JP6312240B2 - 型枠パネルの接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート打設後の仕上げを必要とすることなく、そのまま外装材として用いることができ、上下方向に隣り合うパネル同士の接続部分から雨水の侵入を防止し、かつノロの浸み出しをも防止できる型枠パネルの接続構造に関する。
従来、コンクリート構造物を構築するにあたり、外装材や下地材(断熱材)を型枠として用いる兼用型枠が提案され、その多くは、断熱材を型枠として用い、コンクリート硬化後に断熱材表面に仕上げ処理(化粧材の貼付、外装材の敷設)を行っている。
特許文献1には、断熱材6に複合補強材7を一体化した構成の兼用断熱材パネルAを用いてコンクリートを打設する方法が開示されている。
しかし、この特許文献1では、型枠締め付け用金具であるフォームタイ(登録商標)3・セパレータ5等が断熱材6、補強材7を貫通し、補強材7の表面(外側)まで突出しているため、貫通孔からノロ(セメント水)が漏れるという問題があった。また、このノロは、強アルカリであって補強材7の外面を汚損するため、硬化後にノロを拭き取ったり、補強材7の外面を仕上げ材(内装ボード11)で覆う必要があった。さらに、補強材7で兼用型枠を押さえるため、作業を兼用断熱材パネルAの外側から行う必要があり、足場を組むスペースが必要となり、狭小地(隣家との間に十分なスペースが無い等)での構築は難しかった。また、硬化後の化粧仕上げも、狭小地の場合、作業が困難になるという問題もあった。
また、特許文献2は、断熱材2に、仕上げ材となるタイル3が一体化されたセメント系硬質材4を接合した建築物外断熱壁が開示されている。
しかし、この特許文献2では、図示されるように、アンカー部材5のボルトやナット、セパレータの端部などが仕上げ材3の表面に表れるため、意匠的に好ましくなかった。それを解消するためには、前記特許文献1と同様の処理が必要であった。
そこで、本願出願人らは、特許文献3〜5として、接続部分からのノロの流出を防ぐことができる型枠兼用パネルを提案した。
これらの型枠兼用パネルは、縦方向に長い断熱材に外装仕上げ材を沿わせた構成であって、両端の連結部のうち、一方には被重合片を、他方には重合片を設け、隣接する重合片を被重合片に重合させた状態で、棒状部材を断熱材の裏面側から面板部の内側に設けた定着部の螺子部に螺合させて連結するできる。そのため、隣接する型枠兼用パネルを容易に連結することができ、しかもパネル同士の連結部分(定着部)からのノロの漏れ出しをも防止でき、外装仕上げ材を拭き取りする必要が無く、そのまま外装材として用いることができる。
また、面板部の裏面側に空間部を設け、該空間部内に螺子部を有する定着材を取り付けて定着部を形成し、コンクリートの打設空間から棒状部材を伝ってノロが定着部に浸入しても、この空間部にて、面板部の表面への漏れ出しが防止される。
特公平7−6244号公報 特開平11−315601号公報 特開2013−133656号公報 特開2013−19243号公報 特開2013−2204号公報
前述のように、前記特許文献1,2に記載される型枠パネルは、コンクリートの打設後に面倒な処理や仕上げ作業を必要とするものであって、そのまま外装材や内装材等として用いることができないものであった。
また、その接続部分、断面材の突き合わせ部分から、ノロが漏れ出し、前述のように硬化後にノロを拭き取ったり、表層材の外面を仕上げ材で覆う必要があることは、容易に想定されるものであった。
前記特許文献3〜5に記載される型枠兼用パネルでは、左右方向の接続部分やセパレータ等を伝わって染み出るノロを、外装材表面に流出させることなく空間部内で下方へ流下できるが、上下方向における接続については言及されていない。
なお、上下方向に隣接するパネルの接続に際しては、一般的に水切り(接続部材)を配することで外装材表面を流れる雨水が下段の外装材裏面に流入しない方法が採られることが多い。この水切りは、略横Z字状に成形され、一方の端部をパネル内(断熱材内)、他方の端部を下段の外装材表面に位置させることにより、外装材表面を流れ落ちる雨水を、接続部分で下段の外装材裏面に流入することが防がれている。
しかし、前記特許文献3〜5のような型枠兼用パネルにあっては、このような水切りを採用しても、収納空間のノロが水切りによって外装材表面に流れ出て、水切りより下段の外装材表面にノロが付着し、拭き取り作業を行う必要があった。
そこで、本発明は、コンクリート打設後の仕上げを必要とすることなく、そのまま外装材として用いることができ、上下方向に隣り合うパネル同士の接続部分から雨水の侵入を防止し、かつノロの浸み出しをも防止できる型枠パネルの接続構造を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたものであって、裏面材と外装材とからなる型枠パネルを接続部材を介して上下方向に隣接させて一体化させる接続構造にあって、前記外装材は、裏面側に型枠としての間隔保持部材を構成する締着部材の端部が収納可能で、長手方向に連続する収納空間を有し、この外装材の上端及び下端から収納空間に挿入部を形成し、該挿入部に接続部材を配し、上方へ延在する起立部が、上段側のパネルの外装材裏面に位置すると共に、パネル同士の対向部分に挟まれる被挟持部と、該被挟持部から下段側のパネルの外装材表面に位置する表面側垂下部と、外装材裏面側に沿う裏面側垂下部とが延在していることを特徴とする型枠パネルの接続構造に関するものである。
また、本発明は、前記の接続構造において、接続部材の裏面側垂下部を、下段側のパネルの挿入部に位置させることを特徴とする型枠パネルの接続構造をも提案する。
また、本発明は、前記の接続構造において、外装材の収納空間は、裏面材の凹部に配置されることを特徴とする型枠パネルの接続構造をも提案する。
また、本発明は、前記の接続構造において、外装材の収納空間は、外装材の裏面側に突出状に形成されることを特徴とする型枠パネルの接続構造をも提案する。
本発明の型枠パネルの接続構造は、型枠パネルを接続部材を介して上下方向に隣接させて一体化させたものであって、外装面を流下する雨水は、接続部材の存在により下側パネルの外装材の裏面側へ浸入することがない。また、外装材の裏面側や収納空間に至ったノロ(セメント水)は、接続部材の存在により外装材の表面に染み出ることがなく、下段側パネルの収納空間に確実に導くことができる。
したがって、本発明の型枠パネルの接続構造では、コンクリート打設後の仕上げを必要とすることなく、そのまま外装材として用いることができる。即ち外装材の表面にノロが付着することがないので、ノロを拭き取る等の後処理を必要としない。
また、接続部材の裏面側垂下部を、下段側パネルの挿入部に位置させる場合には、収納空間内を流下するノロを確実に下段の収納空間内に導くことができる。
また、外装材の収納空間が、裏面材の凹部に配置される場合には、収納空間を形成する筺状部分が変形等を生ずることなく凹部内に保護され、ノロが横方向等に流れることなく下方へ流下させることができる。
また、外装材の収納空間が、外装材の裏面側に突出状に形成される場合、外装材の表面側が見かけ上、略平坦になるため、意匠性に優れたものとなる。
(a)本発明の一実施例(第1実施例)に用いる接続部材、及び連結材を示す斜視図、(b)上方には、その第1実施例にて接続される型枠パネル(上段側パネル)を示す斜視図を示し、下方には、その第1実施例にて接続される型枠パネル(下段側パネル)に接続部材及び連結材を取り付けた状態を示す斜視図、(c)比較のため示した従来の型枠兼用パネルの側面図である。 (a)第1実施例において、外装材の収納空間を形成する筺状部分に端面から上方に向かって、或いは下方に向かって一定幅で挿入部を形成した態様を示す側断面図、(b)形成した挿入部に接続部材を配置して型枠パネルを接続した状態を示す側断面図である。 (a)外装材裏面に沿って収納空間を形成する壁部にスリット状に挿入部を形成した態様(第2実施例)を示す側断面図、(b)形成した挿入部に接続部材を配置して型枠パネルを接続した状態を示す側断面図である。 接続部材をジョイント部材で連結した構成とし、外装材に一定幅で挿入部を形成し、裏面材に端縁から上方に向かって先細り状の挿着溝、下方に向かって一定幅の挿着溝を形成した態様(第3実施例)で、形成した挿入部(挿着溝)に接続部材を配置して型枠パネルを接続した状態を示す側断面図である。 接続部材をジョイント部材で連結した構成とし、外装材に一定幅で挿入部を形成し、上下の裏面材に端縁から先細り状の挿着溝を形成した態様(第4実施例)で、形成した挿入部(挿着溝)に接続部材を配置して型枠パネルを接続した状態を示す側断面図である。 (a)第1実施例に用いた収納空間を有する外装材を示す平面図、(b)その上面図、(c)その左側面図、(d)それを上方から見た上面図、(e)その右側面図、(f)それを上方から見た上面図、(g)もう一方の外装材と組み合わせた状態を示す上面図である。 (a)第1実施例に用いた収納空間を有しない外装材を示す平面図、(b)その上面図、(c)その左側面図、(d)それを上方から見た上面図、(e)その右側面図、(f)それを上方から見た上面図、(g)もう一方の外装材と組み合わせた状態を示す上面図である。
本発明の型枠パネルの接続構造は、裏面材と外装材とからなる型枠パネルを接続部材を介して上下方向に隣接させて一体化させる接続構造にあって、前記外装材は、裏面側に型枠としての間隔保持部材を構成する締着部材の端部が収納可能で、長手方向に連続する収納空間を有し、この外装材の裏面側の上端及び下端から収納空間に挿入部を形成し、該挿入部に接続部材を配し、上方へ延在する起立部が、上段側のパネル(以下、上側パネルという)の外装材裏面に位置すると共に、パネル同士の対向部分に挟まれる被挟持部と、該被挟持部から下段側のパネルの外装材表面に位置する表面側垂下部と、外装材裏面側に沿う裏面側垂下部とが延在していることを特徴とする。
なお、締着部材は、ボルトの頭部であってもナットであってもよく、パネルに間隔保持部材を挿入させる仕様でも、パネルから間隔保持部材が立設する仕様でもよい。
本発明に用いる型枠パネルは、後述する挿入部や接続部材を除いて、前記特許文献3〜5に記載される型枠兼用パネルとほぼ同様の構成を有する。即ち外装材については、前記特許文献3〜5に記載される型枠兼用パネルにおける外装材と同様に、裏面側に型枠としての締着部材の端部が収納可能で、長手方向に連続する収納空間を有する構成である。例えば一枚の裏面材に対し、それぞれ二枚ずつの二種の外装材(合計4枚)をその表面に添設(接着)して一体化した構成は、後述する図示実施例(第1実施例)でも採用した。
また、この型枠パネル同士の一体化とは、係合であっても重合であってもよい。即ち外装材同士は、係合又は嵌合又は重合によって接続可能であることが望ましく、裏面材同士は、重合によって接続できることが望ましい。
なお、前記収納空間は、側方又は裏面側が開放する略コ状に形成してもよいし、略ロ状(囲み状)に形成してもよく、これらを総じて筺状とする。
この収容空間は、裏面材の凹部に配置されることが好ましい。この凹部は、敷設した状態で凹状となるものでも予め凹状に形成するものであってもよい。この裏面材の凹部及び収納空間は、上下に連続するため、ノロが横方向等に流れることなく下方へ流下する。
そして、前記特許文献3〜5における型枠兼用パネルと相違する本発明の型枠パネルの構成としては、外装材の裏面側の上端及び下端から収納空間に挿入部を形成する構成である。
前記挿入部は、端面から上方に向かって、或いは下方に向かって形成したものであっても、裏面材と外装材との境界に形成したものでもよい。即ち後述する図2に示すように収納空間を形成する筺状部分の下端、上端から一定幅で形成したものでも、先細り状の凹部に形成したものでも、或いは図3に示すように外装材裏面に沿って収納空間を構成する壁部にスリット状に形成するものでもよい。スリット状に形成する場合、斜め状にスリットにすることで差し込みを容易にするものであってもよい。特に上段側のパネルの下側に設けることで有用となる。
本発明に用いる接続部材は、前述のように上側パネルの挿入部に位置させる起立部と、パネル同士の対向部分から表面側且つ下方へ延在する被覆部とを有している。この接続部材は、外装面を流下する雨水が下段側パネル(以下、下側パネルという)の外装材の裏面側への侵入を防ぐ作用を果たし、さらには外装材の裏面側や収納空間に至ったノロが外装材の表面に染み出ないための部材である。
前記被覆部は、下側のパネルの外装材の表面側に位置する表面側垂下部と、外装材の裏面側に沿う裏面側垂下部とからなる。より厳密には、後述する図示実施例にて示すように上側パネルと下側パネルとの対向間隔に挟まれる被挟持部がこの被覆部に含まれる。そのため、この接続部材は、下側パネルの上端に跨るように配設することができ、安定に取り付けることができる。
前記表面側垂下部は、下側パネルの外装材の表面側に添設されればよく、その添設長さは問わない。また、前記裏面側垂下部は、下側パネルの挿入部内に位置すればよく、その挿入長さは問わない。要するにこれらの被覆部は、前述のように下側パネルの上端に跨るように(被覆するように)安定に配設することができる長さであればよい。
本発明の型枠パネルの接続構造は、前記構成の型枠パネルを前記構成の接続部材を介して上下方向に隣接させて一体化させたものであって、外装面を流下する雨水は、この接続部材の存在により下側パネルの外装材の裏面側へ浸入することがない。即ち外装面を流下する雨水は、起立部接続部材の裏面側に浸入することがない。
また、外装材の裏面側や収納空間に至ったノロは、この接続部材の存在により外装材の表面に染み出ることがなく下側パネルの収納空間に導くことができる。したがって、コンクリート打設後の仕上げを必要とすることなく、そのまま外装材として用いることができる。
本発明における接続部材は、後述する図示実施例(図1及び図2に記載の第1実施例や図3に記載の第2実施例)のように長さ方向に連続するものが好ましい。但し、少なくとも起立部及び表面側垂下部が連続するものであれば、外装面を流下する雨水は、この接続部材の存在により、下側パネルの外装材の裏面側への浸入を防止する効果は果たされる。したがって、接続部材は、後述する図示実施例(図4に記載の第3実施例及び図5に記載の第4実施例)のように、雨水の侵入を防ぐために複数の接続部材をジョイント部材(ピース)で連結した構成でもよい。
本発明は、コンクリート打設における型枠として使用でき、使用後もそのまま外装材として用いることができる型枠パネル1に関し、図1(a),(b)に示すように断熱材である裏面材3と外装材2とからなる型枠パネル1,1を、接続部材4を介して上下方向に隣接させて一体化させたものである。なお、図中に符号5にて示す帯状材は、裏面材3の端面に形成された嵌入溝32に嵌め込まれる連結材である。また、上段側に配するパネルを上側パネル1o、下段側に配するパネルを下側パネル1uとして区別する。共通する構成の説明には、型枠パネル1とする。
前記型枠パネル1を構成する外装材2は、裏面側に型枠としての間隔保持部材(図示せず)を構成する締着部材(ナット7)の端部(頭部)が収納可能で、長手方向に連続する収納空間24を有する構成であって、後述する挿入部25や接続部材4の構成を除いて、図1(c)に示すような前記特許文献3〜5に記載される型枠兼用パネル10に用いた外装材20とほぼ同様の構成を有する。なお、この型枠兼用パネル10における符号30は、断熱材であり、本発明では裏面材3に相当する。
即ち一体の裏面材3の表面にそれぞれ二枚ずつの外装材2I,2IIが合計4枚添設(接着)されて一体化されてなり、裏面材3の表面側の略中央に凹部31が形成され、該凹部31に外装材2の収納空間24が配置される。また、外装材2I,2IIは、仕上げ面となる面板部21の端部及び略中央に略T字状に表面側へ突出する突条211が設けられ、対向する端縁に接続部が設けられるアルミの押出型材であって、それぞれ端縁22a〜22dが接続されているが、図1(b),(c)及び図6,7のみに符号を付し、それ以外の図2〜5では、合計4枚の外装材2I,2IIを1枚の外装材2として示している。
図1(c)に示す型枠兼用パネル10において、符号301は、図示しない間隔保持部材が挿通する貫通孔であり、収納空間24に至っている。この構成は、図1(b)の型枠パネル1o,1uに記載されてはいないが、共通する構成である。
また、この収納空間24は、面板部21から延在する部分と、裏面側へ突出するように形成された略L字状片とで囲まれる略コ字状(筺状)の空間を指し、締着部材(ナット7)の端部(頭部)が収納される。
本発明における型枠パネル1では、この外装材2の上端及び下端から収納空間24に挿入部25,25を形成しているが、この第1実施例の外装材2における挿入部25は、図2(a)に示すように収納空間24を形成する筺状部分の下端、上端から一定幅で形成した削除部分である。
なお、この外装材2の裏面側には、断熱材が裏面材3として配されているが、図示実施例の挿入部25の裏面側には裏面材3の表面側端部を切り欠いて形成した段部33が形成されているので、この段部33と外装材2との間に挿着溝34が形成され、該挿着溝34に接続部材4の起立部41や裏面側垂下部43が配置される構成となっている。
前記接続部材4は、図1(a),(b)に示すように上側パネル1oの挿入部25に位置させる起立部41と、パネル1o,1u同士の対向部分から表面側且つ下方へ延在する被覆部42〜44とを有している。この被覆部42〜44は、下側パネル1uの外装材2の表面側に位置する表面側垂下部44と、外装材2の裏面側に沿う裏面側垂下部43と、上側パネル1oと下側パネル1uとの対向間隔に挟まれる被挟持部42とからなり、略h字状に成形されている部材である。この被挟持部42の幅寸法、及び表面側垂下部44と裏面側垂下部43の対向間隔の寸法は、外装材2の厚みに応じて設定され、下側パネル1uの外装材2の上端に取り付けた状態で弾性が働く寸法に形成することが望ましい。
この接続部材4は、外装面を流下する雨水が下側パネル1uの外装材2の裏面側への侵入を防ぐ作用を果たし、さらには外装材2の裏面側や収納空間24に至ったノロが外装材2の表面に染み出ないための部材であり、この第1実施例の接続部材4は、図1(a),(b)に示すように長さ方向に連続する部材として成形したものである。
上述の作用を、図2(b)を用いて説明すると、上側パネル1oの外装材2の表面を流下する雨水は、接続部材4の被挟持部42に至り、仮に裏面側に浸入しようとしても起立部41の存在により裏面側への浸入が防止される。そのため、表面側垂下部44に案内されて下側パネル1uの外装材の表面を流下する。一方、ノロは、裏面材3側から表面側へ染み出ようして挿着溝34に浸入できるが、接続部材4の起立部41及び裏面側垂下部43の存在により、外装材2の表面に染み出しが防止される。そのため、外装材2の表面にノロが付着することがないので、ノロを拭き取る等の後処理を必要とせず、そのまま外装材として用いることができる。
なお、符号6aは、起立部41と被挟持部42との間の隅部に配される止水材である。この止水材6aは、表面側から浸入しようとする雨水の浸入を阻止する作用を果たす。この止水材6aとしては、上下の外装材2,2間を水密状に止水するために弾性を有する材料を用いることが好ましい。
また、符号6bは、被挟持部42と裏面側垂下部43との隅部を含んで下側パネル1uの外装材2の端面を覆うように配した止水材である。この止水材6bは、ノロが万が一裏面側垂下部43を伝って上方へ回り込んだとしても、表面側への染み出しを阻止する作用を果たす。この止水材6bとしても、前記止水材6aと同様に下方の外装材2と被挟持部42との間を水密状に止水するために弾性を有する材料を用いることが好ましい。
また、符号45は、表面側垂下部44の下端に設けられた当接部であり、外装材2の表面と表面側垂下部との摩擦(擦れ)を防止する作用を果たす。
挿入部の異なる態様としては、図3(a)に示す第2実施例のように外装材2の裏面に沿って収納空間24を形成する壁部にスリット状に挿入部25'を形成してもよい。この態様の挿入部25'を形成した場合には、前記図2(a)の態様(第1実施例)のように裏面材3に段部33を設けて挿着溝34を形成する必要が無く、安定に接続部材4の起立部41や裏面側垂下部43をこの挿入部25'に配置することができる。
なお、裏面材3の挿着溝34は、複数の凹部に導通しているため、この挿着溝34内にノロが浸入することがあり得るが、この挿着溝34を形成しないこの第2実施例はノロの回り込み(導通)が生じないという利点がある。
図4に示す第3実施例及び図5に示す第4実施例は、挿入部25を収納空間24を形成する筺状部分の下端、上端から一定幅で形成した削除部分とした点では、前記第1実施例と同様である。
第3実施例では、下側パネル1uの裏面材3に一定幅の挿着溝34を、上側パネル1oの裏面材3に先細り状の挿着溝35を形成し、上下に対向している。
第4実施例では、上下のパネル1u,1oの裏面材3にそれぞれ先細り状の挿着溝35を形成している。
そして、これらの第3実施例及び第4実施例では、接続部材として、複数の接続部材4Xをジョイント部材(ピース)4Yで連結した構成のものを用いた。
この接続部材における接続部材4Xは、断面構成については、前記第1、第2実施例における接続部材4と殆ど共通するので、符号にxを付記して説明を省略する、
一方、ジョイント部材(ピース)4Yは、接続部材4Xの起立片41xにその裏面側から沿わせる起立部41yと、接続部材4Xの被挟持片42xに下方側から沿わせる被挟持部42yと、接続部材4Xの表面側垂下部44xにその裏面側から沿わせる表面側垂下部44yとからなる。
また、前記起立部41yの上端には、先端を折り返した取付係合部411が形成され、接続部材4Xに対して引っ掛け状に容易に取り付けることができる。
さらに、前記表面垂下部44yの下端にも、先端を折り返した当接部45yが形成され、接続部分での位置規制(ズレ止め)する作用を果たす。
この構成の接続部材(4X+4Y)でも、起立部41y、被挟持部42y、及び表面側垂下部44yが長さ方向に連続するので、外装面を流下する雨水が下側パネル1uの外装材2の裏面側への侵入を防ぐ作用が果たされる。
図6には、前記第1実施例における外装材2を構成する端部に収納空間24を有する外装材2Iを示す。
また、図7には、収納空間24を有しない外装材2IIを示す。
これらの外装材2I,2IIは、前述のようにその端縁22a〜22dが接続部であり、外装材2Iの端縁に接続部22a,22bが形成され、外装材2IIの端縁に接続部22c、22dが形成され、外装材2Iの接続部22bが外装材2IIの接続部22cと接続し、外装材2IIの接続部22dが外装材2Iの接続部22aと接続する状態で、一枚の裏面材3の表面に外装材2I−外装材2II−外装材2I−外装材2IIの順で添設(接着)されている。
1,1o,1u 型枠パネル
2,2I,2II 外装材
21 面板部
22a〜22d 接続部
24 収納空間
25,25' 挿入部
3 裏面材
31 凹部
32 挿入溝
33 段部
34,35 挿着溝
4,4X 接続部材
41 起立部
411 取付係合部
42 被挟持部
43 裏面側垂下部
44 表面側垂下部
45 当接部
4Y ジョイント部材(ピース)
5 連結材
6a,6b 止水材
7 ナット(締着部材)

Claims (4)

  1. 裏面材と外装材とからなる型枠パネルを接続部材を介して上下方向に隣接させて一体化させる接続構造にあって、
    前記外装材は、裏面側に型枠としての間隔保持部材を構成する締着部材の端部が収納可能であって、長さ方向に連続する収納空間を有し、
    この外装材の上端及び下端から収納空間に挿入部を形成し、該挿入部に接続部材を配し、上方へ延在する起立部が、上段側パネルの外装材裏面に位置すると共に、パネル同士の対向部分に挟まれる被挟持部と、該被挟持部から下段側のパネルの外装材表面に位置する表面側垂下部と、外装材裏面側に沿う裏面側垂下部とが延在していることを特徴とする型枠パネルの接続構造。
  2. 接続部材の裏面側垂下部を、下段側パネルの挿入部に位置させることを特徴とする請求項1に記載の型枠パネルの接続構造。
  3. 外装材の収納空間は、裏面材の凹部に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の型枠パネルの接続構造。
  4. 外装材の収納空間は、外装材の裏面側に突出状に形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の型枠パネルの接続構造。
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