JP6299211B2 - 光通信システム、光通信制御方法、及び、光送信器 - Google Patents

光通信システム、光通信制御方法、及び、光送信器 Download PDF

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Description

本発明は、光通信システム、光通信制御方法、及び、光送信器に関する。
光信号を送信する光送信器と、当該光信号を受信する光受信器と、を備える光通信システムが知られている。光通信システムにおいては、光送信器と光受信器とを接続する伝送路にて光信号が減衰する。このため、例えば、光通信システムは、光送信器の起動時に、光受信器により受信される光信号のパワーが所定のレベルとなるように、光送信器が送信する光信号のパワーを制御する。この制御は、光受信器が光信号を受信可能な最大のパワーを超えたパワーの光信号が光受信器に入力されることを防止するため、光信号のパワーを、十分に小さいパワーから徐々に増加することにより行なわれる。
また、移動通信システムは、移動局装置が基地局装置に接続要求を行なう場合、無線信号に用いるサブキャリアの数を減少させることにより、無線信号の送信電力を増加する。
また、他の移動通信システムは、通信品質が相対的に低い複数のサブキャリアに、共通するデータを割り当て、無線通信を行なう。
特開2005−136772号公報 特開2010−278684号公報 国際公開第2008/032381号
ところで、上記光通信システムにおいては、光送信器と光受信器との間で光通信が確立するまでの時間が長い。
本発明の目的の一つは、光送信器と光受信器との間の光通信を早期に確立することにある。
一つの側面では、光通信システムは、光信号を送信する光送信器と、上記光信号を受信する光受信器と、前記光信号を制御する制御部と、を備える。上記制御部は、上記光送信器により出力される上記光信号のパワーを調整する送信光パワー制御において、上記光信号の伝送レートを第1の伝送レートにて光信号の出力を開始し、前記光送信器から第1の応答信号を受信するまで送信光パワーを増加し、前記第1の応答信号を受信した場合に前記送信光パワーを増加し、第2の応答信号を受信した場合に前記光信号の伝送レートを前記第1の伝送レートよりも高く且つ第2の伝送レートよりも低い第3の伝送レートに制御し、第3の応答信号を受信した場合に前記光信号の伝送レートを前記第2の伝送レートに制御する。
光送信器と光受信器との間の光通信を早期に確立できる。
関連技術に係る、伝送レートに対する最小受信可能光パワーの変化の一例を示すグラフである。 実施形態に係る光通信システムの構成例を表すブロック図である。 図2の光送信器によって送信される光信号に含まれるサブキャリアの一例を示すグラフである。 図2の光送信器によって送信される光信号に含まれる各サブキャリアの多値度の一例を示すグラフである。 図2の光受信器によって受信された光信号に含まれる各サブキャリアの信号対雑音比の一例を示すグラフである。 図2の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図2の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図2の光通信システムが送信光パワーを変更するタイミングの一例を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明される実施形態は例示である。従って、以下に明示しない種々の変形や技術が実施形態に適用されることは排除されない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一の符号を付した部分は、変更又は変形が明示されない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
図1に示すように、光受信器における最大受信可能光パワーPmaxは、受光素子等の光学部品によって決定されるため、伝送レートが変化してもほとんど変化しない。最大受信可能光パワーPmaxは、光受信器が受信可能な光信号のパワーの最大値である。図1の例においては、最大受信可能光パワーPmaxは、3dBmである。
伝送レートは、1秒あたりに伝送されるビットの数である。伝送レートは、ボーレートに、1つの変調シンボルが表すビットの数を乗じた値を表す。ボーレートは、1秒あたりに伝送される変調シンボルの数である。従って、1つの変調シンボルが表すビット数が共通する場合、ボーレートが大きくなるほど伝送レートも大きくなる。なお、1つの変調シンボルが表す、互いに異なるビット列の数は、多値度とも呼ばれる。また、1つの変調シンボルが表すビットの数が多値度と呼ばれてもよい。
一方、図1の黒丸により示される、光受信器における最小受信可能光パワーは、伝送レートが増加するほど増加する。最小受信可能光パワーは、光受信器が受信可能な光信号のパワーの最小値である。
ところで、光送信器が送信する光信号のパワーを制御する場合、最大受信可能光パワーを超えたパワーの光信号が光受信器に入力されることを防止するため、光信号のパワーは、十分に小さいレベルから徐々に増加される。なお、この制御は、送信光パワー制御とも表される。従って、光信号の伝送レートが高くなるほど、送信光パワー制御において、光受信器に入力される光信号のパワーが最小受信可能光パワーに到達するまでの時間は長くなる。このように、光送信器と光受信器との間で光通信が確立するまでの時間が長くなることがある。これに対し、本実施形態においては、光通信が確立するまでの時間の短縮化を図る。
(概要)
実施形態に係る光通信システムは、光信号を送信する光送信器と、光信号を受信する光受信器と、を備える。光送信器は、光受信器の目標受信光パワーに応じた光信号の送信光パワー制御に応じて、光信号の伝送レートを目標受信光パワーよりも低い第1の受信光パワーに応じた第1の伝送レートに制御する。
これによれば、送信光パワー制御において、光受信器に入力される光信号のパワーが、光受信器が当該光信号を受信可能なパワーに到達するまでの時間を短縮することができる。これにより、光送信器と光受信器との間で光通信が確立するまでの時間を短縮することができる。換言すると、光送信器と光受信器との間の光通信を早期に確立できる。
以下、実施形態に係る光通信システムについて詳細に説明する。
(構成)
図2に示すように、実施形態に係る光通信システム1は、一対の光伝送装置10−1及び10−2を備える。光伝送装置10−1及び10−2は、伝送路50−1を介して接続されるとともに、伝送路50−2を介して接続される。
伝送路50−1及び50−2のそれぞれは、例示的に、光ファイバである。本例では、伝送路50−1及び50−2は、1つの光通信ケーブルに含まれる。なお、伝送路50−1及び50−2は、互いに異なる2つの光通信ケーブルにそれぞれ含まれていてもよい。本例では、伝送路50−1は、光伝送装置10−1から光伝送装置10−2へ光信号を伝送する。また、伝送路50−2は、光伝送装置10−2から光伝送装置10−1へ光信号を伝送する。
なお、光通信システム1は、伝送路50−1及び50−2にて光信号を増幅する、図示しない光増幅器を備えてもよい。
光通信システム1は、例示的に、マルチキャリア変調方式を用いる光通信を行なう。本例では、マルチキャリア変調方式は、DMT(Discrete Multitone)変調方式である。DMT変調方式は、光信号に含まれる複数のサブキャリアのそれぞれを振幅変調する方式である。複数のサブキャリアは、光信号を周波数領域において分割することにより生成される。
なお、光通信システム1は、DMT変調方式と異なる変調方式を用いてもよい。例えば、変調方式は、光信号に含まれる複数のサブキャリアのそれぞれを位相変調する方式であってもよい。また、変調方式は、光信号に含まれる複数のサブキャリアのそれぞれを位相振幅変調する方式であってもよい。
また、光通信システム1は、マルチキャリア変調方式に代えて、シングルキャリア変調方式を用いてもよい。また、光通信システム1は、波長分割多重方式(WDM;Wavelength Division Multiplexing)に従って光通信を行なってもよい。
(構成:光伝送装置)
光伝送装置10−iは、例示的に、光送信器20−iと、制御部30−iと、光受信器40−iと、を備える。iは、1又は2を表す。
光送信器20−iは、例示的に、DMT変調部21−iと、DAC22−iと、E/O部23−iと、を備える。DACは、Digital to Analog Converterの略記である。E/Oは、Electrical to Opticalの略記である。
DMT変調部21−iは、送信データに誤り訂正符号を付加する。送信データは、電気信号により表される。送信データは、例えば、光伝送装置10−iが予め保持しているデータ、又は、光伝送装置10−iの外部から光伝送装置10−iに入力されたデータである。誤り訂正符号は、例えば、ブロック符号、又は、畳み込み符号等である。
DMT変調部21−iは、E/O部23−iにおいて、DMT変調方式に従った変調が行なわれるように、誤り訂正符号が付加された送信データに基づいて駆動信号を生成する。
本例では、DMT変調部21−iは、制御部30−iからの指示に従って、基本サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを、使用サブキャリア又は不使用サブキャリアに設定する。本例では、基本サブキャリア群は、E/O部23−iが生成可能なすべてのサブキャリアである。
更に、DMT変調部21−iは、制御部30−iからの指示に従って、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対して、変調の多値度を設定する。
本例では、駆動信号は、E/O部23−iにおける変調後の光信号が、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアを含むとともに、不使用サブキャリアに設定されたサブキャリアを含まないように生成される。更に、駆動信号は、E/O部23−iにおける変調後の光信号に含まれるサブキャリアのそれぞれが、設定した多値度にて変調されるように生成される。
なお、制御部30−iについては後述する。
DAC22−iは、DMT変調部21−iにより出力された駆動信号を、デジタル信号からアナログ信号に変換する。DAC22−iは、変換後の駆動信号をE/O部23−iへ出力する。
E/O部23−iは、図示しない、光源及び光変調器を含む。光源は、レーザ光を出力する。例えば、光源は、半導体レーザ、又は、レーザダイオード(LD;Laser Diode)である。例えば、半導体レーザは、分布帰還型レーザ(DFL;Distributed Feedback Laser)であってもよい。光変調器は、光源により出力されたレーザ光を、DAC22−iにより出力された駆動信号に基づいて変調する。
このように、本例では、E/O部23−iは、外部変調を行なう。なお、E/O部23−iは、直接変調を行なってもよい。また、E/O部23−iによる、電気信号から光信号への変換は、電光変換とも表される。
図3に示すように、E/O部23−iによる変調後の光信号は、複数のサブキャリアSC#(1)〜SC#(N)を含む。Nは、2以上の整数を表す。上述したように、本例では、変調後の光信号に含まれるサブキャリアは、制御部30−iにより、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアである。
図2に示されるE/O部23−iは、変調後の光信号を伝送路50−iへ出力する。伝送路50−iは、光伝送装置10−iにより出力された光信号を光伝送装置10−jへ伝送する。jは、iが1を表す場合に2を表し、iが2を表す場合に1を表す。
光受信器40−iは、例示的に、O/E部41−iと、ADC42−iと、DMT復調部43−iと、を備える。ADCは、Analog to Digital Converterの略記である。O/Eは、Optical to Electricalの略記である。
O/E部41−iは、光伝送装置10−jにより出力された光信号が伝送路50−jを介して入力される。
O/E部41−iは、図示しない、光源及び光検波器を含む。光源は、光検波器により用いられる局部発振光を出力する。光源は、半導体レーザ、又は、レーザダイオードである。例えば、半導体レーザは、分布帰還型レーザであってもよい。光検波器は、光源により出力された局部発振光に基づいて、入力された光信号を検波する。O/E部41−iは、検波結果としての受信データをADC42−iへ出力する。受信データは、電気信号により表される。
このように、O/E部41−iは、入力された光信号を電気信号へ変換する。光信号から電気信号への変換は、光電変換とも表される。
ADC42−iは、O/E部41−iにより出力された受信データを、アナログ信号からデジタル信号に変換する。ADC42−iは、変換後の受信データをDMT復調部43−iへ出力する。
DMT復調部43−iは、ADC42−iによる変換後の受信データに対して、DMT変調方式に対応するDMT復調方式に従った復調を行なう。
本例では、DMT復調部43−iは、制御部30−iからの指示に従って、基本サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを、使用サブキャリア又は不使用サブキャリアに設定する。更に、DMT復調部43−iは、制御部30−iからの指示に従って、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対して、復調の多値度を設定する。
本例では、復調は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアと、各サブキャリアに対して設定された多値度と、に基づいて行なわれる。
DMT復調部43−iは、復調後の受信データに対して、誤り訂正処理を行なう。本例では、DMT復調部43−iは、受信データに含まれる誤り訂正符号に基づいて誤り訂正処理を行なう。例えば、誤り訂正処理後の受信データは、光伝送装置10−iにより保持されてもよい。また、誤り訂正処理後の受信データは、光伝送装置10−iの外部へ出力されてもよい。
次に、制御部30−iについて説明する。
本例では、光通信システム1は、伝送路50−1にて伝送される光信号、及び、伝送路50−2にて伝送される光信号に対して、同様の制御を行なう。従って、光伝送装置10−1の制御部30−1の機能のうちの、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する制御に係る機能は、光伝送装置10−2の制御部30−2の機能のうちの、伝送路50−2にて伝送される光信号に対する制御に係る機能と同様である。また、光伝送装置10−1の制御部30−1の機能のうちの、伝送路50−2にて伝送される光信号に対する制御に係る機能は、光伝送装置10−2の制御部30−2の機能のうちの、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する制御に係る機能と同様である。
制御部30−iは、例示的に、パワー検出部31−iと、パワー分析部32−iと、レート制御部33−iと、応答確認部34−iと、パワー制御部35−iと、を備える。
パワー検出部31−iは、受信光パワーを検出する。本例では、受信光パワーは、光伝送装置10−jにより出力され、且つ、伝送路50−jを介してO/E部41−iに入力された光信号のパワーである。本例では、パワー検出部31−iは、図示しない受光素子を備える。受光素子には、O/E部41−iに入力された光信号が入力される。本例では、受信光パワーは、受光素子が出力する電流の大きさにより表される。なお、受信光パワーは、入力された光信号の振幅により表されてもよい。
パワー分析部32−iは、光送信器20−jにより出力され、且つ、伝送路50−jを介して光受信器40−iに入力された光信号の信号対雑音比を取得する。本例では、光信号に含まれるサブキャリア毎に信号対雑音比を取得する。信号対雑音比は、SNR(Signal to Noise Ratio)とも表される。
レート制御部33−iは、光送信器20−iにより出力される光信号の伝送レートを制御する。本例では、レート制御部33−iは、DMT変調部21−iにおいて、使用サブキャリア又は不使用サブキャリアに設定されるサブキャリアを変更するとともに、各サブキャリアに対して設定される変調の多値度を変更することにより、伝送レートを制御する。更に、レート制御部33−iは、DMT復調部43−iにおいて、使用サブキャリア又は不使用サブキャリアに設定されるサブキャリアを変更するとともに、各サブキャリアに対して設定される復調の多値度を変更する。
応答確認部34−iは、制御信号を送信するように光送信器20−iを制御するとともに、光受信器40−iにより制御信号が受信されたか否かを判定する。本例では、制御信号は、後述する、第1の応答信号、第2の応答信号、第3の応答信号、又は、確認信号である。
パワー制御部35−iは、E/O部23−iの送信光パワーを制御する。送信光パワーは、E/O部23−iにより出力される光信号のパワーである。例えば、送信光パワーは、出力される光信号の振幅により表されてもよい。また、送信光パワーは、光信号を出力するために消費される電力により表されてもよい。
ここで、制御部30−iについて説明を加える。
本例では、制御部30−iは、送信光パワー制御、及び、多値度決定制御を順に実行する。送信光パワー制御は、光受信器40−jに入力される光信号のパワーが、最小受信可能光パワー以上のパワーとなるように、光送信器20−iにより出力される光信号のパワーを調整する制御である。
光受信器40−jに入力される光信号のパワーが、当該光受信器40−jが当該光信号を受信可能なパワー以上のパワーとなることは、光送信器20−iと光受信器40−jとの間に光通信が確立されることの一例である。
例えば、光受信器40−jが光信号を復調可能であることは、光受信器40−jが光信号を受信可能であることの一例である。また、光受信器40−jが復調後の受信データに対して行なう誤り訂正処理におけるビット誤り率が、所定の閾値以下であることは、光受信器40−jが光信号を受信可能であることの一例である。
多値度決定制御は、例示的に、光受信器40−jにより受信された光信号の信号対雑音比に基づいて、光送信器20−iにより出力される光信号に含まれる各サブキャリアの変調の多値度を決定する制御である。
先ず、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する送信光パワー制御に係る制御部30−1及び30−2の機能について説明する。
パワー制御部35−1は、光送信器20−1の起動時に、送信光パワーを、所定の初期パワーP0に設定する。初期パワーP0は、光受信器40−2の最大受信可能光パワーよりも小さいパワーである。
更に、レート制御部33−1は、光送信器20−1の起動時に、光送信器20−1により出力される光信号の伝送レートを第1の伝送レートに制御する。
本例では、伝送レートの第1の伝送レートへの制御は、パワー制御用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するとともに、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定することにより行なわれる。
本例では、図4に示すように、パワー制御用サブキャリア群GS2は、高周波数側から、所定の数のサブキャリアを、基本サブキャリア群GS1から除外したサブキャリア群である。換言すると、基本サブキャリア群GS1は、パワー制御用サブキャリア群GS2よりも高い周波数のサブキャリアを含む。また、パワー制御用サブキャリア群GS2に含まれるサブキャリアの数は、基本サブキャリア群GS1に含まれるサブキャリアの数よりも少ない。サブキャリア番号は、サブキャリアを識別する番号である。本例では、サブキャリア番号が大きくなるほど、当該サブキャリア番号により識別されるサブキャリアの周波数は高くなる。
更に、伝送レートの第1の伝送レートへの制御は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する変調の多値度を、所定のパワー制御用多値度に設定することにより行なわれる。本例では、図4に示すように、パワー制御用多値度MV1は、多値度決定制御によって決定される多値度MV3よりも低い値である。例えば、パワー制御用多値度は、4である。多値度が4であることは、1つの変調シンボルにより表されるビットの数が2であることを表す。
また、図2に示されるレート制御部33−2は、光受信器40−2の起動時に、パワー制御用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するようにDMT復調部43−2に指示する。加えて、レート制御部33−2は、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定するようにDMT復調部43−2に指示する。更に、レート制御部33−2は、光受信器40−2の起動時に、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する復調の多値度をパワー制御用多値度に設定するようにDMT復調部43−2に指示する。
パワー分析部32−2は、パワー検出部31−2により検出された受信光パワーが、所定の第1の基準値以上である場合、光受信器40−2により受信された光信号に含まれる各サブキャリアの信号対雑音比を取得する。第1の基準値は、第1の伝送レートを有する光信号の最小受信可能光パワー以上の値である。例えば、第1の基準値は、第1の伝送レートを有する光信号の最小受信可能光パワーである。第1の伝送レートを有する光信号の最小受信可能光パワーは、第1の受信光パワーの一例である。
パワー分析部32−2は、信号対雑音比と第2の増分とを対応付けた情報を予め保持する。パワー分析部32−2は、取得した信号対雑音比と、保持している情報と、に基づいて第2の増分を決定する。例えば、パワー分析部32−2は、各サブキャリアに対する信号対雑音比の平均値に基づいて第2の増分を決定してよい。
応答確認部34−2は、パワー分析部32−2により決定された第2の増分を含む第1の応答信号を送信するように光送信器20−2を制御する。
パワー制御部35−1は、所定の待機時間内に第1の応答信号が受信されたと応答確認部34−1により判定されない場合、送信光パワーを所定の第1の増分だけ増加する。従って、パワー制御部35−1は、第1の応答信号が受信されるまでの間、送信光パワーを徐々に増加させる。
パワー制御部35−1は、待機時間内に第1の応答信号が受信されたと応答確認部34−1により判定された場合、第1の応答信号に含まれる第2の増分だけ送信光パワーを増加する。
応答確認部34−1は、待機時間内に第1の応答信号が受信されたと判定した場合、確認信号を送信するように光送信器20−1を制御する。確認信号は、光受信器40−2に入力される光信号のパワーが、光受信器40−2が当該光信号を受信可能なパワー以上のパワーとなるように、光送信器20−1により出力される光信号のパワーが調整されたことを確認する信号である。本例では、確認信号は、予め定められた情報を表す。
応答確認部34−2は、確認信号が受信されたと判定した場合、第2の応答信号を送信するように光送信器20−2を制御する。第2の応答信号は、確認信号が受信されたことを表す。
本例では、制御部30−1は、応答確認部34−1により第2の応答信号が受信されたと判定された場合、送信光パワー制御を完了する。また、本例では、制御部30−2は、第2の応答信号を送信した場合、送信光パワー制御を完了する。
次に、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する多値度決定制御に係る制御部30−1及び30−2の機能について説明する。
レート制御部33−1は、送信光パワー制御の実行後、光送信器20−1により出力される光信号の伝送レートを第3の伝送レートに制御する。第3の伝送レートは、第1の伝送レートよりも大きい。第3の伝送レートを有する光信号の最小受信可能光パワーは、第2の受信光パワーの一例である。
本例では、伝送レートの第3の伝送レートへの制御は、伝送用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するとともに、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定することにより行なわれる。
本例では、伝送用サブキャリア群は、基本サブキャリア群と同じである。従って、伝送用サブキャリア群に含まれるサブキャリアの数は、パワー制御用サブキャリア群に含まれるサブキャリアの数よりも多い。
更に、伝送レートの第3の伝送レートへの制御は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する変調の多値度を、所定の多値度制御用多値度に設定することにより行なわれる。本例では、図4に示すように、多値度制御用多値度MV2は、多値度決定制御によって決定される多値度MV3よりも低い値である。本例では、多値度制御用多値度MV2は、パワー制御用多値度MV1と同じ値を有する。
また、図2に示されるレート制御部33−2は、送信光パワー制御の実行後、伝送用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するとともに、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定するようにDMT復調部43−2に指示する。更に、レート制御部33−2は、送信光パワー制御の実行後、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する復調の多値度を多値度制御用多値度に設定するようにDMT復調部43−2に指示する。
パワー分析部32−2は、光受信器40−2により受信された光信号に含まれる各サブキャリアの信号対雑音比を取得する。例えば、サブキャリア毎の信号対雑音比の一例は、図5に示すように、サブキャリアの周波数が高くなるほど小さくなる。
図2に示されるパワー分析部32−2は、信号対雑音比と多値度とを対応付けた情報を予め保持する。パワー分析部32−2は、取得した信号対雑音比と、保持している情報と、に基づいて、サブキャリア毎の多値度を決定する。本例では、図4に示すように、パワー分析部32−2により決定される多値度MV3は、パワー制御用多値度MV1及び多値度制御用多値度MV2よりも高い値を有する。更に、本例では、パワー分析部32−2は、信号対雑音比が大きくなるほど大きくなる値を多値度として決定する。
図2に示される応答確認部34−2は、パワー分析部32−2により決定されたサブキャリア毎の多値度を含む第3の応答信号を送信するように光送信器20−2を制御する。
レート制御部33−1は、第3の応答信号が受信されたと応答確認部34−1が判定した場合、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する変調の多値度を、第3の応答信号に含まれる多値度に設定するように光送信器20−1に指示する。これにより、光送信器20−1により出力される光信号の伝送レートは、第2の伝送レートに制御される。本例では、第2の伝送レートは、第3の伝送レートよりも大きい。第2の伝送レートを有する光信号の最小受信可能光パワーは、目標受信光パワーの一例である。
また、レート制御部33−2は、第3の応答信号の送信後、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する復調の多値度を、決定した多値度に設定するようにDMT復調部43−2に指示する。
本例では、制御部30−1は、レート制御部33−1により、変調の多値度が第3の応答信号に含まれる多値度に設定された場合、多値度決定制御を完了する。また、本例では、制御部30−2は、レート制御部33−2により、復調の多値度が、決定した多値度に設定された場合、多値度決定制御を完了する。
光伝送装置10−iは、多値度決定制御の実行後、伝送路50−jを介して、光伝送装置10−jへ、第2の伝送レートにて光信号を送信する。例えば、光信号は、ユーザデータを表す。
なお、光伝送装置10−iのうちの、E/O部23−i、パワー検出部31−i及びO/E部41−iと異なる部分は、LSI(Large Scale Integration)を用いて機能が実現されてよい。また、光伝送装置10−iのうちの、E/O部23−i、パワー検出部31−i及びO/E部41−iと異なる部分は、プログラム可能な論理回路装置(例えば、PLD、又は、FPGA)を用いて機能が実現されてもよい。PLDは、Programmable Logic Deviceの略記である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略記である。
また、光伝送装置10−iは、DMT変調部21−i、制御部30−i及びDMT復調部43−iに代えて、処理装置と記憶装置とを備えてもよい。この場合、処理装置が記憶装置に記憶(格納)されたプログラムを実行することにより、DMT変調部21−i、制御部30−i及びDMT復調部43−iの機能を実現してもよい。例えば、処理装置は、DSP(Digital Signal Pocessor)である。
(動作)
次に、光通信システム1の動作について説明する。
光伝送装置10−2は、伝送路50−1にて伝送される光信号に対して、図6に示す処理を、光受信器40−2の起動時に実行する。
更に、光伝送装置10−1は、伝送路50−1にて伝送される光信号に対して、図7に示す処理を、光送信器20−1の起動時に実行する。
同様に、光伝送装置10−1は、伝送路50−2にて伝送される光信号に対して、図6に示す処理を、光受信器40−1の起動時に実行する。
更に、光伝送装置10−2は、伝送路50−2にて伝送される光信号に対して、図7に示す処理を、光送信器20−2の起動時に実行する。
上述したように、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する制御と、伝送路50−2にて伝送される光信号に対する制御と、は同様の制御であるため、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する制御を中心に説明する。
先ず、図8の(A)に示すように、時点t11にて、光受信器40−2が起動した場合を想定する。この場合、制御部30−2は、パワー制御用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するとともに、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定するようにDMT復調部43−2に指示する。更に、制御部30−2は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する復調の多値度をパワー制御用多値度に設定するようにDMT復調部43−2に指示する(図6のステップS101)。
そして、制御部30−2は、判定周期T2が経過する毎に、光受信器40−2に入力された光信号の受信光パワーが、第1の基準値以上であるか否かを判定する(図6のステップS102)。本例では、受信光パワーが第1の基準値以上である、という条件は、受信条件とも表される。
その後、図8の(A)に示すように、時点t12にて、光送信器20−1が起動した場合を想定する。この場合、制御部30−1は、光送信器20−1により出力される光信号の送信光パワーを、初期パワーP0に設定する(図7のステップS201)。
次いで、制御部30−1は、パワー制御用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するとともに、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定するようにDMT変調部21−1に指示する。更に、制御部30−1は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する変調の多値度をパワー制御用多値度に設定するようにDMT変調部21−1に指示する(図7のステップS202)。
そして、制御部30−1は、光送信器20−1が光信号の出力を開始するように光送信器20−1を制御する(図7のステップS203)。これにより、図8の(A)の時点t12にて、光送信器20−1は、送信光パワーP0にて光信号の出力を開始する。この光信号が有する伝送レートは、第1の伝送レートである。
次いで、制御部30−1は、待機時間T1が経過するまで待機し、待機時間T1が経過するまでの間に第1の応答信号が受信されたか否かを判定する(図7のステップS204)。
本例では、図8の(A)に示すように、時点t12の後の時点t13においては、光受信器40−2における受信光パワーは、第1の基準値よりも小さい。従って、制御部30−2は、図6のステップS102にて「No」と判定し、受信光パワーが第1の基準値となるまで待機する。従って、光伝送装置10−2は、第1の応答信号を送信しない。
このため、光伝送装置10−1は、待機時間T1が経過するまでの間に第1の応答信号を受信しない。従って、制御部30−1は、図7のステップS204にて「No」と判定し、光送信器20−1により出力される光信号の送信光パワーを第1の増分ΔP1だけ増加する(図7のステップS205)。そして、制御部30−1は、図7のステップS204へ戻る。
その後、制御部30−1が図7のステップS204〜S205の処理を繰り返し実行することにより、図8の(A)に示すように、時点t14にて、光受信器40−2における受信光パワーは、第1の基準値以上となる。
従って、制御部30−2は、図6のステップS102にて「Yes」と判定し、光受信器40−2により受信された光信号に含まれる各サブキャリアの信号対雑音比を取得する(図6のステップS103)。そして、制御部30−2は、取得した信号対雑音比と、保持している情報と、に基づいて第2の増分ΔP2を決定する(図6のステップS104)。
次いで、制御部30−2は、決定した第2の増分ΔP2を含む第1の応答信号を送信するように光送信器20−2を制御する(図6のステップS105)。これにより、光送信器20−2は、第1の応答信号を含む光信号を光受信器40−1へ送信する。
次いで、制御部30−2は、光伝送装置10−1から確認信号が受信されたか否かを判定する(図6のステップS106)。
本例では、光送信器20−2により出力される光信号の送信光パワーが、適切なパワーに制御される前の時点では、第1の応答信号が光伝送装置10−1により受信されない。本例では、図8の時点t14においては、光伝送装置10−2は、光伝送装置10−1から確認信号を受信しない。
従って、制御部30−2は、図6のステップS106にて「No」と判定し、ステップS105へ戻り、ステップS105〜S106の処理を繰り返し実行する。
一方、上述したように、伝送路50−2にて伝送される光信号に対しても、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する制御と同様の制御が行なわれる。従って、図8の(B)に示すように、時点t21にて光受信器40−1が起動し、その後、時点t22にて光送信器20−2が起動した後、時点t24にて、光受信器40−1における受信光パワーは、第1の基準値以上となる。
従って、この時点t24にて、光受信器40−1は、光送信器20−2により送信された第1の応答信号を受信する。このため、制御部30−1は、図7のステップS204にて「Yes」と判定する。そして、制御部30−1は、図8の(A)の時点t15にて、光送信器20−1により出力される光信号の送信光パワーを、第1の応答信号に含まれる第2の増分ΔP2だけ増加する(図7のステップS206)。
そして、制御部30−1は、確認信号を送信するように光送信器20−1を制御する(図7のステップS207)。これにより、光送信器20−1は、確認信号を含む光信号を光受信器40−2へ送信する。次いで、制御部30−1は、光伝送装置10−2から第2の応答信号が受信されたか否かを判定する(図7のステップS208)。
一方、光受信器40−2は、光送信器20−1により送信された確認信号を受信する。従って、制御部30−2は、図6のステップS106にて「Yes」と判定し、第2の応答信号を送信するように光送信器20−2を制御する(図6のステップS107)。これにより、光送信器20−2は、第2の応答信号を含む光信号を光受信器40−1へ送信する。
従って、光受信器40−1は、光送信器20−2により送信された第2の応答信号を受信する。このため、制御部30−1は、図7のステップS208にて「Yes」と判定する。
本例では、図6のステップS101〜S107の処理、及び、図7のステップS201〜S208の処理は、送信光パワー制御の一例である。
その後、制御部30−1は、伝送用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するとともに、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定するようにDMT変調部21−1に指示する。更に、制御部30−1は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する変調の多値度を多値度制御用多値度に設定するようにDMT変調部21−1に指示する(図7のステップS209)。
これにより、光伝送装置10−1は、伝送路50−1を介して、光伝送装置10−2へ、第3の伝送レートにて光信号を送信する。
上述したように、図7のステップS206にて、光送信器20−1は、第1の伝送レートにて送信され且つ受信された光信号の信号対雑音比に応じたパワーに、第3の伝送レートにて送信される光信号のパワーを制御する。
これによれば、光信号の伝送レートが第1の伝送レートから第3の伝送レートに変更されても、光受信器40−2に入力される光信号のパワーを適切なパワーに制御することができる。この結果、多値度決定制御を迅速に実行することができる。
次いで、制御部30−1は、光伝送装置10−2から第3の応答信号が受信されるまで待機する(図7のステップS210の「No」ルート)。
一方、制御部30−2は、伝送用サブキャリア群に含まれる各サブキャリアを使用サブキャリアに設定するとともに、他のサブキャリアを不使用サブキャリアに設定するようにDMT復調部43−2に指示する。更に、制御部30−2は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する復調の多値度を多値度制御用多値度に設定するようにDMT復調部43−2に指示する(図6のステップS108)。
そして、制御部30−2は、光受信器40−2により受信された光信号に含まれる各サブキャリアの信号対雑音比を取得する(図6のステップS109)。そして、制御部30−2は、取得した信号対雑音比と、保持している情報と、に基づいて、サブキャリア毎の多値度を決定する(図6のステップS110)。
次いで、制御部30−2は、決定した、サブキャリア毎の多値度を含む第3の応答信号を送信するように光送信器20−2を制御する(図6のステップS111)。これにより、光送信器20−2は、第3の応答信号を含む光信号を光受信器40−1へ送信する。
次いで、制御部30−2は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する復調の多値度を、決定した多値度に設定するようにDMT復調部43−2に指示する(図6のステップS112)。そして、制御部30−2は、図6の処理を終了する。
一方、光受信器40−1は、光送信器20−2により送信された第3の応答信号を受信する。従って、制御部30−1は、図7のステップS210にて「Yes」と判定する。次いで、制御部30−1は、使用サブキャリアに設定されたサブキャリアのそれぞれに対する変調の多値度を、第3の応答信号に含まれる多値度に設定するようにDMT変調部21−1に指示する(図7のステップS211)。そして、制御部30−1は、図7の処理を終了する。
本例では、図6のステップS108〜S112の処理、及び、図7のステップS209〜S211の処理は、多値度決定制御の一例である。
その後、光伝送装置10−1は、伝送路50−1を介して、光伝送装置10−2へ、第2の伝送レートにて光信号を送信する。
また、上述したように、光通信システム1は、伝送路50−2にて伝送される光信号に対して、伝送路50−1にて伝送される光信号に対する制御と同様の制御を行なう。その後、光伝送装置10−2は、伝送路50−2を介して、光伝送装置10−1へ、第2の伝送レートにて光信号を送信する。
以上、説明したように、実施形態に係る光送信器20−iは、光受信器40−jの目標受信光パワーに応じた光信号の送信光パワー制御に応じて、光信号の伝送レートを目標受信光パワーよりも低い第1の受信光パワーに応じた第1の伝送レートに制御する。
これによれば、送信光パワー制御において、光受信器40−jに入力される光信号のパワーが、光受信器40−jが当該光信号を受信可能なパワーに到達するまでの時間を短縮することができる。これにより、光送信器20−iと光受信器40−jとの間で光通信が確立するまでの時間を短縮することができる。
更に、実施形態に係る光通信システム1において、光信号は、マルチキャリア変調方式に従って変調される。加えて、光通信システム1において、第1の伝送レートにて送信される光信号は、目標受信光パワーに応じた第2の伝送レートにて送信される光信号よりも、光信号に含まれるサブキャリアの数が少ない。更に、第2の伝送レートにて送信される光信号は、第1の伝送レートにて送信される光信号に含まれるサブキャリアよりも高い周波数のサブキャリアを含む。
サブキャリアは、周波数が低くなるほど通信品質が高くなる。従って、実施形態に係る光通信システム1によれば、第1の伝送レートにて送信される光信号の通信品質を高めることができる。この結果、光送信器20−iと光受信器40−jとの間で光通信が確立するまでの時間を短縮することができる。
なお、実施形態に係る光通信システム1は、使用サブキャリアに設定されるサブキャリアの数、及び、多値度の両方を変更することにより、伝送レートを変更する。ところで、光通信システム1は、使用サブキャリアに設定されるサブキャリアの数、又は、多値度のいずれか一方を変更するとともに他方を変更することなく、伝送レートを変更してもよい。
また、実施形態に係る光通信システム1は、確認信号、及び、第2の応答信号の両方を送受信するが、確認信号、及び、第2の応答信号の少なくとも一方を送受信しなくてもよい。
また、実施形態に係る光通信システム1は、伝送路50−1にて伝送される光信号、及び、伝送路50−2にて伝送される光信号の両方に対して、送信光パワー制御を行なっていた。ところで、光通信システム1は、伝送路50−1にて伝送される光信号、又は、伝送路50−2にて伝送される光信号の一方に対して送信光パワー制御を行ない、他方に対して送信光パワー制御を行なわなくてもよい。
また、実施形態に係る光通信システム1において、光伝送装置10−iは、他の光伝送装置10−jにより受信された光信号に基づいて決定される情報(例えば、第2の増分、及び、多値度等)を、当該他の光伝送装置10−jから受信する。ところで、光伝送装置10−iは、他の光伝送装置10−jにより受信された光信号に基づいて決定される情報の代わりに、光伝送装置10−iにより受信された光信号に基づいて決定した情報を用いてもよい。これによれば、上記情報を光伝送装置10−jから光伝送装置10−iへ伝送する負荷を抑制できる。
例えば、伝送路50−1の長さが伝送路50−2の長さに近くなるほど、伝送路50−1における光信号の伝送特性は、伝送路50−2における光信号の伝送特性に近くなる。従って、伝送路50−1の長さが伝送路50−2の長さに十分に近い場合、他の光伝送装置10−jにより受信された光信号に基づいて決定される情報と、光伝送装置10−iにより受信された光信号に基づいて決定した情報と、は略一致する。従って、この場合、光伝送装置10−iにより受信された光信号に基づいて決定した情報を用いても適切に制御を行なうことができる。
1 光通信システム
10−1,10−2 光伝送装置
20−1,20−2 光送信器
21−1,21−2 DMT変調部
22−1,22−2 DAC
23−1,23−2 E/O部
30−1,30−2 制御部
31−1,31−2 パワー検出部
32−1,32−2 パワー分析部
33−1,33−2 レート制御部
34−1,34−2 応答確認部
35−1,35−2 パワー制御部
40−1,40−2 光受信器
41−1,41−2 O/E部
42−1,42−2 ADC
43−1,43−2 DMT復調部
50−1,50−2 伝送路

Claims (11)

  1. 光信号を送信する光送信器と、
    前記光信号を受信する光受信器と、
    前記光信号を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記光送信器により出力される前記光信号のパワーを調整する送信光パワー制御において、前記光信号の伝送レートを第1の伝送レートにて光信号の出力を開始し、前記光送信器から第1の応答信号を受信するまで送信光パワーを増加し、前記第1の応答信号を受信した場合に前記送信光パワーを増加し、第2の応答信号を受信した場合に前記光信号の伝送レートを前記第1の伝送レートよりも高く且つ第2の伝送レートよりも低い第3の伝送レートに制御し、第3の応答信号を受信した場合に前記光信号の伝送レートを前記第2の伝送レートに制御する、光通信システム。
  2. 請求項1に記載の光通信システムであって、
    前記光信号は、マルチキャリア変調方式に従って変調され、
    前記第1の伝送レートにて送信される光信号は、前記第2の伝送レートにて送信される光信号よりも、光信号に含まれるサブキャリアの数が少ない、光通信システム。
  3. 請求項2に記載の光通信システムであって、
    前記第2の伝送レートにて送信される光信号は、前記第1の伝送レートにて送信される光信号に含まれるサブキャリアよりも高い周波数のサブキャリアを含む、光通信システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の光通信システムであって、
    前記第1の伝送レートにて送信される光信号は、前記第2の伝送レートにて送信される光信号よりも低い多値度にて変調される、光通信システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の光通信システムであって、
    前記光信号は、マルチキャリア変調方式に従って変調され、
    前記制御部は、
    サブキャリア毎の変調の多値度を決定する多値度決定制御に応じて、前記光信号の伝送レートを、前記第1の伝送レートよりも高く前記第2の伝送レートよりも低い第3の伝送レートに制御する、光通信システム。
  6. 請求項5に記載の光通信システムであって、
    前記制御部は、
    前記第1の伝送レートにて送信され且つ受信された光信号の信号対雑音比に応じたパワーに、前記第3の伝送レートにて送信される光信号のパワーを制御する、光通信システム。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の光通信システムであって、
    前記送信光パワー制御は、前記送信される光信号のパワーを徐々に増加することにより行なわれる、光通信システム。
  8. 光信号を送信する光送信器と、前記光信号を受信する光受信器と、前記光信号を制御する制御部と、を備える光通信システムにおける光通信制御方法であって、
    前記制御部は、
    前記光送信器により出力される前記光信号のパワーを調整する送信光パワー制御において、前記光信号の伝送レートを第1の伝送レートにて光信号の出力を開始し、前記光送信器から第1の応答信号を受信するまで送信光パワーを増加し、前記第1の応答信号を受信した場合に前記送信光パワーを増加し、第2の応答信号を受信した場合に前記光信号の伝送レートを前記第1の伝送レートよりも高く且つ第2の伝送レートよりも低い第3の伝送レートに制御し、第3の応答信号を受信した場合に前記光信号の伝送レートを前記第2の伝送レートに制御する、光通信制御方法。
  9. 請求項8に記載の光通信制御方法であって、
    前記光信号は、マルチキャリア変調方式に従って変調され、
    前記第1の伝送レートにて送信される光信号は、前記第2の伝送レートにて送信される光信号よりも、光信号に含まれるサブキャリアの数が少ない、光通信制御方法。
  10. 請求項9に記載の光通信制御方法であって、
    前記第2の伝送レートにて送信される光信号は、前記第1の伝送レートにて送信される光信号に含まれるサブキャリアよりも高い周波数のサブキャリアを含む、光通信制御方法。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載の光通信制御方法であって、
    前記第1の伝送レートにて送信される光信号は、前記第2の伝送レートにて送信される光信号よりも低い多値度にて変調される、光通信制御方法
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