JP6327327B2 - 振動子、電子機器、移動体および発振器 - Google Patents

振動子、電子機器、移動体および発振器 Download PDF

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Description

本発明は、振動片、この振動片の製造方法、この振動片を備えている振動子、発振器、電子機器及び移動体に関する。
従来、電子機器及び移動体などに備えられている振動子として、他端部の外周辺縁に近接して設けられた励振電極から引出電極が一端部両側に延出した水晶片と、容器本体の底面の一端部両側に一対の端子電極を有するとともに他端部に枕部を有する表面実装容器とを備え、水晶片の一端部両側が端子電極に導電性接着剤によって電気的・機械的に接続され、枕部が絶縁体から形成されている構成の水晶振動子が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記水晶振動子は、水晶片を支える枕部が絶縁体から形成されていることにより、水晶片の他端部と枕部との接触状態が変化しても、枕部と励振電極との間の電荷の移動がなく電極間容量が変化しない。これにより、上記水晶振動子は、振動周波数(以下、単に周波数ともいう)の変化を防止できるとされている。
特開2001−237665号公報
しかしながら、上記水晶振動子は、水晶片の一端部両側が導電性接着剤によって端子電極に接続されていることから、導電性接着剤の硬化時の収縮作用の影響を受け易い。
この導電性接着剤の硬化時の収縮作用により、上記水晶振動子は、水晶片の他端部が容器本体の枕部に押圧され、端子電極及び枕部を支点として水晶片が容器本体の底面側に撓む虞がある。
この結果、上記水晶振動子は、水晶片の広い範囲に亘って応力が生じている状態になる虞がある。
これにより、上記水晶振動子は、例えば、周囲の温度変化に伴う各構成要素の伸縮に起因してこの応力が変化することから、周波数変動などが生じ易く、振動特性が劣化する虞がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる振動片は、平板状の素板の第1主面側または前記第1主面と表裏の関係にある第2主面側の一端を含む一端部に、前記一端部の周囲より厚さが薄い肉薄部が設けられ、平面視にて前記一端部と反対側に位置している前記素板の他端部との間にあって、前記一端部から前記他端部への方向と交差する方向に沿って、前記肉薄部と前記第1主面または前記第2主面とを接続する段差部が設けられ、前記肉薄部と前記段差部とを含む領域が固定部であることを特徴とする。
これによれば、振動片は、素板の第1主面側または第2主面側の一端を含む一端部に、一端部の周囲より厚さが薄い肉薄部が設けられるとともに、肉薄部と第1主面または第2主面とを接続する段差部が設けられ、肉薄部と段差部とを含む領域が固定部となっている。
このことから、振動片は、例えば、固定部を接着剤によって容器などの外部部材に固定する場合、肉薄部及び段差部と、その周囲との接着剤の厚さに大きな差が生じることになる。
この結果、振動片は、接着剤が薄くて早く硬化し収縮量が小さい周囲側を支点にして、厚くて遅く硬化し収縮量が大きい肉薄部側の接着剤の収縮作用によって、一端部(固定端部)の反対側の他端部(自由端部)が持ち上がることになる。
これにより、振動片は、容器などの外部部材との干渉を回避できることから、周波数変動などが生じ難くなり、振動特性を向上させることができる。
[適用例2]上記適用例にかかる振動片において、前記肉薄部の厚さは、前記一端部の周囲の厚さの略半分であることが好ましい。
これによれば、振動片は、肉薄部の厚さが素板の厚さの略半分であることから、例えば、両主面側からのウエットエッチングによって、外形形状の形成と、肉薄部の形成とを一度に行うことができる。
この結果、振動片は、生産性を向上させることができる。
[適用例3]上記適用例にかかる振動片において、前記第1主面及び前記第2主面には、励振電極が設けられ、前記肉薄部には、前記励振電極から引き出されたマウント電極が設けられていることが好ましい。
これによれば、振動片は、第1主面及び第2主面に励振電極が設けられ、肉薄部に励振電極から引き出されたマウント電極が設けられていることから、例えば、固定部を導電性接着剤によって容器などの外部部材に固定することにより、マウント電極を機械的及び電気的に外部部材に接続することができる。
この結果、振動片は、外部部材からの駆動信号の印加によって、励振電極に挟まれた領域を振動させることができる。
[適用例4]本適用例にかかる振動片の製造方法は、平板状の素板を用意する工程と、前記素板の第1主面に、外形形状をパターニングする第1マスクを形成する工程と、前記素板の前記第1主面と表裏の関係にある第2主面に、外形形状をパターニングする、前記第1マスクと平面サイズが異なる第2マスクを形成する工程と、前記素板を前記第1主面側及び前記第2主面側からウエットエッチングし、外形形状を形成するとともに、前記第1主面側または前記第2主面側の一端を含む一端部に、前記一端部の周囲の厚さより薄い肉薄部を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
これによれば、振動片の製造方法は、素板を第1主面側及び第2主面側からウエットエッチングし、外形形状を形成するとともに、第1主面側または第2主面側の一端を含む一端部に、一端部の周囲より厚さが薄い肉薄部を形成する工程を含む。
この結果、振動片の製造方法は、外形形状の形成と肉薄部の形成とを一括して行うことができ、上記適用例に記載の効果を奏する振動片の生産性を向上させることができる。
[適用例5]上記適用例にかかる振動片の製造方法において、前記ウエットエッチングにより、前記肉薄部の厚さを前記一端部の周囲の厚さの略半分にすることが好ましい。
これによれば、振動片の製造方法は、ウエットエッチングにより、肉薄部の厚さを素板の厚さの略半分にすることから、外形形状の形成と肉薄部の形成とを1度(1回)のウエットエッチングで行うことができ、生産性を更に向上させることができる。
[適用例6]本適用例にかかる振動子は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片と、前記振動片が収容されている容器と、を備え、前記容器は、内部に接続端子を有し、前記振動片の前記固定部が前記接続端子に接着剤で固定されていることを特徴とする。
これによれば、振動子は、振動片の固定部が接続端子に接着剤で固定されていることから、固定部における肉薄部及び段差部と、その周囲との接着剤の厚さに大きな差が生じることになる。
この結果、振動片は、接着剤が薄くて早く硬化し収縮量が小さい周囲側を支点にして、厚くて遅く硬化し収縮量が大きい肉薄部側の接着剤の収縮作用によって、一端部の反対側の他端部が持ち上がることになる。
これにより、振動子は、振動片の容器との干渉を回避できることから、周波数変動などが生じ難くなり、振動特性を向上させることができる。
[適用例7]本適用例にかかる発振器は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片と、前記振動片を駆動する回路と、を備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の発振器は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片と、振動片を駆動する回路と、を備えていることから、上記適用例のいずれか一例に記載の効果を奏する発振器を提供することができる。
[適用例8]本適用例にかかる電子機器は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片を備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の電子機器は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片を備えていることから、上記適用例のいずれか一例に記載の効果を奏する電子機器を提供することができる。
[適用例9]本適用例にかかる移動体は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片を備えていることを特徴とする。
これによれば、本構成の移動体は、上記適用例のいずれか一例に記載の振動片を備えていることから、上記適用例のいずれか一例に記載の効果を奏する移動体を提供することができる。
第1実施形態の水晶振動片の概略構成を示す模式斜視図。 図1の水晶振動片の模式平断面図であり、(a)はY’軸方向から見た平面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 水晶振動片の固定状態を説明する模式断面図。 水晶振動片の製造方法の主要な製造工程を示すフローチャート。 (a)〜(e)は、水晶振動片の製造方法の主要な製造工程を説明する模式断面図。 第1実施形態の変形例の水晶振動片の概略構成を示す模式斜視図。 第2実施形態の水晶振動子の概略構成を示す模式図であり、(a)はリッド(蓋体)側から見た平面図、(b)は(a)のB−B線での断面図。 第3実施形態の水晶発振器の概略構成を示す模式図であり、(a)はリッド側から見た平面図、(b)は(a)のC−C線での断面図。 第4実施形態の携帯電話機を示す模式斜視図。 第5実施形態の自動車を示す模式斜視図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
最初に、振動片の一例としての水晶振動片について説明する。
図1は、第1実施形態の水晶振動片の概略構成を示す模式斜視図である。図2は、図1の水晶振動片の模式平断面図であり、図2(a)は、Y’軸方向から見た平面図、図2(b)は、図2(a)のA−A線での断面図である。なお、分かり易くするために、各構成要素の寸法比率は実際と異なる。
図1、図2に示すように、水晶振動片1は、例えば、水晶の結晶軸である、電気軸としてのX軸、機械軸としてのY軸、及び光学軸としてのZ軸のうち、X軸を回転軸として、Z軸の+(プラス)側をY軸の−(マイナス)方向へ回転させた軸をZ’軸とし、Y軸の+側をZ軸の+方向へ回転させた軸をY’軸とし、X軸及びZ’軸に平行な面を第1主面11、第2主面12とし、Y’軸に沿った方向(Y’軸方向)を厚み方向とする、水晶の原石(ランバード)などから切り出された略矩形平板状の素板としての水晶基板10を備えている。
また、水晶振動片1は、水晶基板10の第1主面11及び第1主面11と表裏の関係にある第2主面12に、厚みすべり振動を励振する略矩形状の励振電極13,14を備えている。
水晶基板10の第1主面11側または第2主面12側の一端を含む一端部に(ここでは、第2主面12側の一端部12aの全部)に、一端部12aの周囲の厚さ(水晶基板10の第1主面11から第2主面12までの厚さ)より薄い肉薄部15が設けられている。
ここで、一端部12aは、第2主面12のZ’軸に沿って延びる両端部のうち、−X側の端部であり、+X側は他端部12bとなる。
また、水晶振動片1は、平面視にて一端部12aと反対側に位置している水晶基板10の他端部12bとの間にあって、一端部12aから他端部12bへの方向(X軸方向)と交差する方向(Z’軸方向)に沿って、肉薄部15と第1主面11または第2主面12(ここでは、第2主面12)とを接続する段差部15aが設けられている。
水晶振動片1は、肉薄部15及び段差部15aと、その周囲19とを含む領域が、容器などの外部部材へ固定される際の固定部16となっている。
なお、肉薄部15の厚さt1は、水晶基板10の厚さt2の略半分(t1≒t2×1/2)であることが好ましい(詳細後述)。
肉薄部15には、励振電極13,14から引き出されたマウント電極17,18が設けられている。
詳述すると、マウント電極17は、第1主面11に設けられた励振電極13から、X軸方向に沿って−X側の一端部12aに引き出され、一端部12aの側面(端面)に沿って第2主面12側の肉薄部15に回り込んでいる。
マウント電極18は、第2主面12に設けられた励振電極14から、X軸方向に沿って−X側の一端部12aの肉薄部15に引き出され、一端部12aの側面に沿って第1主面11に回り込んでいる。
励振電極13,14及びマウント電極17,18は、例えば、Cr(クロム)を下地層とし、その上にAu(金)が積層された構成の金属被膜となっている。
上述したように、第1実施形態の水晶振動片1は、水晶基板10の第2主面12側の一端部12aに、水晶基板10を薄くした肉薄部15が設けられ、肉薄部15と段差部15aとを含む領域が固定部16となっている。
このことから、例えば、図3の水晶振動片の固定状態を説明する模式断面図に示すように、水晶振動片1は、固定部16を接着剤130によって容器などの外部部材120に固定する場合、肉薄部15及び段差部15aと、その周囲19との接着剤130の厚さに大きな差が生じることになる。
この結果、水晶振動片1は、接着剤130が薄くて早く硬化し収縮量が小さい周囲19側を支点にして、厚くて遅く硬化し収縮量が大きい肉薄部15側の接着剤130の収縮作用によって、一端部12a(固定端部)の反対側の他端部12b(自由端部)が持ち上がることになる。
これにより、水晶振動片1は、容器などの外部部材120との干渉を回避できることから、周波数変動などが生じ難くなり、振動特性を向上させることができる。
また、水晶振動片1は、肉薄部15の厚さt1が水晶基板10の厚さt2の略半分(t1≒t2×1/2)であることから、例えば、第1主面11側及び第2主面12側からのウエットエッチングによって、外形形状の形成と、肉薄部15の形成とを一度に行うことができる。
この結果、水晶振動片1は、生産性を向上させることができる。
なお、肉薄部15の厚さt1は、容器などの外部部材120との干渉を回避でき、機械的強度を確保できるのであれば、水晶基板10の厚さt2の略半分より、厚くてもまたは薄くてもよい。
また、水晶振動片1は、第1主面11及び第2主面12に励振電極13,14が設けられ、肉薄部15に励振電極13,14から引き出されたマウント電極17,18が設けられていることから、例えば、図3の接着剤130に導電性接着剤を用いて、固定部16を容器などの外部部材120の図示しない接続端子に固定することにより、マウント電極17,18を機械的及び電気的に外部部材120に接続することができる。
この結果、水晶振動片1は、外部部材120からの駆動信号の印加によって、励振電極13,14に挟まれた領域を厚みすべり振動させることができる。
なお、水晶振動片1は、肉薄部15が第2主面12側ではなく、第1主面11側に設けられていてもよい。
ここで、水晶振動片1の製造方法について説明する。
図4は、水晶振動片の製造方法の主要な製造工程を示すフローチャートである。図5(a)〜図5(e)は、水晶振動片の製造方法の主要な製造工程を説明する模式断面図である。
図4に示すように、水晶振動片1の製造方法は、水晶基板準備工程と、第1マスク形成工程と、第2マスク形成工程と、エッチング工程と、剥離工程と、を含んでいる。
[水晶基板準備工程]
まず、図5(a)に示すように、上述した平板状の素板としての加工前の水晶基板10を用意する。この水晶基板10は、複数個取りに対応したウエハー状であってもよく、個別形成用の個片状であってもよい。
[第1マスク形成工程]
ついで、図5(b)に示すように、水晶基板10の第1主面11に外形形状をパターニングする第1マスク301を形成する。
詳述すると、例えば、Cr(クロム)を下地膜としたAu(金)/Cr(クロム)積層膜を用いた第1マスク301を、スパッタリング、蒸着などにより第1主面11の全面に成膜し、その上に感光レジストをスピンコートなどによって塗布し、フォトリソグラフィー技術を用いて水晶基板10の第1主面11側の所定の外形形状にパターニングし、不要な部分を除去する。
[第2マスク形成工程]
ついで、図5(c)に示すように、水晶基板10の第1主面11と表裏の関係にある第2主面12に、外形形状をパターニングする、第1マスク301と平面サイズが異なる第2マスク302を形成する(ここでは、第2マスク302の方が、第1マスク301より肉薄部15の分だけ小さい)。
詳述すると、例えば、第1マスク301と同様に、Cr(クロム)を下地膜としたAu(金)/Cr(クロム)積層膜を用いた第2マスク302を、スパッタリング、蒸着などにより第2主面12の全面に成膜し、その上に感光レジストをスピンコートなどによって塗布し、フォトリソグラフィー技術を用いて水晶基板10の第2主面12側の所定の外形形状にパターニングし、不要な部分を除去する。
[エッチング工程]
ついで、図5(d)に示すように、水晶基板10を図示しないエッチング液に浸漬して、第1主面11側及び第2主面12側からウエットエッチングし、外形形状を形成するとともに、第1主面11側または第2主面12側(ここでは第2主面12側)の一端を含む一端部12aに、水晶基板10の厚さより薄い(換言すれば、一端部12aの周囲より薄い)肉薄部15を形成する。
このとき、肉薄部15の厚さt1が、水晶基板10の厚さt2の略半分(t1≒t2×1/2)に設定されていると、外形形状の形成(第1主面11側及び第2主面12側から水晶基板10の厚さの略半分までのエッチング)と、肉薄部15の形成(第2主面12側から水晶基板10の厚さの略半分までのエッチング)とが同時に終了することから、エッチング工程は、1度(1回)のウエットエッチングで済むことになる。
なお、エッチング液には、フッ化水素酸液、またはフッ化アンモニウムとフッ化水素酸の混合液であるバッファードフッ化水素酸液などのフッ酸含有液を用いる。
なお、各図中の端面(側面)の傾斜は、水晶のエッチング異方性によるものである。Z’軸方向を向く端面にも傾斜は付くが、本実施形態では省略してある。
[剥離工程]
ついで、図5(e)に示すように、第1マスク301及び第2マスク302を図示しない剥離剤により剥離し、水晶基板10を清浄にする。
後工程で、水晶基板10に励振電極13,14及びマウント電極17,18を形成することにより、図1、図2に示すような水晶振動片1を得る。
上述したように、水晶振動片1の製造方法は、水晶基板10を平面サイズが互いに異なる第1マスク301及び第2マスク302を用いて、第1主面11側及び第2主面12側からウエットエッチングし、外形形状を形成するとともに、第2主面12側の一端部12aの全部に、水晶基板10の厚さより薄い(換言すれば、一端部12aの周囲より薄い)肉薄部15を形成する工程を含む。
この結果、水晶振動片1の製造方法は、水晶基板10の外形形状の形成と肉薄部15の形成とを一括して行うことができ、水晶振動片1の生産性を向上させることができる。
また、水晶振動片1の製造方法は、ウエットエッチングにより、肉薄部15の厚さt1を水晶基板10の厚さt2の略半分(t1≒t2×1/2)にすることから、外形形状の形成と肉薄部15の形成とを1度(1回)のウエットエッチングで行うことができ、生産性を更に向上させることができる。
なお、水晶振動片1の製造方法は、第1マスク301を第2マスク302より小さくすることにより、肉薄部15を第1主面11側の一端部に形成してもよい。
(変形例)
次に、第1実施形態の変形例について説明する。
図6は、第1実施形態の変形例の水晶振動片の概略構成を示す模式斜視図である。なお、第1実施形態との共通部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。なお、図6では、図1に対して水晶振動片を反転してある。
図6に示すように、変形例の水晶振動片2は、第1実施形態と比較して、肉薄部15の形成範囲が異なる。
水晶振動片2は、水晶基板10の肉薄部15が第2主面12側の一端部12aの両端(+Z’側の端及び−Z’側の端)に設けられている。
これによれば、水晶振動片2は、肉薄部15が第2主面12側の一端部12aの両端に設けられていることから、水晶基板10における周囲より厚さが薄い領域が第1実施形態より少なくなる。
この結果、水晶振動片2は、第1実施形態より機械的強度を向上させることができる。
これにより、水晶振動片2は、耐衝撃性を向上させることができる。
なお、水晶振動片2は、肉薄部15が第2主面12側ではなく、第1主面11側に設けられていてもよい。
また、水晶振動片2の製造方法は、第1実施形態の製造方法に準じるので説明を省略する。
(第2実施形態)
次に、上述した振動片と、振動片が収容されている容器と、を備えている振動子の一例としての水晶振動子について説明する。
図7は、第2実施形態の水晶振動子の概略構成を示す模式図である。図7(a)は、リッド(蓋体)側から見た平面図であり、図7(b)は、図7(a)のB−B線での断面図である。なお、平面図では、リッドを省略してある。また、上記第1実施形態との共通部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略し、上記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図7に示すように、水晶振動子5は、上記第1実施形態の水晶振動片1または変形例の水晶振動片2のいずれか(ここでは、水晶振動片1とする)と、水晶振動片1が収容されている容器としてのパッケージ20と、を備えている。
パッケージ20は、平面形状が略矩形で凹部22が設けられたパッケージベース21と、パッケージベース21の凹部22を覆う平板状のリッド23と、を備え、略直方体形状に形成されている。
パッケージベース21には、セラミックグリーンシートを成形して積層し焼成した酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、炭化珪素質焼結体、ガラスセラミックス焼結体などのセラミックス系の絶縁性材料、水晶、ガラス、シリコン(高抵抗シリコン)などが用いられている。
リッド23には、パッケージベース21と同材料、または、コバール、42アロイなどの金属が用いられている。
パッケージベース21の凹部22の内底面22a(内側の底面)には、水晶振動片1のマウント電極17,18に対向する位置に、接続端子としての内部端子24a,24bが設けられている。
水晶振動片1は、固定部16(肉薄部15(マウント電極17,18)及び段差部15aと、その周囲19)が、内部端子24a,24bに、例えば、銀粉、金粉、銅粉、アルミニウム粉、カーボン粉、グラファイト粉などの導電フィラーが混合された、エポキシ系、シリコーン系、ポリイミド系などの接着剤としての導電性接着剤30で固定されている。
導電性接着剤30は、内部端子24a,24b上にディスペンサーなどの塗布装置により適量が塗布され、水晶振動片1が所定の位置に載置された後、加熱硬化される。この際、導電性接着剤30は、加熱によりエポキシ系、シリコーン系、ポリイミド系などのバインダー成分が収縮し、導電フィラー同士が接触した状態で硬化する。
これにより、水晶振動片1のマウント電極17,18と内部端子24a,24bとが電気的に接続されることになる。
ここで、導電性接着剤30は、薄く塗布されていれば、バインダー成分が少ないことから、硬化に要する時間が短くなる(硬化が早くなる)とともに収縮量は小さくなり、厚く塗布されていれば、バインダー成分が多いことから、硬化に要する時間が長くなる(硬化が遅くなる)とともに収縮量は大きくなる。
パッケージベース21の凹部22とは反対側の外底面25(外側の底面)には、矩形状の電極端子26a,26bが設けられている。
電極端子26a,26bは、図示しない内部配線により内部端子24a,24bと電気的に接続されている。詳述すると、電極端子26aは、内部端子24aと電気的に接続され、電極端子26bは、内部端子24bと電気的に接続されている。
なお、内部端子24a,24b、電極端子26a,26bは、例えば、W(タングステン)、Mo(モリブデン)などのメタライズ層にNi(ニッケル)、Au(金)などの各被膜をメッキなどにより積層した金属被膜からなる。
水晶振動子5は、水晶振動片1がパッケージベース21の内部端子24a,24bに固定された状態で、パッケージベース21の凹部22がリッド23により覆われ、パッケージベース21とリッド23とがシームリング、低融点ガラス、接着剤などの接合部材27で接合されることにより、パッケージベース21の凹部22が気密に封止されている。
なお、パッケージベース21の気密に封止された凹部22内は、減圧された真空状態(真空度の高い状態)または窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスが充填された状態となっている。
なお、パッケージ20は、平板状のパッケージベース21と凹部を有するリッド23などから構成されていてもよい。また、パッケージ20は、パッケージベース21及びリッド23の両方に凹部を有していてもよい。
水晶振動子5は、例えば、電子機器のICチップ内に集積化された発振回路から、電極端子26a,26bを経由して印加される駆動信号によって、水晶振動片1が厚みすべり振動を励振されて所定の周波数で共振(発振)し、電極端子26a,26bから共振信号(発振信号)を出力する。
上述したように、第2実施形態の水晶振動子5は、水晶振動片1の固定部16(肉薄部15(マウント電極17,18)及び段差部15aと、その周囲19)が、内部端子24a,24bに導電性接着剤30で固定されていることから、固定部16における肉薄部15及び段差部15aと、その周囲19との導電性接着剤30の厚さに大きな差が生じることになる。
この結果、水晶振動片1は、図7(b)に示すように、導電性接着剤30が薄くて早く硬化し収縮量が小さい周囲19側を支点にして、厚くて遅く硬化し収縮量が大きい肉薄部15側の導電性接着剤30の収縮作用によって、一端部12aの反対側の他端部12bが持ち上がることになる。
これにより、水晶振動子5は、水晶振動片1のパッケージ20との干渉(具体的には、内底面22aとの接触など)を回避できることから、周波数変動などが生じ難くなり、振動特性を向上させることができる。
なお、水晶振動子5は、水晶振動片1に代えて、変形例の水晶振動片2を用いても、上記と同様の効果、及び変形例の水晶振動片2特有の効果が奏された水晶振動子を提供することができる。
なお、水晶振動子5は、マウント電極17,18の一方を内部端子24a,24bの一方に導電性接着剤30で固定し、マウント電極17,18の他方を内部端子24a,24bの他方に金属ワイヤーを用いたワイヤーボンディングで接続してもよい。(この場合、マウント電極17,18及び内部端子24a,24bの位置は、適宜変更することになる。)
これにより、水晶振動子5は、導電性接着剤30による水晶振動片1の固定箇所が1箇所となることから、固定箇所が2箇所の場合より熱応力の緩和を図ることができ、振動特性を更に向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、上述した振動片と、振動片を駆動する回路と、を備えている発振器の一例としての水晶発振器について説明する。
図8は、第3実施形態の水晶発振器の概略構成を示す模式図である。図8(a)は、リッド側から見た平面図であり、図8(b)は、図8(a)のC−C線での断面図である。なお、平面図では、リッドを省略してある。また、上記第1実施形態及び第2実施形態との共通部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略し、上記第1実施形態及び第2実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図8に示すように、水晶発振器6は、上記第1実施形態の水晶振動片1または変形例の水晶振動片2のいずれか(ここでは、水晶振動片1とする)と、水晶振動片1を駆動する(発振させる)回路としてのICチップ40と、水晶振動片1及びICチップ40が収容されているパッケージ20と、を備えている。
発振回路を内蔵するICチップ40は、パッケージベース21の凹部22の内底面22aに設けられた収容凹部22bの底面22cに、図示しない接着剤などを用いて固定されている。
ICチップ40は、図示しない接続パッドが、Au(金)、Al(アルミニウム)などの金属ワイヤー41により、収容凹部22bの底面22cに設けられている内部接続端子22dと電気的に接続されている。
内部接続端子22dは、W(タングステン)、Mo(モリブデン)などのメタライズ層にNi(ニッケル)、Au(金)などの各被膜をメッキなどにより積層した金属被膜からなり、図示しない内部配線を経由して、パッケージ20の外底面25の四隅に設けられた電極端子26a,26b,26c,26d、内部端子24a,24bなどと電気的に接続されている。
なお、ICチップ40の接続パッドと内部接続端子22dとの接続には、金属ワイヤー41を用いたワイヤーボンディングによる接続方法以外に、ICチップ40を反転させてのフリップチップ実装による接続方法などを用いてもよい。
水晶発振器6は、ICチップ40から内部接続端子22d、内部端子24a,24b、などを経由して印加される駆動信号によって、水晶振動片1が厚みすべり振動を励振されて所定の周波数で共振(発振)する。
そして、水晶発振器6は、この発振に伴って生じる発振信号をICチップ40、電極端子26a,26d(26c,26b)などを経由して外部に出力する。
上述したように、第3実施形態の水晶発振器6は、水晶振動片1と、水晶振動片1を駆動するICチップ40と、水晶振動片1及びICチップ40が収容されているパッケージ20と、を備えていることから、第1実施形態に記載の効果が奏された水晶発振器を提供することができる。具体的には、水晶発振器6は、周波数変動が少なく振動特性に優れた水晶発振器を提供することができる。
なお、水晶発振器6は、水晶振動片1に代えて、変形例の水晶振動片2を用いても、上記と同様の効果、及び変形例の水晶振動片2特有の効果が奏された水晶発振器を提供することができる。
なお、水晶発振器6は、ICチップ40をパッケージ20に内蔵ではなく、外付けした構成のモジュール構造(例えば、1つの基板上に水晶振動子5及びICチップ40が個別に搭載されている構造)としてもよい。
(第4実施形態)
次に、上述した振動片を備えている電子機器として、携帯電話機を一例に挙げて説明する。
図9は、第4実施形態の携帯電話機を示す模式斜視図である。
携帯電話機700は、上記第1実施形態の水晶振動片1または変形例の水晶振動片2を備えている携帯電話機である。
図9に示す携帯電話機700は、上述した水晶振動片(1または2)を、例えば、基準クロック発振源などのタイミングデバイスとして用い、更に液晶表示装置701、複数の操作ボタン702、受話口703、及び送話口704を備えて構成されている。
これによれば、携帯電話機700は、水晶振動片(1または2)を備えていることから、上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が奏され、優れた性能を発揮することができる。
なお、携帯電話機700の形態は、図示のタイプに限定されるものではなく、いわゆるスマートフォンタイプでもよい。
上述した振動片は、上記携帯電話機700のような携帯電話機に限らず、電子ブック、パーソナルコンピューター、テレビ、デジタルスチールカメラ、ビデオカメラ、ビデオレコーダー、ナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、電子ゲーム機器、タッチパネルを備えた機器などのタイミングデバイスとして好適に用いることができ、いずれの場合にも上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が奏され、優れた性能を発揮する電子機器を提供することができる。
(第5実施形態)
次に、上述した振動片を備えている移動体として、自動車を一例に挙げて説明する。
図10は、第5実施形態の自動車を示す模式斜視図である。
自動車800は、上記第1実施形態の水晶振動片1または変形例の水晶振動片2を備えている自動車である。
自動車800は、上述した水晶振動片(1または2)を、例えば、搭載されている各種電子制御式装置(例えば、電子制御式燃料噴射装置、電子制御式ABS装置、電子制御式一定速度走行装置など)の基準クロックを発生するタイミングデバイスとして用いている。
これによれば、自動車800は、水晶振動片(1または2)を備えていることから、上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が奏され、優れた性能を発揮することができる。
上述した振動片は、上記自動車800に限らず、自走式ロボット、自走式搬送機器、列車、船舶、飛行機、人工衛星などを含む移動体のタイミングデバイスとして好適に用いることができ、いずれの場合にも上記第1実施形態及び変形例で説明した効果が奏され、優れた性能を発揮する移動体を提供することができる。
なお、振動片の素板の材料としては、水晶に限定されるものではなく、LiTaO3(タンタル酸リチウム)、Li247(四ホウ酸リチウム)、LiNbO3(ニオブ酸リチウム)、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)、ZnO(酸化亜鉛)、AlN(窒化アルミニウム)などの圧電体、またはSi(シリコン)などの半導体でもよい。
また、厚みすべり振動の駆動方法は、圧電体の圧電効果によるものの他に、クーロン力による静電駆動であってもよい。
1,2…振動片としての水晶振動片、5…振動子としての水晶振動子、6…発振器としての水晶発振器、10…素板としての水晶基板、11…第1主面、12…第2主面、12a…一端部、12b…他端部、13,14…励振電極、15…肉薄部、15a…段差部、16…固定部、17,18…マウント電極、19…段差部の周囲、20…容器としてのパッケージ、21…パッケージベース、22…凹部、22a…内底面、22b…収容凹部、22c…底面、22d…内部接続端子、23…リッド(蓋体)、24a,24b…接続端子としての内部端子、25…外底面、26a,26b,26c,26d…電極端子、30…接着剤としての導電性接着剤、40…回路としてのICチップ、41…金属ワイヤー、120…外部部材、130…接着剤、301…第1マスク、302…第2マスク、700…電子機器としての携帯電話機、701…液晶表示装置、702…操作ボタン、703…受話口、704…送話口、800…移動体としての自動車。

Claims (6)

  1. 第1主面および前記第1主面の裏側である第2主面を含む基板を有し、平面視で前記基板の一方の端部側であって、前記第1主面側に配置されている固定部、および前記第1主面側であって、平面視で前記固定部と離間して配置されている励振電極を備えている振動片と、
    前記振動片が収容されている容器と、
    前記固定部を前記容器に固定している接着剤と、
    を備え、
    前記固定部と前記励振電極とが並ぶ方向に対して交差し、且つ、前記第1主面に沿った方向から見たとき、
    前記固定部は、
    前記第1主面側の前記励振電極が設けられている領域の延長線上にある第1の辺と、
    前記一方の端部の端縁と接続し、前記第1の辺よりも前記第2主面側にある第2の辺と、
    前記第1の辺と前記第2の辺とを繋いでおり、前記第1の辺と前記第2の辺との間に段差を構成しているとともに、前記第1の辺の法線方向に対して傾斜している第3の辺と、
    を有し、
    前記接着剤は、平面視で、前記第1の辺、前記第3の辺、および前記第2の辺を含む領域と重なっていることを特徴とする振動子。
  2. 請求項1において、
    前記第1の辺、前記第2の辺および前記第3の辺には、前記励振電極から引き出された電極が配置されていることを特徴とする振動子。
  3. 請求項2において、
    前記容器は、内部に接続端子を有し、
    前記固定部は前記接着剤を介して前記接続端子に固定されていることを特徴とする振動子。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に振動子を備えていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1ないし3のいずれか一項に振動子を備えていることを特徴とする移動体。
  6. 第1主面および前記第1主面の裏側である第2主面を含む基板を有し、平面視で前記基板の一方の端部側であって、前記第1主面側に配置されている固定部、および前記第1主面側であって、平面視で前記固定部と離間して配置されている励振電極を備えている振動片と、
    前記振動片を駆動する回路と、
    前記振動片および前記回路が収容されている容器と、
    前記固定部を前記容器に固定している接着剤と、
    を備え、
    前記固定部と前記励振電極とが並ぶ方向に対して交差し、且つ、前記第1主面に沿った方向から見たとき、
    前記固定部は、
    前記第1主面側の前記励振電極が設けられている領域の延長線上にある第1の辺と、
    前記一方の端部の端縁と接続し、前記第1の辺よりも前記第2主面側にある第2の辺と、
    前記第1の辺と前記第2の辺とを繋いでおり、前記第1の辺と前記第2の辺との間に段差を構成しているとともに、前記第1の辺の法線方向に対して傾斜している第3の辺と、
    を有し、
    前記接着剤は、平面視で、前記第1の辺、前記第3の辺、および前記第2の辺を含む領域と重なっていることを特徴とする発振器。
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