JP6264604B2 - 吊り天井構造及び吊り部材接続用金具 - Google Patents

吊り天井構造及び吊り部材接続用金具 Download PDF

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本発明は、吊り天井構造及び天井下地を吊り下げ支持するための吊り部材接続用金具に関する。
従来、建物の天井部の構造として、吊り天井が多用されている。また、例えば図4に示すように、水平の一方向T1に所定の間隔をあけ、一方向T1に直交する他方向T2に延びて並設された複数のTバー(断面逆T型の天井材支持部材、天井下地20)1と、上端側を上階の床材(上部構造)等に固着し、下端側をTバー1に接続して配設された複数の吊りボルト(吊り部材)2と、一方向T1に隣り合うTバー1に架け渡すように配設されて天井面3aを形成する天井材(天井パネル)3とを備えて構成したライン天井、ライン型システム天井などと称する吊り天井構造Aがある(例えば、特許文献1参照)。
また、このようなライン式の吊り天井構造Aなどにおいては、天井材3に大重量の設備機器を取り付けたり、天井材3に輻射パネルを用いることがあり、規模の大きな地震時に応答が大きくなって、大きな振り幅で横揺れるとともに周囲の壁などに衝突し、天井材3や設備機器に破損が生じるおそれがある。このため、従来、図4に示すように、上部構造などに上端側を接続し、下端側をTバー1に接続して補強ブレース4を設けるなどして、地震時の天井材3の横揺れを抑えるようにしている。
一方、図4及び図5に示すように、Tバー(天井材支持部材)1は、吊りボルト2の下端が接続される接続部5と、接続部5の下端に繋がり、接続部5から下方に延設された連接部6と、連接部6の下端に繋がり、水平の一方向T1両側に延びる板状の支持部7とを備えて断面逆T字型に形成されている。さらに、Tバー1は、略平板状の連接部6に対して幅方向(T1)両外側に膨出するように接続部5が一体形成して設けられている。そして、接続部5と吊りボルト2の下端側に吊り部材接続用金具(ハンガー)8を接続し、この吊り部材接続用金具8を介してTバー1が吊りボルト2に吊り下げ支持される。
また、吊り部材接続用金具8は一対の接続用金具片9、10を備えてなり、一方の接続用金具片9が、断面視で、下端にTバー1の接続部5の一側部側に係合する係合凹部9aと、係合凹部9aの上端から上方に延設された接続板部9bとを備えて形成されている。他方の接続用金具片10は、断面視で、下端にTバー1の接続部5の他側部側に係合する係合凹部10aと、係合凹部10aの上端から上方に突設され、一方の接続用金具片9の接続板部9bに接続する接続板部10bとを備えて形成されている。
そして、この吊り部材接続用金具8は、一方の接続用金具片9の係合凹部9aと他方の接続用金具片10の係合凹部10aとをそれぞれTバー1の接続部5を内包するように係合させ、一方の接続用金具片9の接続板部9bに他方の接続用金具片10の接続板部10bを接続して設置される。また、吊りボルト2の下端側を一方の接続用金具片9の接続板部9bに接続する。これにより、Tバー1の接続部5が一方の接続用金具片9の係合凹部9aと他方の接続用金具片10の係合凹部10aとによって係止され、吊り部材接続用金具8を介して吊りボルト2にTバー1ひいては天井材3が吊り下げ支持される。
また、このとき、一方の接続用金具片9の接続板部9bと他方の接続用金具片10の接続板部10bとを上部ボルト11でボルト接合する。さらに、Tバー1の接続部5と他方の接続用金具片10の係合凹部10a(及び/又は一方の接続用金具片9の係合凹部9a)とをビス留めしたり、ボルト接合するケースもある。
特開2005−350950号公報
しかしながら、上記従来の吊り天井構造においては、吊り部材接続用金具の一対の接続用金具片が接続板部の下端に係合凹部を設けただけで形成され、Tバーの接続部に対し、上部ボルトの締め込みによる一対の係合凹部の摩擦力で接続支持するように構成されている。このため、鉛直方向に地震力、振動などの外力が作用すると、摩擦力が不足して一対の係合凹部から接続部が引き抜けてしまうおそれがあった。
また、吊り部材接続用金具の接続用金具片の係合凹部とTバーの接続部をビス留めした場合においても、鉛直方向に地震力、振動などの外力が作用した際に、Tバーの接続部のビス留め部分に局所的に大きな力が作用してしまい、この部分が損傷し、やはり、一対の係合凹部から接続部が引き抜けるおそれがあった。
そして、このように吊り部材接続用金具とTバーの接続状態が解除されてしまうと、天井下地、天井材の脱落や破損を招くことになる。
本発明は、上記事情に鑑み、吊り部材接続用金具と天井下地をより強固に接続することができ、天井材の落下等をより確実に抑止することを可能にする吊り天井構造及び吊り部材接続用金具を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の吊り天井構造は、建物の上部構造に吊り部材を介して吊り下げ支持され、水平の一方向及び/又は前記一方向に直交する水平の他方向に所定の間隔をあけ、前記他方向及び/又は前記一方向に延設される天井材支持部材と、前記天井材支持部材に支持されて天井面を形成する板状の天井材とを備える吊り天井構造であって、前記天井材支持部材が、前記吊り部材の下端が吊り部材接続用金具を介して接続される接続部と、前記接続部の下端に繋がり、前記接続部から下方に延設された連接部と、前記連接部の下端に繋がり、前記一方向両側に延びる板状の支持部とを備えて断面逆T字型に形成されており、前記吊り部材接続用金具は、前記吊り部材の下端側を接続するための連結部と、前記連結部から下方に延設された連接板部と、前記連接板部の下端に繋がって前記天井材支持部材に接続される係止部とを備え、前記係止部が、上方から下方に向かって延設された垂下部と、前記垂下部の下端から横方向に折れ曲がって延びる引掛け部と、前記引掛け部からさらに折れ曲がって上方に向けて延設された係止片部とを備えて略鉤状に形成され、且つ、前記係止部が、幅方向内側に折れ曲がって延び、さらに幅方向外側に折れ曲がって延びて、略V字状に形成された当接保持部を備えて形成され、前記天井材支持部材に形成された係止孔に前記係止片部を挿入して引っ掛けて前記天井材支持部材に前記吊り部材接続用金具を接続するように、且つ、前記当接保持部が前記天井材支持部材の上端に当接して引っ掛かって、前記天井材支持部材に対して前記吊り部材接続用金具を接続するように構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の吊り天井構造においては、前記吊り部材接続用金具の前記係止片部や連接板部あるいは垂下部に、互いに連通するボルト挿通孔が形成され、これらボルト挿通孔にボルトを挿通して締結することによって、前記天井材支持部材に対して前記吊り部材接続用金具が保持されるように構成されていることが望ましい。
また、本発明の吊り天井構造においては、前記当接保持部の前記幅方向外側に折れ曲がって延びる上方部分にボルト挿通孔が設けられ、該当接保持部の上方部分と、前記連接板部又は前記垂下部とをボルト接続するように構成されていることがより望ましい。
本発明の吊り部材接続用金具は、建物の上部構造に吊り部材を介して吊り下げ支持され、水平の一方向及び/又は前記一方向に直交する水平の他方向に所定の間隔をあけ、前記他方向及び/又は前記一方向に延設される天井材支持部材と、建物の上部構造に前記天井材支持部材を吊り下げ支持するための吊り部材とを接続するための吊り部材接続用金具であって、前記天井材支持部材が、前記吊り部材の下端が吊り部材接続用金具を介して接続される接続部と、前記接続部の下端に繋がり、前記接続部から下方に延設された連接部と、前記連接部の下端に繋がり、前記一方向両側に延びる板状の支持部とを備えて断面逆T字型に形成されており、前記吊り部材の下端側を接続するための連結部と、前記連結部から下方に延設された連接板部と、前記連接板部の下端に繋がって前記天井材支持部材に接続される係止部とを備え、前記係止部が、上方から下方に向かって延設された垂下部と、前記垂下部の下端から横方向に折れ曲がって延びる引掛け部と、前記引掛け部からさらに折れ曲がって上方に向けて延設された係止片部とを備えて略鉤状に形成され、且つ、前記係止部が、幅方向内側に折れ曲がって延び、さらに幅方向外側に折れ曲がって延びて、略V字状に形成された当接保持部を備えて形成され、前記天井材支持部材に形成された係止孔に前記係止片部を挿入して引っ掛けて前記天井材支持部材に前記吊り部材接続用金具を接続するように、且つ、前記当接保持部が前記天井材支持部材の上端に当接して引っ掛かって、前記天井材支持部材に対して前記吊り部材接続用金具を接続するように構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の吊り部材接続用金具においては、前記係止片部や連接板部あるいは垂下部に、互いに連通するボルト挿通孔が形成され、これらボルト挿通孔にボルトを挿通して締結することによって、前記天井材支持部材に対して保持されるように構成されていることが望ましい。
また、本発明の吊り部材接続用金具においては、前記当接保持部の前記幅方向外側に折れ曲がって延びる上方部分にボルト挿通孔が設けられ、該当接保持部の上方部分と、前記連接板部又は前記垂下部とをボルト接続するように構成されていることがより望ましい。
本発明の吊り天井構造及び吊り部材接続用金具においては、吊り部材接続用金具が、上方から下方に向かって延設された垂下部と、垂下部の下端から横方向に折れ曲がって延びる引掛け部と、引掛け部からさらに折れ曲がって上方に向けて延設された係止片部とを備えて略鉤状に形成されていることにより、天井材支持部材の係止孔に係止片部を挿通して引掛けることができる。
これにより、本実施形態の吊り部材接続用金具及びこれを備えた吊り天井構造においては、鉛直方向に地震力、振動などの外力が作用した際に、吊り部材接続用金具から天井材支持部材が引き抜けることを防止することが可能になる。すなわち、鉛直地震力や補強ブレース周りの鉛直方向の地震力に対し、天井材や天井下地の脱落などが生じない信頼性の高い吊り天井構造を実現することが可能になる。
また、吊り部材接続用金具の係止片部の上端側に、横方向の幅方向内側に折れ曲がって延び、さらに幅方向外側に折れ曲がって延びて、略V字状に形成された当接保持部を備えて形成された場合には、この当接保持部を天井材支持部材の上端の接続部に当接して引っ掛けることができる。これにより、確実に天井材支持部材に対して吊り部材接続用金具を接続することができ、より信頼性の高い吊り天井構造を実現することが可能になる。
また、吊り部材接続用金具を天井材支持部材の係止孔に挿通して引掛けるとともに、吊り部材接続用金具の係止部の係止片部の先端側や連接板部あるいは垂下部に形成したボルト挿通孔が互いに連通することにより、これらボルト挿通孔にボルトを挿通して締結することによって、より確実に天井材支持部材に対して吊り部材接続用金具を一体に保持することができる。これにより、確実に天井材支持部材に対して吊り部材接続用金具を接続することができ、さらに信頼性の高い吊り天井構造を実現することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る吊り天井構造及び吊り部材接続用金具を示す図である。 本発明の一実施形態に係る吊り部材接続用金具の6面図である。 本発明の一実施形態に係る吊り部材接続用金具を天井材支持部材に取り付ける状況を示す図である。 天井裏側から見た吊り天井構造を示す斜視図である。 従来の吊り天井構造及び吊り部材接続用金具を示す図である。
以下、図1から図4を参照し、本発明の一実施形態に係る吊り天井構造及び吊り部材接続用金具について説明する。
図4に示すように、本実施形態の吊り天井構造Bは、例えば、クリーンルームのように、ファンフィルターユニット等の大重量の設備機器を設置したり、天井材3として輻射パネルが適用されるライン式の吊り天井の構造である。
そして、この吊り天井(吊り天井構造)Bは、図1及び図4に示すように、水平の一方向T1に所定の間隔をあけ、一方向T1に直交する他方向T2に延びて並設された複数の天井材支持部材(Tバー)1と、上端側を上階の床材等の上部構造(建物の構造体)に接続し、下端側を天井材支持部材1に接続して配設された複数の吊り部材(吊りボルト)2と、一方向T1に隣り合う天井材支持部材1に架け渡すように配設されて天井面3aを形成する天井材(天井パネル)3と、上部構造に上端側を接続し、天井材支持部材1に下端側を接続して斜設された補強ブレース4とを備えて構成されている。
本実施形態において、天井材支持部材1は、Tバーであり、吊り部材2の下端が接続される接続部5と、接続部5の下端に繋がり、接続部5から下方に延設された連接部6と、連接部6の下端に繋がり、水平の一方向T1両側に延びる板状の支持部7とを備えて断面逆T字型に形成されている。さらに、天井材支持部材1は、略平板状の連接部6の上端に幅方向(T1)両外側に膨出するように接続部5が一体形成されている。
吊り部材2は、円柱棒状に形成されるとともに外周面に雄ネジの螺刻を有する吊りボルトであり、上端を上階の床材等の上部構造(建物躯体)に固着、または鋼製の根太等に緊結して垂下され、下端側を吊り部材接続用金具(ハンガー)15で天井材支持部材1に接続して複数配設されている。また、複数の吊り部材2は、所定の間隔をあけて分散配置されている。
天井材(天井パネル)3は、2枚のボードを貼り付けて一体に積層形成したものであり、例えば天井付帯設備等の重量と併せて、1mあたり20kg程度の重量で形成されている。そして、この天井材3は、複数の天井材支持部材1の支持部7に端部側を上載して支持され、隣り合う天井材支持部材1の間に架け渡すようにして設置されている。なお、天井材3は、天井材支持部材1の支持部7に下面側からビス留めするなどして設置されていてもよい。また、天井材3は、1枚および3枚以上のボードで構成されていてもよい。
そして、この吊り天井Bでは、吊り部材2を介して建物の上部構造に、天井材支持部材1と天井材3とが吊り下げ支持されている。また、天井材支持部材1によって天井下地20が形成され、この天井下地20と天井下地20に取り付けた天井材3によって天井部16、この天井部16によって下階の天井面3aが形成されている。
一方、本実施形態の吊り天井Bにおいて、天井材支持部材1には、連接部6の所定位置に一側面から他側面に貫通する係止孔17が形成されている。
また、図1及び図2、図3に示すように、天井材支持部材1と吊り部材2を接続するための吊り部材接続用金具15は、下端側に設けられ、天井材支持部材1に接続される係止部18と、係止部18の上端から上方に延設された連接板部19と、連接板部19の上端に略直角に折れ曲がって繋がる連結部21とを備えて構成されている。また、連結部21には、上面から下面に貫通し、吊り部材2の下端側を挿通するとともにナット22を締結して、吊り部材2の下端側と吊り部材接続用金具15を接続するための吊り部材挿通孔23が形成されている。
さらに、吊り部材接続用金具15の係止部18は、上方から下方に向かって延設された垂下部18aと、垂下部18aの下端から横方向に折れ曲がって延びる引掛け部18bと、引掛け部18bからさらに折れ曲がって上方に向けて延設された係止片部18cとを備えて略鉤状に形成されている。また、折れ曲がって上方に延設された係止片部18cは、断面視で、横方向T1の幅方向内側に折れ曲がって延び、さらに幅方向T1外側に折れ曲がって延びて、略V字状に形成された当接保持部18dを備えて形成されている。
また、吊り部材接続用金具15の係止部18の係止片部18cの先端側や連接板部19(あるいは垂下部18a)には、互いに連通するボルト挿通孔24、25が形成されていることが好ましい。さらに、図1に示すように、当接保持部18dの幅方向外側に折れ曲がって延びる上方部分(先端側)にボルト挿通孔24を設け、この当接保持部18dの上方部分と、連接板部19又は垂下部18aとをボルト接続することがより好ましい。
そして、上記構成からなる吊り部材接続用金具15(及びこれを備えた吊り天井B)においては、図1及び図3に示すように、天井材支持部材1の連接部6に形成された係止孔17に、連接部6の一側面側から係止片部18cを挿入し、連接部6の他側面側に係止片部18cを配設するとともに係止孔17の上端に引掛け部18bを引掛ける。これにより、吊り部材接続用金具15と天井材支持部材1が接続され、この吊り部材接続用金具15を介して天井材支持部材1が吊り部材2に吊り下げ支持される。
また、このとき、天井材支持部材1の他側面側に配設された吊り部材接続用金具15の係止片部18cの当接保持部18dが天井材支持部材1の接続部5の上端よりも僅かに上方に配され、この略V字状の当接保持部18dが天井材支持部材1の上端の接続部5に当接して引っ掛かる。これにより、天井材支持部材1に対して吊り部材接続用金具15が一体に保持される。
さらに、吊り部材接続用金具15の係止部18の係止片部18cの先端側や連接板部19(あるいは垂下部18a)にボルト挿通孔24、25を設けた場合には、上記のように吊り部材接続用金具15を天井材支持部材1の係止孔17に挿通して引掛けるとともに、これらのボルト挿通孔24、25が天井材支持部材1の上端の接続部5よりも上方で互い連通する。このため、これらボルト挿通孔24、25にボルト11を挿通して締結することによって、より確実に天井材支持部材1に対して吊り部材接続用金具15が一体に保持されることになる。
これにより、本実施形態の吊り部材接続用金具15(及びこれを備えた吊り天井B)においては、鉛直方向に地震力、振動などの外力が作用しても、吊り部材接続用金具15の略鉤状の係止部18が天井材支持部材1の係止孔17に挿通して係止されているため、従来のように吊り部材接続用金具15から天井材支持部材1が引き抜けることがない。
したがって、本実施形態に係る吊り天井構造B及び吊り部材接続用金具15においては、吊り部材接続用金具15が、上方から下方に向かって延設された垂下部18aと、垂下部18aの下端から横方向に折れ曲がって延びる引掛け部18bと、引掛け部18bからさらに折れ曲がって上方に向けて延設された係止片部18cとを備えて略鉤状に形成されていることにより、天井材支持部材1の係止孔17に係止片部18cを挿通して引掛けることができる。
これにより、本実施形態の吊り部材接続用金具15(及びこれを備えた吊り天井B)においては、鉛直方向に地震力、振動などの外力が作用した際に、吊り部材接続用金具15から天井材支持部材1が引き抜けることを防止することが可能になる。すなわち、鉛直地震力や補強ブレース4周りの鉛直方向の地震力に対し、天井材3や天井下地20の脱落などが生じない信頼性の高い吊り天井構造Bを実現することが可能になる。
また、吊り部材接続用金具15の係止片部18cの上端側に、横方向T1の幅方向内側に折れ曲がって延び、さらに幅方向T1外側に折れ曲がって延びて、略V字状に形成された当接保持部18dを備えて形成され、この当接保持部18dを天井材支持部材1の上端の接続部5に当接して引っ掛けることができる。これにより、確実に天井材支持部材1に対して吊り部材接続用金具15を接続することができ、より信頼性の高い吊り天井構造Bを実現することが可能になる。
また、吊り部材接続用金具15を天井材支持部材1の係止孔17に挿通して引掛けるとともに、吊り部材接続用金具15の係止部18の係止片部18cの先端側や連接板部19(あるいは垂下部18a)に形成したボルト挿通孔24、25が天井材支持部材1の上端の接続部5よりも上方で互い連通する。このため、これらボルト挿通孔24、25にボルト11を挿通して締結することによって、より確実に天井材支持部材1に対して吊り部材接続用金具15を一体に保持することができる。これにより、確実に天井材支持部材1に対して吊り部材接続用金具15を接続することができ、さらに信頼性の高い吊り天井構造Bを実現することが可能になる。
そして、上記のように天井材支持部材1が吊り部材接続用金具15から引き抜けることを防止できることにより、例えば、0.4mm厚の天井材支持部材1を用いた場合において、天井材重量を20kg/mとしたり、地震時加速度が1.5Gを超えるケースであっても、耐震性を確保することが可能になる。
また、吊り部材接続用金具15から天井材支持部材1が引き抜けることを防止できることで、レの字状やV字状等、補強ブレース4の配置バリエーションの自由度を高めることも可能になる。言い換えれば、吊り天井構造Bの設計自由度を高めることが可能になる。
以上、本発明に係る吊り天井構造及び吊り部材接続用金具の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、吊り部材接続用金具15の係止片部18c及び/又は垂下部18aをビスやボルトを用いて天井材支持部材1の接続部5に接合するようにしてもよい。この場合には、さらに強固に吊り部材接続用金具15と天井材支持部材1を接続することができ、確実に吊り部材接続用金具15から天井材支持部材1が引き抜けることを防止することが可能になる。
また、本実施形態では、吊り天井構造Bがライン式の吊り天井であるものとした。すなわち、本実施形態では、水平の一方向T1に所定の間隔をあけ、一方向T1に直交する他方向T2に延びて並設された複数の天井材支持部材(Tバー)1を備えて天井下地20(天井部16)が形成されているものとし、本発明に係る吊り部材接続用金具が天井材支持部材のTバー1と吊り部材2を接続するものとして説明を行った。
これに対し、本発明に係る吊り天井構造は、水平の一方向及び一方向に直交する水平の他方向に所定の間隔をあけ、他方向及び/又は一方向に延設される天井材支持部材を備えて構成されていてもよい。すなわち、本発明に係る吊り天井構造は、水平の一方向と他方向にそれぞれ所定の間隔をあけて天井材支持部材を組み付けて格子状の天井下地(天井部)を備えたシステム天井などの吊り天井構造であってもよい。
1 天井材支持部材(Tバー)
2 吊り部材
3 天井材
3a 天井面
4 補強ブレース
5 接続部
6 連接部
7 支持部
8 従来の吊り部材接続用金具(ハンガー)
9 従来の一方の接続用金具片
9a 係合凹部
9b 接続板部
10 従来の他方の接続用金具片
10a 係合凹部
10b 接続板部
11 上部ボルト
15 吊り部材接続用金具(ハンガー)
16 天井部
17 係止孔
18 係止部
18a 垂下部
18b 引掛け部
18c 係止片部
18d 当接保持部
19 連接板部
20 天井下地
21 連結部
22 ナット
23 吊り部材挿通孔
24 ボルト挿通孔
25 ボルト挿通孔
A 従来の吊り天井構造
B 吊り天井構造
T1 一方向(横方向)
T2 他方向(横方向)
T3 上下方向

Claims (6)

  1. 建物の上部構造に吊り部材を介して吊り下げ支持され、水平の一方向及び/又は前記一方向に直交する水平の他方向に所定の間隔をあけ、前記他方向及び/又は前記一方向に延設される天井材支持部材と、前記天井材支持部材に支持されて天井面を形成する板状の天井材とを備える吊り天井構造であって、
    前記天井材支持部材が、前記吊り部材の下端が吊り部材接続用金具を介して接続される接続部と、前記接続部の下端に繋がり、前記接続部から下方に延設された連接部と、前記連接部の下端に繋がり、前記一方向両側に延びる板状の支持部とを備えて断面逆T字型に形成されており、
    前記吊り部材接続用金具は、前記吊り部材の下端側を接続するための連結部と、前記連結部から下方に延設された連接板部と、前記連接板部の下端に繋がって前記天井材支持部材に接続される係止部とを備え、
    前記係止部が、上方から下方に向かって延設された垂下部と、前記垂下部の下端から横方向に折れ曲がって延びる引掛け部と、前記引掛け部からさらに折れ曲がって上方に向けて延設された係止片部とを備えて略鉤状に形成され、且つ、前記係止部が、幅方向内側に折れ曲がって延び、さらに幅方向外側に折れ曲がって延びて、略V字状に形成された当接保持部を備えて形成され、
    前記天井材支持部材に形成された係止孔に前記係止片部を挿入して引っ掛けて前記天井材支持部材に前記吊り部材接続用金具を接続するように、且つ、前記当接保持部が前記天井材支持部材の上端に当接して引っ掛かって、前記天井材支持部材に対して前記吊り部材接続用金具を接続するように構成されていることを特徴とする吊り天井構造。
  2. 請求項1記載の吊り天井構造において、
    前記吊り部材接続用金具の前記係止片部や連接板部あるいは垂下部に、互いに連通するボルト挿通孔が形成され、
    これらボルト挿通孔にボルトを挿通して締結することによって、前記天井材支持部材に対して前記吊り部材接続用金具が保持されるように構成されていることを特徴とする吊り天井構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の吊り天井構造において、
    前記当接保持部の前記幅方向外側に折れ曲がって延びる上方部分にボルト挿通孔が設けられ、該当接保持部の上方部分と、前記連接板部又は前記垂下部とをボルト接続するように構成されていることを特徴とする吊り天井構造。
  4. 建物の上部構造に吊り部材を介して吊り下げ支持され、水平の一方向及び/又は前記一方向に直交する水平の他方向に所定の間隔をあけ、前記他方向及び/又は前記一方向に延設される天井材支持部材と、建物の上部構造に前記天井材支持部材を吊り下げ支持するための吊り部材とを接続するための吊り部材接続用金具であって、
    前記天井材支持部材が、前記吊り部材の下端が吊り部材接続用金具を介して接続される接続部と、前記接続部の下端に繋がり、前記接続部から下方に延設された連接部と、前記連接部の下端に繋がり、前記一方向両側に延びる板状の支持部とを備えて断面逆T字型に形成されており、
    前記吊り部材の下端側を接続するための連結部と、前記連結部から下方に延設された連接板部と、前記連接板部の下端に繋がって前記天井材支持部材に接続される係止部とを備え、
    前記係止部が、上方から下方に向かって延設された垂下部と、前記垂下部の下端から横方向に折れ曲がって延びる引掛け部と、前記引掛け部からさらに折れ曲がって上方に向けて延設された係止片部とを備えて略鉤状に形成され、且つ、前記係止部が、幅方向内側に折れ曲がって延び、さらに幅方向外側に折れ曲がって延びて、略V字状に形成された当接保持部を備えて形成され、
    前記天井材支持部材に形成された係止孔に前記係止片部を挿入して引っ掛けて前記天井材支持部材に前記吊り部材接続用金具を接続するように、且つ、前記当接保持部が前記天井材支持部材の上端に当接して引っ掛かって、前記天井材支持部材に対して前記吊り部材接続用金具を接続するように構成されていることを特徴とする吊り部材接続用金具。
  5. 請求項4記載の吊り部材接続用金具において、
    前記係止片部や連接板部あるいは垂下部に、互いに連通するボルト挿通孔が形成され、
    これらボルト挿通孔にボルトを挿通して締結することによって、前記天井材支持部材に対して保持されるように構成されていることを特徴とする吊り部材接続用金具。
  6. 請求項4または請求項5に記載の吊り部材接続用金具において、
    前記当接保持部の前記幅方向外側に折れ曲がって延びる上方部分にボルト挿通孔が設けられ、該当接保持部の上方部分と、前記連接板部又は前記垂下部とをボルト接続するように構成されていることを特徴とする吊り部材接続用金具。
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