JP6361551B2 - フィラメントワインディング装置 - Google Patents

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本発明は、フィラメントワインディング装置に関する。
従来から、高圧タンクの製造時にタンクのライナーに複数の繊維を束ねた樹脂含浸繊維束を巻き付けるフィラメントワインディング装置が知られている(特許文献1)。フィラメントワインディング装置は、ライナーの外表面に繊維束をガイドするガイドローラを有するガイド機構を備える。
特開2011−93276号公報
ライナー上に巻き付けられる繊維束の位置は、高圧タンクの強度や寸法等が所定の条件を満たすように設計上決められている。そのため、特許文献1に記載されたフィラメントワインディング装置は、ライナー上における繊維束の位置が設計通りになるようにガイド機構を移動させつつ繊維束を巻き付けている。上記ガイド機構は、ガイドローラ上の所定の範囲内で繊維束がガイドされている場合に、ライナー上における繊維束の位置が設計通りになるように定めたプログラムに基づいて移動しつつ繊維束を巻き付けている。しかし、特許文献1に記載されたフィラメントワインディング装置では、ガイド機構のガイドローラは、回転が固定されている、もしくは、繊維束と供回りするように解放されているので、繊維束がガイドローラ上の所定の範囲内から外れたとしても、繊維束を所定の範囲内へ移動させることができない。そのため、繊維束の巻回時にガイドローラ上の繊維束の位置が所定の範囲内から外れる場合に、繊維束の位置を所定の範囲内へ留めることが困難であった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明は、繊維束を供給する繊維巻出機構と;前記繊維巻出機構から供給される繊維束をライナーの外表面にガイドするガイドローラ及び該ガイドローラを回転させる駆動部を有するガイド機構と;前記駆動部を制御する制御部と、を備え;前記ガイドローラは、その中央部から回転軸方向の両外側へ向かって径が大きくなるように形成され;前記ガイドローラは、回転しないように固定された状態と、繊維束に摩擦力を付与するように前記駆動部により回転される状態と、を切り替え可能な、フィラメントワインディング装置であって;前記制御部は、前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置が前記ガイドローラの中央付近の所定の範囲内にある場合に、前記ガイドローラを前記繊維束が搬送される方向へ回転させるように前記駆動部を制御し;前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置が前記所定の範囲内から外れる場合に、前記ガイドローラを前記繊維束が搬送される方向と逆方向へ回転させるように前記駆動部を制御して、前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置を前記ガイドローラの中央側へ移動させることを特徴とする。
このようなフィラメントワインディング装置であれば、ガイドローラ上の繊維束の位置が所定の範囲内から外れる場合に、ガイドローラの中央からガイドローラの軸方向外側に向かって径が大きくなるガイドローラを繊維束が搬送される方向と逆方向へ回転させることで、繊維束に対してガイドローラの中央の方向への力を働かせる。そのため、ガイドローラ上の繊維束の位置が所定の範囲内から外れることを抑制できる。
その他、本発明は、以下の形態としても実現することが可能である。
(1)本発明は、繊維束を供給する繊維巻出機構と;前記繊維巻出機構から供給される繊維束をライナーの外表面にガイドするガイドローラ及び該ガイドローラを回転させる駆動部を有するガイド機構と;前記駆動部を制御する制御部と、を備え;前記ガイドローラは、その中央部から回転軸方向の両外側へ向かって径が大きくなるように形成され;前記ガイドローラは、回転しないように固定された状態と、繊維束に摩擦力を付与するように前記駆動部により回転される状態と、を切り替え可能な、フィラメントワインディング装置であって;前記制御部は、前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置が前記ガイドローラの中央付近の所定の範囲内から外れる場合に、前記ガイドローラを前記繊維束が搬送される方向と逆方向へ回転させるように前記駆動部を制御して、前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置を前記ガイドローラの中央側へ移動させることを特徴とする。このようなフィラメントワインディング装置であれば、ガイドローラ上の繊維束の位置が所定の範囲内から外れる場合に、ガイドローラの中央からガイドローラの軸方向外側に向かって径が大きくなるガイドローラを繊維束が搬送される方向と逆方向へ回転させることで、繊維束に対してガイドローラの中央の方向への力を働かせる。そのため、ガイドローラ上の繊維束の位置が所定の範囲内から外れることを抑制できる。
本発明の一実施形態におけるフィラメントワインディング装置の説明図である。 本発明の一実施形態におけるガイド機構を側面視した断面図である。 本発明の一実施形態におけるガイド機構の構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態における分割ローラの中心軸を含んだ平面で分割ローラを切断した断面図である。
図1に示すように、フィラメントワインディング装置10は、繊維巻出機構20と、樹脂含浸機構30と、ガイド機構40と、ライナー回転装置50と、制御部60と、を備える。
繊維巻出機構20は、繊維束を巻きだす機構であり、複数のボビン201〜204と、複数の搬送ローラ211〜214と、結束ローラ220と、を有する。ボビン201〜204は、糸を巻き付ける筒状の部材であり、カーボン繊維束700が巻き付けられている。カーボン繊維束700としては、例えば、ポリアクリルニトリルの原糸を約3,000℃で焼成した糸を約24,000本程度撚って集め、バインダ樹脂によって軽く接着させた、厚さ約200μm、幅4mmから5mm程度の扁平なシートを例示することができる。搬送ローラ211〜214は、各ボビン201〜204に対応して設けられており、ボビン201〜204から巻き出されたカーボン繊維束700を結束ローラ220に搬送する。結束ローラ220は、ボビン201〜204から巻き出された複数のカーボン繊維束700をそろえて、樹脂含浸機構30へ搬送する。
樹脂含浸機構30は、カーボン繊維束700に対してエポキシ樹脂の含浸を行う機構であり、複数の搬送ローラ301〜305と、樹脂含浸槽310と、を有する。搬送ローラ301〜305は、カーボン繊維束700をガイド機構40へ搬送する。樹脂含浸槽310には、40℃から50℃の範囲で加熱され、粘度管理が行われている液体状の熱硬化型エポキシ樹脂が収容されている。カーボン繊維束700は、搬送ローラ302の下部を搬送されることにより、樹脂含浸槽310の熱硬化型エポキシ樹脂に浸される。ここでは、熱硬化型エポキシ樹脂に含浸されたカーボン繊維束700を「樹脂含浸カーボン繊維束710」とも呼ぶ。
ガイド機構40は、樹脂含浸カーボン繊維束710を揃えてライナー70の外表面にガイドする機構である。ガイド機構40は、第1ガイドローラ410と、第2ガイドローラ420と、第3ガイドローラ430と、を有しており、第1ガイドローラ410、第2ガイドローラ420、第3ガイドローラ430を用いて樹脂含浸カーボン繊維束710をライナー70に搬送する。第1ガイドローラ410、第2ガイドローラ420は、搬送される樹脂含浸カーボン繊維束710との接触によって自身は回転しないように構成されている。第3ガイドローラ430は、後述するように2つの分割ローラから構成されており、2つの分割ローラはそれぞれ独立に回転が可能であり、駆動モータはそれぞれの分割ローラを回転できるようにプーリー等を介して繋がれている。また、ガイド機構40は、後述する制御部60によって予めプログラムされた動作に基づいて、移動しながらライナー70の外表面に樹脂含浸カーボン繊維束710をガイドする。
ライナー回転装置50は、巻き付け対象であるライナー70を回転させることにより、樹脂含浸カーボン繊維束710に張力を掛けつつ、ライナー70に樹脂含浸カーボン繊維束710を巻き付ける。ライナー70は、タンクの内径に対応する筒であり、例えば、硬質プラスチックで構成されている。ライナー70は、長軸が回転可能に支持され、ライナー回転装置50によって長軸周りに回転される。ガイド機構40からガイドされた樹脂含浸カーボン繊維束710は、その端部がライナー70の図示しない巻始め部に固定され、ライナー70の回転によって、ライナー70の外周に巻き取られる。製品の形状が形作られると、その後硬化処理が行われ、エポキシ樹脂が硬化して、繊維強化された高圧タンクが成形される。
制御部60は、CPUと、RAMと、ROMと、を備えるコンピュータであり、ROMに記憶された予め定めたプログラムをRAMに展開して、展開されたプログラムをCPUが演算して実行する。制御部60は、樹脂含浸槽310の加熱部材と、ガイド機構40の駆動モーターと、ライナー回転装置50と、を制御する。制御部60は、樹脂含浸カーボン繊維束710の第3ガイドローラ430上の位置が所定の範囲内となるように、予めプログラムされた動作に基づいて樹脂含浸カーボン繊維束710が第3ガイドローラ430の軸方向のどちらに外れるか予め計算して第3ガイドローラ430の分割ローラの回転の制御を行う。また、制御部60は、予め定めたプログラムに基づいて、ガイド機構40を移動させつつライナー上に繊維束をガイドするように制御する。また、制御部60は、予め定めたプログラムに基づいて、ライナー回転装置50のライナー70の回転速度を制御する。また、制御部60は、樹脂含浸槽310の槽内に配置された図示しない加熱手段を制御して、液体状の熱硬化型エポキシ樹脂を40℃から50℃の範囲に加熱している。
図2はガイド機構40を側面視した断面図である。図2に示すように、樹脂含浸カーボン繊維束710は、第1ガイドローラ410側から入り込み、第1ガイドローラ410の上側外周、第2ガイドローラ420の下側外周、および、第3ガイドローラ430の上側外周にそれぞれ接触してライナー70にガイドされる。このように、樹脂含浸カーボン繊維束710は、第1ガイドローラ410、第2ガイドローラ420、第3ガイドローラ430の外周を上下交互に接触してガイドされて、ライナー70によって巻き取られる。そのため、第1ガイドローラ410、第2ガイドローラ420、第3ガイドローラ430との間や第3ガイドローラ430とライナー70との間において、樹脂含浸カーボン繊維束710には適当な張力が生じている。
図3は、ガイド機構40の構成を示す平面図である。本実施形態では、第1ガイドローラ410および第2ガイドローラ420は、軸方向の中央部の直径が端部の直径よりも大きい太鼓型ローラである。第1ガイドローラ410および第2ガイドローラ420は、樹脂含浸カーボン繊維束710中の繊維を拡げる。第3ガイドローラ430は、軸方向の中央部の直径が端部の直径よりも小さい鼓型ローラである。第3ガイドローラ430は、第1ガイドローラ410および第2ガイドローラ420で拡げられた樹脂含浸カーボン繊維束710を隣接する樹脂含浸カーボン繊維束710との間隔を狭めて搬送する。図4は、第3ガイドローラ430の中心軸を含む平面で第3ガイドローラ430を切断した断面図である。第3ガイドローラ430は、図4に示すように軸方向に並んだ第1分割ローラ431と第2分割ローラ432とを係合して形成されている。第1分割ローラ431は、第2分割ローラ432と係合する部分において、第2分割ローラ432の係合する部分より小さい直径の円柱形状となっている。第2分割ローラ432は、第1分割ローラ431と係合する部分において、第1分割ローラ431の係合部分の円柱と係合可能なように円柱状の凹部を有している。
ガイドローラを支持するフレーム460は、複数の板状部材(第1板状部材461、第2板状部材462、第3板状部材463)からなり、上方から見たときに、複数の板状部材が長方形の各辺となるように形成されている。フレーム460は、第1ガイドローラ410、第2ガイドローラ420、第3ガイドローラ430を囲うように配置され、第1板状部材461と第2板状部材462がそれぞれのガイドローラを支持する。第1板状部材461と第2板状部材462には、それぞれ、ガイドローラと反対側の面に駆動モータと、駆動軸と、駆動プーリーと、ベルトと、被駆動プーリーと、被駆動軸と、が配置されている。
第1板状部材461には、ガイドローラとは反対の面に第1駆動モータ441が配置されている。第1駆動モータ441は、第1駆動モータ441から第1板状部材461へ伸びる第1駆動軸442を有する。第1駆動軸442には第1駆動プーリー443が挿入されており、第1駆動軸442が回転することにより第1駆動プーリー443が回転する。第1分割ローラ431には、第1分割ローラ431の中心軸と一致するように第1被駆動軸446が連結されており、第1被駆動軸446が回転することにより、第1分割ローラ431は回転する。第1被駆動軸446には、第1被駆動プーリー445が挿入されており、第1被駆動プーリー445が回転することにより第1被駆動軸446が回転する。第1駆動プーリー443と第1被駆動プーリー445は、第1ベルト444によって連結されており、第1駆動プーリー443が回転することにより第1被駆動プーリー445が回転する。つまり、第1駆動モータ441が回転することにより、第1分割ローラ431を回転させることができる。第2板状部材462も同様に第2駆動モータ451、第2駆動軸452、第2駆動プーリー453、第2ベルト454、第2被駆動プーリー455、第2被駆動軸456が配置されており、第2駆動モータ451が回転することにより、第2分割ローラ432を回転させることができる。
ここで、第1分割ローラ431および第2分割ローラ432の制御について説明する。制御部60は、予め定めたプログラムに基づいてガイド機構40を移動させつつ、樹脂含浸カーボン繊維束710をライナー70上にガイドする。制御部60は、第3ガイドローラ430上の繊維束の位置が、第3ガイドローラ430の中央付近に位置する所定の範囲にある場合、第3ガイドローラ430の回転を固定する、もしくは、第3ガイドローラ430を樹脂含浸カーボン繊維束710の搬送方向と同じ方向に回転するように第1駆動モータ441、第2駆動モータ451を制御する。一方、ガイド機構40の移動によって、樹脂含浸カーボン繊維束710の第3ガイドローラ430上の位置が所定の範囲からずれる場合がある。このガイド機構40の移動による樹脂含浸カーボン繊維束710のずれは、ガイド機構40の移動する方向や移動速度によって予想可能なものである。そのため、制御部60は、予想されるガイド機構40の移動による樹脂含浸カーボン繊維束710のずれに基づいて、樹脂含浸カーボン繊維束710が第3ガイドローラ430上の所定の範囲内となるように第1駆動モータ441および第2駆動モータを制御して、第1分割ローラ431と第2分割ローラ432を回転させる。例えば、樹脂含浸カーボン繊維束710が第1分割ローラ431の方向に外れるような場合には、制御部60は、第1分割ローラ431を樹脂含浸カーボン繊維束710が搬送される方向と逆方向へ回転させるように第1駆動モータ441を制御する。樹脂含浸カーボン繊維束710と第1分割ローラ431とは接触しているため、第1分割ローラ431から樹脂含浸カーボン繊維束710に対して樹脂含浸カーボン繊維束710の搬送方向とは逆方向の力が働く。ここで、接触している部分の第3ガイドローラ430の直径が大きいほど樹脂含浸カーボン繊維束710に張力が大きく働くため、第3ガイドローラ430から受ける樹脂含浸カーボン繊維束710の搬送方向とは逆方向の力が大きくなる。ここで、樹脂含浸カーボン繊維束710は樹脂含浸カーボン繊維束710の搬送方向とは逆方向の力が小さいほうへ移動する力が働くため、複数の繊維で構成される樹脂含浸カーボン繊維束710は、第1分割ローラ431の直径の大きいほうから直径の小さいほうへと移動する力が働く。つまり、樹脂含浸カーボン繊維束710は、第3ガイドローラ430の端部から第3ガイドローラ430の中央へと移動する力が働く。これにより、樹脂含浸カーボン繊維束710の第3ガイドローラ430上の位置が所定の範囲内から外れる場合に、樹脂含浸カーボン繊維束710の第3ガイドローラ430上の位置が所定の範囲内から外れることを抑制できる。
さらに、樹脂含浸カーボン繊維束710が所定の範囲内から第1分割ローラ431の方向に外れるような場合に、樹脂含浸カーボン繊維束710と接触する第2分割ローラ431の表面が樹脂含浸カーボン繊維束710の搬送方向に対して同じ方向へ移動するように第2分割ローラを回転させる。これにより、樹脂含浸カーボン繊維束710は、第1分割ローラ431とは反対側に位置する第2分割ローラ432の直径が大きい方向へ移動する力が働く。そのため、樹脂含浸カーボン繊維束710が所定の範囲内から外れることをより抑制できる。
<変形例1>
制御部60は、第3ガイドローラ上の樹脂含浸カーボン繊維束710の位置を検出して、第1分割ローラ431および第2分割ローラ432の回転を制御しても良い。このような形態であれば、第3ガイドローラ上の樹脂含浸カーボン繊維束710が所定の範囲のどちら側に外れたかを判別して、第1分割ローラ431および第2分割ローラ432を制御できるので、より正確に樹脂含浸カーボン繊維束710が所定の範囲内から外れることを抑制できる。
<変形例2>
上記実施形態では、第3ガイドローラ430は、2つの分割ローラから構成されていたが、これに限られない。第3ガイドローラ430は、3つ以上の分割ローラから構成されても良いし、分割されていないローラであってもよい。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態あるいは変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…フィラメントワインディング装置
20…繊維巻出機構
30…樹脂含浸機構
40…ガイド機構
50…ライナー回転装置
60…制御部
70…ライナー
201、202、203、204…ボビン
211、212、213、214…搬送ローラ
220…結束ローラ
301、302、303、304、305…搬送ローラ
310…樹脂含浸槽
410…第1ガイドローラ
420…第2ガイドローラ
430…第3ガイドローラ
441…第1駆動モータ
442…第1駆動軸
443…第1駆動プーリー
444…第1ベルト
445…第1被駆動プーリー
446…第1被駆動軸
451…第2駆動モータ
452…第2駆動軸
453…第2駆動プーリー
454…第2ベルト
455…第2被駆動プーリー
456…第2被駆動軸
460…フレーム
461…第1板状部材
462…第2板状部材
463…第3板状部材
700…カーボン繊維束
710…樹脂含浸カーボン繊維束

Claims (1)

  1. 繊維束を供給する繊維巻出機構と、
    前記繊維巻出機構から供給される繊維束をライナーの外表面にガイドするガイドローラ及び該ガイドローラを回転させる駆動部を有するガイド機構と、
    前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
    前記ガイドローラは、その中央部から回転軸方向の両外側へ向かって径が大きくなるように形成され、
    前記ガイドローラは、回転しないように固定された状態と、繊維束に摩擦力を付与するように前記駆動部により回転される状態と、を切り替え可能な、フィラメントワインディング装置であって、
    前記制御部は
    前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置が前記ガイドローラの中央付近の所定の範囲内にある場合に、前記ガイドローラを前記繊維束が搬送される方向へ回転させるように前記駆動部を制御し、
    前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置が前記所定の範囲内から外れる場合に、前記ガイドローラを前記繊維束が搬送される方向と逆方向へ回転させるように前記駆動部を制御して、前記ガイドローラ上における前記繊維束の位置を前記ガイドローラの中央側へ移動させる
    とを特徴とするフィラメントワインディング装置。
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