JP6293175B2 - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、高電圧対応の積層セラミックコンデンサに関する。
高電圧対応の積層セラミックコンデンサに関し、後記特許文献1の図1及び図2には、第1内部電極層群と第2内部電極層群とが誘電体層を介して交互に積層され、隣接する第1内部電極層群と第2内部電極層群との間に直列接続の4個以上の容量成分が形成されるように構成された積層セラミックコンデンサが開示されている。この積層セラミックコンデンサは、第1外部電極と第2外部電極との間に印加された高電圧を直列接続の4個以上の容量成分それぞれに分圧できるため、耐電圧性の向上に有効である。
ところで、高電圧対応の積層セラミックコンデンサには、一般的な積層セラミックコンデンサと同様の小型化の他、さらなる高耐電圧化が求められている。しかしながら、後記特許文献1に開示されている積層セラミックコンデンサを小型化すると、特に長さを短くすると、第1外部電極と第2外部電極との間に高電圧を印加したときに、第1外部電極とこれに最も近い容量成分との間、並びに、第2外部電極とこれに最も近い容量成分との間で放電現象が生じ易くなる。即ち、小型化を図ると放電開始電圧が低下し易いため、高耐電圧化が難しくなる。
特開平08−037126号公報
本発明の課題は、小型化と高耐電圧化の両方に貢献できる積層セラミックコンデンサを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る積層セラミックコンデンサは、第1外部電極に接続された第1電極層、第2外部電極に接続された第2電極層、及び前記第1電極層と前記第2電極層との間に非接触で配置されたn個(nは1以上の整数)の第3電極層によって構成された第1内部電極層群と、前記第1外部電極と前記第2外部電極それぞれに接続されておらず、且つ、互いが非接触で配置された前記n個+1個の第4電極層によって構成された第2内部電極層群とが、誘電体層を介して交互に積層されていて、隣接する前記第1内部電極層群と前記第2内部電極層群との間に直列接続のm個(mは4以上の偶数)の容量成分が形成されるように構成された積層セラミックコンデンサであって、前記m個の容量成分のうち、前記第1外部電極に最も近い1個の容量成分の容量値を規定する対向面積と、前記第2外部電極に最も近い1個の容量成分の容量値を規定する対向面積が、残りの容量成分の容量値を規定する対向面積それぞれよりも広い。
本発明によれば、小型化と高耐電圧化の両方に貢献できる積層セラミックコンデンサを提供することができる。
図1(A)は本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサの縦断面図、図1(B)は同積層セラミックコンデンサの図1(A)のA1−A1線に沿う横断面図である。 図2は図1に示した積層セラミックコンデンサの第1変形例を示す図1(B)対応図である。 図3は図1に示した積層セラミックコンデンサの第2変形例を示す図1(B)対応図である。 図4は図1に示した積層セラミックコンデンサの第3変形例を示す図1(B)対応図である。 図5は図1に示した積層セラミックコンデンサの第4変形例を示す図1(B)対応図である。 図6(A)は本発明の第2実施形態に係る積層セラミックコンデンサの縦断面図、図6(B)は同積層セラミックコンデンサの図6(A)のA2−A2線に沿う横断面図である。 図7(A)は本発明の第3実施形態に係る積層セラミックコンデンサの縦断面図、図7(B)は同積層セラミックコンデンサの図7(A)のA3−A3線に沿う横断面図である。
《第1実施形態》
先ず、図1を用いて、本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサ10について説明する。
なお、図1には、後記長さLと後記幅Wと後記高さHそれぞれが長さL>幅W=高さHである積層セラミックコンデンサ10を描いているが、これら長さLと幅Wと高さHの関係は長さL>幅W>高さHであってもよいし、長さL>高さH>幅Wであってもよい。また、後記第1内部電極層群14を4つ描き、後記第2内部電極層群15を3つ描き、後記誘電体層16を6つ描いているが、これらは図示の都合によるものであって、第1内部電極層群14の数は5つ以上3つ以下であってもよいし、第2内部電極層群15の数は4つ以上2つ以下であってもよい。
積層セラミックコンデンサ10は、長さLと幅Wと高さHを有する略直方体状を成している。この積層セラミックコンデンサ10は、長さLと幅Wと高さHそれぞれよりも僅かに小さな長さと幅と高さを有する略直方体状のコンデンサ本体11と、コンデンサ本体11の長さ方向一面(図中左面)と幅方向両面の一部と高さ方向両面の一部とを連続して覆う第1外部電極12と、コンデンサ本体11の長さ方向他面(図中右面)と幅方向両面の一部と高さ方向両面の一部とを連続して覆う第2外部電極13とを備えている。図示を省略したが、第1外部電極12と第2外部電極13それぞれは、コンデンサ本体11の外面に密着した下地膜とこの下地膜の外面に密着した表面膜との2層構造、或いは、下地膜と表面膜との間に少なくとも1つの中間膜を有する多層構造を有している。
コンデンサ本体11には、4つの第1内部電極層群14と3つの第2内部電極層群15とが誘電体層16を介して交互に積層された容量部(符号省略)が内蔵されており、この容量部の幅方向両側と高さ方向両側を覆うように誘電体からなるマージン部(符号省略)が設けられている。6つの誘電体層16それぞれの厚さは同等であり、各誘電体層16の厚さは略均一である。
各第1内部電極層群14は、コンデンサ本体11の長さ方向一面(図中左面)における露出部分を第1外部電極12に接続された矩形輪郭の第1電極層14aと、コンデンサ本体11の長さ方向他面(図中右面)における露出部分を第2外部電極13に接続された矩形輪郭の第2電極層14bと、第1電極層14aと第2電極層14bとの間に非接触で配置された矩形輪郭の1個の第3電極層14cによって構成されている。第1電極層14aの厚さ及び幅と第2電極層14bの厚さ及び幅と第3電極層14cの厚さ及び幅は同等である。
各第2内部電極層群15は、第1外部電極12と第2外部電極13それぞれに接続されておらず、且つ、互いが非接触で配置された矩形輪郭の2個の第4電極層15aによって構成されている。2個の第4電極層15aそれぞれの厚さ及び幅は同等であり、各第4電極層15aの幅は第1電極層14a、第2電極層14b及び第3電極層14cの幅と同等である。
図1から分かるように、隣接する第1内部電極層群14と第2内部電極層群15において、第1電極層14aの右端部は、左側の第4電極層15aの左端部と誘電体層16を介して対向している。また、左側の第4電極層15aの右端部は、第3電極層14cの左端部と誘電体層16を介して対向している。さらに、第3電極層14cの右端部は、右側の第4電極層15aの左端部と誘電体層16を介して対向している。さらに、右側の第4電極層15aの右端部は、第2電極層14bの左端部と誘電体層16を介して対向している。即ち、隣接する第1内部電極層群14と第2内部電極層群15は、両者の間に、直列接続の4個の容量成分C1〜C4が形成されるように構成されている。
また、誘電体層16の厚さが略均一であるため、4個の容量成分C1〜C4それぞれは各々の対向面積Sc1〜Sc4に比例した容量値を有している。具体的には、4個の容量成分C1〜C4のうち、容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と容量成分C4の容量値を規定する対向面積Sc4は同等である。また、容量成分C2の容量値を規定する対向面積Sc2と容量成分C3の容量値を規定する対向面積Sc3は同等である。但し、対向面積Sc1及びSc4は対向面積Sc2及びSc3よりも広い。即ち、4個の容量成分C1〜C4のうち、第1外部電極12に最も近い容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と、第2外部電極13に最も近い容量成分C4の容量値を規定する対向面積Sc4が、残り2個の容量成分C2及びC3それぞれの容量値を規定する対向面積Sc2及びSc3それぞれよりも広くなっている。
なお、図1には、対向面積Sc1と対向面積Sc4を同等にし、対向面積Sc2と対向面積Sc3を同等にしたものを示してあるが、対向面積Sc1及びSc4が対向面積Sc2及びSc3よりも広くなっていれば、対向面積Sc1と対向面積Sc4は相違していてもよく、対向面積Sc2と対向面積Sc3は相違していてもよい。
材料等について補足すれば、コンデンサ本体11の第1内部電極層群14と第2内部電極層群15を除く部分には、好ましくはチタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、ジルコン酸カルシウム、チタン酸ジルコン酸カルシウム、ジルコン酸バリウム、酸化チタン等を主成分とした誘電体セラミックス、より好ましくはε>1000又はクラス2(高誘電率系)の誘電体セラミックスを使用できる。
また、各第1内部電極層群14を構成する第1電極層14aと第2電極層14bと第3電極層14c、並びに、各第2内部電極層群15を構成する2個の第4電極層15aには、好ましくはニッケル、銅、パラジウム、白金、銀、金、これらの合金等を主成分した良導体を使用できる。
さらに、第1外部電極12及び第2外部電極13それぞれの下地膜は例えば焼き付け膜からなり、この焼き付け膜には好ましくはニッケル、銅、パラジウム、白金、銀、金、これらの合金等を主成分した良導体を使用できる。表面膜は例えばメッキ膜からなり、このメッキ膜には好ましくは銅、スズ、パラジウム、金、亜鉛、これらの合金等を主成分とした良導体を使用できる。中間膜は例えばメッキ膜からなり、このメッキ膜には好ましくは白金、パラジウム、金、銅、ニッケル、これらの合金等を主成分とした良導体を使用できる。
次に、図1の符号を適宜引用して、前記積層セラミックコンデンサ10の好ましい製法例について説明する。
製造に際しては、誘電体セラミックス粉末を含有したセラミックスラリーと、良導体粉末を含有した電極ペーストを用意する。続いて、キャリアフィルムの表面にセラミックスラリーを塗工し乾燥して、第1グリーンシートを作製する。また、第1グリーンシートの表面に電極ペーストを印刷し乾燥して、第1内部電極層群14に対応したパターンがマトリクス状に形成された第2グリーンシートを作製する。さらに、第1グリーンシートの表面に電極ペーストを印刷し乾燥して、第2内部電極層群15に対応したパターンがマトリクス状に形成された第3グリーンシートを作製する。
続いて、第1グリーンシートから取り出した単位シートを所定枚数に達するまで積み重ねて熱圧着する作業を繰り返して、高さ方向一方のマージン部に対応する部位を作製する。また、第2グリーンシートから取り出した単位シート(パターン群を含む)と第3グリーンシートから取り出した単位シート(パターン群を含む)とを所定枚数に達するまで交互に積み重ねて熱圧着する作業を繰り返して、容量部に対応する部位を作製する。さらに、第1グリーンシートから取り出した単位シートを所定枚数に達するまで積み重ねて熱圧着する作業を繰り返して、高さ方向他方のマージン部に対応する部位を作製する。最後に、積み重ねられた全体を本熱圧着して、未焼成積層シートを作製する。
続いて、未焼成積層シートを格子状に切断して、コンデンサ本体11に対応した未焼成チップを作製する。続いて、未焼成チップを、前記セラミックスラリーに含まれている誘電体セラミックス粉末と前記電極ペーストに含まれている良導体粉末に応じた雰囲気下、並びに、温度プロファイルにて多数個一括で焼成(脱バインダ処理と焼成処理を含む)を行って、焼成チップを作製する。続いて、焼成チップを多数個一括でバレル研磨して角及び稜線に丸み付けを行って、コンデンサ本体11を作製する。
続いて、コンデンサ本体11の長さ方向両端部それぞれに電極ペースト(前記電極ペーストと同じ電極ペースト、或いは、良導体粉末の種類が異なる別の電極ペースト)をディップ等により塗布し乾燥した後、焼き付け処理を行って第1外部電極12と第2外部電極13それぞれの下地膜を形成する。続いて、下地膜を覆う表面膜、或いは、中間膜と表面膜をメッキ処理で形成して、第1外部電極12と第2外部電極13それぞれを作製する。
次に、前記積層セラミックコンデンサ10によって得られる効果について説明する。
(1)前記積層セラミックコンデンサ10は、隣接する第1内部電極層群14と第2内部電極層群15との間に直列接続の4個の容量成分C1〜C4が形成されるように構成されていて、4個の容量成分C1〜C4のうち、第1外部電極12に最も近い容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と、第2外部電極13に最も近い容量成分C4の容量値を規定する対向面積Sc4が、残り2個の容量成分C2及びC3それぞれの容量値を規定する対向面積Sc2及びSc3それぞれよりも広くなっている。即ち、第1外部電極12と第2外部電極13との間に高電圧を印加したときに、容量成分C2及びC3に分圧される電圧よりも容量成分C1及びC4に分圧される電圧を低くできるため、積層セラミックコンデンサ10を小型化しても、特に長さを短くしても、第1外部電極12とこれに最も近い容量成分C1との間、並びに、第2外部電極13とこれに最も近い容量成分C4との間で放電現象が生じることを抑制して、小型化と高耐電圧化の両方に貢献できる。
(2)前記積層セラミックコンデンサ10は、第1外部電極12に最も近い容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と、第2外部電極13に最も近い容量成分4の容量値を規定する対向面積Sc4が同等である。即ち、第1外部電極12と第2外部電極13との間に高電圧を印加したときに、容量成分C1に分圧される電圧と容量成分C4に分圧される電圧を同等にできるため、容量成分C1側の放電開始電圧と容量成分C4側の放電開始電圧とを極力一致させて、放電開始電圧の単一化に貢献できる。
次に、前記効果、特に高耐電圧化を検証した結果について説明する。
検証に際して、前記積層セラミックコンデンサ10に対応した評価用サンプルと、前記積層セラミックコンデンサ10に対応しない比較用サンプルを、前記製法例に準じてそれぞれ100個製造した。評価用サンプルの仕様と、比較用サンプルの仕様は、以下のとおりである。ちなみに、仕様中の数値は何れも設計上の基準値であって、製造公差を含むものではない。
〈評価用サンプルの仕様(図1の符号を引用)〉
・長さLが4500μm、幅が3200μm、高さが2000μm
・コンデンサ本体11の第1内部電極層群14と第2内部電極層群15を除く部分の主成分がチタン酸バリウム、各誘電体層16の厚さが40μm、幅方向両側と高さ方向両側のマージン部それぞれの厚さが400μmと350μm
・第1外部電極12と第2外部電極13は3層構造、下地膜の主成分が銅で厚さが50μm、中間膜の主成分がニッケルで厚さが1.5μm、表面膜の主成分がスズで厚さが2μm
・第1内部電極層群14の数は15で、第1電極層14aと第2電極層14bと第3電極層14cそれぞれの主成分がニッケルで厚さが1μm、第1電極層14aと第2電極層14bそれぞれの長さが1030μmで幅が2400μm、第3電極層14cの長さが1530μmで幅が2400μm
・第2内部電極層群15の数が14で、2個の第4電極層15aそれぞれの主成分がニッケルで厚さが1μm、2個の第4電極層15aそれぞれの長さが1700μmで幅が2400μm
・対向面積Sc1と対向面積Sc4それぞれが1.728mm 、対向面積Sc2と対向面積Sc3それぞれが1.368mm
〈比較用サンプルの仕様(図1の符号を引用)〉
・対向面積Sc1〜Sc4それぞれが1.534mm
・他は評価用サンプルと同じ。
検証は、100個の評価用サンプルそれぞれと100個の比較用サンプルそれぞれに対して放電開始電圧の測定を実施し、100個の評価用サンプルの放電開始電圧の平均値と100個の比較用サンプルの放電開始電圧の平均値を求める方法によって行った。ちなみに、放電開始電圧の測定は、菊水電子工業(株)製のDC耐電圧試験機(TOS9213AS)を用いて、各サンプルをプローブ端子に挟み、空気中(25℃)環境下で、100V/sの昇電圧、閾値1mAの条件にて行った。結果として、100個の評価用サンプルの放電開始電圧の平均値は5.0kVであり、100個の比較用サンプルの放電開始電圧の平均値は3.5kVであったことから、評価用サンプルの方が比較用サンプルに比べて1.5kVの高耐電圧化が図れていることが確認できた。
また、評価用サンプルを製造したときに併せて製造したサンプルの仕様を踏まえると、対向面積Sc1と対向面積Sc4が同等で、且つ、対向面積Sc2と対向面積Sc3が同等の場合には、対向面積Sc1及びSc4が対向面積Sc2及びSc3の1.1〜1.4倍になるようにすると、前記と同様に高耐電圧化に有用であり、且つ、総静電容量もさほど変化しないことが確認できた。
次に、図2〜図4それぞれを用いて、前記積層セラミックコンデンサ10の変形例について説明する。
図2に示した第1変形例は、第2内部電極層群15の代わりに、台形輪郭の2個の第4電極層15a-1によって構成された第2内部電極層群15-1を用いた例である。また、図3に示した第2変形例は、第2内部電極層群15の代わりに、3角形輪郭の2個の第4電極層15a-2によって構成された第2内部電極層群15-2を用いた例である。さらに、図4に示した第3変形例は、第1内部電極層群14の代わりに、矩形輪郭の第1電極層14aと矩形輪郭の第2電極層14bと6角形輪郭の第3電極層14c-1によって構成された第1内部電極層群14-1を用いた例である。さらに、図5に示した第4変形例は、第1内部電極層群14の代わりに、矩形輪郭の第1電極層14aと矩形輪郭の第2電極層14bとこれらよりも幅が狭い第3電極層14c-2によって構成された第1内部電極層群14-2を用いた例である。
図2〜図5に示した第1変形例〜第4変形例は、前記積層セラミックコンデンサ10を小型化する場合、特に長さを短くする場合において、対向面積Sc1及びSc4を対向面積Sc2及びSc3よりも広くなるように調整するときに有用である。加えて、第1変形例と第3変形例又は第4変形例を組み合わせて所期の対向面積調整を行うようにしてもよいし、第2変形例と第3変形例又は第4変形例を組み合わせて所期の対向面積調整をおこなうようにしてもよい。
《第2実施形態》
次に、図6を用いて、本発明の第2実施形態に係る積層セラミックコンデンサ20について説明する。
この積層セラミックコンデンサ20が、前記積層セラミックコンデンサ10(図1を参照)と相違するところは、
・各第1内部電極層群24が、コンデンサ本体21の長さ方向一面(図中左面)における露出部分を第1外部電極22に接続された矩形輪郭の第1電極層24aと、コンデンサ本体21の長さ方向他面(図中右面)における露出部分を第2外部電極23に接続された矩形輪郭の第2電極層24bと、第1電極層24aと第2電極層24bとの間に非接触で配置された矩形輪郭の2個の第3電極層24cによって構成されている点
・各第2内部電極層群25が、第1外部電極22と第2外部電極23それぞれに接続されておらず、且つ、互いが非接触で配置された矩形輪郭の3個の第4電極層25aによって構成されている点
にある。ちなみに、6つの誘電体層26それぞれの厚さは同等であり、各誘電体層26の厚さは略均一である。また、第1電極層24aの厚さ及び幅と第2電極層24bの厚さ及び幅と2個の第3電極層24cそれぞれの厚さ及び幅は同等である。さらに、3個の第4電極層25aそれぞれの厚さ及び幅は同等であり、各第4電極層25aの幅は第1電極層24a、第2電極層24b及び2個の第3電極層24cそれぞれの幅と同等である。さらに、3個の第4電極層25aのうち、図中中央の第4電極層25aの長さは他の2個の第4電極層25aの長さよりも短くなっている。
この積層セラミックコンデンサ20にあっては、隣接する第1内部電極層群24と第2内部電極層群25との間に、直列接続の6個の容量成分C1〜C6が形成されるように構成されている。6個の容量成分C1〜C6のうち、容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と容量成分C6の容量値を規定する対向面積Sc6は同等である。また、容量成分C2の容量値を規定する対向面積Sc2と容量成分C3の容量値を規定する対向面積Sc3と容量成分C4の容量値を規定する対向面積Sc4と容量成分C5の容量値を規定する対向面積Sc5は同等である。但し、対向面積Sc1及びSc6は対向面積Sc2、Sc3、Sc4及びSc5よりも広い。即ち、6個の容量成分C1〜C6のうち、第1外部電極22に最も近い容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と、第2外部電極23に最も近い容量成分C6の容量値を規定する対向面積Sc6が、残り4個の容量成分C2、C3、C4及びC5それぞれの容量値を規定する対向面積Sc2、Sc3、Sc4及びSc5それぞれよりも広くなっている。
なお、図6には、対向面積Sc1と対向面積Sc6を同等にし、対向面積Sc2と対向面積Sc3と対向面積Sc4と対向面積Sc5を同等にしたものを示してあるが、対向面積Sc1及びSc6が対向面積Sc2、Sc3、Sc4及びSc5よりも広くなっていれば、対向面積Sc1と対向面積Sc6は相違していてもよく、対向面積Sc2と対向面積Sc3と対向面積Sc4と対向面積Sc5は相違していてもよい。
前記積層セラミックコンデンサ20にあっても、前記積層セラミックコンデンサ10と同様の効果を得ることができる。また、前記積層セラミックコンデンサ20にあっても、第2内部電極層群25の3個の第4電極層25aの形状を、図2に示した第1変形例の第4電極層15a-1のような形状や、図3に示した第2変形例の第4電極層15a-2のような形状に変えることによって、また、第1内部電極層群24の2個の第3電極層24cの形状を、図4に示した第3変形例の第3電極層14c-1のような形状や、図5に示した第4変形例の第3電極層14c-2のような形状に変えることによって、所期の対向面積調整を行うことができる。
《第3実施形態》
次に、図7を用いて、本発明の第3実施形態に係る積層セラミックコンデンサ30について説明する。
この積層セラミックコンデンサ30が、前記積層セラミックコンデンサ10(図1を参照)と相違するところは、
・各第1内部電極層群34が、コンデンサ本体31の長さ方向一面(図中左面)における露出部分を第1外部電極32に接続された矩形輪郭の第1電極層34aと、コンデンサ本体31の長さ方向他面(図中右面)における露出部分を第2外部電極33に接続された矩形輪郭の第2電極層34bと、第1電極層34aと第2電極層34bとの間に非接触で配置された矩形輪郭の2個の第3電極層34cによって構成されている点
・各第2内部電極層群35が、第1外部電極32と第2外部電極33それぞれに接続されておらず、且つ、互いが非接触で配置された矩形輪郭の3個の第4電極層35aによって構成されている点
にある。ちなみに、6つの誘電体層36それぞれの厚さは同等であり、各誘電体層36の厚さは略均一である。また、第1電極層34aの厚さ及び幅と第2電極層34bの厚さ及び幅と2個の第3電極層34cそれぞれの厚さ及び幅は同等である。さらに、3個の第4電極層35aそれぞれの厚さ及び幅は同等であり、各第4電極層35aの幅は第1電極層34a、第2電極層34b及び2個の第3電極層34cそれぞれの幅と同等である。さらに、3個の第4電極層35aのうち、図中中央の第4電極層35aの長さは他の2個の第4電極層35aの長さよりも短くなっている。
この積層セラミックコンデンサ30にあっては、隣接する第1内部電極層群34と第2内部電極層群35との間に、直列接続の6個の容量成分C1〜C6が形成されるように構成されている。6個の容量成分C1〜C6のうち、容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と容量成分C6の容量値を規定する対向面積Sc6は同等である。また、容量成分C2の容量値を規定する対向面積Sc2と容量成分C5の容量値を規定する対向面積Sc5は同等である。さらに、容量成分C3の容量値を規定する対向面積Sc3と容量成分C4の容量値を規定する対向面積Sc4は同等である。但し、対向面積Sc1及びSc6は対向面積Sc2及びSc5よりも広く、対向面積Sc2及びSc5は対向面積Sc3及びSc4よりも広い。即ち、6個の容量成分C1〜C6のうち、第1外部電極22に最も近い容量成分C1の容量値を規定する対向面積Sc1と、第2外部電極23に最も近い容量成分C6の容量値を規定する対向面積Sc6が、残り4個の容量成分C2、C3、C4及びC5それぞれの容量値を規定する対向面積Sc2、Sc3、Sc4及びSc5それぞれよりも広くなっている。
なお、図7には、対向面積Sc1と対向面積Sc6を同等にし、対向面積Sc2と対向面積Sc5を同等にし、対向面積Sc3と対向面積Sc4を同等にしたものを示してあるが、対向面積Sc1及びSc6が対向面積Sc2、Sc3、Sc4及びSc5よりも広くなっていれば、対向面積Sc1と対向面積Sc6は相違していてもよく、対向面積Sc2と対向面積Sc5は相違していてもよく、対向面積Sc3と対向面積Sc4は相違していてもよい。
前記積層セラミックコンデンサ30にあっても、前記積層セラミックコンデンサ10と同様の効果を得ることができる。また、前記積層セラミックコンデンサ30にあっても、第2内部電極層群35の3個の第4電極層35aの形状を、図2に示した第1変形例の第4電極層15a-1のような形状や、図3に示した第2変形例の第4電極層15a-2のような形状に変えることによって、また、第1内部電極層群34の2個の第3電極層34cの形状を、図4に示した第3変形例の第3電極層14c-1のような形状や、図5に示した第4変形例の第3電極層14c-2のような形状に変えることによって、所期の対向面積調整を行うことができる。
《他の実施形態》
図1には、隣接する第1内部電極層群14と第2内部電極層群15との間に直列接続の4個の容量成分C1〜C4が形成されるように構成された積層セラミックコンデンサ10を示し、図6には、隣接する第1内部電極層群24と第2内部電極層群25との間に直列接続の6個の容量成分C1〜C6が形成されるように構成された積層セラミックコンデンサ20を示し、図7には、隣接する第1内部電極層群34と第2内部電極層群35との間に直列接続の6個の容量成分C1〜C6が形成されるように構成された積層セラミックコンデンサ30を示したが、隣接する第1内部電極層群と第2内部電極層群との間に直列接続の8個の容量成分や10個以上の容量成分が形成されるように構成された積層セラミックコンデンサであっても、本発明を適用して前記同様の効果を得ることができる。
10…積層セラミックコンデンサ、11…コンデンサ本体、12…第1外部電極、13…第2外部電極、14,14-1,14-2…第1内部電極層群、14a…第1電極層、14b…第2電極層、14c,14c-1,14c-2…第3電極層、15,15-1,15-2…第2内部電極層群、15a,15a-1,15a-2…第4電極層、C1〜C4…容量成分、Sc1〜Sc4…対向面積、20…積層セラミックコンデンサ、21…コンデンサ本体、22…第1外部電極、23…第2外部電極、24…第1内部電極層群、24a…第1電極層、24b…第2電極層、24c…第3電極層、25…第2内部電極層群、25a…第4電極層、C1〜C6…容量成分、Sc1〜Sc6…対向面積、30…積層セラミックコンデンサ、31…コンデンサ本体、32…第1外部電極、33…第2外部電極、34…第1内部電極層群、34a…第1電極層、34b…第2電極層、34c…第3電極層、35…第2内部電極層群、35a…第4電極層、C1〜C6…容量成分、Sc1〜Sc6…対向面積。

Claims (2)

  1. 第1外部電極に接続された第1電極層、第2外部電極に接続された第2電極層、及び前記第1電極層と前記第2電極層との間に非接触で配置されたn個(nは2以上の整数)の第3電極層によって構成された第1内部電極層群と、前記第1外部電極と前記第2外部電極それぞれに接続されておらず、且つ、互いが非接触で配置された前記n個+1個の第4電極層によって構成された第2内部電極層群とが、誘電体層を介して交互に積層されていて、隣接する前記第1内部電極層群と前記第2内部電極層群との間に直列接続のm個(mは6以上の偶数)の容量成分が形成されるように構成された積層セラミックコンデンサであって、
    前記m個の容量成分それぞれを前記第1外部電極から前記第2外部電極に向かってC1、C2、C3・・・Cm−2、Cm−1、Cmとし、前記m個の容量成分それぞれを規定する対向面積を前記第1外部電極から前記第2外部電極に向かってSc1、Sc2、Sc3・・・Scm−2、Scm−1、Scmとしたとき、
    前記第1外部電極側のm/2個の前記容量成分C1、C2、C3・・・を規定する対向面積はSc1>Sc2>Sc3>・・・の関係を有し、前記第2外部電極側のm/2個の容量成分Cm、Cm−1、Cm−2・・・を規定する対向面積はScm>Scm−1>Scm−2>・・・の関係を有する、
    積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記m個は6個であり、
    前記対向面積Sc1及びScmは同等であり、
    前記対向面積Sc2及びScm−1は同等であり、
    前記対向面積Sc3及びScm−2は同等である、
    請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
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