JP6398367B2 - 等速ジョイント - Google Patents

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本発明は、等速ジョイントに関する。特に、自動車等車両の動力伝達系の接続部に用いられる等速ジョイントのジョイントブーツに関し、その装着を容易とするジョイントブーツに関する。
等速ジョイントは、自動車等車両の動力伝達系の接続部に用いられる。等速ジョイントの代表例としてトリポード型等速ジョイントがある。トリポード型等速ジョイントは、筒形状に形成された外輪部材の内周面に軸方向に3本の軌道溝が形成されており、この軌道溝内に嵌合されて転動するローラがトリポード軸に支承されて内輪部材が構成されている。内輪部材は動力が伝達される軸部材に結合されている。そして、筒形状の外輪部材の外周面は軸方向に向かって3本の凸条及び周方向に隣り合う前記凸条の間に3本の溝が形成された構成となっている。このように形成された外輪部材の外周面と内輪部材が結合される軸部材との間にはジョイントブーツが掛け渡されて、外輪部材と内輪部材との嵌合部を被覆して、当該嵌合部に泥水や塵埃が浸入しないようにしている。
ジョイントブーツの外輪部材の外周面への嵌合部位は、外輪部材の外周面に形成される前記溝に対応する部位が厚肉とされた断面円環形状の筒形状に形成されている。外輪部材の外周面の溝は3本であるので、ジョイントブーツの嵌合部位に形成される厚肉部位も3箇所となる。そして、この厚肉部位は円環形状の嵌合部位を径方向内方に膨らませた形態として形成されている。
ジョイントブーツの嵌合部位の、外輪部材の外周面への取り付けは、外輪部材の端部から当該嵌合部位を嵌め込むことにより取り付けられる。この際、シール性を確保するため、嵌合部位は外輪部材の外周面に密着状態となるしまり嵌め状態で取り付けられる。そのため、その取り付けは、外輪部材の軸線に対してジョイントブーツの軸線を所定角度傾斜させた状態として端面合わせし、ジョイントブーツの厚肉部位の2箇所を外輪部材の外周面の2本の溝箇所に位置合わせした状態とされる。そして、この位置合わせをした2箇所の厚肉部位と溝箇所を支点として傾動させて、外輪部材の軸線とジョイントブーツの軸線を一直線状態とすることにより、残りの1箇所の厚肉部位が残りの1本の溝箇所に嵌め込まれて取り付けられる。
ところで、ジョイントブーツは、近年、等速ジョイントの使用箇所が熱的に厳しい条件下でも使用可能なように、ゴム製から耐熱性に優れた樹脂製となっている。樹脂製のジョイントブーツはゴム製に比べ耐熱性には優れているが、伸展性は乏しいという特性がある。
特開2006−162016号公報
上述したようにしてジョイントブーツを外輪部材の外周面に嵌め込んで取り付ける際、近年のようにジョイントブーツがゴム製に比べ樹脂製等の伸展性にかける材質で形成される場合には、その取り付けのための嵌め込み作業が困難になってきた。
而して、本発明は上述した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、ジョイントブーツに案内ガイド部位を設けることにより、ジョイントブーツを外輪部材の外周面に容易に取付けられるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は次の手段をとる。
先ず、本発明に係る等速ジョイントの基本的手段は、筒形状に形成され、内周面に軸方向に3本の軌道溝が形成され、外周面に軸方向に向かって3本の凸条及び周方向に隣り合う前記凸条の間に3本の溝が形成される外輪部材と、該外輪部材の前記軌道溝に転動嵌合するローラを含む内輪部材に連結される軸部材と、前記外輪部材の外周面と前記軸部材との間に掛け渡されて前記外輪と前記内輪部材との嵌合部を被覆するジョイントブーツと、を備える等速ジョイントであって、前記ジョイントブーツの前記外輪部材の外周面への嵌合部位は、前記外輪部材の外周面に形成される溝に対応する部位が厚肉とされた断面円環形状とされており、該厚肉とされた部位の少なくとも1ヶ所には当該ジョイントブーツを前記外輪部材の外周面に嵌め込む際に案内ガイド部位となる案内突起が突設形成されている。
上述した本発明によれば、ジョイントブーツの嵌合部位を外輪部材の外周面に取り付ける作業は、上述した従来と同様の手順で行われる。すなわち、外輪部材の軸線に対してジョイントブーツの軸線を所定角度傾斜させた状態として端面合わせし、ジョイントブーツの厚肉部位の2箇所を外輪部材の外周面の2本の溝箇所に位置合わせした状態とされる。そして、この位置合わせをした2箇所の厚肉部位と溝箇所を支点として傾動させて、外輪部材の軸線とジョイントブーツの軸線を一直線状態とすることにより、残りの1箇所の厚肉部位が残りの1本の溝箇所に嵌め込まれて取り付けられる。この際に、残りの1箇所の厚肉部位を案内突起が設けられた厚肉部位とすることにより、残りの1箇所の厚肉部位の残りの1本の溝箇所への嵌め込みは、案内突起により案内されて嵌め込まれるため、容易に嵌め込むことができる。
なお、上述の本発明の等速ジョイントは、好ましくは次の様な態様手段とするのが良い。
先ず、上述した基本的手段における前記ジョイントブーツに突設形成される案内突起は、該案内突起の内周面側は先端に向かって拡張する傾斜面形状に形成されているのが好ましい。傾斜面形状であれば嵌め込みがスムースに行われる。
次に、上述した前記案内突起の傾斜面形状は曲面形状であるのが好ましい。曲面形状であれば嵌め込みがよりスムースに行われる。
本発明は、上述したようにジョイントブーツを外輪部材の外周面に嵌め込んで取り付ける際に案内ガイド部位となる案内突起をジョイントブーツに設けたことにより、ジョイントブーツの外輪部材への取付けを容易に行うことができる。
本実施形態のダブルローラタイプのトリポード型等速ジョイントの全体構成を示す分解斜視図である。 同実施形態の軸方向断面図である。 図2のIIIーIII線断面図である。 ジョイントブーツ単品を示す軸方向断面図である。 図4に示すジョイントブーツを左側から見た図である。 ジョイントブーツの嵌合部位の厚肉部位に形成される案内突起を直線状の傾斜面とした例を示す図である。 ジョイントブーツを外輪部材に嵌め込む作業状態を示す概念図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。本実施形態は、ダブルローラタイプのトリポード型等速ジョイント(以下、単に「等速ジョイント」と称する場合もある)の場合である。
図1〜図3は、本実施形態のダブルローラタイプのトリポード型等速ジョイント10の全体構成を示す。図1は斜視図、図2は断面図、図3は図2のIII-III線断面図である。なお、図1では図2に示すジョイントブーツ12の記載が省略されている。なお、本実施形態の等速ジョイント10は、車両の回転駆動力を車輪に伝達するドライブシャフトに装備した場合であり、ディファレンシャル装置と被駆動軸(中間シャフト)32との間に装備される。従って、等速ジョイント10はディファレンシャル装置の両側に配設される。本実施形態の被駆動軸(中間シャフト)32が本発明の内輪部材に連結される軸部材に相当する。
図1に示すように、等速ジョイント10は、回転駆動力の入力側である駆動部20と、回転駆動力の出力側である受動部30とにて構成されている。駆動部20の駆動軸22の軸線20Xに対して受動部30の被駆動軸32の軸線30Xが一致せずに所定角度で傾斜していても、駆動軸22と被駆動軸32とを常に等速回転状態で回転駆動力(トルク)を伝達する。この場合、本実施形態では、駆動軸22はディファレンシャル装置のサイドギアの出力軸と連結状態とされ、被駆動軸の中間シャフト32がトリポード部材34およびアウトボード側等速ジョイントと連結状態とされている。本実施形態のトリポード部材34が本発明の内輪部材に相当する。
受動部30は、被駆動軸32と、当該被駆動軸32の一方端に固定されたトリポード部材34と、にて構成されている。トリポード部材34は外輪部材24内に収容される。トリポード部材34の軸芯部の円環状の基部材36は、被駆動軸32の一方端に固定されている。トリポード部材34の基部材36には、外輪部材24の内周面に形成された3列のローラ案内溝26のそれぞれに向かって突出する3本の軸部であるトリポード軸部38が設けられている。そしてトリポード軸部38のそれぞれには、ローラ部材40が外嵌されている。そしてローラ部材40はローラ案内溝26内に配置されており、ローラ案内溝26の両側のローラ案内面26A,26Bに沿って軸線20X方向に転動するようになっている。本実施形態のローラ案内溝26が本発明の軌道溝に相当する。
駆動部20は、外輪部材24と、当該外輪部材24に固定された駆動軸22と、にて構成されている。外輪部材24は一端が開口した有底の概略筒形状体に形成されている。有底部位に駆動軸22が固定され、開口側からトリポード部材34が嵌合挿入されている。外輪部材24の筒形状体の内筒形状は、軸線20Xに並行に配置される3本のローラ案内溝26が形成される形状とされている。3本のローラ案内溝26は、図3に示すように、等間隔に配置されている。そして、ローラ案内溝26は周方向で見て両側位置となるローラ案内面26A,26Bと底面26Cとで形成されている。
外輪部材24の外周面50の形状は、図3に断面形状で示されるように、内筒の3本のローラ案内溝26に対応する外周面箇所が軸方向に向かって3本の凸条52として形成されている。そして、この3本の凸条52のそれぞれの間に凹状の3本の溝54が形成された形態となっている。すなわち、外輪部材24の外周面50の形状は、周方向で見て、3本の凸条52と3本の凹状の溝54が交互に位置する円筒形状となっている。
図1及び図2に示すように、ローラ部材40は、先端部が球形状とされたトリポード軸部38に外嵌されて取付けられている。これにより、ローラ部材40は、トリポード軸部38に対し図2の上下方向の移動が可能となっている。そして、ローラ部材40は、トリポード軸部38に対し回転可能であり、揺動可能となっており、ローラ案内面26A,26Bに沿って回転しながらローラ案内溝26に沿って移動可能となっている。なお、本実施形態のローラ部材40は、図2に示されるように、外ローラ42と、内ローラ44と、複数個のニードルローラ46とが、上下に配置された2個のスナップリング48,48により組立てられて構成されている。いわゆる、ダブルローラタイプの構成となっている。
ジョイントブーツ12は、図2に示すように、外輪部材24の開口部に取り付けられている。詳細には、ジョイントブーツ12は外輪部材24の外周面50と中間シャフト32との間に掛け渡されて配設されている。これによりジョイントブーツ12は、外輪部材24とトリポード部材34との嵌合部を被覆して、塵埃等の異物や泥水の浸入を防止している。なお、ジョイントブーツ12の内部には潤滑材のグリースが封入される。本実施形態のジョイントブーツ12は耐熱性に優れる樹脂製とされている。これは、近年、等速ジョイント10が配置される自動車の下面箇所には空気流による走行抵抗の減少をはかるためアンダーカバーが配設される。これによりアンダーカバーの上面には熱がこもり、等速ジョイント10が配設される位置が熱的に厳しい条件下となってきたことによる。
ジョイントブーツ12は、図2及び図4に示されるように、外輪部材24の外周面50に嵌合する嵌合部位12Aが大径とされており、中間シャフト32への取付け部位12Bが小径とされている。嵌合部位12Aと取付け部位12Bとの間の中間部位12Cは蛇腹形状に形成されており、取付け部位12B側から嵌合部位12A側に向けて漸次拡径形成されている。
ジョイントブーツ12の嵌合部位12Aは、図5に示されるように、図3に示される外輪部材24の外周面50に外嵌して密着嵌合する形状として形成されている。すなわち、嵌合部位12Aは断面円環形状に形成されているが、外輪部材24の外周面50に形成される凹状の3本の溝54に対応する部位が厚肉とされた厚肉部位60として形成されており、内周面が内方に膨らんだ形状として形成されている。3本の凸条52に対応する部位62は前記厚肉部位60に比べ薄肉の厚みとされている。そして、嵌合部位12Aの外形状は略真円形状に形成されており、その外周面は周知の締付金属バンド66により緊締される(図2参照)。
嵌合部位12Aの厚肉部位60の箇所には、図4に良く示されるように、案内突起70が外輪部材24の外周面50に嵌め込む際の案内ガイド部位として形成されている。本実施形態では、案内突起70は、図5に示されるように、3箇所の厚肉部位60の全てに設けられている。これは回転時のバランスを考慮したものであり、バランスを考慮する必要がない場合は、ジョイントブーツ12を外輪部材24に嵌め込む際に最後の嵌め込み箇所となる厚肉部位60の1箇所のみに設ければよい。
案内突起70は厚肉部位60の開口側端面から図4で見て左方向に突出して形成されている。本実施形態では、案内突起70は厚肉部位60と一体形成されており、樹脂製とされている。案内突起70の内周面70A側は先端に向かって拡張する傾斜面形状に形成されている。図4に示す実施形態の場合は、傾斜面形状が曲面形状とされている。なお、傾斜面形状は図6に示すように成形上の観点等から直線状に形成する等、各種の形態が考えられる。いずれの形態の場合でも、案内突起70の内周面70Aの傾斜面形状と嵌合部位12Aの厚肉部位60の内周面とは連続する面として形成されており、嵌め込み時の案内がスムースに行われる形状とされている。
ジョイントブーツ12の中間シャフト32への取付け部位12Bは、周知の汎用の形状で形成されている。この取付け部位12Bの外周面も、周知の締付金属バンド68により緊締される(図2参照)。
次に、上記の構成のジョイントブーツ12を外輪部材24の外周面50に取付ける方法を、図7に基づいて説明する。なお、図7において、外輪部材24は外形線のみが示されている。
ジョイントブーツ12の嵌合部位12Aの、外輪部材24の外周面50への取付けは、外輪部材24の端部から当該嵌合部位12Aを嵌め込むことにより行う。このとき、外輪部材24の軸線20Xに対してジョイントブーツ12の軸線30Xを所定角度傾斜させて行う。そして、この傾斜角度をとる際に、ジョイントブーツ12の嵌合部位12Aと外輪部材24の外周面50の一部(図7で見て上方箇所)がオーバラップする。このオーバラップした箇所におけるジョイントブーツ12の厚肉部位60の2箇所と、外輪部材24の外周面50に形成される凹状の溝54の2箇所とを位置合わせした状態とする。この状態が図7の図示状態である。この状態では、外輪部材24の残りの1箇所の凹状の溝54の位置と、ジョイントブーツ12の残りの1箇所の厚肉部位60から突出形成した案内突起70の位置とが同じ位置状態にあり、その凹状の溝54の端部が案内突起70の内周面70Aの傾斜面に当接する状態にある。
図7に示す状態からジョイントブーツ12の軸線30Xを外輪部材24の軸線20Xと一直線状態となるように、ジョイントブーツ12を回動操作させていく。この回動操作は、前述したオーバラップした箇所におけるジョイントブーツ12の厚肉部位60の2箇所と、外輪部材24の外周面50に形成される凹状の溝54の2箇所との嵌合箇所を支点として行われる。この回動操作により外輪部材24の残りの1箇所の凹状の溝54の端部は、ジョイントブーツ12の案内突起70の内周面70Aの傾斜面形状に沿って案内されて厚肉部位60の内周面に嵌り込んでいき、嵌め込み作業が完了する。その後、嵌合部位12Aの外周に締付金属バンド66を緊締する。
上述した実施形態によれば、伸展性に乏しい樹脂製のジョイントブーツ12であっても、残りの1箇所の外輪部材24の凹状の溝54とジョイントブーツ12の厚肉部位60との嵌め込みは、案内突起70の内周面70Aの傾斜面形状に案内されながら行われる。このため。その嵌め込みはスムースに行うことができる。特に、本実施形態では、傾斜面形状が曲面形状とされているので、そのガイド案内がよりスムースに行われる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はその他各種の形態でも実施できる。
例えば、上述の実施形態のジョイントブーツ12は蛇腹形状であったが、蛇腹形状以外の周知の形状であってもよい。
また、本発明は、ジョイントブーツ12の材質が樹脂製の場合に、好適に効果を発揮するが、ジョイントブーツ12の材質がゴム製の場合にも適用可能である。
また、上記実施形態はトリポード型等速ジョイントであったが、その他の等速ジョイントにも適用できる。
また、トリポード型等速ジョイントの場合でもダブルローラタイプではなく、シングルローラタイプにも適用可能であるが、本発明はダブルローラタイプのトリポード型等速ジョイントに好適に実施することができる。
10 等速ジョイント
12 ジョイントブーツ
12A 嵌合部位
12B 取付け部位
20 駆動部
20X 軸線
22 駆動軸
24 外輪部材
26 ローラ案内溝(軌道溝)
26A ローラ案内面(トルク伝達面)
26B ローラ案内面(非トルク伝達面)
26C 底面
30 受動部
30X 軸線
32 被駆動軸(中間シャフト、軸部材)
34 トリポード部材(内輪部材)
36 基部材
38 トリポード軸部
40 ローラ部材
42 外ローラ
44 内ローラ
46 ニードルローラ
48 スナップリング
50 外周面
52 凸条
54 溝
60 厚肉部位
70 案内突起
70A 内周面

Claims (3)

  1. 筒形状に形成され、内周面に軸方向に3本の軌道溝が形成され、外周面に軸方向に向かって3本の凸条及び周方向に隣り合う前記凸条の間に3本の溝が形成される外輪部材と、該外輪部材の前記軌道溝に転動嵌合するローラを含む内輪部材に連結される軸部材と、前記外輪部材の外周面と前記軸部材との間に掛け渡されて前記外輪部材と前記内輪部材との嵌合部を被覆するジョイントブーツと、を備える等速ジョイントであって、
    前記ジョイントブーツの前記外輪部材の外周面への嵌合部位は、前記外輪部材の外周面に形成される溝に対応する部位が厚肉とされた断面円環形状とされており、該厚肉とされた部位の少なくとも1ヶ所には当該ジョイントブーツを前記外輪部材の外周面に嵌め込む際に案内ガイド部位となる案内突起が突設形成されており、
    前記案内突起は、前記ジョイントブーツにおける前記外輪部材の外周面への嵌合部位の開口側端面から突出して形成されており、且つ、前記外輪部材の外周面への嵌合部位における厚肉とされた部位と一体形成されている等速ジョイント。
  2. 請求項1に記載の等速ジョイントであって、
    前記ジョイントブーツに突設形成される案内突起は、該案内突起の内周面側は先端に向かって拡張する傾斜面形状に形成されている等速ジョイント。
  3. 請求項2に記載の等速ジョイントであって、
    前記案内突起の傾斜面形状は曲面形状である等速ジョイント。
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