JP6262111B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される車両用表示装置に関するものである。
走行速度等の運転情報を発する表示器と、表示器から発せられた運転情報を所望の位置で所望の大きさの表示像として結像させるレンズ等の光学部材と、を備えた表示ユニットを車両のダッシュボードに埋設し、表示器から発せられた運転情報をフロントガラスへ照射することにより、車両の前方の前記所望の位置に風景に重ねて表示像を結像させる表示装置はヘッドアップディスプレイと呼ばれ周知である。
このようなヘッドアップディスプレイにおいて、表示器からの表示光の経路に沿って並べて配置された複数の発光体を設けたものが提案されている(特許文献1)。そして、この発光体によるガイド光の虚像を車両後方側から前方側に順次点灯させている。これにより、表示器の表示光の虚像より運転者よりにガイド光の虚像が視認されるため、奥行感のある表示を映し出すことができる。
特開2011−128450号公報
しかしながら、ガイド光による奥行感の演出だけでは十分でない、という問題があった。
そこで、本発明は、奥行感のある表示を映し出すことができる車両用表示装置を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、搭乗者の視線上に、正面虚像として形成される正面表示情報と、前記正面虚像の下側に下側虚像として形成される下側表示情報と、を表示させる表示手段を有し、前記下側虚像が、前記下側に向かうに従って前記搭乗者に近づくように形成され、前記下側虚像には、上下方向に並べられた、前方車両との車間距離に応じた数のセグメントと、前記セグメントの下側に表示され、前記車間距離が長いほど下側に移動する自車両画像と、が形成されることを特徴とする車両用表示装置に存する。
請求項記載の発明は、搭乗者の視線上に、正面虚像として形成される正面表示情報と、前記正面虚像の右側に右側虚像として形成される右側表示情報と、前記正面虚像の左側に左側虚像として形成される左側表示情報と、を表示させる表示手段を有し、前記右側虚像が、前記右側に向かうに従って前記搭乗者に近づくように形成され、前記左側虚像が、前記左側に向かうに従って前記搭乗者に近づくように形成され、前記右側虚像には、右側に車線を逸脱したことを検出すると、その旨を示す報知情報が形成され、前記左側虚像には、左側に車線を逸脱したことを検出すると、その旨を示す報知情報が形成されることを特徴とする車両用表示装置に存する。
以上説明したように請求項1又は2記載の発明によれば、正面虚像の周囲の少なくとも一部に表示される周囲虚像が、正面虚像から離れるに従って搭乗者に近づくように形成される。これにより、奥行感のある表示を映し出すことができる。
本発明の第1の実施形態にかかるヘッドアップディスプレイ装置の構成図である。 図1に示す正面表示器、下側表示器、上側表示器、非球面ミラーの拡大図である。 図1に示されたヘッドアップディスプレイ装置における映像表示例の説明図である。 図1に示されたヘッドアップディスプレイ装置における映像表示例の説明図である。 図1に示されたヘッドアップディスプレイ装置における映像表示例の説明図である。 図1に示されたヘッドアップディスプレイ装置における映像表示例の説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかるヘッドアップディスプレイ装置の構成図である。 図7に示す正面表示器、右側表示器、左側表示器、非球面ミラーの拡大図である。 (A)は車線変更時の自車両の周辺状況を説明するための説明図であり、(B)〜(E)は(A)のような状況における図7に示されたヘッドアップディスプレイ装置の映像表示例についての説明図である。 (A)はレーン逸脱について説明するための説明図であり、(B)は右側に歩行者がいる状況を説明するための説明図であり、(C)は(A)、(B)のような状況における図7に示されたヘッドアップディスプレイ装置の映像表示例についての説明図である。 図7に示されたヘッドアップディスプレイ装置における映像表示例の説明図である。 他の実施形態でのヘッドアップディスプレイ装置における映像表示例の説明図である。
(第1の実施形態)
次に、本発明の第1の実施形態を図1乃至図6を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態にかかる車両用表示装置としてのヘッドアップディスプレイ装置の構成図である。
本発明の第1の実施形態にかかるヘッドアップディスプレイ(HUD)装置1は、自動車等の車両に搭載され、図1に示したようにHUD本体2と、ウインドシールド3と、を備えている。なお、本実施形態における車両の前後方向、上下方向は、図1に示す通りとする。
表示手段としてのHUD本体2は、正面表示器11と、下側表示器12と、上側表示器13と、表示制御部16と、非球面ミラー17と、を有している。HUD本体2は、車両のインストルメントパネルのウインドシールド3下端近傍に収容されている。そして、正面表示器11、下側表示器12、上側表示器13からウインドシールド3に向けて映像が投影され、ウインドシールド3を透して視認される車両の前景と、ウインドシールド3で反射され搭乗者に視認される正面虚像V1、下側虚像V2(=周囲虚像)、上側虚像V3(=周囲虚像)と、を重畳視認させる。なお、図1の符号Eは、搭乗者の目の位置であるアイポイントを示している。
正面表示器11は、例えばTFTLCD(TFT液晶表示装置)で構成されており、表示制御部16から入力される映像信号や同期信号などに基づいて、正面虚像V1として表示される映像が表示される。この正面表示器11は、反射部材としての非球面ミラー17に向けて配置されている。Aは、正面表示器11の光軸である。
下側表示器12は、例えばTFTLCDで構成されており、表示制御部16から入力される映像信号や同期信号などに基づいて、下側虚像V2として表示される映像が表示される。この下側表示器12は、正面表示器11の上側、かつ、非球面ミラー17側に、非球面ミラー17に向けて配置されている。また、下側表示器12は、正面表示器11から離れるに従って上側に向かうように、正面表示器11に対して斜めに傾けて配置されている。図2に示すように、この下側表示器12の表面全体には下側表示器12の表示光を正面表示器11の光軸Aと略平行になるように屈折させるプリズムシートP1が設けられている。
上側表示器13は、例えばTFTLCD(TFT液晶表示装置)で構成されており、表示制御部16から入力される映像信号や同期信号などに基づいて、上側虚像V3として表示される映像が表示される。この上側表示器13は、正面表示器11の下側、かつ、非球面ミラー17側に、非球面ミラー17に向けて配置されている。また、上側表示器13は、正面表示器11から離れるに向かうに従って下側に向かうように、正面表示器11に対して斜めに傾けて配置されている。図2に示すように、この上側表示器13の表面には上側表示器13の表示光を正面表示器11の光軸Aと略平行になるように屈折させるプリズムシートP2が設けられている。
なお、正面表示器11、下側表示器12及び上側表示器13は、TFTLCDに限らず、EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、スクリーンとプロジェクタなどで構成されていてもよい。
表示制御部16は、図示しないナビゲーション装置や車両前方に向けたレーダ、車両前方を撮影するカメラなどから入力される情報に基づいて、表示器11〜13に表示される映像を生成し、映像信号や同期信号などとして出力する。表示制御部16は、例えばCPU(Central Processing Unit)およびメモリ等を内蔵したマイクロコンピュータ(マイコン)等により構成される。
非球面ミラー17は、表示器11〜13に表示された映像を拡大してウインドシールド3に投影する。
ウインドシールド3は、例えば、合わせガラス、IR(赤外線)カットガラス、UV(紫外線)カットガラス等を用いて、車両の外径に応じて縦方向及び横方向に湾曲した曲面形状に形成されている。そして、ウインドシールド3は、車室内の運転者の視線は透過するとともに、HUD本体2から投影された映像は視線方向に反射する。
このように構成されたHUD装置1は、正面虚像V1が、車両前方の搭乗者の視線上のウインドシールド3を挟んだ位置に表示される。正面虚像V1は、上下左右何れの方向に向かっても搭乗者からの距離が同じに形成される。これに対して、下側虚像V2が、正面虚像V1の下側に表示され、下側に向かうに従って(=正面虚像V1から離れるに従って)搭乗者に近づくように形成される。また、上側虚像V3は、正面虚像V1の上側に表示され、上側に向かうに従って(=正面虚像V1から離れるに従って)搭乗者に近づくように形成される。
次に、上述した構成のHUD装置1における映像表示例についてまず図3を参照して説明する。図3においては、Cfは、ウインドシールド3越しに見える、実物の前方車両である。A1は、ウインドシールド3越しに正面虚像V1が表示される正面エリアであり、A2は、ウインドシールド3越しに下側虚像V2が表示される下側エリアである。
車両走行中において、表示制御部16は、図示しない速度センサからの計測値などから車両の速度を求め、求めた車両速度情報G11(=正面表示情報)を正面表示器11に表示する。これにより、図3(A)〜(C)に示すように、車両速度情報G11が正面虚像V1として視認される。
また、表示制御部16は、車両前方に向けたレーダによる計測結果に基づいて、前方車両Cfを検出すると前方車両Cfとの車間距離情報G21(=周囲表示情報、下側表示情報)を下側表示器12に表示する。本実施形態では、車間距離情報G21としては、車間距離に応じた数のセグメントS、車間距離に応じた位置となる自車両画像Cが表示される。これにより、図3に示すように、セグメントS、自車両画像Cが下側虚像V2として視認される。
なお、セグメントSは、上下方向に沿って並べて表示され、車間距離が長いほど下側に向かって増える。自車両画像Cは、セグメントSの下側に表示され、車間距離が長いほど下側に移動する。これにより、直観的に搭乗者が車間距離を把握することができる。
また、表示制御部16は、車間距離が所定値以下になると、警告情報G12(=正面表示情報)を正面表示器11に表示する。これにより、図3(E)に示すように、警告情報G12が正面虚像V1として視認される。
次に、図4を参照して説明する。図4に記載されている信号機や道路は、ウインドシールド3越しに見える、実物の信号機や道路を表している。図3と同様に、A2は、ウインドシールド3越しに下側虚像V2が表示される下側エリアである。
表示制御部16は、図示しないナビゲーション装置からの経路案内情報が入力されると、誘導情報G22(=周囲表示情報、下側表示情報)を下側表示器12に表示する。図4に示す本実施形態では、誘導情報G22としては、東京方面から名古屋方面に誘導する矢印Yが表示される。これにより、図4に示すように、矢印Yが下側虚像V2として視認される。
上記矢印Yは、ウインドシールド3越しに視認される実物の東京方面の車線と名古屋方面の車線とに重畳して表示される。上述したように下側虚像V2は、下側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成される。このため、図4に示す例では、矢印Yが実物の車線上に描かれているかのように視認される。
次に、図5を参照して説明する。図3と同様に、A1は、ウインドシールド3越しに正面虚像V1が表示される正面エリアであり、A2は、ウインドシールド3越しに下側虚像V2が表示される下側エリアであり、A3は、ウインドシールド3越しに上側虚像V3が視認される上側エリアである。
表示制御部16は、図示しないナビゲーション装置からの経路案内情報が入力されると、走行レーン情報G23(=周囲表示情報、下側表示情報)を下側表示器12に、誘導情報G31(=周囲表示情報、上側表示情報)を上側表示器13に表示する。表示制御部16は、例えば、前方を撮影するカメラからの画像を処理して、自車両が走行しているレーンを検出し、検出した走行レーンを走行レーン情報G23として表示する。図5に示す本実施形態では、走行レーン情報G23としては、現在走行中の道路のレーン画像Rと、レーン画像Rのうち自車両が走行しているレーン上に重畳された自車両画像Cと、が表示される。これにより、図5に示すように、レーン画像R、自車両画像Cが下側虚像V2として視認される。
図5に示す本実施形態では、誘導情報G31としては、現在走行中の道路のレーン画像Rと、レーン画像Rに重畳された矢印Yと、が表示される。これにより、図5に示すように、レーン画像R及び矢印Yが上側虚像V3として視認される。このように、下側虚像V2として走行レーン情報G23、上側虚像V3として誘導情報G31を表示することにより、車両周辺の状況を直感的に分かりやすく伝え、安全な運転に寄与する。
次に、図6を参照して説明する。図6に記載されている信号機や道路は、ウインドシールド3越しに見える、実物の信号や道路を表している。表示制御部16は、例えば、前方を撮影したカメラからの画像を処理して、撮像エリアの上側に信号機や、標識など接近報知物を検出すると、それらを知らせる報知情報G32(=周囲表示情報、上側表示情報)を上側表示器13に表示する。図6に示す本実施形態では、報知情報G32としては、実物の信号機や標識などの接近報知物の上に重畳された強調マークMが表示される。これにより、図6に示すように、強調マークMが上側虚像V3として視認される。
上述した下側表示器12、上側表示器13に表示されるセグメントS、自車両画像C、矢印Y、レーン画像Rは、例えば一点消失法(一点透視図法ともいう)で描画されている。もちろん、一点消失法で描画されなくても、下側表示器12、上側表示器13が正面表示器11に対して斜めに傾けて表示されているため、下側虚像V2は下側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成され、上側虚像V3は上側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成されているため、奥行感があるように搭乗者に見せることができる。
上述した第1実施形態のHUD装置1によれば、正面虚像V1の下側に表示される下側虚像V2が、下側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成され、正面虚像V2の上側に表示される上側虚像V3が、上側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成される。これにより、奥行感のある表示を映し出すことができる。
また、上述した第1実施形態のHUD装置1によれば、下側表示器12及び上側表示器13を、正面表示器11の上下に配置している。これにより、簡単に下側に向かうに従って搭乗者に近づく下側虚像V2、上側に向かうに従って搭乗者に近づく上側虚像V3を表示できる。
また、上述した第1実施形態のHUD装置1によれば、下側表示器12及び上側表示器13の表示面にプリズムP1、P2を設けることにより、下側虚像V2及び上側虚像V3の輝度を向上させることができる。
なお、上述した第1実施形態では、下側表示器12及び上側表示器13の双方を設けて正面虚像V1の上下に下側虚像V2及び上側虚像V3を表示させていたが、これに限ったものではない。下側表示器12及び上側表示器13のいずれか一方のみを設けて、下側虚像V2及び上側虚像V3のいずれか一方のみを表示させるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図7乃至図11を参照して説明する。図7は本発明の第2の実施形態に係る車両用表示装置としてのHUD装置の構成図である。同図において、上述した第1の実施形態で既に説明した図1のHUD装置1と同等の部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
本発明の第2の実施形態にかかるHUD装置1は、第1の実施形態と同様に、図7に示したようにHUD本体2と、ウインドシールド3と、を備えている。なお、本実施形態における車両の前後方向、左右方向は、図7に示す通りとする。
表示手段としてのHUD本体2は、正面表示器11と、右側表示器14と、左側表示器15と、表示制御部16と、非球面ミラー17と、を有している。正面表示器11は、第1の実施形態と同様であるためここでは詳細な説明を省略する。
右側表示器14は、例えばTFTLCDで構成されており、表示制御部16から入力される映像信号や同期信号などに基づいて、右側虚像V4(=周囲虚像)として表示される映像が表示される。この右側表示器14は、正面表示器11の右側、かつ、非球面ミラー17側に、非球面ミラー17に向けて配置されている。また、右側表示器14は、正面表示器11から離れるに従って右側に向かうように、正面表示器11に対して斜めに傾けて配置されている。図8に示すように、この右側表示器14の表面全体には下側表示器12の表示光を正面表示器11の光軸Aと略平行になるように屈折させるプリズムシートP3が設けられている。
左側表示器15は、例えばTFTLCD(TFT液晶表示装置)で構成されており、表示制御部16から入力される映像信号や同期信号などに基づいて、左側虚像V5(=周囲虚像)として表示される映像が表示される。この左側表示器15は、正面表示器11の左側、かつ、非球面ミラー17側に、非球面ミラー17に向けて配置されている。また、左側表示器15は、正面表示器11から離れる従って左側に向かうように、正面表示器11に対して斜めに傾けて配置されている。図8に示すように、この左側表示器15の表面には左側表示器15の表示光を正面表示器11の光軸Aと略平行になるように屈折させるプリズムシートP4が設けられている。
なお、右側表示器14及び左側表示器15は、TFTLCDに限らず、ELディスプレイや、スクリーンとプロジェクタなどで構成されていてもよい。
表示制御部16は、例えば自車両の周辺を走行する他車両を検出するレーダ、カメラなどから入力される情報に基づいて、表示器11、14、15に表示される映像を生成し、映像信号や同期信号などとして出力する。非球面ミラー17及びウインドシールド3は第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
このように構成されたHUD装置1は、正面虚像V1が、車両前方の搭乗者の視線上のウインドシールド3を挟んだ位置に表示される。正面虚像V1は、上下左右何れの方向に向かっても搭乗者からの距離が同じに形成される。これに対して、右側虚像V4が、正面虚像V1の右側に表示され、右側に向かうに従って(=正面虚像V1から離れるに従って)搭乗者に近づくように形成される。また、左側虚像V5は、正面虚像V1の左側に表示され、左側に向かうに従って(=正面虚像V1から離れるに従って)搭乗者に近づくように形成される。
次に、上述した構成のHUD装置1における映像表示例についてまず図9を参照して説明する。図9(A)において、C1は自車両、C2は自車両C1の少し後ろを走る後続車両である。同図に示すように、運転者(搭乗者)が右側の車線に移動しようとしてウインカを右側に操作すると、表示制御部16は、車両の右後方に向けたレーダからの計測結果に基づいて、右車線に後続車両があるか否かを検出する。
図9(A)に示すように、後続車両C2がいた場合、表示制御部16は、図9(B)〜(E)に示すように、その旨を示す報知情報G41(=周囲表示情報、右側表示情報)を右側表示器14に表示する。図9に示す本実施形態としては、報知情報G41としては、セグメントS、グラデーションバーB、他車両画像Ctが表示される。これにより、図9(B)〜(E)に示すように、セグメントS、グラデーションバーB、他車両画像Ctが右側虚像V4として視認される。
詳しく説明すると、図9(B)に示す例では、セグメントSは、左右方向に並べて複数配置される。表示制御部16は、一番右のセグメントSを点灯し、左に向かって点灯するセグメントSの数を増やす。そして、点灯数が最大になるとまた一番右のセグメントSのみ点灯し、これを繰り返す。図9(C)に示す例では、表示制御部16は、一番右にセグメントSを表示し、セグメントSの位置を右から左に移動させる。そして、セグメントSを一番左まで移動させるとまた一番右にセグメントSを表示し、これを繰り返す。
図9(B)及び(C)の例によれば、右側虚像V4は上述したように右側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成されるため、あたかも車両後方から車両前方に向かって流れるようにセグメントSが点灯するように視認され、直感的に右車線に後続車があることを搭乗者に伝えることができる。
また、図9(D)に示す例では、グラデーションバーBは、左右方向に延在して配置され、濃い色から離れるに従って濃度が薄くなるように表示される。表示制御部16は、上記グラデーションバーBの濃い色を右から左に移動させる。そして、濃い色を一番左まで移動させるとまた一番右に移動させ、これを繰り返す。図9(E)に示す例では、表示制御部16は、一番右に他車両画像Ctを表示させ、右から左に移動させる。そして、一番左まで移動させるとまた一番右に移動させ、これを繰り返す。この場合も、あたかも車両後方から車両前方に向かって濃い色や他車両画像Ctが移動するように視認され、直感的に右車線に後続車があることを搭乗者に伝えることができる。なお、グラデーションバーBをカラーで表示できる場合は、例えば、危険を知らせる赤色から離れるに従って警告を知らせるオレンジ、安全を知らせる青色に徐々に変化するように表示してもよい。
図9に示す例では、右車線に移動する場合について説明したが、左車線に移動するとき、表示制御部16は、左車線に後続車両があれば、セグメントS、グラデーションバーB、他車両画像Ctといった報知情報G41を左側表示器15に表示する。このとき、セグメントSは、左から右に向かって順番に点灯され、グラデーションバーBは、危険を示す濃い色が左から右に移動するのを繰り返す。他車両画像Ctは、左から右側に移動させるのを繰り返す。
次に、図10を参照して説明する。表示制御部16は、例えば車両前方を撮影するカメラからの画像に基づいて、車線の逸脱を検出する。そして、表示制御部16は、図10(A)に示すように、例えば右側に車線を逸脱したことを検出すると、その旨を示す報知情報G41(=周囲表示情報、右側表示情報)を右側表示器14に表示する。表示制御部16は、図10に示す例では、報知情報G41としては、左右方向に並べた複数のセグメントSが点滅表示される。同様に、表示制御部16は、左側に車線を逸脱したことを検出すると、その旨を示す報知情報(=周囲表示情報、左側表示情報)を左側表示器15に表示する。このように、車線を逸脱した方向によって報知情報G41を表示させる表示器14、15を切り替えることにより、搭乗者が左右どちらの方向に車線を逸脱したかを直観的に把握することができる。
また、表示制御部16は、例えば車両前方を撮影するカメラからの画像を画像処理して、撮像エリアの右側の歩行者Hなどの接近報知物を検出すると、その旨を示す報知情報G41を右側表示器14に表示する。表示制御部16は、図10(B)に示すように、撮像エリアの右側に接近報知物を検出したとき、その旨を示す報知情報G41を右側表示器14に表示する。同様に、表示制御部16は、撮像エリアの左側に接近報知物を検出すると、その旨を示す報知情報(=周囲表示情報、左側表示情報)を左側表示器15に表示する。このように、接近報知物が近づいてくる方向によって報知情報G41を表示させる表示器14、15を切り替えることにより、搭乗者が左右どちらの方向から接近報知物が近づいてくるかを直観的に把握することができる。
また、図10に示す例では、接近報知物を検出した旨を伝える報知情報G41として、左右方向に並べた複数のセグメントSを表示していたが、図11に示す例では、接近報知物を囲む強調マークMを表示させている。図11に記載されている信号機や道路、歩行者はウインドシールド3越しに見える、実物の信号機や道路、歩行者を表している。
上述した右側表示器14、左側表示器15に表示されるセグメントS、グラデーションバーB、他車両画像Ctは、第1の実施形態と同様に、一点消失法で描画されている。もちろん、一点消失法で描画されなくても、右側表示器14、左側表示器15が正面表示器11に対して斜めに傾けて表示されているため、右側虚像V4は右側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成され、左側虚像V5は上側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成されているため、奥行感があるように搭乗者に見せることができる。
上述した第2の実施形態のHUD装置1によれば、正面虚像V1の右側に表示される右側虚像V3が、右側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成され、正面虚像V2の左側に表示される左側虚像V4が、左側に向かうに従って搭乗者に近づくように形成される。これにより、奥行感のある表示を映し出すことができる。
また、上述した第2実施形態のHUD装置1によれば、右側表示器14及び左側表示器15を、正面表示器11の左右に配置している。これにより、簡単に右側に向かうに従って搭乗者に近づく右側虚像V4、左側に向かうに従って搭乗者に近づく左側虚像V5を表示できる。
また、上述した第2実施形態のHUD装置1によれば、右側表示器14及び左側表示器15の表示面にプリズムP3、P4を設けることにより、右側虚像V4及び左側虚像V5の輝度を向上させることができる。
なお、上述した第2実施形態では、右側表示器14及び左側表示器15の双方を設けて正面虚像V1の左右に右側虚像V4及び左側虚像V5を表示させていたが、これに限ったものではない。右側表示器14及び左側表示器15のいずれか一方のみを設けて、右側虚像V4及び左側虚像V5のいずれか一方のみを表示させるようにしてもよい。
また、図12に示すように、下側、上側、右側、左側表示器12〜15を設けて、正面虚像V1の周囲に、下側、上側、右側、左側虚像V2〜V5を表示させるようにしてもよい。
また、上述した第1、第2の実施形態によれば、正面表示器11とは別に下側、上側、右側、左側表示器12〜15を設けて、下側、上側、右側、左側虚像V2〜V5を表示していたが、これに限ったものではない。例えば、1つの表示器の正面にプリズムなどを設けて、下側、上側、右側、左側虚像V2〜V5を表示するようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 HUD装置(車両用表示装置)
2 HUD本体(表示手段)
11 正面表示器
12 下側表示器
13 上側表示器
14 右側表示器
15 左側表示器
V1 正面虚像
V2 下側虚像(周囲虚像)
V3 上側虚像(周囲虚像)
V4 右側虚像(周囲虚像)
V5 左側虚像(周囲虚像)
G11 車両速度情報(正面表示情報)
G12 警告情報(正面表示情報)
G21 車間距離情報(周囲表示情報、下側表示情報)
G22 誘導情報(周囲表示情報、下側表示情報)
G23 走行レーン情報(周囲表示情報、下側表示情報)
G31 誘導情報(周囲表示情報、下側表示情報)
G32 報知情報(周囲表示情報、上側表示情報)
G41 報知情報(周囲表示情報、右側表示情報)

Claims (2)

  1. 搭乗者の視線上に、正面虚像として形成される正面表示情報と、前記正面虚像の下側に下側虚像として形成される下側表示情報と、を表示させる表示手段を有し、
    前記下側虚像が、前記下側に向かうに従って前記搭乗者に近づくように形成され、
    前記下側虚像には、上下方向に並べられた、前方車両との車間距離に応じた数のセグメントと、前記セグメントの下側に表示され、前記車間距離が長いほど下側に移動する自車両画像と、が形成されることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 搭乗者の視線上に、正面虚像として形成される正面表示情報と、前記正面虚像の右側に右側虚像として形成される右側表示情報と、前記正面虚像の左側に左側虚像として形成される左側表示情報と、を表示させる表示手段を有し、
    前記右側虚像が、前記右側に向かうに従って前記搭乗者に近づくように形成され、
    前記左側虚像が、前記左側に向かうに従って前記搭乗者に近づくように形成され、
    前記右側虚像には、右側に車線を逸脱したことを検出すると、その旨を示す報知情報が形成され、
    前記左側虚像には、左側に車線を逸脱したことを検出すると、その旨を示す報知情報が形成されることを特徴とする車両用表示装置。
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