JP6290539B2 - 電離層の電子数を推定する適応的方法 - Google Patents

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Description

本発明は、航法システムに補正を施すことが可能な、電離層の電子数を推定する方法の分野に関し、より具体的には、電離層が極めて不均一である場合に当該電子数の推定を向上させることを可能にする適応的方法に関する。
Global Navigation Satellite System(全地球航法衛星システム)を略してGNSSと一般に呼ばれる衛星測位システムにおいて、固定または、車両や航空機等の移動受信器の位置は、複数の衛星からの距離を計算して、三角測量により特定される。受信器と各衛星の距離の推定精度は、得られる位置決め精度における決定的要因である。この距離の推定における誤りの主な原因は、信号が電離層を通過する際に、当該信号により累積される全遅延であり、高高度での気体の部分的イオン化が信号の伝搬を妨げる結果、様々な送信遅延が生じる。
考慮する各衛星信号について、電離層を通過する際に累積される遅延を考慮に入れるために、Total Electron Content(全電子数)を略してTECと一般に呼ばれる、地球電離層の電子数を推定できることが必要である。実際には、受信器は、各種の積分およびフィルタリング技術により、衛星群により送信された見かけの距離に対する多くの補正を積分することにより自身の位置を計算する。電離層の電子数を推定することにより、点(位置、速度、タイムスタンプ)の計算精度を向上させることが可能になる。
このため、公知のGNSSシステムは、電離層の活動に関連付けられたリアルタイム補正を加えるいわゆる補強システムにより補完することができる。Satellite−Based Augmentation System(衛星航法補強システム)を略して一般にSBASと呼ばれる、衛星群に基づく補強システムが利用されている。例えば、複数の静止衛星からGPSシステムに補正データを同報通知する欧州のEGNOSシステムはこれに該当する。
電離層の電子数を推定可能にして航法システムにおけるその影響を考慮に入れる各種の方法が考えられる。TRiangular INterpolation(三角補間)を略してTRINモデルと一般に呼ばれる公知の方法において、電離層は、電離層の電子電荷の全てが累積された、地球を取り巻く薄い層に例えられる。
薄い層より高い高度に位置する衛星から、薄い層より低い高度に位置する受信器に送信される信号の遅延は次いで、衛星から受信器への見通し線とも呼ばれる薄い層と信号送信軸の交点により推定される。この位置は、Ionosphere Pierce Point(電離層貫通点)を略してIPPと一般に呼ばれる。所与の位置IPPで薄い層を通過する信号の遅延は、単一周波数ユーザーの場合は当該位置で決定される垂直全電子数により決定される。垂直全電子数すなわちVTECは、当該IPPを通過して、垂直軸に沿って薄い層を通過する信号により認識された電離層の全電子電荷を表す。
垂直全電子数VTECの推定により、上空で地球に対して静止した、地球を中心とする球面格子の形状で電離層遅延のマッピングを確立することが可能になる。ユーザーは次いで、一般にIONO格子と呼ばれる当該格子を用いて、当該格子に対する線形補間により、考慮する各衛星の見通し線上の電離層遅延を計算する。IONO格子の値の定期的な、典型的には30秒毎の更新は、SBASシステムにより航法システムのユーザーに対して同報通知される。
公知の一方法によれば、航法システムのユーザーからアクセス可能なIONO格子は、垂直全電子数VTECの測定値をマッピングする第2のメッシュからの補間により計算される。IONO格子とは異なり、当該第2のメッシュは地球の自転には関連付けられていない。第2のメッシュは一定の太陽時を保ち、メッシュの各ノードの太陽への露出は一定している。従ってメッシュは、日中における電離層の大幅な変動から独立することになる。TRINモデルとして知られる方法において、第2のメッシュは、地球を中心とする、1280個の三角面を有する正多面体により形成される。地球の周囲に配置された642個の頂点の各々には垂直全電子数VTECの推定値が関連付けられている。図1に、IONO格子およびTRINモデルの多面体のメッシュを平面図で示す。IONO格子のノードは、Ionospheric Grid Point(電離層格子点)を略してIGPと呼ばれ、TRINモデルの多面体のノードは、Trin Model Vertex(トリンモデル頂点)を略してTMVと呼ばれる。典型的に、2個のIGPノードを隔てる距離10は赤道上で約550kmであり、当該距離は緯度の関数として減少する。2個のノードTMVを隔てる距離11は約950kmである。
図2a、2bに、航法システムの補正のため昨今実施される、電離層の電子数を推定する方法の原理を示す。
地球を取り巻く表面22上に配置された複数の受信ビーコン21が、軌道上にある複数の航法衛星24により送信された信号の組23を受信する。電離層25は、電子電荷の全てが累積された、地球を取り巻く薄い層に例えられる。Ionosphere Thin Layer(電離薄層)を略したITLが、薄い層の、例えば球状の表面を表す。Ionosphere Polyhedral Mesh(電離層多面体メッシュ)を略してIPMと呼ばれる多面体の頂点TMVがTRINモデルのメッシュを形成する。頂点TMVは表面ITLに配置されている。
衛星24から2個の周波数、例えばGPS L1とGPS L2周波数で送信された信号23のビーコン21により受信することで、当業者に公知の技術により、ビーコン21と衛星24の距離、並びに当該信号の送信軸全体にわたる電子数を決定することが可能になることが知られている。当該技術の詳細については、Elliot D.Kaplan,2005,Artech Houseの「Understanding GPS Principles and Applications」を参照されたい。
当該技術によれば、各二重周波数信号23について、信号23の送信軸と面ITLの交点IPPにおける垂直全電子数VTECの推定値を決定することができる。
図2bに示すように、軌道上にある複数の送信航法衛星24により送信された無線周波数信号を受信する複数の受信ビーコン21により生成された測定値の組を収集することにより表面ITL上に点27の集団26を生成することが可能になる。集団26の各点27は、IPPの空間座標、および当該位置における垂直全電子数VTECの推定値により特徴付けられている。
公知の方法において、メッシュIPMの頂点TMV各々における垂直全電子数VTECの推定値は、頂点TMVから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された点27の組から、カルマンフィルタにより生成される。
メッシュIPM上のVTEC値の当該マッピングから、例えば線形補間により、IONO格子上でのVTECマッピングが決定される。当該マッピングは次いで、例えばEGNOS等の補強システムにより、航法システムのユーザーが利用することが可能になる。
図3a、3bに、当該方法の原理を一次元分布の単純化された場合で示す。当該方法は、横座標IPPに関連付けられた測定VTEC値の分布から、一次元メッシュの単純化された場合の頂点TMVに対応する、所定の横座標x、xおよびxに対する値VTEC、VTECおよびVTECを推定する。
典型的に、VTECの計算は、点VTECと横座標xを結ぶ直線および点VTECと横座標xを結ぶ別の直線が存在することが必要であるという制約と共に、VTECの位置を可能な限り点の集団の近くに配置するという制約がある。当該方法は、x軸に沿った各点について連続的に繰り返される。図3bに示すように、支持点x、xおよびx3による所与の横座標xにおける全電子数の推定値が、場合によるが、全電子数の測定値からは比較的遠くに離れていることが分かる。図3a、3bに、現行方法の二つの限界を示す。すなわちメッシュのノードにおける全電子数の推定で生じる誤差、およびメッシュのノード近傍の全電子数の推定値の非線形性である。
電離層の電子数を推定する現行方法により、電離層の電子数の不均一が僅かである場合に精度が充分である位置決め計算が可能になる。一方、電離層がより活発に活動している場合、例えば太陽活動のピーク時に、狭い地理的表面積において振幅の顕著な不均一性が観察される。TRINモデル等、電離層の電子数を推定する既存の方法では、信頼できる補正を行なうのに充分に正確な推定ができず、且つ航法システムのユーザーにより満足すべき位置決めが行なえない。
本発明は、上述の実施の困難さを克服することにより、電離層の全電子数を推定する代替的な解決策の提案を目的とする。
この目的のため、本発明の主題は電離層の電子数を推定する適応的方法であって、連続的に実行される以下のステップ、すなわち
−軌道上にある複数の送信航法衛星により送信された無線周波数信号を受信する複数の地上固定受信ビーコンにより実行される測定値の組を収集するステップと、
−測定値の組の各信号について、信号の送信軸と地球を取り巻く表面の交点の空間座標、および当該交点において決定された垂直全電子数を計算するステップにより、交点の空間座標および垂直全電子数からなる点の集団を画定するステップと、
−統計的推定量による、表面の初期メッシュの各ノードについて、垂直全電子数を計算するステップと、
−電離層の2個の所定の外乱レベル、すなわち弱い外乱または強い外乱のいずれかを選択可能にする、初期メッシュの各ノードにおける垂直全電子数の統計的分散分析を行なうステップと、
−以下のステップ、すなわち
・弱い外乱の場合、初期統計的推定量から適切な統計的推定量を画定可能にする計算および
・強い外乱の場合、初期メッシュから表面の新規の適切なメッシュを生成可能にする計算を含むステップと、
−弱い外乱の場合は適切な統計的推定量および初期メッシュにより、または強い外乱の場合には初期統計的推定量および適切なメッシュにより、決定された垂直全電子数の統計的誤差解析を行ない、当該統計的誤差解析により、2個の所定の誤差、すなわち当該方法の適応が妥当であることを意味する小さい誤差、または当該方法の停止を意味する大きい誤差のいずれかを選択可能にするステップと
を含むことを特徴とする。
以下の図面に例として示す実施形態の詳細な記述を精査すれば本発明に対する理解が深まり、また他の利点も明らかになろう。
関連用語と合わせて平面図で示したIONO格子およびTRINモデルのメッシュを示す(既述)。 電離層の電子数を推定する公知方法の原理を示す(既述)。 一次元分布の単純化された場合における本方法の原理を示す(既述)。 本発明による電離層の電子数を推定する適応的方法の好適な実施形態をフロー図の形式で示す。 電離層の電子数の統計的分散分析の原理を示す。 メッシュノードの周囲の点分布の分類学的解析の原理を示す。 集合化可能な分布の場合におけるメッシュ改良の原理を示す。 確率分布の場合におけるメッシュ改良の原理を示す。 一次元分布の単純化された場合における本発明による適応的方法の原理を示す。
明快さのため、異なる図であっても同一要素には同一参考符号を付与している。
図4に、本発明による電離層の電子数を推定する適応的方法の好適な実施形態をフロー図の形式で示す。
本発明によれば、本方法は、軌道上にある複数の送信航法衛星24により送信された無線周波数信号23を受信する複数の地上に固定された受信ビーコン21により生成された測定値の組MSSを収集するステップ101を含んでいる。
既に図2aに示したのと同一原理で、2個の周波数f、fで送られた信号23をビーコン21での受信により、完全に正確な時計を用いて測定誤差が除かれた、以下の簡略化された数式によりビーコン21と衛星24の間の2個の疑似距離d、dを決定することが可能になる。
Figure 0006290539
ここに、STECは信号23の見通し線に沿った全電子数を表し、Tは信号が対流圏を通過する際に累積された遅延を表す。測定値MSSの組は、各信号23について、少なくとも1個の距離、1個のTEC値、および信号の見通し線の空間座標を含んでいる。
本方法は、測定値MSSの組の各信号23について、信号23の送信軸と地球を中心とする表面ITLとの交点IPPの空間座標、および当該交点IPPにおいて決定される垂直全電子数VTECを計算するステップ102を含んでいる。従って点27の集団26が画定され、各点27は、交点IPPの空間座標および垂直全電子数VTECからなる。
次式に基づく、当業者に公知の技術により、測定値の組MSSから、点IPPにおける垂直全電子数VTECの推定値が、異なる周波数を用いて少なくとも2個決定される。
Figure 0006290539
ここにs(ε)は、見通し線の傾向を表すεに依存するrabatment関数である。この計算方法を詳述した、RTCA(Radio Techinical Commission for Aeronautics)から2006年12月に発行された文献「Minimum Operational Performance Standards for Global Positioning System/Wide Area Augmentation System Airborne Equipment:RTCA DO−229D」を参照されたい。
本発明の好適な実施形態において、TRINモデルで用いる表面ITLを採用する。後述するように、この選択は多くの利点をもたらす。しかし、本発明は当該表面に限定されず、地球を取り巻く任意の表面、例えば地球を中心とする縁無しのコンパクトな表面22も可能である。有利な点として、上空に配置された球体に位相同型の表面を採用する。
本方法は、統計的推定量ESCにより、表面ITLの初期メッシュIPMの各ノードのNについて垂直全電子数VTECを計算するステップ103を含んでいる。本発明の好適な実施形態において、TRINモデルで用いる初期メッシュIPMを採用する。メッシュIPMは従って、1280個の三角面を有し地球を中心とする正多面体を形成する。メッシュのノードNは、地球周辺に配置された642個の頂点TMVに対応する。メッシュIPMは地球の自転には関連付けられておらず、各ノードは一定の太陽時に従う。
後述するように、TRINモデルで用いるメッシュに対応する初期メッシュIPMの選択は多くの利点をもたらす。しかし、本発明はメッシュIPMに限定されず、表面ITLの任意の種類のメッシュも可能であり、各ノードは一定の太陽時に従っても、従わなくてもよく、且つ個数が変動してもよい。
有利な点として、統計的推定量ESCは、対象ノードNから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された集団26の点27を考慮に入れたカルマンフィルタによりメッシュIPMの各ノードNにおける垂直全電子数VTECを決定する。
本方法は、初期メッシュIPMの各ノードNにおける垂直全電子数VTECの統計的分散分析ASDのステップ104を含んでいることにより、電離層の活動を特徴付ける2個の所定の外乱レベル、すなわち弱い外乱Pまたは強い外乱Pのいずれかが選択可能になる。
有利な点として、統計的分散分析ASDステップ104は、連続的に実行される以下のステップ、すなわち
−初期メッシュIPMの各ノードNについて、対象ノードNから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された点27の部分集合SEPを選択するステップと、
−初期メッシュIPMの各ノードNについて、例えば共分散または最小二乗残差等の統計的方法により計算される、部分集合SEPの点27の垂直全電子数VTECの局所分散Dを計算するステップと、
−電離層の2個の外乱レベルPまたはPのいずれかを、局所分散値Dの関数として選択するステップとを含んでいる。
有利な点として、統計的分散分析ASDは、例えば太陽に露出されたノードだけを保持することにより、表面ITLのメッシュの一部に限定することができる。
統計的分散分析ASDステップ104は以下に述べる図5a、5bにも示す。
本方法は、適応型統計的推定量ESCAを計算するステップ105を含み、各ノードNにおける垂直全電子数VTECに加え、対象ノードNの近傍における垂直全電子数の空間傾向勾配GSEを決定することが可能になる。適応型統計的推定量ESCAは、分散ASDの統計分析により弱い外乱Pであると判定された場合に計算される。
有利な点として、適応型統計的推定量ESCAにより、メッシュIPMの各ノードNにおけるVTECおよび、対象ノードNの近傍における垂直全電子数VTECの空間傾向勾配GSEを画定する所定の空間基準フレーム内で決定される2個の傾斜の値を計算することが可能になる。
有利な点として、適応型統計的推定量ESCAは、対象ノードNの近傍におけるVTEC測定値の局所不整合を考慮可能な多重線形回帰により決定される。従って、適応型統計的推定量ESCAにより、メッシュIPMのノードNの近傍における垂直全電子数VTECの非線形性を制限することが可能になる。
ステップ105が終了したならば、初期メッシュIPMの各点Nにおける適応型統計的推定量ESCAにより、垂直全電子数VTECおよびその空間傾向勾配GSEの計算がステップ112において実行される。
本方法は、初期メッシュIPMから、表面ITLの新規な適応型メッシュIPMAを生成可能にする計算ステップ106を含んでいる。統計的分散分析ASDにより強い外乱Pであると判定された場合、初期メッシュ(IPM)の各ノード(N)に適用され、且つ計算ステップ107、108および109を含む反復的処理に従い、適応型メッシュIPMAが初期メッシュ(IPM)から決定される。
ステップ107において、対象ノードNから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された点27の分布DISTの分類学的解析により、
−分布DISTが集合化可能である場合、部分クラスDによりメッシュIPMを改良するステップ108を選択すべく、垂直全電子数VTEC値が均一である点27の複数の集合SEPikを画定するか、または
−分布DISTが確率的である場合、再分割DによりメッシュIPMを改良するステップ109を選択するか、のいずれかが可能になる。
有利な点として、ステップ107もまた、各点Nについて、所定の閾値より小さい集合SEPikの個数を制限可能にする手段を含んでいる。
分布DISTに対して実行される分類学的解析のステップ107もまた、後述する図6に示す。
本方法は、分布DISTが集合化可能である場合、集合SEPikにより新規メッシュノードAMVikを追加するステップ108を含んでいる。新規ノードAMVikの位置は、集合SEPikの点27の重心に対応している。
当該ステップにより、局所最適箇所の近傍におけるメッシュノードの位置を特定することが可能になる。本方法は、これらの局所最適箇所を周期的に探すことにより、電離層の変化に適応し、電離層の不均一性、および電離層の変化の現実的なマッピングが得られる。これにより、メッシュノードの位置における全電子数の推定の精度が向上すると共に、ノードの近傍における線形傾向を保証することが可能になる。
第一の実施形態において、新規ノードAMVikの位置は、点27の同重心に対応しており、各点27で同一の重みが保持されている。
第二の実施態様において、集合化可能な分布DISTの場合における新規ノードAMVikの位置は集合SEPikの点27の重心に対応しており、当該集合の重みPikは対象点27の信号23の送信軸と当該点27を通る地球22に垂直な軸との間で形成される角度に依存する。従ってこの重みにより、送信軸がほぼ垂直である信号23から決定される点27を優先させることができる。これらの点におけるVTECの測定は先験的により正確になる。本実施形態は、最も信頼性が高い点を用いることが可能になるため、特に有利である。
有利な点として、ステップ108はまた、電離層の力学に最適なメッシュIPMAを生成すべく1個以上の幾何学的整合基準を含んでいる。第1の幾何学的整合基準は、新規ノードAMVikから所定の閾値よりも短い距離に配置された初期メッシュIPMのノードNを除外するものである。第2の幾何学的整合基準は、所定の領域外で生成された新規ノードAMVikを除外するものである。
部分クラスによりメッシュを改良するステップ108は以下に述べる図7a、7bにも示す。
本方法は、分布DISTが確率的である場合、複数の新規メッシュノードのSMVikを加えるステップ109を含み、新規ノードSMVikの個数と位置は、既存のNおよび所定の再分割規則の関数として画定される。
本発明により多くの再分割技術に想到することができる。図8a、8bに、再分割によりメッシュを改良する二つの実施形態を示す。Nが属する面81を識別する。Nが接続された隣接ノード82を識別する。
第1の実施形態によれば、新規ノードSMVikは、対象ノードNと、当該ノードに接続された各隣接ノード82との間に配置されている。各新規ノードSMVikは、対象ノードNからの距離を最小化すべく、表面ITL上でノードNおよび対象隣接ノード82から等距離に配置されている。
第2の実施形態によれば、新規ノードSMVikは、対象ノードNが属する各々の面81に配置されている。新規ノードSMVikの位置は、対象面81のノードNおよび82の重心に対応している。
再分割によりメッシュを改良するステップ109も以下に述べる図7a、7bに示す。
本方法は、ステップ106の反復的処理の終了後に実行され、適応型メッシュIPMAの新規ノードAMVikおよびSMVikと初期メッシュIPMのノードNの空間分散を比較するステップ110を含んでいる。当該ステップの目的は、ステップ107、108、109により実行されて、メッシュの改良を検証、継続、または中断できるようにする基準を画定することである。
計算の原理は以下の通りである。すなわち
・σがn個の点27について決定されたノードNの空間分散を表すか否か、
・σikがnik個の点27について決定されたノードAMVik(またはSMVik)の空間分散を表すか否か。
一実施形態において、新規な適応型メッシュIPMAは、
Figure 0006290539
であるとき、初期メッシュIPMと比較して拡張を加える。
ここに、パラメータχは、分散計算に使用できる点27の個数により、分散への重み付けを可能にする。
本発明によれば、ステップ110は以下のステップの選択を含んでいる。
−新規ノードAMVikおよびSMVikの空間分散が初期メッシュIPMのノードNの空間分散より小さい場合、または換言すれば、関係(iii)を満たす場合、ステップ112において統計的推定量ESCにより適応型メッシュIPMAの各ノードの垂直全電子数VTECを計算する。
−新規ノードAMVikおよびSMVikの空間分散が初期メッシュIPMのノードNの空間分散より大きい場合、または換言すれば関係(iii)を満足されない場合、ステップ111において本方法を停止させる。
−新規ノードAMVikおよびSMVikの空間分散が共に初期メッシュIPMのノードNの空間分散より小さく、且つ所定の閾値より大きい場合、新規メッシュIPMAの全てのノードの適用される、上述のメッシュを改良するステップ106により新規の計算を開始し、メッシュの拡張が可能であると考えられる。
有利な点として、ステップ110はまた、適応型メッシュIPMAのノードの個数のテストを含んでいる。この個数が所定の閾値を超えた場合、新規メッシュIPMAは検証されない。本方法はステップ111で中断される。
本方法は、例えばTRINモデル等、既に定義された方法を優先して本方法の適応を中断するステップ111を含んでいる。
本方法は、以下のステップ、すなわち
−弱い外乱(P)の場合、初期メッシュIPMに対する適応型統計的推定量ESCAにより、垂直全電子数VTECおよびその空間傾向勾配GSEを計算するステップと、
−強い外乱(P)の場合、適応型メッシュIPMAに対する初期統計的推定量ESCにより、垂直全電子数VTECを計算するステップからなるステップ112を含んでいる。
本方法は、弱い外乱Pの場合、適応型統計的推定量ESCA、および初期メッシュIPMの手段により、または強い外乱P2の場合、初期統計的推定量ESC、および適応型メッシュIPMAにより、ステップ112で決定された垂直全電子数VTECの統計的誤差解析ASEを行なうステップ113を含んでいる。統計的誤差解析ASEにより、2個の所定の誤差レベル、すなわちステップ114における本方法の適応が妥当であることを意味する小さい誤差E、またはステップ115における本方法の停止を意味する大きい誤差Eのいずれかが選択可能になる。
弱い外乱Pの場合、統計的誤差解析ASEは、連続的に実行される以下のステップ、すなわち
−対象ノードNから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された点27の部分集合SEPi4の各ノードNを選択するステップと、
−部分集合SEPi4の各点27について、統計的推定量ESCAにより決定されたノードNにおける垂直全電子数VTECと、対象点27の垂直全電子数VTECの差DIFFを計算するステップと、
−各ノードNについて、例えば共分散または最小二乗残差等の統計的方法により計算される差DIFFの局所分散Di4を計算するステップと、
−2個の所定誤差レベル、すなわち小さい誤差Eまたは大きい誤差Eのいずれかを、局所分散値Di4の関数として選択するステップとを含んでいる。
有利な点として、弱い外乱Pの場合に適用される統計的誤差解析ASEは、各ノードNにおいて、空間勾配GSEiの値を、対象ノードNの隣接ノードの空間勾配値GSEと比較することにより、大きい誤差Eを決定可能な第2の条件を含んでいる。所定の閾値より大きい勾配偏差が検出された場合、大きい誤差Eが選択される。当該条件は先行条件に追加される。
強い外乱Pの場合、統計的誤差解析ASEは、同一の原理に従い、連続的に実行される以下のステップ、すなわち
−適応型メッシュIPMAの各ノードN、AMVikまたはSMVikについて、対象ノードN、AMVikまたはSMVikから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された点27の部分集合SEPi5を選択するステップと、
−部分集合SEPi5の各点27について、統計的推定量ESCにより決定されたノードN、AMVikまたはSMVikにおける垂直全電子数VTECと、対象点27の垂直全電子数VTECの差DIFを計算するステップと、
−各ノードN、AMVikまたはSMVikについて、共分散または最小二乗残差等の統計的方法により計算される差DIFの局所分散Di5を計算するステップと、
−2個の誤差レベル、すなわち小さい誤差Eまたは大きい誤差Eのいずれかを、局所分散値Di5の関数として選択するステップとを含んでいる。
有利な点として、統計的誤差解析ASEは、例えば太陽に露出されたノードだけを保持することにより、表面ITLのメッシュの一部に限定することができる。有利な点として、統計分散ASDおよび誤差ASE分析は、1個以上の幾何学的基準から選択された表面ITLのメッシュのノードN、AMVikまたはSMVikの部分集合だけを考慮に入れる基準の一つは、例えば太陽に対するノードの位置に関係している。
ステップ113が終了したならば、小さい誤差Eの場合、ステップ114において、メッシュIPMまたはIPMAのノードで計算されたVTEC値を用いることができる。例えばIONO格子等のユーザー格子に対する補正値が、例えば線形補間により、これらのVTEC値から決定される。これらの補正値は、GNSSシステムのユーザーに対して同報通知される。逆に、大きい誤差Eの結果、ステップ111と同様にステップ115において本方法が停止される。計算されたVTECの値は無効であり、同報通知されない。
図5a、5bに、図4に示す本方法のステップ104のように、電離層の電子数の統計的分散分析ASDの原理を示す。本方法は、メッシュIPMの各ノードNについて、ノードNから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された集団26の点27の部分集合SEPiを選択するステップを含んでいる。
図5aに、ヒストグラムの形式で、各部分集合SEPiについて測定された点27のVTEC値を示す。本方法は、部分集合SEPの垂直全電子数測定値の、局所分散と呼ばれる分散Dを計算するステップを含んでいる。
本方法は次いで、2個の電離層外乱レベル、すなわち弱い外乱Pまたは強い外乱Pのいずれかを選択するステップを含んでいる。本発明によれば、2個の外乱レベルのいずれかの選択は、局所分散値Dに依存する計算により決定される。
本発明の一つの可能な実施形態において、局所分散Dは、例えば共分散または最小二乗残差等の統計的方法により、各ノードNにおいて決定される。
図5a、5bに、2個の外乱レベルに対する統計的分散分析の原理を示す。図5aにおいて、分散は比較的限定的であり、計算された外乱は弱いものである。図5bにおいて、分散はより高く、計算された外乱は強いものである。
図6に、図4に示す本方法のステップ107のように、メッシュのノードN周辺における点分布の分類学的解析の原理を示す。分布DISTは、ノードNから所定の閾値Sよりも短い距離に配置された集団26の点27を含んでいる。
図7a、7bに、図4に示す本方法のステップ108と同様に、集合化可能な分布の場合におけるメッシュ改良の原理を示す。点27の分布DISTに対して実行される分類学的解析により、図7aに示すように、垂直全電子数分散が所定の閾値Sよりも小さい、点27の複数の集合SEPikを決定することが可能になる。
これらの集合SEPikの各々について、新規ノードAMVikが集合SEPikの点27の重心に対応して決定され、その重みPikは対象点27の信号23の送信軸と当該点27を通る地球22に垂直な軸との間で形成される角度に依存する。従ってこの重みにより、送信軸がほぼ垂直である信号23から決定される点27を優先させることができる。これらの点におけるVTECの測定は先験的により正確になる。
本実施形態が特に有利であるのは、メッシュノードを局所最適箇所の近傍に配置できるからである。本方法は、これらの局所最適条件を周期的に探すことにより電離層の変化に適応する。電離層の不均一性、および電離層の変化の現実的なマッピングが得られる。これにより、メッシュノードの位置における全電子数の推定の精度が向上すると共に、ノードの近傍における線形傾向を保証することが可能になる。
有利な点として、本方法はまた、電離層の力学に最適なメッシュIPMAを生成すべく1個以上の幾何学的整合基準を含んでいる。第1の幾何学的整合基準は、新規ノードAMVikから所定の閾値よりも短い距離に配置された古いノードNを除外するものである。第2の幾何学的整合基準は、所定の領域外で生成された新規ノードAMVikを除外するものである。
図8a、8bに、図4に示す本方法のステップ109と同様に、確率分布の場合におけるメッシュ改良の原理を示す。適応型メッシュIPMAは、初期メッシュIPMから再分割により決定される。本発明により多くの再分割技術に想到することができる。図8a、8bに、再分割による改良の二つの実施形態を示す。Nが属する面81を識別する。Nが接続された隣接ノード82を識別する。
ファセットN+1による再分割と呼ばれる第1の実施形態によれば、適応型メッシュIPMAは、ノードNと、これに接続された各隣接ノード82との間に新規ノードSMVikを追加することにより形成される。各新規ノードSMVikは、表面ITLにおいてノードNおよび対象隣接ノード82から等距離に配置されている。ノードSMVikの位置もまた、ノードNからの距離を最小化するように画定されている。
重心再分割と呼ばれる第2の実施形態によれば、適応型メッシュIPMAは、各面81に対し新規ノードSMVikを追加することにより形成される。新規ノードSMVikの位置は、対象面81のノードの重心に対応している。
図9a、9bに、一次元分布の単純化された場合における、本発明による適応的方法の原理を示す。既に図3a、3bに示したように、本図は測定された垂直全電子数VTEC値の傾向を破線で表す。現在公知の方法により、横座標x、x、xおよびxについて図9a、9bの丸い点で表すVTEC値を推定することが可能になる。
図9aに、集合化によるメッシュ改良後の、本発明による適応的方法の原理を示す。この場合、メッシュへのノードの追加は、均一なVTEC値を示す測定値の部分集合について実行される。本発明による適応的方法により、三角形で表す追加的なVTEC値をより高い精度で、且つ局所最適条件に対応する領域において決定することが可能になる。
図9bに、再分割によるメッシュの改良後の、本発明による適応的方法の原理を示す。この場合、メッシュへのノードの追加は、所定の幾何学的基準に従い実行される。本発明による適応的方法は、メッシュを支持するノードの数を増やすことによりVTEC値の推定精度を向上させる。
10,11 距離
21 受信ビーコン
22 表面
23 信号の組
24 航法衛星
25 電離層
26 集団
27 点
81 面
82 隣接ノード
IGP 電離層格子点
VTEC 垂直全電子数
VTEC,VTEC,VTEC 垂直全電子数
,x,x,x 横座標
,N,・・・N ノード
IPP 交点
ITL 面
TMV 頂点
DIST 分布
S,S,S 閾値
SEPik 集合
AMVik 新規ノード
SMVik 新規ノード

Claims (12)

  1. 電離層の電子数を推定する方法において、連続的に実行される以下のステップ、すなわち
    −軌道上にある複数の送信航法衛星(24)により送信された無線周波数信号(23)を受信する複数の地上固定受信ビーコン(21)により実行される測定値の組(MSS)を収集するステップ(101)と、
    −前記測定値の組(MSS)の前記各信号(23)について、前記信号(23)の送信軸と地球を取り巻く表面(ITL)の交点(IPP)の空間座標、および前記交点(IPP)において決定された垂直全電子数(VTEC)を計算するステップ(102)により、前記交点(IPP)の空間座標および垂直全電子数(VTEC)からなる点(27)の集団(26)を画定するステップと、
    初期統計的推定量(ESC)による、前記表面(ITL)の初期メッシュ(IPM)の各ノード(N)について、対象ノード(N )から所定の第1の閾値Sよりも短い距離に配置された集団(26)の点(27)を考慮に入れて垂直全電子数(VTEC)を計算するステップ(103)と、
    −前記電離層の2個の所定の外乱レベル、すなわち弱い外乱(P)または強い外乱(P)のいずれかを選択可能にする、前記初期メッシュ(IPM)の前記各ノード(N)における垂直全電子数(VTEC)の統計的分散分析(ASD)を行なうステップと、
    −以下のステップ、すなわち
    ・前記弱い外乱(P)の場合、前記初期統計的推定量(ESC)から適切な統計的推定量(ESCA)を画定可能にする計算(105)および
    ・前記強い外乱(P)の場合、前記初期メッシュ(IPM)から前記表面(ITL)の新規の適切なメッシュ(IPMA)を生成可能にする計算(106)を含むステップと、
    −前記弱い外乱(P)の場合は前記適切な統計的推定量(ESCA)および前記初期メッシュ(IPM)により、または前記強い外乱(P)の場合には前記初期統計的推定量(ESC)および前記適切なメッシュ(IPMA)により、決定された前記垂直全電子数(VTEC)の統計的誤差解析(ASE)を行ない、前記統計的誤差解析(ASE)により、2個の所定の誤差、すなわち前記方法の適応が妥当であること(114)を意味する小さい誤差(E)、または前記方法の停止(115)を意味する大きい誤差(E)のいずれかを選択可能にするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記初期統計的推定量(ESC)が、対象ノード(N から前記第1の閾値(S)よりも短い距離に配置された集団(26)の点(27)を考慮に入れたカルマンフィルタにより前記メッシュ(IPM)の各ノード(N における垂直全電子数(VTEC)を決定することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記表面(ITL)の前記初期メッシュ(IPM)が、1280個の三角面を有し地球を中心とする正多面体を形成すること、および前記初期メッシュ(IPM)の前記各ノード(N)が一定の太陽時に従うことを特徴とする、請求項1〜2のいずれか1項に記載の方法。
  4. 前記統計的分散分析(ASD)が、連続的に実行される以下のステップ、すなわち
    −前記初期メッシュ(IPM)の前記各ノード(N)について、前記対象ノード(N)から所定の第2の閾値(S)よりも短い距離に配置された点(27)の部分集合(SEP)を選択するステップと、
    −前記初期メッシュ(IPM)の前記各ノード(N)について、統計的方法により計算される、前記部分集合(SEP)の前記点(27)の前記垂直全電子数(VTEC)の局所分散(D)を計算するステップと、
    −前記電離層の2個の外乱レベル(P、P)のいずれかを、少なくとも局所分散値(D)の関数として選択するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記弱い外乱(P )の場合、適切な統計的推定量(ESCA)を計算するステップ(105)を含み、前記各ノード(N)における前記垂直全電子数(VTEC)に加え、前記ノード(N)の近傍における前記垂直全電子数の空間傾向勾配(GSE)を計算可能にすることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記強い外乱(P )の場合、前記初期メッシュ(IPM)の前記各ノード(N)に適用される反復的処理に従い、前記初期メッシュ(IPM)から決定される適切な前記メッシュ(IPMA)を計算するステップ(106)を含み、前記ステップ(106)が以下の計算ステップ、すなわち
    −前記対象ノード(N)から所定の第3の閾値(S)よりも短い距離に配置された前記初期メッシュ(IPM)の点(27)の分布(DIST)の分類学的解析を行ない、
    ・分布(DIST)が集合化可能である場合、前記垂直全電子数(VTEC)が均一である前記点(27)の複数の集合(SEPik)を画定し、部分クラス(D)により前記メッシュ(IPM)を改良するステップ(108)を選択するか、または
    ・前記分布(DIST)が確率的である場合、再分割(D)により前記メッシュ(IPM)を改良するステップ(109)を選択するかのいずれかを可能にするステップと、
    −前記分布(DIST)が集合化可能である場合、前記集合(SEPikごとに新規メッシュノード(AMVik)を、前記新規ノード(AMVik)の位置が前記集合(SEPik)の前記点(27)の重心に対応するように追加するステップと、
    −前記分布(DIST)が確率的である場合、複数の新規メッシュノード(SMVik)を、前記新規メッシュノード(SMVik)の個数および位置が前記既存ノード(N)および所定の再分割支配の関数として画定されるように、追加するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記集合化可能な分布(DIST)の場合における新規メッシュノード(AMVik)の位置が前記集合(SEPik)の分布(DIST)点の重心に対応し、前記集合(SEPikの分布(DIST )点の重み(P ik )が、前記の信号(23)の送信軸と前記を通る地球(22)に垂直な軸との間で形成される角度に依存し、前記重みにより、送信軸がほぼ垂直である信号(23)から決定される前記集合(SEP ik )の分布(DIST )点を優先させることができることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 以下の2個の再分割規則、すなわち
    −新規メッシュノード(SMVik)を、前記ノード(N)と、該ノード(N に接続された各隣接ノード(82)との間に配置し、前記ノード(N)から前記新規メッシュノード(SMV ik の距離を最小化すべく、1つの隣接ノードに対応する各新規メッシュノード(SMVik)が前記表面(ITL)上で前記ノード(N)および前記隣接ノード(82)から等距離に配置されるようにする、および
    −新規メッシュノード(SMVik)を、前記新規メッシュノード(SMVik)の位置が前記対象面(81)の前記ノード(N、82)の重心に対応するように、前記ノード(N)が属する各々の面(81)に配置する、
    のうち少なくとも一方を含み、確率分布(DIST)の場合に複数の新規メッシュノード(SMVik)の追加を可能にすることを特徴とする、請求項6または7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 記新規メッシュノード(AMVik、SMVik)から所定の閾値よりも短い距離に配置された前記初期メッシュ(IPM)の前記ノード(N)を除外するか、または所定の領域外で生成された前記新規メッシュノード(AMVik、SMVik)を除外することを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記反復的処理の終了後に実行され、前記適切なメッシュ(IPMA)の前記新規ノード(AMVik、SMVik)と前記初期メッシュ(IPM)の前記ノード(N)の空間分散を比較して、以下のステップ、すなわち
    −前記新規ノード(AMVik、SMVik)の空間分散が前記初期メッシュ(IPM)の前記ノード(N)の空間分散より小さい場合、前記統計的推定量(ESC)により前記適切なメッシュ(IPMA)の前記各ノードの前記垂直全電子数(VTEC)を計算するステップ(112)、
    −前記新規ノード(AMVik、SMVik)の空間分散が前記初期メッシュ(IPM)の前記ノード(N)の空間分散より大きい場合、前記方法を停止させるステップ(111)、
    −前記新規ノード(AMVik、SMVik)の空間分散が共に前記初期メッシュ(IPM)の前記ノード(N)の空間分散より小さく、且つ所定の閾値より大きい場合、前記新規メッシュ(IPMA)の全てのノードに適用される、メッシュを改良する第2の計算を開始するステップ(106)
    のいずれかを選択可能にするステップ(110)を含むことを特徴とする、請求項6〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記統計的誤差解析(ASE)が、連続的に実行される以下のステップ、すなわち
    −前記メッシュ(IPM、IPMA)の前記各ノード(N、AMVik、SMVik)について、前記対象ノード(N、AMVik、SMVik)から所定の閾値(S、S)よりも短い距離に配置された点(27)の部分集合(SEPi4、SEPi5)を選択するステップと、
    −前記部分集合(SEPi4、SEPi5)の前記各点(27)について、前記統計的推定量(ESC、ESCA)により決定された前記ノード(N、AMVik、SMVik)における前記垂直全電子数(VTEC)と、前記対象点(27)の前記垂直全電子数(VTEC)の差(DIFF、DIF)を計算するステップと、
    −前記各ノード(N、AMVik、SMVik)について、前記差(DIFF、DIF)の局所分散(Di4、Di5)を計算するステップと、
    −2個の所定誤差レベル、すなわち小さい誤差(E)または大きい誤差(E)のいずれかを、局所分散値(Di4、Di5)の関数として選択するステップと
    を含むことを特徴とする、請求項5または6に記載の方法。
  12. 前記統計的分散分析(ASD)および誤差解析(ASE)が、1個以上の幾何学的基準から選択される前記表面(ITL)の前記メッシュの前記ノード(N、AMVik、SMVik)の部分集合だけを考慮に入れること、および前記基準の1個が太陽に対する前記ノードの位置に関係することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
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