JP6271975B2 - パネル状物品用リフト装置 - Google Patents

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Description

この発明は、建築現場等において、サッシ・障子窓・ボード材等のパネル状物品を、建物の下層階と上層階との間で搬送するために用いられるリフト装置に関する。
例えば戸建住宅の建築現場において、上層階にサッシ等のパネル状物品を搬入する際、階段が設置される前の上層階の床の開口を通じて、複数の作業者が手作業によって荷揚げを行うのが一般的である。しかしながら、特に大型のサッシのような重量物になると、作業者の負担が大きく、作業者の墜落やサッシ等の落下といった危険を伴うものとなる上、作業効率も良いとは言えない。これらの問題は、サッシ等の建具の大型化や重量化が進めば、更に深刻になると考えられる。そのため、サッシ等のパネル状物品の搬送を、人力に頼らず、より安全にかつ効率的に行う手段を講じる必要が生じている。
ところで、建築現場では、瓦等の屋根材を地上から屋根の上へ搬送するために、リフト装置が用いられている。このリフト装置は、梯子状のレールと、レールに沿って走行させられる昇降台と、昇降台を昇降させる電動ウインチ等とを備えたものである。レールは、屋根の軒等に斜めに立て掛けられる。また、レールは、通常、屋根の軒に対応する高さ位置において、それよりも上方部分が屋根に沿うように屈曲させられている。そして、瓦等を載せた昇降台が、ウインチ等でレールに沿って走行させられることにより、瓦等が屋根の上に搬送されるようになっている(例えば、下記の特許文献1参照)。
しかしながら、上記のリフト装置の場合、梯子状のレールを斜めに立て掛けて使用するものであるため、屋内の狭いスペースでは設置が難しい上、安定性に欠けるおそれがある。また、上記のリフト装置にあっては、通常、昇降台の下端に張り出し状に設けられた台板の上に瓦等を載置した状態で搬送が行われるが、これをそのままサッシ等の搬送に利用することは困難である上、台板と下層階または上層階の床との間の移動を人力によって行う必要があり、作業負担や安全性の問題が依然として残ることになる。
特開平10−331372号公報
この発明の目的は、サッシ等のパネル状物品を、建物の下層階と上層階との間で、人力によらずに、安全にかつ効率的に搬送することを可能にするリフト装置を提供することにある。
この発明によるパネル状物品用リフト装置は、建物の下層階と上層階との間で、上層階の床に形成された開口を通じて、パネル状物品を搬送するためのリフト装置であって、
左右一対の支柱材および両支柱材に渡し止められた複数の横桟材を有し、各支柱材に長さ方向にのびるレール部が設けられているレールユニットと、
上層階の床の開口を通るように下層階の床に垂直に立てられたレールユニットを、その高さ中間位置において、上層階の床の開口後縁部に固定する固定装置と、
レールユニットの前面側にレール部に沿って昇降自在に設けられかつ下端部に前方に張り出した台板を有する昇降台と、
昇降台を昇降させる昇降装置と、
上面側にパネル状物品の下縁部が収容保持される保持部を有し、かつ昇降台の台板の上に載せられる台車とを備えているものである。
この発明のパネル状物品用リフト装置にあっては、例えば次のような手順で、パネル状物品を、建物の下層階から上層階まで搬送することができる。
即ち、まずレールユニットを、上層階の床の開口を通るように下層階の床面に垂直に立て、上層階の床の開口後縁部に、レールユニットの高さ中間部を固定装置によって固定する。この際、レールユニットが固定される開口後縁部は、通常、上層階の床にあけられた開口のコーナー部分を構成している2つの交差する開口縁部のうちいずれか一方よりなる。
そして、下層階において、サッシ等のパネル状物品をその下縁部が保持部に収容保持されるようにして台車に載せ、パネル状物品が載った台車を、レールユニットの下端まで降下させられた昇降台の台板の上に載せる。
次いで、昇降装置を作動させて、昇降台を、レールユニットのレール部に沿って、上方に向かって走行させる。
昇降台は、その台板が上層階の床面とほぼ同じレベルに達した時点で停止させられる。そして、パネル状物品を載せた台車が、昇降台の台板から、より詳細には、台板の左右両端部のうち、上層階の床にあけられた開口のコーナー部分を構成している2つの交差する開口縁部のうちいずれか他方の開口縁部(例えば、図1の開口右縁部)に近接する方の端部から、上層階の床面に降ろされる。
従って、この発明のパネル状物品用リフト装置によれば、サッシ等のパネル状物品を、建物の下層階と上層階との間で、作業者の人力に頼ることなく、安全にかつ効率的に搬送することができる。
この発明によるパネル状物品用リフト装置の好ましい態様では、上記の装置構成に加えて、台板の左右両端部のうち任意の一方の端部に着脱自在に取り付けられる延長板を備えている。
この場合において、より好ましくは、延長板の先端部に、高さ調整可能な支持脚が設けられている。
上記のような延長板があれば、パネル状物品を載せた台車を上層階において昇降台の台板から降ろす際または台板に載せる際に、台板の端部と上層階の床の開口縁部との間に生じる隙間を延長板によって覆うことができるので、同台車を、作業者が人力で運ぶことなく、延長板の上を走行させることによって、スムーズにかつ安全に移動させることができる。
また、延長板の先端部に高さ調整可能な支持脚が設けられていれば、昇降台の停止位置が多少上下した場合であっても、延長板の先端部を上層階の床の開口縁部に架け渡すことができる。
また、この発明によるパネル状物品用リフト装置のより好適な態様では、上記の延長板に加えて、台板の左右両端部のうち任意の一方の端部、または台板の任意の一方の端部に取り付けられた延長板の先端部に着脱自在に取り付けられて、台板または延長板の上面と下層階または上層階の床面との間の段差を解消するスロープ板を備えている。
リフト装置が上記のようなスロープ板を備えていれば、次のような作用効果が奏される。
即ち、まず下層階においては、スロープ板を台板の一方の端部に直接取り付けることにより、台板の上面と下層階の床面との間に生じる段差を解消することができる。従って、パネル状物品が載せられた台車を、スロープ板の上を走行させて、下層階の床面から台板の上へ、またはその逆に、スムーズにかつ安全に移動させることができる。
また、上層階においては、スロープ板を、台板の一端部に取り付けられた延長板の先端部に取り付けることにより、延長板の上面と上層階の床面との間に生じる段差を解消することができる。従って、パネル状物品が載せられた台車を、延長板およびスロープ板の上を走行させて、台板の上から上層階の床面へ、またはその逆に、スムーズにかつ安全に移動させることができる。
この発明によるパネル状物品用リフト装置において、台板の上面に、台板に載せられた台車の車輪が移動するのを阻止するストッパが設けられている場合がある。
上記の場合、パネル状物品を載せた台車が、昇降台の台板の上で不用意に移動するのがストッパによって阻止されるので、より安全性が高められる上、台板上で台車を適正位置で停止させることも容易になる。
ストッパは、通常、台板上面の所要位置に各車輪の一部が嵌まり込むように形成された凹溝によって構成されるが、凸条によって構成することもできる。
この発明によるパネル状物品用リフト装置において、固定装置が、上層階の床の開口後縁部を上下から挟持するクランプ部と、クランプ部と一体的に設けられかつレールユニットの任意の高さ位置に着脱自在に取り付けられる取付部とを備えている場合がある。
固定装置を上記のようなものとすれば、クランプ部によってレールユニットを上層階の床の開口後縁部に強固に固定することができる上、固定作業も容易に行うことができる。また、取付部は、レールユニットの任意の高さ位置に着脱自在に取り付けられるので、種々の建物において上層階および下層階の床間の距離に合わせて、レールユニットを上層階の床の開口後縁部に取り付けることができる。
また、この発明によるパネル状物品用リフト装置において、台車の保持部が、底壁と、底壁の前縁および後縁から上方にのびる前壁および後壁とを備えた断面略U形のものとなされており、保持部の前壁に、保持部に収容されたパネル状物品の下縁部を後壁に押し付けて固定するクランプねじが設けられている場合がある。
上記の場合、サッシ等のパネル状物品を、クランプねじによって、台車の保持部に強固に固定することができるので、搬送中にパネル状物品がずれたり倒れたりするリスクが軽減され、安全性が高められる。
この発明の実施形態に係るパネル状物品用リフト装置の全体を示す斜視図である。 同リフト装置の固定装置を示す部分拡大斜視図である。 同リフト装置の固定装置を示す部分拡大断面図である。 同リフト装置の昇降台、台車等を示す斜視図である。 同リフト装置によるパネル状物品の搬送の初期工程を示す斜視図である。 図5に示す工程における昇降台、スロープ板および台車の状態を示す部分拡大断面図である。 同リフト装置によるパネル状物品の搬送の中間工程を示す垂直断面図である。 同リフト装置によるパネル状物品の搬送の最終工程を示す斜視図である。 図8に示す工程における昇降台、延長板、スロープ板および台車の状態を示す部分拡大断面図である。
この発明の実施形態を、図1ないし図9を参照して以下に説明する。
なお、以下の説明において、「前」とは図7の右をいい、「後」とは図7の左をいうものとし、また、「左右」とは前から見た場合の左右をいうものとする。
図1に示すように、この発明の実施形態に係るパネル状物品用リフト装置(1)は、左右一対の支柱材(21)および両支柱材(21)に渡し止められた複数の横桟材(22)を有し、各支柱材(21)に長さ方向にのびるレール部(20)が設けられているレールユニット(2)と、上層階の床(FL2)の開口を通るように下層階の床(FL1)に垂直に立てられたレールユニット(2)を、その高さ中間位置において、上層階の床(FL2)の開口後縁部(FL21)に固定する固定装置(3)と、レールユニット(2)の前面側にレール部(20)に沿って昇降自在に設けられかつ下端部に前方に張り出した台板(43)を有する昇降台(4)と、昇降台(4)を昇降させる昇降装置(5)と、上面側にパネル状物品(P)の下縁部を収容保持しうる保持部(61)を有し、かつ昇降台(4)の台板(43)の上に載せられる台車(6)と、台板(43)の左右両端部のうち任意の一方の端部に着脱自在に取り付けられる延長板(7)と、台板(43)の左右両端部のうち任意の一方の端部、または台板(43)の端部に取り付けられた延長板(7)の先端部に着脱自在に取り付けられるスロープ板(8)とを備えている。
レールユニット(2)の左右一対の支柱材(21)は、それぞれ横断面略U形の溝形材よりなり、その開口が左右方向外側を向くように所定間隔をおいて配置されている。これらの支柱材(21)は、上層階の床(FL2)と下層階の床(FL1)との間の距離よりも十分に長いものとなされており、通常、3000mm前後の長さを有している。レール部(20)は、支柱材(21)の溝形部分によって構成されている。
横桟材(22)は、両支柱材(21)のほぼ全長にわたって上下に等間隔おきに10数本程度設けられており、レールユニット(2)は、全体として梯子状の形態を呈している。
また、この実施形態のレールユニット(2)は、運搬時の取扱性等を考慮して、高さ中央付近で2分割可能に構成されている。但し、レールユニット(2)は、一体型のものとしてもよく、その場合、作業者等が昇降する梯子としての使用も可能になる。
図2および図3には、固定装置(3)の詳細が示されている。
固定装置(3)は、上層階の床(FL2)の開口後縁部(FL21)を上下から挟持するクランプ部(3A)と、レールユニット(2)の任意の高さ位置に着脱自在に取り付けられる取付部(3B)とを備えている。
クランプ部(3A)と取付部(3B)は、共通のベース部(30)に設けられており、全体として一体をなすものである。ベース部(30)は、左右に間隔をおいて配置された一対の垂直バー(31)と、各垂直バー(31)の長さ中間部および下端部からそれぞれ後方にのびるアーム(321)(322)と、上側の左右2つのアーム(321)の基端部どうしおよび下側の左右2つのアーム(322)の基端部どうしをそれぞれ連結する水平バー(33)とを備えている。
垂直バー(31)は、横断面L形のものであって、レールユニット(2)の各支柱材(21)における後方内側のコーナー部分に覆い被さるように配置される。
左右2つの下側アーム(322)は、水平壁と、水平壁の左右方向内側縁から下方にのびる垂下壁とよりなる横断面L形のものである。これらの下側アーム(322)は、その水平壁によって上層階の床の開口後縁部(FL21)を構成する梁の下面を受けられるようになっている。下側アーム(322)の先端には、梁の後側面と係合しうるように一部が上方に突出した係止板(34)が接合されている。
左右2つの上側アーム(321)は、水平壁と、水平壁の左右方向内側縁から上方にのびる立上り壁とよりなる横断面L形のものである。上側アーム(321)の水平壁に、前後長さ方向に間隔をおいて2つの貫通孔があけられているとともに、各貫通孔に合致するように、水平壁下面にナット(35)が接合されている。そして、前後いずれかのナット(35)に、下端に押圧片(361)を有するクランプねじ(36)がねじ込まれている。
以上の通り、左右2つの下側アーム(322)および係止板(34)と、左右2つの上側アーム(321)に取り付けられたクランプねじ(36)とによって、開口後縁部(FL21)を上下から挟持するクランプ部(3A)が構成されている。
各垂直バー(31)の上部には、レールユニット(2)への固定金具(37)が上下に並んで2つずつ設けられており、これらの固定金具(37)によって取付部(3B)が構成されている。固定金具(37)は、両垂直バー(31)の左右方向内側面に接合された前後方向にのびる水平筒体に挿通され、かつL形に折れ曲がった先端部が締付操作によってレールユニット(2)における両支柱材(21)の前側面を挟圧する締付ボルトよりなる。
図4には、昇降台(4)および台車(6)の詳細が示されている。
昇降台(4)は、垂直台枠(41)と、垂直台枠(41)に取り付けられた複数の走行ローラ(42)と、垂直台枠(41)の下端部に前方に張り出すように設けられた台板(43)とを備えている。
垂直台枠(41)は、正面よりみて略方形の外枠部(411)と、外枠部(411)の左右2本の外側縦枠材(411a)における上端寄り部分どうしの間および同下端寄り部分どうしの間に渡し止められた上下2本の中間横枠材(412)と、2つの中間横枠材(412)の左右長さ中央どうしの間に渡し止められた中間縦枠材(413)とを備えている。また、垂直台枠(41)は、上下それぞれの中間横枠材(412)における左右両端寄り部分から後方に短くのびる脚材(414)を備えている。
各脚材(414)の先端部における左右方向内側部分に、レール部(20)内を上下方向に転動させられる走行ローラ(42)が、左右方向にのびる水平回転軸によって取り付けられている。
台板(43)は、平面よりみて左右方向に長い略方形状のものであって、方形枠部(431)と、方形枠部(431)の上に接合された上面板(432)とを備えている。方形枠部(431)の前後枠材(431a)は、それぞれ中空形材よりなり、左右両端が開口させられている。方形枠部(431)の後枠材(431a)は、垂直台枠(41)における外枠部(411)の下側横枠材(411b)を兼ねている。台板(43)上面の左右両端寄り部分には、前後方向にのびる凹溝よりなるストッパ(430)が形成されている。
台板(43)の方形枠部(431)の左右枠材(431b)には、その外側面の前後両端部に、平面よりみて略U形に屈曲した掛止部(44)が形成されている。
台車(6)は、載置台(61)と、載置台(61)の下面に取り付けられた複数の車輪(62)とを備えている。
載置台(61)は、平面よりみて左右に長い方形をした底壁(611)と、底壁(611)の前縁および後縁から上方にのびる前壁(612)および後壁(613)とを備えた断面略U形のものとなされている。この載置台(61)全体によって、保持部(61)が構成されている。
車輪(62)は、載置台(61)の底壁(611)下面における左右両端寄り部分に、前後に並んで2つずつ取り付けられている。各車輪(62)としては、固定車輪が使用されており、台車(6)が左右長さ方向に沿って走行可能となる向きで底壁(611)下面に取り付けられている。
保持部(61)の前壁(612)の左右両側に、保持部(61)に収容されたパネル状物品(P)の下縁部を後壁(613)に押し付けて固定するクランプねじ(63)が設けられている。各クランプねじ(63)は、前壁(612)にあけられた貫通孔と合致するように前壁(612)裏面に接合されたナットにねじ込まれており、その先端部(後端部)に押圧片(631)が取り付けられている。また、クランプねじ(63)の頭部(前端部)には、ハンドル(632)が取り付けられている。
延長板(7)は、平面よりみて左右に長い方形状の上面板(71)と、上面板(71)の左右長さよりも長くかつその一端側が上面板(71)から突出するように上面板(71)下面の前後縁部に接合固定された前後枠材(72)と、上面板(71)下面の左右両端部および長さ中央部に前後枠材(72)どうしを繋ぐように接合固定された左右枠材(73)および中間枠材(74)とを備えている(図9参照)。
前後枠材(72)の突出部(72a)は、台板(43)の中空状前後枠材(431a)内にこれらの左右いずれか一端から差し込みうるようになっており、台板(43)との連結部として機能するものである。
延長板(7)の左右枠材(73)のうち前後枠材(72)の突出部(72a)と反対側、すなわち延長板(7)の先端部に位置する枠材(73)(図9の右枠材)には、その外側面の前後両端部に、平面よりみて略U形に屈曲した掛止部(75)が形成されている。
延長板(7)の先端部、より詳細には、前後枠材(72)の外側面先端部に、L形の取付金具(76)を介して、高さ調整可能な支持脚(77)が設けられている。取付金具(76)には、その水平壁に貫通孔があけられているとともに、貫通孔に合致するように水平壁下面にナット(78)が接合固定されている。支持脚(77)は、台座(771)と、台座(771)に垂直軸線を中心に回動可能に立てられた支持ボルト(772)とを備えており、支持ボルト(772)がナット(78)にねじ込まれている。そして、支持ボルト(772)を所要方向に所要量だけ回動させることにより、支持脚(77)の高さが調整できるようになっている。
スロープ板(8)は、平面よりみて左右に長い方形をなしかつ先端部が斜め下向きに屈曲させられた上面板(81)と、上面板(81)下面の基端部に設けられかつ台板(43)または延長板(7)の掛止部(44)(75)に掛け止められるフック(82)と、上面板(81)下面の前後両側に接合された前後方向に長い補強枠材(83)とを備えている(図9参照)。
フック(82)は、上面板(81)下面に接合された水平壁と、水平壁の外側縁から下方にのびる垂下壁とを備えたL形のものであって、垂下壁が掛止部(44)(75)に差し込まれるようになっている。
また、図示は省略したが、上面板(81)の表面には、台車(6)の車輪(62)が転動時に滑るのを防止するための凸条および/または凹溝が所定パターンで形成されている。
この実施形態において、昇降装置(5)は、手動式ウインチによって構成されている。ウインチ(5)は、ドラム、レバーハンドル、ブレーキ等を備えたウインチ本体(51)と、レールユニット(2)の上端部に取り付けられたプーリ(52)と、ワイヤロープ(53)とを備えており、ドラムから巻き戻されたワイヤロープ(53)の先端部がプーリ(52)を経て昇降台(4)の垂直台枠(41)に固定されるようになっている。ウインチ本体(51)は、鉤形フック(511)と、これよりも下側に位置するクランプ(512)とを有しており、レールユニット(2)の所要高さ位置にある横桟材(22)にフック(511)が掛け止められるとともに、これよりも下位の横桟材(22)にクランプ(512)が締付固定されることによって、レールユニット(2)に着脱自在に取り付けられている(図1参照)。
昇降装置として、上記のような手動式ウインチ(5)を使用すれば、例えば建築工事中で電気を使用することができない状況下においても、昇降台(4)の昇降を行うことができる。但し、昇降装置は、これに限定されるものではなく、電動ウインチやその他の装置を使用することも勿論可能である。
次に、上述のリフト装置(1)を用いて、サッシ等のパネル状物品(P)を、下層階(F1)から上層階(F2)まで搬送する手順の一例を説明する。
まず、レールユニット(2)を、上層階の床(FL2)の開口を通るように下層階の床(FL1)に垂直に立て、固定装置(3)により、上層階の床(FL2)の開口後縁部(FL21)に固定する。
この際、固定装置(3)は、レールユニット(2)から分離しておき、まずクランプ部(3A)によって開口後縁部(FL21)を上下から挟持した後、固定装置(3)の取付部(3B)を、レールユニット(2)の対応する高さ位置に取り付けるようにする。これにより、レールユニット(2)が、垂直に起立した状態で、上層階の床(FL2)の開口後縁部(FL21)に強固にかつ確実に固定される。
そして、下層階において、台車(6)にパネル状物品(P)を載せる。具体的に言うと、台車(6)の保持部(61)にパネル状物品(P)の下縁部を収容した後、クランプねじ(63)を締付け方向にねじ込んでパネル状物品(P)の下縁部を保持部(61)の後壁(613)に締付固定する。この状態で台車(6)を走行させれば、下層階の床(FL1)におけるパネル状物品(P)の移動を容易に行うことができる。
次に、図5に示すように、パネル状物品(P)を載せた台車(6)を、昇降台(4)の台板(43)の上に載せる。この際、予めウインチ(5)を操作して、昇降台(4)がレールユニット(2)の下端に配置されるように、即ち、昇降台(4)の台板(43)が下層階(F1)の床(FL1)の上に当接または近接して配置されるようにしておく。また、昇降台(4)の台板(43)の一方の端部(図では右端部)に、スロープ板(8)を取り付けておく。そして、パネル状物品(P)を載せた台車(6)が、このスロープ板(8)の上を走行して、昇降台(4)の台板(43)の上に載せられる。台車(6)は、台板(43)上面の適正位置に来た時点で、その車輪(62)の一部が凹溝(ストッパ)(430)に嵌まることによって停止させられ、また凹溝(430)によって左右方向の移動が阻止される。台車(6)上のパネル状物品(P)は、図示しないバンド等によって、昇降台(4)の垂直台枠(41)に固定される。
そして、図7に示すように、ウインチ(5)をハンドルレバーの所要方向への回転操作によって作動させると、昇降台(4)がレールユニット(2)のレール部(20)に沿って上方に走行させられ、パネル状物品(P)が下層階から上層階に向かって搬送される。
昇降台(4)が上層階に到着したら、ウインチ(5)の駆動を停止する。そして、図8に示すように、昇降台(4)の台板(43)と、この台板(43)の左側または右側に近接する上層階の床(FL2)の開口縁部(FL22)(図8では開口右縁部)との隙間を埋めるように、台板(43)の一方の端部(図8では右端部)に延長板(7)を取り付ける。延長板(7)の先端部は、上層階の床(FL2)における開口右縁部(FL22)の上に載せられるが、必要に応じて支持脚(77)の高さ調整を行う。そして、延長板の(7)先端部に、スロープ板(8)を取り付ける。
その後、パネル状物品(P)を昇降台(4)の垂直台枠(41)に固定していたバンド等を取り外してから、パネル状物品(P)が載った台車(6)を、台板(43)の上から、延長板(7)およびスロープ板(8)の上を走行させて、上層階の床(FL2)へ移動させる。
その後、パネル状物品(P)は、台車(6)に載せたままの状態で上層階の床(FL2)の所要箇所まで搬送され、そこで台車(6)から降ろされる。
以上の通り、この実施形態のパネル状物品用リフト装置(1)によれば、建物の下層階から上層階へのサッシ等のパネル状物品(P)の搬送を、作業者の人力に頼ることなく、安全にかつ効率よく行うことができる。
この発明によるリフト装置(1)は、上で説明したように下層階から上層階へのパネル状物品(P)の搬送に用いられるケースが最も多いと考えられるが、これとは逆に、上層階から下層階へのパネル状物品の搬送、即ち、例えば上層階に設置されたサッシ等を交換のために下層階に搬送する場合や、地上階から地下階へのパネル状物品の搬送にも適用可能である。
上記の実施形態はあくまでも例示にすぎず、特許請求の範囲に記載された要旨を逸脱しない範囲内で適宜に変更を加えた形態として、この発明を実施することも勿論可能である。
(1):パネル状物品用リフト装置
(2):レールユニット
(20):レール部
(21):支柱材
(22):横桟材
(3):固定装置
(3A):クランプ部
(3B):取付部
(4):昇降台
(43):台板
(430):ストッパ
(5):手動式ウインチ(昇降装置)
(6):台車
(61):載置台(保持部)
(611):底壁
(612):前壁
(623):後壁
(62):車輪
(63):クランプねじ
(7):延長板
(77):支持脚
(8):スロープ板
(FL1):下層階の床
(FL2):上層階の床
(FL21):上層階の床の開口後縁部
(P):パネル状物品

Claims (6)

  1. 建物の下層階と上層階との間で、上層階の床に形成された開口を通じて、パネル状物品を搬送するためのリフト装置であって、
    左右一対の支柱材および両支柱材に渡し止められた複数の横桟材を有し、各支柱材に長さ方向にのびるレール部が設けられているレールユニットと、
    上層階の床の開口を通るように下層階の床に垂直に立てられたレールユニットを、その高さ中間位置において、上層階の床の開口後縁部に固定する固定装置と、
    レールユニットの前面側にレール部に沿って昇降自在に設けられかつ下端部に前方に張り出した台板を有する昇降台と、
    昇降台を昇降させる昇降装置と、
    上面側にパネル状物品の下縁部が収容保持される保持部を有し、かつ昇降台の台板に載せられる台車と、
    台板の左右両端部のうち任意の一方の端部に取り付けられる延長板と、
    を備えていることを特徴とする、パネル状物品用リフト装置。
  2. 延長板の先端部に、高さ調整可能な支持脚が設けられていることを特徴とする、請求項記載のパネル状物品用リフト装置。
  3. 台板の左右両端部のうち任意の一方の端部、または台板の任意の一方の端部に取り付けられた延長板の先端部に着脱自在に取り付けられて、台板または延長板の上面と下層階または上層階の床面との間の段差を解消するスロープ板をさらに備えていることを特徴とする、請求項または記載のパネル状物品用リフト装置。
  4. 台板の上面に、台板に載せられた台車の車輪が移動するのを阻止するストッパが設けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1つに記載のパネル状物品用リフト装置。
  5. 固定装置が、上層階の床の開口後縁部を上下から挟持するクランプ部と、クランプ部と一体的に設けられかつレールユニットの任意の高さ位置に着脱自在に取り付けられる取付部とを備えていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1つに記載のパネル状物品用リフト装置。
  6. 台車の保持部が、底壁と、底壁の前縁および後縁から上方にのびる前壁および後壁とを備えた断面略U形のものとなされており、保持部の前壁に、保持部に収容されたパネル状物品の下縁部を後壁に押し付けて固定するクランプねじが設けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1つに記載のパネル状物品用リフト装置。
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