37および39〜42のいずれかに記載の方法。
39.前記第2の溶液の粘度が、約30cP未満である、上記33〜38および40〜42のいずれかに記載の方法。
40.前記第2の溶液の粘度が、約20cPである、上記33〜39および41〜42のいずれかに記載の方法。
41.前記第1の層を乾燥させる工程、およびそれを前記第2のコーティング溶液の塗布前に化学線に曝露する工程をさらに含む、上記33〜40および42のいずれかに記載の方法。
42.前記第2の層を乾燥させる工程、およびそれを化学線に曝露する工程をさらに含む、上記33〜41のいずれかに記載の方法。
Claims (16)
- 光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤と
を含み、基材上に配置される第1の層、
光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第2の架橋剤と
を含む、前記第1の層上に配置される第2の層
を含み、
前記第1の架橋剤が、前記第2の架橋剤と異なる、
医療装置用コーティング。 - 前記第1の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤との比が、約8:1〜約16:1(重量/重量)である、請求項1に記載のコーティング。
- 前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、式フォト1−LG−フォト2(式中、フォト1およびフォト2は、独立して少なくとも1個の光反応性基を表し、LGは、少なくとも1個のケイ素原子または少なくとも1個のリン原子を含む連結基を表し、少なくとも1個の光反応性基と前記連結基との間に共有結合が存在し、前記少なくとも1個の光反応性基と前記連結基との間の共有結合は、少なくとも1個のヘテロ原子で割り込まれている)を有する連結剤を含む、請求項1または2に記載のコーティング。
- 前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、
- 前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、二ナトリウム4,5−ビス[(4−ベンゾイルベンジル)オキシ]−1,3−ベンゼンジスルホネート(DBDS)を含む、請求項1〜4のいずれかに記載のコーティング。
- 前記第1および第2の架橋剤の少なくとも一方が、エチレンビス(4−ベンゾイルベンジルジメチルアンモニウム)ジブロミドを含む、請求項1〜6のいずれかに記載のコーティング。
- 前記第1の層が、非誘導体化ポリビニルピロリドンをさらに含む、請求項1〜7のいずれかに記載のコーティング。
- 前記第1の層中光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、前記第1の層中非誘導体化ポリビニルピロリドンと、前記少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤との比が、約13:0.1:1〜13:8:1)である、請求項1〜8のいずれかに記載のコーティング。
- 前記コーティングが、湿潤時に0から30グラムの力の潤滑性を示し、かつ前記コーティングが、20,000個未満の10ミクロンを超える粒子の微粒子を放出する、請求項1〜9のいずれかに記載のコーティング。
- 前記光反応性基が、アリールケトンを含む、請求項1〜10のいずれかに記載のコーティング。
- 前記光反応性基が、ベンゾフェノンである、請求項1〜11のいずれかに記載のコーティング。
- 基材;
光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤と
を含む、前記基材上に配置される第1の層;
光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと、
少なくとも2個の光反応性基を含む第2の架橋剤と
を含む、前記第1の層上に配置される第2の層
を含み、
前記第1の架橋剤が、前記第2の架橋剤と異なる、
医療装置。 - 前記基材が、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルブロックアミド(PEBAX)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリエチレン、ポリウレタン、およびポリエチレンビニルアセテートからなる群から選択されるポリマーを含む、請求項13に記載の医療装置。
- 前記医療装置が、カテーテルを備える、請求項13又は14に記載の医療装置。
- 医療装置を製造する方法であって、
第1のコーティング溶液を基材上に塗布して、第1の層を形成する工程であって、前記第1のコーティング溶液は、光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと;少なくとも2個の光反応性基を含む第1の架橋剤と;第1の溶媒とを含む工程;および
第2のコーティング溶液を前記第1の層上に塗布して、第2の層を形成する工程であって、前記第2のコーティング溶液は、光反応性基で誘導体化されたポリビニルピロリドンと;少なくとも2個の光反応性基を含む第2の架橋剤と;第2の溶媒とを含む工程
を含み、
前記第1の架橋剤が、前記第2の架橋剤と異なる、
方法。
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