JP6333005B2 - 画像形成装置及びその制御方法とプログラム - Google Patents
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Description
セキュリティポリシーを有効又は無効にすることを指示する指示手段と、
前記指示手段によりセキュリティポリシーを有効にすることが指示されると、当該セキュリティポリシーにおいて取りうる値が制限されるよう指示されている設定項目について、前記セキュリティポリシーを満たすように変更するとともに前記設定項目の設定値の変更ができないように設定する設定手段と、
前記指示手段によりセキュリティポリシーを無効にすることが指示されると、前記設定項目の取りうる値に制限を与えるセキュリティポリシーが複数ある場合、前記設定項目の取りうる値に制限を与える複数のセキュリティポリシーがすべて無効であることを条件に、前記設定項目の設定値に対する変更の可否を、当該変更が可能となるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態1に係る情報処理システムを構成する機器のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。
上述の実施形態1では、アクセス制御情報を更新する際に所定の条件を満たしているか判定することで、矛盾なく設定を変更する方法について説明した。これに対して実施形態2では、実施形態1と異なる方法でアクセス制御情報を保持して処理することで、矛盾なく設定を変更する方法について説明する。
上述の実施形態1,2では、アクセス制御情報を更新する際に所定の条件を満たしているか判定することで、矛盾なく設定変更する方法について述べた。実施形態3では、実施形態1,2と異なる方法でアクセス制御情報を保持して処理を行うことで、矛盾なく設定変更する方法について述べる。
図11のS1103でポリシー変換部205は、現在の読み取り位置の要素から属性名「ユーザモード名」と属性名「アクセス制御」のそれぞれの属性値を取得する。そしてポリシー変換部205は、その取得した「ユーザモード名」と一致する名称を持つユーザモード格納部201のアクセス制御情報が更新対象であると判定する。次にポリシー変換部205は、セキュリティポリシーデータの現在の読み取り位置の要素名と一致する名称を持つアクセス制御情報を、図9の変換ルール901から取得した属性値で更新する。アクセス制御情報に対する処理が終わると、ポリシー変換部205の処理は図5AのS508の処理に遷移する。
上述の実施形態1〜3で説明した処理は、セキュリティポリシーをOFFにする際に有効に働く処理である。セキュリティポリシーをOFFにする理由として、ユーザモードのアクセス制御を解除して設定を変更したいという理由が考えられる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (11)
- セキュリティポリシーを有効又は無効にすることを指示する指示手段と、
前記指示手段によりセキュリティポリシーを有効にすることが指示されると、当該セキュリティポリシーにおいて取りうる値が制限されるよう指示されている設定項目について、前記セキュリティポリシーを満たすように変更するとともに前記設定項目の設定値の変更ができないように設定する設定手段と、
前記指示手段によりセキュリティポリシーを無効にすることが指示されると、前記設定項目の取りうる値に制限を与えるセキュリティポリシーが複数ある場合、前記設定項目の取りうる値に制限を与える複数のセキュリティポリシーがすべて無効であることを条件に、前記設定項目の設定値に対する変更の可否を、当該変更が可能となるように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記設定項目の設定値を変更するための変換ルールを格納する格納手段を更に有し、
前記制御手段は、前記格納手段に格納された前記変換ルールに従って前記設定項目の設定値を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記指示手段は、外部機器から送信される指示を受け取って指示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 設定項目ごとに定義されたアクセス制御情報を格納する第2の格納手段を更に有し、
前記アクセス制御情報は、前記設定項目のとりうる値に制限を与えるセキュリィポリシーが有効になっているか否かを示す情報であり、
前記設定項目ごとに定義されたアクセス制御情報に従って、前記制御手段は、前記設定項目の設定値の変更の可否を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記複数のセキュリティポリシーにおいては、サーバ機能では平文認証を禁止すること、および、WebDAVサーバおよびSMBサーバ機能では署名を検証すべきこと、を規定可能であり、
前記セキュリティポリシーにおいてとりうる値が制限されるよう指示されている設定項目は、WebDAVにおいてSSLを使用するかを設定する項目を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置において実行される制御方法であって、
前記画像形成装置の指示手段が、セキュリティポリシーを有効又は無効にすることを指示する指示工程と、
前記画像形成装置の設定手段が、前記指示工程でセキュリティポリシーを有効にすることが指示されると、当該セキュリティポリシーにおいて取りうる値が制限されるよう指示されている設定項目について、前記セキュリティポリシーを満たすように変更するとともに前記設定項目の設定値の変更ができないように設定する設定工程と、
前記画像形成装置の制御手段が、前記指示工程でセキュリティポリシーを無効にすることが指示されると、前記設定項目の取りうる値に制限を与えるセキュリティポリシーが複数ある場合、前記設定項目の取りうる値に制限を与える複数のセキュリティポリシーがすべて無効であることを条件に、前記設定項目の設定値に対する変更の可否を、当該変更が可能となるように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 前記画像形成装置の格納手段が、前記設定項目の設定値を変更するための変換ルールを格納する格納工程を更に有し、
前記制御工程では、前記格納工程で格納された前記変換ルールに従って前記設定項目の設定値を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の制御方法。 - 前記指示工程では、外部機器から送信される指示を受け取って指示することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置の制御方法。
- 前記画像形成装置の第2の格納手段が、設定項目ごとに定義されたアクセス制御情報を格納する第2の格納工程を更に有し、
前記アクセス制御情報は、前記設定項目のとりうる値に制限を与えるセキュリィポリシーが有効になっているか否かを示す情報であり、
前記設定項目ごとに定義されたアクセス制御情報に従って、前記制御工程では、前記設定項目の設定値の変更の可否を制御することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。 - 前記複数のセキュリティポリシーにおいては、サーバ機能では平文認証を禁止すること、および、WebDAVサーバおよびSMBサーバ機能では署名を検証すべきこと、を規定可能であり、
前記セキュリティポリシーにおいてとりうる値が制限されるよう指示されている設定項目は、WebDAVにおいてSSLを使用するかを設定する項目を含むことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置として機能させるためのプログラム。
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