JP6372449B2 - 蓋付装置 - Google Patents
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Description
蓋対向面を有するベースと、
前記ベースに枢支され、前記蓋対向面に対向する所定の閉位置と、前記蓋対向面との距離が前記閉位置に比べて大きい所定の開位置と、の間を回動する蓋体と、
前記閉位置にある前記蓋体を解除可能にロックし得るロック要素と、を有し、
前記ロック要素は、
前記蓋体に一体化されている第1係合体と、
前記ベースに一体化され、前記蓋対向面から突出して前記第1係合体に係合し得るロック位置と、前記ロック位置から前記ベース側に引っ込む解除位置と、の間を位置変化可能な第2係合体と、
前記蓋体と前記第2係合体とに接続されているリンク要素と、を有し、
前記リンク要素は、
前記第2係合体を前記解除位置に配置する解除リンク状態と、前記第2係合体を前記ロック位置に配置するロックリンク状態と、の間を状態変化可能であり、
前記蓋体の前記開位置から前記閉位置への位置変化に伴って前記解除リンク状態から前記ロックリンク状態に状態変化し、
前記蓋体の前記閉位置から前記開位置への位置変化に伴って前記ロックリンク状態から前記解除リンク状態に状態変化する、蓋付装置である。
なお、上記の課題を解決するための手段の欄に記載した本発明の蓋付装置における「リンク要素」については、以下のように言い換える事ができる。
前記リンク要素は、
前記蓋体の前記開位置から前記閉位置への位置変化に伴って、前記第2係合体を前記解除位置から前記ロック位置へ位置変化させ、
前記蓋体の前記閉位置から前記開位置への位置変化に伴って、前記第2係合体を前記ロック位置から前記解除位置に位置変化させる。
実施例の蓋付装置は、本発明の蓋付装置を車両に搭載するコンソールボックスの一部として具現化した例である。
また、実施例の蓋付装置における蓋体、第2係合体およびリンク要素の動作を模式的に表す説明図を図3〜図6に示す。このうち図3は蓋体が閉位置にあるときの蓋付装置を表し、図4および図5は蓋体が閉位置と開位置との間にあるときの蓋付装置を表し、図6は蓋体が開位置にあるときの蓋付装置を表す。
さらに、実施例の蓋付装置における第1係合体の動作を模式的に表す説明図を図7および図8に示す。このうち図7は第1係合体が係合位置にある様子を表し、図8は第1係合体が非係合位置にある様子を表す。
以下、上、下、左、右、前、後とは、図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。上下方向は鉛直方向に一致し、左右方向は車幅方向に一致する。前後方向は車両進行方向における前後方向に一致する。以下、必要に応じて、「車両進行方向の先側」を単に前と呼び、「車室内側」、つまり、「車両進行方向の後側」を、単に後と呼ぶ場合がある。
各頂部11は、蓋体3を支持するベース側支持部19を一体に有する。ベース側支持部19はベース1の頂部11からさらに上方に向けて突出する。ベース側支持部19は、図3に示すように、蓋体3の回動軸39を枢支する。頂部11は、さらに、貫通孔状の出入開口18を有する。出入開口18は、各頂部11における右端部に各々設けられている。
リンク入力部60は突起状をなし、蓋体3における回動軸39の径方向外側部分、実施例においては蓋本体30における左側かつ下側部分に一体化されている。
リンクベース7は板状をなし、ベース1における柱状基部10の側部12に取付けられている。図3に示すように、各柱状基部10には、ピン状をなす2つののリンクガイドピン14a、リンクガイドピン14bが突設されている。リンクベース7には左右に延びる2つのリンクガイド孔70a、リンクガイド孔70bが設けられ、リンクガイド孔70aにはリンクガイドピン14aが挿通され、リンクガイド孔70bにはリンクガイドピン14bが挿通されている。したがって、リンクベース7は、リンクガイド孔70a、70bの延びる方向つまり左右方向に位置変化可能である。リンクベース7には、つる巻きバネ状のリンク付勢部材69の一端が取付けられている。リンク付勢部材69の他端はベース1の側部12に固定されている。このリンク付勢部材69によって、リンクベース7は右に付勢されている。
具体的には、実施例の蓋付装置においては、2つの第1係合体50は、ともに、蓋本体30の中空内部に配置されている。換言すると、2つの第1係合体50は、蓋体3におけるベース対向面3fの背面側に配置されている。ベース対向面3fとは、図3に示す閉位置においてベース1の蓋対向面1fに対面する蓋体3の面であり、蓋体3の裏面ともいえる。
図7に示す係合位置においては、第1係合体50aの後端部が係合開口33aに露出するとともに第1係合体50bの前端部が係合開口33bに露出する。図8に示す非係合位置においては、第1係合体50aの後端部が係合開口33aよりも前側に配置されて第1係合体50aの全体が蓋本体30の内部に隠れるとともに、第1係合体50bの前端部が係合開口33bよりも後側に配置されて第1係合体50bの全体が蓋本体30の内部に隠れる。
また、2以上の蓋付装置で1つの装置を構成しても良い。例えば、観音開き状に開く2つの蓋体を有する2蓋付装置で1つのコンソールボックスを構成しても良い。この場合、2つの蓋体は同期して開閉しても良いし各々独立に開閉しても良い。
前記ベース1に枢支され、前記蓋対向面1fに対向する所定の閉位置と、前記蓋対向面1fとの距離が前記閉位置に比べて大きい所定の開位置と、の間を回動する蓋体3と、
前記閉位置にある前記蓋体3を解除可能にロックし得るロック要素5と、を有し、
前記ロック要素5は、
前記蓋体3に一体化されている第1係合体50と、
前記ベース1に一体化され、前記蓋対向面1fから突出して前記第1係合体50に係合し得るロック位置と、前記ロック位置から前記ベース1側に引っ込む解除位置と、の間を位置変化可能な第2係合体55と、
前記蓋体3と前記第2係合体55とに接続されているリンク要素6と、を有し、
前記リンク要素6は、
前記第2係合体55を前記解除位置に配置する解除リンク状態と、前記第2係合体55を前記ロック位置に配置するロックリンク状態と、の間を状態変化可能であり、
前記蓋体3の前記開位置から前記閉位置への位置変化に伴って前記解除リンク状態から前記ロックリンク状態に状態変化し、
前記蓋体3の前記閉位置から前記開位置への位置変化に伴って前記ロックリンク状態から前記解除リンク状態に状態変化する、蓋付装置。
(2)前記蓋体3は、前記閉位置において前記蓋対向面1fに対面するベース対向面3fと、前記ベース対向面3fに開口する係合開口33と、を有し、
前記第1係合体50は、前記蓋体3における前記蓋対向面1fの背面側に配置され、少なくとも一部が前記係合開口33に露出する係合位置と、前記係合位置にあるときよりも前記係合開口33への露出量が小さい非係合位置と、の間を位置変化可能であり、
前記ロック位置において、前記蓋対向面1fから突出した前記第2係合体55は、前記係合開口33の内部に入り込んで前記第1係合体50に係合する、(1)に記載の蓋付装置。
(3)前記ベース1は、前記第2係合体55が出入する出入開口18を有し、
前記解除位置において、前記出入開口18に引っ込んだ前記第2係合体55の表面55fと、前記蓋対向面1fと、は面一である、(1)または(2)に記載の蓋付装置。
3:蓋体 3f:蓋体のベース対向面
5:ロック要素 6:リンク要素
18:ベースの出入開口 33:係合開口
50、50a、50b:第1係合体 55:第2係合体
55f:第2係合体の表面
Claims (3)
- 蓋対向面を有するベースと、
前記ベースに枢支され、前記蓋対向面に対向する所定の閉位置と、前記蓋対向面との距離が前記閉位置に比べて大きい所定の開位置と、の間を回動する蓋体と、
前記閉位置にある前記蓋体を解除可能にロックし得るロック要素と、を有し、
前記ロック要素は、
前記蓋体に一体化されている第1係合体と、
前記ベースに一体化され、前記蓋対向面から突出して前記第1係合体に係合し得るロック位置と、前記ロック位置から前記ベース側に引っ込む解除位置と、の間を位置変化可能な第2係合体と、
前記蓋体と前記第2係合体とに接続されているリンク要素と、を有し、
前記リンク要素は、
前記第2係合体を前記解除位置に配置する解除リンク状態と、前記第2係合体を前記ロック位置に配置するロックリンク状態と、の間を状態変化可能であり、
前記蓋体の前記開位置から前記閉位置への位置変化に伴って前記解除リンク状態から前記ロックリンク状態に状態変化し、
前記蓋体の前記閉位置から前記開位置への位置変化に伴って前記ロックリンク状態から前記解除リンク状態に状態変化する、蓋付装置。 - 前記蓋体は、前記閉位置において前記蓋対向面に対面するベース対向面と、前記ベース対向面に開口する係合開口と、を有し、
前記第1係合体は、前記蓋体に内蔵され、少なくとも一部が前記係合開口に露出する係合位置と、前記係合位置にあるときよりも前記係合開口への露出量が小さい非係合位置と、の間を位置変化可能であり、
前記ロック位置において、前記蓋対向面から突出した前記第2係合体は、前記係合開口の内部に入り込んで前記第1係合体に係合する、請求項1に記載の蓋付装置。 - 前記ベースは、前記第2係合体が出入する出入開口を有し、
前記解除位置において、前記出入開口に引っ込んだ前記第2係合体の表面と、前記蓋対向面と、は面一である、請求項1または請求項2に記載の蓋付装置。
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