JP6385337B2 - 無線通信デバイス、通信システム並びに無線通信デバイスと第1のアクセス・ネットワークとの間のデータ接続性を確立するための方法 - Google Patents

無線通信デバイス、通信システム並びに無線通信デバイスと第1のアクセス・ネットワークとの間のデータ接続性を確立するための方法 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
関連出願の相互参照
この出願は、係属中で共有に係る米国特許出願第13/293374号(発明の名称「IPアクセス上の無線通信デバイスとコア・ネットワークとの間のデータ接続性を確立する方法、無線通信デバイス及び通信システム」(“METHOD FOR ESTABLISHING DATA CONNECTIVITY BETWEEN A WIRELESS COMMUNICATION DEVICE AND A CORE NETWORK OVER AN IP ACCESS NETWORK,WIRELESS COMMUNICATION DEVICE AND COMMUNICATION SYSTEM”)、出願日2011年11月11日)に関係している。
開示事項の分野
本開示事項は一般に無線通信に関し、更に詳しくは、無線通信デバイスとアクセス・ネットワークとの間の接続性を確立することに関する。
開示事項の背景
ロング・ターム・エボルーション(LTE)通信規格は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)により開発され、最大限の移動性を有する向上したエンド・ユーザー経験を与える。LTEは、IPに基づくトラヒックを支持して、次世代(Evolved)パケット・コア(EPC)ネットワークと、次世代UMTS地上波無線アクセス・ネットワーク(E−UTRAN)と称される無線アクセス・ネットワークとを介して、データ接続性をユーザーへ提供する。
3GPP技術仕様TS 23.402(Vll.1.0)は、非3GPPアクセス、例えばWLAN、WiMAXなどを用いることにより、EPCと無線通信デバイス(一般にユーザー機器又はUEと称される)との間の接続性を提供するためのステージ2技術仕様を規定する。2011年12月のTS 23.402のリリース 11は、“3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Services and System Aspects;Architecture enhancements for non−3GPP accesses”と題されている。3GPP TS23.402は、ANDSF(Access Network Discovery&Selection)と称される指針基礎を規定し、これは、何れのアクセス・ネットワークがアクセス選択及び経路目的について最も高い優先度を有するかを複数のUEへ知らせるために、複数のUEへアクセス及び経路選択指針を与える。ANDSFが複数のUEへ提供することができる指針の形式は、以下に説明する。この説明は、TS 23.402の条項4.8における現在のテキストに基づいている。
Inter−System Mobility Policy(ISMP)は、データ通信のために一つの無線アクセス技術だけを使用することができるUEによって適用される。例えば、UEは、3GPP無線アクセス技術又はWLAN無線アクセス技術の何れかを使用することができるが、その両方を同時に使用することはできない。ISMPは、EPCへアクセスするために何れの無線アクセス技術が携帯電話事業者によって選ばれるかを示す。例示的なISMPは、「WLANアクセスは、午前8時から午後5時まで選ばれる」、又は、「UEがない場所領域Yの内側にあるとき、SSID=xを有するWLANが選ばれる」ことを示すことがある。ISMPには、何時/何処でこの指針が有効であるかを示す特定の状況を有することができることに留意されたい。上述の第1の例においては、ISMPは午前8時と午後5時との間で有効である。UEが、EPCへのアクセスがWLAN上で選ばれることを示す有効なISMPがあると判定するとき、UEは、利用可能なWLAN(有効ISMPについて、任意のSSIDへ至る、又は、特定のSSIDへ至る)を発見して接続せねばならず、次いで、WLAN上でEPC取り付け手順を実行する。次いで、UEは、好ましい無線アクセス・ネットワーク(この例ではWLAN)上でEPCに接続(取り付け)される。このEPC取り付け手順は、ISMP指針がEPCへ取り付けるための好ましい無線アクセス技術を示すので、必要とされる。
TS 23.402はUEをEPCへ取り付けるための幾つかの方法を規定しており、例えば所謂S2bインターフェース上の取り付け(第7.2節)、又は所謂S2cインターフェース上の取り付け(第7.3節)等である。しかしながら、WLAN上でUEをEPCへ取り付けることにより用いられる特定の方法は、本開示事項の範囲外である。
Inter−System Routing Policy(ISRP)は、複数の無線アクセス技術上の複数の同時データ接続を有する(又は確立できる)複数のUEにより適用され、例えば、3GPP無線アクセス技術上の一つのデータ接続及びWLAN無線アクセス技術上の他のデータ接続を有する複数のUEである。この場合には、ISRPは、どのようにUEの出トラヒックが複数の利用可能なデータ接続に亘って経路を定めなければならないかを示す。ISRP指針によれば、携帯電話事業者は、(a)ユーザー経験が改善され、及び、(b)3GPP無線アクセス・ネットワークが、WLANアクセスを使用できるトラヒックから解法されるという方式で、UEの経路挙動に影響を及ぼすことができる。
以下のように、TS 23.402の第4.8節に規定された3種類のISRP指針がある。
MAPCON(マルチ・アクセス・パケット・データ・ネットワーク(PDN)接続性)のためのISRP:これらの指針は、UEが特定のアクセス・ポイント名(APN)へのPDN接続を確立しようとするとき、何れの無線アクセス技術を使用せねばならないかを示す。例えば、MAPCONのためのISRPは、「APN=internet.example.comへのPDN接続は、WLANアクセス上で確立されなければならない」、又は、「APN=imsへのPDN接続は、3GPPアクセス上で確立されねばない」ことを示し得る。
好ましい無線アクセス・ネットワーク(MAPCONのためのISRPに従って)上でPDN接続を確立する後、UEは、この無線アクセス・ネットワーク上のこのPDN接続に関係している全てのトラヒックの経路を定める。特定のPDN接続に関連するトラヒックは、特定のアプリケーションによりもたらされる全てのトラヒックであり得る。したがって、例えば、UEはWLAN上で特定のAPNへのPDN接続に関連する全てのトラヒックの経路を定めることがあり、かつ、3GPP無線アクセス・ネットワーク上の他の全てのトラヒックの経路を定めることがある。
IFOM(IP Flow Mobility)のためのISRP:これらの指針は、何れの無線アクセス技術を特定のフィルタに遭遇するトラヒックのために使用せねばならないかを示す。例えば、IFOMのためのISRPは、「送信先x.y.z.wへのトラヒックは、WLANアクセスを経由せねばならない」、又は、「送信先ポート5060へのUDPトラヒックは、3GPPアクセスを経由せねばならない」、又は、「アプリケーションZからのトラヒックは、午後5時から午前12時までWLAN SSID=Yを経由せねばならない」ことを示し得る。UEが、或るトラヒックが好ましくはWLAN上で経路を定められることを示すIFOMのための有効なISRPがあると判定するとき、UEは利用可能なWLAN(既に接続されていないならば)を発見して接続し、EPC取り付け手順(既に取り付けられていないならば)を実行し、次いで、このWLAN上の指示されたトラヒックの経路を定めねばならない。次いで、UEは、WLANアクセスと3GPPアクセスとの両方でEPCに接続され(取り付けられ)、IFOMのための有効なISRPに基づいて好ましいアクセスへの出トラヒックの経路を定める。
NSWO(非シームレスWLANオフロード)のためのISRP:これらの指針は、何れのトラヒックが、EPCを経由することなく、WLAN無線技術へ直接に経路を定められねばならないかを示す。例えば、NSWOのためのISRPは、「ポート80へのHTTPトラヒックは、非シームレス/オフロードを有するWLANアクセス(任意のSSID)を使用せねばならない」ことを示し得る。非シームレスWLANオフロードを使用しているトラヒックとは、EPCを迂回して、WLANネットワークによって直接に経路を定められるトラヒックを意味する。そのようなトラヒックのために、UEはEPCに取り付ける必要は無いか、又はEPCへのPDN接続を確立する必要は無い(前の2つのISRP指針形式の場合のように)。
以上から、以下の結論を演繹することができる。
UEが、WLANアクセスが好ましいことを示している有効なISMPがあると判定するとき、UEはWLANへ接続して、次いで、このWLAN上でEPCへのPDN接続(取り付け)を確立せねばならない。この場合、UEは、WLANが接続性をEPCへ与えて、局所的サービス、例えば住宅メディア・サーバへのアクセスには、そのようなサービスがEPCへの確立したPDN接続上でアクセス可能ではないので、使用することができないということを知っている。
UEが、WLANアクセスが特定のAPNへのPDN接続のために好ましいことを示すMAPCONのための有効なISRPがあることを判定し、かつ、UEが、このAPNへのPDN接続が必要である(例えばアプリケーション要請に起因して)と判定するとき、UEはWLANに接続して、次いで、このWLAN上でEPCへのPDN接続を確立せねばならない。この場合、UEは、WLANが接続性をEPCへ与えて、局所的サービス、例えば住宅メディア・サーバへのアクセスには、そのようなサービスがEPCへの確立したPDN接続上でアクセス可能ではないので、使用することができないということを知っている。
WLANアクセスが特定のトラヒックのために好ましいことを示しているIFOMのための有効なISRPがあるとUEが判定するとき、UEはWLANに接続して、次いで、このWLAN上でEPCへのPDN接続を確立せねばならない。この場合、UEは、WLANがEPCへ接続性を与えて、局所サービス、例えば住宅メディア・サーバへのアクセスはEPCへの確立したPDN接続についてアクセスできないので、WLANはそのようなサービスのために使用することができないことを知っている。
UEが、WLANアクセスが特定のトラヒックのために好ましいことを示しているNSWOのための有効なISRPがあると判定するとき、UEはWLANへ接続せねばならないが、このWLAN上でEPCへのPDN接続を確立してはならない。この場合、UEは、WLANがEPCへのアクセスを与えず、局所的サービス、例えば住宅メディア・サーバへのアクセスのために使用できることを知っている。
上述の全ての場合において、UEは、それが接続されているWLANにより与えられた接続性の形式を知っており、それに応じてその挙動を調整することができる。例えば、UEは、WLANがEPC接続性(確立されたPDN接続を通じて)を与えるとき、UEはデジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)サービス又は他の局所的サービスを無効にすることができる。しかしながら、UEがWLANネットワークにより与えられる接続性の形式を知らない状況があり、これは幾つかの問題を引き起こしてしまう。
3GPP専門調査委員会SA2は、最近“S2a Mobility based On GTP&WLAN access to EPC”(略してSaMOG)と称される新たな作業アイテムに取り込んでおり、これは(a)EPCへの接続性を与える信頼されたアクセス・ネットワークと考えられるWLANを有効にし、(b)WLANとEPCとの間で汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリング・プロトコル(GTP)接続性を与える。3GPPの対応する研究の結果は、3GPP技術レポートTR 23.852(Vl.0.0)に文書化されている。この新たな作業アイテムの状況では、WLANを介する新たな接続性が規定されている(一般に「SaMOG接続性」と称される)。
これは、図1に概略的に図解される。例えば、UEがNSWOのためのISRPが有効になったと判定し、又は、他の実施例に特有のトリガー、例えばユーザーが家に到着して、UE108が常に家庭WLAN(それが利用可能なとき)に接続するように構成されているので、UE108はWLAN接続を確立する。WLANアクセス・ネットワーク102に接続した後、WLANアクセス・ネットワーク102は非シームレス・オフロードのために使用されるように意図されているので(即ち、EPC104を迂回するため)、UE108はEPC104への何らのPDN接続を確立しない。従って、UE108は、あたかもWLANアクセス・ネットワーク102がEPC 104にトラヒックを送らないように、かつ、あたかもWLAN 102が局所的サービス110(例えば住宅ネットワークにおけるサービス)へのアクセス、並びに外部データ・ネットワーク(例えばインターネット113)への直接アクセスに与えることができるように作動する。しかしながら、WLAN 102が(例えば管理手段により)所謂SaMOG形式の接続性を与えるように構成されているならば、WLAN 102はEPC 104への接続性を確立し(例えばGTP又はプロキシ モバイル IP(PMIP)トンネルを介して)、UE 108からの全てのトラヒックをEPC 104へ進める。これは、UE 108に対して透過的である。
WLAN 102がSaMOG接続性を与えるように構成されているが、これをUE 108が知らないとき(即ち、UEが、あたかもWLAN 102が非シームレス・オフロードを与えて、EPC104を迂回するように作動するとき)、“Considerations for Deployments without UE Impact”と題された文書S2―115008に説明されたように、幾つかの問題が生じてしまう。例えば、以下の通りである。
ユーザーが局所的サービス、例えばファイル・サーバ、プリントサーバ、DLNAメディア・サーバなどにアクセスするのに慣れている企業内の局所的サービス又は資源及び/又は住宅WLANにユーザーが接続できないことにより、ユーザー経験は影響を受ける。
ユーザーは、均一な請求又は無料の接続性さえ与えるWLAN内でデータ・トラフィックが完全に取り扱われるという印象の下に存するが、実際には、データ・トラフィックはEPCを経由して、データ・ボリュームに基づいてより高い率で請求され得る。
インターネット接続性は、EPCがGTP/PMIPトンネルからインターネットへの到来データを防ぐならば、SaMOGのためのデフォルトAPNがインターネット接続を与えない限り、可能ではない。
UEは、DLNAに基づくサービスのような局所的サービスを有効にしようと試み(UEのトラヒックの全てがEPCへ経路を定められるので成功はしない)、これは不必要なバッテリの消費をもたらす。
上述の問題に加えて、UEが、WLANがSaMOG接続性を与えることを知らないとき、これはWLANとEPCとの間のGTP/PMIPトンネルの確立のために要求される必須の接続性パラメータをWLANへ与えない。そのような接続性パラメータは、以下を含む。
アクセス・ポイント名(APN)パラメータであって、これは、UEが接続を望むサービス又はパケット・データ・ネットワーク(例えばインターネット、IMSなど)を示す。
パケット・データ・プロトコル/パケット・データ・ネットワーク(PDP/PDN)形式パラメータであって、これは、UEにより要求された接続性の形式、例えば、IPv4、IPv6、又は両方を示すので、EPCは、如何なるIPアドレスがUEへ割り当てられたかを知る。
取り付けtypeパラメータであって、これは、UE取り付けが、標準サービス(「初期取り付け」のための、又は、緊急サービス(「緊急取り付け」)又は、例えばUTRAN又はWLANからの既存のPDP/PDN接続上で受け渡す(「受け渡し取り付け」)ための新たなPDP/PDN接続を形成するためのものであるか否かを示す。
したがって、UEにはWLANがSaMOG接続性を与えるか否かを判定する必要が存在する。
ここで、本開示事項の異なる態様による無線通信デバイス、通信システム、並びに無線通信デバイスと第1のアクセス・ネットワークと間のデータ接続性を確立するための方法について、単なる例示として、添付図面を参照して説明する。
図1は通信システムのブロック概略図である。
図2は本開示事項の例示的実施形態による無線通信デバイスのブロック概略図である。
図3は、本開示事項の実施形態により無線通信デバイスと第1のアクセス・ネットワークとの間でデータ接続性を確立する例示的法を示すフロー図である。
図4は、本開示事項による第1のアクセス・ネットワークの接続性形式を特定する無線通信デバイスへ情報を与える例示的機構を示す通信システムのブロック概略図である。
図5は、本開示事項の例示的実施形態により第1のアクセス・ネットワーク上で無線通信デバイスと第2のアクセス・ネットワークとの間の認証のための例示的メッセージ・フローを示す図である。
詳細な説明
本開示事項はLTE通信システム及び無線通信デバイスとWLANアクセス・ネットワークとの間のデータ接続性確立を参照して説明され、そのWLANアクセス・ネットワークは、LTE通信システム(即ち、次世代パケット・コア(EPC))のコア・ネットワークへの接続を確立して、無線通信デバイスからEPCへの全てのデータ・トラヒックをトンネルさせるように構成し得る。しかしながら、本開示事項は、WLAN以外の第1のアクセス・ネットワーク、例えばWiMAX又はブルートゥース・アクセス・ネットワーク又は他のIPアクセス・ネットワーク(これは無線通信デバイスからEPCへのトラヒックをトンネルさせるように構成されている)へ適用され得ることに留意されたい。さらに、本開示事項は、LTE通信システムのEPC以外の第2のアクセス・ネットワーク、例えばGPRS又はUMTS通信システム又は他の3GPP2パケット通信システムのパケット切り換え領域、又はISP、又は任意の相互作用アクセス・ネットワーク、へ適合し得る。コア・ネットワーク(EPC)及びWLANアクセス・ネットワークに関して本開示事項を説明することによって、それは本開示事項を如何なる方式であれ限定することを意図するものではない。
本開示事項による無線通信デバイスは、携帯若しくは移動電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、無線ビデオ又はマルチメディア・デバイス、ポータブル・コンピュータ、ネットブック、タブレット・デバイス、埋設通信・プロセッサ又は同様な無線通信デバイスであることがある。以下の説明においては、通信デバイスは一般に、ユーザー機器(UE)と呼ばれるが、これは本開示事項を何らかの特定の種類の無線通信デバイスに限定することを意図するものではない。
本開示事項による通信システムの例は、図1に示される通信システムである。図1を参照して上述したように、通信システムは、3GPPコア・ネットワーク(EPC 104)及びEPC104へ通信的に結合された3GPPアクセス・ネットワーク106(LTE通信システムのためのE−UTRAN)を含む3GPP通信システム101(LTE通信システム)と、EPC104へ(例えば、インターフェースSTa及びS2aを介して)通信的に結合されたWLANアクセス・ネットワーク102と、UE108とからなる。ここには複数のUEがあり、単純化のためにその一つのみが図示されていることに留意されたい。
EPC 104はアクセス・ネットワーク発見及び選択機能(Access Network Discovery & Selection Function)(ANDSF)105のような要素と、図1には図示されていないが、認証、認可及びアカウンティング(AAA)サーバ、家庭位置レジスタ/家庭加入者サーバ(Home Location Register/Home Subscriber Server)(HLR/HSS)、少なくとも一つのPDN―GW(これらは外部データ・ネットワーク112、例えばインターネット、又はMMSサービスを提供するネットワークへの接続性を与える)を含む。ANDSF要素105の機能は、複数のUEを支援して非3GPPアクセス・ネットワーク、例えばWLAN又はWiMAXを発見し、これは3GPPアクセス・ネットワークに加えて、データ通信のために使用することができ、複数のUEに、これらのネットワークへの接続規制規則を与える。LTE通信システムの構造は、当技術分野で周知である。
WLANアクセス・ネットワーク102は、3GPP通信システム101とは異なる管理領域(例えば異なるオペレーターによって管理される)にあることもあれば、ないこともある。
WLANアクセス・ネットワーク102は、特定の接続性形式を与えるか若しくは支持するように構成されている。WLANが第2のアクセス・ネットワークへの接続を確立して、UEからの全てのデータ・トラヒックを第2のアクセス・ネットワーク(例えば第2のアクセス・ネットワークのコア・ネットワーク)へトンネルさせるように構成されているとき、WLANアクセス・ネットワークは、第1の接続性形式を支持するように構成されている。図1の構成要素を参照すると、WLANアクセス・ネットワーク102がLTE通信システム101のEPC104への接続を確立して、UE108からの全てのデータ・トラヒックをEPC104へトンネルさせるとき、WLANアクセス・ネットワーク102は第1の接続性形式がある。序文の説明を参照すると、第1の接続性形式は、「SaMOG接続性」として考えられ得る。WLANが第2のアクセス・ネットワーク(例えばEPC 104)への接続を確立せず、直接のアクセスをサービスに与える、例えば企業又は住宅サービスのような局所サービス110への直接アクセス及び/又はインターネット113などの外部データ・ネットワークへの直接アクセスを与えるように構成されているとき、WLANアクセス・ネットワークは第2の接続性形式を支持するように構成される。
局所的サービス110は、WLAN 102を介して、かつ、第2の無線アクセス・ネットワークを使用することなくアクセスされる任意のサービスを含む。WLANアクセス・ネットワーク102の位置とWLANアクセス・ネットワーク102に接続された資源とに依存して、局所的サービス110は、住宅メディア・サーバ、ファイル・サーバ、プリント・サーバ、DLNAメディア・サーバ、プライベート・ウェブ・サーバ又はインターネットへの接続のためのモデムへのアクセスを含み得る。
WLANアクセス・ネットワークの接続性形式は、特定の加入者(UE)がWLANに取り付けられて、この加入者からの全てのトラヒック・データを第2のアクセス・ネットワークへトンネルさせる(即ち、WLANアクセス・ネットワークを第1の接続性形式を支持するように構成する)ときに、第2のアクセス・ネットワークへの接続性を確立するか、又は第2のアクセス・ネットワークへの接続性、かつ、局所的サービス及び外部データ・ネットワークへの直接アクセスを確立しない(即ち、WLANアクセス・ネットワークを第2の接続性形式を支持するように構成する)かの何れかにWLANを構成するWLANオペレーターにより判定される。後者の場合は、今日では最も一般的に用いられている。WLANと第2のアクセス・ネットワークが管理上で異なる領域に属しているとき、WLANと第2のアクセス・ネットワークとの間の接続性は2人のオペレーターの間のビジネス協定によって管理される。WLANアクセス・ネットワークの接続性形式は、いつでもWLANオペレーターによって変更し得る(例えばWLANオペレーターと第2のアクセス・ネットワークのオペレーターとの間にビジネス協定における変更があるとき)。WLANアクセス・ネットワークの接続性形式は、例えばWLANアクセス・ネットワークでプロトコル/指針を変更することによって変更し得る。
図2は、本開示事項の例示的実施形態による無線通信デバイス、例えば図1に示されるUE 108のブロック図である。当業者には明らかなように、図2はこの中の本開示事項の理解のために必要である例示的なUE 108の主要な機能的構成要素のみを示す。
UE 108は、UE 108のための操作上の処理を実行するための処理ユニット202から成る。このUE 108は、例えば、LTE通信システム101のE−UTRAN(図示せず)のeNodeB(図示せず)又はWLANアクセス・ネットワーク102のアクセス・ポイント又はノード(図示せず)を有する無線通信リンクを介する無線通信を与えるための通信区画204も有する。通信区画204は、UE 108のLTE無線アクセス・インターフェースの部分である要素と、UE 108のWLAN無線アクセス・インターフェースの部分である要素とから成ることがある。この通信区画204は、代表的には、例えば、少なくとも一つのアンテナ208、受信機(図示せず)及び送信機(図示せず)、少なくとも一つの変調/復調区画(図示せず)、及び少なくとも一つの符号化/復号化区画(図示せず)を含み、これは当業者には公知であるので、ここでは更なる説明はしない。通信区画204は、LTE無線アクセス・インターフェースのための要素の1セット及びWLANアクセス・インターフェースのための要素の1セットを含むことがあり、又は、インターフェースは要素を共有することがある。通信区画204は、処理ユニット202に接続されている。
UE 108は、モバイル機器とUE 108のユーザーとの間のインターフェースを与えるためにマン・マシン・インターフェース MMI212も有し、これは、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、表示スクリーン(全て図示せず)などの要素を含む。MMI 212も処理ユニット202へ接続されている。
処理ユニット202は、単独のプロセッサである場合もあり、UE 108の操作のために必要とされる全ての処理を実行する二つ以上のプロセッサから成ることもある。プロセッサの個数及び処理ユニットへの処理機能の配分は、当業者の設計選択の問題である。UE 108は、プログラム・メモリ214も有し、これには、処理ユニット202によるUE 108の操作のためのプロセッサ指令を包含するプログラムが記憶されている。このプログラムは、多数の異なるプログラム要素又は様々な異なるタスクのためのプロセッサ指令を包含するサブルーチンを包含することがあり、これは例えば、MMI 212を介するユーザーとの通信、EUTRAN(図示せず)及びWLANアクセス・ネットワーク102から受信された信号メッセージ(例えば、ページング信号)の処理、及び近隣のカバレージ領域測定の実行である。プログラム・メモリ214に記憶された特定のプログラム要素は、要請されたデータ接続性を確立するために必須の接続性パラメータを与えるための接続性パラメータ要素216を含む。接続性パラメータ要素216の操作は、以下に更に詳細に説明される。
UE 108は、情報を記憶するためのメモリ218を更に含み得る。メモリ218は図2には処理ユニット202の一部として示されているが、それに代えて、別々である場合もある。
ここで図3を参照すると、本開示事項の例示的実施形態による無線通信デバイス(例えば図1のUE 108)と第1のアクセス・ネットワーク(例えば図1のWLANアクセス・ネットワーク102)との間でデータ接続性を確立するための方法のステップが示されている。この方法は、例示として、図1の通信システム100及び図2のUE108を参照して説明される。本発明は図1を参照して図示及び説明されたネットワークの特定の形式に限定することを意図するものではない。
ステップ300において、UE 108は、少なくともWLANアクセス・ネットワーク102に関連した情報を受信する。この情報は、少なくともWLANアクセス・ネットワーク102の接続性形式を含む。上述に示されるように、WLANアクセス・ネットワーク102は第1の接続性形式(例えばSaMOG接続性)又は第2の接続性形式を提供するように構成し得る。情報はUE 108によって受信されて、メモリ(例えばメモリ218)に記憶されて、次いで処理ユニット202の制御の下に後続の処理のためメモリから取り出し得る。これに代えて、処理ユニット202の制御の下に、情報が受信されて同時に処理し得る。
例示的構成においては、UE 108は、このUE 108のために好ましいアクセス・ネットワークに関連した情報を受信する。この情報は、好ましいアクセス・ネットワークの特定及び好ましいアクセス・ネットワークの各々の接続性形式を含む。好ましいアクセス・ネットワークは、WLANアクセス・ネットワーク102を含む。好ましいアクセス・ネットワークに関する情報は、
例えば、EPC 104のANDSF要素105又は他のアクセス・ネットワーク(例えばUE 108の家庭PLMN)のANDSF要素により提供され得る。
代替的な例示的構成においては、UE 108はWLANアクセス・ネットワーク102に関連した情報を受信することがあり、これは、WLANアクセス・ネットワーク102の能力を発見するために開始される発見手順の間、WLANアクセス・ネットワーク102の接続性形式を示す。発見の手順は、IEEE 802.llu(IEEE 802.llu:An amendment to the IEEE802.11−2007:“Part 11: Wireless LAN Medium Access Control(MAC)and Physical Layer (PHY) Specifications”(IEEE802.11−2007への改訂:「第11部:無線LAN媒体アクセス制御(MAC)及び物理層仕様」)、2007年6月)に規定された発見手順である場合があり、又はUEは、UEはRFC 4284(RFC4284:Identity Selection Hints for the Extensible Authentication Protocol(EAP)(拡張認証プロトコル(EAP)のための識別選択ヒント)、2006年1月)に規定されたた拡張認証プロトコルEAP型手順を使用することができる。
他の代替的な例示的構成においては、UE108は、WLANアクセス・ネットワーク102に関連した情報を受信することがあり、これは、WLANアクセス・ネットワーク102へのアクセスのためにUE 108を認証及び認可する認証手続きの間に、WLANアクセス・ネットワーク102の接続性形式を示す。例えば、WLANアクセス・ネットワーク102の接続性形式は、UE 108の拡張認証プロトコルの間、例えばEAP−AKA又はEAP−SIM認証の間、UE 108に提供し得る。
更に他の代替的なの例示的構成では、UE 108は、少なくともWLANアクセス・ネットワーク102に関連した情報を受信することがあり、これはUE 108の静的構成の間(例えば製造時又はその後、UEが、UEをコンピュータへ接続することにより、又は、ユーザー構成により、更新されるとき)にWLANアクセス・ネットワーク102の接続性を示す。
UE 108がWLANアクセス・ネットワーク102の接続性形式を与える例示的構成の更なる詳細は、以下に与えられる。
ステップ302において、WLANアクセス・ネットワーク102とのデータ接続性を確立する要請は、UE 108において受信される。この要請は、UE 108のユーザーからの要請(例えばMMI 212によるユーザー入力)であることもあり、又は、UE 108上で実行されるアプリケーションからの要請であることもある。UE 108は(例えば処理ユニット202により)、ステップ304において、受信した情報において指定された接続性形式に基づくWLANアクセス・ネットワーク102の接続性形式を判定する。
WLANアクセス・ネットワーク102が受信した情報から第1の接続性形式を与えるように構成されたという判定に応じて(ステップ305)、UE 108は(例えば処理ユニット202により)WLANアクセス・ネットワーク102に接続して(ステップ306)、UE 108とEPC 104との接続を確立するために用いられる接続性パラメータを与えて、UE 108とEPC 104との間で要請されたデータ接続性を与える。
UE 108は(例えば接続性パラメータ要素216の管理の下の処理ユニット202により)、WLANアクセス・ネットワーク102と第2のアクセス・ネットワーク(例えばEPC 104)との間のデータ接続性を確立するために必要とされる接続性パラメータ若しくはデータを提供又は判定する。必須の接続性パラメータは以下を含み得る。
アクセス・ポイント名(APN)は、UEが接続を望むサービス又はパケット・データ・ネットワークを示す。
パケット・データ・プロコトル又はパケット・データ・ネットワーク(PDP/PDN)形式は、UEにより要請された接続性の形式、例えば、IPv4、IPv6、又はその両方を示すので、EPCは、如何なるIPアドレスをUEへ割り当てるべきかを知っている。
取り付け形式は、UE取り付けが、標準サービス(「初期取り付け」のために、又は、緊急サービス(「緊急取り付け」)のために、又は、例えばUTRANからWLANへの既存のPDP/PDN接続上の受け渡し(「受け渡し取り付け」)のために、新たなPDP/PDN接続を形成するか否かを示す。
サービスの品質(Quality of Service:QoS)は、要請されたデータ接続性のためにUEのユーザーにより必要とされるか、又は、好まれるサービスのレベルを示す。
他の接続性パラメータがUE 108により指定されることもある。例えば、UE 108のユーザー又はUE 108上で実行されているアプリケーションがインターネット上でウェブ・ページ又はサービスにアクセスしたいならば、接続性パラメータは、APN、例えばinternet.operator.com(これはインターネット接続を提供するAPNとして、UE 110に予め設定されている)、PDP/PDN形式、例えばIPv4v6(UEがIPv4及びIPv6アドレス計画を支持するならば)、及び「初期取り付け」のような取り付け形式を含み得る。要請されたサービス/データ・ネットワークのAPNは、UE 108において予め設定し得る。
手短に言うと、WLANアクセス・ネットワーク102上でEPC 104へのアクセスのためにUE 108を認証及び認可するために、認証手続きは、EPC 104により開始される(代表的にはWLANアクセス・ネットワーク102によって開始される)。データ接続性を確立するための要請を受信することに応じて、認証手続きは、UE 108により(例えば処理ユニット202により)引き起こされる。認証手続きは、任意の形式のEAPである場合もある。例えば、EAP−AKA手順を使用し得るが、それに代えて他の計画、例えばEAP−SIMを使用し得る。
認証要請メッセージは、認証手続きが開始されるのに応じて、UE 108において受信される。
UE 108は(例えば処理ユニット202により)認証要請メッセージに対する応答を送り、この応答は必須の接続性パラメータを含む。
例示的構成においては、この応答は、AT_CONN_INDと称される新たな特質を含むことがあり、これは必須若しくは好ましい接続性パラメータ、例えば好ましいAPN、PDP/PDN形式、取り付け形式等を示す。一例として、特質AT_CONN_INDの内容は、表1に示されるものであることがある。

AT_CONN_INDの接続性パラメータ 値
PDP/PDN形式 IPv4又はIPv6又はIPv4v6
取り付け形式 「初期取り付け」又は「受け渡し取り付け」
APN 要請されたAPNの値による文字列
QoS UEとPDN−GWの間の輸送チャンネルの必須のQoS
可能な他の接続性パラメータ ...
表1:AT_CONN_INDの例示的内容
認証手続きが完了した後、次いで、データ接続が必須の接続性パラメータによりEPC 104とWLAN 102との間で確立される。換言すれば、一旦認証手続きが正常に完了して、UE 108がWLANアクセス・ネットワーク102を介するEPC 104へのアクセスのために、必須の接続性パラメータにより認証及び認可されたならば、データ接続はEPC 104とWLANアクセス・ネットワーク102との間で確立される。このデータ接続は、その後、UE 108とEPC 104の間で全てデータ・トラフィックをトンネルさせるためにWLANアクセス・ネットワーク102により用いられる。
UE 108は、このデータ接続の設立において及び後続のトンネリング手順に関与しないが、好ましい接続性パラメータ(例えばAPN、PDP形式など)をWLANアクセス・ネットワーク102に提供することによって、UE 108はデータ接続の特性に影響を及ぼすことができる。このように、確立したデータ接続は、EPC 104に出入りする全てのUE 108データ・トラフィックを輸送するのに用いられる。
他の方法は、WLAN 102上でEPC 104へ接続(取り付け)するためにUE 108により用いられる場合があって、WLAN 102とEPC 104との間の接続を確立するのに用いられる接続性パラメータを与えるが、これは本開示事項を何らかの一つの方法に限定されることを意図するものではない。
WLANアクセス・ネットワーク102が第1の接続性形式を提供するように構成されるとき、WLANアクセス・ネットワーク102へ接続された後、ステップ307において、UE 108は更新されて、局所的サービスへの直接アクセスに必要な機能を無効にし(例えば局所的サービスへのアクセスを無効にし)、というのは、これらのサービスが、UE 108により実施されるデータ・トンネリングに起因して利用できないためである。これは、バッテリの消費を低減するのを助ける。UE 108は、これに加えて又はこれに代えて、ユーザーに通知する(例えば処理ユニット202の制御の下のMMI 212を介して)か、或いは、EPC 104により提供されるか、又は、EPC 104を介してアクセスできることが知られているサービスを可能にすることがある。
ステップ305へ戻ると、UE 108が、WLANアクセス・ネットワーク102が受信した情報から第2の接続形式を与えるように構成されていると判定するとき、UE 108は(例えば処理ユニット202により)、WLANアクセス・ネットワーク102へ接続し、かつ、サービスへの直接アクセス(例えば局所的サービス110への直接アクセス及び/又は外部ネットワーク、例えばインターネット113への直接アクセス)を与えるWLANアクセス・ネットワーク102により構成されている(ステップ308)。換言すれば、UE 108はWLANアクセス・ネットワーク102に接続し、かつ、UE 108は、WLANアクセス・ネットワーク102がサービスへの直接アクセスを与えるように(及び第2のアクセス・ネットワークを介さずに)構成されていることを知るように構成されている。UE 108は、当技術分野で周知の手順を用いてWLANアクセス・ネットワーク102に接続し得る。更に、UE 108は、WLANアクセス・ネットワーク102とEPC 104との間の接続を確立するのに用いられる任意の接続性パラメータを提供する必要はなく、というのは、WLANアクセス・ネットワーク102とEPC 104との間で確立されたデータ接続は存在しないからである。
上述したように、UE 108は、WLANが第1の接続性形式(例えばSaMOG接続性)を提供するように構成されているか、又は、代替的な例示的解決策を用いていないか否かを知らされることがある。一つのこのような解決策は、特定のWLANがいつ第1の接続性形式(例えばSaMOG接続性)を提供するように構成されたかを認識するUEに、拡張したISMP及びISRP指針を提供するANDSF要素に基づいている。これは層(Layer)−3解決策と称されており、というのは、これはアクセス(層−2)技術から独立しており、IPレベルで支持されているためである。換言すれば、特定のWLANの接続性形式は、任意の形式のアクセス・ネットワーク(3GPPアクセス、3GPP2アクセス、WiMAX、WLAN、その他を含む)上のANDSF要素によりUE 108へ通信することができる。ANDSF要素はEPC 104のANDSF要素105又は他のアクセス・ネットワーク(例えばUE 108の家庭PLMN)のANDSF要素である場合がある。代替的な解決策はIEEE 802.llu及びRFC 4284に対する拡張を提案して、それがアクセス・ネットワークによって提供されるので、層−2解決策と称されている。他の解決策は、UE 108の認証の間、UE 108へ提供された情報に基づく。UE 108が、WLANアクセス・ネットワーク102がSaMOG接続性を支持できる(何れかの解決策を介して)ことを判定するならば、次いで、UE 108はWLANアクセス・ネットワーク102に接続して、上述のように接続性パラメータを提供する。
上述のように、ANDSF要素(例えばANDSF要素105)は、アクセス及びルーティング選択指針(例えばISMP及びISRP)をOMA デバイス管理(DM)対象におけるUE108へ与える。アクセス及びルーティング選択指針は、UE 108のための好ましいアクセス・ネットワークを示す。本開示事項による層−3解決策(ANDSFに基づく)は、OMA デバイス管理(DM)対象におけるUE108へ与えられた情報を拡張し、また、WLANアクセス・ネットワークのために、WLANアクセス・ネットワークが第1の接続性形式(例えばEPC 104へのSaMOG接続性)を支持するか否かを示す情報を含む。例えば、特有のSSIDにより、又は、特有のアドレス体系(例えばwlan1.operator.com)により特定されたWLANアクセス・ネットワークの各々について、UE 108へ提供された情報は、SaMOG接続性が支持されているか否かを含む。
UE 108が、WLANアクセス・ネットワーク102がSaMOG接続性を支持し、かつ、UE 108が、このWLANの選択を引き起こす(例えば有効なISMP又はISRP指針において与えられた情報に基づいて、又は、他の実施例の特定のトリガー、例えば実施に基づく指針のため)ならば、UE 108は、WLANアクセス・ネットワーク102に、EPC 104へ向かうGTP/PMIPトンネルを確立することを要求する必要な接続性パラメータ(例えばAPN、PDN形式など)を与える。
この解決策によりUEへ送られる情報は各々のUEについて指定することができるので、この解決策は、同じWLANアクセス・ネットワーク102が第1の接続性形式(例えばSaMOG接続性)を幾つかのUE及び第2の接続性形式(例えば非シームレス・オフロード接続性(即ちEPC104を迂回する直接接続性))を他のUEに提供する計画を支持することができる。異なる複数のUEのためにWLANの異なる接続性形式を選択することを可能にすることは、増大した柔軟性を携帯電話事業者に提供する。例えば、携帯電話事業者は、異なる加入パラメータに基づく異なるユーザーに対して、異なるWLAN接続性形式を構成し得る。
現在では、UEはIEEE 802.llu(現在はIEEE 802.11−2007の一部)に規定された手順を用いて、WLANの能力を発見することができる。IEEE 802.lluが支持されないとき、UEは、RFC 4284に規定されたEAPベースの手順を用いて、何れのネットワーク(アドレス体系)がWLANと相互に作用することができるかを発見することができる。
本開示事項に従う層−2解決策は、IEEE 802.llu及びRFC 4284により与えられた発見機能を越えて、WLANアクセス・ネットワーク102が特定のアクセス・ネットワークへ向かう第1の接続性形式(例えばSaMOG接続性)を支持するのでかを、UE 108が発見することができる。特定のアクセス・ネットワークは、WLANアクセス・ネットワーク102が接続し得る幾つかのアクセス・ネットワーク(相互作用ネットワークとしても知られている)の一つである場合がある。相互作用手段とはWLANアクセス・ネットワーク102及び第2のアクセス・ネットワーク(相互作用ネットワーク)は「ローミング合意」の設定を有し、これは第2のアクセス・ネットワークの加入者をWLANアクセス・ネットワークへ接続させて使用させることを可能にするという意味である。
当該技術分野で知られているように、上述の発見手順を用いて、UE 108は、WLANアクセス・ネットワークに相互作用する全ての第2のアクセス・ネットワークに関する情報を発見する。層−2解決策によると、UE108により受信された発見情報が拡張されて、新たな第1の接続性支持指標(例えば「SaMOG接続性支持」指標)は、あらゆる発見された第2のアクセス・ネットワークに関係している情報に加えられる。従って、この新たな「SaM OG接続性支持」指標によって、UE 108は、WLANアクセス・ネットワーク102が、このWLANアクセス・ネットワーク102と相互作用する特定の第2のアクセス・ネットワークに「SaMOG接続性」を確立するように構成されているか否かを判定することができる。WLANアクセス・ネットワーク102は一つ以上の第2の(相互作用)ネットワークに接続することができ、次いで複数の指標がUE 108へ与えられる。
ここで図4も参照すると、これは、UE 108がアクセス・ネットワーク・クエリー・プロトコル(ANQP)手順を用いて、WLAN・アクセス・ネットワーク102能力を発見し、また、「SaMOG接続性支持」指標に基づいてWLANアクセス・ネットワーク102が相互作用ネットワーク111(即ち第2アクセス・ネットワーク)への強制的なトンネルを形成するように構成されているか否かを判定する。それに代えて他の発見プロトコルをUEにより用いられる場合がある。相互作用ネットワーク111は、3GPPネットワーク(例えば図1におけるようなネットワーク101)、WLANブローカー(即ち異なるWLANオペレーターの間のWLANローミングを支持するネットワーク)又はISPとし得る。図1の同様な構成要素は同じ参照番号によって参照される。UE 108が、WLAN102が相互作用ネットワーク111への強制的なトンネルを形成する「SaMOG接続性支持」指標から判定されるならば、次いでUE 108は、それに応じてその挙動を調整することができ、例えばユーザーに通知して、局所サービス(例えばDLNAサービス)への直接アクセスを無効にし、相互作用ネットワークにより与えられたサービス有効にする。
「SaMOG接続性支持」指標は既存のIEEE 802.llu情報要素(例えばNAIレルム・リスト又は3GPPセルラー・ネットワーク情報)に含めることができるか、又は、それはUE 108へ送られるベンダー特有情報要素に含めることができる。図4に示される例において、WLANアクセス・ネットワーク102に関連する情報は、WLANアクセス・ネットワーク102の相互作用ネットワークと、WLANアクセス・ネットワーク102の相互作用ネットワークの各々についての「SaMOG接続性指示」指標とのリストを含み、WLANアクセス・ネットワーク102に通心的に接続されたサーバ109(例えば広告サーバ)に記憶される。相互ネットワーク及び関連した「SaMOG接続性支持」指標のリストは、ANQP又はMIH−ISプロトコルによりWLANアクセス・ネットワーク102を介してサーバ109からUE 108へ送られることがあり、かもしれなくて、包括的公告サーバ(Generic Advertisement Service(GAS))フレームで輸送されることがある。
UE 108が、WLANアクセス・ネットワーク102の相互作用能力を発見するためにRFC 4284を用いるとき、UE 108は、WLANアクセス・ネットワーク102のアクセス・ノード(例えばアクセス・ポイント(AP)107)により送信されたEAP特定要請(EAP−Identity Request)メッセージにおけるWLANアクセス・ネットワーク102についての相互作用ネットワークのリストを受信する。本開示事項によれば、このリストは、各々の相互作用ネットワークについて、WLANアクセス・ネットワーク102がその相互作用ネットワークについての第1の接続性形式を支持することができるか否かを示す第1の接続性形式指標(例えば「SaMOG接続性支持」指標)を含むように拡張される。
層−2解決策の一つの欠点は、「SaMOG接続性支持」指標が特定の相互作用ネットワークのための全ての複数のUEについて同じでなければならないことである。WLANは、全ての複数のUEについて又は何れについてでもないかの何れかについてSaMOG接続性を特定の相互作用ネットワークへ与えるように構成されねばならない。
本開示事項による他の解決策は、UE 108の認証の間にUE 108へ与えられる情報に基づいている。この情報は、EAP認証(例えばEAP−AKA認証)の間、EPC 104のAAAサーバからUE 108へ送られることがある。この情報は、UE 108が接続しようとするWLAN 102によって支持される接続性形式を示す。
EAP−AKA認証解決策によるUE 108の操作のより詳細については、ここで本開示事項の実施形態により、IPアクセス・ネットワーク(例えば図1のWLANアクセス・ネットワーク102)上のUE(例えば図1のUE 108)とコア・ネットワーク(例えば図1のEPC 104)との間のEAP−AKA認証手順のための例示的メッセージ・フローを示す図5を参照して説明する。図5は、適用可能なIETF規格及び3GPP仕様に従うEAP−AKA認証方法を示す。即ち、RFC4187:第3世代認証及びキー合意(EAP―AKA)、2006年1月のための拡張認証プロトコル方法;RFC5448:第3世代認証及びキー合意(EAP−AKA’)、2009年5月のための改善された拡張認証プロトコル方法;及び3GPP TS 24.302(vl0.4.0)、非3GPPアクセス・ネットワークを介する3GPP 次世代パケット・コア(EPC)へのアクセス;ステージ3(リリース10)、2011年6月。例示的な構成においては、UE 108が、家庭3GPPオペレーターによって信頼されていると考えられるWLANアクセス・ネットワーク102上でEPC 104にアクセスしようとするとき、EAP−AKA認証が生じる。
図5に示すように、ステップ500におけるAAAサーバにより送られた第1のAKAチャレンジは、AT_TRUST_IND特性を含み、これは、UE 108に、WLAN 102が信頼された又は非信頼アクセス・ネットワークとして考えられるか否かを通知する(この特性をコード化することはTS 24.302、条項8.2.3.1に指定されている)。このAAAサーバにより送られたAKAチャレンジは、上述のように開始された認証手順に応じてUE 108へ送られる認証要請メッセージに対応する。応答メッセージ(EAP応答/AKAチャレンジ)、ステップ502において、UE 108は、UEの移動性管理能力を示すAT_IPMS_IND特性を含み得る(TS 24.302の表8.2.1.1を参照)。
これはネットワークに、如何なる形式の移動性管理機構が、信頼されたWLANアクセス上で移動性管理を支持するのに用いることができるかを知らせることを可能にする。AT_IPMS_RES特性(ステップ504で送られた)は、UE 108にAAAサーバ、例えばホスト型移動性(DSMIPv6又はMIPv4)又はネットワーク型移動性(NBM)により選択された移動性管理プロトコルを示す。図5の認証手順の終了の後に、UE 108は、AT_IPMS_RES特性において示された移動性プロトコルに従って、又は、AT_IPMS_RES特性がコア・ネットワークから受信されないならば、UEにおいて予め構成されたデータに従って、挙動する。例えば、移動性プロトコルがDSMIPv6であるならば、UE 108はPDN−GW(又は家庭エージェント)を選択する必要があり、選択されたPDN−GWに関連したセキュリティを確立して、DSMIPv6プロトコルにより拘束的な登録を実行する。この場合、UEは一つ以上のDSMIPv6メッセージに必要な接続性パラメータを含むことができる。全てのこれらの手順は3GPP TS 24.303(vl0.3.0)に規定されており、移動性管理はデュアル−スタック・モバイルIPv6に基づく;ステージ3(リリース10)。一方、AT_IPMS_RES特性の移動性プロトコルがNBMであるならば、全ての移動性がネットワーク型手順(即ちGTPを有する)によって許可されるので、UE 108は如何なる移動性管理プロトコルも使う必要はない。
上述のように、UE 108はステップ502における応答送信において新たな特性を含むことがあり、これは必須又は好ましい接続性パラメータ、例えば好ましいAPN、PDP/PDN形式、取り付け形式、その他を示す。例えば、新たな特性AT_CONN_INDの内容は、上述の表1に示したようなものであることもある。
一つの例として及び図5を参照して、接続性形式は、AT_CONN_TYPEと称される新たなEAP−AKA特性をAAAサーバからUE 108へ送ることがある。換言すれば、特性AT_CONN_TYPEは、UEが接続を試みるWLANアクセス・ネットワーク102が、第1の接続性形式(例えばSaMOG接続性)又は第2の接続性形式を支持するように構成されているか否かを示す。このAT_CONN_TYPE特性は、第1のAKAチャレンジ・メッセージ(ステップ500)又はAKA通知メッセージ(ステップ504)に含まれることがあり、AAAサーバによりUE 108へ送られる。これに代えて、接続形式は、既存のEAP−AKA特性に含まれることがあり、これは、WLANアクセス・ネットワーク102の接続性形式を示す情報ももたらすために適宜に拡張される。例えば、ステップ504におけるAAAサーバにより送られる既存のAT_IPMS_RES特性は、接続性形式を示す情報を含むように拡張し得る。
UEが、信頼されたWLANアクセス・ネットワーク上で更なるPDP/PDN接続を望む場合において、これは新たな接続性データでEAP再認証を誘発することができる。それで、複数のPDP/PDN接続は支持することができる。また、PDP/PDN接続の3GPPアクセスからS2aを有する信頼されたWLANへの譲る渡しは、「譲り渡し取り付け」のPDP/PDN形式を要請することによって更に支持することができる。この場合、PDN−GWは、WLANアクセス・ネットワークとPDN−GWとの間で(S2a上に)形成されたPDP/PDN接続への3GPPアクセス上での既存のPDP/PDN接続において交換された全てのデータを転送する。
要約すると、本開示事項は第1のアクセス・ネットワークにより支持された接続性形式について情報をUEへ与える機構を説明し、第1のアクセス・ネットワークの示された接続性形式に依存して、無線通信デバイスはそれに応じて挙動することができる。例えば、第1のアクセス・ネットワークが第1の接続性形式を支持して、UEから第2のアクセス・ネットワーク(例えば、SaMOG接続性を支持する)へ全てのデータ・トラフィックをトンネルさせるように構成されているとき、UEは第1のアクセス・ネットワークと第2のアクセス・ネットワークとの間の接続を設定するために要求される接続性パラメータを与えることができ、かつ、UEも局所的サービスへの直接アクセスを無効にすることもあり、バッテリの消費を節約して、ユーザー経験を改善する。UEが接続性パラメータを与えることにより、UEは好ましい/必須の接続性パラメータを与え、第1と第2とのアクセス・ネットワークの間のデータ接続性は、UE又はユーザー嗜好に従って確立することができる。第1のアクセス・ネットワークが第2の接続性形式を支持して、第2のアクセス・ネットワークを介する接続の無い直接アクセスを与えるように構成されているとき、次いで、UEは通常の方式で第1のアクセス・ネットワークへ接続し得る。UEはユーザーに第1のアクセス・ネットワークの接続性形式の通知もすることがあり、ユーザーはそれに応じて行動し得る。例えば、第1のアクセス・ネットワークが第1の接続性形式を支持するとき、ユーザーは今や、局所的サービスへの直接アクセスが如何なる否定的なユーザー経験も避けることが可能ではないことに気づく。更に、第1の接続性形式を支持することが決定されるとき、ユーザーは第1のアクセス・ネットワークから切断することを決定し得る。
携帯電話事業者は、WLANプロバイダーとしばしば取引関係を形成/終了させることができ、これは、いつでも有効又は無効にされるSaMOG接続性を有する既存のWLANの構成の変化をもたらすか、及び/又は携帯電話事業者により支持される新たな複数のWLANをもたらすことがあり、その各々の一つは、SaMOG接続性の有無に関わらず構成される。第1のアクセス・ネットワークの接続性形式を特定する情報は、本開示事項による機構によりUEへ与えられ、これは、アクセス・ネットワークの接続性形式における変化を可能にし、又は新たなアクセス・ネットワークが加えられたとき、容易さを説明する。例えば、アクセス・ネットワークの好ましいリストは、変化を説明するためにANDSF 105において容易に更新することができ、更新されたリストは、例えばOMA DMプッシュ手順を呼び出すことによって、UEへ定期的に与えられる。アクセス・ネットワークへの接続性形式の如何なる変更もそのアクセス・ネットワークのための発見手順の間に与えられる情報に含められる。同様に、アクセス・ネットワークへの接続性形式の如何なる変更も、第1のアクセス・ネットワークのためのUEについての認証及び認可手続きの間に与えられる情報に含められる。
上述の明細書において、本発明は本発明の実施形態の特定の例を参照して説明した。しかしながら、様々な修正及び変更が、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の広い目的から逸脱することなく、なし得ることが明白であろう。
上述の実施形態の幾つかは、適用可能なように、様々な異なる処理システムを使用して実行し得る。例えば、図及びその説明は、単に本開示事項の様々な態様を説明するのに有益な参照を与えるように提示された例示的なアーキテクチャを説明する。勿論、アーキテクチャの説明は、説明の目的のために単純化されており、かつ、本開示事項により使用し得る多くの異なる種類の適切なアーキテクチャの単に一つである。当業者は、プログラムとシステム/デバイス要素との間の境界は単なる例示であって、代替的な実施形態を要素に合併し得るか、様々な要素に機能の代替的な分解を課し得ることを理解するであろう。

Claims (19)

  1. 無線通信デバイスと第1のアクセス・ネットワークとの間でデータ接続性を確立する方法であって、この方法は、前記無線通信デバイスにおいて、
    少なくとも第1のアクセス・ネットワークに関連した情報を受信することを含み、この情報は少なくとも第1のアクセス・ネットワークの接続形式を含み、その接続形式は、第1のアクセス・ネットワークが第2のアクセス・ネットワークへの接続を確立して、全てのデータ・トラヒックを前記無線通信デバイスから第2のアクセス・ネットワークへトンネルさせるように構成されているときの第1の接続形式と、第1のアクセス・ネットワークが第2のアクセス・ネットワークへの接続を確立せず、サービスへの直接アクセスを与えるように構成されているときの第2の接続形式とのうちの一方を含み、
    第1のアクセス・ネットワークとのデータ接続性を確立するための要請を受信することと、
    前記受信した情報に基づいて第1のアクセス・ネットワークの接続形式を判定することと、
    第1のアクセス・ネットワークが第1の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークへ接続して、第1と第2とのアクセス・ネットワークの間の接続を確立するのに用いられ、かつ接続形式を表わすパラメータと異なる接続性パラメータを第1のアクセス・ネットワークに対して提供することとを含み、
    第1のアクセス・ネットワークが第2の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークへ接続して、サービスへの直接アクセスを与える前記第2の接続形式に従って構成されることと、
    第1のアクセス・ネットワークが第1又は第2の接続形式を支持するように構成されているときに第1のアクセス・ネットワークへの接続の後に、第1のアクセス・ネットワークが支持するように構成されている現在の接続形式を示す通知を前記無線通信デバイスへ与えることとを含む、方法。
  2. 第1のアクセス・ネットワークが第2の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークへ接続して、第1と第2とのアクセス・ネットワークの間の接続を確立するのに用いられる接続性パラメータを提供しない、請求項1に記載の方法。
  3. 第1のアクセス・ネットワークが第1の接続形式を支持するように構成されているとき、第1のアクセス・ネットワークへの接続の後、前記方法は更に、
    第1のアクセス・ネットワークにより与えられた局所的サービスへのアクセスを無効にするように前記無線通信デバイスを更新すること、
    第2のアクセス・ネットワークにより与えられたサービスを有効にすること、及び、
    第2アクセス・ネットワークによりアクセス可能なサービスを有効にすることのうち、少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 情報を受信することは、前記無線通信デバイスのために好ましいアクセス・ネットワークに関連した情報を受信することを含み、その好ましいアクセス・ネットワークは第1のアクセス・ネットワークを含み、前記情報は、前記好ましいアクセス・ネットワークの各々の識別と、少なくとも第1のアクセス・ネットワークの前記接続形式とを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 情報を受信することは、ANDSF要素からの第1のアクセス・ネットワークの前記接続形式を含む情報を受信することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 情報を受信することは、第1のアクセス・ネットワークの能力を発見するために開始された発見手順の間に、少なくとも第2のアクセス・ネットワークとの第1のアクセス・ネットワークの前記接続形式を含む第1のアクセス・ネットワークに関連した情報を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記発見手順はIEEE 802.11uとRFC4284との一方によって規定された発見手順である、請求項6に記載の方法。
  8. 情報を受信することは、第1のアクセス・ネットワークへのアクセスのために前記無線通信デバイスを認証及び認可するための認証手続きの間の第1のアクセス・ネットワークの接続形式を含む情報を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記認証手続きはEAP型認証手続きである、請求項8に記載の方法。
  10. 第1のアクセス・ネットワークとのデータ接続性を確立することができる無線通信デバイスであって、
    無線通信を与えるための通信区画と、
    前記通信区画へ接続された処理ユニットとを備え、
    前記無線通信デバイスは、
    少なくとも第1のアクセス・ネットワークに関連した情報を受信するように構成されており、この情報は少なくとも第1のアクセス・ネットワークの接続形式を含み、この接続形式は、第1のアクセス・ネットワークが第2のアクセス・ネットワークへの接続を確立して、全てのデータ・トラヒックを前記無線通信デバイスから第2のアクセス・ネットワークへトンネルするように構成されているときの第1の接続形式と、第1のアクセス・ネットワークが第2のアクセス・ネットワークへの接続を確立せず、サービスへの直接アクセスを与えるように構成されているときの第2の接続形式とのうちの一方を含み、
    前記処理ユニットは、
    第1のアクセス・ネットワークとのデータ接続性を確立するための要請を受信し、
    前記受信した情報に基づいて第1のアクセス・ネットワークの接続形式を判定し、
    第1のアクセス・ネットワークが第1の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークへ接続して、第1と第2とのアクセス・ネットワークの間の接続を確立するのに用いられかつ接続形式を表わすパラメータと異なる接続性パラメータを第1のアクセス・ネットワークに対して提供するように構成されており、
    第1のアクセス・ネットワークが第2の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークへ接続して、サービスへの直接アクセスを与える前記第2の接続形式に従って前記無線通信デバイスを構成し、
    第1のアクセス・ネットワークが第1又は第2の接続形式を支持するように構成されているときに第1のアクセス・ネットワークへの接続の後に、第1のアクセス・ネットワークが支持するように構成されている現在の接続形式を示す通知を前記無線通信デバイスへ与えるように構成されている、無線通信デバイス。
  11. 前記処理ユニットは更に、第1のアクセス・ネットワークが第2の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークに接続して、第1と第2とのアクセス・ネットワークの間の接続を確立するのに用いられる接続性パラメータを提供しないように構成されている、請求項10に記載の無線通信デバイス。
  12. 第1のアクセス・ネットワークが第1の接続形式を支持するように構成されているとき、第1のアクセス・ネットワークへの接続の後、前記処理ユニットは更に、
    第1のアクセス・ネットワークにより与えられた局所的サービスへのアクセスを無効にするように前記無線通信デバイスを更新すること、
    第2のアクセス・ネットワークにより与えられたサービスを有効にすること、及び、
    第2アクセス・ネットワークによりアクセス可能なサービスを有効にすることのうち、少なくとも一つをなすように構成されている、請求項10に記載の無線通信デバイス。
  13. 受信された情報は、前記無線通信デバイスのために好ましいアクセス・ネットワークに関連した情報を含み、その好ましいアクセス・ネットワークは第1のアクセス・ネットワークを含み、前記情報は、前記好ましいアクセス・ネットワークの各々の識別と、少なくとも第1のアクセス・ネットワークの前記接続形式とを含む、請求項10に記載の無線通信デバイス。
  14. 前記受信された情報は、ANDSF要素から受信されている、請求項13に記載の無線通信デバイス。
  15. 前記処理ユニットは更に、第1のアクセス・ネットワークの能力を発見するために発見手順を開始するように構成され、受信された情報は、前記発見手順の一部として受信された第1のアクセス・ネットワークに関連した情報を含み、前記受信した情報は、少なくとも第2のアクセス・ネットワークとの第1のアクセス・ネットワークの前記接続形式を含む第1のアクセス・ネットワークに関連した情報を含む、請求項10に記載の無線通信デバイス。
  16. 前記発見手順はIEEE 802.11uとRFC4284との一方によって規定された発見手順である、請求項15に記載の無線通信デバイス。
  17. 前記処理ユニットは更に、第1のアクセス・ネットワークへのアクセスのために前記無線通信デバイスを認証及び認可するための認証手続きを引き起こすように構成され、受信された情報は、第1のアクセス・ネットワークの接続形式を含み、かつ、前記認証手続きの一部として受信されている、請求項10に記載の無線通信デバイス。
  18. 前記認証手続きはEAP型認証手続きである、請求項17に記載の無線通信デバイス。
  19. 通信システムであって、
    第2のアクセス・ネットワークへ通信可能に結合された第1のアクセス・ネットワークと、第1のアクセス・ネットワークとのデータ接続性を確立することができる無線通信デバイスとを備え、前記無線通信デバイスは、
    無線通信を与えるための通信区画と、
    前記通信区画へ接続された処理ユニットとを含み、
    前記無線通信デバイスは、
    少なくとも第1のアクセス・ネットワークに関連した情報を受信するように構成されており、この情報は少なくとも第1のアクセス・ネットワークの接続形式を含み、この接続形式は、第1のアクセス・ネットワークが第2のアクセス・ネットワークへの接続を確立して、全てのデータ・トラヒックを前記無線通信デバイスから第2のアクセス・ネットワークへトンネルするように構成されているときの第1の接続形式と、第1のアクセス・ネットワークが第2のアクセス・ネットワークへの接続を確立せず、サービスへの直接アクセスを与えるように構成されているときの第2の接続形式とのうちの一方を含み、
    前記処理ユニットは、
    第1のアクセス・ネットワークとのデータ接続性を確立するための要請を受信し、
    前記受信した情報に基づいて第1のアクセス・ネットワークの接続形式を判定し、
    第1のアクセス・ネットワークが第1の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークへ接続して、第1と第2とのアクセス・ネットワークの間の接続を確立するのに用いられ、かつ接続形式を表わすパラメータと異なる接続性パラメータを第1のアクセス・ネットワークに対して提供するように構成されており、
    第1のアクセス・ネットワークが第2の接続形式を支持するように構成されているとの判定に応じて、第1のアクセス・ネットワークへ接続して、サービスへの直接アクセスを与える前記第2の接続形式に従って前記無線通信デバイスを構成し、及び、
    第1のアクセス・ネットワークが第1又は第2の接続形式を支持するように構成されているとき、第1のアクセス・ネットワークへの接続の後に、第1のアクセス・ネットワークが支持するように構成されている現在の接続形式を示す通知を前記無線通信デバイスへ与えるように構成されている、通信システム。
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