JP6399951B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動装置に関する。
特許文献1に、揺動歯車と、該揺動歯車を揺動させるクランク軸と、該クランク軸をクランク軸軸受を介して支持するキャリヤと、を有する揺動歯車装置を備えた駆動装置が開示されている。
揺動歯車装置のキャリヤは、クランク軸軸受が配置される第1貫通孔と、第1貫通孔から径方向にずれた位置に配置される第2貫通孔と、を備えている。キャリヤは、被駆動機器の部材(揺動歯車装置にとって相手部材)と連結される。これにより、駆動装置は、揺動歯車装置の出力を該相手部材に伝達している。
特開2007−211944号公報(図1)
上記特許文献1において開示されている駆動装置では、キャリヤが相手部材と連結されたときに、該相手部材によってクランク軸軸受が配置される第1貫通孔の端部が閉塞される構成とされていた。そのため、クランク軸軸受近傍の潤滑剤を良好に循環させることができず、潤滑剤の温度が上昇してクランク軸軸受の寿命が短くなり易いという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解消するためになされたものであって、揺動歯車装置のクランク軸軸受の寿命をより伸長させることのできる駆動装置を提供することをその課題としている。
本発明は、揺動歯車、該揺動歯車を揺動させるクランク軸、および該クランク軸をクランク軸軸受を介して支持するキャリヤを備えた揺動歯車装置と、該揺動歯車装置の前記キャリヤに連結される相手部材と、を備えた駆動装置において、前記キャリヤは、前記クランク軸軸受が配置される第1貫通孔と、該第1貫通孔から径方向にずれた位置に配置される第2貫通孔と、を備え、前記相手部材は、前記キャリヤの反揺動歯車側の端面に取り付けられ、かつ、前記相手部材の前記キャリヤへの取付面に、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに跨がる凹部が形成されており、前記キャリヤは、前記相手部材に前記凹部が設けられていない状態では、前記相手部材と前記キャリヤとの間で前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とが連通しない形状であり、前記凹部は、軸方向から見て前記第1貫通孔および前記第2貫通孔のいずれにも重なることなく周方向に連続する潤滑剤循環部を含んでいる構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、相手部材のキャリヤへの取付面に、クランク軸軸受が配置される第1貫通孔と、該第1貫通孔から径方向にずれた位置に配置される第2貫通孔とに跨がる凹部が形成されている。このため、当該相手部材に形成された凹部を介して第1貫通孔と第2貫通孔との間で潤滑剤を移動させることができる。これにより、クランク軸軸受の近傍の潤滑剤の循環性をより向上させ、該クランク軸軸受の寿命をより伸長させることができる。
本発明によれば、揺動歯車装置のクランク軸軸受の寿命をより伸長させることのできる駆動装置を得ることができる。
本発明の実施形態の一例に係る駆動装置の構成を示す全体断面図 図1の駆動装置の矢視II−II線に沿う断面図 図1の駆動装置の要部拡大断面図 本発明の他の実施形態の例に係る図3相当の要部拡大断面図 本発明のさらに他の実施形態の例に係る図3相当の要部拡大断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例に係る駆動装置を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係る駆動装置の構成を示す全体断面図、図2は、図1の駆動装置の矢視II−II線に沿う断面図、図3は、図1の駆動装置の要部拡大断面図である。
この駆動装置D1は、揺動歯車装置10と、該揺動歯車装置10の後述する第1キャリヤ(キャリヤ)31に連結される相手部材と、を構成要素として備える。
始めに、揺動歯車装置10の概略から説明する。
この揺動歯車装置10は、振り分けタイプと称される偏心揺動型の減速装置である。揺動歯車装置10は、外歯歯車(揺動歯車)12と、該外歯歯車12を揺動させるクランク軸14を備える。外歯歯車12は、揺動しながら内歯歯車16に内接噛合している。揺動歯車装置10は、外歯歯車12と内歯歯車16の相対回転を出力として取り出している。
揺動歯車装置10は、クランク軸14を駆動するためのクランク軸歯車18を複数(この例では3個:図1では1個のみ図示)備えている。各クランク軸歯車18は、入力軸11に設けられた入力歯車13と同時に噛合している。各クランク軸歯車18は、内周にクランク軸14と連結するための内スプライン18Aを備える。
クランク軸14は、軸体14Aの端部外周に、クランク軸歯車18の内スプライン18Aと連結される外スプライン14Bを備える。クランク軸14は、内歯歯車16の軸心C16からR14だけオフセットした位置に、複数配置されている。クランク軸14は、この例では3本(図1では1本のみ図示)備えられ、円周方向に120度の間隔で配置されている。
各クランク軸14は、外歯歯車12を揺動回転させるための2個の偏心体14Cを備える。各偏心体14Cは、それぞれクランク軸14の軸心C14に対して偏心量eだけ偏心した軸心C14Cを有する円柱で構成されている。2個の偏心体14Cの偏心位相差は、この例では180度である(互いに離反する方向に偏心している)。3本のクランク軸14は、それぞれ同様の構成とされ、各クランク軸14の軸方向同一位置にある偏心体14C同士の偏心位相は同一である。
偏心体14Cの外周には偏心体軸受20を介して外歯歯車12が組み込まれている。外歯歯車12は、内歯歯車16に内接噛合している。内歯歯車16は、内歯歯車本体16Aと内歯ピン16Bを有している。内歯歯車本体16Aは、揺動歯車装置10のケーシング17と一体化され、周方向に複数のピン溝16Cを有している。内歯ピン16Bは、円筒状の部材で構成されている。内歯ピン16Bは、内歯歯車本体16Aのピン溝16Cに回転自在に組み込まれ、該内歯歯車16の内歯を構成している。内歯歯車16の歯数(内歯ピン16Bの本数)は、外歯歯車12の歯数よりも僅かだけ(この例では1だけ)多い。
外歯歯車12の軸方向両側には、第1キャリヤ(キャリヤ)31および第2キャリヤ32が配置されている。第1キャリヤ31からは、キャリヤピン33が一体的に突出されている。第1キャリヤ31と第2キャリヤ32は、キャリヤピン33を介して連結ボルト34により連結されている。一体化された第1キャリヤ31、キャリヤピン33、および第2キャリヤ32により、キャリヤブロックCaが構成されている。
第1、第2キャリヤ31、32は、前記クランク軸14を、一対の円錐ころ軸受35を介して支持している。第1、第2キャリヤ31、32は、一対のアンギュラ玉軸受36を介してケーシング17に支持されている。
外歯歯車12は、径方向中央に中央貫通孔12Cを有し、該中央貫通孔12Cからオフセットした位置にキャリヤピン孔12Aを有する。キャリヤピン33は、キャリヤピン孔12Aを非接触で(隙間を有して)貫通している。ケーシング17と第1キャリヤ31との間にはオイルシール37が配置されている。
本実施形態では、ケーシング17には、ケーシングボルト41を介して図示せぬロボットの第1アーム(全体は図示略)38が連結される。第1キャリヤ31には、連結ボルト40を介してロボットの第2アーム(相手部材:全体は図示略)42が連結される。符号42Kは、連結ボルト40のボルト孔である。揺動歯車装置10のケーシング17と第1キャリヤ31を含むキャリヤブロックCaが相対回転することにより、第1アーム38と第2アーム42とを相対的に回転させることができる。
ここで、駆動装置D1の要部構成についてより詳細に説明する。
駆動装置D1は、上述した揺動歯車装置10と、該揺動歯車装置10の第1キャリヤ(キャリヤ)31と連結される前記ロボットの第2アーム(相手部材)42と、を構成要素として備える。
既に説明したように、揺動歯車装置10は、外歯歯車(揺動歯車)12と、該外歯歯車12を揺動させるクランク軸14と、該クランク軸14を円錐ころ軸受(クランク軸軸受)35を介して支持する第1キャリヤ(キャリヤ)31を備えている。第1キャリヤ31は、第2アーム42と連結ボルト40を介して連結されている。
揺動歯車装置10の第1キャリヤ31は、第1貫通孔51および第2貫通孔52を備えている。
第1キャリヤ31の第1貫通孔51に、クランク軸14を支持する前記円錐ころ軸受35が配置されている。第1貫通孔51の軸心C51は、クランク軸14の軸心C14と同心である。第1貫通孔51は、第1キャリヤ31の軸心C31から径方向にR14だけオフセットされた位置に形成されている。つまり、第1貫通孔51の軸心C51は、第1キャリヤ31の軸心C31から径方向にR51(=R14)だけ離れている。
第1貫通孔51は、第1キャリヤ31を軸方向に貫通している。第1貫通孔51の軸と直角の断面は、内径D51の円形である。したがって、第1貫通孔51の最内部(第1キャリヤ31の軸心C31に最も近い部分:図2参照)51Aの、第1キャリヤ31の軸心C31からの距離S51Aは、{R51−(D51/2)}である。
第1キャリヤ31の第2貫通孔52は、該第1貫通孔51から径方向にR51だけずれた位置に配置されている。具体的には、第2貫通孔52の軸心C52は、第1キャリヤ31の軸心C31と同一であり、第1貫通孔51の軸心C51から径方向内側にR51だけ離れている。
第2貫通孔52は、第1キャリヤ31を軸方向に貫通している。第2貫通孔52は、円形の小径部52Aと円形の大径部52Bを備える。具体的には、第2貫通孔52の軸方向外歯歯車側(クランク軸14を支持している円錐ころ軸受35が配置されている側)が、内径D52Aが小さい小径部52Aとされている。これにより、第1キャリヤ31の軸方向外歯歯車側の肉厚を大きく確保し、円錐ころ軸受35の支持強度を高めている。これに対し、第2貫通孔52の軸方向反外歯歯車側(円錐ころ軸受35が配置されていない側)は、内径D52Bが大きい大径部52Bとされている。これにより、軽量化、低コスト化を図っている。つまり、第2貫通孔52の反外歯歯車側の開口(第2アーム42側の開口)は、内径D52Bの大径部52Bの開口で構成されている。
第1貫通孔51の最内部51Aと第2貫通孔52の最外部(第1キャリヤ31の軸心C31から最も遠い部分:第2貫通孔52の内周と同じ)52Cは、径方向において距離δ(51−52)だけ離れている。この第1貫通孔51の最内部51Aと第2貫通孔52の最外部52Cとの径方向の離反距離δ(51−52)は、具体的には、{S51A−(D52B/2)}に相当する。
なお、第2キャリヤ32にも、第1キャリヤ31の第1貫通孔51の軸心C51と同一の軸心位置に貫通孔32Aが形成されている(図1参照)。貫通孔32Aには一対の円錐ころ軸受35のうちの他方が配置され、クランク軸14の他端側を支持している。また、第2キャリヤ32には、第2貫通孔52の軸心C52と同一の軸心位置に貫通孔32Bが形成されている。貫通孔32Bは、外歯歯車12の中央貫通孔12Cと第2キャリヤ32の反外歯歯車側の空間P1を連通している。
また、外歯歯車12の中央貫通孔12Cの近傍の軸方向幅は、偏心体軸受20の全軸方向幅より小さく、かつ、中央貫通孔12Cの近傍の外歯歯車12の軸方向中心と偏心体軸受20の軸方向中心は、ずれている。さらに、中央貫通孔12Cの近傍の2枚の外歯歯車12は、互いに軸方向に離れて配置されている(隙間を有して対向している)。これにより、外歯歯車12の中央貫通孔12C近傍の潤滑剤が、外歯歯車12の軸方向側部を通ってクランク軸14の偏心体軸受20側に容易に径方向に移動することができるようにしている。
一方、相手部材である第2アーム42は、第1キャリヤ31の外周(インロー部)31Bと嵌合するインロー部42Bを備えている。インロー部42Bは、第2アーム42の外周端部から軸方向第1キャリヤ31側にL42Cだけ突出形成された突出部42Cを備える。突出部42Cの内周がインロー部42Bを構成している。突出部42Cの内周を軸方向から見た形状(インロー部42Bを軸方向から見た形状)は円形である。第2アーム42は、インロー部42Bを第1キャリヤ31の外周31Bに外嵌させた状態で第1キャリヤ31の反外歯歯車側の端面31Eに、連結ボルト40を介して取り付けられる。
第2アーム42の第1キャリヤ31への取付面42Eには、第1貫通孔51と第2貫通孔52とに跨がる凹部42Aが形成されている。本実施形態では、凹部42Aは、3つの第1貫通孔51の全てと第2貫通孔52とに跨がっている。本実施形態では、この凹部42Aは、前記インロー部42Bと同心の軸心C42Aを有する円形凹部で構成されている。凹部42Aの軸心C42Aは第1キャリヤ31の軸心C31とも同心である。凹部42Aの半径はr42A、内径はD42A、深さはH42Aである。
凹部42Aの半径r42Aは、第1貫通孔51の最内部51Aの第1キャリヤ31の軸心C31からの離反距離S51Aよりも大きい。また、凹部42Aの内径D42Aは、第2貫通孔52の大径部52Bの内径D52Bよりも大きい。
このため、凹部42Aは、軸方向から見たときに第2貫通孔52の全部と重なっており、かつ、第1貫通孔51と寸法δ(r42A−S51A)だけ重なっている。つまり、凹部42Aは、第1貫通孔51と第2貫通孔52とに跨がって形成されている。換言するならば、第1貫通孔51および第2貫通孔52は、凹部42Aを介して連通している。
また、凹部42Aは、第1貫通孔51および第2貫通孔52のいずれにも軸方向から見て重なることなく周方向に一周している潤滑剤循環部76を含んでいる。潤滑剤循環部76は、インロー部42Bの軸心C42B(=第1キャリヤ31の軸心C31)と同心のリング状に形成されている。この実施形態での潤滑剤循環部76は、第2貫通孔52の外側に位置しており、その径方向幅は、δ(51−52)である。
第2アーム42のインロー部42Bの突出部42Cの内径D42Cは、第1キャリヤ31の外径d31と同一である。インロー部42Bの突出部42Cの内周を軸方向から見た形状(インロー部42Bの形状)は円形である。また、凹部42Aの内周を軸方向から見た形状(凹部42Aの形状)も円形である。したがって、凹部42Aを軸方向から見た形状と、インロー部42Bを軸方向から見た形状は、相似形である。
次に、本実施形態に係る駆動装置D1の作用を説明する。
始めに揺動歯車装置10の減速作用から説明する。入力軸11が回転すると、入力歯車13と同時に噛合している3個のクランク軸歯車18が同一の方向に同一の回転速度で回転する。
各クランク軸歯車18は、該クランク軸歯車18の内スプライン18Aおよびクランク軸14の外スプライン14Bの噛合を介して、クランク軸14と連結されている。そのため、3本のクランク軸14が同一の方向に同一の回転速度で回転する。その結果、各クランク軸14の軸方向同位置にそれぞれ形成された2個の偏心体14Cが同期して180度の偏心位相差で回転する。これにより、偏心体軸受20を介して外歯歯車12が180度の偏心位相差で揺動する。
各外歯歯車12は、それぞれ内歯歯車16に内接噛合している。このため、各外歯歯車12が1回揺動する毎に、該外歯歯車12は、内歯歯車16に対して歯数差分(この実施形態では1歯分)円周方向の位相がずれる(自転する)。この外歯歯車12の自転は、各クランク軸14の内歯歯車16の軸心C16の周りの公転として、一対の円錐ころ軸受(クランク軸軸受)35を介して第1キャリヤ31および第2キャリヤ32に伝達される。
第1キャリヤ31および第2キャリヤ32は、第1キャリヤ31と一体化されたキャリヤピン33および連結ボルト34を介して互いに連結されている。これにより、ケーシング17に連結された第1アーム38に対して、第1キャリヤ31に連結された第2アーム42を相対的に回転させることができる。
ここで、第1キャリヤ31の第1貫通孔51に配置された円錐ころ軸受35は、クランク軸14の一端を第1キャリヤ31に回転自在に支持し、該クランク軸14の公転成分を第1キャリヤ31に伝達する機能を担う。そして、第1貫通孔51の円錐ころ軸受35には、偏心体軸受20が隣接して配置されている。偏心体軸受20は、クランク軸14の偏心体14Cの偏心回転を外歯歯車12に伝達して該外歯歯車12を揺動させると共に、外歯歯車12の自転成分(クランク軸14の公転成分)をクランク軸14に伝達する機能を担う。そのため、円錐ころ軸受35は、自身および隣接する偏心体軸受20の熱負荷により、過熱した状況となり易い。
従来は、円錐ころ軸受35が配置される第1貫通孔51は、相手部材である第2アーム42が第1キャリヤ31の反外歯歯車側の端面31Eに取り付けられることによって、該第2アーム42側の開口が閉塞されていた。そのため、潤滑剤が第1貫通孔51を軸方向に貫通して流れることができず、第1貫通孔51に配置された円錐ころ軸受35の近傍の潤滑剤の温度が、一層上昇し易くなっていた。
しかし、本実施形態においては、第2アーム42は、第1キャリヤ31への取付面42Eに、第1貫通孔51と第2貫通孔52とに跨がる凹部42Aが形成されている。そのため、この第2アーム42の凹部42Aは、第2アーム42が第1キャリヤ31の反外歯歯車側の端面31Eに連結された際に、第1貫通孔51と第2貫通孔52とを連結する通路となる。
したがって、円錐ころ軸受35の近傍の潤滑剤は、第1貫通孔51内を軸方向に移動することができ、凹部42Aを介して第1貫通孔51側と第2貫通孔52側との間を移動することができる。
また、この実施形態では、外歯歯車12の中央貫通孔12Cの近傍の軸方向幅は、偏心体軸受20の全軸方向幅より小さく、かつ、中央貫通孔12Cの近傍の外歯歯車12の軸方向中心と偏心体軸受20の軸方向中心は、ずれている。さらに、中央貫通孔12Cの近傍の2枚の外歯歯車12は、互いに軸方向に離れて配置されている(隙間を有して対向している)。そのため、外歯歯車12の中央貫通孔12C近傍の冷たい潤滑剤が、(偏心体14Cのポンプ作用によって)外歯歯車12の軸方向側部の隙間を通って偏心体軸受20側に容易に移動することができる。移動した潤滑剤は、第1キャリヤ31の第1貫通孔51を通って凹部42Aに移動でき、凹部42Aからさらに第2貫通孔52を経て中央貫通孔12Cの近傍に戻ることができる。なお、運転状況によっては、潤滑剤は、上記とは逆の方向に移動することもある。いずれの場合も、凹部42Aが存在することによって、第1貫通孔51は第2貫通孔52と連通状態となり、円錐ころ軸受35のみならず偏心体軸受20をも、より円滑に潤滑することができる。
また、本実施形態に係る凹部42Aは、第1貫通孔51および第2貫通孔52のいずれにも軸方向から見て重なることなく周方向に一周している潤滑剤循環部76を含んでいる。そのため、潤滑剤は、単に第1貫通孔51と第2貫通孔52との間を「径方向」に移動するだけでなく、自由に周方向に流動でき、潤滑剤の周方向の流れをより円滑化させることができる。また、この潤滑剤循環部76が存在することによって、例えば、第1貫通孔51同士を周方向に連通する通路を設けることによって周方向に一周する通路を形成する構成と比較して、一部の第1貫通孔51に対してのみ潤滑剤が多量に供給され、他の一部の第1貫通孔51にまでは潤滑剤が良好に行き渡らないという不具合が発生するのをより防止することができる。つまり、周方向に点在する第1貫通孔51に跨がって周方向に一周する通路を形成する構成と比較して、潤滑剤をより確実に全周に行き渡らせることができる。
さらに、本実施形態においては、第2アーム(相手部材)42は、第1キャリヤ31の外周(インロー部31B)とインロー嵌合するインロー部42Bを備え、凹部42Aを軸方向から見た形状とインロー部42Bを軸方向から見た形状が相似形(具体的には円形のインロー部42Bと同心の円形の凹部42A)とされている。そのため、本実施形態における凹部42Aは、第2アーム42のインロー部42Bを加工する際に、同時に形成することが可能である。
より具体的に説明すると、第2アーム42のインロー部42Bは、通常、ワークである第2アーム42を旋盤に載せて(チャッキングして)軸心C42B周りで回転させ、ツール(バイト)を、突出部42C(インロー部42B)を残すように切り込んで径方向に移動させることによって加工する。凹部42Aは、このインロー部42Bの加工を行う際に、径方向中央において、凹部42Aの軸方向深さH42Aの分だけより深くツールを軸方向に移動させるだけで加工することができる。そのため、製造上の工数を殆ど増大させることなく加工を完了できる。
なお、インロー部42B(突出部42Cの内周)については、同一のチャッキングのまま、ツールを替えたり、あるいはツールの移動速度を遅くしたりして仕上げ加工を行うが、凹部42Aについては、当該仕上げ加工はしなくてもよい。
本実施形態に係る駆動装置D1では、潤滑剤の供給を促進させる凹部42Aを形成するに当たって、揺動歯車装置10側については、設計変更あるいは追加加工等が全く不要である。そのため、揺動歯車装置10については、全て同一の構造で量産し、円錐ころ軸受35が熱負荷的に厳しくなるような設置環境の相手部材(第2アーム42)に組み込まれるときにのみ、該相手部材を追加加工することで対応できる。そのため、無駄のない熱負荷対応が可能である。
なお、上記実施形態においては、凹部42Aとして、第2アーム42のインロー部42Bの軸心C42Bと同心の単純な円形凹部を形成するようにしていた。しかし、凹部の具体的な形状は、特にこのような円形凹部に限定されない。例えば、相手部材の軸心を含まない(相手部材の軸心近傍が凹部となっていない)リング状の凹部とされていてもよい。この場合、該リング状の凹部の外周部が第1貫通孔に跨がり、内周部が第2貫通孔に跨がるように形成する。このようなリング状の凹部であっても、先の実施形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。例えば、当該リング状の凹部は、該凹部を軸方向から見た形状と、インロー部(42B)を軸方向から見た形状が、共に円形であって相似形である。したがって、先の円形凹部(42A)と同様に、インロー部(42B)を形成する際に、同時に加工することができる。むしろ、相手部材の軸心近傍の加工(切削)を省略できる分、軸心(C42A)まで凹部とされている先の円形凹部(42A)と比較して、より少ない加工工数で、凹部の加工を完了することができる。
なお、上記実施形態においては、相手部材の凹部を、該相手部材を、直接加工することによって形成するようにしていた。しかし、相手部材の凹部は、必ずしも相手部材を直接加工しなくても設けることができる。この例を、図4および図5に示す。
図4の構成例では、第2アーム(相手部材)142は、本体部材142Qと該本体部材142Qと第1キャリヤ31との間に配置されるプレート(補助部材)142Pを備えている。プレート142Pは、径方向中央部に円形の貫通孔142Aを備える。この貫通孔142Aが「第2アーム142の凹部」を構成している。
図4の構成例のプレート142Pは、貫通孔142Aを有する単純な平板で構成されている。なお、プレート142Pの軸方向両端面には、液状パッキン等が塗布され、プレート142Pは、密封状態で本体部材142Qと第1キャリヤ31との間に介在される。
貫通孔142Aの半径はr142A、内径はD142Aである。貫通孔142Aの内径D142Aは、第2貫通孔52の開口(大径部52Bの開口)の内径D52Bより大きく、かつ、貫通孔142Aの半径r142Aは、第1貫通孔51の最内部51Aの、第1キャリヤ31の軸心C31からの距離S51Aよりも大きい。したがって、貫通孔142Aは、軸方向から見たときに第2貫通孔52の全部と重なっており、かつ、第1貫通孔51と寸法δ(r142A−S51A)だけ重なっている。つまり、貫通孔142Aは、(3つの)第1貫通孔51と第2貫通孔52とに跨って形成されている。
第1貫通孔51および第2貫通孔52は、このプレート142Pの貫通孔142Aを介して連通している。図4の構成例の場合、プレート142Pの厚さW142Pが、凹部の深さに相当することになる。
図4の構成例は、第2アーム142のインロー部142Bの突出部142Cの軸方向の突出長さL142Cよりも厚さW142Pが薄いプレート142Pを介在させるだけで凹部を形成できるため、本体部材142Qに対する凹部の加工が不要になるというメリットが得られる。なお、プレート142Pは、貫通孔142Aを有する単純な平板で構成されているため、例えば打ち抜き加工等で容易に製造することができる。
その他の構成については、先の実施形態と同様であるため、図中で同一または機能的に類似する部位に同一、または下2桁が同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
図5の構成例においても、第2アーム(相手部材)242は、本体部材242Qと該本体部材242Qと第1キャリヤ31との間に配置されるプレート(補助部材)242Pを備えている。プレート242Pは、貫通孔242Aを備え、図4の構成例と同様に、この貫通孔242Aが「第2アーム242の凹部」を構成している。
第2アーム242の本体部材242Qのインロー部242Bは、通常の軸方向の突出長さL242Cの突出部242Cを有している。つまり、この図5の本体部材242Qは、通常の第2アーム(凹部42Aの形成されていない図1〜図3の第2アーム42)と同一である。
プレート242Pは、軸方向本体部材242Q側の外周面に、本体部材242Qのインロー部242Bと嵌合可能な第1継インロー部242Fを備える。また、プレート242Pは、軸方向第1キャリヤ31側の内周面に、第1キャリヤ31のインロー部31Bと嵌合可能な第2継インロー部242Gを備える。
図5の構成例では、第2アーム242(本体部材242Q)側を全く加工することなく、また、揺動歯車装置10側を全く加工することなく、大きな軸方向深さW242Aを有する貫通孔(凹部)242Aを、強度低下を引き起こすことなく自由に設けることが可能である。大きな軸方向深さW242Aを有する貫通孔242Aは、いわゆる「油溜まり」としての機能を有するため、円錐ころ軸受35の潤滑性をより高めることができる。
なお、上記実施形態においては、凹部として、相手部材のインロー部と同心の円形凹部(或いは円形のリング状の凹部)を採用するようにしていたが、本発明における凹部の形状は、必ずしも相手部材のインロー部の形状と相似形である必要はない。また、凹部とインロー部は、同心である必要もなく、さらには、円形である必要もない。例えば、矩形状に形成されていてもよい。要は、相手部材のキャリヤへの取付面に、第1貫通孔と第2貫通孔とに跨って凹部が形成されていればよい。
また、上記実施形態においては、駆動装置が備える揺動歯車装置として、外歯歯車が揺動歯車を構成し、クランク軸によって外歯歯車が内歯歯車に対して揺動する揺動歯車装置が示されていた。しかし、揺動歯車装置には、内歯歯車が揺動歯車を構成し、クランク軸によって内歯歯車が外歯歯車に対して揺動する揺動歯車装置も公知である。本発明は、このような内歯歯車が揺動する揺動歯車装置を備えた駆動装置においても全く同様に適用でき、クランク軸軸受の寿命をより伸長させることができる。
また、上記実施形態においては、駆動装置が備える揺動歯車装置として、全てのクランク軸がクランク軸歯車によって駆動される構造の揺動歯車装置が示されていた。すなわち、第1貫通孔に配置されるクランク軸が全て入力軸側の駆動力を受けるクランク軸である揺動歯車装置が示されていた。しかし、揺動歯車装置には、例えば複数のクランク軸を有し、該複数のクランク軸のうちの一部(例えば1個)のみが入力軸側からの駆動力によって駆動され、他のクランク軸は、偏心体軸受を介して揺動歯車の揺動運動によって従動する構成の揺動歯車装置も公知である。本発明は、このような、揺動歯車を揺動させるクランク軸と揺動歯車の揺動運動を受けて従動するクランク軸とが混在している揺動歯車装置を備える駆動装置においても同様に適用することができ、各クランク軸軸受の寿命をより伸長させることができる。
また、上記実施形態においては、3つの第1貫通孔の全てと第2貫通孔とに跨がる凹部が形成されていたが、一部の第1貫通孔と第2貫通孔とに跨がる凹部が1つまたは複数形成されていてもよい。
D1…駆動装置
10…揺動歯車装置
12…外歯歯車(揺動歯車)
14…クランク軸
16…内歯歯車
20…偏心体軸受
31…第1キャリヤ(キャリヤ)
31E…端面
32…第2キャリヤ
35…円錐ころ軸受(クランク軸軸受)
38…第1アーム
42…第2アーム(相手部材)
42E…取付面
42A…凹部
42B…インロー部
42C…突出部
51…第1貫通孔
52…第2貫通孔

Claims (4)

  1. 揺動歯車、該揺動歯車を揺動させるクランク軸、および該クランク軸をクランク軸軸受を介して支持するキャリヤを備えた揺動歯車装置と、該揺動歯車装置の前記キャリヤに連結される相手部材と、を備えた駆動装置において、
    前記キャリヤは、前記クランク軸軸受が配置される第1貫通孔と、該第1貫通孔から径方向にずれた位置に配置される第2貫通孔と、を備え、
    前記相手部材は、前記キャリヤの反揺動歯車側の端面に取り付けられ、かつ、
    前記相手部材の前記キャリヤへの取付面に、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに跨がる凹部が形成されており、
    前記キャリヤは、前記相手部材に前記凹部が設けられていない状態では、前記相手部材と前記キャリヤとの間で前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とが連通しない形状であり、
    前記凹部は、軸方向から見て前記第1貫通孔および前記第2貫通孔のいずれにも重なることなく周方向に連続する潤滑剤循環部を含んでいる
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1において、
    前記相手部材は、前記キャリヤの外周とインロー嵌合するインロー部を備え、
    前記凹部を軸方向から見た形状と、該インロー部を軸方向から見た形状が、相似形である
    ことを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項2において、
    前記凹部は、前記インロー部と同心の円形凹部である
    ことを特徴とする駆動装置。
  4. 揺動歯車、該揺動歯車を揺動させるクランク軸、および該クランク軸をクランク軸軸受を介して支持するキャリヤを備えた揺動歯車装置と、該揺動歯車装置の前記キャリヤに連結される相手部材と、を備えた駆動装置において、
    前記キャリヤは、前記クランク軸軸受が配置される第1貫通孔と、該第1貫通孔から径方向にずれた位置に配置される第2貫通孔と、を備え、
    前記相手部材は、前記キャリヤの反揺動歯車側の端面に取り付けられ、かつ、
    前記相手部材の前記キャリヤへの取付面に、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔とに跨がる凹部が形成され、
    前記相手部材は、本体部材と該本体部材と前記キャリヤとの間に配置される補助部材と、を備え、
    該補助部材は、貫通孔を備え、
    該貫通孔が前記凹部を構成する
    ことを特徴とする駆動装置。
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