JP6320257B2 - 収納ケース - Google Patents

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Description

本発明は、車両に設置される、緩衝材に包まれた物品を収納するための収納ケースに関する。
従来、車両に設置される、物品を収納するための収納ケースが知られている。例えば、特許文献1に記載されている収納ケースは、車内に設けられたシートの着座部の下に配置され、着座部を移動させることで露出するようになっている。
特開平7−52715号公報
このような収納ケースでは、車両が振動したときに、物品が収納ケース内で動くと、物品が破損したり異音が発生したりするおそれがあった。
そこで、本発明は、収納された物品が動くのを抑えることができる収納ケースを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の収納ケースは、車両に設置される、緩衝材に包まれた物品を収納するための収納ケースであって、内面に、前記物品側へ突出する複数の凸部を有し、前記緩衝材が前記凸部に押し付けられた状態で前記物品が収納されるように構成されたことを特徴とする。
このような構成によれば、凸部が緩衝材に食い込むので、物品が収納ケース内で動くのを抑えることができる。また、凸部の部分だけ緩衝材を撓ませればよく、緩衝材から収納ケースにかかる力が抑えられる。これにより、収納ケースの変形を抑えることができる。
前記した収納ケースにおいて、前記複数の凸部は、複数のリブとして形成されていてもよい。
これによれば、例えば凸部がボスとして形成されている場合に比べて、凸部が緩衝材に線状に食い込むので、緩衝材が傷むのを抑えることができる。
前記した収納ケースにおいて、前記複数のリブは、第1の方向に沿って延びる第1リブと、前記第1リブが設けられた壁に設けられ、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延びる第2リブとを含んでいてもよい。
これによれば、第1リブによって物品が第2の方向に動くのを抑えることができるとともに、第2リブによって物品が第1の方向に動くのも抑えることができる。
前記した収納ケースにおいて、前記リブは、当該リブが設けられている壁の厚みより薄くてもよい。
これによれば、緩衝材がリブによって撓む面積を少なくすることができる。これにより、緩衝材から収納ケースの壁にかかる力をより抑え、収納ケースが変形するのを抑えることができる。
前記した収納ケースは、前記物品の下に配置される底壁を有し、上方に開口した箱状のケース本体を備え、前記複数のリブの少なくとも一部は、前記底壁に設けられていてもよい。
これによれば、物品の自重を利用して、緩衝材をリブに押し付けることができる。
前記したケース本体を備える収納ケースにおいて、前記物品は、少なくとも一部が円筒状の外周面を有し、前記複数のリブは、前記底壁のうち前記外周面の最も下方に位置する部分を挟んで互いに離れた位置に設けられた二つの第3リブを含み、前記二つの第3リブの先端は、前記ケース本体の当該二つの第3リブの間の部分よりも前記外周面の近くに設けられていてもよい。
これによれば、二つの第3リブにより物品が支持されることで、物品が収納ケース内で転がるのを抑えることができる。
前記したケース本体を備える収納ケースにおいて、前記ケース本体は、前記底壁上に二つの物品を並べて収納可能に形成され、前記底壁は、前記二つの物品の間の位置から立ち上がる仕切りを有し、前記複数のリブの一部は、前記仕切りに繋がっていてもよい。
これによれば、仕切りに繋がったリブにおいては、緩衝材等から力が加わっても変形しにくくなる。
前記した収納ケースにおいて、前記仕切りは、前記二つの物品が並ぶ方向に対して直交する方向に並ぶ複数の突出部からなり、前記底壁は、隣り合う二つの突出部を繋ぐように延びる補強リブを有し、前記リブの前記底壁からの突出量は、前記補強リブの前記底壁からの突出量よりも小さくてもよい。
これによれば、リブの高さが抑えられるので、リブで緩衝材をつぶしすぎない。
前記した二つの物品が並べて収納できる収納ケースにおいて、前記底壁には、貫通孔が形成されていてもよい。
これによれば、収納ケース内に水滴等の異物が侵入しても、この異物を貫通孔から排出することができる。
前記した貫通孔を有する収納ケースにおいて、前記複数のリブは、前記貫通孔を囲っていることが望ましい。
これによれば、貫通孔を設けたことによる収納ケースの壁の強度の低下を抑えることができる。また、緩衝材が貫通孔を塞ぐのを抑えることができる。
前記した貫通孔を有する収納ケースにおいて、前記貫通孔は、各前記物品の下に設けられていることが望ましい。
これによれば、収納ケース内に侵入した異物をより確実に排出することができる。
本発明によれば、凸部が緩衝材に食い込むので、物品が収納ケース内で動くのを抑えることができる。また、凸部の部分だけ緩衝材を撓ませればよく、緩衝材から収納ケースにかかる力が抑えられる。これにより、収納ケースの変形を抑えることができる。
また、本発明によれば、凸部が緩衝材に線状に食い込むので、緩衝材が傷むのを抑えることができる。
また、本発明によれば、第1リブによって物品が第2の方向に動くのを抑えることができるとともに、第2リブによって物品が第1の方向に動くのも抑えることができる。
また、本発明によれば、緩衝材がリブによって撓む面積を少なくすることができる。これにより、緩衝材から収納ケースの壁にかかる力をより抑え、収納ケースが変形するのを抑えることができる。
また、本発明によれば、物品の自重を利用して、緩衝材をリブに押し付けることができる。
また、本発明によれば、二つの第3リブにより物品が支持されることで、物品が収納ケース内で転がるのを抑えることができる。
また、本発明によれば、仕切りに繋がったリブにおいては、緩衝材等から力が加わっても変形しにくくなる。
また、本発明によれば、リブの高さが抑えられるので、リブで緩衝材をつぶしすぎない。
また、本発明によれば、収納ケース内に水滴等の異物が侵入しても、この異物を貫通孔から排出することができる。
また、本発明によれば、貫通孔を設けたことによる収納ケースの壁の強度の低下を抑えることができる。また、緩衝材が貫通孔を塞ぐのを抑えることができる。
また、本発明によれば、収納ケース内に侵入した異物をより確実に排出することができる。
本発明の一実施形態に係る収納ケースが取り付けられた車両用シートを示す図である。 ロアレール、ベース部および収納ケースを示す分解斜視図である。 収納ケースのケース本体を示す斜視図である。 収納ケースのケース本体を示す平面図である。 図4のI−I断面図である。 図4のII−II断面図である。 ケース本体の第1係止部を示す斜視図(a)と、断面図(b)である。 ケース本体の第2係止部を示す斜視図(a)と、断面図(b)と、左側移動抑制部を示す斜視図(c)である。 蓋の下面を示す斜視図(a)と、蓋の後端部を示す部分断面図(b)である。 ケース本体に蓋に取り付けた状態の収納ケースを示す後側から見た斜視図(a)と、前側から見た斜視図(b)である。 収納ケースの車両用シートへの取り付け方を示す説明する図であって、ケース本体の第1係止部を第1連結パイプに係合させた状態を示す図(a)と、ケース本体の第2係止部を第2連結パイプに係合させて蓋を取り付けた状態を示す図(b)である。 一対のレール支持部材の間に配置されたケース本体を示す図である。 第2連結パイプに係止された第2係止部を示す断面図(a)と、ロックされた状態のロック部およびロック解除部を示す断面図(b)と、ロックを解除した状態のロック部およびロック解除部を示す断面部(c)である。 収納ケースに収納されたコンプレッサを示す断面図(a)と、収納ケースに収納されたパンク修理材を示す図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について適宜図面を参照しながら説明する。なお、本発明において、前後、左右および上下は、シートに座る人を基準とする。
図1に示すように、シートの一例である自動車の運転席や助手席などに使用される車両用シートSは、乗員が着座する着座部を構成するシートクッションS1と、乗員の上体を支持するシートバックS2と、乗員の頭部を支持可能なヘッドレストS3とを備えている。また、車両用シートSは、シートクッションS1の下に設けられるスライド機構SLと、スライド機構SLを支持するベース部10とを備えている。また、シートクッションS1の下には、収納ケースBが設置されている。
スライド機構SLは、前後方向に延びる左右一対のロアレールSL1(図2参照)と、シートクッションS1に固定され、各ロアレールSL1に係合する一対のアッパーレールSL2とを主に備えている。これにより、アッパーレールSL2がロアレールSL1に対して前後にスライド移動することで、シートクッションS1が前後にスライド移動可能となっている。
ベース部10は、図2に示すように、各ロアレールSL1に対応して設けられる左右一対のレール支持部材11と、複数のブラケット12と、一対のレール支持部材11に架設された第1連結部材13および第2連結部材14とを主に有している。
レール支持部材11は、下方に開口するU字状に折れ曲がった板金からなる。そして、レール支持部材11は、前部と後部が、ブラケット12によって車体のフロアFに固定されている。レール支持部材11は、上部にロアレールSL1が固定され、ロアレールSL1を支持している。
第1連結部材13と第2連結部材14は、金属からなる左右方向に長い棒状の部材であり、前後方向で並んで配置されている。第1連結部材13は、左右の端部が一対のレール支持部材11の前端部に固定されている。第2連結部材14は、第1連結部材13と前後右方向に離れた位置、具体的には、第1連結部材13の後方に配置され、左右の端部が一対のレール支持部材11の中間部に固定されている。
収納ケースBは、緩衝材に包まれた物品、例えば、タイヤがパンクしたときに使用するパンク修理キットを収納する樹脂製のケースである。収納ケースBは、一対のレール支持部材11の間に取り付けられている。そして、収納ケースBは、ケース本体100と、ケース本体100に取り付けられる蓋200とを備えている。
図3および図4に示すように、ケース本体100は、上部に開口101を有する箱状に形成されている。ケース本体100は、二つの物品、例えば、コンプレッサ3とパンク修理材4が収納される第1収納部110と、第1収納部110の後側に設けられ、複数の工具5が収納される第2収納部120とを有している。
第1収納部110は、コンプレッサ3とパンク修理材4を左右に並べて収納可能に形成されている。第1収納部110は、コンプレッサ3とパンク修理材4の下に配置される底壁111を有している。また、第1収納部110は、底壁111の前端部から上方に延びる前壁112と、底壁111の左端部から上方に延びる第1左壁113と、底壁111の右端部から上方に延びる第1右壁114とを有している。そして、第1収納部110は、内面に、コンプレッサ3やパンク修理材4側へ突出する複数の凸部の一例としての本体側凸部130を有している。
底壁111は、その上に配置されるコンプレッサ3とパンク修理材4の形状に合った形に形成されている。
具体的に、コンプレッサ3は、矩形の箱形状を有している。パンク修理材4は、円筒状のボトル41と、ボトル41の栓となるキャップ42と、キャップ42に設けられたホース43とを有している。パンク修理材4のボトル41は、円筒状の外周面を有している。
底壁111の突出部115より左側の部分は、コンプレッサ3が配置されるコンプレッサ載置部111Aとなっており、平板状に形成されている。底壁111の突出部115より右側の部分は、パンク修理材4が載置される部分となっており、ボトル載置部111Bと、ボトル載置部111Bの後側に設けられたキャップ載置部111Cと、キャップ載置部111Cの左側かつコンプレッサ載置部111Aの後側に設けられたホース載置部111Dとを有している。
ボトル載置部111Bは、コンプレッサ載置部111Aよりも下側に凹んでおり、ボトル41の外周面に沿った円弧断面形状を有している。また、ボトル載置部111Bの内面と第1右壁114の内面、および、ボトル載置部111Bの内面と突出部115の右側の面(図8(a)参照)とは、ボトル41の外周面に沿ってなだらかに繋がっている。キャップ載置部111Cとホース載置部111Dは、ボトル載置部111Bよりも高い位置に設けられている。
そして、底壁111は、前後一対の突出部115と、補強リブ116と、2つの貫通孔117とを有している。
一対の突出部115は、底壁111のコンプレッサ3とパンク修理材4の間の位置から立ち上がる突起である。一対の突出部115は、コンプレッサ3を収納するスペースとパンク修理材4を収納するスペースとに第1収納部110内を仕切る仕切りとして機能している。
補強リブ116は、左右方向において一対の突出部115と同じ位置に設けられている。補強リブ116は、二つの突出部115の間および二つの突出部115の前後方向外側の位置において前後方向に延びている。二つの突出部115の間に設けられた補強リブ116は、隣り合う二つの突出部115を繋ぐように延びている。また、突出部115の前側に設けられた補強リブ116は、突出部115と前壁112を繋ぐように延び、さらに前壁112上を上下に延びている。突出部115の後側に設けられた補強リブ116は、突出部115からホース載置部111Dまで延びている。
貫通孔117は、コンプレッサ載置部111Aと、ボトル載置部111Bの底部分(最も下方に配置された部分)とにそれぞれ設けられている。これにより、収納ケースB内に水滴等の異物が侵入しても、貫通孔117から排出することが可能になっている。
複数の本体側凸部130は、複数のリブとして形成されている。具体的に、複数の本体側凸部130は、底壁111上を第1の方向の一例としての前後方向に延びる複数の第1リブの一例としての本体側第1リブ131と、底壁111上を前後方向と交差する第2の方向の一例としての左右方向に延びる複数の第2リブの一例としての本体側第2リブ132とを含み、格子状に設けられている。このように複数の本体側凸部130を設けることで、ケース本体100の剛性を向上させることができる。
各本体側第1リブ131は、底壁111の前後端から上方に延びる壁(前壁112および底壁111の後端から上方へ延びる壁)の上部まで連続して設けられ、当該壁上を上下方向に延びている。このように本体側第1リブ131を設けることで、この本体側第1リブ131が設けられた底壁111から上方に延びる壁の剛性が高くなるとともに、壁が前後に倒れるのを抑制することが可能になっている。
各本体側第1リブ131の上下方向に延びる部分の上端は、上方に向かうにつれて次第に高さ(壁からの突出高さ)が低くなるように形成されている。これにより、物品をケース本体100に収納する際に、本体側第1リブ131が物品に引っかかるのを抑え、物品をスムーズにケース本体100内に載置することができるようになっている。
なお、ボトル載置部111B上においては、ボトル載置部111Bの最も下方に位置する部分を挟んで互いに左右に離れた位置に、本体側第1リブ131がそれぞれ設けられている(図5参照)。
コンプレッサ載置部111A上に設けられた本体側第2リブ132は、左端が第1左壁113または他の本体側第1リブ131に繋がり、右端が本体側第1リブ131、補強リブ116または突出部115に繋がっている。これにより、本体側第2リブ132が前後に倒れるのを抑えることができる。なお、第1左壁113に繋がる本体側第2リブ132は、第1左壁113の上部まで第1左壁113上を上下方向に延びている(図8(a)参照)。また、突出部115に繋がる本体側第2リブ132は、突出部115の上端まで突出部115上を上下方向に延びている。
ボトル載置部111Bに設けられた本体側第2リブ132は、第1右壁114の上部からボトル載置部111B上を通って突出部115または補強リブ116まで延び、突出部115または補強リブ116に繋がっている。このように本体側第2リブ132を設けることで、本体側第2リブ132が前後に倒れるのを抑えることができる。突出部115に繋がっている本体側第2リブ132は、突出部115上を突出部115の上端まで上下方向に延びている。
各本体側第2リブ132の上下方向に延びる部分の上端は、上方に向かうにつれて次第に高さが低くなるように形成されている。これにより、物品をケース本体100に収納する際に、本体側第1リブ131が物品に引っかかるのを抑え、物品をスムーズにケース本体100内に載置することができるようになっている。
図5に示すように、ボトル載置部111Bに設けられた本体側第2リブ132は、二つの本体側第1リブ131よりも左右方向外側の部分が、本体側第1リブ131と同じ高さの第3リブの一例としての支持リブ132Aとなっており、二つの本体側第1リブ131の間の部分が、本体側第1リブ131よりも低い連結リブ132Bとなっている。つまり、ボトル載置部111Bのうちパンク修理材4のボトル41の外周面の最も下方に位置する部分を挟んで互いに離れた位置に設けられた二つの支持リブ132Aの先端は、二つの支持リブ132Aの間に設けられた連結リブ132Bよりもボトル41の外周面の近くに設けられている。
また、支持リブ132Aは、ボトル載置部111Bからの突出量が一定になっており、先端面がボトル41の外周面に沿う曲率で形成されている。
図4に示すように、貫通孔117の前後および左右の位置には、本体側第1リブ131と本体側第2リブ132が設けられている。この貫通孔117の周りに設けられた本体側第1リブ131と本体側第2リブ132は、貫通孔117を囲っている。これにより、貫通孔117を設けたことによる底壁111の強度の低下を抑えることが可能となっている。
そして、図6に示すように、本体側第2リブ132の底壁111からの突出量は、補強リブ116の底壁111からの突出量よりも小さくなっている。なお、本体側第1リブ131は、図示は省略するが、底壁111からの突出量が第2リブの底壁111からの突出量と略同じになっており、補強リブ116の底壁111からの突出量よりも小さくなっている。
また、本体側第1リブ131と本体側第2リブ132は、当該リブが設けられている壁、つまり、底壁111の厚みより薄くなっている(図5も参照)。
図3および図4に示すように、第2収納部120は、第1収納部110の後側と第1収納部110の後部の右側に配置される部分を有している。つまり、第2収納部120の左右方向の幅は、第1収納部110の左右方向の幅である第1の幅よりも大きい第2の幅となっており、右端部が第1収納部110よりも左右方向外側に突出している。
第2収納部120は、工具5が載置される工具載置部121と、第1収納部110の第1右壁114よりも左右方向外側に設けられた第2右壁123と、第2右壁123と第1右壁114を繋ぐ連結壁122と、第2右壁123と繋がる後壁124を有しケース本体100の後端縁を構成する第2係止部150と、工具載置部121よりも左側に設けられた上壁125とを主に有している。
工具載置部121は、キャップ載置部111Cの右側とキャップ載置部111Cおよびホース載置部111Dの後側に設けられ、略L字形状に形成されている。この工具載置部121は、第2収納部120の底となる部分であり、第1収納部110の底壁111よりも一段高い位置に設けられている。
上壁125は、第1収納部110の第1左壁113の上端よりも低く、工具載置部121よりも高い位置に設けられた水平方向に延びる壁であり、第1左壁113と第2係止部150に繋がっている。このような上壁125が設けられることで、上壁125と工具載置部121の間に、工具載置部121上の工具5が挿通される左右に貫通した工具挿入口126が形成されている。
また、上壁125は、第1収納部110の第1左壁113よりも左右方向外側へ突出して下方に延びる第2左壁127を有している。この第2左壁127は、下端が左右に移動するように撓むことできるように形成されている。
次に、ケース本体100に設けられた、ケース本体100を車両用シートSに取り付けるための構成について説明する。
図7(a),(b)に示すように、ケース本体100は、前部に第1連結部材13に係止される第1係止部140を有している。
第1係止部140は、前壁112と、前壁112の上端から前方へ延出する第1上壁部141と、前壁112の第1上壁部141よりも下側の部分から前方へ延出する下壁部142とを有している。
第1上壁部141は、前壁112の上端の全体にわたって設けられている。
下壁部142は、第1上壁部141よりも左右の幅が狭く、左右方向に離れて二つ設けられている。
そして、下壁部142の上面には、前後方向に延びる下側リブ143が複数設けられている。また、前壁112と第1上壁部141の間の隅部には、この隅部から前壁112と第1上壁部141を繋ぐように突出する上側リブ144が設けられている。上側リブ144は、図示は省略するが、左右方向に複数並んで設けられている。複数の下側リブ143の一部は、下壁部142の左右の両端部に配置されている。
そして、第1上壁部141は、下壁部142の上に配置される部分に、前後方向に貫通する挿通孔145を有している。これにより、第1上壁部141のうち下壁部142と対向する部分141Aは、他部よりも撓み変形しやすくなっている。なお、挿通孔145の内周面には、前後方向に延びる複数の内側リブ145Aが設けられている。
なお、本実施形態においては、第1上壁部141と下壁部142の間隔は、前後方向において略一定になっているが、第1上壁部141と下壁部142の間隔は、前方に向かうほど、すなわち、下壁部142の先端部に近づくほど、狭くなっていてもよい。このように構成すれば、第1係止部140に係合した第1連結部材13が、第1係止部140から外れにくくなる。
図8(a)〜(c)に示すように、ケース本体100は、後部に、第2連結部材14に係止される第2係止部150と、右側移動抑制部170と、左側移動抑制部180とを有している。
図8(a),(b)に示すように、第2係止部150は、第2収納部120の後壁124と、後壁124の上端から後方に延出する第2上壁部152と、第2上壁部152から下方に延びる対向壁部153とを有している。
対向壁部153は、左右方向で離れた二か所に、下端から上方へ凹むように形成された切欠部154を有している。
そして、後壁124は、切欠部154に対応する位置に、後方へ突出した接触部155を有している。接触部155は、後面に、上下方向に延びる前側リブ156を有している。この前側リブ156は、図示は省略するが、左右に複数並んで設けられている。また、接触部155の下端は、第2収納部120の工具載置部121から離間しており、接触部155の下側には、開口部124Aが形成されている。
また、第2上壁部152には、二つの切欠部154の間の部分を切り起こすようにして形成されたロック部160が設けられている。ロック部160は、対向壁部153の上端から前側へ延びて、先端が上下動するように撓むように設けられている。
図8(a)に示すように、右側移動抑制部170は、第2収納部120の第2右壁123に設けられ、第2右壁123よりも左右方向外側に突出している。右側移動抑制部170は、第2右壁123と一体に形成されている。そして、右側移動抑制部170は、左右方向外側を向く表面に、上下に延びる複数の接触リブ171を有している。
図8(c)に示すように、左側移動抑制部180は、第2収納部120の第2左壁127に設けられ、第2左壁127よりも左右方向外側に突出している。左側移動抑制部180は、第2左壁127と一体に形成されている。また、左側移動抑制部180は、左右方向外側を向く表面に、上下に延びる複数の接触リブ181を有している。
そして、右側移動抑制部170と左側移動抑制部180は、図8(a),(c)に示すように、ケース本体100の上面を構成する第1左壁113の上端や第1右壁114の上端よりも低い位置に設けられている。また、右側移動抑制部170の接触リブ171の先端から左側移動抑制部180の接触リブ171の先端までの距離は、一対のレール支持部材11の間隔よりも僅かに大きくなっている。
蓋200は、図9(a)に示すように、平板状の蓋本体210と、蓋本体210の後端から下方に延びる第1延出壁部214(図9(b)も参照)と、第1延出壁部214の下端に設けられた一対の係止片240と、蓋本体210の前端に設けられた一対の延出部250とを有している。また、蓋200は、後部に、ロック解除部230を有している。
蓋本体210は、左右の端部がケース本体100の第1左壁113と第1右壁114に重なるような大きさで形成されている(図10(a)参照)。
蓋本体210は、下面に、押さえ部221と、一対のガイド溝211を有している。また、蓋本体210の下面には、複数の凸部としての複数の蓋側第1リブ212と、複数の蓋側第2リブ213が、格子状に設けられている。
押さえ部221は、蓋200をケース本体100に取り付けたときに、工具載置部121の上に配置される部分に設けられている。押さえ部221は、蓋本体210の下面から下方に突出し、工具載置部121上に載置された工具5を押さえるように形成されている。この押さえ部221の裏側(上面側)は、凹んだ形状となっている。つまり、蓋本体210の上面の後部には、第1凹部220が設けられている(図10(a)参照)。
ガイド溝211は、蓋本体210の左右両側に設けられている。各ガイド溝211は、上方へ凹むように形成され、前後方向に延びている。
蓋側第1リブ212は、前後方向に延びる第1リブの一例であり、蓋本体210の下面から下側、すなわち、ケース本体100に収納された物品側へ突出している。蓋側第2リブ213は、左右方向に延びる第2リブの一例であり、蓋本体210の下面から下側に突出している。各蓋側第1リブ212と蓋側第2リブ213は、これらのリブ212,213が設けられている壁、すなわち、蓋本体210の厚みより薄くなっている(図14参照)。
一対の係止片240は、ケース本体100の第2係止部150の切欠部154に対応する位置に設けられている。図9(b)に示すように、各係止片240は、第1延出壁部214の下端部から前側へ延びる第2延出壁部241と、第2延出壁部241の前端に設けられたフック部242とを有している。
各延出部250は、図9(a)に示すように、平板状に形成されている。この延出部250は、ケース本体100の挿通孔145に対応する位置に設けられている。
このように形成された蓋200は、図10(a),(b)に示すように、ケース本体100に取り付けられた状態では、蓋本体210がケース本体100の開口101を覆っている。また、第1延出壁部214は、ケース本体100の対向壁部153の外側を通って下方に延びている(図13(a)参照)。そして、ガイド溝211がケース本体100の第1左壁113の上端と第1右壁114の上端に係合している。また、延出部250は、ケース本体100の挿通孔145内に配置されている。このように延出部250が配置されることで、蓋200がケース本体100から外れるのを抑えるとともに、第1上壁部141の下壁部142に対向する部分141Aが大きく撓むのを抑えることができるようになっている。
そして、収納ケースBは、蓋200をケース本体100に取り付けた状態で、内部に収納されている緩衝材に包まれた物品が、緩衝材がケース本体100の本体側凸部130や蓋200の蓋側第1リブ212および蓋側第2リブ213に押し付けられるような寸法で形成されている。
ロック解除部230は、ケース本体100に取り付けられた状態で、ロック部160の上に重なる位置に設けられている。ロック解除部230は、図10(a)に示すように、第1凹部220の後側に形成された第2凹部200Aに設けられている。第2凹部200Aは、蓋本体210と第1延出壁部214の角部に設けられており、蓋本体210の上面から下方に延びるロック係合壁233を有している。
ロック解除部230は、第1延出壁部214から上方に延びた後、前方(ロック係合壁233側)へ延びる可撓部231と、可撓部231の前端から上方に延びる操作部232と、可撓部231の前端から下方に突出する押圧部234(図13(b)参照)とを有している。可撓部231は、前端部が上下に移動するように撓むことができるように形成され、操作部232を前方へ倒すことで、押圧部234が下方に移動するようになっている。なお、押圧部234は、蓋200がケース本体100に取り付けられた状態で、ロック部160の前端部の上に配置されている(図13(b)参照)。
以上のように構成された収納ケースBの車両用シートSへの取り付け方について説明する。
収納ケースBを取り付ける際には、まず、シートクッションS1を前方へスライドさせて、図2に示すように、一対のレール支持部材11の間の空間を露出させる。このように、収納ケースBを取り付けるスペースを露出させて収納ケースの取り付けを行うことができるので、収納ケースの取付作業がしやすい。
そして、図11(a)に示すように、ケース本体100を一対のレール支持部材11の間に後側上方から挿し込む。このとき、図12に示すように、ケース本体100の右側移動抑制部170の接触リブ171の先端から左側移動抑制部180の接触リブ171の先端までの幅が、一対のレール支持部材11の幅よりも僅かに大きくなっているので、左側移動抑制部180が設けられている第2左壁127が撓んだ状態でケース本体100が一対のレール支持部材11の間に挿し込まれる。なお、レール支持部材11には、右側移動抑制部170の接触リブ171と左側移動抑制部180の接触リブ181が接触するので、接触リブ171,181が設けられておらず、右側移動抑制部170の全体および左側移動抑制部180の全体がレール支持部材11に接触する場合に比べて、レール支持部材11に接触する部分の面積を小さくすることができる。これにより、ケース本体100を一対のレール支持部材11の間にスムーズに挿し込むことができる。
そして、図11(a)に示すように、第1係止部140を第1連結部材13に係合させる。具体的には、第1係止部140の第1上壁部141と下壁部142の間に第1連結部材13を挿し込み、第1連結部材13を前壁112に当接させる。このとき、第1上壁部141のうち下壁部142と対向する部分141Aが撓むので、第1上壁部141と下壁部142の間隔が広がり、第1連結部材13を第1上壁部141と下壁部142の間にスムーズに挿し込むことができる。また、下壁部142の上面に複数の下側リブ143が設けられているので、下壁部142のうち下側リブ143に第1連結部材13が接触する。そのため、第1係止部140の第1連結部材13に接触する部分の面積を小さくすることができるので、第1連結部材13をスムーズに第1係止部140に挿し込むことができる。
次に、ケース本体100の後部を下に降ろし、図11(b)に示すように、第2係止部150を第2連結部材14に係合させる。具体的には、第2係止部150の後壁124と対向壁部153の間に第2連結部材14を挿し込み、第2上壁部152に第2連結部材14を当接させる。このとき、対向壁部153が撓むので、後壁124と対向壁部153の間隔が広がり、第2連結部材14を後壁124と対向壁部153の間にスムーズに挿し込むことができる。また、第2連結部材14は、接触部155に前側リブ156が設けられているので、後壁124のうち前側リブ156が第2連結部材14に接触する。これにより、第2係止部150の第2係止部150に接触する部分の面積を小さくすることができるので、第2連結部材14をスムーズに第2係止部150に挿し込むことができる。
このように第1係止部140と第2係止部150を第1連結部材13と第2連結部材14に係合させると、ケース本体100が、第1連結部材13と第2連結部材14に支持される。
この状態で、第1係止部140の第1上壁部141は第1連結部材13の上側に配置され、下壁部142は第1連結部材13の下側に配置される。そして、第1上壁部141のうち下壁部142と対向する部分141Aが撓んで、所定の弾性復元力で、下壁部142との間で第1連結部材13を上下方向で挟んでいる。また、第2係止部150の後壁124は第2連結部材14の前側に配置され、対向壁部153は第2連結部材14の後側に配置されている。そして、対向壁部153が撓んで、所定の弾性復元力で、後壁124との間で第2連結部材14を前後方向で挟んでいる。
このように第1係止部140が第1連結部材13を挟む方向と、第2係止部150が第2連結部材14を挟む方向とを異なる方向にすることで、ケース本体100を車両用シートSに取り付けやすい。また、車両が振動したときに、どの方向に振動しても、第1係止部140と第2係止部150のいずれかが第1連結部材13または第2連結部材14に引っかかって移動を規制するので、ケース本体100が第1連結部材13と第2連結部材14から外れにくい。
そして、第1係止部140においては、下壁部142に設けられた複数の下側リブ143の一部が、下壁部142の左右の両端部に設けられているので、第1係止部140がより広い範囲で第1連結部材13を挟むことができる。
また、図12に示すように、ケース本体100は、右側移動抑制部170と左側移動抑制部180が一対のレール支持部材11に当接している。これにより、ケース本体100が左右に動くのを抑えることができる。
なお、ケース本体100のレール支持部材11に対向する第2右壁や第2左壁から突出した右側移動抑制部170と左側移動抑制部180のみがレール支持部材11に当接するので、ケース本体100の側面全体がレール支持部材11に接触する構成に比べて、ケース本体100を一対のレール支持部材11の間に挿し込みやすい。
そして、右側移動抑制部170と左側移動抑制部180は、第1収納部110ではなく、第1収納部110よりも左右方向の幅が広い第2収納部120に設けられているので、右側移動抑制部170と左側移動抑制部180の突出量を小さくすることができる。
また、第2左壁127が撓んだ状態になっているので、この第2左壁127に設けられた左側移動抑制部180が、レール支持部材11に押し付けられている(弾性的に接触している)。これにより、ケース本体100の寸法誤差を吸収して、右側移動抑制部170と左側移動抑制部180をレール支持部材11に当接させることができる。
そして、右側移動抑制部170と左側移動抑制部180は、ケース本体100の上面を構成する第1左壁113の上端や第1右壁114の上端よりも低い位置に設けられているので、右側移動抑制部と左側移動抑制部がケース本体の上部に設けられている場合に比べて、一対のレール支持部材11の間で安定して保持される。
ケース本体100を車両用シートSに取り付けた後は、ケース本体100に、コンプレッサ3、パンク修理材4および工具5を緩衝材に包んで収納し、図11(b)に示すように、蓋200を取り付ける。
蓋200をケース本体100に取り付けるときには、ガイド溝211をケース本体100の第1左壁113の上端と第1右壁114の上端に係合させて、ケース本体100に対して前方へスライド移動させ、開口101を閉じる。
このとき、図13(a)に示すように、蓋200の係止片240のフック部242を第2係止部150の開口部124Aに挿入し、開口部124Aの縁に引っ掛ける。これにより、第2連結部材14の下側に第2延出壁部241が配置されるので、車両の振動によりケース本体100が上方に動いても、第2連結部材14に第2延出壁部241が引っかかるので、第2係止部150から第2連結部材14が外れるのを抑えることができる。
そして、蓋200がケース本体100に取り付けられると、図13(b)に示すように、ロック部160の先端が、蓋200のロック係合壁233と対向する。これにより、蓋200を後方へスライドさせようとしたときに、ロック係合壁233にロック部160が引っかかるロック状態となるので、蓋200がケース本体100から不必要に外れるのを抑制することができる。
蓋200をケース本体100に取り付けると、図14(a),(b)に示すように、緩衝材3Aに包まれたコンプレッサ3や緩衝材4Aに包まれたパンク修理材4のボトル41が蓋200と底壁111に挟まれる。これにより、緩衝材3A,4Aにケース本体100の本体側第1リブ131と本体側第2リブ132、および、蓋200の蓋側第1リブ212と蓋側第2リブ213(図示省略)が食い込む。このように、複数のリブ131,132,212,213が緩衝材3A,4Aに食い込むことで、コンプレッサ3やパンク修理材4が収納ケースB内で動くのを抑えることができる。
また、本体側凸部130が底壁111に設けられているので、コンプレッサ3とパンク修理材4の重みでも緩衝材3A,4Aを本体側凸部130に押し付けることができる。
また、本体側第1リブ131と本体側第2リブ132、および、蓋側第1リブ212と蓋側第2リブ213がそれぞれ交差するように延びているので、コンプレッサ3やパンク修理材4が前後左右に動くのを抑えることができる。
また、本体側凸部130や蓋側第1リブ212、蓋側第2リブ213が緩衝材3A,4Aに食い込むように設けても、本体側凸部130や蓋側第1リブ212、蓋側第2リブ213の部分だけ緩衝材3A,4Aが撓むので、緩衝材3A,4Aからケース本体100と蓋200にかかる力を抑えることができる。これにより、ケース本体100と蓋200が変形するのを抑えることができる。
本体側凸部130をリブとして形成することにより、本体側凸部130が緩衝材3A,4Aに線状に食い込むので、コンプレッサ3やパンク修理材4が傷むのを抑えることができる。
なお、本体側第1リブ131と本体側第2リブ132は、底壁111の厚みよりも薄く、蓋側第1リブ212と蓋側第2リブ213は、蓋本体210の厚みよりも薄いので、緩衝材3A,4Aのリブ131,132,212,213に押される面積を極力少なくすることができる。
また、図14(b)に示すように、ボトル載置部111Bに設けられた本体側第2リブ132のうち一対の支持リブ132Aは、その間に配置される連結リブ132Bよりも先端がボトル41の外周面に近い位置に設けられているので、緩衝材3Aにより食い込むとともに、この一対の支持リブ132Aでボトル41を支持する。これにより、ボトル41が収納ケースB内で転がるのを抑えることができる。
蓋200をケース本体100から取り外すときには、図13(c)に示すように、第1凹部220の縁とロック解除部230の操作部232に指をかけて操作部232を前方に倒す。これにより、可撓部231が撓んで、押圧部234がロック部160を下に押すので、ロック部160の先端がロック係合壁233から下方にずれて、非ロック状態になる。この状態で蓋200を後側へ引っ張ることで、蓋200がケース本体100に対してスライド移動して、ケース本体100から外れる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、複数の本体側凸部130が複数のリブとして形成されていたが、凸部はこれに限定されず、収納ケースBの内面から突出するボスでもよい。
前記実施形態では、収納ケースBが、緩衝材3A,4Aが本体側凸部130に押し付けられた状態でコンプレッサ3とパンク修理材4が収納されるような寸法で形成されていたが、収納ケースの構成はこれに限定されるものではない。例えば、コンプレッサ3とパンク修理材4の重みによって、緩衝材が本体側凸部130に押し付けられていてもよい。
前記実施形態では、ケース本体100および蓋200の両方に凸部が設けられていたが、凸部は、ケース本体のみ、または、蓋のみに設けられていてもよい。
3 コンプレッサ
3A 緩衝材
4 パンク修理材
4A 緩衝材
5 工具
100 ケース本体
111 底壁
115 突出部
116 補強リブ
117 貫通孔
130 本体側凸部
131 本体側第1リブ
132 本体側第2リブ
132A 支持リブ
132B 連結リブ
145 挿通孔
212 蓋側第1リブ
213 蓋側第2リブ
B 収納ケース
S1 シートクッション

Claims (12)

  1. 車両に設置される、緩衝材に包まれた物品を収納するための収納ケースであって、
    開口を有する箱状のケース本体と、前記ケース本体に取り付けられて前記開口を覆う蓋とを備え、
    前記ケース本体は、内面に、前記物品側へ突出する複数の凸部を有し、
    前記蓋は、内面に、前記物品側へ突出する複数の凸部を有し、
    前記蓋を前記ケース本体に取り付けると、前記物品が、前記ケース本体の底壁と前記蓋とに挟まれ、前記緩衝材に前記ケース本体の複数の凸部と前記蓋の複数の凸部とが食い込んだ状態で前記物品が収納されるように構成されたことを特徴とする収納ケース。
  2. 前記ケース本体の複数の凸部は、複数のリブとして形成されていることを特徴とする請求項1に記載の収納ケース。
  3. 前記複数のリブは、第1の方向に沿って延びる第1リブと、前記第1リブが設けられた
    壁に設けられ、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿って延びる第2リブとを含むこ
    とを特徴とする請求項2に記載の収納ケース。
  4. 前記リブは、当該リブが設けられている壁の厚みより薄いことを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3に記載の収納ケース。
  5. 前記底壁は、物品の下に配置され
    前記ケース本体は、上方に開口し
    前記複数のリブの少なくとも一部は、前記底壁に設けられていることを特徴とする請求
    項2から請求項4のいずれか1項に記載の収納ケース。
  6. 前記物品は、少なくとも一部が円筒状の外周面を有し、
    前記複数のリブは、前記底壁のうち前記外周面の最も下方に位置する部分を挟んで互い
    に離れた位置に設けられた二つの第3リブを含み、
    前記二つの第3リブの先端は、前記ケース本体の当該二つの第3リブの間の部分よりも
    前記外周面の近くに設けられていることを特徴とする請求項5に記載の収納ケース。
  7. 前記ケース本体は、前記底壁上に二つの物品を並べて収納可能に形成され、
    前記底壁は、前記二つの物品の間の位置から立ち上がる仕切りを有し、
    前記複数のリブの一部は、前記仕切りに繋がっていることを特徴とする請求項5または
    請求項6に記載の収納ケース。
  8. 前記仕切りは、前記二つの物品が並ぶ方向に対して直交する方向に並ぶ複数の突出部か
    らなり、
    前記底壁は、隣り合う二つの突出部を繋ぐように延びる補強リブを有し、
    前記リブの前記底壁からの突出量は、前記補強リブの前記底壁からの突出量よりも小さ
    いことを特徴とする請求項7に記載の収納ケース。
  9. 前記底壁には、貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項7または請求項8に記
    載の収納ケース。
  10. 前記複数のリブは、前記貫通孔を囲っていることを特徴とする請求項9に記載の収納ケ
    ース。
  11. 前記貫通孔は、各前記物品の下に設けられていることを特徴とする請求項9または請求
    項10に記載の収納ケース。
  12. 車両に設置される、緩衝材に包まれた物品を収納するための収納ケースであって、
    前記物品の下に配置される底壁を有し、上方に開口した箱状のケース本体を備え、
    前記ケース本体は、内面に、前記物品側へ突出する複数のリブを有し、前記緩衝材が前記リブに押し付けられた状態で前記物品が収納されるように構成され
    前記物品は、少なくとも一部が円筒状の外周面を有し、
    前記複数のリブの少なくとも一部は、前記底壁に設けられ、
    前記複数のリブは、前記底壁のうち前記外周面の最も下方に位置する部分を挟んで互い
    に離れた位置に設けられた二つの第3リブを含み、
    前記二つの第3リブの先端は、前記ケース本体の当該二つの第3リブの間の部分よりも
    前記外周面の近くに設けられていることを特徴とする収納ケース。
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