JP6265231B2 - 診断装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る診断装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る診断装置100には、ダーモスコープ付き撮影装置110が接続されている。ダーモスコープ付き撮影装置110は、診断装置100(処理部101)からの指示により患部の撮影を行ない、ダーモスコープ等の撮影画像を画像記憶部102に格納するとともに表示装置120の所定の領域に表示する。また、撮影画像は、処理部101により強調処理が施され、画像記憶部102に保存されるとともに、表示装置120の所定の領域に表示される。なお、入力装置130は、ダーモスコープ等撮影画像の撮影開始指示、後述するダーモスコープ画像中の部位選択操作等を行う。
以下、図1に示す本実施形態に係る診断装置100の動作について、図2以降を参照しながら、実施例毎、詳細に説明する。
図2に、実施例1の基本処理動作の流れが示されている。図2によれば、処理部101は、まず、ダーモスコープ付き撮影装置110で撮影された患部(皮膚病変部位)の撮影画像を取得する(ステップS11)。そして、取得した撮影画像を画像記憶部102の所定の領域に格納するとともに、表示装置120に表示する(ステップS12)。続いて、処理部101は、撮影画像に対して強調処理を施し(ステップS13)、その処理画像を先に表示した撮影画像とともに表示装置120に並べて表示し、診断を医師に委ねる(ステップS14)。
次に、実施例2について説明する。図6に実施例2の表示画面構成の一例が示されている。実施例2では、実施例1に示す表示画面構成に、更に、「変換」ボタン124と、「基底細胞癌」チェックボックス125と、「血管」チェックボックス126とが割り当てられている。図7に実施例2の基本処理動作がフローチャートで示されている。
次に、実施例3について説明する。図10に表示画面構成の一例が示されている。実施例3では、図6(実施例2)に示す表示画面に、更に、特定色を保つ度合いを指定するスライドバー127が表示画面に割り当てられ付加されている。ここで、スライドバー127を、向かって左方向に設定すると、特定色を保つ度合いが小さくなる。一方、向かって右方向に設定すると特定色を保つ度合いが大きくなる。換言すれば、スライドバー127を最左端位置に設定すると、特定色の部位のシャープさが増し、右端にスライド設定するにつれてシャープさが失われる。なお、色を保つことと、鮮明(シャープ)にすることとは相反する。
以上説明のように本実施形態に係る診断装置100によれば、処理部101は、診断の対象の部位をその特定色を維持したまま強調して表示装置120に表示するため、医師は、
表示画面を視認するだけで容易、かつ的確に診断を行うことができ、その結果、診断精度が向上する。また、処理部101は、画像記憶部102に記憶された撮影画像を輝度成分と色情報成分とに分離し、輝度成分を大域変動成分と局所変動成分とに分離し、大域変動成分及び局所変動成分に対して互いに異なる強調処理を施すため、医師は、診断目的に応じて選択された部位の強調画像を視認できる。また、診断の対象として選択された部位を特定色の色情報により抽出し、選択された部位の特定色の割合を可変的に指定することにより、見た目を柔軟に変化させることができ、その結果、医師は、一層容易に、かつ的確に診断を行うことができ、一段と診断精度が向上する。
[請求項1]
患部の撮影画像を用いて病変を診断する診断装置であって、
前記撮影画像を記憶する画像記憶部と、
前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像を処理する処理部と、を備え、
前記処理部が、診断の対象の部位をその特定色を維持したまま強調する強調手段を備えることを特徴とする診断装置。
[請求項2]
前記部位が血管相当部位であることを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
[請求項3]
前記部位が基底細胞癌相当部位であることを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
[請求項4]
前記処理部が、
前記撮影画像を輝度成分と色情報成分に分離する第1の分離手段と、
前記輝度成分を大域変動成分と局所変動成分に分離する第2の分離手段と、をさらに備え、
前記強調手段が前記大域変動成分及び前記局所変動成分に対し互いに異なる強調を施すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の診断装置。
[請求項5]
前記処理部が、前記部位の前記特定色を維持する度合いをコントラストの強弱によって可変的に指定する指定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の診断装置。
[請求項6]
前記強調手段が前記特定色の前記色情報成分として赤系色成分を強調するものであり、前記処理部が前記部位を前記赤系色成分により前記血管相当部位として抽出することを特徴とする請求項4又は5に記載の診断装置。
[請求項7]
前記強調手段が前記特定色の前記色情報成分として青系色成分を強調するものであり、
前記処理部が前記部位を前記青系色成分により前記基底細胞癌相当部位として抽出することを特徴とする請求項4又は5に記載の診断装置。
[請求項8]
患部の撮影画像を用いて病変を診断する診断装置における画像処理方法であって、
前記撮影画像を記憶するステップと、
記憶された前記撮影画像を処理するステップと、を備え、
前記処理ステップが診断の対象の部位をその特定色を維持したまま強調する処理を含むことを特徴とする画像処理方法。
[請求項9]
患部の撮影画像を用いて病変を診断する診断装置における画像処理のプログラムであって、
コンピュータに、
前記撮影画像を記憶する機能と、
記憶された前記撮影画像を処理する機能と、を実行させ、
前記処理する機能は、診断の対象の部位をその特定色を維持したまま強調する処理を含む、ことを特徴とするプログラム。
Claims (10)
- 患部の撮影画像を用いて病変を診断するための診断装置であって、
前記撮影画像を記憶する画像記憶部と、
前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像を処理する処理部と、を備え、
前記処理部が、
前記撮影画像を輝度成分と色情報成分に分離する第1の分離手段と、
前記輝度成分を大域変動成分と局所変動成分に分離する第2の分離手段と、
前記第1の分離手段で得られた輝度成分を強調する強調手段と、
前記強調された輝度成分に、前記撮影画像における診断の対象の部位をその特定色を維持したまま合成する合成手段と、を備えることを特徴とする診断装置。 - 前記部位が血管相当部位であることを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
- 前記強調手段は、
前記第2の分離手段で得られた前記局所変動成分を強調することを特徴とする請求項1に記載の診断装置。 - 前記強調手段は、
前記第2の分離手段で得られた前記大域変動成分を圧縮する手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の診断装置。 - 患部の撮影画像を用いて病変を診断するための診断装置であって、
前記撮影画像を記憶する画像記憶部と、
前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像を処理する処理部と、を備え、
前記処理部が、
前記撮影画像をRGB色空間からLab色空間に変換する変換手段と、
前記Lab色空間の色情報成分の赤系の色相成分(a軸)から血管らしさを示す尤度(A)を求めて血管相当部位を抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする診断装置。 - 前記強調手段は、前記Lab色空間の輝度成分(L軸)を強調し、
前記合成手段は、前記強調された輝度成分に、前記抽出された血管相当部位を合成することを特徴とする請求項5に記載の診断装置。 - 患部の撮影画像を用いて病変を診断するための画像処理方法であって、
コンピュータが、
前記撮影画像を記憶する記憶ステップと、
前記記憶された撮影画像を処理する処理ステップと、を実行し、
前記処理ステップが、
前記撮影画像を輝度成分と色情報成分に分離する第1の分離ステップと、
前記輝度成分を大域変動成分と局所変動成分に分離する第2の分離ステップと、
前記第1の分離ステップで得られた輝度成分を強調する強調ステップと、
前記強調された輝度成分に、前記撮影画像における診断の対象の部位をその特定色を維持したまま合成する合成ステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 患部の撮影画像を用いて病変を診断するための画像処理方法であって、
コンピュータが、
前記撮影画像を記憶する画像記憶ステップと、
前記画像記憶部に記憶された前記撮影画像を処理する処理ステップと、を実行し、
前記処理ステップが、
前記撮影画像をRGB色空間からLab色空間に変換する変換ステップと、
前記Lab色空間の色情報成分の赤系の色相成分(a軸)から血管らしさを示す尤度(A)を求めて血管相当部位を抽出する抽出手段と、を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 患部の撮影画像を用いて病変を診断するための画像処理のプログラムであって、
コンピュータに、
前記撮影画像を記憶する機能と、
前記記憶された撮影画像を処理する機能と、を実行させ、
前記処理する機能は、
前記撮影画像を輝度成分と色情報成分に分離する第1の分離処理と、
前記輝度成分を大域変動成分と局所変動成分に分離する第2の分離処理と、
前記第1の分離処理で得られた輝度成分を強調する処理と、
前記強調された輝度成分に、前記撮影画像における診断の対象の部位をその特定色を維持したまま合成する処理と、を含むことを特徴とするプログラム。 - 患部の撮影画像を用いて病変を診断するための画像処理のプログラムであって、
コンピュータに、
前記撮影画像を記憶する画像記憶機能と、
前記記憶された前記撮影画像を処理する機能と、を実行させ、
前記処理する機能は、
前記撮影画像をRGB色空間からLab色空間に変換する変換処理と、
前記Lab色空間の色情報成分の赤系の色相成分(a軸)から血管らしさを示す尤度(A)を求めて血管相当部位を抽出する処理と、を含むことを特徴とするプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016124922A JP6265231B2 (ja) | 2016-06-23 | 2016-06-23 | 診断装置、画像処理方法、及びプログラム |
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