JP6286204B2 - 振り返りデータ生成システムおよび振り返りデータ生成方法 - Google Patents

振り返りデータ生成システムおよび振り返りデータ生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、振り返りデータ生成システムおよび振り返りデータ生成方法に関するものであり、具体的には、プロジェクト特性に関わらず、良好な精度および効率での振り返り作業を可能とする技術に関する。
組織において各種プロジェクトの遂行を通して得られる知見すなわちナレッジは、組織の有益な財産であり、該当プロジェクトの推移や結果について振り返り、以後の他プロジェクトなどに有効活用することが望まれる。例えば、「プロジェクトおよびフェーズの入力に基づいて、そのプロジェクトとフェーズと組合せによる、検討項目毎の過去の全ての対策内容を出力する」ことで、過去事例に基づきリスクへの対策立案を支援する技術(特許文献1参照)のごとく、過去事例から得られるナレッジはリスク管理を行なう上でも役立つものである。一方、これらのナレッジは、その有益性が、組織やマネジメント技術の成熟度に依存するため、継続的に蓄積し適宜ブラッシュアップしていく必要がある。
他方、ナレッジを蓄積するためには、プロジェクト終了後などに該当プロジェクトの振り返り(発生事象等とその推移について情報を辿る作業)を行なう必要がある。そうした振り返りに関する技術として、「ナレッジの振り返りを自動的に実行する」ために、過去のプロジェクトの種別と当該過去のプロジェクトの規模のデータと当該過去のプロジェクトの特定フェーズと当該過去のプロジェクトの特定フェーズにおける問題のデータと当該過去のプロジェクトの特定フェーズにおける問題に対する対処のデータとを含む振り返りデータを格納する振り返りデータ格納部を用いており、プロジェクトの種別と規模のデータと該当フェーズとを含むプロジェクトデータを取得して、各過去のプロジェクトの振り返りデータに対して、プロジェクトデータに含まれるプロジェクトの対象種別に対する類似度とプロジェクトの規模のデータに対する類似度とプロジェクトの該当フェーズに対する類似度とを用いて総合類似度を算出し、総合類似度に基づき過去のプロジェクトの特定フェーズにおける問題のデータ等を読み出し出力する技術(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2010−26698号公報 特開2008−52700号公報
上述のように実際の経験を通して得られたナレッジは有用であり、そのためにプロジェクト終了後などに振り返りを行なうことが必要であるとされる。しかしながら、振り返りを行なうための情報整理の難しさ等から、そうした振り返り作業はなかなか定着していない。また、この振り返りに関して上述したような従来技術が提案されてはいるが、過去プロジェクトの種別/規模に関する類似度から問題データを出力するものであり、プロジェクト遂行に際し生じた問題の原因が、種別や規模といったプロジェクト特性に関連しないものである場合、適切な情報を抽出して振り返りに供することが出来ない。従って、こうした現状において、プロジェクトマネージャ等が担当プロジェクトの振り返りを行うとしても、その担当者が現在認識し記憶している事項を整理するのみか、或いは、プロジェクトの種別等の特性にフックする事項を整理する程度の作業精度となり、参照する情報の精度が限定的で、徒に広範な情報を提示する非効率で主観的な振り返りしかなされないことになる。そのため、振り返りに際し本質的な原因分析がなされず、対応するナレッジの有益性を維持、向上させることが困難となる懸念もあった。
そこで本発明の目的は、プロジェクト特性に関わらず、良好な精度および効率での振り返り作業を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の振り返りデータ生成システムは、プロジェクトにおける損失の原因と結果の連鎖について規定した、リスク伝搬情報を格納する記憶装置と、前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た所定属性の事実情報に対応するものを除外して、リスク伝搬情報の部分集合を抽出し、当該部分集合をプロジェクト経緯として出力装置に表示する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の振り返りデータ生成方法は、プロジェクトにおける損失の原因と結果の連鎖について規定した、リスク伝搬情報を格納する記憶装置を備える情報処理装置が、前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た所定属性の事実情報に対応するものを除外して、リスク伝搬情報の部分集合を抽出し、当該部分集合をプロジェクト経緯として出力装置に表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクト特性に関わらず、良好な精度および効率での振り返り作業が可能となる。
本実施形態における振り返りデータ生成システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における振り返りデータ生成システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態におけるリスク評価システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における評価項目情報DBの例を示す図である。 本実施形態におけるリスク評価結果DBの例を示す図である。 本実施形態におけるリスク伝播情報DBの関連定義テーブルの例を示す図である。 本実施形態におけるリスク伝播情報DBのリスク事象テーブルの例を示す図である。 本実施形態におけるナレッジ評価DBの例を示す図である。 本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例1を示すフロー図である。 本実施形態におけるリスク評価項目情報の登録画面例を示す図である。 本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例2を示すフロー図である。 本実施形態における評価入力画面の例を示す図である。 本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例3を示す図である。 本実施形態におけるリスク事象情報の登録画面例を示す図である。 本実施形態における関係事象定義画面の例を示す図である。 本実施形態におけるリスク伝播モデルの階層イメージ例を示す図である。 本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例4を示す図である。 本実施形態におけるリスク伝播モデル全体のイメージ例を示す図である。 本実施形態におけるプロジェクトの評価結果例を示す図である。 本実施形態におけるリスク伝播モデルの部分集合のイメージ例を示す図である。 本実施形態における失敗シナリオ提示画面の例を示す図である。
−−−システム構成−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の振り返りデータ生成システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す振り返りデータ生成システム100は、プロジェクト特性に関わらず、良好な精度および効率での振り返り作業を可能とするコンピュータシステムである。
図1に例示するように、ネットワーク10を介して、振り返りデータ生成システム100と、リスク評価システム200、情報定義用端末20、評価用端末30、および振り返り用端末40が通信可能に接続されている。このうち情報定義用端末20は、評価項目情報DB225に格納する、リスクの評価項目の情報(例:設問内容、該当設問に対する回答選択肢、各選択肢に紐付けられるスコア、該当設問内容の関連工程といった情報)を定義する際に有識者等のユーザが用いる端末である。また、評価用端末30は、ユーザすなわちプロジェクトマネージャが、担当プロジェクトにおける各評価項目に関してリスク評価や特性評価を行なう際に用いる端末である。また、振り返り用端末40は、プロジェクトマネージャ等が振り返りデータ生成システム100にアクセスし、リスク伝搬情報の部分集合等を閲覧して振り返り作業に用いる端末である。
一方、リスク評価システム200は、有識者からのリスクの評価項目等に関する定義を得て、またその評価項目に対する評価結果をプロジェクトマネージャ等から得て、管理するサーバ装置である。
続いて、上述の振り返りデータ生成システム100のハードウェア構成について説明する。図2は振り返りデータ生成システム100のハードウェア構成例を示す図である。振り返りデータ生成システム100は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置105、を備える。演算装置104が上述のプログラム102を実行することにより、リスク伝搬定義処理部110および振り返り処理部111の各機能部を実装することになる。
なお、ユーザからの入力やユーザへの情報表示が、上述の情報定義用端末20、評価用端末30および振り返り用端末40との間で通信装置105を介して実行されるのではなく、振り返りデータ生成システム100が入力装置および出力装置を備えて、ユーザとのデータ授受を行うとしても構わない。また、振り返りデータ生成システム100における記憶装置101内には、必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、リスク伝搬情報DB125、およびナレッジ評価DB125が少なくとも記憶されている。これら各DBの構成例については後述する。
次に、上述のリスク評価システム200のハードウェア構成について説明する。図3はリスク評価システム200のハードウェア構成例を示す図である。リスク評価システム200は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶装置201、RAMなど揮発性記憶装置で構成されるメモリ203、記憶装置201に保持されるプログラム202をメモリ203に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置204、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置205、を備える。演算装置204が上述のプログラム202を実行することにより、評価項目定義処理部210およびリスク評価処理部211の各機能部を実装することになる。
なお、リスク評価システム200における記憶装置201内には、必要な機能を実装する為のプログラム202に加えて、評価項目情報DB225、およびリスク評価結果DB226が少なくとも記憶されている。これら各DBの構成例については後述する。
続いて、本実施形態の振り返りデータ生成システム100が備える機能について説明する。上述したように、以下に説明する機能は、例えば振り返りデータ生成システム100が備えるプログラム102を実行することで実装される機能と言える。
この場合、振り返りデータ生成システム100は、記憶装置101のリスク伝搬情報DB125よりリスク伝搬情報を読み取り、このリスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、該当プロジェクトに関して得た所定属性の事実情報に対応するものを除外して、上述のリスク伝搬情報の部分集合を抽出し、当該部分集合をプロジェクト経緯として振り返り用端末40(ないし出力装置)に表示する機能を備えている。
なお、振り返りデータ生成システム100は、上述の部分集合を抽出する際、リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、該当プロジェクトに関して得た、所定リスクレベル以下の事実情報に対応するものを除外する機能を備えているとすれば好適である。またこの場合、振り返りデータ生成システム100は、上述のプロジェクト経緯として、部分集合が含む損失の原因と結果の各情報をノードとし、当該ノード間を原因と結果の因果関係に応じた向きの矢印で連結した網状形式の表示データを生成し、当該表示データを振り返り用端末40(ないし出力装置)に表示する機能を備えている。
また、振り返りデータ生成システム100は、上述の部分集合を抽出する際、リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、該当プロジェクトに関して得た、所定リスクレベル以下の複数回の事実情報に対応するものを除外する機能を備えている。
−−−データベース構成−−−
次に、本実施形態に用いられるデータベース類の構造例について説明する。図4は本実施形態における評価項目情報DB225の例を示す図である。この評価項目情報DB225は、リスク評価システム200が記憶装置201にて保持するデータベースであり、図に例示するように、“R001”といった項目ID401をキーとして、“プロジェクトの状況を把握しているか?”といった設問内容402と、それに対する回答選択403の各値を対応付けたレコードの集合体となっている。なお、回答選択403の値としては、それぞれの回答選択肢の内容404とそのスコア405が対となって格納されている。この評価項目情報DB225の生成については後述する。
また、図5は本実施形態におけるリスク評価結果DB226の例を示す図である。このリスク評価結果DB226は、上述の評価項目情報DB225の情報が示す設問に対する回答結果を格納したデータベースであり、対象プロジェクトのID1101をキーとして、評価日1102、および回答結果1103の各値を対応付けたレコードの集合体となっている。回答結果1103は、上述の評価項目情報DB225における、“R001”などの項目ID401に対する、“(1)”といった回答選択403の値が対応付けされている。
また、図6は本実施形態におけるリスク伝播情報DB125の関連定義テーブル800の例を示す図である。このリスク伝播情報DB125の関連定義テーブル800は、上述の評価項目情報DB225における項目ID401(例:“R001”)、すなわち所定評価項目に対応する事象を起点に、その事象から発生が懸念されるリスク事象、更にこのリスク事象から発生が懸念される他のリスク事象、といった事象間の一連の因果関係を、上位事象ID801と下位事象ID802の対応付けで網羅的に規定したものである。
また、図7は本実施形態におけるリスク伝播情報DB125のリスク事象テーブル1700の例を示す図である。このリスク伝播情報DB125のリスク事象テーブル1700は、上述の関連定義テーブル800における上位情報ID801、下位情報ID802がそれぞれ示すID(例:“R001”や“E001”など)の内容について定義するテーブルであり、該当事象を示す事象ID1701をキーとして、“仕様が曖昧である”といったリスク事象1702を対応付けたレコードの集合体となっている。
なお、上述のリスク伝搬情報DB125における関連定義テーブル800およびリスク事象テーブル1700は、いずれもプロジェクト遂行に伴うリスク管理の有識者等が生成、管理するものであり、本実施形態における振り返りデータ生成システム100の処理開始前に予め用意された状態となっている。
また、図8は本実施形態におけるナレッジ評価DB126の例を示す図である。このナレッジ評価DB126は、プロジェクト経緯である後述の失敗シナリオ候補1601の情報に基づき、プロジェクトマネージャ等が、該当プロジェクトで起きた情報を肉付けし、プロジェクトの振り返りを行った結果(後述の図21における知見整理画面1602での入力値)を格納するデータベースである。このナレッジ評価DB126は、データ登録を行ったプロジェクトマネージャ等を識別するユーザID851をキーとして、評価対象となったプロジェクトを一意に識別するプロジェクトID852、および評価内容853を対応付けたレコードの集合体となっている。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における振り返りデータ生成方法の実際手順について図に基づき説明する。図9は、本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例1を示すフロー図である。ここではまず、振り返りデータ生成システム100による処理の前段階の処理として、リスク評価システム200における処理について説明する。なお、リスク評価システム200の各機能とデータを振り返りデータ生成システム100が全て、或いは一部備えて、振り返りデータ生成システム100自身がリスク評価システム200での各処理を実行する構成を採用してもよい(以下同様)。以下で説明する各種動作は、リスク評価システム200がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
この場合、リスク評価システム200における評価項目定義処理部210は、情報定義用端末20からの所定要求を受け、記憶装置201から、評価項目情報登録画面300(図10参照)のデータを読み出して、これを情報定義用端末20に返信し、当該評価項目情報登録画面300を介して評価項目情報を取得する(s201)。
本実施形態における評価項目情報登録画面300は、図10にて例示するように、リスクの評価項目として設問内容301と当該設問に対する回答選択肢303とそれぞれの選択肢に紐付けられるスコア304、設問内容が関連する関連工程305の各指定を受けるインターフェイスからなる。なお、設問内容301には、その重要度によりスコアの重み付けを設定可能であり、スコアの満点302の入力値をユーザが変更することにより、設問内容301の重みを変えることができる。
次にリスク評価システム200における評価項目定義処理部210は、上述の評価項目情報登録画面300を介して情報定義用端末20から取得した評価項目情報を、評価項目情報DB225における各欄401〜403(図4参照)に書き込む(s202)。また、評価項目定義処理部210は、例えば情報定義用端末20から、該当プロジェクに関する全評価項目の登録終了指示があるまで、上述のステップs201〜s202を繰り返す。
−−−処理手順例2−−−
続いて、リスク評価システム200におけるリスク評価処理部211での処理について説明する。図11は、本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例2を示すフロー図である。この場合、リスク評価システム200におけるリスク評価処理部211は、評価用端末30からの所定要求を受け、記憶装置201から、評価入力画面500(図12参照)のデータを読み出して、これを評価用端末30に返信し、当該評価入力画面500を介して評価入力結果を取得する(s301)。
本実施形態における評価入力画面500は、図12にて例示するように、評価項目情報DB225の設問内容402の内容が設問内容1001として設定され、該当設問内容1001に対し、評価項目情報DB225の回答選択403の情報が回答欄1002に設定されたインターフェイスからなる。回答欄1002に設定された回答選択403においては、プルダウン1003で選択候補が表示される。
次にリスク評価システム200におけるリスク評価処理部211は、上述の評価入力画面500を介して評価用端末30から得た、評価項目情報DB225の情報に対する評価入力結果を、リスク評価結果DB226における、該当プロジェクトの該当設問の欄に書き込む処理を行い(s302)、フローを終了する。
−−−処理手順例3−−−
続いて、振り返りデータ生成システム100におけるリスク伝搬定義処理部110での処理について説明する。図13は、本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例3を示すフロー図である。この場合、振り返りデータ生成システム100におけるリスク伝搬定義処理部110は、情報定義用端末20から所定要求を受け、記憶装置101から、リスク事象情報登録画面600(図14参照)のデータを読み出して、これを情報定義用端末20に返信し、当該リスク事象情報登録画面600を介して、リスク事象情報を取得する(s501)。ここで取得するリスク事象情報は、リスク事象情報登録画面600(図14参照)において示すように、リスク事象601の入力欄にてユーザから入力された情報からなる。リスク事象には、例えば「仕様が曖昧である」のような“損失を引き起こす出来事ないし状態”に関する情報や、「コストの超過」、「スケジュール遅延」といった“損失そのもの”の情報が含まれる。
次に、振り返りデータ生成システム100におけるリスク伝搬定義処理部110は、上述のステップs501でリスク事象情報登録画面600を介して得たリスク事象情報を、リスク伝播情報DB125のリスク事象テーブル1700に書き込む(s502)。このリスク伝播情報DB125のリスク事象テーブル1700の例は図7に例示した通りである。
続いて、振り返りデータ生成システム100におけるリスク伝搬定義処理部110は、関係事象定義画面700(図15参照)のデータを読み出して、これを情報定義用端末20に返信し、当該関係事象定義画面700を介して、関係定義情報を取得する(s503)。図15に例示する関係事象定義画面700は、上位項目701と下位項目候補702の表示項目からなる。このうち上位項目701には、上述のステップs502で定義されたリスク事象が表示欄703に設定され、下位項目候補702には、それまでに定義したリスク事象の一覧が表示欄704に設定される。下位項目候補702の表示内容は、リスク伝播情報DB125のリスク事象テーブル1700における各事象ID1701を項目ID704とし、リスク事象テーブル1700における各リスク事象1702をリスク項目/リスク事象705とした各レコードと、該当レコードが示す事象と上位項目701との原因と結果の関係(上位項目701が原因、下位項目候補が結果)を指定するチェックボックス707とを含むものとなっている。
ユーザは、上位項目701のリスク事象の“結果”となり得るリスク事象について、下位項目候補702のうちから選択し、該当レコードの関連性705にチェックを入れて登録動作を行うことで、事象間の関連性を定義できる。例えば、上位項目701が示す「仕様が曖昧である」とのリスク事象の結果として、下位項目候補702のうち「仕様変更が多発する」レコード707が選択される。
続いて振り返りデータ生成システム100におけるリスク伝搬定義処理部110は、上述の関係事象定義画面700を介して取得した関係定義情報を、リスク伝播情報DB125の関連定義テーブル800に書き込む(s504)。リスク伝播情報DB125の関連定義テーブル800の例は図6で示した通りである。
なお、上述のリスク伝播情報DB125の関連定義テーブル800を視覚的に表したものが図16のイメージ900となる。このイメージ900は、振り返りデータ生成システム100における振り返り処理部111が、本実施形態における関連定義テーブル800の各レコードを読み込み、事象間の上位と下位の関係に応じて描画して所定端末等に出力したものと言える。
例えば、関連定義テーブル800におけるレコード803が示す、上位事象たる“R001”がノード901、同様に下位事象たる“E001”がノード902となり、ノード901とノード902の間は、原因と結果の因果関係に従って原因たるノード901から結果たるノード902に向けて矢印の線分が描画される。また、レコード804が示す、下位事象たる“E002”がノード903となり、上述のノード901とノード903の間は、原因と結果の因果関係に従って原因たるノード901から結果たるノード903に向けて矢印の線分が描画される。
リスク伝播定義処理部110は、例えば情報定義用端末20から、該当プロジェクに関する全事象間の関係定義終了の指示があるまで、上述のステップs501〜s504を繰り返す。
−−−処理手順例4−−−
続いて、振り返りデータ生成システム100における振り返り処理部111での処理について説明する。図17は、本実施形態における振り返りデータ生成方法の処理手順例4を示すフロー図である。この場合、振り返りデータ生成システム100における振り返り処理部111は、プロジェクトマネージャ等が操作する振り返り用端末40から所定要求を受け、上述したリスク伝播情報DB125における、ユーザ指定の所定プロジェクトに関する関連定義テーブル800からリスク伝播情報を取得する(s1201)。ここで振り返り処理部111が読み込んだリスク伝播情報の例としては、図18にイメージ1400として例示するものとなる。図18に示すイメージ1400では、事象「R001」のノード1401と「E001」のノード1404、「E001」のノード1404と「E005」のノード1408および「E006」のノード1409というように、各事象に対応したノードが原因と結果の関係で、矢印の線分にて繋がっている。例えば、「R001」のノード1401に対応する事象に起因し、生じた結果の「E001」のノード1404、更に同様の因果関係で連なる「E005」のノード1408、と繋がり、「Q001」のノード1412が示す損失の事象に繋がる経緯を有している。
次に、振り返り処理部111は、リスク評価システム200にアクセスして、リスク評価結果DB226より、上述のステップs1201で振り返り用端末40からの指定で対象とされたプロジェクトの評価結果を取得する(s1202)。ここで振り返り処理部111が得た評価結果の例を図19にて示す。この図19にて示す評価結果のうち、各リスク評価項目すなわち事象1307のうち「R001」1304の回答結果は、1回目評価1301が「(1)予測されない(0)」、2回目評価1302が「(1)予測されない(0)」、3回目評価1303が「(1)予測されない(0)」とすべて同じ回答結果である。また同様に、「R002」1305の回答結果は、1回目評価1301が「(1)予測されない(0)」、2回目評価1302が「(2)予測される(100)」、3回目評価1303が「(2)予測される(100)」と途中で状況が変わっていることを示している。同様に、「R003」1304の回答結果は、1回目評価1301が「(2)未発行(100)」、2回目評価1302が「(2)未発行(100)」、3回目評価1303が「(1)発行済み(0)」と途中で状況が変わっていることを示している。なお、「(1)予測されない(0)」の“(0)”は回答選択肢に紐付けているスコアであり、数値が“0”の場合、リスクのポテンシャルが存在しないことを示している。
次に、振り返り処理部111は、上述のステップs1201、s1202で得た各情報に基づいて、リスク伝播情報の部分集合を抽出する(s1203)。具体的には、上述のステップs1202で読み込んだ評価結果中において、全ての評価時においてスコアの数値が“0”の事象が関与する事象間の連鎖を、ステップs1201で読み込んだリスク伝播情報から削除する処理となる。
例えば、図19に例示する評価結果では、3つのリスク評価項目のうち「R002」1305と「R003」1306に関しては、3回の評価においてスコアの数値が“0”でないものが存在するが、「R001」1304は3回ともスコアの数値が“0”であり、リスクのポテンシャルが存在しないという結果になっている。そこで、振り返り処理部111は、図18でイメージ1400として示すリスク伝搬情報のうち、「R001」1401から連鎖する「E001」1404→「E005」1408→「Q001」1412と、「E001」1404→「E006」1409→「C001」1413の事象連鎖は該当プロジェクトにおいて起こり得ないと判断する。ただし、「E006」1409→「C001」1413の連鎖は「R019」1402や「R031」1403から連鎖するため、「E006」1409→「C001」1413という事象の連鎖は起こり得る。このことから、振り返り処理部111は、リスク伝搬情報のうち、「R001」1401→「E001」1404、「E001」1404→「E005」1408、「E001」1404→「E006」1409、「E005」1408→「Q001」1412の各事象を排除したものをリスク伝播情報の部分集合として抽出する。
続いて振り返り処理部111は、上述までの処理で得たリスク伝播情報の部分集合、すなわちリスクが存在するプロジェクト経緯の情報を、対象プロジェクトにおいて起こり得る失敗シナリオとして振り返り用端末40に提示する(s1204)。
振り返り処理部111が振り返り用端末40に提示する失敗シナリオ提示画面1600の例を図21に示す。本実施形態における失敗シナリオ提示画面1600は、上述のステップs1203で抽出したリスク伝播情報の部分集合のイメージ表示欄1601と、知見整理画面1602を有する。このうち、イメージ表示欄1601における部分集合のイメージ1610は、振り返り処理部111が、上述の部分集合の含む各事象のIDを表示する各ノードの間を、原因と結果の因果関係に応じた向きの矢印で連結して網状形式の表示データを生成したものとなる。
なお、振り返り処理部111は、上述の知見整理画面1602において、失敗シナリオ候補1601の情報に基づいてプロジェクトマネージャ等が認識、判断した情報を、振り返り用端末40より受信し、ここで受信した内容をナレッジ評価DB126に保持するものとする。また、上述してきた振り返り処理部111における各ステップs1201〜s1204は、プロジェクト完了後だけでなく、プロジェクト推進中に得られている評価結果に基づいて実行するとしてもよい。この場合、ステップs1203において抽出された部分集合すなわち失敗シナリオは、プロジェクトにおいて今後起こり得るシナリオとしてユーザに提示されることとなる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態によれば、プロジェクト特性に関わらず、良好な精度および効率での振り返り作業が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の振り返りデータ生成システムにおいて、前記演算装置は、前記部分集合を抽出する際、前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た、所定リスクレベル以下の事実情報に対応するものを除外し、前記プロジェクト経緯として、前記部分集合が含む前記損失の原因と結果の各情報をノードとし、当該ノード間を原因と結果の因果関係に応じた向きの矢印で連結した網状形式の表示データを生成し、当該表示データを出力装置に表示するものである、としてもよい。
これによれば、上述の損失の原因と結果の連鎖のうち、リスク懸念が無い項目について除外した振り返りに必要な項目のみを、項目間の因果関係が視覚的に非常に認識しやすい形態でユーザに提示することが可能となる。ひいては、振り返り作業の効率や精度を従来よりもより向上させることができる。
また、本実施形態の振り返りデータ生成システムにおいて、前記演算装置は、前記部分集合を抽出する際、前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た、所定リスクレベル以下の複数回の事実情報に対応するものを除外するものである、としてもよい。
これによれば、上述の損失の原因と結果の連鎖よりリスク懸念が無い項目を除外する際、除外根拠となる事実情報の確度を踏まえた処理を行うことが可能となり、真にリスク懸念が無い項目について除外した振り返りに必要な項目のみをユーザに提示することが可能となる。ひいては、振り返り作業の効率や精度を従来よりもより一層向上させることができる。
10 ネットワーク
20 情報定義用端末
30 評価用端末
40 振り返り用端末
100 振り返りデータ生成システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
110 リスク伝播定義処理部
111 振り返り処理部
125 リスク伝播情報DB
126 ナレッジ評価DB
200 リスク評価システム
201 記憶装置
202 プログラム
203 メモリ
204 演算装置
205 通信装置
210 評価項目定義処理部
211 リスク評価処理部
225 評価項目情報DB
226 リスク評価結果DB
800 関連定義テーブル
1700 リスク事象テーブル

Claims (4)

  1. プロジェクトにおける損失の原因となり得るリスクの項目を含む情報である評価項目情報と、
    前記リスクの項目に対応する、前記損失の原因の事象と、当該リスクの項目に対応づけられた、前記原因に対応する結果の事象との連鎖について規定した、リスク伝搬情報を格納する記憶装置と、
    前記評価項目情報のリスクの項目に対する評価の入力を受け付ける入力装置と、
    前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た、前記入力された評価に対応するリスクレベルが所定以下である事実情報に対応するものを除外して、リスク伝搬情報の部分集合を抽出し、当該部分集合をプロジェクト経緯として出力装置に表示する演算装置と、
    を備えることを特徴とする振り返りデータ生成システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記部分集合を抽出する際、前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た、前記所定のリスクレベル以下の事実情報に対応するものを除外し、前記プロジェクト経緯として、前記部分集合が含む前記損失の原因と結果の各情報をノードとし、当該ノード間を原因と結果の因果関係に応じた向きの矢印で連結した網状形式の表示データを生成し、当該表示データを出力装置に表示するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の振り返りデータ生成システム
  3. 前記演算装置は、
    前記部分集合を抽出する際、前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た、所定リスクレベル以下の複数回の事実情報に対応するものを除外するものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の振り返りデータ生成システム
  4. プロジェクトにおける損失の原因となり得るリスクの項目を含む情報である評価項目情報と、前記リスクの項目に対応する、前記損失の原因の事象と、当該リスクの項目に対応づけられた、前記原因に対応する結果の事象との連鎖について規定した、リスク伝搬情報を格納する記憶装置と、前記評価項目情報のリスクの項目に対する評価の入力を受け付ける入力装置とを備える情報処理装置が、
    前記リスク伝搬情報にて連鎖する原因と結果の各項目のうち、前記プロジェクトに関して得た、前記入力された評価に対応するリスクレベルが所定以下である事実情報に対応するものを除外して、リスク伝搬情報の部分集合を抽出し、当該部分集合をプロジェクト経緯として出力装置に表示する、
    ことを特徴とする振り返りデータ生成方法。
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