JP6383253B2 - マウス - Google Patents

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータの画面を操作するためのマウスに関する。
この種のマウスとして、例えば、下記特許文献1に記載された技術が提案されている。特許文献1のマウスは、パーソナルコンピュータに接続されるケーブルを備えている。特許文献1のマウスは、マウス本体と、マウス本体に対して後方へ引き出される引出部を備えている。引出部はそのマウス幅方向両側端部に、マウスの長手方向に沿う脚部を備えている。そして、引出部を後方へ引き出すことで脚部を露出させ、ケーブルを両脚部に掛るように巻回することで、ケーブルが邪魔にならないようにマウスの持ち運びができる。マウスの使用時にはケーブルを脚部から解き、ケーブルをパーソナルコンピュータの所定部分に差し込み、引出部をマウス本体に押し込むように収納して、ユーザーはマウスを把持して使用する。
特開2002−251257公報
ところで昨今、マウスのコンパクト化が要望されている。しかもマウスは、使用に際しユーザーにとって把持し易い長さを備える必要がある。しかしながら、上記特許文献1に記載のマウスはコンパクト化を図る技術ではなく、しかも引出部は、マウスの使用時にはマウス本体に収納されて、マウスの把持には用いられない。
そこで本発明は、コンパクト化を実現するとともに、使用時にはユーザーにとって必要な長さとすることができるマウスの提供を目的とする。
本発明のマウスは、マウス本体と、マウス本体とは別であって手指で把持される把持部とを備え、把持部の前部に、マウス本体を把持部に対して収納および取出すための開口が形成されて、マウス本体が把持部に対して収納移動可能に構成され、マウス本体が把持部内に収納された収納状態からマウス本体を開口から取出して前後方向一端側と前後方向他端側とを反転させ前後方向一端側を前側として開口に連結することで、マウス本体を前側とし把持部を後側として前後方向で連結された使用状態へ変更可能に構成されていることを特徴としている。
上記構成によれば、マウス本体を把持部に収納することでマウスは、その分だけコンパクトになり、収納状態からマウス本体の少なくとも一部を把持部の外側へ移動させてマウス本体と把持部とが前後長手方向で連結された使用状態とすることで、マウスがその使用に適した前後長手方向となる。また、上記構成によれば、マウス本体を開口から取出して、その前後方向一端側と前後方向他端側とを反転させ前後方向一端側を前側として開口に連結することで、マウスがその使用に適した前後長手方向となる。
本発明のマウスでは、マウス本体の上壁にスクロール用ホイールの一部が突出するよう設けられ、把持部には、収納状態において、スクロール用ホイールを回避する空間が設けられた構成を採用できる。
上記構成によれば、マウス本体の上面から突出しているスクロール用ホイールの一部が把持部に設けられた空間によって回避されることで、スクロール用ホイールの一部が邪魔にならずに収納状態とされる。
本発明のマウスでは、使用状態において、マウス本体と把持部のうち、少なくともマウス本体の上壁が前側へ向けて下傾斜する構成を採用できる。
上記構成によれば、少なくともマウス本体の上壁が前方へ下傾斜することで、マウス本体の操作がし易い。
本発明のマウスでは、使用状態において、把持部の前側へ移動させた状態のマウス本体が、把持部内へ入るのを阻止する阻止部が設けられた構成を採用できる。
上記構成によれば、使用状態において、阻止部により、マウス本体が把持部へ入り過ぎてしまうことがない。
本発明のマウスでは、マウス本体と、マウス本体とは別であって手指で把持される把持部とを備え、把持部の前部に、マウス本体を把持部に対して収納および取出すための開口が形成されて、マウス本体が把持部に対して収納移動可能に構成され、マウス本体は上壁部、下壁部、上壁部および下壁部を連続する側壁部を備え、側壁部の前後方向一端側に、クリック動作を許容する前後方向に沿う分離溝が形成され、マウス本体の前後方向一端側を前側として前記開口に連結することで、マウス本体を前側とし把持部を後側として前後方向で連結された使用状態から収納状態とするべくマウス本体の前後方向一端側と前後方向他端側とを反転させ、マウス本体の前後方向一端側を後側として開口から把持部へ挿入する際に、分離溝に嵌合してマウス本体の収納を案内する凸条片が把持部の内面に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、マウス本体を把持部に収納することでマウスは、その分だけコンパクトになり、収納状態からマウス本体の少なくとも一部を把持部の外側へ移動させてマウス本体と把持部とが前後長手方向で連結された使用状態とすることで、マウスがその使用に適した前後長手方向となる。また、上記構成によれば、マウス本体を開口から取出して、その前後方向一端側と前後方向他端側とを反転させ前後方向一端側を前側として開口に連結することで、マウスがその使用に適した前後長手方向となる。また、上記構成によれば、収納状態とする際に分離溝が凸条片に案内されることから、円滑に収納状態とすることができる。
本発明のマウスによれば、マウスをコンパクトにでき、使用時にはユーザーにとって必要な長さとすることができる。
本発明の第一の実施形態に係るマウスの、収納状態の平面図である。 同図1におけるX−X線断面矢視図である。 同把持部からマウス本体を取外してマウス本体の前後を反転させた状態の平面図である。 同把持部からマウス本体を取外してマウス本体の前後を反転させた状態の底面図である。 同使用状態の平面図である。 同図5におけるY−Y線断面矢視図である。 同使用状態の斜視図である。 本発明の第二の実施形態に係るマウスの、収納状態を表す斜視図である。 同使用状態を表す斜視図である。 本発明の第三の実施形態に係るマウスの、収納状態を表す斜視図である。 同使用状態を表す斜視図である。 本発明の第四の実施形態に係るマウスの、収納状態を表す斜視図である。 同使用状態を表す斜視図である。 本発明の第五の実施形態に係るマウスの、収納状態を表す斜視図である。 同使用状態を表す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るマウスを説明する。はじめに、図1ないし図7を参照しつつ、本発明の第一の実施形態に係るマウス1を説明する。第一の実施形態に係るマウス1は、図1および図2に示すように、マウス本体2と、マウス本体2とは別であってユーザーの手指で把持される把持部3とを備えている。マウス本体2は、把持部3に対して収納および取外し可能に構成されている。
本実施形態のマウス1は、持ち運び時には、図1および図2に示すように、マウス本体2を把持部3に収納した収納状態Aとすることで、前後方向(前後長手方向)FRの長さが把持部3の長さとされる。そして図3に示すように、マウス本体2を把持部3から取出し、図5および図7に示すように、マウス本体2の一端側と他端側とを前後方向FRで反転させ、その後にマウス本体2を把持部3に装着させて、把持部3の前後方向FRに比べて長い使用状態Bに変更できる。
マウス本体2は、図示しないパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」と称する)の画面を実質的に操作する部分である。マウス本体2は、図1ないし図3に示すように、外筐部4と、外筐部4の本体上壁5から一部を突出させるよう設けたスクロール用ホイール(以下、単に「ホイール」と称する)6と、収納状態Aには前側にあって、使用状態Bには後側に位置する嵌合部7とを備える。
外筐部4は、正面視(背面視も同様)して左右方向である幅方向Cを長径とする断面略楕円(前後方向に直交する方向の断面)に形成されている。外筐部4は、本体上壁5、本体下壁8を備えている。本体上壁5および本体下壁8は、平板状に形成されている。また、本体上壁5および本体下壁8は、使用状態Bにおいて、後側ほど上下方向の距離が互いに離れるよう傾斜して形成されている。
外筐部4は、本体上壁5および本体下壁8を幅方向両側で連続する本体側壁部9,10をさらに備えている。本体側壁部9,10は、幅方向C外方へ突出するよう湾曲した湾曲面に形成されている。本体上壁5は左右クリック用に押圧される部分であり、右クリック用上壁部5aと左クリック用上壁部5bとに、幅方向中心で分離されている。すなわち、本体上壁5の幅方向中心部には、左右のクリック操作を許容させる前後方向に沿う上壁分離溝5cが形成されている。また、図7に示すように、本体側壁部9,10には、クリック操作を許容するよう、前後方向に沿う側壁分離溝(クリック用溝に相当する)9a,10aが、それぞれ形成されている。
図2、図5、図7に示すように、ホイール6は、本体上壁5の前後方向途中部分(使用状態Bにおいては前側寄り)に、一部が突出するよう設けられている。以下、ホイール6の突出部分を突出部6aと称する。ホイール6は一般的な構成であるから、その説明を省略する。なお、図4に示すように、本体下壁8にはマウス本体2の駆動、停止を操作するスイッチ11、および光学系発光部12が設けられている。また、本体下壁8のうち、前側寄りに、摺動シート13が設けられている。
マウス本体2の嵌合部7の幅、および高さ(厚み)は、マウス本体2における嵌合部7より前側の幅、および高さに比べて大きく設定されている。嵌合部7は、例えば合成ゴムから形成されており、前後方向に離間した断面略楕円形の凸条部7a、および凸条部7aの間にある溝条部7bを備えている。なお、マウス本体2の前後端は閉じられている。
把持部3は、図1ないし図7に示すように、後方が底壁15によって閉じられ、前方に開口16が形成されて、内部を収納空間17とされた断面略楕円形のケース状に形成されている。すなわち、把持部3は、把持部上壁18、把持部下壁19、把持部側壁20,21、および底壁15を備えている。把持部上壁18、および把持部下壁19は平面状に形成され、把持部上壁18および把持部下壁19を幅方向両側で連続する把持部側壁20,21は、幅方向外方へ突出するよう湾曲した湾曲面に形成されている。底壁15は平板状に形成されている。この把持部3は、マウス本体2を収納できる大きさに設定されている。開口16の大きさは、嵌合部7の大きさに比べてわずかに小さく設定されている。
把持部上壁18の内壁面と把持部下壁19の内壁面との間の距離である高さH、すなわち収納空間17の高さHは、前後方向で略均一か、後側ほどわずかに低くなるよう設定されている。特にこの高さHは、収納状態Aにおいて、ホイール6を含めてマウス本体2を収納できるよう設定されている。換言すれば、収納空間17のうち、把持部上壁18とマウス本体2の本体上壁5との間の部分が、ホイール6を回避するよう収められるよう空間として用いられる。
図2および図6に示すように、把持部側壁20,21の内面には、マウス本体2の収納状態において、側壁分離溝9a,10aに嵌合(内嵌)され側壁分離溝9a,10aと略等しい長さの凸条片22が形成されている。把持部3には、使用状態Bにおいて、マウス1の前側が下傾斜するよう構成する傾斜手段が設けられている。本実施形態における傾斜手段には、把持部下壁19に設けられたクリップ23が用いられている。このクリップ23は、例えばマウス1のユーザーの胸ポケットに掛けるようにして用いることができる。
クリップ23は、一般的な構成を備えており、その概略構成を説明する。クリップ23は、把持部下壁19の幅方向中心部に突出するよう形成された支持片24a,24bを備え、支持片24a,24bに幅方向Cに沿う支軸25が取付けられ、支軸25にコイルばね26を介して挟み板27が取付けられて構成される。挟み板27の下面には、摺動シート28,29が設けられている。摺動シート28,29は前後方向に離間して一対で設けられている。
把持部上壁18および把持部下壁19の前端部において、その幅方向中央部には、後方へ向けて凹となる平面視略矩形の操作用凹部30,31が形成されている。操作用凹部30,31は、収納状態Aにおいて、嵌合部7の一部を露出させる部分であり、図2に示すように、特に、把持部下壁19の操作用凹部31の後方縁に、クリップ23の挟み板27の先端に形成した係止条部32がかからないよう構成されている。
上記構成のマウス1において、図1および図2に示すように、マウス本体2が把持部3に収納されている状態が収納状態Aである。収納状態Aにおいて、マウス本体2のホイール6側が把持部3の底壁15側にあって、把持部3の開口16とマウス本体2の嵌合部側端面とが面一となっている。また、ホイール6の突出部6aは、収納空間17に収められている。
収納状態Aにおいては、嵌合部7はその外周部がわずかに縮小されるように変形しており、その弾性復元力が、把持部3の内面に働いていて、マウス本体2が把持部3から容易に落下しないようになっている。
マウス1のユーザーは、収納状態Aにおいてマウス1を所持するよう用いることができる。この場合、例えば、クリップ23の挟み板27をコイルばね26の弾性に抗して回動させ、これによって、クリップ23の挟み板27の先端の係止条部32を底壁15から離し、挟み板27の係止条部32と把持部下壁19との間に、ユーザーが着用している不図示の衣服のポケット生地を挿入し、コイルばね26の弾性により、マウス1をポケットに装着することができ、利便性がよい。
しかも収納状態Aでは、マウス本体2は把持部3に収納されているから、マウス1全体の前後方向長さはコンパクトであり、ユーザーは、このようなコンパクトな状態において、マウス1を所持することができる。
例えば、マウス1を机上で使用する場合に、ユーザーはマウス本体2を使用状態Bとする。すなわち、ユーザーは、操作用凹部30,31から露出している嵌合部7の一部を、手指で上下から把持して、マウス本体2を把持部3から引き出す。すなわち、マウス本体2の全部を把持部7に対して移動させる。
その後に、図3および図4に示すように、収納状態Aにあったマウス本体2の前後方向を反転させる。そして、把持部3の開口16にマウス本体2の嵌合部7を嵌め込む。この際、嵌合部7の弾性に抗して、嵌合部7を開口16に嵌め込んでから、さらに後方(把持部3の底壁15側)へ向けて押して移動させる。
嵌合部7を開口16に嵌め込んでから、後方へ向けて押して移動させると、把持部側壁20,21の内面には凸条片22が形成されているため、マウス本体2の後端部が凸条片22に当接するまでは後方へ移動できる。換言すれば、把持部3に対するマウス本体2の後方への移動量(嵌め込み量)は、凸条片22によって規制されており、凸条片22は把持部3へのマウス本体2の過挿入を阻止する阻止部として機能する。
この後方への移動量は、図5および図7に示すように、嵌合部7のみが操作用凹部30,31から露出するよう設定することが好ましい。このようにすることで、把持部3の前後方向長さに、把持部3から突出するマウス本体2の突出部分の長さが加算され、マウス1を前後方向に延ばすことができる。しかも、嵌合部7の弾性によりマウス本体2が把持部3に支持されていることで、把持部3に対してマウス本体2を前後方向FRに連結して、しかも確実に保持することができる。
ところで、本体上壁5および本体下壁8は、後側ほど上下方向の距離が互いに離れるよう傾斜して形成され、挟み板27は後方から前方へ向けて把持部下壁19側に傾斜している。このため、マウス本体2を使用状態Bとし、ホイール6の突出部6aを上側にし、クリップ23の挟み板27を机上面に位置するようマウス1を机上に置くと、マウス1の前側ほど下傾斜した状態となる。
マウス1は前側ほど下傾斜した状態となると、ユーザーの手指で、右クリック用上壁部5a、左クリック用上壁部5b、およびホイール6の突出部6aを操作し易い姿勢となる。なお、本体下壁8の摺動シート13、および挟み板27の摺動シート28,29における摺動面(机上面に接触する面)は、使用状態Bにおいて一直線上に配置されることが好ましい。また、本体上壁5および本体下壁8は、使用状態Bにおいて、後側ほど上下方向の距離が互いに離れるよう傾斜して形成されていることから、マウス1を、クリップ23の挟み板27の傾斜に一致させることが可能であり、マウス1の姿勢を安定させられる。
このように、第一の実施形態におけるマウス1は、収納状態Aにおいて把持部3のみの長さになっていてコンパクトであるから邪魔にならず、使用状態Bでは把持部3の長さにマウス本体2の長さが加算されて、使用に際して操作に必要な長さにすることができる。
使用状態Bから収納状態Aに戻すには、操作用凹部30,31から露出している嵌合部7の一部を、手指で上下から把持して、マウス本体2を把持部3から引き出す。そしてマウス本体2を前後反転させて、マウス本体2を把持部3に挿入するようにして収納する。この場合、把持部側壁20,21の内面に形成されている凸条片22に、マウス本体2の側壁分離溝9a,10aが嵌合して案内されるから、マウス本体2を円滑に収納状態Aとすることができる。
次に、図8および図9を参照しつつ、本発明の第二の実施形態を説明する。第二の実施形態のマウス1が第一の実施形態のマウス1と異なる構成は、把持部3の構成である。第二の実施形態における把持部3では、幅方向一方側の把持部側壁(この場合、第一の実施形態における把持部側壁21に相当する)が省かれ、幅方向他方側の把持部側壁20によって、本体上壁5と本体下壁8とが連続して形成されている。そして、幅方向一方側の把持部側壁が省かれて挿抜口33が形成されている。挿抜口33が形成された分だけ、底壁15の一部も省かれている。
凸条片22においては、幅方向一方側の把持部側壁が省かれているから一方側の凸条片は省かれ、他方側の凸条片22が存在する。他の構成は、第一の実施形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を繰り返さない。
第二の実施形態におけるマウス1では、マウス本体2の収納状態Aにおけるマウス本体2は、第一の実施形態と同様の状態で把持部3に収納されている。また、使用状態Bにおけるマウス本体2の前後方向FRは第一の実施形態と同様に反転されて把持部3に連結される。但し、第二の実施形態においては、使用状態Bとするには、マウス本体2を把持部3の挿抜口33から、すなわち把持部3の側方から取外す。マウス本体2を把持部3の挿抜口33から取外すには、マウス本体2の前後端面を把持し、把持部3から引き出すようにすれば取外し易い。
取外したマウス本体2は、前後を反転させて、嵌合部7が開口16部分に嵌合するように、また、ホイール6が前方に位置するようにマウス本体2を把持部3に対して側方から連結して、使用状態Bとする。この際、他方側の凸条片22が、把持部3へのマウス本体2の過挿入を阻止する阻止部として機能する。第二の実施形態のマウス1においても、収納状態Aにおいて把持部3のみの長さになっていてコンパクトであるから邪魔にならず、使用状態Bでは把持部3の長さにマウス本体2の長さが加算されて、使用に際して操作に必要な長さにすることができる。
次に、図10および図11を参照して、第三の実施形態に係るマウス1を説明する。第一の実施形態および第二の実施形態のマウス1では、収納状態Aから、マウス本体2を把持部3から取外して使用状態Bとするよう構成した。しかしながら、第三の実施形態では、把持部3に対してマウス本体2を取外すことなく使用状態Bとするよう構成されている。
具体的に、把持部3は把持部上壁18、把持部下壁19、および底壁15が一体的に形成され、幅方向両側および前側を開放した形状に形成されている。マウス本体2は、把持部上壁18、および把持部下壁19の前部内面の幅方向中心部に配置した支軸34を介して把持部3に回動自在に支持されている。第三の実施形態では、マウス本体2を支軸34回りに回動させることで、図10に示す収納状態Aからマウス本体2の前後方向を反転させ、図11に示すように、マウス本体2を把持部3から取外すことなく使用状態Bとすることができる。
第三の実施形態では、マウス本体2を支軸34回りに回動させるから、その回動の際にマウス本体2の一端側が底壁15に当接しないよう、マウス本体2の一端側と底壁15との距離を設定する必要がある。第三の実施形態では、把持部側壁は省かれているから、凸条片も有しない。また、嵌合部の有無は問わない。本実施形態では、収納状態Aからマウス本体2を支軸34回りに回動させて使用状態Bとするから、マウス本体2の一部のみが把持部3に対して移動される。
第三の実施形態のマウス1は、図示しないが、マウス本体2を支軸34回りに回動させて使用状態Bとした際に、使用状態Bを保持するロック機構を備えている。そして、ロック機構を解除することで、マウス本体2が支軸34回りに回動可能となり、支軸34回りにマウス本体2の前後を反転させるようにして収納状態Aとすることができる。なお、支軸34は、使用状態Bにおいて、マウス本体2の把持部3への過回動および過挿入を阻止させる機能を有する。
図12および図13は第四の実施形態を表し、図14および図15は第五の実施形態を表す。第四の実施形態および第五の実施形態が、第一の実施形態ないし第三の実施形態と大きく異なる構成は、マウス本体2を反転させずに把持部3からマウス本体2を前方へ突出(移動)させて、使用状態Bとする点である。
具体的に第四の実施形態では、図12に示すように、収納状態Aにおいて、マウス本体2はその一端側である、ホイール6を備えている側が前側にあって、把持部3に収納されている。第四の実施形態では、把持部3の底壁15は省かれて後部開口35が形成されている。また、把持部上壁18には、上側の操作用凹部30に連続して、ホイール6の突出部6aを回避する切欠36(ホイールを回避する空間に相当する)が形成されている。ユーザーは後部開口35に手指を入れ、マウス本体2を前方に向けて押圧するようにし、マウス本体2の外筐部4を、前側の開口16から突出させることで、使用状態Bとする。
本実施形態においても、図示しないが、マウス本体2を使用状態Bとした際に、使用状態Bにおけるマウス本体2の位置を保持するロック機構を備えている。そして、ロック機構を解除することで、マウス本体2を把持部3に収納することができるように構成されている。このロック機構は、使用状態Bにおいて、マウス本体2の把持部3からの完全な抜出しを阻止させる機能を有する。
図14および図15に示す第五の実施形態でも、第四の実施形態と同様に、図14に示す収納状態Aにおいて、マウス本体2はその一端側である、ホイール6を備えている側が前側にあって、把持部3に収納されている。把持部3は開口16を備えている。
本実施形態では、把持部3の一方の把持部側壁21に、前後方向FRに沿う切欠溝37が形成されている。この切欠溝37に、マウス本体2に取付けられたスライダ38が摺動自在に嵌合されている。図示しないが、切欠溝37の切欠面には、波条の連続した凹凸部が形成されている。スライダ38には凹凸部に弾性的に係止する板ばねが設けられており、スライダ38の移動に伴い板ばねが凹凸部に順次弾性的に係止することで、スライダ38を切欠溝37に摺動させる途中でも、スライダ38の位置が保持できる。
この構成によれば、スライダ38を前方へ移動させることで、図15に示すように、マウス本体2は前後を反転することなく、その一部が、スライダ38の位置に応じて開口16から突出し、使用状態Bとすることができる。マウス本体2を使用状態Bとした際に、板ばねが凹凸部に弾性的に係止することで、使用状態Bにおけるマウス本体2の位置を保持するロック機構として機能する。
なお、本実施形態では、切欠溝37は一方の把持部側壁21に形成され、スライダ38が切欠溝37に摺動自在に嵌合されている。しかしながら、スライダ38を摺動自在に案内する切欠溝37は、本体上壁5に形成することも考えられる。また、上記何れの実施形態においても、収納状態Aと使用状態Bとで、把持部3の幅方向中心とマウス本体2の幅方向中心とは、略同一線上になるよう構成されている。
1…マウス、2…マウス本体、3…把持部、4…外筐部、5…本体上壁、6…ホイール、6a…突出部、7…嵌合部、9,10…本体側壁部、9a,10a…側壁分離溝、15…底壁、16…開口、17…収納空間、18…把持部上壁、19…把持部下壁、20,21…把持部側壁、22…凸条片、23…クリップ、27…挟み板、A…収納状態、B…使用状態、C…幅方向、FR前後方向

Claims (5)

  1. マウス本体と、マウス本体とは別であって手指で把持される把持部とを備えたマウスであり、
    把持部の前部に、マウス本体を把持部に対して収納および取出すための開口が形成されて、マウス本体が把持部に対して収納移動可能に構成され、
    マウス本体が把持部内に収納された収納状態からマウス本体を開口から取出して前後方向一端側と前後方向他端側とを反転させ前後方向一端側を前側として開口に連結することで、マウス本体を前側とし把持部を後側として前後方向で連結された使用状態へ変更可能に構成されていることを特徴とするマウス。
  2. マウス本体と、マウス本体とは別であって手指で把持される把持部とを備えたマウスであり、
    把持部の前部に、マウス本体を把持部に対して収納および取出すための開口が形成されて、マウス本体が把持部に対して収納移動可能に構成され、
    マウス本体は上壁部、下壁部、上壁部および下壁部を連続する側壁部を備え、側壁部の前後方向一端側に、クリック動作を許容する前後方向に沿う分離溝が形成され、
    マウス本体の前後方向一端側を前側として前記開口に連結することで、マウス本体を前側とし把持部を後側として前後方向で連結された使用状態から、収納状態とするべくマウス本体の前後方向一端側と前後方向他端側とを反転させ、マウス本体の前後方向一端側を後側として開口から把持部へ挿入する際に、分離溝に嵌合してマウス本体の収納を案内する凸条片が把持部の内面に形成されていることを特徴とするマウス。
  3. マウス本体の上壁にスクロール用ホイールの一部が突出するよう設けられ、把持部には、収納状態において、スクロール用ホイールを回避する空間が設けられている請求項1または請求項2に記載のマウス。
  4. 使用状態において、マウス本体と把持部のうち、少なくともマウス本体の上壁が前側へ向けて下傾斜するよう構成されている請求項1ないし請求項3の何れかに記載のマウス。
  5. 使用状態において、把持部の前側へ移動させた状態のマウス本体が、把持部内へ入るのを阻止する阻止部が設けられている請求項1ないし請求項の何れか1項に記載のマウス。
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