JP6343632B2 - ユニットの取付構造及び遊技機 - Google Patents
ユニットの取付構造及び遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6343632B2 JP6343632B2 JP2016108938A JP2016108938A JP6343632B2 JP 6343632 B2 JP6343632 B2 JP 6343632B2 JP 2016108938 A JP2016108938 A JP 2016108938A JP 2016108938 A JP2016108938 A JP 2016108938A JP 6343632 B2 JP6343632 B2 JP 6343632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- slide
- front door
- inclined surface
- convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
- Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
Description
凸部112が凹部162に支持された状態において、凸部112が凹部162に支持された位置を回転の中心軸(回転軸)として、ユニット100の上部を前扉14側へ回転移動させることで、ユニット100の上部に位置する係止部116が被係止部164に係止される。
また、凹部162に凸部112を取り付けた状態において、凸部112が突出部163を乗り越える方向に意図的にユニット100全体を移動させることで、突出部163に邪魔されることなく、凸部112を凹部162から容易に外すことが可能となる。
また、凹部162に凸部112を取り付けた状態において、曲面部114が設けられていることで、意図的に凸部112を凹部162から外そうとすれば、大きな抵抗力を発生させずに、簡単に外すことが可能となる。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口38からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
前記操作部30の上面右側には、遊技媒体としてのメダルを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
具体的には、メダルセレクタには、特に図示していないが、電磁石を用いたキャンセルコイルの作動により、メダル投入口38から投入されたメダルをホッパーユニット内に貯留させる通路と、メダル払出口28から後述するメダル受け皿26へ進ませる通路との切り換えが可能に形成されている。これにより、メダル投入口38から投入されたメダルをクレジットメダルとして貯留するか、メダル受け皿26へ払い出すかの切り換えをすることができる。
本実施の形態では、表示装置84は、リール62の上の中央にコンパクトに配置されるとともに正面側(前側)に向かって突出している小型の画面(液晶表示領域)の前側液晶表示装置140と、この前側液晶表示装置140の上に位置して前側液晶表示装置140よりも背面側(後側、奥側)に引っ込んだ状態であって、前側液晶表示装置140よりも大型の画面(液晶表示領域)の後側液晶表示装置120とを備えている。
この装飾体150は、前扉14の上縁及び前扉14の上部の左右側方から正面側に突出する庇状の庇カバー部151と、この庇カバー部151の内側であって、各表示装置84の周囲を覆う平板状の周囲カバー部152とを備えている(図2、図3、図7等参照)。
ユニット本体部110には、表示装置84としての後側液晶表示装置120と、ユニット本体部110の下部の左右に設けられて下方に向かって突出する凸部112と、ユニット本体部110の上部の左右に設けられて正面側(手前側)に向かって突出する係止部116とが設けられている。
凸部112の先端側(下端側)には、一部円筒状の曲面を有する曲面部114が設けられている(図4、図5、図6、図16等)。
前側液晶表示装置140は、装飾体150の小開口部172を介して、画面(液晶表示領域)を正面側の遊技者が見ることができるように形成されている。
ユニット膨出部130の下面には、全体として斜めに傾斜した略平面状であって、取り付けた状態において凸部112よりも正面側に向かって突出するスライド部131が設けられている。
前扉14は、ユニット挿入開口部176の下部の左右両端に位置して、ユニット100の凸部112を支持する凹部162と、前扉14の裏面側の上部の左右両端に位置して、ユニット100の係止部116を係止するための穴状の被係止部164と、ユニット挿入開口部176の下部の中央に位置して、ユニット100のスライド部131を案内するための傾斜面であるスライドガイド部166とを備えている。
凸部112が凹部162に支持された位置を回転の中心軸(水平方向の回転軸)としてユニット100の上部を前扉14の方へ回転移動(図4、図11、図12の黒塗り矢印の方向)させることで、ユニット100の係止部116が前扉14の被係止部164に係止可能に形成されている。
支持体117は、平板状のものがユニット本体部110の上面から上方に向かって僅かに延設され、その上端から正面側に向かって緩やかなカーブ状に折り曲げられ、正面側に向かって突出するように形成されている。
支持体117には、正面側に向かって突出する先端側の上面に楔状の係止片118が形成されている。
さらに係止部116が被係止部164の内部に押し込まれて、係止片118が被係止部164の上縁を通り越して穴状の内部に入り込むと、係止片118の立設する後端が、被係止部164の上縁の内面側に当接することで、支持体117を再度、手等により強制的に弾性変形させない限り、係止部116は、被係止部164から引き抜けないように形成されている(図17参照)。
前扉14のガイド傾斜面168は、ユニット100のスライド傾斜面132をスライド可能に形成され(図12参照)、スライド傾斜面132がガイド傾斜面168を滑り落ちると、凸部112が凹部162に入り込むような位置関係となるように形成されている(図14、図16参照)。
また、ユニット本体部110の後側液晶表示装置120の画面が、装飾体150の大開口部173に対応している。この大開口部173を介して、後側液晶表示装置120を遊技者が見ることができるように形成されている。
その際、ユニット100の後側液晶表示装置120及び前側液晶表示装置140が前扉14のユニット挿入開口部176に入り込むように形成されている。
その段階で、ユニット100の凸部112が、突出部163を乗り越え、凹部162の内部に入り込んで支持される状態となる(図16参照)。
具体的には、ユニット100と前扉14との間で締結されている締結部材(ネジ)を全部外す。締結部材(ネジ)が外れた状態において、両手でユニット100全体を支持しながら、両手の指(親指や、人差し指等)で左右の係止部116の支持体117の先端側の上面を下方に押し込む。このように押し込むことで、係止片118の立設する部分が被係止部164の立設する部分から外れ、この外れた状態において、凹部162上の凸部112を回転の中心として、ユニット100の上部を前扉14から外す方向(図11及び図12の黒塗り矢印の反対方向)に移動(回転移動)させて、ユニット100の全体を斜め上方に引き上げることで、ユニット100を前扉14から容易に取り外すことができる。
図16に示すように、上述したような凸部112が凹部162と突出部163との間に固定(支持)されている状態において、凸部112に曲面を有する曲面部114の外周面が凹部162の内面と、突出部163の外表面との両方に挟まれて接触した状態で保持されている。この状態では、凸部112は、定位置で固定されることになり、前後方向の位置調整が完了している状態となる。
また、図14に示すように、スライド部131の手前側には、下方に向かって突出する段差部134が設けられているため、ユニット膨出部130の段差部134をユニット挿入開口部176の手前側に入れると、ユニット100を逆方向に引っ張っても、段差部134がユニット挿入開口部176の縁に当たってユニット100の下部がユニット挿入開口部176から抜け落ちることを防止することができる。
なお、凹部162に凸部112を取り付けた状態において、凸部112が突出部163を乗り越える方向、すなわちユニット100全体を上方向に少し持ち上げて意図的に移動させることで、突出部163に邪魔されることなく、凸部112を凹部162から外すことが可能となる。
支持体117は、全体として上下方向に弾性変形可能であって、正面方向(前扉14の方向)に突出するように形成されている。この支持体117の先端側の上面から上方に向かって突出するように係止片118が設けられている。このため、係止部116の先端側は、下方に向かって容易に弾性変形が可能である。また、凸部112が突出部163を乗り越える際にユニット100全体が上方に移動しても、この上下方向に容易に弾性変形する支持体117により当該移動を簡単に実施することができる。また、支持体117が上下方向に弾性変形することで、係止部116を被係止部164に係止させた状態では、支持体117の弾性変形力により、被係止部164と、凹部162との間に、ユニット100を押さえつけた状態(挟み込んだ状態)で維持することが可能となる(図4、図5、図17参照)。
上述したように、ユニット100の下部の凸部112は、凹部162により支持され、ユニット100の上部は、弾性を有する支持体117の係止片118が、被係止部164に係止されることで、ユニット100の上下を挟み込んだ状態で維持することが可能となる。これにより、ユニット100を前扉14に取り付ける際、両者の寸法形状に誤差があっても対応することが可能となる上に、取り付けた後も、ガタツキの発生を防止することができる。
また、凹部162に凸部112を取り付けた状態において、凸部112の先端側に曲面からなる曲面部114が設けられていることで、意図的に凸部112を凹部162から外そうとすれば、大きな抵抗力を発生させずに、簡単に外すことが可能となる。
14 前扉 16 図柄表示窓部
20 上パネル 22 下パネル
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
30 操作部 34 マックスベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 50 ストップスイッチ
L 左ストップスイッチ C 中ストップスイッチ
R 右ストップスイッチ 60 リールユニット
62 リール 64 左リール
66 中リール 68 右リール
70 演出装置 72 スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
82 下部ランプ 84 表示装置
100 ユニット 110 ユニット本体部
112 凸部 114 曲面部
116 係止部 117 支持体
118 係止片 120 後側液晶表示装置
130 ユニット膨出部 131 スライド部
132 スライド傾斜面 133 隙間
134 段差部 140 前側液晶表示装置
150 装飾体 151 庇カバー部
152 周囲カバー部 162 凹部
163 突出部 164 被係止部
166 スライドガイド部 168 ガイド傾斜面
172 小開口部 173 大開口部
176 ユニット挿入開口部
Claims (7)
- 正面側に開口する筐体と前記正面側を開閉自在に塞ぐための前扉とを備えた遊技機の前記前扉の背面側にユニットを取り付けるための取付構造であって、
前記ユニットは、
前記ユニットの下部に設けられた凸部と、
前記ユニットの上部に位置する係止部と、
前記ユニットの下部に設けられて、前記凸部よりも前記正面側に向かって突出するスライド部とを備え、
前記前扉は、
前記凸部を支持する凹部と、
前記係止部を係止する被係止部と、
前記スライド部を案内するスライドガイド部とを備え、
前記ユニットの前記スライド部は、前記前扉の前記スライドガイド部によりスライド可能に形成され、
前記スライド部が前記スライドガイド部で案内されることにより前記凸部が前記凹部に支持される位置まで移動した状態になるように形成され、
前記凸部が前記凹部に支持された位置を回転軸として前記ユニットの上部を前記前扉の方へ移動させることで、前記係止部が前記被係止部に係止可能に形成されていることを特徴とするユニットの取付構造。 - 前記スライドガイド部は、前記ユニットを前記前扉へ取り付ける方向に対して下り傾斜面となるガイド傾斜面を有し、
前記スライド部は、前記ガイド傾斜面に対向するとともに、前記下り傾斜面の上をスライド可能なスライド傾斜面を有し、
前記前扉の前記ガイド傾斜面は、前記ユニットの前記スライド傾斜面をスライド可能に形成され、
前記スライド傾斜面が前記ガイド傾斜面を滑り落ちると、前記凸部が前記凹部に入り込み可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のユニットの取付構造。 - 前記凹部は、前記ガイド傾斜面の両側に設けられ、
前記凸部は、前記スライド傾斜面の両側に設けられ、
前記凸部が前記凹部に入りこんで、前記凹部が前記凸部を支持している状態において、前記ガイド傾斜面と、前記スライド傾斜面との間では、隙間を発生させて、互いに接触しないような状態で維持されるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載のユニットの取付構造。 - 前記ユニットは、
ユニット本体部と、
前記ユニット本体部から前記正面側に向かって膨出するユニット膨出部とを備え、
前記ユニット膨出部の膨出する先端側には、液晶表示領域を有する液晶表示ユニットが設けられ、
前記ユニット膨出部の下面には、前記スライド部の前記スライド傾斜面が設けられ、
前記前扉には、
前記ユニット膨出部を前記前扉の背面側から差し込み可能であるとともに、前記前扉の正面側から前記液晶表示領域を視認可能なユニット挿入開口部が設けられ、
前記ユニット挿入開口部の開口する開口枠の内面には、前記スライドガイド部の前記ガイド傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のユニットの取付構造。 - 前記凸部が前記凹部に支持される位置まで移動する経路の途中には、前記凸部が乗り越え可能な突出部が形成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のユニットの取付構造。
- 前記凸部の先端側には、曲面を有する曲面部が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載のユニットの取付構造。
- 遊技機を構成する前扉に取り付けられるユニットが、請求項1、2、3、4、5又は6に記載されたユニットの取付構造により取り付けられていることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016108938A JP6343632B2 (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | ユニットの取付構造及び遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016108938A JP6343632B2 (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | ユニットの取付構造及び遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017213172A JP2017213172A (ja) | 2017-12-07 |
JP6343632B2 true JP6343632B2 (ja) | 2018-06-13 |
Family
ID=60575301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016108938A Active JP6343632B2 (ja) | 2016-05-31 | 2016-05-31 | ユニットの取付構造及び遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6343632B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4067421B2 (ja) * | 2003-02-18 | 2008-03-26 | 株式会社オリンピア | 分離型スロットマシン |
JP2005168566A (ja) * | 2003-12-08 | 2005-06-30 | Yamasa Kk | スロットマシン |
JP2006055424A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP4867165B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2012-02-01 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2007181618A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP6184382B2 (ja) * | 2014-08-07 | 2017-08-23 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
-
2016
- 2016-05-31 JP JP2016108938A patent/JP6343632B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017213172A (ja) | 2017-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6229543B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009056065A (ja) | 遊技機 | |
JP6579177B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4726819B2 (ja) | 遊技台 | |
JP5598871B2 (ja) | ユニットの取付構造及び遊技機 | |
JP2018023442A (ja) | 遊技機 | |
JP6414147B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6343632B2 (ja) | ユニットの取付構造及び遊技機 | |
JP5136767B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019037705A (ja) | 遊技機 | |
JP6115553B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5958484B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6221835B2 (ja) | 遊技機 | |
US20060199639A1 (en) | Gaming machine | |
JP2017225875A (ja) | 遊技機 | |
JP6565960B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5816945B2 (ja) | ユニットの取付構造及び遊技機 | |
US20050119054A1 (en) | Gaming machine | |
JP2018023444A (ja) | 遊技機 | |
JP2018023443A (ja) | 遊技機 | |
JP6783287B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6744533B2 (ja) | 遊技機用可動ユニット及び遊技機 | |
JP2019181272A (ja) | 遊技機 | |
JP5003210B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5871049B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171130 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20171221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180405 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180508 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6343632 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |