JP6372031B2 - 流体圧アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、流体圧アクチュエータに関する。
半導体製品の製造の後工程に用いる装置(Die−Bonder、Mounter)の半導体チップを搭載する搭載ヘッドに設けられ、荷重制御及び位置制御を可能にするアクチュエータとして、例えば、下記特許文献1に記載の流体圧アクチュエータが知られている。
図3は、従来の流体圧アクチュエータの構成を模式的に示した図である。
図3に示す流体圧アクチュエータ90は、シリンダ10、ピストン体50、サーボ弁60を含んで構成される。シリンダ10は、シリンダ本体11、ガイドフランジ13(ハウジング)、ボールベアリング30を含んで構成される。ピストン体50は、ピストンヘッド51、ロッド52を含んで構成される。なお、各構成部分の詳細については、後述する実施形態の項において説明する。
この図3に示す流体圧アクチュエータ90では、ピストン体50が軸方向(図3に示すZ方向)を移動する際の位置を、軸方向センサ41(軸方向スケール41−1及び軸方向検出器41−2)が検出する。軸方向センサ41は、軸方向の位置を表す検出信号ΦDZを出力する。コントローラ80aは、検出信号ΦDZに基づいて、シリンダ10内の圧力をサーボ弁60により制御し、可動部となるロッド52の軸方向の位置を制御可能にする。
また、回転モータ71の回転運動を非接触でロッド52に伝達可能にする為、多角形の形状の流体圧軸受部(ロッド52とガイドフランジ13との間の隙間)がシリンダ軸を中心として設けられる(図4(a)参照)。そのため、回転モータ71(ステッピングモータやサーボモータなど)を外部に設置し、タイミングベルト72、プーリ73を介して、モータの回転運動をガイドフランジ13に伝達し、ロッド52に回転運動をさせることが可能である。従って、コントローラ80aは、回転モータ71に設けられたエンコーダ75が出力する検出信号ΦDR(回転モータ71の回転軸の回転角度を表す検出信号)に基づいてロッド52の回転運動を制御することが可能である。なお、回転モータ71として、中空型のDD(ダイレクトドライブ)モータを用いることで、タイミングベルト72、プーリ73を用いずにロッド52のピストン体50の長手方向(Z方向)の中心軸を回転軸とした回転運動を制御可能にできる。
特開2004−301138号公報
しかしながら、従来においては、上述の様に、多角形形状の流体圧軸受部を介して回転運動の伝達を行うが、ロッド52の回転方向の角度移動量(軸方向を中心とするロッド52の回転による角度)は、流体圧アクチュエータ90の外部にある回転モータ71に備えられている位置検出器であるエンコーダ75により検出する。
図4は、従来の流体圧アクチュエータの問題点を説明するための図である。図4(a)は、ロッド52及びガイドフランジ13が静止している状態を示す図であり、図4(b)は、回転モータ71を回転駆動することによりガイドフランジ13を図4(a)に示す状態から時計方向へ角度移動量θだけ回転させた状態を示す図である。
図4(b)に示すように、回転駆動側である、流体圧アクチュエータ90の外部にスケールと検出器(エンコーダ75)が備えられていることにより、ガイドフランジ13を角度移動量θだけ回転させたとき、ロッド52が、流体圧の為の隙間(流体圧軸受部)で微小に発生する回転ずれ量δずれて回転してしまうことがある。しかし、ロッド52の外部にある回転モータ71に設けられたエンコーダ75では、ガイドフランジ13の角度移動量θを検出することはできるが、ガイドフランジ13と回転ずれのあるロッド52の角度移動量(θ+δ)を検出することができない。
つまり、回転駆動側である、流体圧アクチュエータ90の外部にスケール及び検出器(エンコーダ75)が備えられているため、ロッド52側の実際の位置は、流体が介在するための隙間が誤差要因となり、エンコーダ75による検出結果とは異なってしまうという問題があった。この問題により、近年微小化している半導体チップ(ロッド52に組み合わされる被駆動部)のバンプの接合において、回転誤差に起因する搭載不良が発生する可能性がある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、ロッド52の角度移動量(上述の(θ+δ))を検出することを可能とし、高精度にロッド52の回転方向位置を制御可能にする流体圧アクチュエータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の流体圧アクチュエータは、流体圧シリンダと、該流体圧シリンダ内にスライド可能に収容されたピストンヘッドを持つピストン体と、前記流体圧シリンダ内で前記ピストン体のロッドに組み合わされる被駆動部の位置制御を行う制御手段と、を備えた流体圧アクチュエータであって、前記ロッドは、スライド検出用目盛及び回転検出用目盛を有し、前記流体圧シリンダは、前記ロッドの回転方向における位置を検出する第1の位置検出器と、前記ロッドのスライド方向における位置を検出する第2の位置検出器と、を有し、前記ロッドと、前記ピストン体を構成するガイドフランジの内壁面との間には、圧縮空気が導入され、前記ロッドを前記ガイドフランジの内壁面から浮上させる流体圧軸受部が構成され、前記ロッド及び前記ガイドフランジは一体となって前記ピストン体の長手方向の中心軸に関して回転し、前記制御手段は、外部から入力される位置指令値と前記第1の位置検出器が出力する検出信号との差分がなくなるような回転指令を、前記ピストン体を回転駆動する回転モータに対して出力して、前記ピストン体の回転方向の位置制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の流体圧アクチュエータは、前記回転検出用目盛は、円筒状の形状であり、中心軸が前記ピストン体の中心軸と同じであり、前記円筒状の形状の側面において互いに平行な長方形のパターンが円周方向に形成されている、ことを特徴とする。
また、本発明の流体圧アクチュエータは、前記回転検出用目盛及び前記スライド検出用目盛は、円筒状の形状であり、中心軸が前記ピストン体の中心軸と同じであり、前記円筒状の形状の側面において格子パターンが形成されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、ロッド52に回転方向スケール(回転検出用目盛)を有しているので、ロッド52の角度移動量(θ+δ)を検出することが可能となり、高精度にロッド52の回転方向位置を制御可能にする流体圧アクチュエータを提供することができる。
第1の実施形態の流体圧アクチュエータの構成を示す図である。 第2の実施形態の流体圧アクチュエータの構成を示す図である。 従来の流体圧アクチュエータの構成を模式的に示した図である。 図4は、従来の流体圧アクチュエータの問題点を説明するための図である。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施形態の流体圧アクチュエータの構成を示す図である。図1(a)は、流体圧アクチュエータ100のZ−X平面における断面構造を示している。また、図1(b)は、ロッド52とガイドフランジ13とのX−Y平面における断面構造を示している。また、図1(c)は、回転方向スケール81−1とロッド52とのX−Y平面における断面構造を示している。また、図1(d)は、コントローラ80の構成を示している。
流体圧アクチュエータ100は、シリンダ10、ピストン体50、サーボ弁60を含んで構成される。
シリンダ10は、シリンダ本体11、ガイドフランジ13(ハウジング)、ボールベアリング30を含んで構成される。
ピストン体50は、ピストンヘッド51(ピストンヘッド51−1、ピストンヘッド51−2)、ロッド52を含んで構成される。ピストンヘッド51−1、ピストンヘッド51−2は、ロッド52に取り付けられている。また、ロッド52には、軸方向スケール41−1、回転方向スケール81−1が取り付けられている。
シリンダ本体11は、ピストンヘッド51(ピストンヘッド51−1及びピストンヘッド51−2)との間に圧力室を形成する。また、ガイドフランジ13は、ロッド52、及びボールベアリング30との間に圧力室を形成する。また、シリンダ本体11は、サーボ弁60の空気入り口と圧力室との間を接続する通路12−aと、サーボ弁60の空気出口と圧力室との間を接続する通路12−bと、を有する。以下では、通路12−aとピストンヘッド51−2の表面部分を含む圧力室を定圧力室と呼び、通路12−bとピストンヘッド51−1とを含む図面上側の圧力室を調整圧力室と呼ぶ。シリンダ本体11には、空気入り口(図1において不図示)が設けられ、外部の圧縮空気供給源から定圧の空気が定圧力室に導入される。
シリンダ本体11は、断面円形の空間を有し、この空間に断面円形のピストンヘッド51が挿通されている。一方、ガイドフランジ13は断面多角形状(ここでは四角形状)の穴を有し、この穴に同じ四角形状の断面形状を持つロッド52が軸方向にスライド自在に挿通されている(図1(a)参照)。
ガイドフランジ13は、中心軸方向には移動を抑止されているが、ボールベアリング30によりピストン体50の長手方向の中心軸(Z軸)に関して回転が可能となるように、定圧力室の中に保持されている。これにより、ロッド52は、ガイドフランジ13に対して軸方向にスライド可能であると共に、ガイドフランジ13が回転すると、一緒に回転するように構成されている。また、ガイドフランジ13は、Z軸方向に突き出したボス(図1において不図示)を有し、このボスにはプーリ73aが固定されている。一方、回転モータ71の回転軸71aにはプーリ73bが固定されている。プーリ73aには、回転モータ71により回転軸71aが回転駆動されると、プーリ73b、タイミングベルト72を介してモータの回転運動が伝達され、Z軸方向を中心としてX−Y平面上において回転駆動される。
ロッド52とガイドフランジ13との間は、上述の通り定圧力室に設けられるので、圧縮空気が導入されると、ロッド52をガイドフランジ13の内壁面から浮上させる流体圧軸受部が構成される。従って、ピストン体50のロッド52は、ガイドフランジ13に対して回転しないよう四角形の断面になっている一方、ガイドフランジ13がボールベアリング30を介してピストン体50の長手方向の中心軸(Z軸)に関して回転可能にされていることにより、プーリ73aが回転されると、ロッド52がガイドフランジ13と一体になってピストン体50の長手方向の中心軸に関して回転できるようになっている。
また、ピストンヘッド51を構成するピストンヘッド51−1、51−2の外周側面には、調整圧力室、定圧力室側からそれぞれ圧縮空気を導入するための浅い溝が周方向に間隔をおいて形成され、ピストンヘッド51をシリンダ本体11の内壁面から浮上させる流体圧軸受部が構成される。流体圧軸受部は、調整圧力室、定圧力室からそれぞれ導入された圧縮空気をシリンダ本体11の内壁に作用させることでピストンヘッド51をシリンダ本体11の内壁から浮上させ、非接触状態にてスライド移動及び回転可能となる。なお、図1では図示を省略しているが、流体圧軸受部の近傍におけるピストンヘッド51の外周にはそれぞれ、シリンダ本体11の内壁に作用した空気を外部に排気するための排気溝が全周にわたって形成され、これらの排気溝で集められた圧縮空気はピストン体50の内部に形成された排気通路を通してロッド52の端部からアクチュエータ外に排出される。
サーボ弁60は、コントローラ80に制御されて、定圧力室から調整圧力室への流体制御を行うことにより、ピストン体50の高精度のZ軸方向の位置決め、荷重制御を行う。ここで、荷重制御というのは、調整圧力室に面したピストンヘッド51−1の受圧面積をS1、そこに作用する圧力をP1とし、定圧力室に面したピストンヘッド51−2の受圧面積をS(但し、S1>S)、そこに作用する圧力をP(但し、P>P1)とすると、荷重F=P1・S1−P・Sに基づいて、ロッド52の端部に設けられる被駆動部に対して荷重指令値に基づく荷重(力)を与える制御である。
コントローラ80が、サーボ弁60を制御してZ軸(ピストン体50の長手方向の中心軸)方向の位置決め制御を行わせるため、また、回転モータ71を制御してZ軸を中心とする回転方向の位置決め制御を行わせるため、それぞれ軸方向センサ41、回転方向センサ81が設けられる。
軸方向センサ41は、軸方向スケール41−1(スライド検出用目盛)と軸方向検出器41−2から構成される。
シリンダ本体11のガイドフランジ13とは反対側の部分には、中心軸方向に孔が形成され、この孔にはロッド52の中心に固定されて中心軸方向に延びる軸方向スケール41−1が挿入されている。また、シリンダ本体11のガイドフランジ13とは反対側の部分には、軸方向スケール41−1とともにピストン体50の位置検出を行うための軸方向検出器41−2が固定されている。軸方向スケール41−1には、予め設定されたピッチで磁性体と非磁性体とが交互に配列されている。
軸方向スケール41−1がピストン体50と共にZ軸方向に移動すると、Z軸方向に移動した磁性体の数が軸方向検出器41−2により検出される。軸方向検出器41−2は、Z軸方向の基準となる位置からの距離を表す検出信号ΦDZを、コントローラ80に対して出力する。コントローラ80は、この検出信号ΦDZを用いて、サーボ弁60を制御し、ピストン体50のZ軸方向の位置制御を行う。なお、軸方向センサ41は、回転方向センサ81と同様に、光学式センサであってもよい。
回転方向センサ81は、回転方向スケール81−1(回転検出用目盛)と回転方向検出器81−2とから構成される。
ロッド52のピストンヘッド51−1とピストンヘッド51−2との間には、回転方向スケール81−1が、ロッド52に固定されている(図1(c)参照)。回転方向スケール81−1は、金属により構成されてもよく、またガラスにより構成されていてもよい。回転方向スケール81−1は、円筒状の形状であり、中心軸がピストン体50の中心軸と同じであり、円筒状の形状の側面において互いに平行な長方形のパターンが円周方向に形成されている。このパターンは、回転方向スケール81−1が、金属製である場合は、表面に彫られた溝であってもよいし、ガラス製である場合は、表面に印刷された模様であってよい。また、シリンダ本体11の回転方向スケール81−1に対応する部分には、回転方向スケール81−1とともにピストン体50のZ軸に対する回転方向の位置検出を行うための回転方向検出器81−2が固定されている。
回転方向スケール81−1がピストン体50と共にZ軸を中心に回転移動すると、回転方向検出器81−2が、例えば可視光線、赤外線などの光を、投光部から信号光として発射し、回転方向スケール81−1によって反射する光を受光部で検出する。回転方向検出器81−2は、Z軸を中心とする回転方向の基準となる位置からの回転角度を表す検出信号ΦDθを、コントローラ80に対して出力する。コントローラ80は、この検出信号ΦDθを用いて、回転モータ71を制御し、ピストン体50のZ軸を中心とする回転方向の位置制御を行う。
コントローラ80には、外部からの位置指令値、荷重指令値、軸方向センサ41からの検出信号ΦDZ、回転方向センサ81からの検出信号ΦDθが入力され、サーボ弁60に対して移動指令、荷重指令を、回転モータ71に対して回転指令を出力する。
コントローラ80は、サーボ弁60に対して、位置指令値と検出信号ΦDZとの差分がなくなるように移動指令を出力し、荷重指令値と、調整圧力(P1)と定圧力(P2)との間の圧力差との差分がなくなるように荷重指令を、サーボ弁60に対して出力する。サーボ弁60は調整圧力室への流体制御を行うことにより、ピストン体50の高精度の位置決め(Z軸方向の位置決め)、及び荷重制御を行う。また、コントローラ80は、回転モータ71に対して、位置指令値と検出信号ΦDθとの差分がなくなるように回転指令を出力し、ピストン体50の高精度の位置決め(Z軸を中心とする回転方向の位置決め)を行う。なお、この際、回転モータ71のエンコーダ75の出力と、回転方向センサ81からの検出信号ΦDθとの差分がなくなるように回転制御を行う構成としてもよい。
コントローラ80は、上述のようなピストン体50の位置制御と荷重制御とを切り換えて行うことができるようにされている。勿論、この切り換えは、位置制御のみを行う場合と、荷重制御のみを行う場合の他に、制御の途中、例えば位置制御によりピストン体50、つまり被駆動部を所定の位置に位置決めした後、荷重制御に切り換えて被駆動部に所定の荷重(力)を与えるようにする切り換えを含む。
このように、流体圧アクチュエータ100は、シリンダ10(流体圧シリンダ)と、該シリンダ10内にスライド可能に収容されたピストンヘッド51−1及び51−2を持つピストン体50と、シリンダ10内でピストン体50のロッド52に組み合わされる被駆動部の位置制御を行うコントローラ80(制御手段)と、を備える。ロッド52は、軸方向スケール41−1(スライド検出用目盛)及び回転方向スケール81−1(回転検出用目盛)を有する。シリンダ10は、ロッド52の回転方向における位置を検出する回転方向検出器81−2(第1の位置検出器)と、ロッド52のスライド方向における位置を検出する軸方向検出器41−2(第2の位置検出器)と、を有する。
本発明によれば、直線運動と回転運動の位置決めを高い精度で行うことができる流体圧アクチュエータを提供することができる。更に、上記直線運動の位置制御に加えて荷重制御が可能な流体圧アクチュエータを提供することができる。特に、本発明によれば、ロッド52に回転方向スケール(回転検出用目盛)を有しているので、ロッドの角度移動量(θ+δ)を検出することが可能となり、高精度にロッド52の回転方向位置を制御可能にする流体圧アクチュエータを提供することができる。
[第2の実施形態]
以下、図面を参照して本発明の他の実施の形態について説明する。図2は、第2の実施形態の流体圧アクチュエータの構成を示す図である。図2に示す流体圧アクチュエータ100aにおいて、図1に示す流体圧アクチュエータ100と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
流体圧アクチュエータ100aでは、図1に示す流体圧アクチュエータ100における軸方向センサ41、及び回転方向センサ81に代えて、軸方向及び回転方向センサ91が設けられる。
軸方向及び回転方向センサ91は、軸方向及び回転方向スケール91−1(回転検出用目盛)と軸方向及び回転方向検出器91−2とから構成される。
シリンダ本体11のガイドフランジ13とは反対側の部分には、中心軸方向に孔が形成され、この孔にはロッド52の中心に固定されて中心軸方向に延びる軸方向及び回転方向スケール91−1が挿入されている。また、シリンダ本体11のガイドフランジ13とは反対側の部分には、軸方向及び回転方向スケール91−1とともにピストン体50の位置検出を行うための軸方向及び回転方向検出器91−2が固定されている。もちろん、軸方向及び回転方向スケール91−1を、図1に示す流体圧アクチュエータ100のように、ロッド52のピストンヘッド51−1とピストンヘッド51−2との間に配置してもよい。
軸方向及び回転方向スケール91−1は、図1に示す回転方向スケール81−1のように、金属により構成されてもよく、またガラスにより構成されていてもよい。軸方向及び回転方向スケール91−1は、円筒状の形状であり、中心軸がピストン体50の中心軸と同じであり、円筒状の形状の側面において、格子パターンが形成されている。このパターンは、軸方向及び回転方向スケール91−1が、金属製である場合は、表面に彫られた溝でよく、ガラス製である場合は、表面に印刷された模様でよい。
軸方向及び回転方向スケール91−1がピストン体50と共に移動すると、軸方向及び回転方向検出器91−2が、例えば可視光線、赤外線などの光を、投光部から信号光として発射し、軸方向及び回転方向スケール91−1によって反射する光を受光部で検出する。軸方向及び回転方向検出器91−2は、移動方向の基準となる位置からの距離、角度を表す検出信号第ΦDZ、ΦDθを、コントローラ80に対して出力する。コントローラ80は、この検出信号、ΦDZ、ΦDθを用いて、サーボ弁60、及び回転モータ71を制御し、ピストン体50の位置制御を行う。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
10…シリンダ、11…シリンダ本体、12−a,12−b…通路、13…ガイドフランジ、30…ボールベアリング、41…軸方向センサ、41−1…軸方向スケール、41−2…軸方向検出器、50…ピストン体、51,51−1,51−2…ピストンヘッド、52…ロッド、60…サーボ弁、71…回転モータ、71a…回転軸、72タイミングベルト、73,73a,73b…プーリ、80,80a…コントローラ、81…回転方向センサ、81−1…回転方向スケール、81−2…回転方向検出器、90,100,100a…流体圧アクチュエータ、91…軸方向及び回転方向センサ、91−1…軸方向及び回転方向スケール、91−2…軸方向及び回転方向検出器

Claims (3)

  1. 流体圧シリンダと、
    該流体圧シリンダ内にスライド可能に収容されたピストンヘッドを持つピストン体と、
    前記流体圧シリンダ内で前記ピストン体のロッドに組み合わされる被駆動部の位置制御を行う制御手段と、
    を備えた流体圧アクチュエータであって、
    前記ロッドは、スライド検出用目盛及び回転検出用目盛を有し、
    前記流体圧シリンダは、
    前記ロッドの回転方向における位置を検出する第1の位置検出器と、
    前記ロッドのスライド方向における位置を検出する第2の位置検出器と、を有し、
    前記ロッドと、前記ピストン体を構成するガイドフランジの内壁面との間には、圧縮空気が導入され、前記ロッドを前記ガイドフランジの内壁面から浮上させる流体圧軸受部が構成され、前記ロッド及び前記ガイドフランジは一体となって前記ピストン体の長手方向の中心軸に関して回転し、
    前記制御手段は、
    外部から入力される位置指令値と前記第1の位置検出器が出力する検出信号との差分がなくなるような回転指令を、前記ピストン体を回転駆動する回転モータに対して出力して、前記ピストン体の回転方向の位置制御を行う
    ことを特徴とする流体圧アクチュエータ。
  2. 前記回転検出用目盛は、円筒状の形状であり、中心軸が前記ピストン体の中心軸と同じであり、前記円筒状の形状の側面において互いに平行な長方形のパターンが円周方向に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体圧アクチュエータ。
  3. 前記回転検出用目盛及び前記スライド検出用目盛は、円筒状の形状であり、中心軸が前記ピストン体の中心軸と同じであり、前記円筒状の形状の側面において格子パターンが形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体圧アクチュエータ。
JP2013254482A 2013-12-09 2013-12-09 流体圧アクチュエータ Active JP6372031B2 (ja)

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