JP6406000B2 - 車両制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、運転者に応じて調節対象の状態を調節する車両制御システムと、そのような車両制御システムを構成するのに好適な車載通信装置、車載表示装置、及び制御装置に関する。
複数ユーザそれぞれの搭乗環境のセッティング状態を事前に登録しておき、個人認証によって複数ユーザのうちから一人のユーザを特定したら、その特定されたユーザに対応するセッティング状態に変更する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。下記特許文献1において、個人認証の例としては指紋による個人認証が開示されている。また、下記特許文献1には、声紋による個人認証についての言及もある。
特開2004−196154号公報
しかし、上述のような指紋や声紋による個人認証を実施するには、指紋データや声紋データの取得・照合等を実施するために、専用のハードウェアやソフトウェアが必要となる。このような専用のハードウェアやソフトウェアは、一般的な車両には装備されていないのが通常である。
そのため、特許文献1に記載の技術を導入するには、一般的な車両には装備されていない構成の採用が必要不可欠となり、その分だけ導入コストが増大し、専用のハードウェアのメンテナンスも必要となるなど、実用化をする上では問題がある。
以上のような事情から、例えばシート位置やミラー位置等といった調節対象の状態を、より簡素な構成で調節可能とする車両制御システムを提供することが望ましい。
以下に説明する車両制御システムは、通信部と、選択部と、第一記憶部と、報知部と、入力部と、判定部と、第二記憶部と、制御部とを有する。通信部は、複数の携帯機と無線通信可能に構成され、所定の作動開始条件が成立したときに、通信圏内に存在する携帯機と通信することにより、各携帯機固有の識別データを受信する。選択部は、通信部によって識別データが受信された一つ以上の携帯機の中から、一つの携帯機を選択する。
第一記憶部は、複数の携帯機それぞれに対応する複数の出力情報を、識別データに対応付けて記憶する。報知部は、選択部によって選択された携帯機の識別データに対応付けて第一記憶部に記憶されている出力情報を出力することにより、当該出力情報を利用者に対して報知する。入力部は、報知部によって報知された出力情報に対応する携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定するための判定用情報を、利用者操作によって入力可能に構成される。判定部は、入力部における利用者操作の有無又は判定用情報に基づいて、選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定する。
第二記憶部は、設定情報に従って状態を調節可能な調節対象に関し、複数の携帯機それぞれを所持する利用者に対応する設定情報を、識別データに対応付けて記憶する。制御部は、選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定部において判定された場合に、選択部によって選択された携帯機の識別データに対応付けて第二記憶部に記憶されている設定情報に従って調節対象の状態を調節する。
選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機ではないと判定部において判定された場合には、選択部が、その時点で選択されている一つの携帯機とは別の一つの携帯機を再選択する。その後、報知部、入力部、及び判定部における各処理が再実行される。
このように構成された車両制御システムによれば、調節対象の状態を調節するに当たって、指紋や声紋による個人認証を実施することなく所期の調節を実行することができる。そのため、指紋データや声紋データの取得・照合等を実施するために必要となる専用のハードウェアやソフトウェアは不要であり、その分だけ車両制御システムの構成をより簡素な構成とすることができる。
また、上述のような携帯機や通信部は、電子キーシステムを搭載している車両であれば、電子キーシステムの構成と兼用することができる。また、上述のような報知部や入力部は、ナビゲーションシステムやマルチインフォメーションシステムを搭載している車両であれば、それらのシステムの構成と兼用することができる。したがって、上述のような既存のシステムで採用されている構成を利用して、所期の車両制御システムを構成することができる。
ところで、上述のような車両制御システムの場合、例えば、家族で個別に携帯機を所持して乗車したような場合に、運転者以外の利用者が所持する携帯機を、運転者が所持する携帯機として認識する可能性がある。
ただし、そのような場合であっても、報知部によって出力情報が報知されるので、利用者は、どの携帯機を運転者の所持する携帯機として認識したのかを、出力情報によって確認することができる。また、その確認の結果、上記認識が正しいこと又は上記認識に誤りがあることは、入力部を利用して利用者からシステムに伝達することができる。さらに、上記認識に誤りがあることが判明した場合、選択部は、その時点で選択されている一つの携帯機とは別の一つの携帯機を再選択してから、報知部、入力部、及び判定部における各処理が再実行される。
したがって、運転者以外の利用者(例えば、助手席の搭乗者。)を運転者と誤認識した場合であっても、そのような誤認識の発生を出力情報に基づいて簡単に判断でき、入力部での利用者操作によって、誤認識に対する対処を簡単に実施することができる。
よって、上述のような誤認識が発生した場合でも出力情報が出力されない構成とは異なり、調節対象の状態が運転者以外の利用者に合わせて調節されてしまうのを、未然に防ぐことができる。また、上述のような利用者操作で誤認識をシステムに伝達することができない構成とは異なり、調節対象の状態が運転者以外の利用者に合わせて調節されてしまうのを、未然に防ぐことができる。また、上述のような出力情報が出力されないまま、調節対象の状態が運転者以外の利用者に合わせて調節されてしまうと、利用者がシステムの故障と勘違いするおそれがあるが、上記車両制御システムであれば、そのような勘違いを抑制できる。よって、利用者が不要な修理を依頼してしまう可能性を低減できる。
次に説明する車両制御システムは、車載通信装置、車載表示装置、及び制御装置を備える。車載通信装置は、通信部と、選択部とを有する。車載表示装置は、第一記憶部と、報知部と、入力部と、判定部とを有する。制御装置は、第二記憶部と、制御部とを有する。これら通信部、選択部、第一記憶部、報知部、入力部、判定部、第二記憶部、及び制御部は、それぞれが先に説明した車両制御システムが備える同名称の構成と同等な機能を備える。したがって、このような車両制御システムであれば、先に説明した車両制御システムについて述べた通りの作用、効果を奏する。
また、この車両制御システムの場合、車載表示装置は、車載通信装置から伝送されてくる識別データに対応する携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定部において判定された場合に、判定対象となった携帯機の識別データを、制御装置に対して伝送する。したがって、例えば、判定部での判定結果を車載通信装置へ伝送すると、車載通信装置から制御装置へ判定対象となった携帯機の識別データが送信される、といった構成に比べ、判定対象となった携帯機の識別データを迅速に制御装置へ伝送することができる。
以下に説明する車載通信装置は、通信部と、選択部とを有する。これら通信部、及び選択部は、それぞれが上述の車両制御システムが備える同名称の構成と同等な機能を有する。また、以下に説明する車載表示装置は、第一記憶部と、報知部と、入力部と、判定部とを有する。これら第一記憶部、報知部、入力部、及び判定部は、それぞれが上述の車両制御システムが備える同名称の構成と同等な機能を有する。さらに、以下に説明する制御装置は、第二記憶部と、制御部とを有する。これら第二記憶部、及び制御部は、それぞれが上述の車両制御システムが備える同名称の構成と同等な機能を有する。
したがって、これらの車載通信装置、車載表示装置、及び制御装置を利用すれば、上述のような車両制御システムを構成することができる。
図1は車両制御システムの構成を示すブロック図である。 図2は車両制御システムにおいて実行される処理のフローチャートである。 図3は出力情報の一例を示す説明図である。
次に、上述の車両制御システム、車載通信装置、車載表示装置、及び制御装置について、例示的な実施形態を挙げて説明する。
[車両制御システムの構成]
以下に説明する車両制御システム1は、図1に示すように、複数の利用者それぞれが所持する複数の携帯機(図1では、二つの携帯機2A,2Bを例示。)とともに運用されるシステムである。この車両制御システム1は、車両5に搭載される構成として、車載通信装置10、車載表示装置20、及び制御装置30などを備える。
車載通信装置10は、本実施形態の場合、上述の携帯機2A,2Bとともに、周知の電子キーシステムを構成する装置である。より詳しくは、携帯機2A,2Bのいずれかを所持する利用者が、車両5に近づいた場合に(あるいは車両5のドアノブ又はドアノブ付近にある操作部に触れた場合に)、車載通信装置10は携帯機2A,2Bとの間で通信を行う。その通信の結果、携帯機2A,2Bが車載通信装置10に対応付けられた機器であると認証されれば、車両5においてドアの解錠制御等が実行される。車載表示装置20は、本実施形態の場合、周知のナビゲーションシステムを構成する装置である。制御装置30は、本実施形態の場合、シート及びサイドミラーの可動機構を作動させるためのアクチュエータを制御可能なECU(Electronic Control Unit)である。
車載通信装置10は、通信部11と、選択部12とを有する。通信部11は、複数の携帯機2A,2Bと無線通信可能に構成されている。本実施形態の場合、運転者がプッシュスタートスイッチ(図示略。)によってイグニッションオン操作を行うと作動開始条件が成立して後述する処理が実行される。その際、車載通信装置10は、通信圏内に存在する携帯機2A,2Bと通信することにより、各携帯機2A,2B固有の識別データを受信する。この識別データは、上述の電子キーシステムにおいて、携帯機2A,2Bの認証を行うために利用しているデータである。
通信部11は、運転席51までの距離が運転席以外の座席(例えば助手席52や後部座席。)までの距離よりも近距離となる位置にデータ受信用のアンテナ(図示略。)を有し、当該位置において携帯機2A,2Bから送信されるデータを受信可能に構成されている。そのため、通信部11は、複数の携帯機2A,2Bが車両5の車室内に存在する場合でも、運転席51付近に存在する携帯機(図1に示す例では携帯機2A。)との間で、通信リンクを確立しやすくなっている。
選択部12は、通信部11において識別データを受信した場合に、通信部11によって識別データが受信された一つ以上の携帯機2A,2Bの中から、一つの携帯機(例えば携帯機2A)を選択する。本実施形態の場合、選択部12では、通信部11において一番初めに受信した識別データが選択される。選択部12において選択された一つの識別データは、通信路(例えば専用の通信線又は車載LAN(Local Area Network)など。)を介して車載表示装置20へと伝送される。
車載表示装置20は、第一記憶部21と、報知部22と、入力部23と、判定部24とを有する。第一記憶部21は、不揮発性のメモリによって構成され、複数の携帯機2A,2Bそれぞれに対応する複数の出力情報を、識別データに対応付けて記憶している。本実施形態の場合、出力情報は表示出力が可能な画像情報とされている。ただし、出力情報は、表示出力以外の出力形態で出力可能な出力情報であってもよく、例えば、音声出力が可能な音声情報や、ランプの点灯/消灯/点滅、指針の位置、振動等による出力情報であってもよい。また、これら出力形態の異なる出力情報は二種以上が併用されていてもよく、いずれの出力情報を出力するかを利用者が任意に選択して、その設定をシステムに登録できるように構成されていてもよい。
報知部22は、選択部12によって選択された携帯機の識別データに対応付けて第一記憶部21に記憶されている出力情報を出力することにより、当該出力情報を利用者に対して報知する。なお、本実施形態の場合、出力情報が画像情報とされているので、その画像情報を液晶ディスプレイ装置に表示可能とするため、車載表示装置20としては、ナビゲーションシステムが備える液晶ディスプレイ装置等が利用されている。
ただし、車載表示装置20は、画像情報を出力可能に構成されていれば、ナビゲーションシステムとして構成されているか否かは任意であり、例えば、マルチインフォメーションシステムが備える液晶ディスプレイ装置等であってもかまわない。また、上述の通り、出力情報は画像情報以外であってもよい。その場合は、液晶ディスプレイ装置を利用しなくても報知部22を構成できるので、本システムを構成するに当たっては、車載表示装置20を利用するか否かも任意である(すなわち、表示機能のない装置で報知部22が構成される可能性もある。)。
また、本実施形態の場合、車載通信装置10から車載表示装置20へは識別データが送信されてくるので、その識別データに対応付けて第一記憶部21に記憶されている出力情報を第一記憶部21から読み出し、読み出した出力情報を報知部22が出力する。ただし、車載通信装置10に第一記憶部21を設けて、選択部12によって選択された携帯機の識別データに対応付けて第一記憶部21に記憶されている出力情報を車載通信装置10において読み出してもよい。この場合、読み出された出力情報が車載通信装置10から車載表示装置20へと伝送され、その出力情報を報知部22が出力するように構成される。
すなわち、車載通信装置10から車載表示装置20へは、識別データを伝送してもよいし出力情報を伝送してもよい。ただし、本実施形態のように、出力情報が画像情報とされる場合には、多くの場合、出力情報のデータ量は識別データのデータ量よりも大となる。よって、本実施形態のように、識別データを伝送する方が車載通信装置10と車載表示装置20との間の通信量を低減することができる。
入力部23は、報知部22によって報知された出力情報に対応する携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定するための判定用情報を、利用者操作によって入力可能に構成される。本実施形態の場合、車載表示装置20が有するタッチパネルを利用して入力部23を構成してある。このタッチパネルは、透明な薄膜状に構成されて、車載表示装置20が有する液晶ディスプレイ装置に重ねて配設されている。タッチパネルで利用者操作を受け付ける際には、周知のように、液晶ディスプレイ装置にボタンの画像等を表示し、利用者がボタンの画像等を目安に操作を行うと、その操作をタッチパネルで検出し、利用者操作を受け付けるように構成されている。
判定部24は、入力部23における利用者操作の有無又は判定用情報に基づいて、選択部12によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定する。本実施形態の場合、後述の処理では、利用者操作がなされないまま所定の待機時間が経過すると、判定部24は、選択部12によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定する。また、所定の待機時間が経過するまでの間に所定の利用者操作がなされると、判定部24は、選択部12によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機ではないと判定する。
判定部24において、選択部12によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定された場合、その携帯機の識別データが通信路(例えば専用の通信線又は車載LANなど。)を介して制御装置30へと伝送される。
制御装置30は、第二記憶部31と、制御部32とを有する。第二記憶部31は、不揮発性のメモリによって構成され、設定情報に従って状態を調節可能な調節対象に関し、複数の携帯機2A,2Bそれぞれを所持する利用者に対応する設定情報を、識別データに対応付けて記憶している。本実施形態の場合、調節対象はシートとサイドミラーとされている。すなわち、車両5が備えるシート及びサイドミラーは、双方とも周知の電動シート及び電動サイドミラーであり、アクチュエータ(図示略。)を制御することにより、シートポジションやミラーの角度を多段階に調節可能に構成されている。設定情報としては、多段階に調節可能な複数の項目について、どの段階に調節するのかを示す値等が格納されている。
制御部32は、選択部12によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定部24において判定された場合に、選択部12によって選択された携帯機の識別データに対応付けて第二記憶部31に記憶されている設定情報に従って調節対象の状態を調節する。本実施形態において、選択部12によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定部24において判定された場合とは、車載表示装置20から制御装置30へ識別データが伝送された場合である。また、選択部12によって選択された携帯機の識別データに対応付けて第二記憶部31に記憶されている設定情報とは、車載表示装置20から制御装置30へ伝送された識別データに対応付けて第二記憶部31に記憶されている設定情報のことである。制御部32は、第二記憶部31から対象となる設定情報を読み出し、その設定情報に従って調節対象(本実施形態の場合は、シート及びサイドミラー。)の状態(すなわち、シートポジションやミラーの角度。)を調節する。
一方、判定部24において、選択部12によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機ではないと判定された場合には、その旨の判定結果情報が通信路(例えば専用の通信線又は車載LANなど。)を介して車載通信装置10へと伝送される。この場合は、選択部12が、その時点で選択されている一つの携帯機とは別の一つの携帯機を再選択してから、報知部22、入力部23、及び判定部24における各処理が再実行される。選択部12において識別データを再選択する場合、識別データの選択及び再選択を行う際の選択順序は、識別データの受信順序に一致する順序とされている。
[車両制御システムにおいて実行される処理]
次に、車両制御システム1において実行される処理について、図2のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、上述の通り、車両5においてイグニッションオン操作を行うと作動開始条件が成立して実行される。
この処理を開始すると、車両制御システム1は、通信圏内にある携帯機から識別データを受信する(S10)。S10は、車載通信装置10において実行され、車載通信装置10は、通信部11において複数の携帯機2A,2Bから識別データを受信していれば、選択部12において最初に受信した識別データを選択し、その識別データを車載表示装置20へ伝送する。
続いて、車両制御システム1は、最初に受信した識別データに対応する出力情報を表示する(S20)。S20は、車載表示装置20において実行され、車載表示装置20は、車載通信装置10から伝送された識別データに対応する出力情報を、報知部22において表示する。報知部22が有する液晶ディスプレイ装置には、例えば図3に示すような出力情報#1が表示される。
報知部22において表示される出力情報は、複数の携帯機2A,2Bそれぞれの所持者に応じてあらかじめカスタマイズされた情報である。例えば、家族で使用する車両5の場合、「お父さん こんにちは」、「お母さん こんにちは」といったメッセージ部分をカスタマイズすることができる。また、出力情報の背景の色や背景画像等もカスタマイズすることができる。また、出力情報中には、図3に示すように、運転者変更を行う際に操作されるボタンの画像も表示される。
続いて、車両制御システム1は、運転者変更ボタンが押されたか否かを判断する(S30)。S30において、運転者変更ボタンが押されていなければ(S30:NO)、車両制御システム1は、所定の待機時間が経過したか否かを判断する(S40)。S40において、所定の待機時間が経過していなければ(S40:NO)、S30へと戻る。S30−S40は、車載表示装置20において実行され、これにより、車両制御システム1は、入力部23において運転者変更ボタンに対する操作を受け付ける状態になる。
このような入力待ち状態(すなわち、S30−S40を繰り返し実行する状態。)において、利用者が入力部23において運転者変更ボタンを押す操作を行った場合には(S30:YES)、車両制御システム1は、次に受信した識別データに対応する出力情報を表示する(S50)。S50は、車載通信装置10及び車載表示装置20において実行される。
S50の詳細を説明すると、まず、運転者変更ボタンを押す利用者操作が行われたことは、車載表示装置20が入力部23において検出する。この利用者操作を検出した場合、車載表示装置20は車載通信装置10に対して判定結果情報を送信する。判定結果情報を受信した車載通信装置10は、その時点で選択されている一つの携帯機(例えば、携帯機2B)とは別の一つの携帯機(例えば、携帯機2A)を再選択して、その再選択した携帯機の識別データを車載表示装置20へ送信する。この識別データを受信した車載表示装置20は、車載通信装置10から伝送された識別データに対応する出力情報を、報知部22において表示する。これにより、報知部22が有する液晶ディスプレイ装置には、既に表示していた出力情報#1の代わりに、例えば図3に示すような出力情報#2が表示される。
S50を終えると、S30へ戻る。そのため、更に運転者変更ボタンを押す利用者操作が行われれば、そのたびにS50が実行され、報知部22が有する液晶ディスプレイ装置には、複数の携帯機に対応する複数の出力情報#1〜#nが順に表示される(図3参照。)。
一方、上述のような入力待ち状態(すなわち、S30−S40を繰り返し実行する状態。)において、利用者操作がないまま、所定の待機時間が経過すれば(S40:YES)、S60へ進む。この場合、車両制御システム1は、調整対象(本実施形態の場合は、シートポジション、及びミラー位置等。)の調整を実行する(S60)。S60は、車載表示装置20、及び制御装置30において実行される。
S60の詳細を説明すると、まず、所定の待機時間が経過したことは、車載表示装置20が判定部24において判定する。この場合、車載表示装置20は制御装置30に対して識別データを送信する。識別データを受信した制御装置30では、制御部32が、車載表示装置20から伝送された識別データに対応する設定情報を第二記憶部31から読み出し、その設定情報に従って調節対象の状態を調節する。その結果、シートポジション、及びミラー位置等が、運転者に対応する位置等に調節されることになる。なお、S60を終えると、図2に示した処理を終了する。
[効果]
以上説明した車両制御システム1によれば、調節対象の状態を調節するに当たって、指紋や声紋による個人認証を実施することなく所期の調節を実行することができる。そのため、指紋データや声紋データの取得・照合等を実施するために必要となる専用のハードウェアやソフトウェアは不要であり、その分だけ車両制御システム1の構成をより簡素な構成とすることができる。
また、上述のような携帯機2A,2Bや車載通信装置10(あるいは通信部11。)は、電子キーシステムを搭載している車両5であれば、電子キーシステムの構成と兼用することができる。また、上述のような車載表示装置20(あるいは報知部22や入力部23)は、ナビゲーションシステムやマルチインフォメーションシステムを搭載している車両5であれば、それらのシステムの構成と兼用することができる。したがって、上述のような既存のシステムで採用されている構成を利用して、所期の車両制御システム1を構成することができる。
さらに、上述の車両制御システム1であれば、報知部22によって出力情報が報知されるので、利用者は、どの携帯機を運転者の所持する携帯機として認識したのかを、出力情報によって確認することができる。また、その確認の結果、上記認識が正しいこと又は上記認識に誤りがあることは、入力部23を利用して利用者からシステムに伝達することができる。さらに、上記認識に誤りがあることが判明した場合、選択部12は、その時点で選択されている一つの携帯機2Aとは別の一つの携帯機2Bを再選択してから、報知部22、入力部23、及び判定部24における各処理が再実行される。
したがって、運転者以外の利用者(例えば、助手席52の搭乗者。)が所持する携帯機を運転者が所持する携帯機と誤認識した場合であっても、運転者は、そのような誤認識の発生を出力情報に基づいて簡単に判断でき、入力部23での利用者操作によって、誤認識に対する対処を簡単に実施することができる。
よって、上述のような誤認識が発生した場合でも上述のような出力情報が出力されない構成とは異なり、調節対象の状態が運転者以外の利用者に合わせて調節されてしまうのを、未然に防ぐことができる。また、上述のような利用者操作で誤認識をシステムに伝達することができない構成とは異なり、調節対象の状態が運転者以外の利用者に合わせて調節されてしまうのを、未然に防ぐことができる。また、上述のような出力情報が出力されないまま、調節対象の状態が運転者以外の利用者に合わせて調節されてしまうと、利用者がシステムの故障と勘違いするおそれがあるが、上記車両制御システム1であれば、そのような勘違いを抑制できる。よって、利用者が不要な修理を依頼してしまう可能性を低減できる。
また、車載表示装置20は、車載通信装置10から伝送されてくる識別データに対応する携帯機2Aが運転者の所持する携帯機2Aであると判定部24において判定された場合に、判定対象となった携帯機2Aの識別データを、制御装置30に対して伝送する。したがって、例えば、判定部24での判定結果を車載通信装置10へ伝送すると、車載通信装置10から制御装置30へ判定対象となった携帯機2Aの識別データが送信される、といった構成に比べ、識別データを迅速に制御装置30へ伝送することができる。
[他の実施形態]
以上、車両制御システム、車載通信装置、車載表示装置、及び制御装置について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、上述の実施形態は本発明の一態様として例示されるものに過ぎない。すなわち、本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、S40において、所定の待機時間が経過したことをもって、認識した運転者についての変更無しとの判断を行うようにしていたが、時間以外の別の判定条件で変更無しとの判定を行ってもよい。例としては、シフト位置の変更操作、ブレーキペダルを踏む操作、アクセルペダルを踏む操作、及びパーキングブレーキ(サイドブレーキやフットブレーキ等。)を解除する操作などが行われた場合に、そのような操作が行われたことを検出して、認識した運転者に変更無しとの判定を行うようにしてもよい。また、これらの判定手法を併用してもよい。例えば、所定の待機時間が経過したことをもって、認識した運転者についての変更無しとの判断を行うようにし、待機時間内に上述のような操作を検出したら、待機時間内であっても、認識した運転者に変更無しとの判定を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、調整対象として運転席51のシートポジションとサイドミラーのミラー位置(ミラー角度)を例示したが、他の調整対象を調整してもよい。例としては、ステアリングポジション、シートヒータのオン・オフや温度設定、空調機器の温度設定や風量設定、計器類を含む各種表示装置の表示内容や表示の明るさの設定、車両の運転モード(例えば、燃費重視のエコノミーモードや走行性能重視のスポーツモード等。)の設定、オーディオ機器の音量や音質等の設定など、個人別の好みに合わせて調整可能な対象であれば、どれを調整対象としてもよい。これらの中でも、シートポジション、ミラー位置、ステアリングポジションは、運転者の体格に応じて適切に調整することが重要なので、上記車両制御システム1での調整対象とすると好ましい。
また、上記実施形態では、車載通信装置10、車載表示装置20、及び制御装置30によって車両制御システム1を構成してあったが、これら三つの機器で車両制御システム1を構成するか否かは任意である。例えば、車載通信装置10及び車載表示装置20が備えていた構成を単一の装置が備えていれば、その単一の装置及び制御装置30の二つの機器で車両制御システム1を構成することができる。あるいは、例えば、車載通信装置10、車載表示装置20、及び制御装置30が備えていた構成を単一の装置が備えていれば、その単一の装置のみで車両制御システム1を構成することができる。さらに、車載通信装置10、車載表示装置20、及び制御装置30のそれぞれが備えていた構成についても、別の機器が備えていてもよい。例えば、選択部12が車載表示装置20に設けられていてもよい。この場合、車載通信装置10は、通信部11において受信した複数の識別データを全て車載表示装置20へと伝送し、車載表示装置20において選択部12が一つの識別データを選択するようにすればよい。
つまり、上記実施形態においては、ある一つの機器が備えていた構成を二つ以上の機器に分散させて配設してもよく、逆に、二つ以上の機器に分散させて配設してあった構成を単一の機器に統合して配設してもよい。あるいは、上記実施形態において、一つの構成要素で実現していた所定の機能を、複数の構成要素が協働して実現するように構成してあってもよい。あるいは、上記実施形態では、複数の構成要素それぞれが有していた複数の機能や、複数の構成要素が協働して実現していた所定の機能を、一つの構成要素が実現するように構成してあってもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。本発明の実施形態としては、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれ得る全ての態様を考え得る。
また、上述した車両制御システム、車載通信装置、車載表示装置、及び制御装置の他、上記車両制御システム、車載通信装置、車載表示装置、及び制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した記録媒体など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
なお、上記実施形態と特許請求の範囲との対応関係を理解しやすくするために、特許請求の範囲には、上記実施形態中で示した符号を括弧書きで記載したが、当該記載は本発明の技術的範囲が上述の実施形態に限定されることを意味する記載ではない。
1…車両制御システム、2A,2B…携帯機、5…車両、10…車載通信装置、11…通信部、12…選択部、20…車載表示装置、21…第一記憶部、22…報知部、23…入力部、24…判定部、30…制御装置、31…第二記憶部、32…制御部。

Claims (7)

  1. 複数の携帯機(2A,2B)と無線通信可能に構成され、所定の作動開始条件が成立したときに、通信圏内に存在する前記携帯機と通信することにより、各携帯機固有の識別データを受信する通信部(11,S10)と、
    前記通信部によって前記識別データが受信された一つ以上の前記携帯機の中から、一つの前記携帯機を選択する選択部(12)と、
    複数の前記携帯機それぞれに対応する複数の出力情報を、前記識別データに対応付けて記憶する第一記憶部(21)と、
    前記選択部によって選択された前記携帯機の前記識別データに対応付けて前記第一記憶部に記憶されている前記出力情報を出力することにより、当該出力情報を利用者に対して報知する報知部(22,S20)と、
    前記報知部によって報知された前記出力情報に対応する前記携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定するための判定用情報を、利用者操作によって入力可能な入力部(23,S30)と、
    前記入力部における利用者操作の有無又は前記判定用情報に基づいて、前記選択部によって選択された前記携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定する判定部(24,S30,S40)と、
    設定情報に従って状態を調節可能な調節対象に関し、複数の前記携帯機それぞれを所持する利用者に対応する前記設定情報を、前記識別データに対応付けて記憶する第二記憶部(31)と、
    前記選択部によって選択された前記携帯機が運転者の所持する携帯機であると前記判定部において判定された場合に、前記選択部によって選択された前記携帯機の前記識別データに対応付けて前記第二記憶部に記憶されている前記設定情報に従って前記調節対象の状態を調節する制御部(32,S60)と
    を有し、
    前記選択部によって選択された前記携帯機が運転者の所持する携帯機ではないと前記判定部において判定された場合には、前記選択部が、その時点で選択されている一つの前記携帯機とは別の一つの前記携帯機を再選択してから、前記報知部(S50)、前記入力部(S30)、及び前記判定部(S30,S40)における各処理が再実行されるように構成され
    前記選択部において一つの前記携帯機を選択及び再選択する際には、前記通信部における前記識別データの受信順序に一致する順序で、前記携帯機を選択及び再選択するように構成され、
    前記判定部は、前記入力部における利用者操作がなされないまま所定の待機時間が経過すると、前記選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定し、前記待機時間が経過するまでの間に前記入力部において所定の利用者操作がなされると、前記選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機ではないと判定する
    車両制御システム(1)。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムであって、
    シフト位置の変更操作、ブレーキペダルを踏む操作、アクセルペダルを踏む操作、及びパーキングブレーキを解除する操作のうち、少なくとも1つの操作が行われた場合に、前記判定部は、前記待機時間が経過する前であっても、前記選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定する
    車両制御システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両制御システムであって、
    前記通信部は、運転席までの距離が運転席以外の座席までの距離よりも近距離となる位置において、前記携帯機から送信されるデータを受信可能に構成されている
    車両制御システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
    前記作動開始条件は、イグニッションオン操作が実施されたときに成立するように構成されている
    車両制御システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
    記選択部によって選択された前記携帯機が運転者の所持する携帯機である旨の前記判定用情報を入力するための利用者操作が前記入力部において実施された場合に、前記判定部は、前記選択部によって選択された前記携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定する
    車両制御システム。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の車両制御システムであって、
    前記調節対象は、シート、サイドミラー、及びステアリングのうちの少なくとも一つであって、位置又は角度を変更可能な可動部を有し、
    前記制御部は、前記設定情報に従って前記調節対象が有する前記可動部の位置又は角度の状態を調節可能に構成されている
    車両制御システム。
  7. 車載通信装置(10)、車載表示装置(20)、及び制御装置(30)を備え、
    前記車載通信装置は、
    複数の携帯機と無線通信可能に構成され、所定の作動開始条件が成立したときに、通信圏内に存在する前記携帯機と通信することにより、各携帯機固有の識別データを受信する通信部と、
    前記通信部によって前記識別データが受信された一つ以上の前記携帯機の中から、一つの前記携帯機を選択する選択部と
    を有し、
    前記選択部において選択された前記携帯機の前記識別データを、前記車載表示装置に対して伝送するように構成され、
    前記車載表示装置は、
    複数の前記携帯機それぞれに対応する複数の出力情報を、前記識別データに対応付けて記憶する第一記憶部と、
    前記車載通信装置から伝送されてくる前記識別データに対応付けて前記第一記憶部に記憶されている前記出力情報を出力することにより、当該出力情報を利用者に対して報知する報知部と、
    前記報知部によって報知された前記出力情報に対応する前記携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定するための判定用情報を、利用者操作によって入力可能な入力部と、
    前記入力部における利用者操作の有無又は前記判定用情報に基づいて、前記車載通信装置から伝送されてくる前記識別データに対応する前記携帯機が運転者の所持する携帯機か否かを判定する判定部と
    を有し、
    前記車載通信装置から伝送されてくる前記識別データに対応する前記携帯機が運転者の所持する携帯機であると前記判定部において判定された場合に、判定対象となった前記携帯機の前記識別データを、前記制御装置に対して伝送するように構成され、
    前記制御装置は、
    設定情報に従って状態を調節可能な調節対象に関し、複数の前記携帯機それぞれを所持する利用者に対応する前記設定情報を、前記識別データに対応付けて記憶する第二記憶部と、
    前記車載表示装置から伝送されてくる前記識別データに対応付けて前記第二記憶部に記憶されている前記設定情報に従って前記調節対象の状態を調節する制御部と
    を有し、
    前記車載表示装置は、前記車載通信装置から伝送されてくる前記識別データに対応する前記携帯機が運転者の所持する携帯機ではないと前記判定部において判定された場合には、その旨の判定結果情報を、前記車載通信装置に対して伝送するように構成され、
    前記車載通信装置は、前記車載表示装置から前記判定結果情報が伝送されてきた場合には、前記選択部が、その時点で選択されている一つの前記携帯機とは別の一つの前記携帯機を再選択してから、再選択された前記携帯機の前記識別データを、前記車載表示装置に対して伝送するように構成され、
    前記車載表示装置は、前記車載通信装置において再選択された前記携帯機の前記識別データが前記車載表示装置から伝送されてきた場合に、前記報知部、前記入力部、及び前記判定部における各処理が再実行されるように構成され
    前記車載通信装置は、前記選択部において一つの前記携帯機を選択及び再選択する際に、前記通信部における前記識別データの受信順序に一致する順序で、前記携帯機を選択及び再選択するように構成され、
    前記車載表示装置において、前記判定部は、前記入力部における利用者操作がなされないまま所定の待機時間が経過すると、前記選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機であると判定し、前記待機時間が経過するまでの間に前記入力部において所定の利用者操作がなされると、前記選択部によって選択された携帯機が運転者の所持する携帯機ではないと判定する
    車両制御システム。
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