JP6403077B2 - 経営管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、企業の経営を管理する経営管理システムに関するものである。
従来、企業の経営の効率化を図るため、企業の資産であるヒト、モノ、カネを一元管理する統合型ソフトウエア又は統合基幹業務システムが開発されている。これらのソフトウエアやシステムは、ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)パッケージと呼ばれている。
例えば、特許文献1には、経営分析結果を視覚イメージ化して示す経営サポート装置が開示されている。また、例えば、特許文献2には、社内組織ごとの収支、製造実績を算出する経営管理装置が開示されている。
特開2015−176392号公報 特許第5982318号公報
ところで、従来のERPパッケージは、多様な分析結果を得られるものの、分析結果を把握するために時間と労力を要する。中小企業の経営者からは、経営に必要な情報を短時間で簡単に把握したいというニーズがある。
また、中小企業の経営者からは、社員のモチベーションの向上を図るための情報やトラブルに対応するための情報をタイムリーに得たいというニーズがある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、中小企業の経営者のニーズに合致する経営管理システムを提供することである。
前述した目的を達成するための本発明は、サーバ及び端末がネットワークを介して接続される経営管理システムであって、前記サーバは、第1集計単位を選択するためのボタン及び第1分析項目を選択するためのボタンと、選択される前記第1分析項目の合計の多い順に、選択される前記第1集計単位に関する第1特定データを整列する第1ランキンググラフと、選択される前記第1特定データの推移を示す第1推移グラフと、選択される前記第1特定データの第1所定期間の予算に対する第1実績達成率を示す第1スタックアップと、選択される前記第1特定データの第2所定期間の予算に対する第2実績達成率を示す第1バジェットランと、を含むカネ分析コクピット画面のデータを前記端末に送信し、前記端末は、前記カネ分析コクピット画面を表示し、前記第1集計単位は、商品、顧客、部門及び社員を含み、前記第1分析項目は、売上、利益及び時間当たり利益を含み、前記第1所定期間は、前記第2所定期間よりも長く、前記第1スタックアップは、下方から上方へ伸びる目盛りに対して、予算の100%の位置に配置される予算マーカーの位置と相対的に配置される実績マーカーによって前記第1実績達成率を示し、前記第1バジェットランは、アナログの速度計を模した表示形式であり、前記第2実績達成率を前記速度計の針の位置によって示し、更に、前記サーバは、社員を一意に識別する社員コードと、通知を一意に識別する管理コードと、通知する内容を示す項目と、通知先の社員を示す通知先社員コードと、通知する内容に関する日付を示す年月日と、通知の開始日数を示すタイマーと、を含む人事管理テーブルを記憶し、前記サーバは、ユーザによるログインを認証すると、前記人事管理テーブルを検索し、前記通知先社員コードがログイン中のユーザに係る前記社員コードを含む、かつ現在の日付が前記年月日から前記タイマーを引いた日付以上で前記年月日以下の条件を満たすデータを取得し、通知画面のデータとして前記端末に送信し、前記端末は、前記通知画面を表示し、更に、前記サーバは、未来の年度の年間成長率が直近の過去年度の前記年間成長率と同一と仮定し、直近の過去年度の年間売上及び前記年間成長率を用いて、未来の年度の前記年間売上を設定し、ユーザが、前記端末の入力部を介して、未来の年度の月別成長率を入力すると、前記サーバは、入力される前記月別成長率及び直近の過去年度の月別売上に基づいて、未来の年度の前記月別売上を計算し、未来の年度の前記年間成長率及び前記年間売上を再設定することを特徴とする経営管理システムである。本発明の経営管理システムによって、経営者は、企業のカネに関する集計単位及び分析項目について、ランキング情報と、特定データに関する推移情報と、2つの所定期間に関する予算に対する実績達成情報を、単一の画面で確認することができるので、経営に必要な情報を短時間で簡単に把握することができる。特に、スタックアップ及びバジェットランの表示形式はデータの意味合いと合致するので、ユーザは、カネ分析コクピット画面に表示されるデータの意味を覚え易い。また、経営者は、通知画面の情報に基づいて、社員のモチベーションの向上を促すことができる。また、経営者は、中期計画を効率的に立案することができる。
本発明により、中小企業の経営者のニーズに合致する経営管理システムを提供できる。
経営管理システム1の概要を示す図 社員マスタテーブル100、家族情報テーブル110、人事管理テーブル120、設備管理テーブル130の一例 商品予算テーブル140、社員予算テーブル150、部門予算テーブル160、設備予算テーブル170、設備申請テーブル180の一例 勤怠申請テーブル190、勤怠記録テーブル200、売上伝票テーブル210、売上伝票明細テーブル220、報告書テーブル230の一例 メインコクピット画面300 カネ分析コクピット画面310 ヒト分析コクピット画面320 モノ分析コクピット画面330 複合分析コクピット画面340aの一例 複合分析コクピット画面340bの一例 人事管理画面400、設備管理画面410の一例 通知画面420a、420bの一例 報告書分析コクピット画面350の一例 中期計画立案画面430、月別成長率入力画面440の一例
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。最初に、図1を参照しながら、本発明の実施形態における経営管理システム1の概要を説明する。
図1は、経営管理システム1の概要を示す図である。図1(a)に示すように、経営管理システム1は、サーバ2及び端末3がネットワーク4を介して接続される。
サーバ2及び端末3は、制御部としてのCPU(「Central Processing Unit」の略)、主記憶部としてのメモリ、補助記憶部としてのHDD(「Hard Disk Drive」の略)やフラッシュメモリ、表示部としての液晶ディスプレイ、入力部としてのキーボードやマウス、タッチパネルディスプレイ等を有する。サーバ2は、更に、有線通信部としてのLAN(Local Area Network)ケーブルを有する。また、端末3は、更に、有線通信部としてのLANケーブル、又は無線通信部としての無線モジュールを有する。
補助記憶部としてのHDDやフラッシュメモリには、OS(「Operating System」の略)、アプリケーションプログラム、処理に必要なデータ等が記憶されている。サーバ2及び端末3のCPUは、補助記憶部からOSやアプリケーションプログラムを読み出して主記憶部に格納し、主記憶部にアクセスしながら、その他の機器を制御し、後述する処理を実行する。サーバ2は、例えば、データセンター等に配置されるサーバ用コンピュータでも良いし、会社内に配置されるサーバ用コンピュータでも良い。また、サーバ2は、1台の筐体で実現されても良いし、複数台の筐体で実現されても良い。端末3は、例えば、デスクトップPC、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン等である。ネットワーク4は、例えば社内LANやインターネット等である。
経営管理システム1がクライアントサーバ型アプリケーションとして構築される場合、サーバ2の補助記憶部には、経営管理システム1のサーバ機能を提供するアプリケーションプログラムがインストールされるとともに、経営管理システム1に必要なデータベースが構築され、端末3の補助記憶部には、経営管理システム1のクライアント機能を提供するアプリケーションプログラムがインストールされる。または、経営管理システム1がウェブを介したアプリケーションとして構築される場合、サーバ2の補助記憶部には、ウェブアプリケーションのプログラムがインストールされとともに、経営管理システム1に必要なデータベースが構築され、端末3の補助記憶部には、ウェブ閲覧ソフトのプログラムがインストールされる。
図1(b)に示すように、サーバ2は、仕入・販売管理機能21、部門採算管理機能22、経営コクピット機能23、ルール管理機能24、コミュニケータ機能25、経費管理機能26、スケジューラ機能27、勤怠管理機能28等を備える。
仕入・販売管理機能21は、仕入や販売に関する情報を管理する機能であり、既存の仕入・販売管理システムとの連携インタフェースを有する。部門採算管理機能22は、部門単位での採算を管理する管理会計の機能である。
経営コクピット機能23は、リアルタイムに経営の重要業績評価指標(KPI:Key Performance Indicator)を可視化して提示する機能である。経営者は、経営コクピット機能23によって、経営の問題点を確認し、迅速に対応することが可能となる。
ルール管理機能24は、会社の組織情報や社内ルール(就業規則、賃金等)を管理する機能である。間接部門の社員は、ルール管理機能24によって、大幅な作業量の軽減を実現することができる。
コミュニケータ機能25は、業務の指示、出張費の清算、各種の申請及び決裁等を提供する機能である。経費管理機能26は、経費に関する情報を管理する機能であり、既存の経理システムとの連携インタフェースを有する。
スケジューラ機能27は、社員や会社のスケジュールを管理する機能である。勤怠管理機能28は、社員の勤怠に関する情報を管理する機能である。
次に、図2〜図4を参照しながら、サーバ2の補助記憶部に構築されるデータベースに含まれるテーブルの詳細を説明する。尚、図2〜図4では、経営管理システム1における主なテーブルを図示しており、実際には他にも使用するテーブルが存在する。
図2は、社員マスタテーブル100、家族情報テーブル110、人事管理テーブル120、設備管理テーブル130の一例である。
社員マスタテーブル100は、社員の情報を記憶するテーブルであり、例えば、社員を一意に識別する社員コード101を主キーとし、社員の氏名102、社員の性別103、社員が所属する部門を一意に識別する部門コード104、社員の役職105、社員の生年月日106、社員の入社日107、社員の経営管理システム1における権限を示すシステム権限108等を含む。
家族情報テーブル110は、社員の家族の情報を記憶するテーブルであり、例えば、社員コード111(=社員コード101)と、社員の家族を一意に識別する家族コード112の2つを複合主キーとし、社員と家族との続柄113、家族の氏名114、家族の生年月日115等を含む。
人事管理テーブル120は、管理者に通知する社員関連の通知情報を記憶するテーブルであり、例えば、社員コード121(=社員コード101)と、通知を一意に識別する管理コード122の2つを複合主キーとし、通知する内容を示す項目123、通知先の社員を示す通知先社員コード124、通知する内容に関する日付を示す年月日125、通知期間を示すタイマー126等を含む。
設備管理テーブル130は、管理者に通知する設備関連の通知情報を記憶するテーブルであり、例えば、設備を一意に識別する設備コード131と、通知を一意に識別する管理コード132の2つを複合主キーとし、通知する内容を示す項目133、通知先の社員を示す通知先社員コード134、通知する内容に関する日付を示す年月日135、通知期間を示すタイマー136等を含む。
図3は、商品予算テーブル140、社員予算テーブル150、部門予算テーブル160、設備予算テーブル170、設備申請テーブル180の一例である。
商品予算テーブル140は、商品及び月ごとの予算を記憶するテーブルであり、例えば、年月141と、商品を一意に識別する商品コード142の2つを複合主キーとし、商品及び月ごとの売上の予算を示す売上予算143、商品及び月ごとの売上原価の予算を示す原価予算144等を含む。
社員予算テーブル150は、社員及び月ごとの予算を記憶するテーブルであり、例えば、年月151と社員コード152(=社員コード101)の2つを複合主キーとし、社員及び月ごとの売上の予算を示す売上予算153、社員及び月ごとの売上原価の予算を示す原価予算154、社員及び月ごとの出勤予定日数155等を含む。
部門予算テーブル160は、部門及び月ごとの予算を記憶するテーブルであり、例えば、年月161と部門コード162(=部門コード104)の2つを複合主キーとし、部門及び月ごとの売上の予算を示す売上予算163、部門及び月ごとの売上原価の予算を示す原価予算164、部門及び月ごとの出勤予定日数165等を含む。
設備予算テーブル170は、設備及び月ごとの予算を記憶するテーブルであり、例えば、年月171と設備コード172(=設備コード131)の2つを複合主キーとし、設備及び月ごとの稼働日数173、設備及び月ごとの稼働時間174、設備及び月ごとの待機日数175、設備及び月ごとの運用経費176、設備及び月ごとの維持経費177等を含む。
設備申請テーブル180は、設備の利用申請を記憶するテーブルであり、例えば、利用申請を一意に識別する申請コード181を主キーとし、設備コード182、社員コード183、申請日184、設備利用の始期185、設備利用の終期186、設備利用の事由187、設備利用の承認可否を示す承認188等を含む。
図4は、勤怠申請テーブル190、勤怠記録テーブル200、売上伝票テーブル210、売上伝票明細テーブル220、報告書テーブル230の一例である。
勤怠申請テーブル190は、社員の勤怠申請を記憶するテーブルであり、例えば、勤怠申請を一意に識別する申請コード191を主キーとし、部門コード192、社員コード193、申請日194、勤怠申請の始期195、勤怠申請の終期196、申請内容を示す申請内容コード197、勤怠申請の事由198、勤怠申請の承認可否を示す承認199等を含む。
勤怠記録テーブル200は、社員の勤怠記録を記憶するテーブルであり、例えば、社員コード201と、出勤日202の2つを複合主キーとし、部門コード203、出社時間204、退社時間205等を含む。
売上伝票テーブル210は、売上伝票を記憶するテーブルであり、例えば、売上伝票を一意に識別する売上伝票No211を主キーとし、伝票日付212、得意先を一意に識別する得意先コード213、部門コード214、担当の社員を示す担当者コード215、小計216、消費税217、合計218、原価合計219等を含む。
売上伝票明細テーブル220は、売上伝票の明細を記憶するテーブルであり、例えば、売上伝票No221(=売上伝票No211)と、明細の行No222の2つを複合主キーとし、商品コード223(=商品コード142)、商品名224、商品の分類を示す分類コード225、売上の数量226、単価227、売上金額を示す金額228、原価単価229等を含む。
サーバ2のデータベースは、受注伝票テーブル及び受注伝票明細テーブル(不図示)も含むが、売上伝票テーブル210及び売上伝票明細テーブル220と同様のデータ項目であるため、説明を省略する。
報告書テーブル230は、報告書を記憶するテーブルであり、例えば、報告書を一意に識別する報告書No231、報告日232、報告担当の社員を示す報告者コード233、報告書の区分を示す報告書区分コード234、報告事項の発生日時235、報告事項の内容236、報告事項に対応した社員を示す対応者コード237、報告事項に関する対応内容238、報告の承認可否を示す承認239等を含む。報告書区分コード234は、例えば、事故になりそうなミスを示すインシデント、事故につながったミスを示すアクシデント等が挙げられる。
次に、図5〜図14を参照しながら、サーバ2が提供する画面の詳細を説明する。尚、図5〜図14では、経営管理システム1における主な画面を図示しており、実際には他にも提供される画面が存在する。
図5は、メインコクピット画面300である。メインコクピット画面300は、現在の経営状況の概要を表示する画面である。メインコクピット画面300は、全部門の予算の達成状況を示す第1メータ301、部門A〜部門Dの予算の達成状況を示す第2メータ302〜第5メータ305、勤怠管理機能28の画面に遷移する勤怠メニューボタン306、設備管理機能の画面に遷移する設備メニューボタン307等を有する。
第1メータ301〜第5メータ305は、例えば、当月の予算に対して売上実績が何%なのかを示している。サーバ2は、全部門の当月売上/全部門の当月予算×100(%)を算出し、第1メータ301のデータを生成する。全部門の当月売上は、売上伝票テーブル210の当月分のデータに関する合計218の総和によって算出される。全部門の当月予算は、部門予算テーブル160の全ての部門コード162に関する売上予算163の総和によって算出される。サーバ2は、各部門の当月売上/各部門の当月予算×100(%)を算出し、第2メータ302〜第5メータ305のデータを生成する。各部門の当月売上は、売上伝票テーブル210の当月分かつ各部門コード192のデータに関する合計218の総和によって算出される。各部門の当月予算は、部門予算テーブル160の各部門コード162に関する売上予算163の総和によって算出される。
第1メータ301〜第5メータ305は、車のダッシュボードに配置されるアナログの速度計を模した表示形式であり、予算に対する実績達成率を速度計の針の位置によって示している。
メインコクピット画面300は、経営者向けのトップページとして提供される。経営者は、メインコクピット画面300によって、現在の経営状況の概要を把握することができる。
図6〜図10は、各種の分析コクピット画面を示す図である。分析コクピット画面は、経営状況の詳細な分析内容を表示する画面である。
図6に示すカネ分析コクピット画面310は、企業のヒト、モノ、カネのうち、カネに関するデータを分析する画面であり、期間単位選択チェックボタン311、集計単位選択チェックボタン312、分析項目選択チェックボタン313、ランキンググラフ314、推移グラフ315、スタックアップ316、バジェットラン317等を有する。ランキンググラフ314は画面の右端、推移グラフ315は画面の中央上部、スタックアップ316は画面の左端、バジェットラン317は画面の中央下部に配置される。
期間単位選択チェックボタン311は、期間単位を年次と月次のいずれにするかを選択するためのボタンである。集計単位選択チェックボタン312は、集計単位を商品、顧客、部門、社員のいずれにするかを選択するためのボタンである。分析項目選択チェックボタン313は、分析項目を受注、原価、売上、経費、利益、PPH(Profit Per Hour:時間当たり利益)のいずれにするかを選択するためのボタンである。図6に示す例では、分析項目は年次かつ部門、分析対象は売上が選択されている。
ランキンググラフ314は、選択される分析項目の年度内(=当年度の開始月から当月まで)又は当月の合計の多い順に、選択される集計単位に関する特定データを整列するグラフである。分析項目の一つ及び分析対象の一つが選択されると、サーバ2は、売上伝票テーブル210、売上伝票明細テーブル220、受注伝票テーブル、受注伝票明細テーブル、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、ランキンググラフ314のデータを生成する。例えば、図6に示す例のように、集計単位が部門、分析項目が売上の場合、サーバ2は、売上伝票テーブル210の部門コード214ごとに合計218を集計し、ランキンググラフ314のデータを生成する。
推移グラフ315は、選択される特定データについて、年次又は月次の推移を表示するグラフである。推移グラフ315の表示形式は、棒グラフや折れ線グラフ等、推移を表示可能なものであれば良い。集計単位に関する特定データが選択されると(図6に示す例では、ランキンググラフ314の部門Dが集計単位に関する特定データとして選択されている。)、サーバ2は、売上伝票テーブル210、売上伝票明細テーブル220、受注伝票テーブル、受注伝票明細テーブル、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、推移グラフ315のデータを生成する。例えば、図6に示す例のように、集計単位が年次かつ部門、分析項目が売上の場合、サーバ2は、月単位で売上伝票テーブル210の特定の部門コード214の合計218を集計し、推移グラフ315のデータを生成する。集計単位が年次の場合、サーバ2は、今年度データ3151(黒塗りの棒グラフ)の他、前年度データ3152(白塗りの棒グラフ)も生成する。
スタックアップ316は、選択される特定データの年度内の予算に対する実績達成率を表示するグラフである。集計単位に関する特定データが選択されると、サーバ2は、商品予算テーブル140、社員予算テーブル150、部門予算テーブル160、売上伝票テーブル210、売上伝票明細テーブル220、受注伝票テーブル、受注伝票明細テーブル、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、スタックアップ316のデータを生成する。例えば、図6に示す例のように、集計単位が部門、分析項目が売上の場合、サーバ2は、部門予算テーブル160の特定の部門コード162の売上予算163を年度内の範囲で集計し、売上伝票テーブル210の特定の部門コード214の合計218を年度内の範囲で集計し、スタックアップ316のデータを生成する。
スタックアップ316では、下方から上方へ伸びる目盛りに対して、集計単位の年度内の予算を100%としたときの位置を予算マーカー3161(白塗りの楕円マーク)によって示し、予算マーカー3161に対する実績達成率を実績マーカー3162(黒塗りの楕円マーク)によって示す。実績達成率が100%以下の場合、予算マーカー3161の位置よりも実績マーカー3162が下方に位置する。実績達成率が100%より大きい場合、予算マーカー3161の位置よりも実績マーカー3162が上方に位置する。スタックアップ316が表示するデータは、年度開始から当月までを積み上げて算出された予算に対する実績達成率であり、上方に積み上げていくという表示形式とデータの意味合いが合致するので、ユーザは、スタックアップ316が表示するデータの意味を覚え易い。
バジェットラン317は、選択される特定データの当月の予算に対する実績達成率を表示するグラフである。集計単位に関する特定データが選択されると、サーバ2は、商品予算テーブル140、社員予算テーブル150、部門予算テーブル160、売上伝票テーブル210、売上伝票明細テーブル220、受注伝票テーブル、受注伝票明細テーブル、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、バジェットラン317のデータを生成する。例えば、図6に示す例のように、集計単位が部門、分析項目が売上の場合、サーバ2は、部門予算テーブル160の特定の部門コード162の売上予算163を当月分について取得し、売上伝票テーブル210の特定の部門コード214の合計218を当月分について集計し、バジェットラン317のデータを生成する。
バジェットラン317は、車のダッシュボードに配置されるアナログの速度計を模した表示形式であり、予算に対する実績達成率を速度計の針の位置によって示している。バジェットラン317が表示するデータは、スタックアップ316よりも短い直近の期間の予算に対する実績達成率であり、現在時速を示すアナログの速度計の表示形式とデータの意味合いが合致するので、ユーザは、バジェットラン317が表示するデータの意味を覚え易い。
サーバ2は、必要なデータを全て生成すると、生成されたデータを含むカネ分析コクピット画面310のデータをネットワーク4を介して端末3に送信する。端末3は、カネ分析コクピット画面310のデータを受信し、カネ分析コクピット画面310を表示する。
集計単位や分析項目を一つ選択する手段は、ユーザが端末3の入力部を介して選択する他に、デフォルト値をサーバ2の設定ファイルに記憶させても良い。同様に、集計単位に関する特定データを一つ選択する手段は、ユーザが端末3の入力部を介して選択する他に、デフォルト値をサーバ2の設定ファイルに記憶させても良い。全ての選択項目のデフォルト値を設定ファイルに記憶させる場合、ログインしてから初めてカネ分析コクピット画面310を表示する際も、ランキンググラフ314、推移グラフ315、スタックアップ316及びバジェットラン317の全てが表示されることになる。その後、ユーザが端末3の入力部を介して選択項目の値を変更すると、サーバ2は、各データを再生成し、カネ分析コクピット画面310のデータを端末3に送信する。
カネ分析コクピット画面310によって、経営者は、企業のカネに関する集計単位及び分析項目について、ランキング情報と、特定データに関する推移情報と、2つの所定期間に関する予算に対する実績達成情報を、単一の画面で確認することができるので、経営に必要な情報を短時間で簡単に把握することができる。
特に、前述のスタックアップ316及びバジェットラン317の表示形式はデータの意味合いと合致するので、ユーザは、カネ分析コクピット画面310に表示されるデータの意味を覚え易い。
図7に示すヒト分析コクピット画面320は、企業のヒト、モノ、カネのうち、ヒトに関するデータを分析する画面であり、選択チェックボタン321、ランキンググラフ322、推移グラフ323、スタックアップ324等を有する。ランキンググラフ322は画面の右端、推移グラフ323は画面の中央上部、スタックアップ324は画面の左端に配置される。
選択チェックボタン321は、分析項目を出勤時間、欠勤日数、遅刻回数、早退回数、イベント参加数、出張経費のいずれにするかを選択するためのボタンである。図7に示す例では、分析項目は出勤日数である。ヒト分析コクピット画面320では、集計単位は常に社員である。
ランキンググラフ322は、選択される分析項目の年度内又は当月の合計の多い順に、社員に関する特定データを整列するグラフである。分析項目の一つが選択されると、サーバ2は、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、ランキンググラフ322のデータを生成する。例えば、図7に示す例のように、分析項目が出勤日数の場合、サーバ2は、勤怠記録テーブル200の社員コード201ごとに、年度内又は当月の範囲内の出勤日202の数を集計し、ランキンググラフ322のデータを生成する。
推移グラフ323は、選択される特定データについて、年次の推移を表示するグラフである。推移グラフ323の表示形式は、棒グラフや折れ線グラフ等、推移を表示可能なものであれば良い。社員の特定データが選択されると(図7に示す例では、社員aが特定データとして選択されている。)、サーバ2は、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、推移グラフ323のデータを生成する。例えば、図7に示す例のように、分析項目が出勤日数の場合、サーバ2は、月単位で勤怠記録テーブル200の特定の社員コード201に関する出勤日202の数を集計し、推移グラフ323のデータを生成する。サーバ2は、今年度データ3231(黒塗りの棒グラフ)の他、前年度データ3232(白塗りの棒グラフ)も生成する。
スタックアップ324は、選択される特定データの年度内の予算に対する実績達成率を表示するグラフである。社員の特定データが選択されると、サーバ2は、社員予算テーブル150、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、スタックアップ324のデータを生成する。例えば、図7に示す例のように、分析項目が出勤日数の場合、サーバ2は、社員予算テーブル150の特定の社員コード152に関する年度内の出勤予定日数155を集計し、勤怠記録テーブル200の特定の社員コード201に関する年度内の出勤日202の数を集計し、スタックアップ324のデータを生成する。スタックアップ324の表示形式は、図6に示すスタックアップ316と同一である。
分析項目を一つ選択する手段は、カネ分析コクピット画面310と同様に、ユーザが端末3の入力部を介して選択する他に、デフォルト値をサーバ2の設定ファイルに記憶させても良い。
ヒト分析コクピット画面320によって、経営者は、企業のヒトに関する分析項目について、ランキング情報と、特定データに関する推移情報と、所定期間に関する予算に対する実績達成情報を、カネ分析コクピット画面310と同様に、単一の画面で確認することができる。
図8に示すモノ分析コクピット画面330は、企業のヒト、モノ、カネのうち、モノに関するデータを分析する画面であり、選択チェックボタン331、ランキンググラフ332、推移グラフ333、スタックアップ334等を有する。ランキンググラフ322は画面の右端、推移グラフ323は画面の中央上部、スタックアップ324は画面の左端に配置される。
選択チェックボタン331は、分析項目を稼働日数、稼働時間、待機日数、運用経費、維持経費のいずれにするかを選択するためのボタンである。図8に示す例では、分析項目は稼働日数である。モノ分析コクピット画面330では、集計単位は常に設備である。
ランキンググラフ332は、選択される分析項目の年度内又は当月の合計の多い順に、設備に関する特定データを整列するグラフである。分析項目の一つが選択されると、サーバ2は、設備申請テーブル180等のデータに基づいて、ランキンググラフ332のデータを生成する。例えば、図8に示す例のように、分析項目が稼働日数の場合、サーバ2は、設備申請テーブル180の設備コード182ごとに、年度内又は当月の範囲内の始期185から終期186までの日数を集計し、ランキンググラフ332のデータを生成する。
推移グラフ333は、選択される特定データについて、年次の推移を表示するグラフである。推移グラフ323の表示形式は、棒グラフや折れ線グラフ等、推移を表示可能なものであれば良い。設備の特定データが選択されると(図8に示す例では、工場設備が特定データとして選択されている。)、サーバ2は、設備申請テーブル180等のデータに基づいて、推移グラフ333のデータを生成する。例えば、図8に示す例のように、分析項目が稼働日数の場合、サーバ2は、月単位で設備申請テーブル180の特定の設備コード182に関する始期185から終期186までの日数を集計し、推移グラフ333のデータを生成する。サーバ2は、今年度データ3331(黒塗りの棒グラフ)の他、前年度データ3332(白塗りの棒グラフ)も生成する。
スタックアップ334は、選択される特定データの年度内の予算に対する実績達成率を表示するグラフである。設備の特定データが選択されると、サーバ2は、設備予算テーブル170、設備申請テーブル180等のデータに基づいて、スタックアップ334のデータを生成する。例えば、図8に示す例のように、分析項目が稼働日数の場合、サーバ2は、設備予算テーブル170の特定の設備コード172に関する年度内の稼働日数173を集計し、設備申請テーブル180の特定の設備コード182に関する始期185から終期186までの日数を集計し、スタックアップ334のデータを生成する。スタックアップ334の表示形式は、図6に示すスタックアップ316と同一である。
分析項目を一つ選択する手段は、カネ分析コクピット画面310と同様に、ユーザが端末3の入力部を介して選択する他に、デフォルト値をサーバ2の設定ファイルに記憶させても良い。
モノ分析コクピット画面330によって、経営者は、企業のモノに関する分析項目について、ランキング情報と、特定データに関する推移情報と、所定期間に関する予算に対する実績達成情報を、カネ分析コクピット画面310と同様に、単一の画面で確認することができる。
特に、カネ分析コクピット画面310、ヒト分析コクピット画面320及びモノ分析コクピット画面330は、表示形式が統一されていることから、データの把握が容易である。従って、経営者は、経営に必要なヒト、モノ、カネの情報を短時間に把握することができる。
図9に示す複合分析コクピット画面340aは、企業のヒト、モノ、カネのうち、ヒト、カネに関するデータを複合的に分析する画面であり、期間単位選択チェックボタン341、集計単位選択チェックボタン342、分析項目選択チェックボタン343、ランキンググラフ344、推移グラフ345、スタックアップ346、バジェットラン347等を有する。ランキンググラフ344は画面の右端、推移グラフ345は画面の中央上部、スタックアップ346は画面の左端、バジェットラン347は画面の中央下部に配置される。
期間単位選択チェックボタン341、集計単位選択チェックボタン342、分析項目選択チェックボタン343、ランキンググラフ344、スタックアップ346、バジェットラン347は、それぞれ、図6に示すカネ分析コクピット画面310の期間単位選択チェックボタン311、集計単位選択チェックボタン312、分析項目選択チェックボタン313、ランキンググラフ314、スタックアップ316、バジェットラン317と同様であるため、説明を省略する。
推移グラフ345は、集計単位が部門又は社員の場合(図9に示す例では社員)、選択される分析項目に関するデータ(図9に示す例では売上)の推移を棒グラフで表示し、部門或いは社員ごとの出勤日数又は出勤時間に関するデータの推移を折れ線グラフで表示するグラフである。
集計単位に関する特定データが選択されると(図9に示す例では、ランキンググラフ344の社員aが集計単位に関する特定データとして選択されている。)、サーバ2は、売上伝票テーブル210、売上伝票明細テーブル220、受注伝票テーブル、受注伝票明細テーブル、勤怠記録テーブル200等のデータに基づいて、推移グラフ345のデータを生成する。例えば、図9に示す例のように、集計単位が年次かつ社員、分析項目が売上の場合、サーバ2は、月単位で売上伝票テーブル210の特定の担当者コード215の合計218を集計し、推移グラフ345の棒グラフのデータを生成するとともに、月単位で勤怠記録テーブル200の特定の社員コード201に関する出勤日202の数を集計し、推移グラフ345の折れ線グラフのデータを生成する。集計単位が年次の場合、サーバ2は、売上の今年度データ3451(黒塗りの棒グラフ)及び出勤日数の今年度データ3453(実線の折れ線グラフ)の他、売上の前年度データ3452(白塗りの棒グラフ)及び出勤日数の前年度データ3454(点線の折れ線グラフ)も生成する。
サーバ2は、必要なデータを全て生成すると、生成されたデータを含む複合分析コクピット画面340aのデータをネットワーク4を介して端末3に送信する。端末3は、複合分析コクピット画面340aのデータを受信し、複合分析コクピット画面340aを表示する。
複合分析コクピット画面340aによって、経営者は、企業のカネ及びヒトに関する複数の分析項目の特定データに関する推移情報を単一の画面で確認することができる。
図10に示す複合分析コクピット画面340bは、複合分析コクピット画面340aにオプション情報が付加されたものである。ユーザが端末3の入力部を介して推移グラフ345の特定の領域(図10に示す例では4月の領域)を選択すると、サーバ2は、特定の領域に関するオプション情報のデータを生成し、複合分析コクピット画面340bのデータを端末3に送信する。例えば、10に示す例のように、ユーザが端末3の表示部において推移グラフ345の4月の領域にマウスポインタ348をマウスオーバーさせるか、又はクリックすると、サーバ2は、勤怠申請テーブル190を検索し、4月の領域に関するオプション情報として、社員aの特別休暇のデータ(図10に示す例では「4/15〜4/22:リフレッシュ休暇」)を生成する。
複合分析コクピット画面340bにおけるオプション情報の付加機能によって、経営者は、画面を変更することなく、気になるデータの関連情報を得ることができる。図10に示す例であれば、4月に社員aの出勤日数が少ない理由はリフレッシュ休暇であることが分かる。また、4月の売上は落ち込んでいるものの、5月、6月の売上が予算を大幅に超えている理由は、リフレッシュ休暇の効果が出ていると推測することができる。
図11は、人事管理画面400、設備管理画面410の一例である。図11(a)に示す人事管理画面400は、経営者や上司に通知が必要な社員の情報を設定する画面であり、通知する内容を示す項目401、通知先の社員を示す通知先402、通知する内容に関する日付を示す年月日403、通知期間を示すタイマー404等を含む。図11(a)に示す例は、社員IDが9012、社員名がfの社員の情報を設定する画面である。
図11(a)に示すように、項目401の一例としては、誕生日アラート、結婚記念日アラート、退職期限、リフレッシュ10年〜40年、定期昇進試験等があるが、これらの例に限定されるものではない。通知先402は、一人でも良いし、複数名でも良い。
ユーザが端末3の入力部を介して人事管理画面400のデータを入力すると、端末3は人事管理画面400のデータをサーバ2に送信する。サーバ2は、人事管理画面400のデータを人事管理テーブル120に記憶する。
図11(b)に示す設備管理画面410は、管理者に通知が必要な設備の情報を設定する画面であり、設備を一意に識別する設備コード411と、設備の分類を示す設備分類412と、設備名称413と、通知する内容を示す項目414、通知先の社員を示す通知先415、通知する内容に関する日付を示す年月日416、通知期間を示すタイマー417等を含む。
図11(b)に示すように、項目414の一例としては、車検、保険、検査等があるが、これらの例に限定されるものではない。通知先415は、一人でも良いし、複数名でも良い。
ユーザが端末3の入力部を介して設備管理画面410のデータを入力すると、端末3は設備管理画面410のデータをサーバ2に送信する。サーバ2は、設備管理画面410のデータを設備管理テーブル130に記憶する。尚、設備分類412及び設備名称413は、設備コード411ごとに設備分類テーブル(不図示)や設備マスタテーブル(不図示)に記憶されている。
図12は、通知画面420a、420bの一例である。通知画面420a、420bは、社員又は設備を一意に識別するコード421、社員名/設備名422、通知内容423、年月日424、非表示ボタン425等を有する。サーバ2は、ユーザによるログインを認証すると、人事管理テーブル120を検索し、通知先社員コード124がログイン中のユーザの社員コードを含む、かつ現在の日付が年月日125からタイマー126の日数を引いた日付以上で年月日125以下、の条件を満たすデータを取得するとともに、設備管理テーブル130を検索し、通知先社員コード134がログイン中のユーザの社員コードを含む、かつ現在の日付が年月日135からタイマー136の日数を引いた日付以上で年月日135以下、の条件を満たすデータを取得し、通知画面420a、420bのデータとして端末3に送信する。端末3は、通知画面420a、420bを表示する。
ユーザは、再通知が不要なデータについては端末3の入力部を介して非表示ボタン425を押下する。これに対して、サーバ2は、端末3から非表示の指示を受信し、人事管理テーブル120又は設備管理テーブル130から該当のデータを削除する。
図12(a)に示す通知画面420aは、社長に対する通知画面である。通知画面420aでは、社員fの誕生日アラートの通知と、社員dの結婚記念日アラートの通知が表示されている。社長は、これらの情報を確認し、社員fやdに話しかけてモチベーションの向上を促すことができる。例えば、誕生日や結婚記念日の当日は定時退社を指示しても良い。
図12(b)に示す通知画面420bは、総務課長に対する通知画面である。通知画面420bでは、社員bのリフレッシュ10年の通知と、設備せ2183の車検の通知が表示されている。これによって、間接部門における人事や設備の管理負担が軽減する。
図13は、報告書分析コクピット画面350の一例である。報告書分析コクピット画面350は、報告書に関するデータを分析する画面であり、報告書区分選択チェックボタン351、分析項目選択チェックボタン352、ランキンググラフ353、推移グラフ354等を有する。ランキンググラフ353は画面の右端、推移グラフ354は画面の中央上部に配置される。
報告書区分選択チェックボタン351は、報告書区分をインシデント、アクシデントのいずれにするかを選択するためのボタンである。図13に示す例では、報告書区分はインシデントである。分析項目選択チェックボタン352は、分析項目を部門、社員、時間帯のいずれにするかを選択するためのボタンである。図13に示す例では、分析項目は時間帯である。
ランキンググラフ353は、選択される報告書区分の年度内又は当月の合計件数の多い順に、分析項目に関する特定データを整列するグラフである。分析項目の一つが選択されると、サーバ2は、報告書テーブル230等のデータに基づいて、ランキンググラフ353のデータを生成する。例えば、図13に示す例のように、分析項目が時間帯の場合、サーバ2は、報告書テーブル230の発生日時235に基づいて、選択される報告書区分コード234に合致する年度内又は当月の範囲内のデータ数を1時間ごとに集計し、ランキンググラフ353のデータを生成する。
推移グラフ354は、選択される特定データについて、年次の推移を表示するグラフである。推移グラフ354の表示形式は、棒グラフや折れ線グラフ等、推移を表示可能なものであれば良い。分析項目の特定データが選択されると(図13に示す例では、時間帯13:00〜14:00が特定データとして選択されている。)、サーバ2は、報告書テーブル230等のデータに基づいて、推移グラフ354のデータを生成する。例えば、図13に示す例のように、分析項目の特定データが時間帯13:00〜14:00の場合、サーバ2は、報告書テーブル230の発生日時235に基づいて、時間帯13:00〜14:00に合致するデータ数を月単位で集計し、推移グラフ354のデータを生成する。サーバ2は、今年度データ3541(黒塗りの棒グラフ)の他、前年度データ3542(白塗りの棒グラフ)も生成する。
分析項目を一つ選択する手段は、カネ分析コクピット画面310と同様に、ユーザが端末3の入力部を介して選択する他に、デフォルト値をサーバ2の設定ファイルに記憶させても良い。
報告書分析コクピット画面350によって、経営者は、報告されているトラブルの傾向を分析し、トラブルを防止するための対応策を実行することが可能となる。例えば、介護施設等を運営する社会福祉法人であれば、各施設でのトラブルの傾向を分析し、トラブルを防止するために人員の配置変更等の対応策を実行することができる。
図14は、中期計画立案画面430、月別成長率入力画面440の一例である。図14(a)に示す中期計画立案画面430は、所定期間(図14(a)に示す例では3年間)の中期計画を立案するための画面である。中期計画立案画面430は、例えば、年度431と、年間売上432と、年間成長率433と、再計算ボタン434と、月別成長率入力ボタン435と、を含む。
サーバ2は、初めて中期計画立案画面430を端末3に表示させる場合、直近の過去年度の実績に基づいて、未来の年度の予算を設定する。具体的には、サーバ2は、未来の年度の年間成長率が直近の過去年度の年間成長率と同一と仮定し、直近の過去年度の年間売上及び年間成長率を用いて、未来の年度の年間売上を設定する。図14(a)に示す例では、サーバ2は、2016年(予算)〜2018年(予算)の年間成長率(%)を2015年(実績)の年間成長率20%と同一に設定し、2016年(予算)の年間売上=1,200,000(千円)×1.2=1,440,000(千円)、2017年(予算)の年間売上=1,440,000(千円)×1.2=1,728,000(千円)、2018年(予算)の年間売上=1,728,000(千円)×1.2=2,073,600(千円)、と設定する。
ユーザが、端末3の入力部を介して、2016年(予算)〜2018年(予算)のいずれかの年間成長率433を修正し、再計算ボタン434を押下すると、サーバ2は、修正される年間成長率433に基づいて、年間売上の再計算を行う。
ユーザが、端末3の入力部を介して、月別成長率入力ボタン435を押下すると、サーバ2は、図14(b)に示す月別成長率入力画面440のデータを端末3に送信し、端末3は月別成長率入力画面440を表示する。
月別成長率入力画面440は、月別成長率入力表441と、再計算ボタン442と、を含む。月別成長率入力表441は、未来の年度の月別成長率を入力するための表である。ユーザが、端末3の入力部を介して、月別成長率入力表441を入力し、再計算ボタン442を押下すると、サーバ2は、入力される月別成長率入力表441及び直近の過去年度の月別売上(不図示)に基づいて、未来の年度の月別売上(不図示)を計算し、未来の年度の年間成長率433及び年間売上432を再設定する。
中期計画立案画面430及び月別成長率入力画面440によって、経営者は、中期計画を効率的に立案することができる。
以上、本発明の実施形態によれば、中小企業の経営者のニーズに合致する経営管理システム1を提供することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る経営管理システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………経営管理システム
2………サーバ
3………端末
4………ネットワーク
100………社員マスタテーブル
110………家族情報テーブル
120………人事管理テーブル
130………設備管理テーブル
140………商品予算テーブル
150………社員予算テーブル
160………部門予算テーブル
170………設備予算テーブル
180………設備申請テーブル
190………勤怠申請テーブル
200………勤怠記録テーブル
210………売上伝票テーブル
220………売上伝票詳細テーブル
230………報告書テーブル
300………メインコクピット画面
310………カネ分析コクピット画面
320………ヒト分析コクピット画面
330………モノ分析コクピット画面
340a、340b………複合分析コクピット画面
350………報告書分析コクピット画面
400………人事管理画面
410………設備管理画面
420a、420b………通知画面
430………中期計画立案画面
440………月別成長率入力画面

Claims (1)

  1. サーバ及び端末がネットワークを介して接続される経営管理システムであって、
    前記サーバは、第1集計単位を選択するためのボタン及び第1分析項目を選択するためのボタンと、選択される前記第1分析項目の合計の多い順に、選択される前記第1集計単位に関する第1特定データを整列する第1ランキンググラフと、選択される前記第1特定データの推移を示す第1推移グラフと、選択される前記第1特定データの第1所定期間の予算に対する第1実績達成率を示す第1スタックアップと、選択される前記第1特定データの第2所定期間の予算に対する第2実績達成率を示す第1バジェットランと、を含むカネ分析コクピット画面のデータを前記端末に送信し、
    前記端末は、前記カネ分析コクピット画面を表示し、
    前記第1集計単位は、商品、顧客、部門及び社員を含み、
    前記第1分析項目は、売上、利益及び時間当たり利益を含み、
    前記第1所定期間は、前記第2所定期間よりも長く、
    前記第1スタックアップは、下方から上方へ伸びる目盛りに対して、予算の100%の位置に配置される予算マーカーの位置と相対的に配置される実績マーカーによって前記第1実績達成率を示し、
    前記第1バジェットランは、アナログの速度計を模した表示形式であり、前記第2実績達成率を前記速度計の針の位置によって示し、
    更に、前記サーバは、社員を一意に識別する社員コードと、通知を一意に識別する管理コードと、通知する内容を示す項目と、通知先の社員を示す通知先社員コードと、通知する内容に関する日付を示す年月日と、通知の開始日数を示すタイマーと、を含む人事管理テーブルを記憶し、
    前記サーバは、ユーザによるログインを認証すると、前記人事管理テーブルを検索し、
    前記通知先社員コードがログイン中のユーザに係る前記社員コードを含む、かつ現在の日付が前記年月日から前記タイマーを引いた日付以上で前記年月日以下の条件を満たすデータを取得し、通知画面のデータとして前記端末に送信し、
    前記端末は、前記通知画面を表示し、
    更に、前記サーバは、未来の年度の年間成長率が直近の過去年度の前記年間成長率と同一と仮定し、直近の過去年度の年間売上及び前記年間成長率を用いて、未来の年度の前記年間売上を設定し、
    ユーザが、前記端末の入力部を介して、未来の年度の月別成長率を入力すると、前記サーバは、入力される前記月別成長率及び直近の過去年度の月別売上に基づいて、未来の年度の前記月別売上を計算し、未来の年度の前記年間成長率及び前記年間売上を再設定する
    ことを特徴とする経営管理システム。
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