JP6296750B2 - ワーク、特に金属薄板を加工する工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク、特に金属薄板を加工する工具であって、加工工具を有する上側工具と、受け(Gegenhalter)を有する下側工具と、を備え、上側工具と下側工具とは、互いに対向するように配置可能であり、受けは、受けと加工工具との間に配置可能なワークの一方の側に位置決めされ、加工工具は、ワークの他方の側に位置決めされている、ワーク、特に金属薄板を加工する工具に関する。
欧州特許出願公開第2450120号明細書において、バリ取り機械が公知であり、このための工具を有している。この工具は、例えば打撃ピン等の加工工具を有する上側工具と、受けを収容する下側工具とからなっている。受けは、弾性支承された鋼球として形成されている。ワークの加工中、鋼球は、ワークの切断縁の一方の側に当接している。切断縁の他方の対向側には、バリを除去するために、打撃ピンが使用される。ボールは、打撃ピンの作業力に抗して働く。
米国特許出願公開第2006/0042341号明細書において、やはり加工したいワークの一方の側に、加工工具を有する上側工具が設けられ、他方の対向側に、受けを有する下側工具が設けられているバリ取り工具が公知である。ワークのバリ取りの目的で、加工工具及び下側工具をそれぞれ、移動中に圧着力によりバリを均していくために、鋼からなるボールとして形成することを提案している。
米国特許出願公開第2007/0122224号明細書において、ワーク、特に金属薄板を加工する別の工具が公知である。上側工具は、加工工具としてマーキング工具を収容する。対向する下側工具は、受けとしてボールを有している。
上述の工具を用いてワークを加工するために、ワークは、上側工具と下側工具との間で移動させられる。内側工具及び下側工具は、ワークに向かって送られ、当接している。その結果、一方では、ボールがワークの一方の面に当接し、反対側では、加工工具がワークに作用して、対向するボールに圧力を加えるように作業する。その際、ワークの、ボール側の面の表面には、ワークの品質を損ねる掻き傷、圧痕又は凹みが発生してしまう場合がある。
欧州特許出願公開第2450120号明細書 米国特許出願公開第2006/0042341号明細書 米国特許出願公開第2007/0122224号明細書
本発明の課題は、加工したいワークの、工具の受けが作用するワーク表面の損傷が起こらないようにした、ワーク、特に金属薄板を加工する工具を提案することである。
上記課題を解決するために、本発明に係るワーク、特に金属薄板を加工する工具であって、加工工具を収容する上側工具と、受けを収容する下側工具と、を備え、上側工具と下側工具とは、互いに対向するように配置可能であり、受けは、受けと加工工具との間に配置可能なワークの一方の側に位置決めされ、加工工具は、ワークの他方の側に位置決めされている、ワーク、特に金属薄板を加工する工具において、受けは、転動体として形成されており、かつ加工したいワークより低い表面硬さ又はワークの加工したいワーク表面より低い表面硬さを有する少なくとも1つの外縁領域を有しているようにした。
好ましい態様において、転動体の外縁領域は、内在するコア上に被着されているコーティング又はジャケットとして形成されている。
好ましい態様において、外縁領域は、転動体の横断面積全体にわたって延在し、転動体は、中実材料から形成されている。
好ましい態様において、転動体の少なくとも外縁領域は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、熱可塑性のエラストマー、エラストマー、人造繊維材料、非鉄金属材料又は弾性の天産物、例えば天然繊維、フェルト、コルク、毛皮、皮革から製造されている。
好ましい態様において、転動体の外縁領域にペイントコーティング又はラッカコーティング(Farb− oder Lackbeschichtung)が被着されている。
好ましい態様において、転動体の外縁領域は、互いに異なる材料特性を有する2以上の層からなっており、外側の層は、内側の層より高い表面硬さを有している。
好ましい態様において、受けは、下側工具の、ワークに向かって開いた収容部内に配置されており、収容部内において受けを位置決めするために、受けを下側工具の長手方向軸線に沿って可撓性に収容する保持装置が設けられている。
好ましい態様において、保持装置は、ばね部材として形成されており、ばね部材は、特に受け収容部のための収容区分と、収容部に又は収容部内に固定するための少なくとも1つの固定区分と、収容区分と固定区分との間に位置するストリップ状の伸長区分とを有する。
好ましい態様において、下側工具の過負荷時、受けは、収容部の外縁部に対して収容部内に完全に沈み込み、保持装置の伸長区分は、塑性変形可能である。
好ましい態様において、加工工具は、マーキング工具、スタンピング工具、シートカッティング工具、エングレービング工具、ローラバリ取り工具又はローラフォーミング工具、特にローラピンチング工具として形成されている。
好ましい態様において、加工したいワークが、1,000〜10,000MPaの範囲のビッカース硬さを有する場合、転動体の少なくとも外縁領域は、200〜1,000MPa、好ましくは200〜500MPaの範囲のビッカース硬さを有する材料、好ましくは非鉄金属材料からなるか、又は200MPaより低いビッカース硬さを有する材料、特にプラスチックから形成されている。
好ましい態様において、加工したいワークが、200〜1,000MPa、好ましくは200〜500MPaの範囲のビッカース硬さを有し、特に非鉄金属材料からなる場合、転動体の少なくとも外縁領域は、200MPaより低いビッカース硬さを有する材料、特にプラスチックから形成されている。
好ましい態様において、転動体は、ボール、シリンダ(50)又はトーラスとして形成されている。
受けが、加工したいワークより低い表面硬さ又は加工したいワーク表面より低い表面硬さを有する少なくとも1つの外縁領域を有する転動体として形成されていることにより、転動体として形成された受けは、加工したいワークあるいは加工したいワーク表面より軟質に形成されている。これにより、上側工具と下側工具との間の圧着力にもかかわらず、ワークのワーク表面における押し込み又はワークのワーク表面内への押し込みは発生せず、ワークの表面における掻き傷は、形成されない。これにより、このようなワークの加工品質は向上する。
本発明の好ましい態様において、転動体の外縁領域は、コア上に被着されているコーティングとして形成されている。これにより、一方では、このような受けの簡単な製造が実現可能である。他方、このコーティングは、摩耗インジケータ(Verschleissindikator)として利用可能である。このコーティングが損傷、剥がれ又は割れを有すると直ちに、受けの損耗が疑われ、交換作業を実施することができる。
択一的には、この外縁領域を、内在するコア上に被着されているジャケットにより形成してもよい。このようなジャケットは、大抵の場合、コーティングより明らかに厚く形成されている。これにより、このようなジャケットを形成可能な種々異なる材料のより大きな選択肢も提供される。このことは、種々異なる製造方法の使用も可能にする。例えばジャケットは、加硫による被着や、別の重合法によって製造可能である。このようなジャケットは、コーティングと同様、摩耗インジケータを形成可能である。転動体のコアは、コーティング又はジャケットより硬質の材料から形成されていてもよい。
本発明の択一的な態様において、転動体は、中実材料から形成されており、その表面硬さは、加工したいワークの表面硬さより低い。このことは、このような受けの安価な製造を可能にする。
好ましくは、転動体の少なくとも外縁領域又は転動体自体は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、熱可塑性のエラストマー、エラストマー、人造繊維材料、非鉄金属材料又は弾性の天産物、例えば天然繊維、フェルト、コルク、毛皮、皮革から製造されている。これらの材料は、特に表面における掻き傷及び変形の発生を回避するのに好適である。同時に安価な製造が可能である。また、外縁領域又は中実材料からなる転動体のためには、例えば、大抵の場合鋼からなるワークより軟質の、黄銅等の非鉄金属材料が使用可能である。
さらに、転動体の外縁領域にコーティングが被着されていてもよい。コーティングは、例えばペイント層又はラッカ層である。このような付加的に被着されたペイント層又はラッカ層は、摩耗インジケータとして機能し、これにより摩耗現象の発生時に適時に受けを交換することができる。
受けの択一的な態様において、外縁領域は、互いに異なる材料特性を有する2以上の層からなっており、外側の層は、内側の層より耐摩耗性に形成されているが、外側の層は、加工したいワークより低い表面硬さ又は加工したいワーク表面より低い表面硬さを有している。これにより外縁領域は、転動体のコアに対して可撓性であるが、ワーク表面を損傷させることなく、高い耐摩耗性を有している。
受けは、下側工具の、ワークに向かって開いて形成された収容部内に配置されている。その際、受けは、受けを下側工具の長手方向軸線に沿って収容部内に可撓性に収容する、受けを位置決めするための保持装置によって、収容部内に配置されている。このことは、ワークの加工中、所定の許容範囲内での受けの可撓性を実現し、これにより、ワーク表面に対する過負荷を回避することができる。
保持装置は、ばね部材として形成されていてもよい。ばね部材は、受けを配置する収容区分と、下側工具の収容部にばね部材を固定するための固定区分と、収容区分と固定区分との間に位置するストリップ状の伸長区分とを有している。このようなばね部材により、構造的に簡単に、下側工具に対する受けの位置決めが可能となる。同時に、保持装置のストリップ状の伸長区分により、簡単に、下側工具に対して相対的な受けの可撓性が調節可能である。
保持装置の別の好ましい態様において、下側工具の過負荷時、受けは、収容部の外縁部に対して収容部内に完全に沈み込み、保持装置の伸長区分は、塑性変形されている。これにより保持装置は、過負荷保護装置として機能すると同時に、例えば金属薄板の非平たん性、誤った加工パラメータ、衝突、金属薄板振動又は誤操作等によって惹起される可能性のある過負荷のためのインジケータとして機能する。
下側工具又は上側工具内の加工工具は、例えばマーキング工具(Signierwerkzeug)、スタンピング工具(Praegewerkzeug)、シートカッティング工具(Folientrennwerkzeug)、エングレービング工具(Gravierwerkzeug)、ローラバリ取り工具(Rollentgratwerkzeug)又はローラフォーミング工具(Rollumformwerkzeug)、特にローラピンチング工具(Rollkneifwerkzeug)として形成されていてよい。これらすべての加工工具において、加工したいワークより低い表面硬さ又は加工したいワーク表面より低い表面硬さを有する外縁領域を少なくとも有する、転動体として形成された受けが使用可能である。
好ましい態様において、加工したいワークが、1,000〜10,000MPa(N/mm)の範囲のビッカース硬さを有し、例えば鋼、鋼合金又は特殊鋼からなる場合、200〜1,000MPa、好ましくは200〜500MPaの範囲のビッカース硬さを有する(特に非鉄金属材料の使用時)か、又は200MPaより低いビッカース硬さを有する(プラスチックの使用時)、転動体の少なくとも外縁領域が設けられている。これにより、このようなワークの加工品質は、有利には向上する。
別の択一的な態様において、加工したいワークが、200〜1,000MPa、好ましくは200〜500MPaの範囲のビッカース硬さを有し、例えば非鉄金属材料から形成されている場合、転動体の少なくとも外縁領域は、200MPaより低いビッカース硬さを有して形成されている。本態様において、加工されるのが非鉄金属材料であるとき、転動体の少なくとも外縁領域は、プラスチックから形成される。
転動体として形成された受けは、例えばボールとして形成可能である。これにより、受けは、切断縁の延びに合わせて受けの向きを調整することなく、使用可能である。択一的には、転動体として、シリンダ、例えば回転軸線、特にワークあるいは機械テーブルに対して平行に配向された回転軸線周りに回転するローラを使用してもよい。このシリンダ状の物体は、加工したいワークの表面硬さより低い表面硬さを有する外層を有している。この外層は、回転軸線の方向の長さの一部にわたって延在するだけでもよい。さらに転動体は、トーラスとして形成されていてもよい。
以下に、本発明並びに別の好ましい実施の形態及び変化態様について、図面に示した例を参照しながら詳細に説明する。明細書及び図面から看取可能な特徴は、それ自体単独であっても、複数の特徴の任意の組み合わせであっても、本発明に採用可能である。
工作機械の斜視図である。 図1に示した工作機械のための、初期位置にある上側工具と下側工具とを備えた工具の概略断面図である。 加工位置にある図2に示した工具の概略断面図である。 過負荷状態にある図2に示した工具の概略断面図である。 図2に示した下側工具内に受けを収容する保持装置の概略図である。 図2に示した受けの択一的な実施の形態を斜め下から見た斜視図である。 図6に示した受けの概略側面図である。 図6に示した受けの別の概略側面図である。
図1は、ワーク12、特に板状のワーク12、例えば金属薄板を加工する工作機械11の斜視図である。ワークの加工は、パンチング、ベンディング、マーキング、スタンピング、エングレービング、バリ取り、ローラフォーミング、特にローラピンチング、さらにはワーク表面上のシートのシートカッティングを包含している。工作機械11は、C字形のベースフレーム14を有している。C字形のベースフレーム14は、フレーム上辺15及びフレーム下辺16を有している。フレーム上辺15とフレーム下辺16との間の開口部内には、従来慣用の座標ガイド17が格納されている。座標ガイド17は、工作機械11の加工ステーション18に対してワーク12を位置決めあるいは移動させるために働くとともに、工具20をマガジンに出し入れし、加工ステーション15に着脱交換するために働く。
加工ステーション18には、上側工具21及び下側工具22を有する工具20が装着されている。下側工具22は、機械テーブル25に設けられた下側工具収容部23内に配置されている。機械テーブル25自体は、機械フレーム14のフレーム下辺16に固定されている。上側工具21は、ラム26の上側工具収容部24に支承されている。ラム26は、機械フレーム14のフレーム上辺15において双方向矢印27の方向で、例えば液圧式に昇降運動可能である。ラム26の行程軸線28周りに、上側工具21及び下側工具22は、双方向矢印29の方向で位置設定あるいは位置調節可能である。相応の位置調節運動は、工作機械11のその他の主要な機能と同様に、工作機械11の概略的に示した制御部30により制御される。
グリッパ装置32は、工具20による加工中、ワーク12を保持し、かつ機械テーブル25上に載置されているワーク12を加工ステーション18に対して相対的に位置決めする。加工済みワーク34の製造後、加工済みワーク34は、例えば機械テーブル25のテーブルセグメント35の下降により加工ステーション18から排出される。
図2は、工具20の概略拡大図である。図2においては、例えば上側工具21がワーク12の上側に、下側工具22がワーク12の下側に配置されている。上側工具21及び下側工具22の位置関係は、変更可能である。図2の図示は、例にすぎない。
上側工具21は、基体41を有している。基体41は、保持軸部42と、下方に向かって開いた収容部43とを有している。この収容部43内には、受け収容部46を有する受け45が配置されている。受け45は、保持装置47によって弾性支承されている。受け45は、第1の実施の形態では、自由回転可能に受け収容部46内に支承されているボール48として形成されている転動体である。受け収容部46は、柱状のガイド区分49を有している。ガイド区分49は、工具20の長手方向軸線50に沿って移動可能に、基体41に設けられた凹部51内で案内されている。
初期位置において保持装置47は、受け45の一領域あるいは球欠部分が収容部43の外縁部52から突出するように受け45を収容している。ボール48として形成された受け45は、第1の実施の形態では、コア54と、コア54を完全に包囲する外縁領域55とからなっている。外縁領域55は、転動面を形成している。外縁領域55は、加工したいワーク12より低い表面硬さ又は加工したいワーク表面より低い表面硬さを有する材料から形成されている。外縁領域55は、加工したいワーク表面より軟質に形成されている。表面硬さは、材料のショア硬さによって規定される。外縁領域55の厚さ又は層は、コーティングの形態で形成されていてもよい。また、外縁領域55の厚さ又は層は、例えばボール48の半径の2分の1又は4分の3に相当する厚さ又は層を有していてもよいシース又はジャケットにより形成されていてもよい。コア54は、例えば外縁領域55より硬質の材料から形成されていても、外縁領域55より軟質の材料から形成されていてもよい。
図示しない実施の形態において、コア54及び外縁領域55は、同じ材料から製造されていてもよい。すなわち、ボール48は、1つの材料から製造されていてもよい。その際、ボール48は、中空のボールとして形成されていても、中実材料からなるボールとして形成されていてもよい。しかし、このために使用される材料は、加工したいワーク12より低い表面硬さ又は加工したいワーク表面より低い表面硬さを有するように選択されている。さらにボール48は、択一的には、その他のコンポーネント又は構成要素を設けることなく、外縁領域55のみからなっていてもよい。
さらに受け45は、摩耗インジケータとして働くペイントコーティング又はラッカコーティングを有していてもよい。また、外縁領域55自体が摩耗インジケータとして働くようになっていてもよい。外縁領域55又はコーティングに損傷、割れ又は剥がれがあると、摩耗があること、すなわち、ボール48がワーク12のワーク表面上で転動したときに、受け45の外縁領域55の損傷が発生したことが判る。
下側工具22は、上側工具21に対向するように配置されている。下側工具22は、ダイとも称呼可能である。下側工具22の基体61は、加工工具62を収容している。加工工具62は、フレーム下辺16を通して案内される図示しないラムによって駆動される。下側工具22は、その載置肩部64でもって下側工具収容部23上に支承されている。加工工具62は、収容部63内に収容されている。収容部63は、ガイド65を通して収容されている。ガイド65は、その外面において載置平面67の一部を形成している。さらに収容部63は、単数又は複数の蓄力要素68によりガイド65に対して位置決めされ、予荷重が与えられている。互いに結合されている収容部63と加工工具62とは、過負荷時には下方に基体61内へと移動可能である。
図2に示した実施の形態では、例えば受け45が上側工具21に、加工工具62が下側工具22にそれぞれ配設されている。この位置関係は、ワーク12に対する上側工具21及び下側工具22の配置関係と同様に変更可能である。すなわち、例えば、上側工具21が加工工具62を収容して、ワーク12の下側に配設されてもよい。同様に配置転換が行われてもよい。
図2に示すように、工具20は、加工工程の開始時又は終了時、初期位置66に配置されている。すなわち、上側工具21及び下側工具22は、ワーク12のその都度のワーク表面に対して間隔を置いて位置決めされている。
ワーク12を加工するために、上側工具21及び下側工具22は、ワーク12のワーク表面に向かって送られる。工具20のこのような加工位置69を図3に示した。
加工工具62は、図3に示すように、例えばマーキング又はエングレービング時、ワーク12の片側においてワーク表面に作用又は係合する。受け45は、対向するようにワーク12に作用し、加工工具62によってワーク12に作用する力に対抗して、変形を回避するために働く。ワーク12の加工中、ワーク12は、工具20あるいは加工ステーション18に対して移動可能である。その際、加工工具62は、連続的に又は間欠的にワーク12のワーク表面に作用又は係合する。転動体48は、移動中にワーク12のワーク表面に連続的に又は間欠的に当接する。このような加工位置69においては、保持装置47の変位は発生しないか、又は発生したとしても極僅かであり、その結果、ワーク12のワーク表面上におけるボール48の載置点は、上側工具21の収容部43の外縁部52から引き続き突出している。
図4は、過負荷位置71にある工具20を示している。この過負荷位置71で、上側工具21の収容部43の外縁部52は、ワーク12のワーク表面に当接している。このとき、ボール48は収容部43内に完全に沈み込んでいる。保持装置47は、この沈み込み運動を受容し、以下に図5を参照しながら説明するように、上側工具21をワーク12から持ち上げた後、この沈み込み運動を維持する。これにより、一方では、表面の変形その他損傷をもたらすワーク表面に対する作用が発生しないことが保証される。他方、過負荷の発生を報知する。
保持装置47は、この機能を果たすために、例えば図5に示した実施の形態を有している。保持装置47は、ばね部材として形成されている。ばね部材は、例えば板状の材料から製造されている。例えば円形に形成されている収容区分73は、好ましくは柱状に形成されている受け収容部46の簡単な配置及び位置決めを可能にする。受け収容部46のガイド区分49は、収容区分73内に挿入可能であり、受け収容部46の肩部で収容区分73に当接する。固定区分74を介して保持装置47は、収容部43内に好ましくは固定されている。固定区分74と収容区分73との間には、ストリップ状の伸長区分75が形成されている。伸長区分75は、確かに、ある一定の行程運動又は変位運動の範囲内では弾性変形可能であるが、過負荷位置71に示すような負荷がかかると塑性変形する。このような塑性変形は、材料選択及び伸長区分75の横断面積により決定され、選択され得る。
図6は、転動体として形成された受け45がローラ50により形成されている上側工具21を示している。本実施の形態においてローラ50は、例えば、受け45を基体41内に回転可能に支承する支承軸77を有している。支承軸77上には、ジャケット78が設けられている。ジャケット78は、加工したいワークより低い表面硬さを有している。例えばプラスチックコーティングが被着されていてもよい。プラスチックコーティングは、摩耗したら再び支承軸77に被着可能である。また、ジャケット78を、例えば支承ピン77に被嵌可能なプラスチックスリーブ又はこれに類するものとして形成してもよい。その結果、摩耗時にはジャケット78のみを交換すればよい。支承軸77が、基体41内に不動に配向され、かつ回転軸線79周りに回転可能に支承されていてもよいし、支承軸77が、やはり基体41内に不動に配置され、ジャケット78がこの支承軸77周りに回転するようにしてもよい。支承軸77が基体41内に回転可能に支承されていてもよい。支承軸77は、機械テーブル25あるいはワーク12の表面に対して平行な一平面内に配向されている。このような上側工具21の場合、図1に双方向矢印29で示した行程軸線周りに基体41を回転させることにより、ローラ50のコントロールを行うことが必要であり、その結果、転動方向は、切断縁の延びに従う。
上側工具の能動型のコントロールに対して択一的に、受け45、例えばローラ50を、水平の平面を有して、基体41の収容部43内に自由回転可能に支承し、つまり受動型としてもよい。その結果、受け45は、水平の平面内で自由回転可能であり、ワーク12の切断縁に自動的に追従する。
さらに受け45は、詳細な説明はしない実施の形態では、トーラスとして形成されていてもよい。
ボール48を例にとって説明した、外縁領域55及び内部のコア54に関する実施の形態及び変化態様は、その他の転動体、例えばシリンダ又はトーラスについても同様に当てはまる。
11 工作機械、 12 ワーク、 14 ベースフレーム、 15 フレーム上辺、 16 フレーム下辺、 17 座標ガイド、 18 加工ステーション、 20 工具、 21 上側工具、 22 下側工具、 23 下側工具収容部、 24 上側工具収容部、 25 機械テーブル、 26 ラム、 27 双方向矢印、 28 行程軸線、 29 双方向矢印、 30 制御部、 32 グリッパ装置、 34 加工済みワーク、 35 テーブルセグメント、 41 基体、 42 保持軸部、 43 収容部、 45 受け、 46 受け収容部、 47 保持装置、 48 ボール、 49 ガイド区分、 50 長手方向軸線、 51 凹部、 52 外縁部、 54 コア、 55 外縁領域、 61 基体、 62 加工工具、 63 収容部、 64 載置肩部、 65 ガイド、 66 初期位置、 67 台架平面、 68 蓄力要素、 69 加工位置、 71 過負荷位置、 73 収容区分、 74 固定区分、 75 伸長区分、 77 支承軸、 78 ジャケット、 79 回転軸線

Claims (11)

  1. ワーク(12)加工する工具であって、
    受け(45)を収容する上側工具(21)と、
    加工工具(62)を収容する下側工具(22)と、
    を備え、前記上側工具(21)と前記下側工具(22)とは、互いに対向するように配置可能であり、前記受け(45)は、該受け(45)と前記加工工具(62)との間に配置可能なワーク(12)の一方の側に位置決めされ、前記加工工具(62)は、前記ワーク(12)の他方の側に位置決めされている、ワーク(12)加工する工具において、
    前記受け(45)は、転動体として形成されており、かつ加工したいワーク(12)より低い表面硬さ又は該ワーク(12)の加工したいワーク表面より低い表面硬さを有する少なくとも1つの外縁領域(55)を有しており、前記受け(45)は、前記上側工具(21)の、前記ワーク(12)に向かって開いた収容部(43)内に配置されており、該収容部(43)内において前記受け(45)を位置決めするために、該受け(45)を前記上側工具(21)の長手方向軸線(50)に沿って可撓性に収容する保持装置(47)が設けられていることを特徴とする、ワーク加工する工具。
  2. 前記転動体の外縁領域(55)は、内在するコア(54)上に被着されているコーティング又はジャケットとして形成されている、請求項1記載の工具。
  3. 前記外縁領域(55)は、前記転動体の横断面積全体にわたって延在し、前記転動体は、中実材料から形成されている、請求項1記載の工具。
  4. 前記転動体の少なくとも外縁領域(55)は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、熱可塑性のエラストマー、エラストマー、人造繊維材料、非鉄金属材料又は弾性の天産物、例えば天然繊維、フェルト、コルク、毛皮、皮革から製造されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の工具。
  5. 前記転動体の外縁領域(55)にペイントコーティング又はラッカコーティングが被着されている、請求項1記載の工具。
  6. 前記保持装置(47)は、ばね部材として形成されており、該ばね部材は、け収容部(46)のための収容区分(73)と、前記収容部(43)に又は前記収容部(43)内に固定するための少なくとも1つの固定区分(74)と、前記収容区分(73)と前記固定区分(74)との間に位置するストリップ状の伸長区分(75)とを有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の工具。
  7. 前記下側工具(22)の過負荷時、前記受け(45)は、前記収容部(43)の外縁部(52)に対して前記収容部(43)内に完全に沈み込み、前記保持装置(47)の伸長区分(75)は、塑性変形可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載の工具。
  8. 前記加工工具(62)は、マーキング工具、スタンピング工具、シートカッティング工具、エングレービング工具、ローラバリ取り工具又はローラフォーミング工具、若しくはローラピンチング工具として形成されている、請求項1記載の工具。
  9. 加工したいワーク(12)が、1,000〜10,000MPaの範囲のビッカース硬さを有する場合、前記転動体の少なくとも外縁領域は、200〜1,000MPa範囲のビッカース硬さを有する材料、は200MPaより低いビッカース硬さを有する材料ら形成されている、請求項1記載の工具。
  10. 加工したいワーク(12)が、200〜1,000MPa範囲のビッカース硬さを有し、鉄金属材料からなる場合、前記転動体の少なくとも外縁領域は、200MPaより低いビッカース硬さを有する材料ら形成されている、請求項1記載の工具。
  11. 前記転動体は、ボール(48)、ローラ(50)又はトーラスとして形成されている、請求項1記載の工具。
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