JP6337573B2 - 切削インサート、及び刃先交換式回転切削工具 - Google Patents
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Description
しかし、高送りの切削加工においては、切削インサートに大きな切削加工の負荷(切削抵抗)が作用するために、切れ刃のすくい面や逃げ面の早期の摩耗や、切削インサートの切れ刃にチッピングや欠損が発生して加工面の品質が低下し、切削インサートの寿命を低下させるという不具合が発生していた。
特許文献1に提案されている切削インサートは、多角形平板状をなす切削インサート(チップ本体)の多角形をなす表面及び裏面(表裏面)がすくい面とされ、これらの表裏面の共通する角部には円弧状をなすコーナー刃が形成されるとともに、このコーナー刃の一端部に連なる表裏面の辺稜部には主切刃が形成されている。一方、コーナー刃の他端部に連なる表裏面の辺稜部は、このコーナー刃がなす円弧の二等分線に関して上記した主切れ刃と対称形状に形成されており、かつ切削インサート本体の表裏面同士の間では、この切削インサート本体の表裏を反転させたときに、互いのこれらコーナー刃、主切れ刃、およびコーナー刃の他端部に連なる辺稜部が対称形状となるように配設された構成とした切削インサートである。
特許文献2に開示されている切削インサートは、工具本体への取付面として使用可能な主面を有する2つの端面と、これら2つの端面間に延在する周側面と、各々が各端面と前記周側面との交差部に形成された複数の切れ刃部とを備え、これら複数の切れ刃部は、2つの端面を通過する第1軸線を中心として回転対称性を有すると共に、第1軸線に直交して前記周側面を通過する第2軸線を中心として回転対称性を有するように配設され、さらに第1軸線に直交すると共に第2軸線を含んで周側面を通過する中間面が定義された切削インサートである。
そして、前記上面および前記下面において、4つのコーナー部のうち、対角線上の一対のコーナー部にはコーナー切れ刃を形成し、コーナー切れ刃を形成した2つのコーナー部が上面又は下面上で他のコーナー部より上方に突き出た構成とされていることが記載されている。
このため、この切削インサートを工具本体に装着したときには、半径方向すくい角度は負値となる。しかも、被削材の切削加工時の切削インサートの回転時において、被削材との干渉を回避するために、半径方向すくい角度の絶対値は大きな値となることから、切削抵抗の低減をはかることが困難となる。また、特許文献1には、凹溝状ブレーカーの形成される範囲を限定した記載があり、この特許文献の図11から図16に図示されている切削インサートの表面(3)の形状においては、副切れ刃(12)に凹溝状ブレーカーが存在しない領域があることを開示している。しかし、この凹溝状ブレーカーが存在しない領域は、平坦面となっていることから、表面(3)及び裏面(4)を凸形状とする様な技術手段に関する開示は無い。
また、特許文献2、特許文献3に開示されている切削インサートには、ブレーカー面に凹部が存在する。このために、回転工具の内周側に配置される副切れ刃の近傍には立壁面が存在することになるから、この立壁面は、切屑詰まりを発生させる原因となる可能性を有するという、技術課題がある。
さらに、本発明は、加工面の表面粗さを改善するとともに、被削材の傾斜切削加工を高送りで実施しても好適な加工面の面粗さを得ることができる切削インサート、及びこの切削インサートを装着した刃先交換式回転切削工具を提供することにある。
前記切れ刃部は、
前記表面部及び前記裏面部のそれぞれの4つの前記コーナー部のうち、前記固定用ネジ挿通穴の中心線を介して対向する位置に配置された一対の第1のコーナー部に形成された第1のコーナー刃と、
前記第1のコーナー刃の前記短辺方向側面部側の端部(s1)に連なり、前記短辺方向側面部の前記交差稜線部に沿って形成された直線形状をなす主切れ刃と、
前記主切れ刃の他方の端部(s2)に連なり、前記表面部及び前記裏面部の平面視において前記短辺方向側面部の外側方向に向かって緩やかに突出するとともに、前記端部(s2)から離間するに従って前記主切れ刃の延長線に対して、漸次、前記固定用ネジ挿通穴の方向に後退するように配置され、半径Rの円弧形状をなす第1副切れ刃と、
前記第1副切れ刃の他方の端部(s3)に連なって直線形状をなす第2副切れ刃と、を備え、
前記表面部及び前記裏面部には、前記固定用ネジ挿通穴の開口部の周囲を含むように形成され、前記第2副切れ刃のすくい面となる基準平坦面部を備えており、
前記第2副切れ刃における切れ刃稜線から垂直方向に見た前記第2副切れ刃のすくい面の断面視において、前記第2副切れ刃のすくい面の断面稜線部は、前記基準平坦面部の断面稜線部に対して前記表面部または前記裏面部の上方に向けて突出した凸形状となっており、
円弧形状をなす前記第1副切れ刃の弦の長さをL1としたときに、
前記第1副切れ刃の他方の前記端部(s3)から前記第2副切れ刃上の前記所定の位置(Q)までの距離(L2)は、
L2<0.2×L1
を満たすように設定されていることを特徴としている。
前記凸形状の頂点(G)と前記第2副切れ刃稜線とを結んだ線分(E1)が、前記短辺方側面部となす交差角度をβ(度)としたとき、前記交差角度βは、90(度)<β≦130(度)に設定されていることを特徴としている。
前記切れ刃部は、前記第1のコーナー刃の中央部又は前記中央部を含む前記第1のコーナー刃の近傍から前記第2副切れ刃の所定の位置(Q)まで、連続的に下り傾斜するように形成されていることを特徴としている。
前記第1副切れ刃の他方の前記端部(s3)から前記第2副切れ刃上の前記所定の位置(Q)までの距離(L2)は、
L2<0.2×L1
を満たすように設定されていることを特徴としている。
前記傾斜面部は、前記表面部または前記裏面部における前記切削インサートの厚さ方向に対する高さが、前記基準平坦面部よりも低くなるように形成されていることを特徴としている。
前記ブレーカー面部の断面稜線部は、前記基準平坦面部の断面稜線部に対して前記表面部または前記裏面部の上方に向けて突出していることを特徴としている。
前記切削インサートは前記インサート取付座に、前記短辺方向側面部が前記工具本体の先端部の底面側に、前記長辺方向側面部が前記工具本体の先端部の外周面側に配置されていることを特徴としている。
これにより、本発明の切削インサートを刃先交換式回転切削工具に装着して固定したときに、半径方向すくい角を正角度に設定することができるので、被削材の平面及び傾斜切削加工において、切削抵抗の低減を図り、切削インサートの寿命を向上させることが可能になる。この効果が、本発明の第3の効果になる。
以下、本発明の切削インサートの基本的な構成を、図1から図5に基づいて説明する。図1は本発明の切削インサートの一実施形態について、その表面部の斜め上方から見た斜視図、図2は図1に示す切削インサート1の上面部の構成を示す平面図、図3は図1に示す切削インサート1について、長辺方向の交差稜線部に隣接する長辺方向側面部の方向から見た側面図、図4は同じく図1に示す切削インサート1について、短辺方向側面部の方向から見た正面図、図5は図2に示す切れ刃部について、その構成を説明するために図2の所定の箇所を拡大して示した部分拡大図である。なお、本発明の切削インサートは、いわゆる、ネガティブ型切削インサートの構成を備えている。
長辺方向側面部4、4は、表面部2と裏面部3の長辺の稜線部に沿って形成されている。一方、短辺方向側面部5、5は、表面部2と裏面部3の短辺の稜線部に沿って形成されている。また、表面部2と裏面部3の形状は同じ形状をなしているとともに、2つの長辺方向側面部4、4、及び短辺方向側面部5、5は、表面部2及び裏面部3に対して垂直になるように形成されている。
さらに、図1、図3及び図4に示すように、表面部2に形成されている第1のコーナー部7、7に対向する裏面部3の位置には第2のコーナー部8、8が形成されている。同様に、表面部2に形成されている第2のコーナー部8、8に対向する裏面部3の位置には第1のコーナー部7、7が形成されている。
表面部2においては図2に示すように、4つのコーナー部となる、第1のコーナー部7、7、及び第2のコーナー部8、8のうち、ネジ挿通穴6の中心線P1に対して対角線上に配置されている一対の第1のコーナー部7、7の円弧形状をなす交差稜線部9cには第1のコーナー刃11a、11aが、同じく他の一対の第2のコーナー部8、8の円弧形状をなす交差稜線部9dには第2のコーナー刃11b、11bが形成されている。切削インサート1の裏面部3にも上記と同様に、一対の第1のコーナー刃11a、11aと、一対の第2のコーナー刃11b、11bが形成されている。
なお、本発明に係る切削インサート1は、ネガティブ型の切削インサートの構成を備えているので、上記第2のコーナー刃11b、11bは切れ刃として使用されないので、必ずしも切れ刃を形成する必要はない。従って、以下の説明において、上記した第2のコーナー刃11b、11bのことを、第2のコーナー稜線部11b、11bと記載する。
これらの切れ刃は、図2に示すように、主切れ刃12、第1副切れ刃13、及び第2副切れ刃14が、順次、この順序の配置で一つに繋がった(連なった)状態で形成されている。以下の説明において、これら第1のコーナー刃11a、主切れ刃12、第1副切れ刃13、及び第2副切れ刃14は、一つの切れ刃として繋がっているので、これら切れ刃を総称して、「切れ刃部10」と記載する場合がある。また、以下の説明において、上記(s1)を「コーナー刃11aの一方の端部(s1)」と記載する場合がある。
なお、切削インサート1を刃先交換式回転切削工具30(図9参照)に装着したときには、刃先交換式回転切削工具30の回転中心軸O方向の最下点は、円弧形状をなす第1副切れ刃13上の所定の位置に存在するように、切削インサート1は刃先交換式回転切削工具30に装着される。
なお、ブレーカー面部17は、切削インサート1の厚さ(T)(図3参照)方向に対する高さが基準平坦面部15よりも僅かに高くなるように、例えば、0.2〜0.3mm程度高くなるように形成されている。
図3及び図4においては、円弧形状をなす第1のコーナー刃11aの円弧の中央部(C)が、表面部2又は裏面部3の他の領域部分と比較して最も高い位置になっていることを示している。なお、第1のコーナー刃11aの中央部Cと基準平坦面部15との高低差は0.2〜0.3mm程度に設定する。
本発明の切削インサート1は、下記のような特徴を備えている。この特徴の詳細を、図6(a)、(b)、(c)に基づいて説明する。なお、図6(a)は、切削インサート1について、その切れ刃部10とその近傍を拡大して示した平面図、図6(b)は図6(a)に示す第2副切れ刃14に対して垂直方向となるd1−d1線における断面図、図6(c)は図6(b)に点線で示す楕円(J)内の拡大図、図6(d)は従来の切削インサート(特許文献2の図6及び図7に開示)において主切れ刃に対して垂直方向となる断面を示す図である。
交差角度βが90度を超えて鈍角を有することで、第2副切れ刃14の刃先強度改善の効果を得ることができる。また、β値の上限値を130度以下とすることにより、第2副切れ刃14により生成された切屑がすくい面となる基準平坦面部15と接触する角度を小さくすることができる。
従って、交差角度のβ値を、90<β≦130(度)の範囲に設定すれば、切屑が基準平坦面部15に接触する面積を少なくなるように制御することができ、切屑の排出性の向上と、基準平坦面部15の摩耗を抑制することができる。これにより、第2副切れ刃14の刃先強度を改善し、さらに切削抵抗の増大を抑制することができる。また、刃先強度をβ値によって適切に調整することができるようになる。
以下の説明において、上記した第2副切れ刃14に対して垂直方向となる断面の形状に関する特徴を「本発明の第1の特徴」と記載する場合がある。
さらに、本発明の切削インサートは次の特徴を備えている。図3(図4)に示すように、表面部2と裏面部3において、一つの連続した切れ刃を構成している切れ刃部10、すなわち、コーナー刃11a、主切れ刃12、第1副切れ刃13、及び第2副切れ刃14は、第1のコーナー刃11aの中央部(C)から第2副切れ刃上の所定の位置(Q)まで、連続的に下り傾斜するように形成している。切れ刃部10を上記したように下り傾斜させている構成について詳細に説明すると次のようになる。
なお、以下の説明において、上記した第2副切れ刃14上の所定の位置(Q)のことを「変曲点Q」と記載する。
以下の説明において、上記した切れ刃部10の緩やかな下り傾斜に関する特徴を「本発明の第2の特徴」と記載する場合がある。
切削インサート1を刃先交換式回転切削工具に装着して固定したときに、半径方向すくい角を正方向に設定することができるので、主切れ刃12に作用する切削抵抗を低減させる効果を得ることができる。これにより、切削インサート1の寿命を延長させることが可能になる。
本発明の切削インサート1においては、上記した第2副切れ刃14上に設定する変曲点(Q)の位置を、第1副切れ刃13の他方の端部(s3)から距離(L2)の位置としたとき、この距離(L2)は、「L2<0.2×L1」を満たすように設定することが好ましい。なお、L1は前記した第1副切れ刃13の弦の長さ(L1)を示す。以下の説明において、距離(L2)を上記のように設定した特徴を「本発明の第3の特徴」と記載する場合がある。
さらに、本発明の切削インサート1は、次の特徴を備えている。この特徴を図7(a)、(b)に基づいて説明する。図7(a)は切削インサート1について、その切れ刃部10とその近傍を拡大して示した平面図、図7(b)は図7(a)に示す第1副切れ刃13に対して垂直方向となるd2−d2線における断面図である。
図7(b)に示すように、ブレーカー面部17の表面部における断面稜線部17aは、基準平坦面部15の表面部における断面稜線部15aの延長線(E2)に対して、上方に突出させ、第1副切れ刃13の方向に向かうに従って上方への突出量を増加させた構成にすることが好ましい。さらに、傾斜面部16は、表面部2または裏面部3における切削インサート1の厚さ方向に対する高さが、基準平坦面部15よりも低くなるように形成している。以下の説明において、この上記した特徴を「本発明の第4の特徴」と記載する場合がある。
切れ刃部10の切れ刃稜線は、第1のコーナー刃11aの中央部(C)から変曲点(Q)まで下り傾斜させているが、第1副切れ刃13とその近傍のホーニング18とブレーカー面部17における切削インサート1の厚さ(T)方向の厚さを確保することができるので、第1副切れ刃13の強度を保持しつつ、ブレーカー面部17を傾斜面部16に向かって下り傾斜させているので、第1副切れ刃13から生成された切屑の排出性が良好になるという効果が生じる。
切削インサート1を装着した刃先交換式回転切削工具により被削材の切削加工を行った際に、切れ刃部10で生成されて排出される切屑が、直接、基準平坦面部15に接触することを回避させることが可能になる。すなわち、基準平坦面部15が切屑の擦過等によって摩耗、変形することから回避される。これにより、切削インサート1の表面部2に形成されている切れ刃部10を使用して切削加工を行った後、この切削インサート1を反転して再装着して、裏面部3に形成されている切れ刃部10を使用して切削加工を実施するときに、切削インサート1の表面部2の基準平坦面部15の形状は維持されている。従って、刃先交換式回転切削工具のインサート取付座に再装着するときに、表面部2の基準平坦面部15の形状が初期の状態で維持されているので、切削インサート1を正常な状態でインサート取付座に拘束することができるようになる。
L1=α×W、但し、αは、0.15≦α≦0.35、
の関係を満たすように第1副切れ刃13を構成することにある。なお、第1副切れ刃13の弦の長さ(L1)とは、図5に示す第1副切れ刃13の一方の端部(s2)と他方の端部(s3)とを結んだ直線距離を示す。
被削材のフライス加工における平面、及び傾斜加工において、加工面の性状を良好な状態とし、例えば面粗さを小さく制御するためには、弦の長さ(L1)を適切な値に設定することが重要となる。α値が0.15未満の場合には、1刃当たりの送り量fz値を大きく設定した高送り加工の条件では、面粗さが粗くなってしまう。これは、削り残し部分の山部の高さが大きくなってしまうからである。これに対して、α値が0.35を超えて大きな場合には、第1副切れ刃13が長くなり、これに応じて、主切れ刃12の長さがインサートの幅W値に対して短くなるため、両者のバランスが悪くなってしまい、切屑の形状に悪影響を及ぼす可能性を有する。すなわち、切削工具の最下点近傍における第1副切れ刃の形状は長い円弧形状となり、そのため切屑厚みの薄くなる領域も長くなることから、切れ味に悪影響を与える可能性がある。従って、上記のような問題点を回避するためには、α値を、0.15≦α≦0.35、の範囲に設定することが好ましい。
続いて、上記した切削インサート1を工具本体に着脱可能に装着した本発明の刃先交換式回転切削工具の一例を、図8及び図9に基づいて説明する。なお、図8は本発明の一実施形態を示す刃先交換式回転切削工具30の工具本体31の斜視図を示し、工具本体31に設けたインサート取付座32に切削インサートを装着していない状態を示している。図9は図8に示すインサート取付座32に、前記した本発明に係る切削インサート1を装着した状態を示す斜視図である。図8及び図9に示す符号「O」は、刃先交換式回転切削工具30(工具本体31)の回転中心軸である。被削材の切削加工を行うときには、刃先交換式回転切削工具30は図9に示すF方向に回転する。
続いて、本発明の刃先交換式回転切削工具1を3軸または5軸のNC制御による切削加工機に装着して、被削材の切削加工を行うときの加工手順の一例を、図10から図12に基づいて説明する。なお、図10及び図12は、本発明の刃先交換式回転切削工具1を用いて被削材に切削加工を行なっているときの状態を説明するための図であって、刃先交換式回転切削工具1に装着した複数個の切削インサート1のうち、回転中心軸Oに対して右側の一つの切削インサートを示している。
刃先交換式回転切削工具1を用いて被削材に高送りで平面の切削加工を実施するときには、図10に示すように、例えば刃先交換式回転切削工具1をX1方向に横送りしながら被削材(M1)の表面(M1a)に平面加工を行う。この平面加工を実施するときには、刃先交換式回転切削工具1に装着している切削インサート1が備えている切れ刃部10のうち、主切れ刃12と第1副切れ刃13を使用することが望ましい。このとき、刃先交換式回転切削工具1をX1方向に横送りしたときには、主切れ刃12が被削材(M1)への切り込みを行う切れ刃として作用し、第1副切れ刃13が切削加工した加工面(M1b)の面粗さを良好にする切れとして作用する。なお、図10に符号「M1c」で示す斜線部分は切削シロになる部分である。
次に、本発明の刃先交換式回転切削工具1を用いて被削材に傾斜の切削加工を実施するときの加工手順の一例について説明する。金型等を切削加工により製作するときには、金型の素材(各種の金型用鋼)となる被削材に、例えば、深い溝の切削加工、あるいはポケット加工を実施することがある。このような深い溝等の切削加工においては、通常、フライス加工工具を用いて、被削材に対して傾斜切削加工を順次数回繰り返して実施する方法が採用される。
切屑20がブレーカー面部17方向に流れない理由は、前記したように、表面部2及び裏面部3に形成されている基準平坦面部15とブレーカー面部17のうち、切削インサート1の厚さ(T)に対する高さは、ブレーカー面部17の方が基準平坦面部15よりも高くなるように形成されているからである。
なお、傾斜切削加工において、右下がりの切削加工(図12に示すX1方向とは逆方向の傾斜切削加工)を行うときにも、主切れ刃12、第1副切れ刃13とともに、第2副切れ刃14が切削加工に寄与する。
これにより、刃先交換式回転切削工具30のインサート取付座32に装着した切削インサート1に切れ刃などの摩耗が生じた場合には、この切削インサート1の向きを180°変えて再装着を行うことにより、他の切れ刃部10を切削加工に使用することができる。また、表面部2の2つの切れ刃部10が摩耗した場合には、この切削インサート1の裏面部3の切れ刃部10を切削加工に使用することができる。このように、一つの切削インサートで表面部2及び裏面部3に形成されている計4ケ所の切れ刃部10を使用することができる。
2:表面部
3:裏面部
4:長辺方向側面部
5:短辺方向側面部
6:固定用ネジの挿通穴(ネジ挿通穴)
7:第1のコーナー部
8:第2のコーナー部
9:交差稜線部
9a:長辺方向の交差稜線部、9b:短辺方向の交差稜線部、
9c、9d:コーナー部の交差稜線部
10:切れ刃部
11a:第1のコーナー刃
11b:第2のコーナー稜線部
12:主切れ刃
13:第1副切れ刃
14:第2副切れ刃
15:基準平坦面部
15a:第2副切れ刃のd1−d1線の断面において、基準平坦面部の断面におけ
る表面部の断面稜線部
16:傾斜面部
17:ブレーカー面部
17a:第1副切れ刃のd2−d2線の断面において、ブレーカー面部の断面にお
ける表面部の断面稜線部
18:ホーニング
19:微小な凸形状部
20:切屑
21:切れ欠部
30:刃先交換式回転切削工具
31:工具本体
32:インサート取付座
33:着座面
34:短辺側拘束壁
35:長辺側拘束壁
36:ねじ穴
37:固定用ネジ(クランプネジ)
A :切削インサートの平面図において、ネジ挿通穴の中心線を通って2つの短辺方向側
面部間の幅を2等分する直線
B :ネジ挿通穴の中心線P1を通って直線Aと直交する直線
C :第1のコーナー刃の円弧中央部
D :主切れ刃の延長線
E1:微小な凸形状部の頂点Gと第2副切れ刃とを結んだ線分
E2:基準平坦面部の表面部における断面稜線部の延長線
F :刃先交換式回転切削工具の回転方向
G :微小な凸形状部19の頂点
H :深い溝
L1:円弧形状をなす第1副切れ刃において、この円弧の弦の長さ
L2:端部(s3)から第2副切れ刃の所定の位置までの距離
J :楕円
M1、M2:被削材
N :切削インサートの厚さ方向を二等分する平面
O :回転中心軸
P1:ネジ挿通穴の中心線
R 円弧形状をなす前記第1副切れ刃の円弧半径
Q :第2副切れ刃の所定の位置
W :短辺方向側面部の幅寸法
k1、k2、・・・:回転切削工具により傾斜切削加工を行うときの送りの経路
s1:第1のコーナー刃の短辺方向側面部側の端部
s2:主切れ刃の他方の端部
s3:第1副切れ刃の他方の端部
s4:第2のコーナー部における交差稜線部の一方の端部
s5:第1のコーナー刃11aの他方(長辺方向側面部側)の端部
β :微小な凸形状部の頂点(G)と第2副切れ刃とを結んだ線分(E1)が、短辺方向
側面部の延長線となす交差角度
T :切削インサートの厚さ
t1:切れ刃部の任意の箇所と、切削インサートを厚さ方向に二等分する平面との距離
Claims (5)
- 長辺と短辺を有し、平面視で略四角形状をなす表面部とこの表面部に対向して配置された裏面部と、前記表面部と前記裏面部のそれぞれの4つの角部に形成されたコーナー部と、前記表面部と前記裏面部を接続する側面部であって2つの長辺方向側面部と2つの短辺方向側面部と、前記表面部の中央部から前記裏面部まで貫通する固定用ネジ挿通穴と、前記表面部及び前記裏面部が、前記短辺方向側面部及び長辺方向側面部と交差する交差稜線部に切れ刃を有する切れ刃部、を備えた切削インサートであって、
前記切れ刃部は、
前記表面部及び前記裏面部のそれぞれの4つの前記コーナー部のうち、前記固定用ネジ挿通穴の中心線を介して対向する位置に配置された一対の第1のコーナー部に形成された第1のコーナー刃と、
前記第1のコーナー刃の前記短辺方向側面部側の端部(s1)に連なり、前記短辺方向側面部の前記交差稜線部に沿って形成された直線形状をなす主切れ刃と、
前記主切れ刃の他方の端部(s2)に連なり、前記表面部及び前記裏面部の平面視において前記短辺方向側面部の外側方向に向かって緩やかに突出するとともに、前記端部(s2)から離間するに従って前記主切れ刃の延長線に対して、漸次、前記固定用ネジ挿通穴の方向に後退するように配置され、半径Rの円弧形状をなす第1副切れ刃と、
前記第1副切れ刃の他方の端部(s3)に連なって直線形状をなす第2副切れ刃と、を備え、
前記表面部及び前記裏面部には、前記固定用ネジ挿通穴の開口部の周囲を含むように形成され、前記第2副切れ刃のすくい面となる基準平坦面部を備えており、
前記第2副切れ刃における切れ刃稜線から垂直方向に見た前記第2副切れ刃のすくい面の断面視において、前記第2副切れ刃のすくい面の断面稜線部は、前記基準平坦面部の断面稜線部に対して前記表面部または前記裏面部の上方に向けて突出した凸形状となっており、
円弧形状をなす前記第1副切れ刃の弦の長さをL1としたときに、
前記第1副切れ刃の他方の前記端部(s3)から前記第2副切れ刃上の前記所定の位置(Q)までの距離(L2)は、
L2<0.2×L1
を満たすように設定されていること、を特徴とする切削インサート。 - 前記第2副切れ刃のすくい面の前記断面視における前記凸形状において、
前記凸形状の頂点(G)と前記第2副切れ刃の切れ刃稜線とを結んだ線分(E1)が、前記短辺方向側面部となす交差角度をβ(度)としたとき、前記交差角度βは、90(度)<β≦130(度)に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。 - 前記表面部及び前記裏面部は、前記第1のコーナー刃と前記主切れ刃及び前記第1副切れ刃のすくい面となるブレーカー面部と、前記ブレーカー面部との境界部に形成された傾斜面部を介して形成された基準平坦面部を備えており、
前記傾斜面部は、前記表面部または前記裏面部における前記切削インサートの厚さ方向に対する高さが、前記基準平坦面部よりも低くなるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の切削インサート。 - 前記切削インサートの第1副切れ刃における垂直方向の断面視において、
前記ブレーカー面部の断面稜線部は、前記基準平坦面部の断面稜線部に対して前記表面部または前記裏面部の上方に向けて突出していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の切削インサート。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の切削インサートを、固定手段により工具本体の先端部に形成したインサート取付座に着脱自在に装着された刃先交換式回転切削工具であって、
前記切削インサートは、前記インサート取付座に、前記短辺方向側面部が前記工具本体の先端部の底面側に、前記長辺方向側面部が前記工具本体の先端部の外周面側に配置されていることを特徴とする刃先交換式回転切削工具。
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