JP6325753B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置と情報処理方法、情報処理装置を実現するプログラム、及びプログラムを記憶した記憶媒体に関するものであり、特には、店舗で調理された料理をユーザが任意の食事場所にテイクアウトして食する場合に対応して、食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間を提示するための技術分野に関する。
特開2012−98944号公報 特開2011−83166号公報
料理を提供する店舗として、自店舗で調理した料理をユーザが指定する場所に配達したり、ユーザに持ち帰らせるといったサービス(デリバリーサービス、テイクアウトサービス)を行う店舗が存在する。
また、これらデリバリーサービスやテイクアウトサービスについて、店舗への料理の注文を仲介するウェブサイトも存在している(以下「注文仲介サイト」と表記)。
注文仲介サイトでは、提供する料理の種類が異なる店舗(例えばピザ屋、カレー屋、弁当屋等)や、同じ種類の料理を提供する店舗であっても系列会社の異なる店舗(例えばA社チェーン店のピザ屋、B社チェーン店のピザ屋等)等の様々な店舗が出店しており、ユーザは注文仲介サイトを利用することで、充実した選択肢の中から所望する料理を注文することができる。
なお、関連する先行技術については上記特許文献1、2を挙げることができる。
ここで、注文仲介サイトを利用することで、ユーザは任意の場所から任意のタイミングで店舗への注文を行うことができる。特に、スマートフォン等の携帯端末を利用すれば、ユーザは移動中においても注文を行うことが可能である。
注文仲介サイトを利用することで、ユーザは、例えば会社等から帰宅する際に注文仲介サイトにて自宅付近の店舗に料理を注文しておき、該店舗で料理を受け取って自宅で食するといったことが可能とされる。
このように移動元において注文仲介サイトを利用して店舗に料理を注文しておき、該店舗に立ち寄って料理を受け取った上で移動先としての食事場所で料理を食するといった形態を想定した場合、ユーザは、できるだけ早く食事を済ませることのできる店舗を検索したいと望むことが考えられる。
注文仲介サイトとしては、多くの場合、店舗ごとにほぼリアルタイムの調理待ち時間を提示するサービスを行っており、ユーザは該待ち時間の情報を利用することで、移動元(注文場所)から移動先(食事場所)までの道中の移動時間も考慮して、食事を開始可能となるまでの時間を候補とする店舗ごとに割り出すことは可能である。
しかしながら、そのためには、ユーザは食事場所近傍の店舗を検索し、検索ヒットした店舗ごとに調理待ち時間を調べ、それら店舗ごとに移動元から移動先までの道中の移動時間を調べる等した上で、食事開始可能時間を自ら計算して該当店舗を特定することになる。すなわち、ユーザの負担が過大となってしまう。
そこで、本発明は上記した問題点を克服し、ユーザが移動元において店舗に料理を注文しておき、該店舗に立ち寄って料理を受け取った上で移動先としての食事場所で料理を食するという形態が採られる場合に対応して、食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として適切な時間情報がユーザに提示されるようにすることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザの食事場所を設定する場所設定部と、前記場所設定部が設定した前記食事場所に対する距離の近さに基づき1又は複数の店舗を対象の店舗として抽出する店舗抽出部と、前記ユーザの現在位置を取得すると共に、前記現在位置から前記店舗抽出部の抽出により対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、前記対象とされた店舗から前記場所設定部が設定した前記食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得部と、前記対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得部と、前記対象とされた店舗について、前記第1移動時間と前記調理待ち時間のうち値が大きい方と前記第2移動時間との合計時間を、前記ユーザが前記食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算部と、前記時間計算部が計算した前記食事開始可能時間を前記ユーザに対して提示させる制御を行う提示制御部と、を備えるものである。
これにより、第1移動時間によって調理待ち時間が消費されることを考慮した食事開始可能時間が計算され、ユーザに提示される。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記対象とされた店舗について、調理に要する時間を含め前記食事場所に料理を配達するまでに要する時間を配達時間として取得する配達時間取得部を備え、前記提示制御部は、前記食事開始可能時間と共に前記配達時間が前記ユーザに提示されるように制御を行うことが望ましい。
テイクアウトを前提とした食事開始可能時間と共にデリバリーサービスによる配達時間も提示させることで、金額(デリバリーサービスの方が高い傾向)との兼ね合いを考慮した店舗選びをユーザに行わせることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記提示制御部は、前記対象とされた店舗についての店舗情報を、該店舗について計算された前記食事開始可能時間の値に応じた態様により提示させることが望ましい。
これにより、例えば食事開始可能時間が短い店舗の店舗情報を目立たせるといったことが可能とされ、食事開始可能時間に基づいた店舗選びをユーザに行わせ易くすることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記提示制御部は、前記食事開始可能時間が短い前記店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、食事開始可能時間が短い店舗を優先的にサジェストすることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記提示制御部は、前記食事開始可能時間が同一の前記店舗が存在する場合は、前記第1移動時間と前記第2移動時間の合計時間が短い前記店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、食事開始可能時間が同一である店舗については、移動による負担の少ない店舗をユーザに優先してサジェストすることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記提示制御部は、前記食事開始可能時間が同一の前記店舗が存在する場合は、前記第1移動時間と前記調理待ち時間との差分が小さい前記店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、食事開始可能時間が同一である店舗については、ユーザが店舗に到着してから料理を受け取るまでの待ち時間がより少ない店舗、又はより出来たての料理を受け取り可能な店舗を優先してサジェストすることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記ユーザにより前記食事開始可能時間の計算対象とする店舗の種類を複数指定可能とされており、前記場所設定部は、前記ユーザが指定した店舗の種類ごとに、前記ユーザの操作に基づいて前記食事場所を設定し、前記移動時間取得部、前記待ち時間取得部、前記時間計算部は、前記ユーザが指定した前記種類に属する店舗を前記対象とされた店舗として前記第1移動時間及び前記第2移動時間の取得、前記調理待ち時間の取得、前記食事開始可能時間の計算をそれぞれ行い、前記移動時間取得部は、前記対象とされた店舗ごとの前記第2移動時間として、該対象とされた店舗が属する前記種類について設定された前記食事場所を基準として計算された第2移動時間を取得することが望ましい。
これにより、ユーザが希望する店舗の種類ごとに食事場所の設定が可能とされると共に、それらの種類ごとに、店舗ごとの食事開始可能時間をユーザに対して提示させることが可能とされる。
また、本発明に係る情報処理方法は、ユーザの食事場所を設定する場所設定ステップと、前記場所設定ステップが設定した前記食事場所に対する距離の近さに基づき1又は複数の店舗を対象の店舗として抽出する店舗抽出ステップと、前記ユーザの現在位置を取得すると共に、前記現在位置から前記店舗抽出ステップの抽出により対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、前記対象とされた店舗から前記場所設定ステップが設定した前記食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得ステップと、前記対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得ステップと、前記対象とされた店舗について、前記第1移動時間と前記調理待ち時間のうち値が大きい方と前記第2移動時間との合計時間を、前記ユーザが前記食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算ステップと、前記時間計算ステップが計算した前記食事開始可能時間を前記ユーザに対して提示させる制御を行う提示制御ステップと、を情報処理装置が実行する情報処理方法である。
このような情報処理方法によっても、上記した本発明に係る情報処理装置と同様の作用が得られる。
さらに、本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法として実行する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
さらにまた、本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶した記憶媒体である。これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
本発明によれば、ユーザが移動元において店舗に料理を注文しておき、該店舗に立ち寄って料理を受け取った上で移動先としての食事場所で料理を食するという形態が採られる場合に対応して、食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として適切な時間情報がユーザに提示されるようにすることができる。
実施の形態のネットワークシステムの例を示した図である。 注文仲介サイトにおけるウェブページの例を示した図である。 実施の形態のネットワークシステムを構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 実施の形態に係る処理を機能ごとに分けてブロック化して示した機能ブロック図である。 食事場所を指定するためのウェブページの例を示した図である。 店舗のジャンルを指定するためのウェブページの例を示した図である。 設定された条件情報を確認するためのウェブページの例を示した図である。 食事開始可能時間についての説明図である。 検索結果ページの例を示した図である。 実施の形態としての店舗サジェスト手法を実現するために実行すべき処理を示したフローチャートである。 変形例において店舗の種類ごとに食事場所を指定するためのウェブページの例を示した図である。 変形例における検索結果ページの例を示した図である。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。

<1.ネットワークシステムの概要>
<2.コンピュータ装置のハードウェア構成>
<3.実施の形態としての店舗サジェスト手法>
<4.処理手順>
<5.実施の形態のまとめ>
<6.プログラム及び記憶媒体>
<7.変形例>
<1.ネットワークシステムの概要>

図1に、本実施の形態で前提とするネットワークシステム1の例を示す。ネットワークシステム1は、EC(EC:electronic commerce(電子商取引))システムとして機能する。
ネットワークシステム1は、例えばインターネットとしてのネットワーク2を介して、注文仲介サイト運営システム3、複数のユーザ端末4,4…、複数の店舗端末5,5…が互いに通信可能に構成されている。
ユーザ端末4は、ウェブブラウザを備えたコンピュータ装置とされている。ユーザ端末4としては、例えば高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、携帯型又は据置型のパーソナルコンピュータ(PC)などが挙げられるが、ユーザ端末4の種類はこれらに限定されない。本例の場合、ユーザ端末4は現在位置を測位するための例えばGPS(Global Positioning System)受信機等の測位デバイスを備えている。
ユーザ端末4は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを注文仲介サイト運営システム3における注文仲介サイトサーバ3a等に送信することでウェブページや所定の処理を要求する。またユーザ端末4は、HTTPリクエストに応じて送られてきたウェブページ(ウェブページデータ)を受信してウェブブラウザにより表示する。これにより、ユーザは所望のウェブページを閲覧したり操作したりすることができる。
注文仲介サイト運営システム3は、それぞれコンピュータ装置で構成された注文仲介サイトサーバ3a、店舗DB(データベース)3b、ユーザDB3c、ルート検索装置3d、及び地図情報DB3eを備えている。これらの各装置は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して互いに通信可能とされている。
注文仲介サイトサーバ3aは、注文仲介サイトに関する各種処理を実行するサーバ装置である。
注文仲介サイトは、料理を提供する各種の店舗が出店しているサイトであり、それら店舗のデリバリーサービスやテイクアウトサービスに関して、ユーザが店舗に対して行う注文の仲介を行うためのサイトとされている。
なお、デリバリーサービスは、店舗が調理した料理をユーザにより指定された場所に配達するサービスであり、テイクアウトサービスは、店舗が調理した料理を来店したユーザに受け渡す(持ち帰らせる)サービスである。
ユーザは、注文仲介サイトを利用することにより、例えば自宅近傍の店舗等、指定した場所付近の店舗を検索させたり、検索された店舗に対する料理の注文を行うことができる。
注文仲介サイトサーバ3aは、ユーザ端末4からのリクエストに応じて、例えば、店舗検索のためのウェブページ(ウェブページデータ)や検索結果を表すウェブページ、さらには店舗に対する注文を行うためのウェブページ等を送信したり、店舗検索や店舗への注文等に関する処理を行ったりする。
図2は、注文仲介サイトにおける例えばトップページとして提示されるウェブページwp1の例を示している。
図2を参照して分かるように、注文仲介サイトでは、注文を行う店舗を店舗のジャンルを基に検索させたり、住所や郵便番号から検索させたりすることが可能とされている。また、ウェブページwp1では、地図上からの店舗検索も可能とされている。
本実施の形態のウェブページwp1には、食事開始までの時間に基づき店舗の検索を行うためのボタンB1が設けられている。なお、該ボタンB1が操作されたことに応じて注文仲介サイトサーバ3aが実行する処理については後述する。
説明を図1に戻す。
ユーザは、注文仲介サイトを利用するにあたり、会員登録を行う。注文仲介サイト運営システム3において、会員としてのユーザは、個々のユーザを一意に識別可能なユーザIDにより管理される。
会員登録の際にユーザは、ユーザID及びパスワード、氏名や電話番号、自宅の住所情報等の情報を登録する。ユーザは、ユーザID及びパスワードにより注文仲介サイトにログインすることで、注文仲介サイトでの注文の際に例えば自宅住所等の登録情報を再度入力する手間が省かれる。
ユーザDB3cには、会員としてのユーザにより登録されたユーザ情報が記憶されている。また、ユーザDB3cには、ユーザごとの店舗の利用履歴や料理の注文履歴等の各種履歴情報や、お気に入り店舗としてブックマークされた店舗の情報等も記憶させることができる。
店舗端末5は、注文仲介サイトに出店している店舗で管理されているコンピュータ装置である。店舗端末5は、ウェブブラウザを備え、HTTPリクエストを注文仲介サイト運営システム3における注文仲介サイトサーバ3a等に送信することでウェブページや所定の処理を要求する。また店舗端末5は、HTTPリクエストに応じて送られてきたウェブページを受信してウェブブラウザにより表示する。これにより、店舗の従業員等は所望のウェブページを閲覧したり操作したりすることができる。
店舗DB3bには、注文仲介サイトに出店している店舗に係る登録情報が記憶されている。加盟店舗に係る登録情報としては、店舗を一意に識別可能とする店舗ID、店舗名の情報、店舗の所在位置情報、店舗が属するジャンルの情報(店舗が提供可能な料理のジャンル情報)、店舗のロゴ画像等を挙げることができる。
ここで、各店舗は、注文仲介サイト運営システム3に対し、自店舗における調理待ち時間Tc、及び配達時間Tdの各情報を1日あたり複数回通知する。例えば、15分ごとや30分ごと等の周期で通知する。調理待ち時間Tcは、注文を受けてから料理を提供可能となるまでの目安の時間として店舗が定めた時間であり、配達時間Tdは、注文を受けてから料理の配達が完了するまでの目安の時間として店舗が定めた時間である。なお、デリバリーサービスは、サービスエリアが店舗ごとに定められており、配達時間は、例えば該サービスエリア内で料理を配達完了するまでに最大に要する目安の時間として店舗が定める情報とされている。
なお、店舗から注文仲介サイト運営システム3に対する調理待ち時間Tcや配達時間Tdの通知手法としては、例えば、これらの時間情報の入力受け付けのためのウェブページが設けられ、該ウェブページに店舗が時間情報を入力して通知する手法を挙げることができる。或いは、電子メール、電話、FAX等の他の手段により通知を行う手法を挙げることができる。
注文仲介サイト運営システム3において、店舗から通知された調理待ち時間Tc、配達時間Tdの各情報は、適時、店舗DB3bに記憶される。本例では、通知された最新の調理待ち時間Tc、配達時間Tdの情報のみが店舗DB3bに対して記憶される。
また、本実施の形態では、注文仲介サイトサーバ3aは、ユーザにより指定された店舗の所在位置や該店舗までのルートを地図上に提示するサービスも行っている。具体的には、ユーザにより指定された地点又はユーザ端末4の現在位置を始点とし、該当する店舗の所在位置を目的地としたルートを提示するサービスである。このため、注文仲介サイト運営システム3においては、ルート検索装置3d、及び地図情報DB3eが設けられている。
ルート検索装置3dは、注文仲介サイトサーバ3aより始点及び目的地の情報を指定したルート検索要求が行われたことに応じて、地図情報DB3eに記憶された地図情報に基づき、始点から目的地までのルート検索を行い、ルート検索結果を注文仲介サイトサーバ3aに返す。ルート検索装置3dは、ルート検索機能として、始点から目的地までの所要時間(移動時間)を計算する機能を有しており、ルート検索結果としては、該所要時間の情報を含ませることができる。
なお、ルート検索装置3dによる上記の所要時間計算機能は後述する実施の形態としての店舗サジェスト手法を実現するために用いられるが、これについては改めて説明を行う。
なお、図1において、ネットワーク2の構成は多様な例が想定される。例えば、インターネットを始めとして、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が想定される。
またネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線等の有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
<2.コンピュータ装置のハードウェア構成>

図3に、図1で示した注文仲介サイトサーバ3aをはじめとした各装置(店舗DB3b、ユーザDB3c、ルート検索装置3d、地図情報DB3e、ユーザ端末4、店舗端末5)を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示す。
図3において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力装置106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ(表示装置)、並びにスピーカなどよりなる出力装置107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部108、外部装置との間で相互通信を行うための通信部109が接続されている。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われたり、リムーバブルメディア111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、特に注文仲介サイトサーバ3aとしてのコンピュータ装置においては以降で説明する情報処理や通信が実行される。
<3.実施の形態としての店舗サジェスト手法>

図4を参照して、注文仲介サイトサーバ3aが行う店舗サジェストに係る各種機能について説明する。
なお、図4では注文仲介サイトサーバ3aが実行する各種処理のうち、実施の形態としての店舗サジェストを実現するための処理を機能ごとに分けてブロック化して示している。
図示するように注文仲介サイトサーバ3aは、機能ごとに分けて場所設定処理部F1、移動時間取得処理部F2、待ち時間取得処理部F3、時間計算処理部F4、及び提示制御処理部F5を有するものとして表すことができる。
場所設定処理部F1は、ユーザの食事場所を設定する。
本例では、ユーザの食事場所は、ユーザ操作に基づき例えば以下のように設定する。
図5は、ユーザが食事場所を指定するためのウェブページwp2の例を示している。
このウェブページwp2は、先の図2に示したウェブページwp1におけるボタンB1が操作されたことに応じて、注文仲介サイトサーバ3aがユーザに対して提示させるウェブページである。
ウェブページwp2には、食事場所の候補として例えばユーザの自宅住所が提示され、該食事場所の候補としての場所を選択するためのチェックボックスcb1が設けられている。なお、ウェブページwp2において、ユーザの自宅住所の情報は、注文仲介サイトサーバ3aがユーザDB3cより取得して提示させる。なお、ユーザが注入仲介サイトにログインしていることが前提である。
また、この場合、食事場所の指定は地図上で行うことも可能とされ、ウェブページwp2には地図上で指定する旨を指示するためのチェックボックスcb2も設けられている。
ウェブページwp2において、ユーザは、候補として提示された場所を食事場所として指定する場合には、チェックボックスcb1にチェックを入れてウェブページwp2に設けられた「次へ」ボタンB2を操作する。
これに応じ、注文仲介サイトサーバ3aの場所設定処理部F1は、候補として提示された場所を食事場所として設定する。
また、ウェブページwp2において、地図上からの指定を指示するチェックボックスcb2がチェックされた場合、場所設定処理部F1はユーザに対して地図検索画面を提示させる。地図検索画面では、地図の拡大/縮小やスクロールの操作が可能とされ、ユーザはこれらの操作を行って地図上の所望位置を食事場所として指定できる。
該地図検索画面にてユーザにより場所の指定が行われたことに応じ、場所設定処理部F1は、ウェブページwp2にて該指定された場所の位置情報をチェックボックスcb2に対応する位置(例えば、図5中の「地図上で指定する」の文字が提示されていた位置)に提示させ、チェックボックスcb2を選択状態とする。
ユーザはこの状態で「次へ」ボタンB2を操作することで、地図上で指定した場所を食事場所として指定することができる。
場所設定処理部F1は、このように指定された場所を食事場所として設定する。
なお、上記の地図検索画面にて提示させる地図画像等の地図情報や地図上で指定された場所の住所の情報は、地図情報DB3eより取得することができる。
ここで、本実施の形態では、このように設定される食事場所でユーザが食事を開始可能となるまでの時間に基づき、店舗のサジェストを行う。
本実施の形態では、ユーザが現在の位置において店舗に対する注文を行い、該注文を行った店舗に立ち寄って料理をテイクアウトし、食事場所まで移動して料理を食する、という形態を前提としている。この前提において、ユーザが食事を開始可能となるまでの時間に基づいた店舗のサジェストを行うものである。
なお、以下、ユーザが食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの時間を「食事開始可能時間Tae」と表記する。
サジェストする店舗は、ユーザの立ち寄り易さ、及び食事開始可能時間Taeの短縮化を考慮して、ユーザが現在位置→店舗→食事場所へと移動する経路の近傍に存在する店舗を対象とする。具体的に、本例では、設定された食事場所の近傍に存在する店舗を対象とする。
このようにサジェスト対象の店舗を食事場所近傍の店舗に絞ることで、ユーザが店舗まで移動する時間によって該店舗の調理待ち時間Tcが消費され易くでき、ユーザがより出来たての料理を食すことができるように図られる。
また、本例では、サジェスト対象とする店舗のジャンルをユーザが指定可能としている。
図6は、店舗のジャンルを指定するためのウェブページwp3の例を示している。
このウェブページwp3は、図5に示したウェブページwp2において「次へ」ボタンB2が操作されたことに応じて注文仲介サイトサーバ3aがユーザに対して提示させる。
図示するようにウェブページwp3には、店舗のジャンルの一覧が提示されると共に、ジャンルごとに該ジャンルを選択するためのチェックボックスcb3が設けられている。
ユーザは希望するジャンルに対して設けられたチェックボックスcb3にチェックを入れ、ウェブページwp3に設けられた「次へ」ボタンB3を操作することで、該希望するジャンルを指定することができる。
注文仲介サイトサーバ3aは、このように指定されたジャンルの情報を、サジェスト対象とする店舗の抽出条件情報として保持する。
なお、ユーザは、ジャンルの指定を希望しない場合は、何れのチェックボックスcb3にもチェックを入れずに「次へ」ボタンB3を操作すればよい。
図7は、図6のウェブページwp3における「次へ」ボタンB3が操作されたことに応じてユーザに提示されるウェブページwp4の例を示している。
図7に示すように、ウェブページwp4には、店舗のサジェストにあたって用いられる条件情報をユーザに確認させるための情報として、ユーザの現在位置、設定された食事場所、及び指定された店舗のジャンルの各情報が提示される。
ここで、ユーザの現在位置の情報は、ユーザ端末4が測位した位置情報を取得する。具体的に、該現在位置の情報としては、例えば、ユーザが図5に示したウェブページwp2に訪れた際に、注文仲介サイトサーバ3aがユーザ端末4に測位位置情報の送信を要求することで取得する。
ウェブページwp4には、検索の条件を設定し直すための「戻る」ボタンB4(例えば、図5に示したウェブページwp2に戻される)と、サジェストする店舗の検索の実行を指示するための「検索」ボタンB5が設けられている。
注文仲介サイトサーバ3aは、「検索」ボタンB5が操作されたことに応じて、以下で説明するようにしてサジェストする店舗の抽出、及び抽出した店舗の店舗情報や食事開始可能時間Taeについての提示制御を行う。
図4において、移動時間取得処理部F2は、ユーザの現在位置、及び対象とされた1又は複数の店舗の所在位置を取得すると共に、現在位置から対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間Tm1、対象とされた店舗から場所設定処理部F1が設定した食事場所までの移動時間を第2移動時間Tm2としてそれぞれ取得する。
上記したように、ユーザの現在位置は、ユーザ端末4が測位した位置情報を取得する。
また、対象とされた1又は複数の店舗とは、本例では、上記したサジェストする店舗の抽出条件、つまりは設定した食事場所の近傍であるとの条件、及びユーザが指定したジャンルに属するとの条件を満たした店舗である。移動時間取得処理部F2は、店舗DB3bで管理された店舗のうちこれらの条件を満たす店舗を抽出し、抽出した店舗の所在位置の情報を取得する。
なお、「食事場所の近傍」とは、例えば食事場所を中心とした半径nkm以内(nは自然数)の範囲である。或いは、ユーザの現在位置から食事場所までの移動に電車等の公共交通機関を使用することが推定される場合には、範囲の中心位置を、食事場所の位置から該食事場所の最寄り駅(移動経路上の最寄り駅)側にオフセットしてもよい。
移動時間取得処理部F2は、上記のように取得したユーザの現在位置、及び上記の条件を満たす店舗の所在位置の情報に基づき、図1に示したルート検索装置3dによって第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2を計算させ、計算された第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2の情報を取得する。
待ち時間取得処理部F3は、対象とされた店舗の調理待ち時間Tcを取得する。すなわち、本例では上記した2条件を満たすものとして抽出された店舗について、店舗DB3bに記憶されている調理待ち時間Tcの情報を取得する。
時間計算処理部F4は、対象とされた店舗について、第1移動時間Tm1と調理待ち時間Tcのうち値が大きい方と第2移動時間Tm2との合計時間を食事開始可能時間Taeとして計算する。
図8は、食事開始可能時間Taeについての説明図である。
なお、図8では食事場所としてユーザの自宅が設定され、対象とされた店舗(上記した2条件により抽出された店舗)が店舗Aと店舗Bであった場合を例示している。図8では、店舗A、店舗Bについて取得された第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2、調理待ち時間Tcを、それぞれ第1移動時間Tm1A、Tm1B、第2移動時間Tm2A、Tm2B、調理待ち時間TcA、TcBと表記している。
食事開始可能時間Taeの計算において留意すべき点は、本実施の形態では、ユーザが店舗に訪れる前の段階で該店舗への料理の注文を行い、該店舗まで移動して料理を受け取り、食事場所まで移動して料理を食することが前提とされている点である。
このような食事までの流れを前提とすると、店舗への注文の後にユーザが料理を受け取り可能となるまでの調理待ち時間Tcは、ユーザの現在位置から該店舗までの移動時間である第1移動時間Tm1によって消費されることになる。
この点を考慮し、対象とされた店舗についての食事開始可能時間Taeとしては、上記したように第1移動時間Tm1と調理待ち時間Tcのうち値が大きい方と第2移動時間Tm2との合計時間として計算する。
具体的に、図8における店舗A、店舗Bそれぞれについての食事開始可能時間Taeは、

店舗A:{MAX(Tm1A,TcA)+Tm2A}
店舗B:{MAX(Tm1B,TcB)+Tm2B}

である。ただし、MAX(x,y)はxとyのうち大きい方を選択する意である。
図4において、提示制御処理部F5は、時間計算処理部F4が計算した食事開始可能時間Taeをユーザに対して提示させる制御を行う。本例の提示制御処理部F5は、食事開始可能時間Taeの提示と共に、食事開始可能時間Taeに基づいた店舗情報の提示も行わせる。
図9は、食事開始可能時間Taeに基づき店舗情報が提示されたウェブページ(以下「検索結果ページ」とも表記する)wp5の例を示している。この検索結果ページwp5は、先の図7に示したウェブページwp4における「検索」ボタンB5が操作されたことに応じて、注文仲介サイトサーバ3a(提示制御処理部F5)がユーザに対して提示させる。
検索結果ページwp5においては、対象とされた店舗(上記した2条件により抽出された店舗)についての店舗情報(図示の例では店舗名の情報)が提示されると共に、店舗ごとに、時間計算処理部F4が計算した食事開始可能時間Taeの情報が提示される。
また、検索結果ページwp5では、参考情報として、対象とされた店舗についての配達時間Tdの情報も提示される。配達時間Tdが提示されることで、ユーザはデリバリー注文を行った際に食事までに要する時間を推定したり、金額(デリバリーサービスの方が高い傾向)との兼ね合いを考慮した店舗選びを行うことができる。
なお、注文仲介サイトサーバ3aは、店舗ごとの配達時間Tdの情報を店舗DB3bより取得する。
この際、店舗情報としては、少なくともユーザが店舗を識別可能な情報とされればよく、店舗名の情報に限定されず、例えば店舗のロゴ画像等の他の情報を用いることもできる。
ここで、本例の検索結果ページwp5では、食事開始可能時間Taeが短い店舗の店舗情報が優先的に提示されるようにしている。具体的に、図8の例では、食事開始可能時間Taeが短い店舗ほど店舗情報がページ内の上位の位置(上側の位置)に配置されるように、店舗情報を提示させている。
また、本例では、検索結果ページwp5における各店舗の店舗情報は、食事開始可能時間Taeの値に応じた態様により提示させる。具体的に、図9の例では、食事開始可能時間Taeが短い店舗ほど店舗情報のサイズを大きくさせている。
なお、食事開始可能時間Taeの値に応じた提示態様としては、例えば色や文字の太さ等の他の態様であってもよく、サイズによる態様に限定されるものではない。
さらに、本例の検索結果ページwp5では、食事開始可能時間Taeの情報についても、食事開始可能時間Taeの値に応じた態様により提示させている。具体的に本例では、食事開始可能時間Taeの情報は、所定時間未満(例えば60分未満)であれば大サイズにより提示、該所定時間以上であれば小サイズにより提示させている。
このように食事開始可能時間Taeが短い店舗についての食事開始可能時間Taeの情報提示を目立たせることで、食事開始可能時間Taeが短いことをユーザにアピールすることができ、ユーザが食事開始可能時間Taeに基づき店舗の選択を行うことの容易化を図ることができる。
上記のような検索結果ページwp5において提示された店舗情報は、該当する店舗に対して注文を行うためのウェブページ(注文ページ)へのリンクボタンとして機能する。すなわち、ユーザは、検索結果ページwp5に提示された店舗情報のうち所望する店舗の店舗情報を操作することで、該所望する店舗の注文ページにて料理の注文を行うことができる。
<4.処理手順>

図10のフローチャートを参照して、上記した実施の形態としての店舗サジェスト手法を実現するために実行すべき処理の手順を説明する。
なお、図10に示す処理は、注文仲介サイトサーバ3aにおけるCPU101が例えばROM102や記憶部108等の記憶装置に記憶されたプログラムに基づき実行するものである。
図10において、注文仲介サイトサーバ3aは、ステップ101でユーザによる場所指定があるまで待機する。つまり、図5に示したウェブページwp2においてチェックボックスcb1又はチェックボックスcb2が選択された状態で「次へ」ボタンB2が操作されるまで待機する。
続くステップS102で注文仲介サイトサーバ3aは、指定された場所を食事場所として設定する。すなわち、チェックボックスcb1が選択されたのであればユーザの自宅を食事場所として設定し、チェックボックスcb2が選択されたのであれば地図上で指定された場所を食事場所として設定する。
さらに、次のステップS103で注文仲介サイトサーバ3aは、ユーザの現在位置を取得する。すなわち、ウェブページwp2にて「次へ」ボタンB2を操作したユーザが使用するユーザ端末4によって測位された位置情報を取得する。
その上で注文仲介サイトサーバ3aは、ステップS104でユーザによる検索指示、つまり図7に示したウェブページwp4における「検索」ボタンB5が操作されるまで待機し、検索指示があった場合は、ステップS105で対象店舗の抽出処理を行う。先の説明から理解されるように、ステップS105の抽出処理としては、店舗DB3bで管理された店舗のうち、少なくとも設定した食事場所の近傍であるとの条件を満たす店舗を抽出する処理を行う。また、図6に示したウェブページwp3においてジャンル指定が行われた場合は、該指定されたジャンルに属するとの抽出条件も付加して店舗の抽出を行う。
続くステップS106で注文仲介サイトサーバ3aは、ユーザの現在位置、対象店舗の所在位置、設定した食事場所の情報に基づき、ルート検索装置3dに第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2を店舗ごとに計算させる。
具体的に、注文仲介サイトサーバ3aは、ステップS105で抽出した対象店舗の所在位置の情報を店舗DB3bから取得し、それら対象店舗ごとに、ルート検索装置3dにステップS103で取得したユーザの現在位置を始点、対象店舗の所在位置を目的地として指定して第1移動時間Tm1を計算させ、また、対象店舗の所在位置を始点、ステップS102で設定した食事場所を目的地として指定して第2移動時間Tm2を計算させる。
注文仲介サイトサーバ3aは、このように対象店舗ごとにルート検索装置3dに計算させた第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2の情報をステップS107で取得する。
そして、注文仲介サイトサーバ3aは、続くステップS108で対象店舗の調理待ち時間Tcの情報を取得し、ステップS109で店舗ごとに食事開始可能時間Taeを計算する。すなわち、対象店舗ごとに

{MAX(Tm1,Tc)+Tm2}

で表される食事開始可能時間Taeを計算する。
ステップS109の計算処理を実行すると、注文仲介サイトサーバ3aは、ステップS110で食事開始可能時間Taeに基づく検索結果ページwp5の提示制御処理を実行し、図10に示す処理を終える。
ステップS110の提示制御処理として、注文仲介サイトサーバ3aは、店舗DB3bより対象店舗の店舗情報(本例では店舗名の情報)、及び配達時間の情報を取得し、これら取得した店舗情報、配達時間の情報と共に、ステップS109で計算した対象店舗ごとの食事開始可能時間Taeの情報を先の図9で説明した態様により提示させるためのウェブページデータを生成する。そして、生成したウェブページデータをユーザ端末4(「検索」ボタンB5により検索指示を行ったユーザのユーザ端末4)に送信する。これにより、該ユーザ端末4において、検索結果ページwp5のユーザに対する提示が行われる。
なお、上記では特に言及しなかったが、食事開始可能時間Taeが同一である店舗が存在する場合、検索結果ページwp5上での店舗情報の提示態様について考慮されるべきである。
例えば、食事開始可能時間Taeが同じ店舗については、移動時間が短い店舗の店舗情報をより優先的に提示させることが考えられる。その場合、注文仲介サイトサーバ3aは、例えば第1移動時間Tm1と第2移動時間Tm2の合計時間が短い店舗ほど、店舗情報を検索結果ページwp5におけるより上位の位置に配置させる。
このように移動時間の短い店舗を優先させることで、移動による負担の少ない店舗をユーザに優先してサジェストすることができる。
なお、ルート検索において移動に要する料金を計算可能である場合には、移動料金の安い店舗の店舗情報を優先的に提示させることもできる。或いは、料理の価格(例えば店舗で注文可能な料理の平均価格)が安い店舗の店舗情報を優先的に提示させてもよい。
また、食事開始可能時間Taeが同じ店舗については、第1移動時間Tm1と調理待ち時間Tcとの差分が小さい店舗の店舗情報を優先的に提示させてもよい。例えば、この場合の優先提示についても、注文仲介サイトサーバ3aは、優先させるべき店舗の店舗情報を検索結果ページwp5におけるより上位の位置に配置させることで実現する。
第1移動時間Tm1と調理待ち時間Tcとの差分として算出される時間は、ユーザが店舗に到着してから料理を受け取るまでの待ち時間を意味する(Tm1−Tcの値が負値の場合)。或いは、料理が完成してからユーザが到着するまでの時間を意味する(Tm1−Tcの値が正値の場合)。つまり、該差分が小さい店舗を優先させる上記の提示手法によれば、ユーザの待ち時間がより少ない店舗、又はより出来たての料理を受け取り可能な店舗をサジェストすることができる。
<5.実施の形態のまとめ>

上記のように実施の形態の情報処理装置(注文仲介サイトサーバ3a)は、ユーザの食事場所を設定する場所設定部(場所設定処理部F1)と、ユーザの現在位置、及び対象とされた1又は複数の店舗の所在位置を取得すると共に、現在位置から対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、対象とされた店舗から場所設定部が設定した食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得部(移動時間取得処理部F2)とを備える。
また、対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得部(待ち時間取得処理部F3)と、対象とされた店舗について、第1移動時間と調理待ち時間のうち値が大きい方と第2移動時間との合計時間を、ユーザが食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算部(時間計算処理部F4)と、時間計算部が計算した食事開始可能時間をユーザに対して提示させる制御を行う提示制御部(提示制御処理部F5)とを備えている。
これにより、第1移動時間によって調理待ち時間が消費されることを考慮した食事開始可能時間が計算され、ユーザに提示される。
従って、ユーザが移動元において店舗に料理を注文しておき、該店舗に立ち寄って料理を受け取った上で移動先としての食事場所で料理を食するという形態が採られる場合に対応して、食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として適切な時間情報がユーザに提示されるようにすることができる。
また、実施の形態の情報処理装置においては、対象とされた店舗について、調理に要する時間を含め食事場所に料理を配達するまでに要する時間を配達時間として取得する配達時間取得部(ステップS110)を備え、提示制御部は、食事開始可能時間と共に配達時間がユーザに提示されるように制御を行っている。
テイクアウトを前提とした食事開始可能時間と共にデリバリーサービスによる配達時間も提示させることで、金額(デリバリーサービスの方が高い傾向)との兼ね合いを考慮した店舗選びをユーザに行わせることができる。
さらに、実施の形態の情報処理装置においては、提示制御部は、店舗についての店舗情報を、該店舗について計算された食事開始可能時間の値に応じた態様により提示させている。
これにより、例えば食事開始可能時間が短い店舗の店舗情報を目立たせるといったことが可能とされ、食事開始可能時間に基づいた店舗選びをユーザに行わせ易くすることができる。
さらにまた、実施の形態の情報処理装置においては、提示制御部は、食事開始可能時間が短い店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行っている。
これにより、食事開始可能時間が短い店舗を優先的にサジェストすることができる。
また、実施の形態の情報処理装置においては、提示制御部は、食事開始可能時間が同一の店舗が存在する場合は、第1移動時間と第2移動時間の合計時間が短い店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行っている。
これにより、食事開始可能時間が同一である店舗については、移動による負担の少ない店舗をユーザに優先してサジェストすることができる。
さらに、実施の形態の情報処理装置においては、提示制御部は、食事開始可能時間が同一の店舗が存在する場合は、第1移動時間と調理待ち時間との差分が小さい店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行っている。
これにより、食事開始可能時間が同一である店舗については、ユーザが店舗に到着してから料理を受け取るまでの待ち時間がより少ない店舗、又はより出来たての料理を受け取り可能な店舗を優先してサジェストすることができる。
<6.プログラム及び記憶媒体>

以上、本発明に係る情報処理装置の実施の形態としての注文仲介サイトサーバ3aを説明してきたが、実施の形態のプログラムは、注文仲介サイトサーバ3aの処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、ユーザの食事場所を設定する場所設定機能と、前記ユーザの現在位置、及び対象とされた1又は複数の店舗の所在位置を取得すると共に、前記現在位置から前記対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、前記対象とされた店舗から前記場所設定機能が設定した前記食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得機能と、前記対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得機能と、前記対象とされた店舗について、前記第1移動時間と前記調理待ち時間のうち値が大きい方と前記第2移動時間との合計時間を、前記ユーザが前記食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算機能と、前記時間計算機能が計算した前記食事開始可能時間を前記ユーザに対して提示させる制御を行う提示制御機能と、を実現する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
すなわち、このプログラムは、例えば注文仲介サイトサーバ3a等の情報処理装置に図10等により説明した処理を実行させるプログラムに相当する。
このようなプログラムにより、上述した注文仲介サイトサーバ3aとしての情報処理装置を実現できる。
そして、このようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。或いはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
<7.変形例>

本発明は上記により説明した具体例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
例えば、ユーザによる食事場所の指定は1箇所のみを指定可能とするのではなく、店舗のジャンル(換言すれば注文したい料理のジャンル)ごとに食事場所を指定可能としてもよい。
この場合、注文仲介サイトサーバ3aは、指定されたジャンルごとに、対象とする店舗についての食事開始可能時間を計算し、検索結果ページでは店舗ごとの食事開始可能時間の提示をジャンルごとに分けて行われるようにする。
図11は、ジャンルごとに食事場所を指定するためのウェブページwp2’の例を示している。
なお、この場合は、ウェブページwp1(図4)におけるボタンB1が操作されると、先ず、図6に示したウェブページwp2と同様のジャンルを指定するためのウェブページがユーザに提示される。図11に示すウェブページwp2’は、例えばこのようなジャンル指定ページにてジャンルが指定されたことに応じてユーザに提示される。
この場合、該ウェブページwp2’にてジャンルごとに食事場所が指定されると、ユーザに対して例えば図7に示したウェブページwp4と同様の情報確認ページが提示される。この場合の注文仲介サイトサーバ3aは、該情報確認ページに設けられた「検索」ボタンが操作されたことに応じて、指定されたジャンルごとに、対象とする店舗(この場合も例えば上述した2条件を満たす店舗)についての所在位置の取得、及び取得した所在位置とユーザの現在位置と食事場所とに基づく第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2の取得、及び食事開始可能時間Taeの計算を行う。
その上で、注文仲介サイトサーバ3aは、これらジャンルごとにそれぞれ計算した対象店舗の食事開始可能時間Taeを用いて、例えば図12に示すような検索結果ページwp5’の提示制御処理を行う。具体的に、検索結果ページwp5’としては、ユーザが指定したジャンルごとに、対象店舗の店舗情報、食事開始可能時間Tae(及び配達時間Td)の情報が配置されたページを提示させる。このとき、ジャンルごとのこれら対象店舗の店舗情報、及び食事開始可能時間Tae(及び配達時間Td)の情報の配置や提示態様は、例えば図9に示した検索結果ページwp5におけるそれらの情報の配置、提示態様と同様としている。
上記のような検索結果ページwp5’を提示させるために必要とされる各店舗の食事開始可能時間Taeの計算にあたり、この場合の注文仲介サイトサーバ3aは以下のような処理を行う。
つまり、先の図10に示したステップS102の設定処理をユーザがジャンルごとに指定した食事場所の情報に従って行い、ステップS105の抽出処理については、ユーザが指定したジャンルに属し且つジャンルごとに設定された食事場所の近傍に位置するとの条件を抽出条件としてジャンルごとに行う。さらに、ステップS106における計算については、第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2をユーザにより指定されたジャンルに属する店舗を対象としてルート検索装置3dに計算させる。このとき、第2移動時間Tm2については、ジャンルごとに設定された食事場所をそれぞれ目的地として指定してルート検索装置3dに計算させる。その上で、計算された第1移動時間Tm1、第2移動時間Tm2の情報をステップS107の取得処理で取得し、店舗ごとの食事開始可能時間Taeの計算に用いる。
上記のような変形例としての構成は、次のように換言できる。
すなわち、場所設定部は、ユーザが指定した店舗の種類ごとに、ユーザの操作に基づいて食事場所を設定し、移動時間取得部、待ち時間取得部、時間計算部は、ユーザが指定した種類に属する店舗を対象とされた店舗として第1移動時間及び第2移動時間の取得、調理待ち時間の取得、食事開始可能時間の計算をそれぞれ行い、移動時間取得部は、対象とされた店舗ごとの第2移動時間の計算を、計算対象とする店舗が属する種類について設定された食事場所を基準として行う、というものである。
上記の変形例としての構成によれば、ユーザが希望する店舗の種類ごとに食事場所の設定が可能とされると共に、それらの種類ごとに、店舗ごとの食事開始可能時間をユーザに対して提示させることが可能とされる。
これは、例えばパイ生地を使用した料理や汁物の料理等のこぼしやすい料理は自宅等の食事環境が整った場所で食べたいとする要望や、サンドイッチやおにぎり等の食べこぼしし難い料理は例えば公園等の屋外の場所で食べたい等の要請があるなど、店舗の種類ごとに食事場所を指定したい要望がある場合に好適であり、ユーザの利便性をより高めることができる。
なお、上記では、食事開始可能時間に基づく店舗情報の提示態様として、店舗情報を一覧で提示させる場合を例示したが、店舗情報としては、例えば地図上で提示させる等の他の態様により提示させることもでき、例示した提示態様に限定されるものではない。
1…ネットワークシステム、2…ネットワーク、3…注文仲介サイト運営システム、3a…注文仲介サイトサーバ、3b…店舗DB、3c…ユーザDB、3d…ルート検索装置、3e…地図情報DB、4…ユーザ端末、5…店舗端末、101…CPU、F1…場所設定処理部、F2…移動時間取得処理部、F3…待ち時間取得処理部、F4…時間計算処理部、F5…提示制御処理部

Claims (10)

  1. ユーザの食事場所を設定する場所設定部と、
    前記場所設定部が設定した前記食事場所に対する距離の近さに基づき1又は複数の店舗を対象の店舗として抽出する店舗抽出部と、
    前記ユーザの現在位置を取得すると共に、前記現在位置から前記店舗抽出部の抽出により対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、前記対象とされた店舗から前記場所設定部が設定した前記食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得部と、
    前記対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得部と、
    前記対象とされた店舗について、前記第1移動時間と前記調理待ち時間のうち値が大きい方と前記第2移動時間との合計時間を、前記ユーザが前記食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算部と、
    前記時間計算部が計算した前記食事開始可能時間を前記ユーザに対して提示させる制御を行う提示制御部と、を備える
    情報処理装置。
  2. 前記対象とされた店舗について、調理に要する時間を含め前記食事場所に料理を配達するまでに要する時間を配達時間として取得する配達時間取得部を備え、
    前記提示制御部は、
    前記食事開始可能時間と共に前記配達時間が前記ユーザに提示されるように制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提示制御部は、
    前記対象とされた店舗についての店舗情報を、該店舗について計算された前記食事開始可能時間の値に応じた態様により提示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記提示制御部は、
    前記食事開始可能時間が短い前記店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記提示制御部は、
    前記食事開始可能時間が同一の前記店舗が存在する場合は、前記第1移動時間と前記第2移動時間の合計時間が短い前記店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行う
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示制御部は、
    前記食事開始可能時間が同一の前記店舗が存在する場合は、前記第1移動時間と前記調理待ち時間との差分が小さい前記店舗の店舗情報が優先的に提示されるように制御を行う
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザにより前記食事開始可能時間の計算対象とする店舗の種類を複数指定可能とされており、
    前記場所設定部は、
    前記ユーザが指定した店舗の種類ごとに、前記ユーザの操作に基づいて前記食事場所を設定し、
    前記移動時間取得部、前記待ち時間取得部、前記時間計算部は、前記ユーザが指定した前記種類に属する店舗を前記対象とされた店舗として前記第1移動時間及び前記第2移動時間の取得、前記調理待ち時間の取得、前記食事開始可能時間の計算をそれぞれ行い、
    前記移動時間取得部は、
    前記対象とされた店舗ごとの前記第2移動時間として、該対象とされた店舗が属する前記種類について設定された前記食事場所を基準として計算された第2移動時間を取得する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. ユーザの食事場所を設定する場所設定ステップと、
    前記場所設定ステップが設定した前記食事場所に対する距離の近さに基づき1又は複数の店舗を対象の店舗として抽出する店舗抽出ステップと、
    前記ユーザの現在位置を取得すると共に、前記現在位置から前記店舗抽出ステップの抽出により対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、前記対象とされた店舗から前記場所設定ステップが設定した前記食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得ステップと、
    前記対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得ステップと、
    前記対象とされた店舗について、前記第1移動時間と前記調理待ち時間のうち値が大きい方と前記第2移動時間との合計時間を、前記ユーザが前記食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算ステップと、
    前記時間計算ステップが計算した前記食事開始可能時間を前記ユーザに対して提示させる制御を行う提示制御ステップと、を情報処理装置が実行する
    情報処理方法。
  9. 情報処理装置が読み取り可能なプログラムであって、
    ユーザの食事場所を設定する場所設定機能と、
    前記場所設定機能が設定した前記食事場所に対する距離の近さに基づき1又は複数の店舗を対象の店舗として抽出する店舗抽出機能と、
    前記ユーザの現在位置を取得すると共に、前記現在位置から前記店舗抽出機能の抽出により対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、前記対象とされた店舗から前記場所設定機能が設定した前記食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得機能と、
    前記対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得機能と、
    前記対象とされた店舗について、前記第1移動時間と前記調理待ち時間のうち値が大きい方と前記第2移動時間との合計時間を、前記ユーザが前記食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算機能と、
    前記時間計算機能が計算した前記食事開始可能時間を前記ユーザに対して提示させる制御を行う提示制御機能と、を実現する処理を前記情報処理装置に実行させる
    プログラム。
  10. 情報処理装置が読み取り可能なプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    ユーザの食事場所を設定する場所設定機能と、
    前記場所設定機能が設定した前記食事場所に対する距離の近さに基づき1又は複数の店舗を対象の店舗として抽出する店舗抽出機能と、
    前記ユーザの現在位置を取得すると共に、前記現在位置から前記店舗抽出機能の抽出により対象とされた店舗までの移動時間を第1移動時間、前記対象とされた店舗から前記場所設定機能が設定した前記食事場所までの移動時間を第2移動時間としてそれぞれ取得する移動時間取得機能と、
    前記対象とされた店舗の調理待ち時間を取得する待ち時間取得機能と、
    前記対象とされた店舗について、前記第1移動時間と前記調理待ち時間のうち値が大きい方と前記第2移動時間との合計時間を、前記ユーザが前記食事場所に到達して食事を開始可能となるまでの食事開始可能時間として計算する時間計算機能と、
    前記時間計算機能が計算した前記食事開始可能時間を前記ユーザに対して提示させる制御を行う提示制御機能と、を実現する処理を前記情報処理装置に実行させるプログラムを記憶した
    記憶媒体。
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