JP6273373B2 - 画像処理方法および電子デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理の分野に関し、詳細には、画像処理方法および電子デバイスに関する。
カメラ電話が普及し、またより多くのユーザによってソーシャルネットワークを受け入れ評価するにつれて、写真送信は、両方のツール、すなわち、撮影アプリケーションとソーシャルアプリケーションのための必要な機能となっている。
「写真を撮影すること」の基本的な機能を満たすことに加えて、撮影ツールおよびソーシャルアプリケーションは、写真美化ツールをさらに提供する。様々なスタイルのフィルタが、ユーザの間で非常に人気のある、「高露出」または「古い写真」などの特殊効果を実施することが可能である。
デジタル写真の普及とともに、物理フィルタの効果が、コンピュータ生成された画像処理アルゴリズムを使用してデジタル写真を処理することによって実現されることも可能である。例えば、カラー画像にグレーイング(graying)アルゴリズムを適用することによって、そのカラー画像をグレースケール画像に変えて、その結果、白黒写真効果を実現することができ、また画像に対してガウスフィルタリングを実行することによって、ぼかし効果を実現することができる。
現在、人気のある撮影アプリケーションと人気のあるソーシャルアプリケーションの両方が、いくつかの事前設定された効果を提供すること、およびユーザが選択するように「効果例サムネイル+名前」を用いてユーザに効果を提示するやり方でフィルタ機能を提供する。ユーザがフィルタを選択した後、画像が、事前設定されたアルゴリズム、および事前設定されたパラメータを使用することによって処理され始め、結果が、ユーザに提示される。ユーザは、その結果を記憶すること、または共有することなどのその後の動作を実行してもよい。
一般に、ユーザに利用可能である様々なフィルタが、アプリケーションにおいて事前設定される。技術的観点から、各フィルタは、画像処理アルゴリズムのタイプ、およびパラメータのセットに対応する。アプリケーションは、すべての特殊効果フィルタを組み込む。ユーザは、アプリケーションによって提供される限られた数量の特殊効果フィルタを受動的に受け入れることだけができ、および「選択」操作を実行することだけしかできない。ユーザは、創造性の表現、および主観的意図を与えることができない。
本発明では、改善された画像処理方法および電子デバイスを提供する。
本発明の実施形態は、画像処理方法を提供して、ユーザがどのように、所望されるとおりに個人用設定された(personalized)画像処理を実行することが可能であるかという問題を解決するようにする。
第1の態様によれば、画像処理方法が提供され、この方法は、
第1の画像の第1の因子の値を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得すること、
処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、第2の画像の第1の因子の値に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することと、
第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、第2の画像の第1の因子の値、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと、
第2の画像の新たな第1の因子の値に従って第3の画像を生成することであって、第3の画像の第1の因子の平均値は、第1の画像の第1の因子の平均値と等しく、第3の画像の第1の因子の標準偏差の値は、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値と等しいことと
を含み、
第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを備え、または第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを備える。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実装形態において、第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、第2の画像の第1の因子の値、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することは、
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、
第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、
第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得すること、
第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと
を備える。
第1の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第2の可能な実装形態において、第1の画像の第1の因子の値を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第1の画像に属する、該獲得することと
を備え、
処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、第2の画像の第1の因子の値に従って、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を備え、
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することとは、
newL=(L2−mL2)*sL1/sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)*sα1/sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)*sβ1/sβ2+mβ1、
であることを備え、ここで、
L1は、第1の画像の成分Lを示すのに使用され、α1は、第1の画像の成分αを示すのに使用され、β1は、第1の画像の成分βを示すのに使用され、
mL1は、第1の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL1は、第1の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα1は、第1の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα1は、第1の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ1は、第1の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ1は、第1の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用され、
L2は、第2の画像の成分Lを示すのに使用され、α2は、第2の画像の成分αを示すのに使用され、β2は、第2の画像の成分βを示すのに使用され、
mL2は、第2の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL2は、第2の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα2は、第2の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα2は、第2の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ2は、第2の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ2は、第2の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用される。
第1の態様の第2の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第3の可能な実装形態において、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得した後、この方法は、
第2の画像に属するnewL、newα、およびnewβを、第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換することをさらに含み、
第2の画像の新たな第1の因子の値に従って第3の画像を生成することは、
第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに従って第3の画像を生成することを備える。
第1の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第4の可能な実装形態において、第1の画像の第1の因子の値を獲得し、かつ第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、第1の画像の成分rに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分bに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分gに属する平均値および標準偏差の値を獲得することと
を備え、
処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、第2の画像の第1の因子の値に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を備え、
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することとは、
newL=(L2−mL2)*sL1/sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)*sα1/sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)*sβ1/sβ2+mβ1、
であることを備え、ここで、
mr1は、第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、第1の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、第1の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、第1の画像の緑成分gの標準偏差の値を示し、
r2は、第2の画像の成分rを示し、b2は、第2の画像の成分bを示し、g2は、第2の画像の成分gを示し、mr2は、第2の画像の赤成分rの平均値を示し、sr2は、第2の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、第2の画像の青成分bの平均値を示し、sb2は、第2の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、第2の画像の緑成分gの平均値を示し、sg2は、第2の画像の緑成分gの標準偏差の値を示す。
第2の態様を参照すると、画像を処理するための電子デバイスが提供され、この電子デバイスは、
第1の画像の第1の因子の値を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得するように構成された第1の獲得ユニットと、
処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、第2の画像の第1の因子の値に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得するように構成された第2の獲得ユニットと、
第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、第2の画像の第1の因子の値、第2の画像の第1の因子の平均値、第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得するように構成された第3の獲得ユニットと、
その新たな第1の因子の値に従って第3の画像を生成するように構成された生成ユニットであって、第3の画像の第1の因子の平均値は、第1の画像の第1の因子の平均値と等しく、第3の画像の第1の因子の標準偏差の値は、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値と等しい、該生成ユニットとを含み、
第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを備える、または第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを備える。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実装形態において、第3の獲得ユニットは、以下のプログラム、
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、
第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、
第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、
第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと
を実行するように特に構成される。
第2の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第2の可能な実装形態において、第1の獲得ユニットは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第1の画像に属する、該獲得することと
を行うように特に構成され、
第2の獲得ユニットは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を行うように特に構成され、
第3の獲得ユニットは、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得するように以下のプログラム、
newL=(L2−mL2)*sL1/sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)*sα1/sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)*sβ1/sβ2+mβ1、
であることを実行するように特に構成され、ここで、
L1は、第1の画像の成分Lを示すのに使用され、α1は、第1の画像の成分αを示すのに使用され、β1は、第1の画像の成分βを示すのに使用され、
mL1は、第1の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL1は、第1の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα1は、第1の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα1は、第1の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ1は、第1の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ1は、第1の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用され、
L2は、第2の画像の成分Lを示すのに使用され、α2は、第2の画像の成分αを示すのに使用され、β2は、第2の画像の成分βを示すのに使用され、
mL2は、第2の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL2は、第2の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα2は、第2の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα2は、第2の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ2は、第2の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ2は、第2の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用される。
第2の態様の第2の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第3の可能な実装形態において、電子デバイスは、変換生成ユニットをさらに含み、
変換生成ユニットは、
第2の画像に属するnewL、newα、およびnewβを、第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換するように特に構成され、
生成ユニットは、
第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに従って第3の画像を生成するように特に構成される。
第2の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第4の可能な実装形態において、第1の獲得ユニットは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、第1の画像の成分rに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分bに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分gに属する平均値および標準偏差の値を獲得することと
を行うように構成され、
第2の獲得ユニットは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該該獲得することと
を行うように構成され、
第3の獲得ユニットは、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得するように以下のプログラム、
newr=(r2−mr2)*sr1/sr2+mr1、
newg=(g2−mg2)*sg1/sg2+mg1、
newb=(b2−mb2)*sb1/sb2+mb1、
であることを実行するように特に構成され、ここで、
mr1は、第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、第1の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、第1の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、第1の画像の緑成分gの標準偏差の値を示し、
r2は、第2の画像の成分rを示し、b2は、第2の画像の成分bを示し、g2は、第2の画像の成分gを示し、mr2は、第2の画像の赤成分rの平均値を示し、sr2は、第2の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、第2の画像の青成分bの平均値を示し、sb2は、第2の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、第2の画像の緑成分gの平均値を示し、sg2は、第2の画像の緑成分gの標準偏差の値を示す。
本発明の実施形態は、画像処理方法を提供する。第1の画像の第1の因子、および処理されるべき第2の画像の第1の因子が、獲得され、第1の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差、処理されるべき第2の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差の計算に従って、第2の画像の新たな第1の因子が獲得され、その新たな第1の因子に従って第3の画像が生成される。したがって、ユーザは、ユーザの意図により個人用設定された画像処理を実行することができ、画像処理法が拡張され、画像処理効率が向上させられ、ユーザ体験が向上させられる。
本発明の実施形態における技術的ソリューションをより明確に説明するのに、以下が、それらの実施形態または従来技術を説明するために要求される添付の図面を簡単に概説する。明らかに、以下の説明における添付の図面は、本発明のいくつかのだけの実施形態を示すに過ぎず、当業者は、それでも、独創的な取組みなしにこれらの添付の図面から他の図面を導き出すことができる。
本発明の実施形態による画像処理方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態による第1の画像の第1の因子を獲得するための方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態によるr、g、およびbをL、アルファ、およびベータに変換するための方法を示す概略図である。 本発明の実施形態による画像処理方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態によるL、アルファ、およびベータをr、g、およびbに変換するための方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態による第1の画像のr、g、およびbを獲得するための方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態による画像処理方法を示す流れ図である。 本発明の実施形態による画像を処理するための電子デバイスを示す構造図である。 本発明の実施形態による画像を処理するための電子デバイスを示す構造図である。
以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して本発明の実施形態における技術的ソリューションを明確に、完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態のうちのいくつかに過ぎず、すべてではない。独創的な取組みなしに本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に入るものとする。
図1を参照すると、図1は、本発明の実施形態による画像処理方法の流れ図である。図1に示されるとおり、この方法は、以下のステップを含む。すなわち、
ステップ101 第1の画像の第1の因子の値を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得すること。
特に、第1の画像は、複数のピクセルを含んでよく、各ピクセルは、成分L、成分α、および成分βとして、または成分r、成分b、および成分gとして表現されてよい。第1の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差を獲得することは、第1の画像の各ピクセルに属する成分Lの値、成分αの値、および成分βの値、または第1の画像の各ピクセルに属する成分rの値、成分bの値、および成分gの値に従って、成分Lの値に属する平均値および標準偏差、成分αの値に属する平均値および標準偏差、成分βの値に属する平均値および標準偏差が別々に獲得されること、または成分rの値に属する平均値および標準偏差、成分bの値に属する平均値および標準偏差、成分gの値に属する平均値および標準偏差が別々に獲得されることを意味し、ここで、成分L、成分α、成分β、成分r、成分b、および成分gは、第1の画像のすべてのピクセルに属する。第1の画像の成分Lの平均値を獲得することの例を使用して、第1の画像における各ピクセルの成分Lの値が、獲得され、平均値を計算するための式、すなわち、平均値=(x1+x2+x3+...+xn)/Nに従って、第1の画像の成分Lの平均値が獲得される。類推によって、第1の画像の別の成分に属する対応する平均値または対応する標準偏差が、計算されてよい。
第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分β、または画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを備える。
平均値を計算するための方法は、平均値=(x1+x2+x3+...+xn)/Nである。
標準偏差を計算するための方法は、以下のとおりである。すなわち、
第1の因子が画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを備える事例において、成分L、成分α、および成分βは、その画像に属する赤成分r、青成分b、および緑成分gに変換される必要がある。その画像は、その画像に属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを使用することによって生成される。
L、α、およびβは、それぞれL、α、およびβである3つの成分を有する色空間の一種である。ほとんどの自然情景画像に関して、色空間は、これら3つの成分の間に最小の相関を特徴として有する。RGBカラーモードは、rが、赤(Red)成分を表し、gが、緑(Green)成分を表し、bが、青(Blue)成分を表す、業界におけるカラー標準である。画像における各ピクセルの色は、輝度値に従ってこのピクセルの赤成分、緑成分、および青成分を重ね合わせることによって提示される色である。各成分の輝度値範囲は、[0,255]である。
ステップ102 処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、かつ第2の画像の第1の因子の値に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得すること。
同様に、第2の画像の第1の因子の値、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差が、獲得されてよい。第2の画像は、処理されるべき画像、すなわち、フィルタに従って処理される必要がある画像である。
ステップ103 第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、第2の画像の第1の因子の値、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得すること。
特に、第1の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差、すなわち、成分L、成分α、および成分βに属する平均値および標準偏差、または赤成分r、青成分b、および緑成分gに属する平均値および標準偏差に従って、ここで、成分L、成分α、成分β、赤成分r、青成分b、および緑成分gが、第1の画像の各ピクセルに属し、および、
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差、すなわち、成分L、成分α、および成分βに属する平均値および標準偏差、または赤成分r、青成分b、および緑成分gに属する平均値および標準偏差に従って、ここで、成分L、成分α、成分β、赤成分r、青成分b、および緑成分gが、第2の画像の各ピクセルに属し、
第2の画像の新たな第1の因子が獲得されてよく、および、第2の画像の各新たなピクセルに属する成分L、成分α、および成分β、または各新たなピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gが獲得される。
オプションとして、第2の画像の新たな第1の因子を獲得することであって、新たな第1の因子は、第3の画像を生成するのに使用され、第3の画像の第1の因子の平均値は、第1の画像の第1の因子の平均値と等しく、第3の画像の第1の因子の標準偏差は、第1の画像の第1の因子の標準偏差と等しいことは、
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、
第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、
第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、
第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと
を含む。
特に、第1の因子が、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βである場合、利用可能な式は、以下のとおり、
newL=(L2−mL2)×sL1÷sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)×sα1÷sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)×sβ1÷sβ2+mβ1、
で表現される。ここで、
L1は、第1の画像の成分Lの値を示すのに使用され、α1は、第1の画像の成分αの値を示すのに使用され、β1は、第1の画像の成分βの値を示すのに使用され、
mL1は、第1の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL1は、第1の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα1は、第1の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα1は、第1の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ1は、第1の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ1は、第1の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用され、
L2は、第2の画像の成分Lの値を示すのに使用され、α2は、第2の画像の成分αの値を示すのに使用され、β2は、第2の画像の成分βの値を示すのに使用され、
mL2は、第2の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL2は、第2の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα2は、第2の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα2は、第2の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ2は、第2の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ2は、第2の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用される。
式、平均値=(x1+x2+x3+...+xn)/NにnewL、newα、およびnewβを代入することを用いた計算に従って、第3の画像に属する成分L、成分α、および成分βの平均値が、第1の画像に属する成分L、成分α、および成分βの平均値と等しいことが知られる。
さらに、標準偏差計算式にnewL、newα、およびnewβを代入することを用いた計算に従って、第3の画像に属する成分L、成分α、および成分βの標準偏差の値が、第1の画像に属する成分L、成分α、および成分βの標準偏差の値と等しいことが知られる。
あるいは、特に、第1の因子が、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gである場合、利用可能な式は、以下のとおり、
newr=(r2mr2)×sr1÷sr2mr1、
newg=(g2mg2)×sg1÷sg2mg1、
newb=(b2mb2)×sb1÷sb2mb1、
で表現される。ここで、
mr1は、第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、第1の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、第1の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、第1の画像の緑成分gの標準偏差の値を示し、
r2は、第2の画像の成分rを示し、b2は、第2の画像の成分bを示し、g2は、第2の画像の成分gを示し、mr2は、第2の画像の赤成分rの平均値を示し、sr2は、第2の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、第2の画像の青成分bの平均値を示し、sb2は、第2の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、第2の画像の緑成分gの平均値を示し、sg2は、第2の画像の緑成分gの標準偏差の値を示す。
式、平均値=(x1+x2+x3+...+xn)/Nにnewr、newg、およびnewbを代入することを用いた計算に従って、第3の画像に属する成分r、成分g、および成分bの平均値が、第1の画像に属する成分L、成分α、および成分βの平均値と等しいことが知られる。
さらに、標準偏差計算式にnewr、newg、およびnewbを代入することを用いた計算に従って、第3の画像に属する成分r、成分g、および成分bの標準偏差の値が、第1の画像に属する成分r、成分g、および成分bの標準偏差の値と等しいことが知られる。
ステップ104 第2の画像の新たな第1の因子の値に従って第3の画像を生成することであって、第3の画像の第1の因子の平均値は、第1の画像の第1の因子の平均値と等しく、第3の画像の第1の因子の標準偏差の値は、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値と等しい。
特に、第2の画像の新たな第1の因子が、獲得され、ここで、その新たな第1の因子は、第2の画像の各新たなピクセルに属する成分L、成分α、および成分β、または各新たなピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを含む。第3の画像は、第2の画像の新たな第1の因子の値に従って生成される。
本発明のこの実施形態は、画像処理方法を提供する。第1の画像の第1の因子の値、および処理されるべき第2の画像の第1の因子の値が、獲得され、第2の画像の新たな第1の因子の値が、第1の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差の値、処理されるべき第2の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差の値の計算に従って獲得され、第3の画像が、その新たな第1の因子に従って生成される。したがって、ユーザは、ユーザの意図により個人用設定された画像処理を実行することができ、画像処理法が拡張され、画像処理効率が向上させられ、ユーザ体験が向上させられる。
本発明のこの実施形態の実装形態において、第1の画像の第1の因子の値を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第1の画像に属する、該獲得することと
を含む。
処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、第2の画像の第1の因子の値に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を含む。
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、および第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することであって、第2の画像の新たな第1の因子は、第3の画像を生成するのに使用される、該獲得することとは、
newL=(L2−mL2)*sL1/sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)*sα1/sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)*sβ1/sβ2+mβ1、
であることを含む。
さらに、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得した後、この方法は、
第2の画像に属するnewL、newα、およびnewβを、第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換することと、
第2の画像に属する赤成分r、青成分b、および緑成分gに従って第2の画像を生成することと
をさらに含む。
本発明のこの実施形態の別の実装形態において、第1の画像の第1の因子の値を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、第1の画像の成分rに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分bに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分gに属する平均値および標準偏差の値を獲得することと、を含む。
処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、第2の画像の第1の因子の値に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を含む。
第2の画像の第1の因子の値、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、および第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することであって、第2の画像の新たな第1の因子の値は、第3の画像を生成するのに使用される、該獲得することとは、
newr=(r2−mr2)×sr1÷sr2+mr1、
newg=(g2−mg2)×sg1÷sg2+mg1、
newb=(b2−mb2)×sb1÷sb2+mb1、
であることを含み、ここで、
mr1は、第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、第1の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、第1の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、第1の画像の緑成分gの標準偏差の値を示し、
r2は、第2の画像の成分rを示し、b2は、第2の画像の成分bを示し、g2は、第2の画像の成分gを示し、mr2は、第2の画像の赤成分rの平均値を示し、sr2は、第2の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、第2の画像の青成分bの平均値を示し、sb2は、第2の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、第2の画像の緑成分gの平均値を示し、sg2は、第2の画像の緑成分gの標準偏差の値を示す。
本発明の前述の実施形態において、第1の画像は、1つの画像であってもよく、または複数の画像であってもよく、第2の画像は、1つの画像であってもよく、または複数の画像であってもよい。本発明のこの実施形態は、それに関して全く限定を設定しない。
図2を参照すると、図2は、本発明の実施形態による第1の画像の第1の因子の値を獲得するための方法の流れ図である。図2に示されるとおり、この方法は、以下のステップを含む。すなわち、
ステップ201 第1の画像に属する成分r、成分g、および成分bを獲得し、かつ成分rのデータ、成分gのデータ、および成分bのデータを成分Lのデータ、アルファ成分のデータ、およびベータ成分のデータに変換する。
第1の画像は、モバイル電話によって撮影された写真でよく、またはモバイル電話からユーザによって選択された写真でよい。
オプションとして、成分rのデータ、成分gのデータ、および成分bのデータを成分Lのデータ、アルファ成分のデータ、およびベータ成分のデータに変換することは、図3に示される以下の変換方法を使用することによって実施されることが可能である。
ステップ202 3つのチャネル、すなわち、第1の画像に属する成分L、アルファ成分、およびベータ成分におけるデータに関する統計を収集し、合計で6つのデータである、各チャネルに属する平均値および標準偏差の値を獲得する。
ステップ203 その6つのデータを使用のために記憶する。
特に、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、アルファ成分に属する平均値および標準偏差の値、ベータ成分に属する平均値および標準偏差の値が、前述の計算式を使用することによって別々に獲得されてよく、ここで、成分L、アルファ成分、およびベータ成分は、第1の画像に属し、3つのチャネルの6つのデータは、使用のために記憶される。
特に、図3を参照すると、図3は、本発明の実施形態によるr、g、およびbをL、アルファ、およびベータに変換するための方法の概略図である。図3は、この実施形態の実装形態に過ぎない。図3の実装形態は、以下の説明に限定されず、実装形態のうちの1つだけが詳細に例示される。図3に示されるとおり、
ステップ301 画像に属する成分r、成分g、および成分bを獲得し、かつr’、g’、およびb’を生成することであって、ここで、r’、g’、およびb’は、変換プロセスにおけるパラメータである。
特に、r’、g’、およびb’は、以下の計算のやり方に従って生成されてよい。すなわち、
r’=r+1、
g’=g+1、
b’=b+1、
である。
ステップ302 r’、g’、およびb’に従ってl、m、およびsを計算することであって、ここで、l、m、およびsは、以下の式により計算される、変換プロセスにおけるパラメータである。すなわち、
l=0.3811*r’+0.5783*g’+0.0402*b’、
m=0.1967*r’+0.7244*g’+0.0782*b’、
s=0.0241*r’+0.1228*g’+0.8444*b’、
である。
ステップ303 以下のとおり、l、m、およびsの対数をとる。すなわち、
log_l=log10(l)、
log_m=log10(m)、
log_s=log10(s)、
である。
ステップ303 log_l、log_m、およびlog_sに従ってL、アルファ、およびベータを獲得する。すなわち、
L=0.5774(log_l+log_m+log_s)、
アルファ=0.4082(log_l+log_m)−0.8165*log_s、
ベータ=0.7071(log_l−log_m)、
である。
RGBカラーモードは、rが、赤(Red)成分を表し、gが、緑(Green)成分を表し、bが、青(Blue)成分を表す、業界におけるカラー標準である。画像における各ピクセルの色は、輝度値に従ってこのピクセルの赤成分、緑成分、および青成分を重ね合わせることによって提示される色である。各成分の輝度値範囲は、[0,255]である。
lαβは、L、アルファ、およびベータとも呼ばれるL、α、およびβである3つの成分を有する色空間の一種である。ほとんどの自然情景画像に関して、色空間は、これら3つの成分の間に最小の相関を特徴として有する。本明細書において、L1は、ユーザによって選択された第1の画像の成分Lを示すのに使用され、アルファ1は、ユーザによって選択された第1の画像の成分αを示すのに使用され、ベータ1は、ユーザによって選択された第1の画像の成分βを示すのに使用され、L2は、ユーザによって選択された第2の画像の成分Lを示すのに使用され、アルファ2は、ユーザによって選択された第2の画像の成分αを示すのに使用され、ベータ2は、ユーザによって選択された第2の画像の成分βを示すのに使用される。
mL1は、第1の画像の成分Lの平均値を示す。例えば、ユーザによって選択された第1の画像が100ピクセルに属する場合、成分Lは、100の要素を含む行列であり、mlは、成分Lにおける100の要素を含む行列の平均値である。
sL1は、第1の画像の成分Lの標準偏差の値を示す。例えば、ユーザによって選択された第1の画像が100ピクセルに属する場合、成分Lは、100の要素を含む行列であり、slは、成分Lにおける100の要素を含む行列の標準偏差の値である。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施形態による画像処理方法の流れ図である。図4は、第1の因子が画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βである場合における、本発明のこの実施形態の特定の実装形態である。図4に示されるとおり、図4は、この実施形態の実装形態に過ぎない。図4の実装形態は、図4の各ステップの以下の説明シーケンスに限定されず、実装形態のうちの1つだけが詳細に説明される。
ステップ401 L、アルファ、およびベータである平均値および標準偏差の値を獲得することであって、ここで、L、アルファ、およびベータは、第1の画像に属する。
特に、mL1が、第1の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL1が、第1の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα1が、第1の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα1が、第1の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ1が、第1の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ1が、第1の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用される。
オプションとして、図2の実施形態における方法の参照が行われることが可能である。第1の画像に属する成分r、成分g、および成分bが、獲得され、成分rのデータ、成分gのデータ、および成分bのデータが、成分Lのデータ、アルファ成分のデータ、およびベータ成分のデータに変換され、次に、L、アルファ、およびベータに属する平均値および標準偏差が、獲得され、ここで、L、アルファ、およびベータは、第1の画像に属する。
オプションとして、L、アルファ、およびベータに属する平均値および標準偏差の値は、直接に獲得されてよく、ここで、L、アルファ、およびベータは、第1の画像に属する。例えば、第1の画像の各ピクセルに属する成分L、アルファ成分、およびベータ成分が、別々に獲得され、前述の平均値および標準偏差の前述の値を計算するための式により、L、アルファ、およびベータである平均値および標準偏差の値が、別々に獲得され、ここで、L、アルファ、およびベータは、第1の画像に属する。
ステップ402 第2の画像に属するL、アルファ、およびベータを獲得すること。
特に、L2が、第2の画像の成分Lを示すのに使用され、α2が、第2の画像の成分αを示すのに使用され、β2が、第2の画像の成分βを示すのに使用される。
ステップ403 L、α、およびベータに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、ここで、L、α、およびベータは、第2の画像に属する。
特に、mL2が、第2の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL2が、第2の画像の成分Lの標準偏差の値を示すのに使用され、mα2が、第2の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα2が、第2の画像の成分αの標準偏差の値を示すのに使用され、mβ2が、第2の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ2が、第2の画像の成分βの標準偏差の値を示すのに使用される。
獲得する方法に関して、L、アルファ、およびベータに属する平均値および標準偏差を獲得するためのステップ401における方法の参照が行われてよく、ここで、L、アルファ、およびベータは、第1の画像に属する。
ステップ404 第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、第2の画像の第1の因子の値、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得すること。
特に、特定の実装形態を例として使用して、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することは、以下の方式、
newL=(L2−mL2)*sL1/sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)*sα1/sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)*sβ1/sβ2+mβ1、
に限定されない。
ステップ405 第2の画像の新たな第2の因子の値に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得すること。
さらに、第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得した後、この方法は、
第2の画像に属するnewL、newα、およびnewβを、第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換することと、
第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに従って第3の画像を生成することと
をさらに含む。
特に、図5を参照すると、図5は、本発明の実施形態によるL、アルファ、およびベータをr、g、およびbに変換するための方法の流れ図である。図5は、この実施形態の実装形態に過ぎない。図5の実装形態は、以下の説明に限定されず、実装形態のうちの1つだけが詳細に例示される。図5に示されるとおり、
ステップ501 第2の画像に属する新たなL、新たなα、および新たなβを獲得する。
ステップ502 新たなL、新たなα、および新たなβに従ってtemp_l、temp_m、およびtemp_sを計算することであって、ここで、l、m、およびsは、変換プロセスにおけるパラメータである。
特に、temp_l=0.57774*L+0.4082*α+0.7071*β、
temp_m=0.57774*L+0.4082*α+0.7071*β、
temp_s=0.57774*L−0.8165*α、
である。
ステップ503 temp_l、temp_m、およびtemp_sに従って、l、m、およびsを獲得する。
l、m、およびsは、それぞれ、temp_l、temp_m、およびtemp_sのインデックスである。
ステップ504 l、m、およびsに従って、r、g、およびbを獲得する。
r=4.4679*l−3.5873*m+0.1193*s−l、
g=−1.2186*l+2.3809*m−0.1624*s−l、
b=0.0497*l−0.2439*m+1.2045*s−l
である。
r、g、およびbの値に関して、0未満の値は、0として表され、255より大きい値は、255として表される。
ステップ505 第2の画像の新たな第1の因子に従って第3の画像を獲得すること。
特に、第3の画像は、第2の画像に属する新たなl、新たなα、および新たなβを変換することによって得られる新たなr、新たなg、および新たなbに従って生成される。
オプションとして、第1の画像の第1の因子を獲得し、第1の画像の第1の因子に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差を獲得することは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、第1の画像の成分rに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分bに属する平均値および標準偏差の値、第1の画像の成分gに属する平均値および標準偏差の値を獲得することと
を含む。
処理されるべき第2の画像の第1の因子を獲得し、第2の画像の第1の因子に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値を獲得することは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差の値、成分αに属する平均値および標準偏差の値、成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を含む。
第2の画像の第1の因子、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、第1の画像の第1の因子の標準偏差、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に対して除算を実行して、第2の値を獲得すること、第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、および第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子を獲得することであって、第2の画像の新たな第1の因子は、第3の画像を生成するのに使用される、該獲得することとは、
newr=(r2−mr2)*sr1/sr2+mr1、
newg=(g2−mg2)*sg1/sg2+mg1、
newb=(b2−mb2)*sb1/sb2+mb1、
であることを含む。
本発明の別の実施形態において、図6を参照すると、図6は、本発明の実施形態による第1の画像に属するr、g、およびbを獲得するための方法の流れ図である。図6に示されるとおり、
ステップ601 第1の画像に属する成分r、成分g、および成分bを獲得し、3つのチャネル、すなわち、第1の画像に属する成分r、成分g、および成分bにおけるデータに関する統計を収集し、合計で6つのデータである、各チャネルに属する平均値および標準偏差の値を獲得する。
第1の画像は、モバイル電話によって撮影された写真でよく、またはモバイル電話からユーザによって選択された写真でよい。
オプションとして、第1の画像に属する成分L、アルファ成分、およびベータ成分が獲得されてもよく、図5に示される前述の変換方法を使用することによって、成分L、アルファ成分、およびベータ成分は、成分r、成分g、および成分bに変換される。
ステップ602 その6つのデータを使用のために記憶する。
特に、成分rの値に属する平均値および標準偏差、成分gの値に属する平均値および標準偏差、成分bの値に属する平均値および標準偏差が、前述の計算式を使用することによって別々に獲得されてよく、ここで、成分r、成分g、および成分bは、第1の画像に属し、3つのチャネルの6つのデータは、使用のために記憶される。
mr1は、第1の画像の成分rの平均値を示す。例えば、ユーザによって選択された第1の画像が100ピクセルに属する場合、成分rは、100の要素を含む行列であり、mrは、成分Lにおける100の要素を含む行列の平均値である。
sr1は、第1の画像の成分rの標準偏差の値を示す。例えば、ユーザによって選択された第1の画像が100ピクセルに属する場合、成分rは、100の要素を含む行列であり、srは、成分Lにおける100の要素を含む行列の標準偏差の値である。
図7は、第1の因子が画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gである事例における、本発明のこの実施形態の特定の実装形態である。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態による画像処理方法の流れ図である。図7に示されるとおり、図7は、この実施形態の実装形態に過ぎない。図7の実装形態は、図7の各ステップの以下の説明シーケンスに限定されず、実装形態のうちの1つだけが詳細に例示される。
ステップ701 第1の画像に属するr、g、およびbを獲得すること。
特に、mr1は、第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、第1の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、第1の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、第1の画像の緑成分gの標準偏差の値を示す。
オプションとして、成分rに属する平均値および標準偏差の値、成分gに属する平均値および標準偏差の値、成分bに属する平均値および標準偏差は、直接に呼び出されることが可能であり、ここで、それらの平均値および標準偏差は、図6における方法によって生成され、記憶され、成分r、成分g、および成分bは、第1の画像に属する。
ステップ702 処理されるべき第2の画像に属するr、g、およびbを獲得し、かつr、g、およびbに属する平均値および標準偏差を獲得することであって、ここで、r、g、およびbは、第2の画像に属する。
特に、r2は、第2の画像の成分rを示し、b2は、第2の画像の成分bを示し、g2は、第2の画像の成分gを示し、mr2は、第2の画像の赤成分rの平均値を示し、sr2は、第2の画像の赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、第2の画像の青成分bの平均値を示し、sb2は、第2の画像の青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、第2の画像の緑成分gの平均値を示し、sg2は、第2の画像の緑成分gの標準偏差の値を示す。
ステップ703 第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差の値、第2の画像の第1の因子の値、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差の値に従って第2の画像に属する新たなr、新たなg、および新たなbを獲得する。
特に、newr=(r2−mr2)×sr1÷sr2+mr1、
newg=(g2−mg2)×sg1÷sg2+mg1、
newb=(b2−mb2)×sb1÷sb2+mb1、
である。
ステップ704 第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに従って第3の画像を生成すること。
特に、第3の画像は、newr、newg、およびnewbに従って生成される。
オプションとして、第1の画像は、少なくとも1つの画像であり、第2の画像は、少なくとも1つの画像である。
処理されるべき第2の画像に関し、かつ本発明の図1から図7において説明される実施形態における画像処理方法によって生成されるフィルタ処理法は、サーバに共有されてよいことに留意されたい。例えば、ユーザが、個人的選好のフィルタ処理法を、WeiboおよびWeChatなどのインスタントメッセージングを用いてユーザの友人と共有して、別のユーザが、個人用設定された画像処理を実行する個人的選好のフィルタを選択することが可能であるようにし、したがって、画像処理法が、より多様化され、画像処理効率がさらに向上させられ、ユーザ体験がさらに向上させられる。
図8を参照すると、図8は、本発明の実施形態による画像を処理するための電子デバイスの構造図である。図8に示されるとおり、この電子デバイスは、以下のユニット、すなわち、第1の獲得ユニット801と、第2の獲得ユニット802と、第3の獲得ユニット803と、生成ユニット804とを含む。
第1の獲得ユニット801は、第1の画像の第1の因子の値を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差を獲得するように構成され、ここで、
第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βであり、または第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gである。
平均値を計算するための方法は、平均値=(x1+x2+x3+...+xn)/Nである。
標準偏差を計算するための方法は、以下のとおりである。
第1の因子が、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βである事例において、成分L、成分α、および成分βは、画像に属する赤成分r、青成分b、および緑成分gに変換される必要があり、画像に属する赤成分r、青成分b、および緑成分gは、画像を生成するのに使用される。
第2の獲得ユニット802は、処理されるべき第2の画像の第1の因子を獲得し、第2の画像の第1の因子に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差を獲得するように構成される。
第3の獲得ユニット803は、第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差、第2の画像の第1の因子、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得するように構成される。
生成ユニット804は、その新たな第1の因子に従って第3の画像を生成するように構成され、ここで、第3の画像の第1の因子の平均値は、第1の画像の第1の因子の平均値と等しく、第3の画像の第1の因子の標準偏差は、第1の画像の第1の因子の標準偏差と等しく、ここで、
第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βであり、または第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gである。
オプションとして、第3の獲得ユニット803は、
第2の画像の第1の因子、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、
第1の画像の第1の因子の標準偏差、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、
第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得すること、および
第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子を獲得することと、
を行うように特に構成される。
特に、式は、以下のとおり、
newL=(L2−mL2)×sL1÷sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)×sα1÷sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)×sβ1÷sβ2+mβ1、
であることを備え、ここで、
L1は、第1の画像の成分Lを示すのに使用され、α1は、第1の画像の成分αを示すのに使用され、β1は、第1の画像の成分βを示すのに使用され、
mL1は、第1の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL1は、第1の画像の成分Lの標準偏差を示すのに使用され、mα1は、第1の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα1は、第1の画像の成分αの標準偏差を示すのに使用され、mβ1は、第1の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ1は、第1の画像の成分βの標準偏差を示すのに使用され、
L2は、第2の画像の成分Lを示すのに使用され、α2は、第2の画像の成分αを示すのに使用され、β2は、第2の画像の成分βを示すのに使用され、
mL2は、第2の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL2は、第2の画像の成分Lの標準偏差を示すのに使用され、mα2は、第2の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα2は、第2の画像の成分αの標準偏差を示すのに使用され、mβ2は、第2の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ2は、第2の画像の成分βの標準偏差を示すのに使用される。
あるいは、式は、以下のとおり、
newr=(r2−mr2)×sr1÷sr2+mr1、
newg=(g2−mg2)×sg1÷sg2+mg1、
newb=(b2−mb2)×sb1÷sb2+mb1、
であることを備え、ここで、
mr1は、第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、第1の画像の赤成分rの標準偏差を示し、mb1は、第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、第1の画像の青成分bの標準偏差を示し、mg1は、第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、第1の画像の緑成分gの標準偏差を示し、
r2は、第2の画像の成分rを示し、b2は、第2の画像の成分bを示し、g2は、第2の画像の成分gを示し、mr2は、第2の画像の赤成分rの平均値を示し、sr2は、第2の画像の赤成分rの標準偏差を示し、mb2は、第2の画像の青成分bの平均値を示し、sb2は、第2の画像の青成分bの標準偏差を示し、mg2は、第2の画像の緑成分gの平均値を示し、sg2は、第2の画像の緑成分gの標準偏差を示す。
オプションとして、第1の獲得ユニット801は、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差、成分αに属する平均値および標準偏差、成分βに属する平均値および標準偏差を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第1の画像に属する、該獲得することと、
を行うように特に構成される。
第2の獲得ユニット802は、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差、成分αに属する平均値および標準偏差、成分βに属する平均値および標準偏差を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと、
を行うように特に構成される。
第3の獲得ユニット803は、
newL=(L2−mL2)×sL1÷sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)×sα1÷sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)×sβ1÷sβ2+mβ1、
であるように特に構成される。
オプションとして、電子デバイスは、変換生成ユニットをさらに含み、ここで、変換生成ユニットは、
第2の画像に属するnewL、newα、およびnewβを、第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換することと、
第2の画像に属する赤成分r、青成分b、および緑成分gに従って第2の画像を生成することと、
を行うように特に構成される。
オプションとして、第1の獲得ユニット801は、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、第1の画像の成分rに属する平均値および標準偏差、第1の画像の成分bに属する平均値および標準偏差、第1の画像の成分gに属する平均値および標準偏差を獲得することと、
を行うように構成される。
第2の獲得ユニット802は、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差、成分αに属する平均値および標準偏差、成分βに属する平均値および標準偏差を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと、
を行うように構成される。
第3の獲得ユニット803は、
newr=(r2−mr2)×sr1÷sr2+mr1、
newg=(g2−mg2)×sg1÷sg2+mg1、
newb=(b2−mb2)×sb1÷sb2+mb1、
であるように特に構成される。
第1の画像は、少なくとも1つの画像であり、第2の画像は、少なくとも1つの画像である。
詳細に関しては、図2から図7において説明される実施形態を参照し、詳細が、ここで説明されることはない。
本発明のこの実施形態は、画像を処理するための電子デバイスを提供する。この電子デバイスは、第1の画像の第1の因子、および処理されるべき第2の画像の第1の因子を獲得し、第1の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差、処理されるべき第2の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差の計算に従って、第2の画像の新たな第1の因子を獲得し、その新たな第1の因子に従って第3の画像を生成する。したがって、ユーザは、ユーザの意図により個人用設定された画像処理を実行することができ、画像処理法が拡張され、画像処理効率が向上させられ、ユーザ体験が向上させられる。
図9は、本発明の実施形態による画像を処理するための電子デバイスの構造図である。図9を参照すると、図9は、本発明のこの実施形態において提供される電子デバイス900を示し、本発明の特定の実施形態は、電子デバイスの特定の実装形態に対して全く限定を設定しない。電子デバイス900は、
プロセッサ(processor)901と、通信インターフェース(Communications Interface)902と、メモリ(memory)903と、バス904とを含む。
プロセッサ901、通信インターフェース902、およびメモリ903は、バス904を使用することによって相互通信を完成させる。
通信インターフェース902は、別の電子デバイスと通信するように構成される。
プロセッサ901は、プログラムを実行するように構成される。プロセッサは、電子デバイスのコントロールセンタであり、様々なインターフェースおよび回線を使用することによって電子デバイス全体の様々な部分に接続され、記憶ユニットの中に記憶されたソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを走らせること、または実行すること、および記憶ユニットの中に記憶されたデータを呼び出すことによって電子デバイスの様々な機能を実施し、かつ/またはデータを処理する。プロセッサは、例えば、集積回路(Integrated Circuit、略して、IC)を含むことが可能であり、単一のパッケージ化されたICを含んでよく、または同一の機能もしくは異なる機能を有する複数のパッケージ化されたICを含んでよい。例えば、プロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、略して、CPU)だけを含んでよく、または通信ユニットにおけるGPU、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、略して、DSP)、および制御チップ(ベースバンドチップなどの)の組合せでよい。本発明のこの実装形態において、CPUは、単一のコンピューティングコアでよく、または複数のコンピューティングコアを含んでよい。特に、プロセッサによって実行されるプログラムは、プログラムコードを含んでよく、ここで、プログラムコードは、コンピュータ動作命令を含む。プロセッサ901は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)または特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)でよく、または本発明のこの実施形態を実施する1つまたは複数の集積回路として構成される。
メモリ903は、プログラムを記憶するように構成される。メモリ903は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory、RAM)などの揮発性メモリ(volatile memory)、または読取り専用メモリ(read−only memory、ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)、またはソリッドステートディスク(solid−state disk、SSD)などの不揮発性メモリ(non−volatile memory)でよい。プロセッサ901は、メモリ903の中に記憶されたプログラム命令により以下の方法、
第1の画像の第1の因子を獲得し、第1の画像の第1の因子の値に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差を獲得すること、
処理されるべき第2の画像の第1の因子を獲得し、第2の画像の第1の因子に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差を獲得することと、
第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差、第2の画像の第1の因子、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に従って第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと、
第2の画像の新たな第1の因子の値に従って第3の画像を生成することであって、第3の画像の第1の因子の平均値は、第1の画像の第1の因子の平均値と等しく、第3の画像の第1の因子の標準偏差は、第1の画像の第1の因子の標準偏差と等しい、該生成すること、とを実行し、
ここで、第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βであり、または第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gである。
第1の画像の第1の因子の平均値、第1の画像の第1の因子の標準偏差、第2の画像の第1の因子、第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に従って第2の画像の新たな第1の因子を獲得することは、
第2の画像の第1の因子、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、
第1の画像の第1の因子の標準偏差、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、
第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、
第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子を獲得することと、
を含む。
第1の画像の第1の因子を獲得し、第1の画像の第1の因子に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差を獲得することは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差、成分αに属する平均値および標準偏差、成分βに属する平均値および標準偏差を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第1の画像に属する、該獲得することと
を含む。
処理されるべき第2の画像の第1の因子を獲得し、第2の画像の第1の因子に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差を獲得することは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差、成分αに属する平均値および標準偏差、成分βに属する平均値および標準偏差を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を含む。
第2の画像の第1の因子、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、第1の画像の第1の因子の標準偏差、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、および第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子を獲得することとは、
newL=(L2−mL2)×sL1÷sL2+mL1、
newα=(α2−mα2)×sα1÷sα2+mα1、
newβ=(β2−mβ2)×sβ1÷sβ2+mβ1、
であることを含み、ここで、
L1は、第1の画像の成分Lを示すのに使用され、α1は、第1の画像の成分αを示すのに使用され、β1は、第1の画像の成分βを示すのに使用され、
mL1は、第1の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL1は、第1の画像の成分Lの標準偏差を示すのに使用され、mα1は、第1の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα1は、第1の画像の成分αの標準偏差を示すのに使用され、mβ1は、第1の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ1は、第1の画像の成分βの標準偏差を示すのに使用され、
L2は、第2の画像の成分Lを示すのに使用され、α2は、第2の画像の成分αを示すのに使用され、β2は、第2の画像の成分βを示すのに使用され、
mL2は、第2の画像の成分Lの平均値を示すのに使用され、sL2は、第2の画像の成分Lの標準偏差を示すのに使用され、mα2は、第2の画像の成分αの平均値を示すのに使用され、sα2は、第2の画像の成分αの標準偏差を示すのに使用され、mβ2は、第2の画像の成分βの平均値を示すのに使用され、sβ2は、第2の画像の成分βの標準偏差を示すのに使用される。
第2の画像の新たな第1の因子を獲得した後、この方法は、
第2の画像に属するnewL、newα、およびnewβを、第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換することをさらに含み、
第2の画像の新たな第1の因子に従って第3の画像を生成することは、
第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに従って第3の画像を生成することを含む。
第1の画像の第1の因子を獲得し、第1の画像の第1の因子に従って第1の画像の第1の因子の平均値、および第1の画像の第1の因子の標準偏差を獲得することは、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、第1の画像の成分rに属する平均値および標準偏差、第1の画像の成分bに属する平均値および標準偏差、第1の画像の成分gに属する平均値および標準偏差を獲得することと
を含む。
処理されるべき第2の画像の第1の因子を獲得し、かつ第2の画像の第1の因子に従って第2の画像の第1の因子の平均値、および第2の画像の第1の因子の標準偏差を獲得することは、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gに従って、成分Lに属する平均値および標準偏差、成分αに属する平均値および標準偏差、成分βに属する平均値および標準偏差を獲得することであって、成分L、成分α、および成分βは、第2の画像に属する、該獲得することと
を含む。
第2の画像の第1の因子、および第2の画像の第1の因子の平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、第1の画像の第1の因子の標準偏差、および第2の画像の第1の因子の標準偏差に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、第1の値と第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、および第3の値と第2の画像の第1の因子の平均値を加算して、第2の画像の新たな第1の因子を獲得することであって、ここで、第2の画像の新たな第1の因子は、第3の画像を生成するのに使用されることとは、
newr=(r2−mr2)*sr1/sr2+mr1、
newg=(g2−mg2)*sg1/sg2+mg1、
newb=(b2−mb2)*sb1/sb2+mb1、
であることを含み、ここで、
mr1は、第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、第1の画像の赤成分rの標準偏差を示し、mb1は、第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、第1の画像の青成分bの標準偏差を示し、mg1は、第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、第1の画像の緑成分gの標準偏差を示し、
r2は、第2の画像の成分rを示し、b2は、第2の画像の成分bを示し、g2は、第2の画像の成分gを示し、mr2は、第2の画像の赤成分rの平均値を示し、sr2は、第2の画像の赤成分rの標準偏差を示し、mb2は、第2の画像の青成分bの平均値を示し、sb2は、第2の画像の青成分bの標準偏差を示し、mg2は、第2の画像の緑成分gの平均値を示し、sg2は、第2の画像の緑成分gの標準偏差を示す。
第1の画像は、少なくとも1つの画像であり、第2の画像は、少なくとも1つの画像である。
本発明のこの実施形態は、画像を処理するための電子デバイスを提供する。この電子デバイスは、第1の画像の第1の因子、および処理されるべき第2の画像の第1の因子を獲得し、第1の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差、処理されるべき第2の画像の第1の因子に属する平均値および標準偏差の計算に従って、第2の画像の新たな第1の因子を獲得し、その新たな第1の因子に従って第3の画像を生成する。したがって、ユーザは、ユーザの意図により個人用設定された画像処理を実行することができ、画像処理法が拡張され、画像処理効率が向上させられ、ユーザ体験が向上させられる。
本発明のこの実施形態における前述の対応する技術的特徴に対する相互参照が行われてよいことに留意されたい。
本発明において開示される電子デバイスは、単一の装置であること、または、モバイル電話、タブレットパーソナルコンピュータ(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、マルチメディアプレーヤ、デジタルカメラ、携帯情報端末(personal digital assistant、略して、PDA)、ナビゲーション装置、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device、略して、MID)、もしくはウェアラブルデバイス(Wearable Device)などの異なる装置に組み込まれてよい。
前述の説明は、本発明の例示的な実装形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定することは意図されていない。本発明において開示される技術範囲内で当業者によって容易に考案されるいずれの変形または置換も、本発明の保護範囲に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲を対象とする。

Claims (12)

  1. 第1の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第1の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第1の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第1の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得するステップと、
    処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第2の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得するステップと、
    前記第1の画像の前記第1の因子の前記平均値、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に従って前記第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得するステップと、
    前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値に従って第3の画像を生成するステップであって、前記第3の画像の第1の因子の平均値は、前記第1の画像の前記第1の因子の前記平均値と等しく、前記第3の画像の前記第1の因子の標準偏差の値は、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値と等しい、該ステップと
    を備え、
    前記第2の画像の新たな第2の因子の値に従って前記第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得するステップと、
    前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得した後、前記第2の画像に属する前記新たな第1の因子の値を、前記第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換するステップとをさらに備え、
    これによって、前記第3の画像を生成するステップは、前記第2の画像に属する前記新たな第1の因子の値を変換することによって得られた前記新たな赤成分r、前記新たな青成分b、および前記新たな緑成分gに従って、前記第3の画像を生成するステップを含み、
    前記第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを備え、
    または前記第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを備え、
    前記第2の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを含むことを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記第1の画像の前記第1の因子の前記平均値、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に従って前記第2の画像の新たな第1の因子の値を前記獲得するステップは、
    前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得するステップと、
    前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に対して除算を実行して、第2の値を獲得するステップと、
    前記第1の値と前記第2の値を掛けて、第3の値を獲得するステップと、
    前記第3の値と前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値を加算して、前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得するステップと
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第1の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第1の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第1の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第1の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得する前記ステップは、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得するステップと、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する前記成分L、前記成分α、および前記成分βに従って、前記成分Lに属する平均値および標準偏差の値、前記成分αに属する平均値および標準偏差の値、前記成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得するステップであって、前記成分L、前記成分α、および前記成分βは、前記第1の画像に属する、該ステップと
    を備え、
    処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第2の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得する前記ステップは、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得するステップと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する前記成分L、前記成分α、および前記成分βに従って、前記成分Lに属する平均値および標準偏差の値、前記成分αに属する平均値および標準偏差の値、前記成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得するステップであって、前記成分L、前記成分α、および前記成分βは、前記第2の画像に属する、該ステップと
    を備え、
    前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値に対して減算を前記実行して、第1の値を獲得するステップ、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に対して除算を実行して、第2の値を獲得するステップ、前記第1の値と前記第2の値を掛けて、第3の値を獲得するステップ、および前記第3の値と前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値を加算して、前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得するステップは、
    newL=(L2−mL2)×sL1÷sL2+mL1、
    newα=(α2−mα2)×sα1÷sα2+mα1、
    newβ=(β2−mβ2)×sβ1÷sβ2+mβ1、
    であることを備え、
    L1は、前記第1の画像の前記成分Lを示すのに使用され、α1は、前記第1の画像の前記成分αを示すのに使用され、β1は、前記第1の画像の前記成分βを示すのに使用され、
    mL1は、前記第1の画像の前記成分Lの前記平均値を示すのに使用され、sL1は、前記第1の画像の前記成分Lの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mα1は、前記第1の画像の前記成分αの前記平均値を示すのに使用され、sα1は、前記第1の画像の前記成分αの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mβ1は、前記第1の画像の前記成分βの前記平均値を示すのに使用され、sβ1は、前記第1の画像の前記成分βの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、
    L2は、前記第2の画像の前記成分Lを示すのに使用され、α2は、前記第2の画像の前記成分αを示すのに使用され、β2は、前記第2の画像の前記成分βを示すのに使用され、
    mL2は、前記第2の画像の前記成分Lの前記平均値を示すのに使用され、sL2は、前記第2の画像の前記成分Lの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mα2は、前記第2の画像の前記成分αの前記平均値を示すのに使用され、sα2は、前記第2の画像の前記成分αの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mβ2は、前記第2の画像の前記成分βの前記平均値を示すのに使用され、sβ2は、前記第2の画像の前記成分βの前記標準偏差の前記値を示すのに使用されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 第1の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第1の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第1の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第1の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得する前記ステップは、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得するステップと、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する前記成分r、前記成分b、および前記成分gに従って、前記第1の画像の前記成分rに属する平均値および標準偏差の値、前記第1の画像の前記成分bに属する平均値および標準偏差の値、前記第1の画像の前記成分gに属する平均値および標準偏差の値を獲得するステップと
    を備え、
    処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第2の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得する前記ステップは、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得するステップと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する前記成分r、前記成分b、および前記成分gに従って、成分に属する平均値および標準偏差の値、成分に属する平均値および標準偏差の値、成分に属する平均値および標準偏差の値を獲得するステップであって、前記成分、前記成分、および前記成分は、前記第2の画像に属する、該ステップと
    を備え、
    前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値に対して減算を前記実行して、第1の値を獲得するステップ、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に対して除算を実行して、第2の値を獲得するステップ、前記第1の値と前記第2の値を掛けて、第3の値を獲得するステップ、および前記第3の値と前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値を加算して、前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得するステップは、
    newr=(r2−mr2)×sr1÷sr2+mr1、
    newg=(g2−mg2)×sg1÷sg2+mg1、
    newb=(b2−mb2)×sb1÷sb2+mb1、
    であることを備え、
    mr1は、前記第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、前記第1の画像の前記赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、前記第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、前記第1の画像の前記青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、前記第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、前記第1の画像の前記緑成分gの標準偏差の値を示し、
    r2は、前記第2の画像の前記成分rを示し、b2は、前記第2の画像の前記成分bを示し、g2は、前記第2の画像の前記成分gを示し、mr2は、前記第2の画像の前記赤成分rの平均値を示し、sr2は、前記第2の画像の前記赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、前記第2の画像の前記青成分bの平均値を示し、sb2は、前記第2の画像の前記青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、前記第2の画像の前記緑成分gの平均値を示し、sg2は、前記第2の画像の前記緑成分gの標準偏差の値を示すことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 第1の画像の第1の因子の値を獲得し、かつ前記第1の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第1の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第1の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得するように構成された第1の獲得ユニットと、
    処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、かつ前記第2の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第2の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得するように構成された第2の獲得ユニットと、
    前記第1の画像の前記第1の因子の前記平均値、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に従って前記第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得するように構成された第3の獲得ユニットと、
    前記新たな第1の因子の前記値に従って第3の画像を生成するように構成された生成ユニットであって、前記第3の画像の第1の因子の平均値は、前記第1の画像の前記第1の因子の前記平均値と等しく、前記第3の画像の前記第1の因子の標準偏差の値は、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値と等しい、生成ユニットと
    を備え、
    変換生成ユニットをさらに備え、
    前記変換生成ユニットは、
    前記第2の画像の新たな第2の因子の値に従って前記第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと、
    前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得した後、前記第2の画像に属する前記新たな第1の因子の値を、前記第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換することと
    を行うように構成され、
    これによって、前記生成ユニットは、前記第2の画像に属する前記新たな第1の因子の値を変換することによって得られた前記新たな赤成分r、前記新たな青成分b、および前記新たな緑成分gに従って、前記第3の画像を生成するように構成され、
    前記第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを備える、または前記第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを備え、
    前記第2の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを含むことを特徴とする電子デバイス。
  6. 前記第3の獲得ユニットは、以下のプログラム、
    前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、
    前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、
    前記第1の値と前記第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、
    前記第3の値と前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値を加算して、前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得することと、
    を実行するように特に構成されることを特徴とする請求項5に記載の電子デバイス。
  7. 前記第1の獲得ユニットは、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する前記成分L、前記成分α、および前記成分βに従って、前記成分Lに属する平均値および標準偏差の値、前記成分αに属する平均値および標準偏差の値、前記成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、前記成分L、前記成分α、および前記成分βは、前記第1の画像に属する、該獲得することと
    を行うように特に構成され、
    前記第2の獲得ユニットは、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する前記成分L、前記成分α、および前記成分βに従って、前記成分Lに属する平均値および標準偏差の値、前記成分αに属する平均値および標準偏差の値、前記成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、前記成分L、前記成分α、および前記成分βは、前記第2の画像に属する、該獲得することと
    を行うように特に構成され、
    前記第3の獲得ユニットは、前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得するように以下のプログラム、
    newL=(L2−mL2)×sL1÷L2+mL1、
    newα=(α2−mα2)×sα1÷sα2+mα1、
    newβ=(β2−mβ2)×sβ1÷sβ2+mβ1、
    であることを実行するように特に構成され、
    L1は、前記第1の画像の前記成分Lを示すのに使用され、α1は、前記第1の画像の前記成分αを示すのに使用され、β1は、前記第1の画像の前記成分βを示すのに使用され、
    mL1は、前記第1の画像の前記成分Lの前記平均値を示すのに使用され、sL1は、前記第1の画像の前記成分Lの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mα1は、前記第1の画像の前記成分αの前記平均値を示すのに使用され、sα1は、前記第1の画像の前記成分αの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mβ1は、前記第1の画像の前記成分βの前記平均値を示すのに使用され、sβ1は、前記第1の画像の前記成分βの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、
    L2は、前記第2の画像の前記成分Lを示すのに使用され、α2は、前記第2の画像の前記成分αを示すのに使用され、β2は、前記第2の画像の前記成分βを示すのに使用され、
    mL2は、前記第2の画像の前記成分Lの前記平均値を示すのに使用され、sL2は、前記第2の画像の前記成分Lの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mα2は、前記第2の画像の前記成分αの前記平均値を示すのに使用され、sα2は、前記第2の画像の前記成分αの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mβ2は、前記第2の画像の前記成分βの前記平均値を示すのに使用され、sβ2は、前記第2の画像の前記成分βの前記標準偏差の前記値を示すのに使用されることを特徴とする請求項6に記載の電子デバイス。
  8. 前記第1の獲得ユニットは、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する前記成分r、前記成分b、および前記成分gに従って、前記第1の画像の前記成分rに属する平均値および標準偏差の値、前記第1の画像の前記成分bに属する平均値および標準偏差の値、前記第1の画像の前記成分gに属する平均値および標準偏差の値を獲得することと、
    を行うように構成され、
    前記第2の獲得ユニットは、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する前記成分r、前記成分b、および前記成分gに従って、成分に属する平均値および標準偏差の値、成分に属する平均値および標準偏差の値、成分に属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、前記成分、前記成分、および前記成分は、前記第2の画像に属する、該獲得することと
    を行うように構成され、
    前記第3の獲得ユニットは、前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得するように以下のプログラム、
    newr=(r2−mr2)×sr1÷sr2+mr1、
    newg=(g2−mg2)×sg1÷sg2+mg1、
    newb=(b2−mb2)×sb1÷sb2+mb1、
    であることを実行するように特に構成され、
    mr1は、前記第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、前記第1の画像の前記赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、前記第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、前記第1の画像の前記青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、前記第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、前記第1の画像の前記緑成分gの標準偏差の値を示し、
    r2は、前記第2の画像の前記成分rを示し、b2は、前記第2の画像の前記成分bを示し、g2は、前記第2の画像の前記成分gを示し、mr2は、前記第2の画像の前記赤成分rの平均値を示し、sr2は、前記第2の画像の前記赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、前記第2の画像の前記青成分bの平均値を示し、sb2は、前記第2の画像の前記青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、前記第2の画像の前記緑成分gの平均値を示し、sg2は、前記第2の画像の前記緑成分gの標準偏差の値を示すことを特徴とする請求項6に記載の電子デバイス。
  9. プロセッサと、
    メモリと、
    を備え、前記プロセッサおよび前記メモリは、互いにバスを用いて接続され、
    前記プロセッサは、以下の処理、
    第1の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第1の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第1の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第1の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得することと、
    処理されるべき第2の画像の第1の因子の値を獲得し、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値に従って前記第2の画像の前記第1の因子の平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の標準偏差の値を獲得することと、
    前記第1の画像の前記第1の因子の前記平均値、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に従って前記第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと、
    前記新たな第1の因子の前記値に従って第3の画像を生成することであって、前記第3の画像の第1の因子の平均値は、前記第1の画像の前記第1の因子の前記平均値と等しく、前記第3の画像の前記第1の因子の標準偏差の値は、前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値と等しい、該生成することと
    を実行するように構成され、
    前記プロセッサは、
    前記第2の画像の新たな第2の因子の値に従って前記第2の画像の新たな第1の因子の値を獲得することと、
    前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得した後、前記第2の画像に属する前記新たな第1の因子の値を、前記第2の画像に属する新たな赤成分r、新たな青成分b、および新たな緑成分gに変換することと、
    これによって、前記第2の画像に属する前記新たな第1の因子の値を変換することによって得られた前記新たな赤成分r、前記新たな青成分b、および前記新たな緑成分gに従って、前記第3の画像を生成することと、を行うようにさらに構成され、
    前記第1の因子は、画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを備え、
    または前記第1の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを備え、
    前記第2の因子は、画像の各ピクセルに属する赤成分r、青成分b、および緑成分gを含むことを特徴とする電子デバイス。
  10. 前記プロセッサは、
    前記第2の画像の前記第1の因子の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値に対して減算を実行して、第1の値を獲得することと、
    前記第1の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値、および前記第2の画像の前記第1の因子の前記標準偏差の前記値に対して除算を実行して、第2の値を獲得することと、
    前記第1の値と前記第2の値を掛けて、第3の値を獲得することと、
    前記第3の値と前記第2の画像の前記第1の因子の前記平均値を加算して、前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得することと
    を行うように構成されたことを特徴とする請求項9に記載の電子デバイス。
  11. 前記プロセッサは、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する前記成分L、前記成分α、および前記成分βに従って、前記成分Lに属する平均値および標準偏差の値、前記成分αに属する平均値および標準偏差の値、前記成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得するステップであって、前記成分L、前記成分α、および前記成分βは、前記第1の画像に属する、該獲得することと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分L、成分α、および成分βを獲得することと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する前記成分L、前記成分α、および前記成分βに従って、前記成分Lに属する平均値および標準偏差の値、前記成分αに属する平均値および標準偏差の値、前記成分βに属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、前記成分L、前記成分α、および前記成分βは、前記第2の画像に属する、該獲得することと、
    前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得するように、以下のプログラム、
    newL=(L2−mL2)×sL1÷sL2+mL1、
    newα=(α2−mα2)×sα1÷sα2+mα1、
    newβ=(β2−mβ2)×sβ1÷sβ2+mβ1、
    を実行することと
    を行うようにさらに構成され、
    L1は、前記第1の画像の前記成分Lを示すのに使用され、α1は、前記第1の画像の前記成分αを示すのに使用され、β1は、前記第1の画像の前記成分βを示すのに使用され、
    mL1は、前記第1の画像の前記成分Lの前記平均値を示すのに使用され、sL1は、前記第1の画像の前記成分Lの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mα1は、前記第1の画像の前記成分αの前記平均値を示すのに使用され、sα1は、前記第1の画像の前記成分αの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mβ1は、前記第1の画像の前記成分βの前記平均値を示すのに使用され、sβ1は、前記第1の画像の前記成分βの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、
    L2は、前記第2の画像の前記成分Lを示すのに使用され、α2は、前記第2の画像の前記成分αを示すのに使用され、β2は、前記第2の画像の前記成分βを示すのに使用され、
    mL2は、前記第2の画像の前記成分Lの前記平均値を示すのに使用され、sL2は、前記第2の画像の前記成分Lの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mα2は、前記第2の画像の前記成分αの前記平均値を示すのに使用され、sα2は、前記第2の画像の前記成分αの前記標準偏差の前記値を示すのに使用され、mβ2は、前記第2の画像の前記成分βの前記平均値を示すのに使用され、sβ2は、前記第2の画像の前記成分βの前記標準偏差の前記値を示すのに使用されることを特徴とする請求項10に記載の電子デバイス。
  12. 前記プロセッサは、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
    前記第1の画像の各ピクセルに属する前記成分r、前記成分b、および前記成分gに従って、前記第1の画像の前記成分rに属する平均値および標準偏差の値、前記第1の画像の前記成分bに属する平均値および標準偏差の値、前記第1の画像の前記成分gに属する平均値および標準偏差の値を獲得することと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する成分r、成分b、および成分gを獲得することと、
    前記処理されるべき第2の画像の各ピクセルに属する前記成分r、前記成分b、および前記成分gに従って、成分に属する平均値および標準偏差の値、成分に属する平均値および標準偏差の値、成分に属する平均値および標準偏差の値を獲得することであって、前記成分、前記成分、および前記成分は、前記第2の画像に属する、該獲得することと、
    前記第2の画像の前記新たな第1の因子の値を獲得するように、以下のプログラム、
    newr=(r2−mr2)×sr1÷sr2+mr1、
    newg=(g2−mg2)×sg1÷sg2+mg1、
    newb=(b2−mb2)×sb1÷sb2+mb1、
    を実行することと、
    を行うようにさらに構成され、
    mr1は、前記第1の画像の赤成分rの平均値を示し、sr1は、前記第1の画像の前記赤成分rの標準偏差の値を示し、mb1は、前記第1の画像の青成分bの平均値を示し、sb1は、前記第1の画像の前記青成分bの標準偏差の値を示し、mg1は、前記第1の画像の緑成分gの平均値を示し、sg1は、前記第1の画像の前記緑成分gの標準偏差の値を示し、
    r2は、前記第2の画像の前記成分rを示し、b2は、前記第2の画像の前記成分bを示し、g2は、前記第2の画像の前記成分gを示し、mr2は、前記第2の画像の前記赤成分rの平均値を示し、sr2は、前記第2の画像の前記赤成分rの標準偏差の値を示し、mb2は、前記第2の画像の前記青成分bの平均値を示し、sb2は、前記第2の画像の前記青成分bの標準偏差の値を示し、mg2は、前記第2の画像の前記緑成分gの平均値を示し、sg2は、前記第2の画像の前記緑成分gの標準偏差の値を示すことを特徴とする請求項10に記載の電子デバイス。
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