JP6295180B2 - 制振装置及び制振装置の設置方法 - Google Patents
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Description
この種の制振装置としては、特許文献1に記載されたものが知られている。
波形プレートは、例えば鋼板等をプレス成形して、第一の方向に向かって交互に連続した複数の波山を板状に形成したものである。波形プレートは、第一の方向の一端側で拘束部材に固定され、支持されている。また、他端側には、第一の方向に表面を向けて取付けられた板状の反力受けプレートを有している。この反力受けプレートにボルトが挿通され、このボルトによって波形プレートが、橋梁の押さえ梁に結合されている。
一方で、拘束部材は橋梁の橋脚の上部に載置され、結合されている。
この制振装置では、波形プレートを座屈拘束することにより、安定したダンパー履歴性能を保証している。
本発明の制振装置は、基準方向に延びる板状に形成されるとともに、前記基準方向に向かうにしたがって前記基準方向に交差する厚さ方向に交互に変位することで波形に形成された波形プレートと、前記波形プレートよりも、前記基準方向及び前記厚さ方向にそれぞれ交差する交差方向側に配置された案内部材と、前記波形プレートに設けられた係合部と、前記案内部材に設けられて前記係合部に係合し、前記係合部が前記基準方向に移動するのを許容するとともに前記厚さ方向に移動するのを規制する被係合部と、を備えることを特徴としている。
なお、波形プレートには、1波長分の波形が形成されてもよいし、複数波長分の波形が形成されてもよい。
この発明によれば、係合部と非係合部とが係合することで案内部材に対して波形プレートが基準方向に移動するが、厚さ方向に移動できない。
図8及び9に示すように、波形プレートの側面に係合部として突起を設けることに変えて、波形プレートの側面を基準方向に沿って切削して係合部として溝部を形成する方法もある。しかし、製造コストの点からは係合部を突起とした方が製作コストを低減できる。
この発明によれば、複数波長分の波形を有する波形プレートの場合でも、その波形が圧縮及び引張られたときの変形が均一となりやすい。
また、上記の制振装置において、前記案内部材とともに前記波形プレートを前記交差方向に挟む第二案内部材と、前記波形プレートに設けられた第二係合部と、前記第二案内部材に設けられて前記第二係合部に係合し、前記第二係合部が前記基準方向に移動するのを許容するとともに前記厚さ方向に移動するのを規制する第二被係合部と、を備えてもよい。
請求項2に記載の制振装置によれば、波形プレートが振動を吸収する特性に与える影響を抑えられ、制振の特性に影響を与えにくい。形状が曲がった波形プレートに突起を形成するだけなので、制振装置を製造しやすい。
請求項3に記載の制振装置によれば、基準平面を挟んだ両側の変形がそれぞれそろうことで波形プレートの変形動作が安定し、案内部材により波形プレートを精度良く案内することができる。
請求項4に記載の制振装置によれば、波形状保持部材によって波形プレートの全体座屈等の発生を抑え、圧縮変形時の降伏耐力の一時的な低下を抑制し、かつ、圧縮引張変形量を制限しやすくなる。
請求項5に記載の制振装置によれば、波形プレートを交差方向の両側から案内部材及び第二案内部材により案内することで、波形プレートの基準方向の変形をより安定させることができる。
請求項6に記載の制振装置の設置方法によれば、第一の構造部材と第二の構造部材とを、基準方向に均等に変形する波形プレートを介して結合することで、安全性を確保しながら制振効果を向上させることができる。
以下、本発明に係る制振装置の第1実施形態を、図1から図10を参照しながら説明する。
図1から3に示すように、本実施形態の制振装置1は、基準方向Xに延びる板状に形成されるとともに、基準方向Xの一方側X1に向かうにしたがって基準方向Xに直交する厚さ方向Yの一方側Y1及び他方側Y2に交互に変位することで波形に形成された波形プレート10と、波形プレート10よりも、基準方向X及び厚さ方向Yにそれぞれ直交する直交方向(交差方向、幅方向)Z側に配置された第一案内部材(案内部材)20、第二案内部材25と、を備えている。
なお、図1から3は、波形プレート10に外力が作用していない自然状態における構成を示している。
厚さ方向Yは、波形プレート10の厚さ方向である。
8つの波部13の基準方向Xの一方側X1の端部及び他方側X2の端部には、平坦な接続板14がそれぞれ取付けられている。各接続板14は、基準方向Xに延びている。
最も基準方向Xの一方側X1の波部13の谷部12に、接続板14が設けられている。最も基準方向Xの他方側X2の波部13の山部11に、接続板14が設けられている。
この例では、第一突起15及び第二突起16は直交方向Zに延びる円柱状にそれぞれ形成され、基準平面P上に設けられている。すなわち、突起15、16は、山部11と谷部12とが連なる部分である変曲点に設けられ、各波部13に第一突起15及び第二突起16が2つずつ設けられている。
波形プレート10を構成する山部11、谷部12、及び接続板14は、例えば鋼板等をプレス成形することで、全体として波形となるように一体に形成されている。
第一突起15及び第二突起16は、例えば鋼材により形成され、山部11、谷部12に溶接やねじ込み構造等により固定されている。突起15、16は、後述するように繰り返して圧縮及び引張られるときに作用する荷重に対して充分な強度を持つように設定される。
本制振装置1の波形プレート10の基準方向Xの両端部、及び後述する図17に示す制振装置3の波形プレート10の基準方向Xの両端部が移動する場合、波形プレート10の基準方向Xの中央部の第一突起15は、案内部材20、25により固定、又はほぼ固定(準固定)されていることが好ましい。波形プレート10をこのように拘束することで、波形プレート10が基準方向Xに圧縮されたり引張られたりしたときに、波形プレート10の変形が基準方向Xの一方側X1や他方側X2に偏らない。
第二案内部材25は、主面25aが波形プレート10の面10bに対向するように配置されている。
第二案内部材25には、第二案内部材25を直交方向Zに貫通して基準方向Xに延びる複数の長孔(第二被係合部)26が形成されている。長孔26は、第二突起16の数だけ形成されている。第二案内部材25の各長孔26に、第二突起16が挿通されて係合する。長孔26は、第二突起16が基準方向Xに移動するのを許容するとともに厚さ方向Yに移動するのを規制する。第二案内部材25は、波形プレート10が直交方向Zの他方側に移動するのを規制する。案内部材20、25は、波形プレート10を挟持している。
第二案内部材25は、鋼板等で形成することができる。
図4に示すように、波形プレート10が自然状態から基準方向Xに圧縮されると、各山部11及び谷部12は、突起15、16及び長孔21、26により基準方向Xにのみ移動するように案内される。山部11及び谷部12は、圧縮されることで基準方向Xに短くなるとともに厚さ方向Yに長くなる。山部11及び谷部12における湾曲の曲率半径が小さくなる。
一方で図5に示すように、波形プレート10が自然状態から基準方向Xに引張られると、山部11及び谷部12は、引張られることで基準方向Xに長くなるとともに厚さ方向Yに短くなる。山部11及び谷部12における湾曲の曲率半径が大きくなる。
制振装置1の波形プレート10が基準方向Xに繰り返して圧縮及び引張られた場合には、前述の制振装置1が圧縮された状態と、制振装置1が引張られた状態とが、繰り返し切り替わる。
制振装置を圧縮したときの状態を表す領域R1で波形プレートが突起及び長孔により案内されることで制振装置が基準方向に均等に圧縮され、圧縮時の曲線が滑らかな形状になることが分かった。
これに対して、図7に比較例の制振装置で同一の試験を行った結果を示す。比較例の制振装置では、突起及び長孔を備えていない。比較例の制振装置を圧縮したときの状態を表す領域R2で波形プレートが突起及び長孔により案内されないことで制振装置が基準方向に均等に圧縮されず、圧縮時の曲線がガタついた形状になることが分かった。
制振装置1では、波形プレート10の係合部、第二係合部は突起15、16であり、案内部材20、25の被係合部、第二被係合部は長孔21、26であるとした。しかし、図8及び9に示す制振装置1Aのように、係合部、第二係合部が基準方向Xに延びる第一溝部31、第二溝部32であり、被係合部、第二被係合部は第一突起33、第二突起34であってもよい。
第一突起15は基準平面P上に設けられているため、8波長分の波形を有する波形プレート10でも、波形プレート10が圧縮及び引張られたときの変形が均一となりやすい。
制振装置1が第二突起16、第二案内部材25、及び長孔26を備え、波形プレート10を直交方向Zの両側から案内部材20、25により案内することで、波形プレート10の基準方向Xの変形をより安定させることができる。
また、2以上の波部13に対して第一突起15を1つ設けてもよい。
次に、本発明の第2実施形態について図11から図15を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図11及び12に示すように、本実施形態の制振装置2は、第1実施形態の制振装置1の各構成に加えて、波形プレート10を厚さ方向Yに挟むように配置された拘束部材35、36と、波形プレート10と拘束部材36との間、及び波形プレート10と拘束部材35との間に配置された波形状保持部材38、39とを備えている。
拘束部材35と拘束部材36との距離は、波形プレート10に対して、圧縮変形時に波形が膨らむ分の隙間を有して配置されている。
波形状保持部材38は、波形プレート10の自然状態で、山部11における厚さ方向Yの一方側Y1に向かって凹んだ底部11aとの間に隙間が形成されている。波形状保持部材38の基準方向Xの一方側X1及び他方側X2の面は、山部11から離間している。波形状保持部材38は、山部11により厚さ方向Yの一方側Y1に支持され、拘束部材36により厚さ方向Yの他方側Y2に支持されている。案内部材20、25により直交方向Zに支持されている。
波形状保持部材38は、波形プレート10、拘束部材36、及び案内部材20、25に対して相対移動可能に設けられている。
波形状保持部材39は、波形プレート10の自然状態で、谷部12における厚さ方向Yの他方側Y2に向かって凹んだ底部12aとの間に隙間が形成されている。波形状保持部材39は、谷部12により厚さ方向Yの他方側Y2に支持され、拘束部材35により厚さ方向Yの一方側Y1に支持されている。
波形状保持部材39は、波形プレート10、拘束部材35、及び案内部材20、25に対して相対移動可能に設けられている。
波形プレート10には、第一突起15及び第二突起16が1つずつ設けられている。第一突起15、第二突起16は、波形プレート10の基準方向Xの中央部における変曲点に設けられている。
これにより、波形プレート10の全体座屈等の発生が抑えられ、圧縮変形時に波形プレート10の山部11及び谷部12が波形状保持部材38、39で支持される。
このように、波形状保持部材38、39により、波形プレート10の圧縮や引張りの変形に対して波形プレート10の伸縮量が制限しやすくなる。
しかしながら、波形状保持部材38、39は、波形プレート10の自然状態の形状によってその形状が決定されている場合がある。また、波形プレート10が引張られている状態から圧縮されている状態に変化していく途中においては、波形プレート10が基準方向Xに延びた状態から厚さ方向Yの幅が広がった状態に変化していく。このため、各状態における波形プレート10の形状と波形状保持部材38、39の形状とは必ずしも一致しておらず、より効率的に力を伝達する波形状保持部材38、39の形状が検討されている。
さらに、波形状保持部材38、39によって波形プレート10の全体座屈等の発生を抑え、圧縮変形時の降伏耐力の一時的な低下を抑制し、かつ、圧縮引張変形量を制限しやすくなる。
次に、本発明の第3実施形態について図16から図20を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図16に示すように制振装置3がラーメン構造の構造物90に設けられる場合について説明する。
構造物90は、高層ビル等の骨組みとなるものであり、複数の柱部91と梁部92とを図示しない溶接部やボルト等により接続することで構成されている。柱部91と梁部92との接続部には、制振装置3を取付けるための取付け板93が固定されている。
各接続板14における波部13とは反対側の端部には、接続板14を厚さ方向Yに挟むように連結板47が図示しない締結部材により取付けられている。連結板47には、厚さ方向Yに貫通する多数の貫通孔47aが形成されている。
第二突起16、長孔26は、第一突起15、長孔21と同様に形成されている。
構造物90は、地震等により振動したときに、柱部91や梁部92が揺れることで取付け板93間の距離が近づいたり遠ざかったりする。一対の取付け板93間に本実施形態の制振装置3を取付けることで、構造物90に制振効果を付与することができる。
次に、本発明の第4実施形態について図21から図23を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、図21に示すように制振装置4が橋梁100に設けられる場合について説明する。以下では、まず橋梁100について説明する。
またこの橋梁100は、橋脚101上で、隣接する主桁102同士の間に配されて制振装置4の反力受け架台となる押さえ梁104を有している。なお、図示はしないが橋梁100は、これら主桁102、横桁103、及び押さえ梁104の上部に床版が敷設される。
これらのうち橋脚101が下部構造(第一の構造部材)となり、主桁102、横桁103、及び押さえ梁104が上部構造(第二の構造部材)となる。
波形プレート10は、拘束部材35、36における直交方向Zの一方側に配置されている。
反力受けプレート50は、波形プレート10の基準方向Xの一方側X1の接続板14に取付けられている。この反力受けプレート50にボルト53が挿通され、このボルト53によって波形プレート10における基準方向Xの一方側X1の端部が、上部構造を構成する押さえ梁104に結合されている。
この反力受けプレート50には、反力受けプレート50の表面から基準方向Xの他方側X2に突出したリブ54が設けられている(図23参照)。このリブ54は、直交方向Zに間隔をあけて複数設けられている。
制振装置4は、基準方向Xが主桁102に平行になるように橋梁100に設置されている。
まず、波形プレート10における基準方向Xの他方側X2の端部を、下部構造である橋脚101の上部に載置し、ベースプレート52をアンカーボルト56で結合する。次に、波形プレート10における基準方向Xの一方側X1の端部を、上部構造を構成する押さえ梁104にボルト53で結合して設置する。
例えば、前記第1実施形態から第4実施形態では、被係合部は、第一案内部材20に形成された長孔21であるとした。しかし、被係合部は、第一案内部材20の主面20aに形成され、第一案内部材20を直交方向Zに貫通しない溝部であってもよい。
また、図示した山部11及び谷部12の形状は円弧状であるが、円弧状でなくともよく、台形や三角形の縁部の形状等、平板に対して凹凸が形成できる形状でもよい。
突起15、16は基準平面P上以外に設けられていてもよい。
制振装置1に第二突起16及び第二案内部材25は備えられなくてもよい。このように構成しても、制振装置1に備えられる第一突起15及び第一案内部材20で波形プレート10を基準方向Xに案内することができるからである。
10 波形プレート
11 山部
12 谷部
15 第一突起(突起、係合部)
16 第二突起(第二係合部)
20 第一案内部材(案内部材)
21 長孔(被係合部)
25 第二案内部材
26 長孔(第二被係合部)
31 第一溝部(係合部)
32 第二溝部(第二係合部)
33 第一突起(被係合部)
34 第二突起(第二被係合部)
35、36 拘束部材
38、39 波形状保持部材
40、42 凸頭部
101 橋脚(第一の構造部材)
P 基準平面
X 基準方向
Y 厚さ方向
Y1 一方側
Y2 他方側
Z 直交方向(交差方向)
Claims (6)
- 基準方向に延びる板状に形成されるとともに、前記基準方向に向かうにしたがって前記基準方向に交差する厚さ方向に交互に変位することで波形に形成された波形プレートと、
前記波形プレートよりも、前記基準方向及び前記厚さ方向にそれぞれ交差する交差方向側に配置された案内部材と、
前記波形プレートに設けられた係合部と、
前記案内部材に設けられて前記係合部に係合し、前記係合部が前記基準方向に移動するのを許容するとともに前記厚さ方向に移動するのを規制する被係合部と、
を備えることを特徴とする制振装置。 - 前記係合部は突起であり、
前記被係合部は、前記基準方向に延びる長孔であることを特徴とする請求項1に記載の制振装置。 - 前記波形プレートは、前記厚さ方向に直交する基準平面に対して前記厚さ方向の一方側に配置されるとともに前記厚さ方向の前記一方側に向かって凸となるように湾曲した山部と、前記基準平面に対して前記厚さ方向の他方側に配置されるとともに前記厚さ方向の前記他方側に向かって凸となるように湾曲した谷部と、を前記基準方向に交互に配置することで構成され、
前記係合部は、前記基準平面上に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の制振装置。 - 前記波形プレートよりも前記厚さ方向側に配置された拘束部材と、
前記山部における前記厚さ方向の一方側に向かって凹んだ部分、又は、前記谷部における前記厚さ方向の他方側に向かって凹んだ部分に配されて、前記波形プレートが変形したときに前記波形プレートに接触する凸頭部を有し、前記拘束部材により前記厚さ方向に支持されるとともに、前記拘束部材に対して相対移動可能に設けられた波形状保持部材と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の制振装置。 - 前記案内部材とともに前記波形プレートを前記交差方向に挟む第二案内部材と、
前記波形プレートに設けられた第二係合部と、
前記第二案内部材に設けられて前記第二係合部に係合し、前記第二係合部が前記基準方向に移動するのを許容するとともに前記厚さ方向に移動するのを規制する第二被係合部と、
を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の制振装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の制振装置の設置方法であって、
前記波形プレートにおける前記基準方向の他方側の端部を第一の構造部材に結合し、
前記波形プレートにおける前記基準方向の一方側の端部を第二の構造部材に結合して設置することを特徴とする制振装置の設置方法。
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