JP6386852B2 - 蓄熱材組成物および蓄熱材組成物を用いる方法 - Google Patents
蓄熱材組成物および蓄熱材組成物を用いる方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6386852B2 JP6386852B2 JP2014196763A JP2014196763A JP6386852B2 JP 6386852 B2 JP6386852 B2 JP 6386852B2 JP 2014196763 A JP2014196763 A JP 2014196763A JP 2014196763 A JP2014196763 A JP 2014196763A JP 6386852 B2 JP6386852 B2 JP 6386852B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium acetate
- water
- storage material
- heat storage
- material composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K5/00—Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
- C09K5/08—Materials not undergoing a change of physical state when used
- C09K5/10—Liquid materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K5/00—Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
- C09K5/02—Materials undergoing a change of physical state when used
- C09K5/06—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to solid or vice versa
- C09K5/063—Materials absorbing or liberating heat during crystallisation; Heat storage materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K5/00—Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
- C09K5/02—Materials undergoing a change of physical state when used
- C09K5/06—Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to solid or vice versa
- C09K5/066—Cooling mixtures; De-icing compositions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D20/00—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00
- F28D20/0056—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00 using solid heat storage material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- C09K5/00—Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
- C09K5/20—Antifreeze additives therefor, e.g. for radiator liquids
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:46wt%、アルコール:2wt%)
B(酢酸ナトリウム:54wt%、水:45wt%、アルコール:1wt%)
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:47wt%、アルコール:1wt%)
B(酢酸ナトリウム:56wt%、水:42wt%、アルコール:2wt%)
B(酢酸ナトリウム:52wt%、水:47wt%、アルコール:1wt%)
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:39wt%、アルコール:9wt%)
B(酢酸ナトリウム:53wt%、水:43wt%、アルコール:4wt%)
A(酢酸ナトリウム:56wt%、水:42wt%、アルコール:2wt%)
B(酢酸ナトリウム:54wt%、水:45wt%、アルコール:1wt%)
以下、実施例としてアルコールの種類及び組成比の異なる蓄熱材組成物を作製し、アルコール、水および酢酸ナトリウムの組成(重量パーセント濃度)と、蓄熱材組成物の過冷却安定性との関係を検討した。また、実施例としてアミン及び組成比の異なる蓄熱材組成物を作製し、アミン、水および酢酸ナトリウムの組成(重量パーセント濃度)と、蓄熱材組成物の過冷却安定性との関係を検討した。以下に、その方法および結果を説明する。なお、以下の実験において、酢酸ナトリウムへのアルコール添加により酢酸ナトリウム三水和物の融点以下で固相の酢酸ナトリウム三水和物の量が低下することはない。これは、以下の理由による。極性の大きい物質は、極性の大きい溶媒に溶ける。酢酸ナトリウムは極性の大きい物質であり、水はアルコールよりも極性が大きい溶媒であることから、酢酸ナトリウムのアルコールに対する溶解度は、水に対する溶解度よりも低くなる傾向がある。例えば、酢酸ナトリウムの水に対する溶解度は、25℃で、33.5%であるのに対して、エタノールに対する溶解度は微溶である。なお、酢酸ナトリウムへアミンを添加する場合も、同様に、酢酸ナトリウム三水和物の融点以下で固相の酢酸ナトリウム三水和物の量が低下することはない。これも、アミンよりも水の方が極性が高いからである。
まず、酢酸ナトリウム水溶液の過冷却安定性に対する、酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度wの影響を検討した。なお、本明細書では、酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度(wt%)、すなわち、酢酸ナトリウムおよび水の合計重量に対する酢酸ナトリウムの重量の割合を、「酢酸ナトリウムの濃度w」と略し、3成分に占める酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsと区別する。
1に示す。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが59wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.1gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが56wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが55wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.3gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが54wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが53wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが52wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが51wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.1gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
酢酸ナトリウムの濃度wが49wt%となるように、酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.2gとした点以外は、比較例A1と同様の方法で酢酸ナトリウム水溶液を作製した。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、1価アルコールであるメタノールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.1gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にメタノールを0.3g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
メタノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水42wt%−メタノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、メタノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−メタノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、メタノールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−メタノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、メタノールの添加量を2.0gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−メタノール7wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、メタノールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−メタノール9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メタノールの添加量を0.2gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−メタノール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、メタノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−メタノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、メタノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−メタノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メタノールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−メタノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メタノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例B1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−メタノール2wt%)を作製した。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、1価アルコールであるエタノールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にエタノールを0.3g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
エタノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水42wt%−エタノール2wt%)を作製した。
エタノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−エタノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、エタノールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−エタノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.5g、エタノールの添加量を2.0gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−エタノール7wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、エタノールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−エタノール9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エタノールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−エタノール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エタノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−エタノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エタノールの添加量を1.1gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−エタノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、エタノールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−エタノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、エタノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−エタノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エタノールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例C1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エタノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水47wt%−エタノール1wt%)を作製した。
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:46wt%、アルコール:2wt%)
B(酢酸ナトリウム:54wt%、水:45wt%、アルコール:1wt%)
図2において、点A、Bを結ぶ直線を破線fで示している。上記実施例のうちC1〜C11は、領域dに含まれる組成を有している。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、1価アルコールである1−プロパノールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.2gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液に1−プロパノールを0.3g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
1−プロパノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行い、酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水42wt%−1−プロパノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.3g、1−プロパノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−1−プロパノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、1−プロパノールの添加量を1.6gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水40wt%−1−プロパノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、1−プロパノールの添加量を2.0gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−1−プロパノール8wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.3g、1−プロパノールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−1−プロパノール9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、1−プロパノールの添加量を0.2gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水45wt%−1−プロパノール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、1−プロパノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−1−プロパノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、1−プロパノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−1−プロパノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、1−プロパノールの添加量を1.6gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−1−プロパノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、1−プロパノールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水47wt%−1−プロパノール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、1−プロパノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−1−プロパノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、1−プロパノールの添加量を1.1gとした点以外は、実施例D1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−1−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム51wt%−水45wt%−1−プロパノール4wt%)を作製した。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、1価アルコールである2−プロパノールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが53wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.1gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液に2−プロパノールを0.5g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−2−プロパノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−2−プロパノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−2−プロパノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、2−プロパノールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(56wt%−水43wt%−2−プロパノール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水47wt%−2−プロパノール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−2−プロパノール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水42wt%−2−プロパノール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−2−プロパノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−2−プロパノール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を2.0gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(53wt%−水40wt%−2−プロパノール7wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−2−プロパノール9wt%)を作製した。
2−プロパノールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行い、酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム51wt%−水45wt%−2−プロパノール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、2−プロパノールの添加量を2.1gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム51wt%−水42wt%−2−プロパノール8wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、2−プロパノールの添加量を3.0gとした点以外は、実施例E1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−2−プロパノールを含む溶液(酢酸ナトリウム51wt%−水38wt%−2−プロパノール11wt%)を作製した。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、1価アルコールであるn−ブチルアルコールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.2gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にn−ブチルアルコールを0.5g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、n−ブチルアルコールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−n−ブチルアルコール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、n−ブチルアルコールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−n−ブチルアルコール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、n−ブチルアルコールの添加量を2.0gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−n−ブチルアルコール8wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、n−ブチルアルコールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−n−ブチルアルコール9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、n−ブチルアルコールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−n−ブチルアルコール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、n−ブチルアルコールの添加量を1.1gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−n−ブチルアルコール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、n−ブチルアルコールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコール(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−n−ブチルアルコール6wt%)を含む溶液を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、n−ブチルアルコールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水47wt%−n−ブチルアルコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、n−ブチルアルコールの添加量を0.6gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−n−ブチルアルコール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、n−ブチルアルコールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水43wt%−n−ブチルアルコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、n−ブチルアルコールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例F1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−n−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−n−ブチルアルコール1wt%)を作製した。
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:47wt%、アルコール:1wt%)
B(酢酸ナトリウム:56wt%、水:42wt%、アルコール:2wt%)
なお、図5において、上記の点A、Bを結ぶ直線を破線kで示す。上記実施例のうち実施例F1〜F10は、線dで示す領域内の組成を有している。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、1価アルコールであるtert−ブチルアルコールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.1gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にtert−ブチルアルコールを0.5g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
tert−ブチルアルコールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−tert−ブチルアルコール4wt%)を作製した。
tert−ブチルアルコールの添加量を1.6gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水40wt%−tert−ブチルアルコール6wt%)を作製した。
tert−ブチルアルコールの添加量を2.1gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−tert−ブチルアルコール8wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.5g、tert−ブチルアルコールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−tert−ブチルアルコール9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、tert−ブチルアルコールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−tert−ブチルアルコール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、tert−ブチルアルコールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−tert−ブチルアルコール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、tert−ブチルアルコールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−tert−ブチルアルコール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、tert−ブチルアルコールの添加量を0.2gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水43wt%−tert−ブチルアルコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、tert−ブチルアルコールの添加量を0.2gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−tert−ブチルアルコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、tert−ブチルアルコールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例G1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−tert−ブチルアルコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−tert−ブチルアルコール2wt%)を作製した。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、2価アルコールであるエチレングリコールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.1gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にエチレングリコールを0.5g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、エチレングリコールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−エチレングリコール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.3g、エチレングリコールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−エチレングリコール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エチレングリコールの添加量を2.1gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−エチレングリコール8wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エチレングリコールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−エチレングリコール9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、エチレングリコールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−エチレングリコール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、エチレングリコールの添加量を1.0gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−エチレングリコール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、エチレングリコールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−エチレングリコール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、エチレングリコールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水47wt%−エチレングリコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、エチレングリコールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−エチレングリコール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エチレングリコールの添加量を0.2gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水43wt%−エチレングリコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、エチレングリコールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例H1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−エチレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−エチレングリコール1wt%)を作製した。
A(酢酸ナトリウム:56wt%、水:42wt%、アルコール:2wt%)
B(酢酸ナトリウム:52wt%、水:47wt%、アルコール:1wt%)
図7において、点Aと点Bとを結ぶ直線を破線lで示す。上記実施例のうち実施例H1〜H10は、上記領域dに含まれる組成を有している。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、2価アルコールであるプロピレングリコールを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にプロピレングリコールを0.6g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、プロピレングリコールの添加量を1.1gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−プロピレングリコール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、プロピレングリコールの添加量を1.6gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行い、酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水40wt%−プロピレングリコール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、プロピレングリコールの添加量を2.1gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−プロピレングリコール8wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.7g、プロピレングリコールの添加量を2.5gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−プロピレングリコール9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、プロピレングリコールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−プロピレングリコール2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、プロピレングリコールの添加量を1.1gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−プロピレングリコール4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、プロピレングリコールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水43wt%−プロピレングリコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、プロピレングリコールの添加量を0.3gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−プロピレングリコール1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、プロピレングリコールの添加量を1.5gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−プロピレングリコール6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、プロピレングリコールの添加量を0.5gとした点以外は、実施例I1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−プロピレングリコールを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−プロピレングリコール2wt%)を作製した。
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:39wt%、アルコール:9wt%)
B(酢酸ナトリウム:53wt%、水:43wt%、アルコール:4wt%)
図8において、領域dは、破線i、R=57/43である破線c、R=55/45である破線g、Wa=2wt%である破線hで囲まれた領域である。上記実施例のうち実施例I1〜I7は、領域d内の組成を有している。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、3価アルコールであるグリセリンを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にグリセリンを0.6g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、グリセリンの添加量を1.0gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−グリセリン4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、グリセリンの添加量を1.5gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−グリセリン6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、グリセリンの添加量を2.0gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−グリセリン7wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、グリセリンの添加量を2.6gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−グリセリン9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、グリセリンの添加量を0.3gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−グリセリン1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、グリセリンの添加量を0.6gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−グリセリン2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、グリセリンの添加量を1.2gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−グリセリン4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、グリセリンの添加量を1.6gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−グリセリン6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.1g、グリセリンの添加量を0.3gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水43wt%−グリセリン1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.2g、グリセリンの添加量を0.3gとした点以外は、実施例J1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−グリセリンを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−グリセリン2wt%)を作製した。
A(酢酸ナトリウム:56wt%、水:42wt%、アルコール:2wt%)
B(酢酸ナトリウム:54wt%、水:45wt%、アルコール:1wt%)
図9において、領域dは、破線j、R=55/45である破線g、Ws=52(wt%)である破線a、R=57/43である破線cで囲まれた領域となる。上記実施例のうち実施例J1〜J9は、領域d内の組成を有している。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、アルコールと同様に、疎水基と親水基を含む両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液に両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル(信越シリコーン製KF6002)を0.25g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を0.5gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水42wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を1.0gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を1.5gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を2.0gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル7wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を2.5gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を0.25gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を0.5gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を1gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を1.5gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を0.25gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水47wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を0.5gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの添加量を1.0gとした点以外は、実施例K1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルを含む溶液(酢酸ナトリウム51wt%−水45wt%−両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル4wt%)を作製した。
A(酢酸ナトリウム:55wt%、水:41wt%、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル:4wt%)
B(酢酸ナトリウム:52wt%、水:42wt%、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイル:6wt%)
上記実施例のうち実施例K3、K7〜K12は、領域d内に含まれる組成を有している。
次に、酢酸ナトリウムを主成分とする酢酸ナトリウム溶液に、アルコールと同様に、疎水基と親水基を含むメチルオレンジを添加することによる過冷却安定性への影響を検討した。
ガラス製サンプル瓶に、酢酸ナトリウムの濃度wが57wt%となるように、関東化学製の酢酸ナトリウム三水和物(特級)および純水からなる組成物を調整した。酢酸ナトリウムと水との合計重量を25.0gとした。次いで、上記組成物の入ったサンプル瓶を、70℃に設定した乾燥炉に設置して、上記組成物を加熱し、酢酸ナトリウム水溶液を作製した。この酢酸ナトリウム水溶液にメチルオレンジを0.25g添加し、本実施例の蓄熱材組成物を得た。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を0.5gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム56wt%−水42wt%−メチルオレンジ2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を1.0gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム55wt%−水41wt%−メチルオレンジ4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を1.5gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水41wt%−メチルオレンジ6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を2.0gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水40wt%−メチルオレンジ7wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを57wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を2.5gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水39wt%−メチルオレンジ9wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を0.25gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水45wt%−メチルオレンジ1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を0.5gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム54wt%−水44wt%−メチルオレンジ2wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を1gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム53wt%−水43wt%−メチルオレンジ4wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを55wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を1.5gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水42wt%−メチルオレンジ6wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を0.25gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水47wt%−メチルオレンジ1wt%)を作製した。
酢酸ナトリウム水溶液における酢酸ナトリウムの濃度wを53wt%、酢酸ナトリウム三水和物(特級)と純水との合計重量を25.0g、メチルオレンジの添加量を0.5gとした点以外は、実施例L1と同様の方法で、蓄熱材組成物の作製および加熱を行った。酢酸ナトリウム−水−メチルオレンジを含む溶液(酢酸ナトリウム52wt%−水46wt%−メチルオレンジ2wt%)を作製した。
A(酢酸ナトリウム:53.5wt%、水:43.5wt%、メチルオレンジ:3wt%)
B(酢酸ナトリウム:52.5wt%、水:46wt%、メチルオレンジ:1.5wt%)
C(酢酸ナトリウム:52.5wt%、水:42.5wt%、メチルオレンジ:5wt%)
D(酢酸ナトリウム:52wt%、水:44wt%、メチルオレンジ:4wt%)
上記実施例のうち実施例L9、L12は、領域d内に含まれる組成を有している。
次に、NMR(Nuclear Magnetic Resonance)分析を用いて、過冷却安定性を向上させるメカニズムの検討を行った。
次いで、図14を参照しながら、本実施形態の蓄熱材組成物を用いた蓄熱方法の一例を説明する。
12 容器
14 熱媒体流路
16 ポンプ
18 三方弁
20 熱源装置
22 熱出力装置
24 過冷却解除手段
100 蓄熱システム
Claims (15)
- 酢酸ナトリウムと、水と、1−プロパノールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記1−プロパノールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記1−プロパノールの重量パーセント濃度Waは1wt%以上である蓄熱材組成物。 - 酢酸ナトリウムと、水と、n−ブチルアルコールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記n−ブチルアルコールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記n−ブチルアルコールの重量パーセント濃度Waは1wt%以上であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水および前記n−ブチルアルコールの組成を重量パーセント濃度で示す三角図において、前記n−ブチルアルコールの重量パーセント濃度Waは、第1の点Aと第2の点Bとを結ぶ直線以上である蓄熱材組成物。
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:47wt%、n−ブチルアルコール:1wt%)
B(酢酸ナトリウム:56wt%、水:42wt%、n−ブチルアルコール:2wt%) - 酢酸ナトリウムと、水と、メタノールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は55/45以上であり、かつ、57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記メタノールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記メタノールの重量パーセント濃度Waは1wt%以上である蓄熱材組成物。 - 酢酸ナトリウムと、水と、エタノールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記エタノールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記エタノールの重量パーセント濃度Waは1wt%以上であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水および前記エタノールの組成を重量パーセント濃度で示す三角図において、前記酢酸ナトリウム、前記水および前記エタノールの重量パーセント濃度Ws、Ww、Waは、3つの点X、Y、Zを結ぶ線で囲まれた領域に含まれる蓄熱材組成物。
X(酢酸ナトリウム:53wt%、水:40wt%、エタノール:7wt%)
Y(酢酸ナトリウム:52wt%、水:39wt%、エタノール:9wt%)
Z(酢酸ナトリウム:52wt%、水:42wt%、エタノール:6wt%) - 酢酸ナトリウムと、水と、2−プロパノールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は55/45以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記2−プロパノールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記2−プロパノールの重量パーセント濃度Waは2wt%以上である蓄熱材組成物。 - 酢酸ナトリウムと、水と、tert−ブチルアルコールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は55/45以上57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記tert−ブチルアルコールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記tert−ブチルアルコールの重量パーセント濃度Waは2wt%以上である蓄熱材組成物。 - 酢酸ナトリウムと、水と、エチレングリコールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記エチレングリコールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記エチレングリコールの重量パーセント濃度Waは1wt%以上であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水および前記エチレングリコールの組成を重量パーセント濃度で示す三角図において、前記酢酸ナトリウム、前記水および前記エチレングリコールの重量パーセント濃度Ws、Ww、Waは、3つの点X、Y、Zを結ぶ線で囲まれた領域に含まれる蓄熱材組成物。
X(酢酸ナトリウム:53wt%、水:40wt%、エチレングリコール:8wt%)
Y(酢酸ナトリウム:52wt%、水:39wt%、エチレングリコール:9wt%)
Z(酢酸ナトリウム:52wt%、水:42wt%、エチレングリコール:6wt%) - 酢酸ナトリウムと、水と、プロピレングリコールとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は55/45以上57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記プロピレングリコールからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記プロピレングリコールの重量パーセント濃度Waは2wt%以上であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水および前記プロピレングリコールの組成を重量パーセント濃度で示す三角図において、前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは、第1の点Aと第2の点Bとを結ぶ直線以上である蓄熱材組成物。
A(酢酸ナトリウム:52wt%、水:39wt%、プロピレングリコール:9wt%)
B(酢酸ナトリウム:53wt%、水:43wt%、プロピレングリコール:4wt%) - 酢酸ナトリウムと、水と、グリセリンとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は55/45以上57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記グリセリンからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記グリセリンの重量パーセント濃度Waは1wt%以上であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水および前記グリセリンの組成を重量パーセント濃度で示す三角図において、前記グリセリンの重量パーセント濃度Waは、第1の点Aと第2の点Bとを結ぶ直線以上である蓄熱材組成物。
A(酢酸ナトリウム:56wt%、水:42wt%、グリセリン:2wt%)
B(酢酸ナトリウム:54wt%、水:45wt%、グリセリン:1wt%) - 酢酸ナトリウムと、水と、両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記両末端型/カルビノール変性シリコーンオイルの重量パーセント濃度Waは1wt%以上である、蓄熱材組成物。 - 酢酸ナトリウムと、水と、疎水基と親水基を含むアミンとを必須構成成分として含有し、
前記酢酸ナトリウムと前記水との重量比率R(酢酸ナトリウム/水)は57/43以下であり、
前記酢酸ナトリウム、前記水、および前記アミンからなる3成分に占める前記酢酸ナトリウムの重量パーセント濃度Wsは52wt%以上であり、
前記3成分に占める前記アミンの重量パーセント濃度Waは1wt%以上である、蓄熱材組成物。 - 前記アミンは4’−(ジメチルアミノ)アゾベンゼン−4−スルホン酸ナトリウムである、請求項11に記載の蓄熱材組成物。
- 前記酢酸ナトリウム、前記水および前記アミンの組成を重量パーセント濃度で示す三角図において、前記酢酸ナトリウム、前記水および前記アミンの重量パーセント濃度Ws、Ww、Waは、点A、Bを結ぶ直線、点C、Dを結ぶ直線、点E、Fを結ぶ直線、およびWs=52wt%である直線で囲まれた領域に含まれる、請求項12に記載の蓄熱材組成物。
A(酢酸ナトリウム:53.5wt%、水:43.5wt%、アミン:3wt%)
B(酢酸ナトリウム:52.5wt%、水:46wt%、アミン:1.5wt%)
C(酢酸ナトリウム:52.5wt%、水:42.5wt%、アミン:5wt%)
D(酢酸ナトリウム:52wt%、水:44wt%、アミン:4wt%)
E(酢酸ナトリウム:54wt%、水:44wt%、アミン:2wt%)
F(酢酸ナトリウム:52wt%、水:42wt%、アミン:6wt%) - 請求項1から13のいずれか1項に記載の蓄熱材組成物を用いる方法であって、
(a)固相である酢酸ナトリウム三水和物を含む第1状態の蓄熱材組成物が収容された蓄熱材容器と熱交換するように熱媒体を流通させることにより、前記蓄熱材容器内の前記第1状態の前記蓄熱材組成物を、前記酢酸ナトリウム三水和物の相変化温度以上の第1温度まで加熱する工程であって、これにより、前記酢酸ナトリウム三水和物を融解し、前記蓄熱材組成物を第2状態とする工程と、
(b)前記蓄熱材容器内において、前記酢酸ナトリウム三水和物の相変化温度未満の第2温度で、前記第2状態の前記蓄熱材組成物を保持する工程と、
(c)前記蓄熱材容器内において、前記酢酸ナトリウム三水和物を凝固させることにより、保持されていた前記第2状態の前記蓄熱材組成物を前記第1状態とする工程と、
(d)前記蓄熱材容器と熱交換するように熱媒体を流通させることにより、前記酢酸ナトリウム三水和物の凝固によって前記蓄熱材組成物から放出された熱の少なくとも一部を回収する工程と
を包含する方法。 - 前記工程(c)では、前記第2状態の前記蓄熱材組成物に金属棒で刺激を与えることにより、酢酸ナトリウム三水和物を凝固させる、請求項14に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014196763A JP6386852B2 (ja) | 2013-09-30 | 2014-09-26 | 蓄熱材組成物および蓄熱材組成物を用いる方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013203933 | 2013-09-30 | ||
JP2013203933 | 2013-09-30 | ||
JP2014127111 | 2014-06-20 | ||
JP2014127111 | 2014-06-20 | ||
JP2014196763A JP6386852B2 (ja) | 2013-09-30 | 2014-09-26 | 蓄熱材組成物および蓄熱材組成物を用いる方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016020470A JP2016020470A (ja) | 2016-02-04 |
JP6386852B2 true JP6386852B2 (ja) | 2018-09-05 |
Family
ID=51619093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014196763A Active JP6386852B2 (ja) | 2013-09-30 | 2014-09-26 | 蓄熱材組成物および蓄熱材組成物を用いる方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9732264B2 (ja) |
EP (1) | EP2853576B1 (ja) |
JP (1) | JP6386852B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5740443B2 (ja) * | 2013-09-11 | 2015-06-24 | 株式会社東芝 | 送信システム |
JP6590607B2 (ja) * | 2014-09-29 | 2019-10-16 | パナソニック株式会社 | 蓄熱材組成物、蓄熱装置及び蓄熱方法 |
US20170009118A1 (en) * | 2015-07-10 | 2017-01-12 | General Electric Company | Method and apparatus for generating latent heat at low temperatures using exothermic salt crystallization |
CN106010459B (zh) * | 2016-06-03 | 2019-08-27 | 宁海德宝立新材料有限公司 | 一种用于镇痛的相变储热复合材料 |
JP2018030924A (ja) * | 2016-08-23 | 2018-03-01 | 東ソー株式会社 | 蓄熱材組成物およびそれを含む加温パック |
US11796229B2 (en) * | 2019-03-22 | 2023-10-24 | Solvcor Technologies. Llc | Systems and methods for high energy density heat transfer |
JP6500152B1 (ja) * | 2018-07-04 | 2019-04-10 | 東邦瓦斯株式会社 | 潜熱蓄熱材組成物 |
US20220135860A1 (en) * | 2019-03-14 | 2022-05-05 | Panasonic Corporation | Heat storage material composition and heat storage apparatus |
CA3138036A1 (en) * | 2020-11-09 | 2022-05-09 | Rapid Aid Corp. | Heat pack with supercooled aqueous salt solution and glycerin |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4533483A (en) * | 1973-07-02 | 1985-08-06 | American Hospital Supply Corporation | Heat source providing a substantially constant temperature |
US3977202A (en) * | 1975-05-28 | 1976-08-31 | Johnson & Johnson | Cold pack device |
US4331556A (en) | 1978-01-03 | 1982-05-25 | Kay Laboratories, Inc. | Heat storage material |
US4439337A (en) * | 1981-11-20 | 1984-03-27 | The Dow Chemical Company | Composition and method for preventing freezing together of various surfaces |
US4388203A (en) * | 1981-11-20 | 1983-06-14 | The Dow Chemical Company | Composition and method for melting frozen aqueous solutions |
US4696338A (en) * | 1982-06-01 | 1987-09-29 | Thermal Energy Stroage, Inc. | Latent heat storage and transfer system and method |
US4503838A (en) * | 1982-09-15 | 1985-03-12 | American Hospital Supply Corporation | Latent heat storage and supply system and method |
WO1984001167A1 (en) | 1982-09-17 | 1984-03-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Thermal energy storage material |
JPS6031587A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄熱材 |
JPS619484A (ja) | 1984-06-25 | 1986-01-17 | Asahi Denka Kogyo Kk | 蓄熱剤組成物 |
JPS6114283A (ja) * | 1984-06-30 | 1986-01-22 | Asahi Denka Kogyo Kk | 蓄熱剤組成物 |
US4561989A (en) * | 1984-07-30 | 1985-12-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Heat storage material |
TR22592A (tr) | 1985-07-20 | 1987-12-15 | Wst Waermespeichertech Sa | Isinin,depolanmis maddenin erime ve kristal fazi hattindaki doenuesuemuende ahnip verildigi bir latent(gizil)isi enerjisi deposu |
JPS62205184A (ja) | 1986-03-05 | 1987-09-09 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 熱エネルギ−貯蔵物 |
JPS63292137A (ja) | 1987-05-26 | 1988-11-29 | Canon Inc | 電子写真感光体 |
JPS6485277A (en) | 1987-09-25 | 1989-03-30 | Mitsui Petrochemical Ind | Heat storage material |
JP2538635B2 (ja) * | 1988-03-28 | 1996-09-25 | 三菱化学株式会社 | 蓄熱材 |
JPH0292986A (ja) | 1988-09-30 | 1990-04-03 | Kubota Ltd | 蓄熱材組成物 |
JPH0341185A (ja) | 1989-07-07 | 1991-02-21 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 蓄熱組成物の製造方法 |
US5065598A (en) * | 1989-09-05 | 1991-11-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Ice thermal storage apparatus |
JPH04324092A (ja) | 1991-04-24 | 1992-11-13 | Nok Corp | 潜熱蓄熱材 |
JPH06212147A (ja) * | 1993-01-18 | 1994-08-02 | Tomio Nakazawa | 融雪、氷解、凍結防止用組成物 |
JPH0675435U (ja) * | 1993-04-09 | 1994-10-25 | 東亜技研株式会社 | 蓄熱マット |
US5402650A (en) * | 1994-05-03 | 1995-04-04 | The Curators Of The University Of Missouri | Thermal storage composition for low energy ice harvesting, method of using same |
US20030168625A1 (en) * | 1997-09-30 | 2003-09-11 | Richard Sapienza | Environmentally benign anti-icing or deicing fluids |
JP2001031956A (ja) | 1999-07-16 | 2001-02-06 | Yamaguchi Michiko | 潜熱蓄熱材組成物 |
JP2001139939A (ja) | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Mitsubishi Chemicals Corp | 蓄熱材組成物 |
US6537309B2 (en) | 2001-03-26 | 2003-03-25 | Council Of Scientific And Industrial Research | Reusable heat pack, method of manufacture thereof, mixture for use in a reusable heatpack and process for the preparation thereof |
DE112005001511T5 (de) * | 2004-07-05 | 2007-05-24 | Abc Research Laboratory For Building Materials Co., Ltd. | Schneeschmelz-/Gefrierschutzmittel |
JP5013499B2 (ja) | 2005-10-19 | 2012-08-29 | 公益財団法人新産業創造研究機構 | 潜熱輸送用スラリー |
JP2008020177A (ja) | 2006-06-15 | 2008-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄熱システム |
JP5140255B2 (ja) | 2006-09-08 | 2013-02-06 | 日油技研工業株式会社 | 蓄熱材および電力ケーブルの冷却方法 |
JP5200473B2 (ja) * | 2007-09-21 | 2013-06-05 | トヨタ自動車株式会社 | 吸・放熱カプセルの製造方法 |
JP2010251677A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Inex:Kk | ヒートシンク |
JP2011094878A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Negishi:Kk | 過冷却可能な潜熱蓄熱材を用いた発熱体 |
CN102031089B (zh) * | 2010-11-23 | 2013-06-26 | 长春金宝特生物化工有限公司 | 非氯环保融雪剂 |
JP6147258B2 (ja) | 2012-08-08 | 2017-06-14 | 古河電気工業株式会社 | 蓄熱材組成物、それを用いた補助熱源および熱供給方法 |
GB201312077D0 (en) * | 2013-07-05 | 2013-08-21 | British American Tobacco Co | Sodium acetate trihydrate formulations |
-
2014
- 2014-09-25 US US14/496,235 patent/US9732264B2/en active Active
- 2014-09-26 JP JP2014196763A patent/JP6386852B2/ja active Active
- 2014-09-29 EP EP14186823.2A patent/EP2853576B1/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9732264B2 (en) | 2017-08-15 |
JP2016020470A (ja) | 2016-02-04 |
EP2853576B1 (en) | 2019-07-24 |
EP2853576A1 (en) | 2015-04-01 |
US20150090422A1 (en) | 2015-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6386852B2 (ja) | 蓄熱材組成物および蓄熱材組成物を用いる方法 | |
KR101457727B1 (ko) | 제4급 암모늄염을 게스트 화합물로 하는 포접 수화물 | |
JP2000119643A (ja) | 蓄熱材組成物及び蓄熱容器 | |
JP5013499B2 (ja) | 潜熱輸送用スラリー | |
US10359237B2 (en) | Heat source material composition, and auxiliary heat source and heat supply method using the same | |
ES2833288T3 (es) | Composición refrigerante para motores de operación extendida | |
JP5660949B2 (ja) | 蓄熱材組成物 | |
JP6500152B1 (ja) | 潜熱蓄熱材組成物 | |
JP6440357B2 (ja) | 蓄熱材及び蓄熱装置 | |
Phaomei et al. | Effect of solvent on luminescence properties of re-dispersible LaF3: Ln3+ (Ln3+= Eu3+, Dy3+, Sm3+ and Tb3+) nanoparticles | |
Raghavan | Al-Li-Mg (Aluminum-Lithium-Magnesium) | |
JP5573193B2 (ja) | 蓄熱材組成物 | |
JP4835909B2 (ja) | 熱交換用液媒体組成物 | |
JP2015183973A (ja) | 過冷却型潜熱蓄熱材組成物および蓄熱システム | |
JP2021161228A (ja) | 無機系潜熱蓄熱材組成物 | |
JP7422132B2 (ja) | 蓄熱材組成物及び蓄熱装置 | |
JP5573122B2 (ja) | 蓄熱剤 | |
JP5125316B2 (ja) | 包接水和物生成用原料並びに、包接水和物又はそのスラリを製造する方法及び、包接水和物生成用水溶液を冷却する際に生じる圧力損失を低減する方法 | |
JP2000256659A (ja) | 蓄熱材組成物 | |
JPS5922986A (ja) | 蓄熱材 | |
JP5590102B2 (ja) | 包接水和物の蓄熱速度の増加方法、包接水和物が生成又は成長する速度の増加方法、包接水和物及び包接水和物のスラリ | |
CN106165190A (zh) | 低温粘度降低的非水传热流体 | |
JP2004189853A (ja) | 不凍液 | |
JP7121673B2 (ja) | 潜熱蓄熱材組成物 | |
JP2004238643A (ja) | 冷却液組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180403 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180522 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180810 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6386852 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |