JP6337795B2 - 燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法 - Google Patents
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Description
図1は燃料噴射制御装置1の電気的構成例を概略的なブロック図により示している。図1に示すように、エンジン制御システム2は、自動車用の複数気筒のエンジンのインジェクタ3〜6を駆動制御するものであり、噴射指令信号を出力するマスタ側のマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)7と、マイコン7から噴射指令信号を受付けてインジェクタ3〜6を駆動制御する燃料噴射制御装置1と、を備える。マイコン7及び燃料噴射制御装置1は、例えば車内ネットワークを通じて電気的に接続されており、エンジン制御システム2を構成している。インジェクタ3〜6は、エンジンの各気筒(図示せず)に設置されており、燃料供給ポンプから供給されコモンレールにおいて蓄圧された燃料を、燃料噴射制御装置1の駆動制御に応じてインジェクタ3〜6から各気筒内に噴射可能になっている。
以上説明したように、噴射指令信号IJ1〜IJ4をアクティブ「H」として受付けている期間中、一時保持用レジスタ9から制御用レジスタ10へ制御パラメータを転送せず、転送禁止とされた期間が終了すると一時保持用レジスタ9から制御パラメータを制御用レジスタ10に転送し、制御用レジスタ10に保持された制御パラメータに基づいてインジェクタ3〜6を駆動制御する。本実施形態によれば、制御パラメータの通信処理を極力正常に実行可能にしつつ当該制御パラメータに基づいて噴射制御を適切に実行できる。
図8及び図9は、第2実施形態の追加説明図を示している。図5に代わる図8に示すように、転送部13は、一時保持用レジスタ9に一時保持された制御パラメータに対応する噴射指令信号IJx(IJ1〜IJ4の何れか少なくとも一つ)がアクティブ「H」である(S5a:YES)ことを条件として制御用レジスタ10に制御パラメータを転送しないようにしても良い。
図10及び図11は、第3実施形態の追加説明図を示している。図10に示すように、制御ロジック11が、例えば、噴射初期のピーク電流値をIp1及びIp2に可変とし、定電流の上限値Iamax、下限値Iaminの固定値に基づいて駆動制御を実行する場合など、噴射制御毎に更新する制御パラメータが少ない場合には、図11に示すように、一時保持用レジスタ9に代わる一時保持用レジスタ109を設けると共に、制御用レジスタ10に代わる制御用レジスタ110を設けると良い。
図12は、第4実施形態の追加説明図を示している。第4実施形態は第1実施形態と異なる部分について説明を行う。第4実施形態は一対のインジェクタが同一の制御パラメータに応じて制御される形態について示す。例えば、インジェクタ3〜6のうち、一対のインジェクタ3及び5が同一の制御パラメータA1b、A2b…を用いて制御ロジック11により制御され、一対のインジェクタ4及び6が同一の制御パラメータB1b、B2b、…を用いて制御ロジック11により制御されることがある。このような場合、同一の制御パラメータを用いているため、例えばあるインジェクタ4としての制御パラメータB1b、B2b…を変更するときには、インジェクタ6の制御パラメータも同時に変更されることになる。
図13〜図16は、第5実施形態の追加説明図を示している。第5実施形態は第1実施形態と異なる部分について説明を行う。第5実施形態では、図13に示すように、制御ロジック11に代わる制御ロジック211と、転送部13に代わる転送部213との間に制御線を接続し、転送部213が制御ロジック211から入力される制御信号に応じて転送タイミングを判定する形態を示す。制御ロジック211が、転送部213に送信する制御信号は、噴射指令信号IJ1〜IJ4に基づく信号を用いても良いし、駆動部12によりインジェクタ3〜6を駆動制御している期間(駆動制御期間)中であるか否かを示す信号としても良い。
図17〜図18は第6実施形態の追加説明図を示している。第6実施形態は第5実施形態と異なる部分について説明を行う。図15に代わる図17に示すように、転送部213は、一時保持用レジスタ9に一時保持された制御パラメータ(例えばB1a〜Bna)に対応するインジェクタ(例えば4)を駆動制御中である(図17のS5c)ことを条件として、制御用レジスタ10に当該制御パラメータ(例えばB1a〜Bna)を転送せず更新しないようにしても良い。
前述実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形又は拡張が可能である。
制御パラメータは、前述実施形態に挙げたパラメータ(ピーク電流値Ip、上限値Iamax/下減値Iamin)に限らず、定電流制御時間、インジェクタ3〜6の固体差に応じて変わる電流許容範囲などをパラメータとしても良い。
前述した各実施形態に係る構成技術又は技術思想は適宜組み合わせて適用できる。例えば、図1に示す構成において転送部13と制御ロジック11との間に制御線が接続され、第1実施形態の構成と第5実施形態の構成を組み合わせて適用しても良い。
Claims (7)
- 通信処理により受付けられたインジェクタ(3〜6)の制御用の制御パラメータを保持する第1保持手段(9,109)と、
インジェクタの噴射指令信号をアクティブ又はノンアクティブとして受付ける受付手段(11,211)と、
前記第1保持手段の制御パラメータを保持可能な第2保持手段(10,110)と、
前記第2保持手段に保持された制御パラメータに基づいて前記インジェクタを駆動制御する駆動制御手段(11,211)と、
前記駆動制御手段が前記インジェクタを駆動制御している期間中又は/及び前記受付手段が噴射指令信号をアクティブとして受付けている期間中、前記第1保持手段から前記第2保持手段への前記制御パラメータの転送を禁止する転送手段(13,213)と、
を備えることを特徴とする燃料噴射制御装置。 - 前記駆動制御手段は、複数の前記インジェクタを駆動制御するように構成され、
前記受付手段は、前記複数のインジェクタの噴射指令信号をそれぞれアクティブ又はノンアクティブとして受付けるように構成され、
前記転送手段は、
前記駆動制御手段が前記複数のインジェクタのうち所定のインジェクタを駆動制御している期間中又は/及び前記受付手段が前記所定のインジェクタの噴射指令信号をアクティブとして受付けている期間中には、少なくとも当該所定のインジェクタ用の制御パラメータを転送禁止することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射制御装置。 - 前記転送手段は、
前記駆動制御手段が前記複数のインジェクタのうち所定のインジェクタを駆動制御している期間中又は/及び前記受付手段が前記所定のインジェクタの噴射指令信号をアクティブとして受付けている期間中には、前記所定のインジェクタ用以外の制御パラメータを前記第1保持手段から前記第2保持手段へ転送可能とすることを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射制御装置。 - 前記転送手段は、
全ての前記複数のインジェクタを駆動制御していない期間中又は/及び前記受付手段が全ての前記複数のインジェクタの噴射指令信号をノンアクティブとして受付けている期間中に、前記複数のインジェクタ用の制御パラメータを転送することを特徴とする請求項2記載の燃料噴射制御装置。 - 前記第1保持手段は、前記第2保持手段に記憶される制御パラメータ(A1b〜Anb、B1b〜Bnb…)と同一の制御パラメータ(A1a〜Ana、B1a〜Bna…)を保持する領域を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の燃料噴射制御装置。
- 前記第1保持手段は一時保持用の第1レジスタ群(190)により構成され、
前記第2保持手段は制御用の第2レジスタ群(200)により構成され、
前記第1レジスタ群の個数は前記第2レジスタ群よりも少ない個数であることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の燃料噴射制御装置。 - 通信処理により受付けられたインジェクタ(3〜6)の制御用の制御パラメータを第1保持手段(9,109)に保持し、
インジェクタの噴射指令信号をアクティブ又はノンアクティブとして受付け、
前記インジェクタを駆動制御している期間中又は/及び前記噴射指令信号をアクティブとして受付けている期間中、前記第1保持手段から第2保持手段(10,110)への前記制御パラメータの転送を禁止し、
前記転送禁止された期間が終了すると前記第1保持手段から制御パラメータを前記第2保持手段に転送し、
前記第2保持手段に保持された制御パラメータに基づいてインジェクタを駆動制御することを特徴とする燃料噴射制御方法。
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JP2015025293A JP6337795B2 (ja) | 2015-02-12 | 2015-02-12 | 燃料噴射制御装置及び燃料噴射制御方法 |
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