JP6257039B2 - 講義支援装置、並びに講義支援プログラム - Google Patents

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本発明は、講義による教育を支援する装置並びに講義支援プログラムに係る。
詳しくは、特に教室内において講師が講義を進めるにあたり、受講者の発言を随時受け入れるとともに、口頭による設問に対する回答を容易に収集し、回答と発言とを関連付けて提示することで、講師の的確な講義進行を支援する講義支援装置等に関するものである。
(1. 背景となる社会的現象)
近時、インターネットの発展に伴い、特定された人的範囲内で複数の人々が同じ画面を見ながら相互の発言内容を参照できるように構築したネットワーク・サービスが実現し、ネットワーク上での情報交換が容易になってきた。例えば、Facebook(登録商標)などのSNSや、不特定多数人に発言を投げかけるTWITTER(登録商標)などが、その代表といえる。
これらネットワーク・サービスを活用するのは、若者の層で高い傾向が見られる。加えて、現実の友人同士のコミュニケーションであっても、これらネットワーク上で行われる傾向があり、ネットワークを介在させたコミュニケーションの方が直接的なコミュニケーションをとるより、心理的障壁が低いのではないかと思われる場合も散見されるようになった。
このような傾向は、授業・講義・講演のなかでも顕れていて、講義の中で質問時間をとってもその場で質問することなく、疑問点をTWITTER(登録商標)に書き込んでいたり、講義直後にメールで質問をしてみたり、ということが見られるようになった。そして特にネットワーク上で匿名の書込みができるものが多く使われているように思われる。
これは視点を換えると、授業中に講師が理解促進のために質問を促しても直接授業中に受講者からの発言を得ることが難しいものの、匿名性がある電子的書き込みを利用するものであれば比較的簡単に質問・発言を得られるということが言えるわけである。
一方、スマートフォンの爆発的な普及を背景に、携帯情報端末を持つ受講者が急激に増えている。一般的な携帯情報端末では、Wi-Fiと呼ばれる規格によってネットワークへの接続が容易にできるようになっている。このため、特別に受講者に端末を配布しなくとも、全数ではないものの、講義において情報機器を用いた双方向コミュニケーションを実現するインフラストラクチャは整ってきていると言えるであろう。
(2. 背景技術)
従来でも、授業の際に双方向コミュニケーション技術を用いることが提案されている。
たとえば、特許文献1では、講師が自由にアンケートフォームを作成し、これに受講者が回答するというシステムが提案されている。ここで、受講者の回答に対応して講師がコメントを書込むことができるようになっている。これにより講師・受講者間の双方向の講義ができるようになっている。
また、特許文献2では、講義中に受講者が自由に質問をすることができるシステムが提案されている。
特開2004−272692号 特開2004−192396号
しかし、特許文献1によると、アンケートフォームの作成に際して設問を入力する必要があり、これを講義中に講師が行うとすると講義の流れを止めてしまうことになる。また、受講者の自由な発言を随時得られるわけではない。このため、講師が授業中にリアルタイムに講義内容を修正することができない。
また、特許文献2によると、講義中に講師が受講者の自由な発言を随時得られる点で重要な示唆がされている。しかし、発言者がどのような思考傾向をもっているのか、また講義によってその発言者の思考がどのように変わったのかを把握することができない。
すなわち従来技術によると、いずれも管理を重視してシステムを構成するものであって、講師が講義の内容を随時積極的に修正するという視点が見逃されている。加えて、発言者がどのような思考傾向をもっているのか、また講義によってその発言者の思考が変わったのか、変わっていないのかという変化を把握することができない。
本願発明は上記課題を低減するためになされたものであり、その目的とするところは、講義中に受講者の自由な発言を促しつつ、講師が気になる発言を発見したときには、その発言者の思考傾向を把握するために簡単に設問を作成し、若しくは以前の回答をとりまとめ、迅速にその発言者の回答傾向を把握することができるようにした、教育支援システムを実現することにある。
(1. 請求項1について)
すなわち、請求項1に記載の発明は、受講者の発言を把握しつつ講義を進める講師を支援する講義支援装置であって、回答要求部、回答履歴管理部、設問要求部、設問作成部、発言情報管理部、特定受講者回答履歴提示部と、を具備するものである。
回答要求部は、後述する設問作成部によって指示された選択肢の数を受取り、その数に基づいた選択肢での回答を受講者に促す情報を生成するようになっている。この情報は、少なくとも受講者には、講師からされる設問の識別情報と、その回答欄として提示されることになる。
回答履歴管理部は、複数の選択肢について、各受講者から受け取った回答を選択肢ごとに分類し、その回答のあった数を把握し、要求があったときには把握した肢毎の回答人数情報を出力するようになっている。加えて回答履歴管理部は、受講者毎にいずれの選択肢を回答したかについて、その履歴を把握し、要求があったときにはその把握している履歴情報を出力するようになっている。
設問要求部は、受講者に選択肢の形式で回答させるような設問を作ることを、講師に求め、またその設問では選択肢をいくつにするかを講師に指定できるようにするようになっている。
設問作成部は、前記設問要求部の要求に基づいて講師から設問作成指示があったときに、指示された肢数をもつ選択肢型設問の表示を前記回答要求部に指示するようになっている。
発言情報管理部は、発言を促された受講者からの発言を受けて、これを発明者を識別する情報と紐付けて記録するとともに、要求があったときにはその把握している発言情報を出力するようになっている。
特定受講者回答履歴提示部は、講師が前記発言情報管理部に記録された発言のうち少なくともひとつを特定したときに、その発言をした発言者に係る回答履歴を前記回答履歴管理部から取得し、これを講師に対して提示するようになっている。
(2. 請求項2)
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1の講義支援装置に、特定発言表示許可制御部を加えたものである。すなわち発言表示許可制御部は、講師によって表示禁止の指定がなかったとき、若しくは表示許可の指定があったときに限り、前記発言情報管理部が管理する受講者の発言を受講者にも提示するように制御する。
(3. 請求項3)
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1の講義支援装置に、特定発言強調制御機能を加えたものである。すなわち前記発言情報管理部は、受講者の発言を講師に提示するとともに、講師が指定をした発言には所定のマークを付した上で受講者の発言を受講者にも提示するようになっている。
(4. 請求項4)
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1の講義支援装置につき、その特定受講者回答履歴提示部に更に同一発言者に係る他の発言を抽出する機能を追加したものである。すなわち、前記特定受講者回答履歴提示部は、特定の発言者の一の発言について特定があったときには、同一発言者がした他の発言をも併せて提示するようになっている。
(5. 請求項5)
また、請求項5に記載の発明は、コンピュータに記録させることで、そのコンピュータに前記請求項1の講義支援装置として機能させるようにしたプログラムに係るものである。
以上、本発明を実装した装置を用いることにより、講座の講師が教室内で受講者の理解や興味の移り変わりなどを把握しながら講義進行を修正しつつ、その内容を組み立てることができるようになる。この効果を基調としつつ、各請求項に係る発明は以下の具体的な効果を奏する。
請求項1に係る発明によれば、講師が匿名のまま受講者の発言を追いつつ、選択肢の形式によって簡単に設問を作成できるために、講義の円滑な進行を妨げない、講義支援装置、乃至プログラムを提供することができるようになる。
請求項2に係る発明によれば、受講者のする発言を一時的に他の受講者に見せないようにすることができ、受講者が設問を回答するときに他の受講者の動向を見ながら意見を形成するというような非主体的な判断がされることを防ぐことができ、受講者の思考訓練効果の向上を図ることができるようになる。
請求項3に係る発明によれば、受講者のした発言を他の受講者が把握しやすくすることができ、講師が受講者によるひとつの発言を取り上げて敷衍して講義することを支援する。
請求項4に係る発明によれば、講師が着目した発言をした受講者の発言傾向と回答の傾向を同時に把握することができるため、従来よりも講義中に受講者の傾向に合ったきめ細かい講義進行を組み立てていくことができるようになる。
請求項5に係る発明によれば、これらの装置をコンピュータ上で実現できるようになる。
発明の実施の形態に係る構成概念図。 発明の実施の形態に係る利用形態例説明図。 発明の実施の形態において説明上の前提とした、授業進行のシナリオ説明図。 講師による初期設定シーケンス図。 受講者のための初期化シーケンス図。 受講者発言シーケンス図。 講師による設問作成シーケンス図。 受講者回答並びに履歴提示・分析のシーケンス図。 受講者エントリ・ページ・レイアウト例図。 講師用エントリ・ページ・レイアウト例図。 講師用標準ページ・全プレイン・レイアウト例図。 講師用標準ページ中に含まれる設問/回答関連操作部・左プレイン主要部・レイアウト例図。 講師用標準ページ中に含まれる発言リストタブ・右プレイン1・レイアウト例図。 講師用標準ページ中に含まれる集計タブ・右プレイン2・レイアウト例図。 講師用標準ページ中に含まれる設定タブ・右プレイン3・レイアウト例図。 講師用標準ページ中に含まれる特定回答タブ・右プレイン4・レイアウト例図。 講師用標準ページ中に含まれる発言タブ・右プレイン5・レイアウト例図。 受講者用標準ページ・ 全プレイン・レイアウト例図。 受講者用発言リストタブ・右プレイン1・レイアウト例図。 発言情報管理部と回答履歴管理部とで利用される管理情報テーブル構成例図。
本願実施の形態については、以下の目次に従って説明する。
―――――― 目次 ――――――
(0. 図面の表記)
(1. 想定するシナリオの概要)
(1.1. 一般的シナリオ)
(1.2. シナリオの具体例)
(2. 第一の実施の形態)
(2.1. 発明を実装する利用形態例)
(2.2. 構成の説明)
(2.2.1. 装置構成)
(2.2.1.1. 機能構成)
(2.2.1.2. 管理データ構成)
(2.2.2. 講師用情報機器における表示構成)
(2.2.2.1. 認証時の表示構成)
(2.2.2.2. 標準操作時の表示構成)
(2.2.2.2.1. 設問・回答関連操作領域)
(2.2.2.2.2. 発言関連操作領域)
(2.2.3. 受講者用情報機器における表示構成)
(2.2.3.1. 初回接続時の表示構成)
(2.2.3.2. 標準操作時の表示構成)
(2.2.3.2.1. 回答関連操作領域)
(2.2.3.2.2. 発言関連操作領域)
(2.3. シーケンス)
(2.3.1. シーケンスの概要)
(2.3.2. 講師による初期化)
(2.3.3. 受講者の初期設定段階)
(2.3.4. 受講者による自由発言段階)
(2.3.5. 講師による設問作成段階)
(2.3.6. 受講者による回答と集計段階)
(2.3.7. 講師による分析段階)
(3. その他)
(3.1. サーバを独立させる実施の形態)
(3.2. 情報機器の異なる種類についての取扱い)
―――――― 本文 ――――――
(0. 図面の表記)
以下の説明では同時に多数の図面を参照することになるので、図面中の符号は下2桁を除く先頭の数値が図面番号を表す表記を採っている。たとえば、「発言1(301)」ならば図3、「回答状況表示領域(1103)」ならば図11に主としてその記載がある。
(1. 想定するシナリオの概要)
(1.1. 一般的シナリオ)
本願発明を現実のシステムに実装するにあたり想定している授業のシナリオを、図3を用いて説明する。図3は、図面上から下に流れる時系列の下、各人の行為に着目して、想定する授業進行のシナリオを説明した図である。
なお、図3の中で、矩形の事項並びに雲形の事項は、それぞれ該当する者の行為を表す。特に発言1(301)、発言2(302)、発言3(304)などの雲形で表記した事項は、その内容が少なくともひとりの他の受講者、又は全ての受講者と講師とが見られるようになっていることを意味する。また、発言は文字、記号、記号又はこれらの結合など、一瞥して意思の表示ができるものでされることを前提としている。
このシナリオにおいて、講師は講義時間中(310)、講話を続けている。
その講義中に、受講者Aは他者から見える形での発言1(301)をしたとする。他者である受講者Bはこの発言1を見て、対応する発言2(302)をする。更に受講者Aが発言2をみて新たな発言3(303)をしたというような状況を想定する。
このとき、講師が発言3(304)の内容の誤りに気づき、受講者Aの発言そのものに誤りを発見したり、発言の趣旨や想定される背景的理解に疑問を持ったりしたとする。この場合、受講者Aに講義中口頭で直接問いただし、図示しない更なる受講者Aの発言4を引き出すことができる。
しかし、講師は他の受講者も同様なミスをしていることを当然予想するから、どの程度の者に背景的理解の誤りがあるかを知りたいところである。
そこで、設問1(305)を設定し、受講者からの回答を得ることにする。設問1が公開されると、これに対して受講者は回答を寄せることができるようになる。もっともここで、受講者の回答がある毎に他の受講者に逐次その回答内容が見えると、自分の回答が歪むおそれがある。心理学でいう集団同調が起こる可能性があるからである。このため、受講者Aの回答1(306)、受講者Bの回答2(307)はそれぞれ回答時には他の受講者には参照できない形で回答をすることにする。
以上の段階を経て、講師は一定数の回答を得たらこれらを集計し、公表することになる(308)。ここまでくると、着目した発言3をした受講者Aの発言傾向とその回答を見て、受講者Aの理解の仕方と他の受講者の理解傾向がみてとれるようになるわけである。
(1.2. シナリオの具体例)
ここで、このシナリオの具体的な例となる発言・設問を示す。
仮にこの講座が計算機プロミングに係るものであって、プログラムの可読性の重要性について説明する授業であったとする。講師は正の整数を引数とし、1からその引数で示した数値までを加える演算をする函数を例にとり、1から引数までを単純にループ処理で加算するプログラムと、n(n+1)/2という公式を使うプログラムと、を紹介した上で、場合によっては前者の方がよいプログラムであると言えることもあるという説明をした。このとき、受講者からは以下のような発言があった。
受講者A 「んなこと言っても、計算遅いの意味なしwww」[発言1(301)]
受講者B 「でも分かんなくもない」[発言2(302)]
受講者A 「こんなプログラム書く奴、給料イラネwww」[発言3(303)]
ここまで講師が縷々説明してきたにも拘わらず、これを一考だにしない受講者Aの発言は、計算機を使う以上効率的な演算をするようなプログラミングをするしかないという絶対的かつ唯一的価値を持ち、可読性向上という価値観を全く有していないことが分かる。講師はこのような発言をする受講者はプログラム中にコメント文すら入れないのでないかとの疑念を持つだろう。すると講師は、この点を矯正するような講義内容にしなければならないことに気づくわけである。
ここで講師には、講義でこれをどのように気づかせるか、またこの疑念をどのように検証するかが問われることになる。そこで、講師が以下のような設問をした。
講師 「ちょっと訊いてみようか。一切コメントを入れることができないコンパイラを使って、ドキュメントは残さないものとしよう。それから、オーバーフローとスタックエリアの制限を考慮しないとしよう。いま、組み合わせの計算、nCrを演算させるならどうなるだろう。普通にn!/r!(n−r!)を計算させる実装がよいのだろうか、それとも、再帰を使って(n−1)Cr+(n−1)C(r−1)の公式を計算させる実装がよいのだろうか。前者ならyesで、後者ならnoで答えてください。」[設問1(305)]
通常、この設問がされたならば、演算の速さしか考慮しない受講者なら後者、可読性を考慮する受講者なら前者を選ぶはずである。従って、この選択肢の分布をみれば、どの程度の受講者がこの講座のテーマである可読性を理解しているのかを把握できるわけである。
一方、さきほど発言3をした者がこの講座中、どのような発言をしてきたか、また、この設問に対してどのような回答をしたかを一瞥すると、講師にとってはその受講者の理解の進度が瞬時に分かることになる[受講者Aの傾向分析(309)]。
もちろん、この際、受講者は他の受講者がどのように答えているか、その傾向も気になるところであるから、この集計内容は、匿名のまま設問の選択肢毎の結果を公表することになろう[集計公表1(308)]。
なお、複雑な理解を求める講座なら、複数の設問を繰り返すことになる。その場合、設問毎に集計公表をすればよいが、受講者Aの傾向分析について、受講者Aが全設問を通してどのように回答したかを一瞥できる必要がある。
(2. 第一の実施の形態)
以上のようなシナリオを具体的にコンピュータ等を用いて実現する場合に、本願発明を実装した支援装置が役立つ。以下、コンピュータ上への実装例として説明する。
なお説明の都合上、「入力を促す表示情報」「回答を促す表示情報」というのは、講師若しくは受講者の情報機器に情報若しくは回答を入力できるように、当該情報機器を仕向ける情報のことをいい、たとえば、入力を促す所定の表示をさせる<FORM>タグを含むHTMLテキスト等がこれにあたる。
また原則として、講師・受講者ともに接続機器として、パーソナルコンピュータやスマートフォンなど、一般的なインターネット・ブラウジング・ソフトが動作する携帯情報機器を使うものとして説明する。このため、説明の便宜上、単純にタッチするだけなど、特定の動作を指示する操作を、クリックと表現する。また、ブラウジング・プログラムによっては一旦入力したものは、同様の入力要求があったときには前回入力したものを使って自動的に補完するものがあるが、その場合でも単に「入力する」と表現する。
(2.1. 発明を実装する利用形態例)
まず、本願発明を実施する第一の実施の形態につき、まずコンピュータ環境例について図2を用いて説明する。図2は、本発明を講師用のコンピュータにおいて実装する本実施の形態に係る利用形態例の説明図である。
近時講師は、ラップトップ型のコンピュータ(201)(以下、単に講師用PCという)を用い、POWERPOINT(登録商標)などのプレゼンテーション・ソフトウエア(202)を動作させながら講義を進めることが多くなった。プレゼンテーション・ソフトウエアはその出力を講師用PCの画面の他、プロジェクタ(206)にも出力し、教室内の受講者が見るスクリーン(207)に投影することができるようになっている。もちろん、プロジェクタ出力は通信回線を通じて、遠隔地で表示することができ、そこにいる受講者にも見せる場合もある。
ところで、近時のPCはラップトップ型とは言っても、内部に強力な画像プロセッサを搭載している。このため、描画にあまりCPUパワーを消費することがなく、せいぜいスライド遷移のときに若干消費する程度にとどまる。また、PC内の資源を利用する基本プログラムであるOSは、複数のプログラムを見かけ上同時に動作させることができるマルチタスク型のものが主流である。従って、複数のプログラムが動作しているとしても、一のプログラムがCPUパワーを消費していないときには、他のプログラムがあたかも単独で動作しているように多くのCPUパワーを消費することができるようになっている。
このため、プレゼンテーション・ソフトが動作していても、講師用PCには大きな余剰パワーがあるのが現実である。そこで、この余剰パワーを使って講師用PC内にサーバを構築して、これを運用することができる。すなわち、プレゼンテーション・ソフトウエアを動作させているのと同じ講師用PCの上に、本発明に係る講義支援装置を実装することができる。
具体的には、同PC内にアプリケーションコンテナを実装したうえで、同PCに講義支援プログラムを実装する。
ここで、講義支援プログラム(203)とは、同PCをして、本願発明にかかる講義支援装置として機能させることができるように組み合わされた指令である。
アプリケーションコンテナ(204)とは、サーバとして機能するもので、動的なWEBコンテンツを外部環境に通信を介して配信する一方、外部から必要な指示が到達したときに、その内容を解釈して、指定されたプログラムに伝達する機能プログラムである。そして、このコンテナにアプリケーションプログラムを結合しておけば、Wi−Fi(登録商標)などの無線規格の通信により、若しくはEternet(登録商標)などの有線規格の通信により、外部の無線LANルータ(205)と通信を行い、この無線LANルータを通してアプリケーションプログラムを外部の通信機器と通信させられるようになる。
アプリケーションコンテナとしては、たとえば、Windows(登録商標)上でもLinux(登録商標)でも動作する、Apache Tomcat(登録商標)を用いることができる。この場合、講義支援プログラムはJava(登録商標)言語で記述することになる。そして、受講者の情報装置との間では、HTTPのプロトコルで、若しくWebSocketのプロトコルで通信することになる。もちろん、実装についてこれらに拘ることはなく、アプリケーションコンテナにApache(登録商標)やマイクロソフト(登録商標)IISを、講義支援プログラムにPerl言語やC#言語を用いるなど、その実装言語に拘らない。
本利用形態においては、アプリケーションコンテナ(204)には、講義支援プログラム(203)を結合するので、講義支援プログラム(203)は外部の通信機器と通信できるようになっている。
なお、本利用形態における通信ではプロトコルにはHTTPを用い、表示情報はHTMLで表すものとして説明を進めるが、これに拘らず、表示を変更でき、入出力の送信・受信の双方向通信ができるものであれば、その選択を問わない。
以上のように構成した講師用PCによって、講義のためのプレゼンテーションを行うことは勿論、講義支援装置としても動作することができる。
なお、このように構成するとともに、無線LANルータをインターネットに接続しないでおくと、受講者はこの無線ルータを通して講師とコミュニケーションをとることになるが、受講者は自分の情報機器を無線ルータに接続することで、外部のインターネット・サイトに接続することができなくなる。このため、受講者は講義に集中せざるをえなくなるという、別の効果を期待できるようになる。
なお、本実施の形態の説明においては、前記アプリケーションコンテナと講義支援プログラムとを合わせて便宜上「サーバ」ということとする。
(2.2. 構成の説明)
(2.2.1. 装置構成)
(2.2.1.1. 機能構成)
本実施の形態に係る講義支援装置要部の構成について、図1と図2とを用いて説明する。図1には、講義支援装置の機能概念をブロックダイアグラムで示してある。
受講者管理部(111)は、本装置に接続してきた受講者について、これを識別できる情報を生成し、これを必要とする各部の要求に応じてその情報を渡すようになっている。
たとえばアプリケーションコンテナにApache Tomcat(登録商標)を使うと、サーバ内に個別の接続毎に固有の記憶領域を獲得できる。この記憶領域には、セッション変数と呼ばれる変数として、アプリケーションプログラムはアクセスできる。
この機能を利用してサーバは、接続した情報機器毎に初回の接続の際、受講者識別番号を連番で割り当て、これをセッション変数に記録すればよい。そしてそれ以降、この接続機器との情報のやりとりにおいては、この番号を受講者の識別情報(以下、「受講者ID」という)として用いるがよい。このようにするためには、受講者管理部(111)は、受講者からの接続について、それが初回の接続かどうかを判断し、初回の場合には最後に他の受講者に付与した識別番号に1を加えた番号を割り当て、その番号をセッション変数に記録すればよい。勿論、どの情報機器からも接続がないときは、この識別番号は0として扱えばよい。
講座管理部(112)は、本装置を利用する講座に関する情報を記録・管理する。すなわち、講師のログイン名・パスワードの記録の他、ログインした講師の担当する講座に関する情報を記録して、装置各部からの求めに応じてこれを提示するようになっている。講座に関する情報として、講座名を含めるのが望ましい。
また、講座には講師が自由に講座パスワードを関連付けられるようにし、これも併せて講座管理部で管理しておくのが望ましい。なお、講座パスワードは、受講者が本装置を利用するにあたり、その資格があるかどうかを判断するのに用いることができる。講座パスワードの詳細は後述する。
回答要求部(101)は、後述する設問作成部によって指示された設問毎の識別情報とその選択肢の数とを受取り、受講者に選択肢がその数だけある回答を促す表示情報を生成するようになっている。この情報は、少なくとも受講者には、講師からされる設問と、その回答欄として提示されることになる。
回答入力部(102)は、提示された選択肢型の設問について、回答を促された受講者からの回答を受けることができるようになっている。そして、後述する回答履歴管理部(103)に、選択された選択肢に係る情報とその回答をした受講者IDとを引き渡すようになっている。
回答履歴管理部(103)は、複数の選択肢について各選択肢毎に受講者の回答数を管理するとともに、受講者毎の選択肢回答履歴を管理する。これを具体的に実装するには、上記回答入力部から得られた受講者IDと、選択された選択肢の番号と、設問作成部(105)が作成した現在の設問の識別情報とを受け、すくなくともこれら3つの情報を関連付けた情報を記録するようにするのが望ましい。
そして、この内容は、所定の要求があったときには、それぞれの要求に適した形式で、記録した回答履歴情報を出力するようになっている。
この「所定の要求」には、少なくとも、(a)受講者に対してする現在若しくは過去の設問の集計結果の出力、(b)講師に対してする現在若しくは過去の設問の集計結果の出力、(c)講師に対してする現在若しくは過去の設問についての特定受講者の回答結果の出力、の3つがある。
すなわち、(a)受講者に対してする現在若しくは過去の設問の集計結果の出力、とは、受講者から要求があったときに、一の設問について、各選択肢を選択した受講者は何人いるのかを集計し、その結果を出力することを意味する。この際、講師による集計確定指示があるまで現在回答を募集している設問について出力しないようにするのが望ましい。一方、集計確定指示があったときには、現在の設問まで含めて出力することが望ましい。これは、未だ集計確定をしていない設問について受講者から参照できると、心理学上の集団同調効果によって、受講者が自分の意見を修正してしまうことがあるからである。
また、(b)講師に対してする現在若しくは過去の設問の集計結果の出力、とは、講師の要求があったときに、一の設問について各選択肢を選択した人数を集計して、その結果を出力することを意味する。この際、現在回答を募集している設問か否かを問わずに結果を出力する。これは、講師は迅速に回答状況を把握する必要があること、集団同調効果を受けるわけではないこと、による。
また、(c)講師に対してする現在若しくは過去の設問の特定受講者の回答結果の出力、とは、講師が受講者の特定とともにこの要求をしたときに、その受講者がした現在の設問若しくは過去の設問についての回答内容を、現在回答を募集している設問か否かを問わずに結果を出力することを意味する。これは、講師は迅速に回答状況を把握する必要があること、特定した受講者が回答を躊躇している場合には、その受講者の回答を促す別の説明が必要になること、などからである。
設問要求部(104)は、受講者に選択肢の形式で回答させるような設問を作ることを講師に求めるようになっている。そして、この求めには選択肢数をいくつにするかの指定を伴うようになっている。
設問作成部(105)は、講師から設問作成指示があったときに、指示された選択肢数をもつ設問の表示を前記回答要求部に指示するようになっている。このとき、設問作成部(105)は、その設問を特定するための識別情報を付与する。本装置中の全機能部分で、この識別情報を当該設問を唯一識別する為に用いることになる。
ここで、設問を特定するための識別情報には、UUID(Universal Unique ID)を併用することが望ましい。この点、確かに単純に1から始まる連番のみを用いることも可能である。しかしその場合、システムの再起動をした前後や、講師の操作で設問のやり直しをした前後で同じ番号が付与されるおそれがある。そうすると、既に受講者が回答したものとして回答履歴管理部(103)で整合的な管理ができなくなるおそれがある。
これを回避するためには、システムやプログラムの再起動や、設問作成部のリセットなどをしても受講者の回答履歴に影響がないようなIDとした方が好ましく、そのためにはプログラムの再起動等でも影響を受けないUUIDを用いることが簡便かつ有意義というわけである。もっとも、受講者の情報機器に設問を表示する際には、1から始まる連番を識別情報として、受講者の見やすい表示を図るべきである。
よって、設問の識別情報は2種類を同時管理し、受講者の情報機器に表示するには1から始める連番で、またそれ以外の用途にはUUIDで、それぞれ管理するようにするとよい。
発言入力部(108)は、少なくとも受講者からの発言を受け、その発言をした者の受講者IDと共に、その発言の内容を後述する発言情報管理部(106)に引き渡すようになっている。
発言情報管理部(106)は、発言入力部(108)から得られる発言内容とその発言をした者の受講者IDとを受取り、これを記録するとともに、一定の要求があったときにはその把握している発言情報を出力するようになっている。
なお、発言情報管理部(106)は、講師による指示によって、特定の発言を抽出する際、それを受講者の情報機器で表示するにあたり、太字にしたり、所定のアイコンなどのマークを付けたり、単純に隠蔽したりする属性情報を付すことができるようにするのが望ましい。具体的には、たとえばHTMLの<img>、<B>、<font>タグ等がこの属性情報にあたる。
また、ここでいう「一定の要求」には、受講者からの参照要求と、講師からの参照要求とがある。いずれの要求にも記録した内容の出力を行えばよいが、後述する発言情報許可制御部(113)の制御により、受講者に対する出力は講師の指定によって一時的に止められるようになっていることが望ましい。
特定受講者回答履歴提示部(107)は、講師が前記発言情報管理部に記録された発言のうち少なくともひとつを特定したときに、その発言をした発言者に係る回答履歴を前記回答履歴管理部から取得し、これを講師に対して提示するようになっている。
発言表示許可制御部(113)は、講師の操作を契機に、表示禁止すべき状況になったときには受講者のした発言を受講者の情報機器に送信しない、又は送信しても表示はされないように発言情報管理部(106)を制御するようになっている。一方、禁止が解除されたときには、受講者のした発言を受講者の情報機器に送信するようになっている。この制御をする理由は、特定の設問について回答を促しているときに発言を表示させると、他の受講者の発言に自分の意見を左右されるなど、集団同調効果が生じる虞があるからである。このため禁止制御は、設問作成をしたときや、口頭で意見として発言を求めたときなどに行うことになる。すなわち禁止制御の契機となる講師の操作は、設問を作成したときや、講師の意思によって明示的に禁止操作をしたときなどとなる。
なお図中、受講者UI(109)は、受講者がもつ情報機器にする表示若しくは入力をするユーザ・インターフェースのことである。したがって、たとえば、無線LANルータに接続する受講者の情報機器が所謂スマートフォンの場合には、ブラウジング・プログラムや、スマホアプリと呼ばれる専用のプログラムが介在し、表示された回答入力部・発言入力部に受講者が入力をし、また回答要求部・発言情報管理部・回答履歴管理部からの出力が整形・表示されることになる。
また、講師UI(110)は、講師がもつ情報機器にする表示若しくは入力をするユーザ・インターフェースのことである。ここでも、たとえば、無線LANルータに接続する講師の情報機器が所謂スマートフォンの場合には、ブラウジング・プログラムやスマホアプリが介在し、表示された回答入力部・発言入力部に講師が入力をし、また設問要求部・発言情報管理部・回答履歴管理部からの出力が整形・表示されることになる。
もっとも、講師がもつ情報機器には、これらに加えて講師用PC(201)そのものも含む。具体的には講師用PC上でブラウジング・プログラムを起動し、OSを介してアプリケーション・コンテナ(204)に接続すれば、講師用PC上に講師UI(110)が表示されることになる。
(2.2.2.1. 管理データ構成)
次に、前述の発言情報管理部(106)と回答履歴管理部(103)とで管理するデータの構造について、図20を用いて説明する。なお、以下のデータの管理手法は、リレーショナルデータベースを用いた場合のものであるが、Non−SQLなど他の管理手法を採っても構わない。また講義毎にサーバを立ち上げ直すような使い方を採るならば、全発言・全回答をメモリー上に配置しても大きな容量は不要なので、全てプログラムの変数・配列を用いて実現しても構わない。
発言者情報管理部(106)では、主として、発言自体を特定するための発言IDと、発言をした者の受講者IDと、その発言と、を記録したテーブルを用いる。その他、その発言時刻を記録することが望ましい。この構成により、発言IDからその発言をした受講者IDを検索できる。また、受講者・講師の情報機器上に表示する発言リストについても抽出することができる。
回答履歴管理部(103)では回答履歴を管理するが、この際、受講者回答に係る受講者回答情報テーブルと、設問類型に係る設問類型管理テーブルとを別個に設け、両者を特定のキーで関連付けて管理するのが望ましい。これは前述の通り、設問には2つの識別情報を付与するのが望ましいところ、UUIDのような表現は記録に多くのビット数を必要とし、効率的な管理をするためには、なるべく重複する記録量は抑えることが望ましいからである。
具体的には、受講者回答情報テーブルでは、回答がある毎にレコードを生成する。そしてひとつのレコードには少なくとも、回答となった肢の番号の他、その回答をした受講者の受講者ID、設問毎に異なる設問識別情報を記録する。設問識別番号は1から始まる連番とするのが望ましい。
一方、設問類型管理テーブルでは、設問が作成される毎にレコードを生成する。そしてこのテーブルでは、設問の識別情報として、連番とは異なるとの対応を把握する。すなわちUUIDをUUIDカラムに記録する。また、このUUIDに対応する前記受講者回答情報テーブルの設問識別情報との対応を採るための設問番号カラム、並びにその回答がYes−No型か選択肢型かを類別するためのカラム、並びに選択肢型であった場合にその肢数を選択肢数カラムに、それぞれ記録する。
このような構成にすることで、受講者回答情報テーブルの設問識別情報と、設問類型管理テーブルの設問番号とが一致しているものを関連づけて検索することによって、一の受講者IDから各設問毎の回答を検索することができるようになる。また、設問についての回答類型も併せて管理できるようになる。
(2.2.2. 講師用情報機器における表示構成)
次に講師用PCなど講師が使用する情報機器での表示例について、図10乃至図17を用いて説明する。なお、以下に説明する表示はあくまでも例であり、そのレイアウト、ページ配列、デザインはどのようなものであっても、本発明の解釈を左右しない。
(2.2.2.1. 認証時の表示構成)
後述のシーケンスの項で詳述する通り、受講者が無断で他の受講者の回答などを把握できないようにするために、本装置には講師にしか照会を許さない情報がある。この情報表示を保護するために、サーバは少なくとも、講師と受講者とは異なる操作ができるようになっている必要がある。そして講師による操作であることを確証するために、サーバは講師である旨の認証を行う必要がある。このため、講師が講師用の操作に先立ち、講師認証用の表示を行って講師に認証情報の入力を促すことになる。
この認証情報を促すには通常、図10に示す通り、講師コード(1001)とパスワード(1002)の入力部分とともに、次へボタン(1003)表示する。
次へボタン(1003)がクリックされれば、この表示をした情報機器はサーバに対して、入力した講師コードとパスワードとを送信するようになっている。
(2.2.2.2. 標準操作時の表示構成)
後に詳述するが、講師であることが正しく認証された後には、講師が操作できるように標準ページを表示するのが好ましい。使い勝手の点から講師用標準ページには、講師が授業を進めていくにあたり、設問の設定操作、受講者の発言の一覧などを一括して管理できるように配置するのが望ましいことになる。
本実施の形態では、機能で2つに大別して配列すると使い勝手がよい。
具体的には、講師用PCが通常の横長の画面を持つのであれば、左プレインに設問・回答関連操作領域を、右プレインには、発言関連操作・表示とその他の処理操作の領域をレイアウトする。また、講師用PCがスマートフォンのような縦長の画面を持つのであれば、これらを縦方向に並べるレイアウトにすればよい。
これらを図11と図12とを用いて説明する。
(2.2.2.2.1. 設問・回答関連操作領域)
講師用PCが通常の横長の画面を持つのであれば、そのレイアウトは図11に示すように設問・回答関連操作として、たとえば新規設問追加操作領域(1101)、現在回答可能設問表示領域(1102)、回答状況表示領域(1103)、集計等指示領域(1104)を、含める。以下、各操作表示毎に詳述する。
[新規設問追加操作領域]
新規設問追加操作領域(1101)には、Yes−no型設問とすることを選択するYes−No型選択ラジオボタン(1202)と、2以上の選択肢をもつ設問とすることを選択する選択肢型選択ラジオボタン(1203)とを配する。更に、2以上の選択肢をもつ場合にはその選択肢数を指定する選択肢数セレクトボックス(1207)も合わせて設ける。そして、この選択で設問を作成することを最終的に決定してこれをサーバに送信する指示をする、次設問設定ボタン(1204)を設ける。なお、講義開始前に機器のチェックなどをするなどのために設問を作成するなどしたときには全ての設問を削除したいことがある。このため、全設問削除ボタン(1208)を用意しておくと、便利である。
本実施の形態で、設問をYes−No型と選択肢型との2類型に限ったのは、文章形式の回答を求めるならば、口頭で設問をして発言の形式でこれを回答として受ければよいし、選択肢形式ならば僅かな数のクリックのみで操作できるので、講義中に設問を作成する負担が殆どなく、円滑な講義の進行を妨げることがないからである。なお、本願において単に選択肢型設問という場合には、広くYes−No型と選択肢型との両形式を含めた設問を意味する場合がある。
なお、操作の簡略化のため、セレクトボックス(1207)で選択肢数を指定したときには、講師は選択肢型の回答を求める意思が明確なので、ラジオボタンのうち選択肢型選択ボタン(1203)を自動的にアクティブとするように実装するのが好ましい。仮にjavascript(登録商標)を用いるならば、セレクトボックス(1207)の変更をonChangeイベントで取得して、その後選択肢型選択ボタン(1203)をアクティブにすればよい。
また、選択肢型では肢数2も含めている点につき、これはYes−No型で代用できるようにも見える。しかし、Yes−No型では先入観を持たせてしまうこともあり、2者択一できる肢数を用意することにも意義がある。
[現在回答可能設問表示領域]
現在回答可能設問表示領域(1102)には、現在の設問等について、の有用な情報を表示する。すなわち、現在回答可能な設問がある場合には、設問番号欄にその設問番号が表示する。また、受講者に回答を求めている途中であれば、これは集計を確定させていないので、公開状況欄には「未公開」と表示し、また既に集計を確定してしまって、受講者に回答を許さないのであれば、「確定・公開中」と表示すればよい。もし、講義が始まってなにも設問を設定していないのであれば、無表示にしても構わない。
他に、現在の回答総数や、受講者ID付与数、言い換えればこのシステムに受講者として接続した者の総数などをまとめて表示すると回答率を把握できて便利である(1205)。回答率が低い場合には、その設問は回答に迷う受講者が多いということを講師に示唆することになるからである。
[回答状況表示領域]
回答状況表示領域(1103)には、現在回答を求めている設問若しくは既に締切って集計確定させた直前の設問に対する受講者の回答状況を表示(1206)する。複数の肢をもって設問を作成しているのであるから、その数の肢数分の回答数を表示するようになっている。
[集計等指示領域]
集計等指示領域(1104)には、「確定集計」・「一時集計」・「全問表示」・「File記録」の各指示ボタンがレイアウトされている。
確定集計ボタンは、現在受講者に現在回答を求めている設問について、それ以降の回答を禁止して回答数を確定して受講者に開示することをサーバに指示するためのボタンである。
一時集計ボタンは、受講者に現在回答を求めている設問について、それ以降の回答は禁止しないまま、回答数を講師のみに開示することをサーバに指示するためのボタンである。このため、このボタンを押したからといって、未回答の受講者は回答をすることができるし、集計結果が受講者に開示されるわけでもない。
全問表示ボタンは、過去に確定集計した設問について、サーバにその全問の状況の表示を指示するボタンである。表示には比較的広い領域を必要とするため、後述する発言関連操作・表示領域に表示させることが好ましい。
File記録ボタンは、サーバに現在までの発言履歴と受講者全員の回答履歴をファイルとして記録することを指示するボタンである。
(2.2.2.2.2. 発言関連操作領域)
次に発言関連操作について、図11と図13乃至図17を用いて説明する。発言関連操作は、発言関連操作・表示領域(1105)で行うようになっている。なおこの操作・表示領域には、受講者発言を表示させることになるので、比較的広い面積をもたせる必要がある。このため、本実施の形態では、所謂タブ形式の表現をすることで、受講者発言関連操作・表示に加え、初期化操作など、一定の他の操作も適宜切り替えて、同一表示領域ですることができるようになっている。
[発言リストタブ]
発言関連操作・表示領域内で選択できる発言リストタブについて、図13を用いて説明する。
発言リストとは、受講者等がした過去の発言情報の総体であって、場合によって強調・アイコンの付与・隠蔽など、一定の加工情報が付されることがある。発言リストタブでは、発言リストが直近の発言から時系列降順に表示されるようになっている(1303)。
表示各発言の先頭には発言を選択するためのラジオボタン(1304)と、発言者識別番号、発言時刻が挿入されている。この欄には一定の量しか表示できないために、それをスクロールするためのスクロールバー(1305)を表示して、スクロール操作によって全発言が見られるようにすることが望ましい。
一方、このタブには、受講者の発言の規制の操作を受ける発言規制操作領域(1301)と、各発言について所定の表示処理や抽出処理をするための操作を受ける発言操作指示領域(1302)が含まれている。
[発言表示規制操作]
受講者の発言表示規制操作部分(1301)には、発言表示ボタン、発言禁止ボタン、Fileリンクボタンが用意されている。
発言表示ボタンは、受講者の情報端末上に発言リストを表示できる状態にする制御指示をするボタンであって、これをクリックすると、後述する設定条件の範囲内で受講者の情報端末に発言リストを表示するようにするものである。
発言禁止ボタンは、受講者の情報端末上に発言リストを表示しない状態にする制御指示をするボタンであって、これをクリックすると、一時的ではあるが受講者の情報端末に発言リストが表示されなくなったり、新規な発言があってもそれを更新表示することができないようになる。
Fileリンクボタンは、受講者の情報端末に発言リストを表示させず、あらかじめ決めておいたURLを表示させる制御指示をするボタンである。これをクリックすると、受講者の情報端末にはURLが表示され、受講者がそのURLをクリックするとその講義で配布する予定の電子情報をダウンロードすることができるようになっている。
[発言処理操作]
各発言について所定の表示処理や抽出処理をするための発言操作指示領域(1302)には、特定した発言について、それを太字で強調するのか、絵文字を付して強調するか、別の絵文字を伏して強調するのか、その発言を隠蔽するのかを選択する選択肢が表示される。
属性設定ボタンは、発言リスト表示に付してあるラジオボタン(1304)で指定した発言につき、強調・絵文字強調のいずれかの装飾表示をし、若しくは表示を隠蔽するようにサーバに指示し、各受講者の情報端末には、この指定の通りに表示させるように指示するボタンである。強調・絵文字強調は、講師が講義の中で、特にその発言に着目して何らかのコメントをするときに、どの発言に対してしているのかを明示するために特定の発言全体を太字にしたり、発言の直前に絵文字を表示したりする強調表現技法である。また、隠蔽は、再履修者が講義の途中で前年度の講義の中で仕組んだカラクリ的な話題について触れる、いわゆる「ネタバレ」発言があった場合に、これを隠蔽するものである。特に心理学や精神現象学などの講座では、受講者を錯覚に陥らせ、その後に自ら発覚させるような講義をすることがあるが、そのようなときに所謂ネタバレ発言があると、教育効果が激減する。これを防止するために用いる趣旨である。
全部通常ボタンは、特定の発言について強調・絵文字強調や隠蔽を行っている場合に、それらを一括して通常の表示に戻すことをサーバに指示するボタンである。
発言者抽出ボタンは、発言リスト表示に付してあるラジオボタン(1304)で指定した発言につき、その発言をした受講者の過去の発言一覧と、回答一覧を抽出し、講師の情報端末にこれらを表示させるようにサーバに指示するボタンである。抽出結果は、後述する「特定回答タブ」中に表示されるようになっている。この際、発言者抽出ボタンをクリックした後、自動的に特定回答タブが表示変更されると便利である。
[集計タブ]
発言関連操作・表示領域内で選択できる集計タブについて、図14を用いて説明する。
集計タブは、設問/回答関連操作領域中の指示と関連して用いられる。すなわち、前記設問/回答関連操作領域の集計等指示部(1104)内にある全問表示ボタンがクリックされると、サーバがこれに応答する。そして、過去にした設問の集計結果がこのタブ内に表示されるようになっている。このタブは講師のみに表示されるものであるから、確定集計する前のものでも表示してしまっても構わない。
[設定タブ]
発言関連操作・表示領域内で選択できる設定タブについて、図15を用いて説明する。
設定タブは、講師が認証を経た直後、他のタブに優先して表示されるようになっている。そしてこの表示によって必要な初期情報の入力を促すようになっている。
要求する初期情報には、たとえば、その講師が複数の講座を持っているときにはその講座名の選択(1501)、受講者の発言表示で許容する表示発言数の最大値(1502)、要求間隔(1503)、講座に関連付けたパスワード(1504)などがある。
講座名(1501)とは、「電子工学A」など、講座のシラバス・カリキュラムに掲載しているものであってもよいし、直読しても意味は分からなくとも一の講座を特定する「LLPA012345」のような講座番号としてもよい。
講師によって担当する講座は決まっているのであるから、講師認証情報に基づいて、ここにはあらかじめ記録されている複数の科目のうちひとつを選択できるようにしておけばよい。
講座の名称はFile記録ボタンを使ってファイルを生成する際に、記録するファイル名の一部として利用できる。具体的には、たとえば、講座名が「電子工学A」となっている場合、「電子工学A_20140520_1210.txt」のように講座名・作成日時時刻を用いたファイル名とすると整理がし易い。
もっとも、付近の教室で本装置を使っているのが自分だけである場合には、この設定は不要である。
発言最大表示数(1502)は、受講者の情報機器に全受講者の発言を表示するにあたって、その表示する最大個数の指示である。
要求間隔(1503)は、サーバがREST(Representational State Transfer)と呼ばれるアーキテクチャ・スタイルで情報を提供する場合には、受講者の情報機器が全受講者の発言リストをサーバに要求する時間間隔のことである。すなわち、情報機器が発言リストの取得をポーリングで取得する場合には、そのポーリング間隔がこれに当たる。受講者が少ないときにはこの数値を小さくすればよいし、受講者が多いときには大きくするようにして、サーバの負担を適切なものとすることができるようにするものである。もちろん、発言リストの取得するにあたり、Websocketと呼ばれる常時接続するプロトコルを採っているのであれば、この要求間隔の指定は不要である。
講座パスワード(1504)は、受講者が本装置に初回接続するときに求められる講座の認証情報を指定するものである。なお、講座パスワードについては、(2.2.3.1. 初回接続時の表示構成)の項目で詳述する。
設定ボタン(1504)は、上記の設定値をサーバに登録する指示をするためのボタンである。
[特定回答タブ]
発言関連操作・表示領域内で選択できる特定回答タブについて、図16を用いて説明する。
特定回答タブは、講師が受講者の発言を見て、理解度に疑問をもったり、思考の興味をもったりしたときに、前述の発言者抽出ボタン(1302)をクリックすることで表示されるタブである。その発言をした受講者の識別情報(1601)と、その受講者の過去の回答(1602)と、一連の発言(1603)とを同一表示面上に集中して表示する。なお、発言数が多く表示領域を超えてしまうような場合に備えて、スクロールバー(1604)を備えておくのが好ましい。
[発言タブ]
発言関連操作・表示領域内で選択できる発言タブについて、図17を用いて説明する。
発言タブは、講師が受講者の発言のなかに受講者と同じように発言を書き込むための領域を展開する。そのため、この中には、発言記録テキストフィールド(1701)と登録ボタン(1702)とを備える。Helloボタン(1703)を用意して、講義開始時に最初の書込みのための定型文を発言記録テキストフィールド内に書き込むようにすると便利である。更に、全発言削除ボタン(1704)は、既にサーバに発言が登録されているか否かを問わず、全発言を削除することをサーバに指示するためのボタンであって、機器の初期設定に用いる。
(2.2.3. 受講者用情報機器における表示構成)
続いて受講者用PCなど受講者が使用する情報機器での表示例について、図9並びに図18乃至図19を用いて説明する。なお、図中の表示例はあくまでも例であり、そのレイアウト、ページ配列、デザインはどのようなものであっても、本発明の解釈を左右しない。
(2.2.3.1. 初回接続時の表示構成)
後述のシーケンスの項で詳述する通り、受講者が初めに本実施の形態に係る装置に接続したときには、その後、その受講者であることを他と分離識別できるように、初回接続時に受講者IDが付与されることになる。もっとも、無線LANルータを利用するために、その講義をしている教室とは別の教室にいる部外者が紛れ込むおそれがある。このため、受講者は全操作に先立ち、その教室に居る確証をとることが望ましい。
そこで、本実施の形態では、受講者がその教室に居る確証をとるために講座パスワードの入力を求めるシーケンスを採っている。すなわち、講師は講義をする教室内で講座を特定するための講座パスワードを板書し、それを受講者が見て、認証コードとして入力することで、受講者がその教室に居る確証をとることとしている。
すなわち、受講者にその講座パスワード入力を促すために図9に示す通り、パスワード(901)の入力テキストフィールドとともに、次へボタン(902)を表示する。
次へボタン(902)がクリックされれば、受講者の情報機器はサーバに対して、講座パスワードを送信するようになっている。
(2.2.3.2. 標準操作時の表示構成)
後に詳述するが、当該講義のある教室内にいる受講者であることが確認された後には、受講者が操作できるように受講者用標準ページを表示するのが好ましい。使い勝手の点から受講者用標準ページには、回答する設問回答欄、回答結果表示欄、全受講者の発言の一覧などを一括して管理できるように配置するのが望ましい。
本実施の形態では、使い勝手の観点で、機能で2つに大別して配列している。
具体的には、受講者用PCが通常の横長の画面を持つのであれば、回答関連操作領域と発言関連操作表示領域とを横方向に並べたレイアウトにする。受講者用PCがスマートフォンのような縦長の画面を持つのであれば、これらを縦方向に並べたレイアウトにすればよい。
この表示例を図18と図19とを用いて説明する。
(2.2.3.2.1. 回答関連操作領域)
受講者用PCが通常の横長の画面を持つのであれば、そのレイアウトは図18に示すように回答関連操作のために、たとえば回答操作領域(1801)、回答状況表示領域(1804)、発言関連操作表示領域(1808)を、含める。以下、各操作領域毎に詳述する。本実施の形態においては、回答操作領域(1801)、回答状況表示領域(1804)を左プレインに、発言関連操作表示領域(1808)を右プレインにそれぞれ表示することにした。
回答操作部には、講師が用意した肢数の選択肢が表示され、各肢にはラジオボタン(1802)が表示されていて、受講者にいずれかの選択を促すようになっている。
また、選択肢を選択した後、これをサーバに送信するための回答ボタン(1803)が表示されていて、受講者は選択肢を選択した後に回答ボタンをクリックすると、この情報機器がサーバに対してその選択を送信できるようになっている。
なお、回答操作領域(1801)において、未だ設問が作成されていないときには「準備中」の表示を、また既に回答した後であれば「回答済み」の表示をするようになっている。
回答状況表示領域(1804)には、直前に確定集計した設問番号の表示とともに回答総数(1805)と、その集計結果(1806)とを表示するようになっている。また、過去の設問の回答も表示させることを指示する結果総合表示ボタン(1807)も表示するようになっている。
なお、回答状況表示領域(1804)において、最初の設問が未だ確定集計されていない段階(すなわち、講師が最初の設問をする前又は未だ回答を締め切っていない間)では、「集計前」の表示をするようになっている。
(2.2.3.2.2. 発言関連操作表示領域)
次に発言関連操作の領域について、図19を用いて説明する。なおこの領域には発言リストが表示させるので、比較的広い面積をもつ必要がある。このため本実施の形態では、所謂タブ形式の表現技法を採ることで、受講者発言関連操作・表示に加え、結果総合表示も同一表示領域でされるようになっている。具体的には、発言リストタブと結果総合タブとを含む。
[発言リストタブ]
発言リストタブについて、図19を用いて説明する。
発言リスト表示には、発言を行う操作領域と、受講者等の発言リストを表示する領域とが含まれる。
図中上段に配置された発言を行う操作領域には、発言テキストフィールド(1902)と、発言ボタン(1903)が配置されている。
また、図中下段に配置された受講者等の発言リストを表示する領域には、発言リストが直近のものから時系列降順に表示されるようになっている(1904)。この欄には一定の量しか表示できないために、それをスクロールするためのスクロールバー(1905)を表示することが望ましい。
[結果総合タブ]
結果総合タブについて、図19を用いて説明する。
結果総合タブは、回答状況表示領域(1804)中の結果総合表示ボタン(1807)と関連して用いられる。すなわち、結果総合表示ボタン(1807)がクリックされると、サーバはこれに応答し、過去にされた回答の集計結果を抽出し、このタブ内に表示させる。このプレインは全受講者に表示されるものであるから、確定集計する後に表示させることになり、確定集計前には該当する設問については「未集計」と表示させることになる。
(2.3. シーケンス)
次に、本実施の形態について、その動作を図4乃至図8のシーケンス図、並びに図9乃至図19のレイアウト例図を使って説明する。
(2.3.1. シーケンスの概要)
本実施の形態においては、講師が受講者の発言状況を見ながら逐次講義シナリオを修正しつつ本装置を操作する。具体的な操作内容として、設問の設定、設問の締め切り、受講者からの回答の集計指示があげられる。また、受講者の発言を参照しつつ発言を特定したうえでその発言をした受講者の過去の発言と回答を抽出して傾向を分析するための指示もある。このため装置は、講師である旨を確認する認証を行うシーケンスも含まれることになる。
一方、受講者が本装置に接続するときは、認証をすることなく、発言をし、または回答をすることができるシーケンスを取ればよい。
なお、本実施の形態においては、講師用PC内にアプリケーションコンテナがあることが前提となっているので、講師が講義開始直前にPCを立ち上げることになる。従って、全体のシーケンスとしては、最初に講師が初期設定をするところから始まることになる。
以下、具体的なシーケンスについて説明する。
(2.3.2. 講師による初期化)
講師は講師用PCを立ち上げたあと、講義支援プログラムにログイン認証、続いて初期設定をすることになる。具体的に図1、図2、図4、図10、図11、図15を用いて説明する。
講師は講師用PCを立ち上がったところで、自分が持つ情報機器を無線LANルータ(205)に所定のSSIDとパスワードを用いて接続する。そして、更にアプリケーションコンテナの講義支援プログラム接続ポイントであって、講師用に用意されているURLを入力する。すると、講師の情報機器からサーバに対して接続確立の要求が送信される(401)。
サーバは、この接続が初回であると判断した場合には、講師認証情報を要求(402)する。具体的には、講師コードなどの講師を識別する情報と、これに対応するパスワードとの入力を促す(403)ことになる。これらの情報を促すには通常図10に示す通り、講師コード(1001)とパスワード(1002)の入力部分とともに、次へボタン(1003)表示する。講師は、この求めに応じて、あらかじめ決められた講師コード・パスワードを入力するとともに、次へボタンをクリックする。
このクリックによって講師の情報機器は、これら講師コードとパスワードをサーバに送信する(404)。ここで、ユーザ名とパスワードを要求したのは、本来講師のみが把握するべき各種情報を他の受講者が取得しないようにするためである。この目的を達成するためには、ユーザ名・パスワードのチェックの代りに、IPアドレスで講師からのアクセスであるかどうかを把握する等に置換えて、このステップを省略しても構わない。
サーバは、送られてきた講師コード・パスワード等を講座管理部(112)の記録を参照して認証する。
この認証で当該接続が講師であることを確認できたら、サーバは講師が初期値を入力できるように、初期情報要求情報を準備する(405)。具体的には、あらかじめ定められた設定値若しくは前回の講義で用いられた設定値を表示するように各管理部から情報を読み出して、講師用標準ページ右プレインで、発言関連操作・表示領域(1105)中で設定タブ(図15)を優先表示させるように表示情報を準備する。
加えてサーバは、講師が各種の要求をできるように、講師用の情報機器に講師用標準ページ(図11)を表示させる情報を準備する。これは、新規設問追加領域(1101)と、集計等指示領域(1104)との表示情報を準備する(406)ことが主となる。
サーバが以上の準備を終えたら、または準備が出来た表示情報から順次、上記事項を表示し若しくは入力を促す表示情報を、講師の情報端末に送り出す(407)。
講師用の情報機器がこれを受けると、情報機器上に当該ページを表示する。
講師が設定タブの表示に従い、講座名、発言最大表示数、要求間隔、講座パスワードなどを設定したうえで、設定ボタン(1504)をクリックすると、これらの設定情報はサーバに送られる(408)。そしてサーバは、これら設定情報を、講座管理部(112)や受講者管理部(111)など、必要とする機能部に記録する(409)。
以上の工程によって、講師はいつでも設問を作成することができ、また受講者も本装置にアクセスをし、自由に発言をサーバにアップロードできるようになる。
(2.3.3. 受講者の初期設定段階)
受講者は受講者用の情報機器を立ち上げたあと、講義支援プログラムに接続する。具体的には図1,図2、図5、図9を用いて説明する。
受講者は、講師がサーバの初期設定を済ませた後、自分が持つ情報機器を無線LANルータ(205)に所定のSSIDとパスワードを用いて接続する。そして、更にアプリケーションコンテナの講義支援プログラム接続ポイントであって受講者用に用意されているURLを入力する。すると、受講者の情報機器からサーバに対して接続確立の要求が送信される(501)。
サーバは、この接続が初回であると判断した場合には、講座指定情報要求(502)をする。具体的には、講師が初期設定の際に、指定した講座パスワードと同じものの入力を促す(503)ことになる。これらの情報を促すには通常図9に示す通り、講座パスワード(901)の入力部分とともに、次へボタン(902)表示する。受講者はこの求めに応じ、講師から講義の初めに指定された講座パスワードを入力するとともに、次へボタンをクリックする。
このクリックによって受講者の情報機器は、講座パスワードをサーバに送信する(503)。ここで、講座パスワードを要求したのは他の教室に居る者がこの支援装置を利用できないようにするためである。よって、仮に既に受講者ひとりひとりにログイン名とパスワードを付与しているのであれば、それを利用して、このシーケンスは省略しても構わない。
サーバは送られてきた講座パスワードを、あらかじめ講師が設定し、これを記録した講座管理部(112)に照会して認証を行う。
この認証で当該接続がその教室での受講者(公衆送信回線を用いた講座であれば、そのライブを見ている者も含む)からのものであることを確認したら、受講者管理部(111)はその受講者を識別できる識別情報、すなわち受講者IDを決定し、以降その者の操作にはこの受講者IDを付して管理する。受講者IDは、例えば1から始まる連番とすればよい。あらかじめ登録したログイン名などとは異なり、連番を付与することで、特定の発言者がする一連の発言が同一人がした発言であることは把握できても匿名性は維持できるため、自由な発言活動を維持できる利点がある。なお、受講者IDをセッション変数で管理しておけば、途中で本装置を初期化したとしても、初期化前の情報は失われるために、重複記録となる虞がなく、設問のための識別情報のようにUUIDで管理する必要性は低い。
回答・発言を要求する表示を行うために、発言情報管理部(106)は、発言を促す表示情報を作成(506)して、受講者の情報機器に送る(507)。発言を促す情報として、たとえば、受講者の情報機器に図10・図11に描くような表示をさせるためのHTMLテキストを用いればよい。
(2.3.4. 受講者による自由発言段階)
以上の準備が整えば、受講者はいつでもサーバに対して発言を登録することができるようになる。このシーケンスを図1,図6、図19を用いて説明する。
受講者は自分の情報機器に発言可能な表示がされているとき、すなわち図19のように発言テキストフィールド(1902)と発言ボタン(1903)が表示されているときには、発言テキストフィールドに呟きたいことを記入して発言ボタンを押す。すると、情報機器は、サーバに対して入力した発言情報を送信する(601)。サーバ中の発言入力部(108)はこれを受けて、その発言に他の発言と弁別するための発言識別情報を生成する。そして、その発言内容と受講者ID、並びに発言識別情報とを発言情報管理部(106)に渡し、発言情報管理部がこれを記録・管理することになる(602)。
新たに記録された発言は、講師・各受講者からの求めに応じて、発言情報管理部(106)から読み出され、送信される(604、605)。この送信した内容は、受講者用情報機器中の発言リストタブ(1901)の中の下欄(1904)に降順で表示される。
また、併せて新規登録された発言は講師用の情報機器にも送られ(603)、講師用の表示中発言リスト領域(1303)にも同様に表示させる。これによって講師は、受講者の興味がどのようなところに動いているのかを、講義中ダイナミックに把握することができるようになる。
(2.3.5. 講師による設問作成段階)
次に、講師が設問を作成するシーケンスについて、図1、図7、図11,図12、並びに図18を用いて説明する。
「(1.2. シナリオの具体的)」で例示したように、講師は講義中に即興で設問を作成したくなる。このときには、講師用の情報機器の新規設問追加領域(1101)中の操作要素を使って設問を作成する。
本実施の形態においては前述の通り、Yes−No型選択ラジオボタンと選択肢型ラジオボタンによっていずれの回答類型にするかを選択できるようになっている。設問要求部(104)は、講師認証後、速やかに講師の情報機器で設問を促す表示情報を作成し、これを講師用の情報機器に送出している(407)。
この表示情報は、講師の情報機器上では新規設問追加領域(1101)を形成し、これに対して講師が操作をすることができるようになる。
たとえば、講師が選択肢4つを持つ設問を作成するならば、セレクトボックス(1207)で選択肢4を選択、これにより選択肢型ラジオボタン(1203)もアクティブになる。次に講師が次設問設定ボタン(1204)をクリックすると、講師用の情報機器は、サーバに対し設問作成指示情報を発信する(701)。この情報をサーバ中の設問作成部(105)が受け、設問の作成をする。
具体的には、設問作成部は、指定された選択肢数を持つ新規な設問として、その設問を特定するための識別情報を作成するとともに、指定の選択肢数の記録管理領域を生成するように回答履歴管理部(103)に指示し、回答履歴管理部は回答受け入れの準備を行う(702)。設問作成部は、あわせて回答要求部(101)に対して、これを全受講者の情報端末に送信するように指示する。これに基づいて回答要求部は、本装置に接続している全受講者の情報端末に対し、指定された選択肢数の選択肢を持つ入力を促す表示情報を送出する(703、704)。受講者の情報端末では、これを受けて回答操作領域(1801)のごとき表示をするようにレンダリング処理をしてこれを表示することになる。
一方、設問作成部は、回答履歴管理部(103)に対して、回答履歴記録の準備をするように指示する。回答履歴管理部では、この後に指定された肢数の選択肢を選ぶ回答が受講者から送られてくることになるから、その記録をするための記憶領域の確保をする。
既述の通り、ここで設問作成部が作成する設問を特定するための識別情報として、第1問・第2問・・のように連番となる設問番号と、連番ではないが重なることがないUUIDの様な識別情報も併せて作成し、その両方を受講者の情報装置に送出する。このとき、連番となる設問番号は受講者の情報装置上に表示する。一方UUIDは、受講者の情報装置がその設問を識別するために用いる。
(2.3.6. 受講者による回答と集計段階)
講師が設問を作成した後には受講者は自分の情報機器を通じて、その設問に対する回答をすることができるようになる。この受講者による回答と集計段階のシーケンスについて、図1、図8、並びに図18を用いて説明する。
受講者の情報機器に表示された回答操作領域(1801)には、選択肢の選択入力と回答ボタンが用意されているので、受講者は自分が判断した選択肢をラジオボタン(1802)をクリックして入力し、その後回答ボタン(1803)をクリックする。
これを契機に受講者の情報機器は、その選択した肢に係る回答情報と、その設問の識別情報とをサーバに送信する(801)。サーバ内の回答入力部(102)は、この回答情報を受けるとともに、併せて受けた設問の識別情報が現在募集中の回答であることを確認する。そして、その回答が現在募集中のものである場合には、この接続をしている受講者ID情報を付加して回答履歴管理部(103)に渡す。回答履歴管理部では、少なくとも設問の識別情報とともに、当該受講者ID、回答結果を記録する(802)。
このとき、受講者用の情報機器上の設問回答領域には、回答済みである旨の表示をして、再回答を許さないようにしておくことが望ましい。
回答履歴管理部(103)では、集められた回答結果を、ひとつの回答がある毎、所定間隔、若しくは一定の条件が揃ったところで集計し(803)、その結果を講師用の情報機器に送りだす(804)。
講師用の情報機器では、サーバから受けた集計結果を回答状況表示領域(1103)に表示する。講師は、この表示を見ながら、若しくは一定時間の経過を待って、集計等指示領域(1104)にある確定集計ボタンをクリックして、サーバに確定集計を指示する。
サーバが確定集計の指示を受けると、それ以上の回答が到達しても回答履歴に反映しないように回答要求部(101)に回答を促す表示情報の提供停止を指示するとともに、回答履歴管理部(103)によってその設問についての最終集計を行う。最終集計は前記一時集計と同じく、選択肢毎に選択した人数をカウントする(806)。そして回答履歴管理部(103)は、その結果を講師の情報機器に送るとともに(807)、受講者の情報機器にも送るようにする(808)。
(2.3.7. 講師による分析段階)
講師は、複数の発言や回答が得られると、その中の回答傾向や発言に気になるところがでてくる。そして、特定の発言をした者の回答傾向を知ると講義のきめ細かい進行に役立つことが多い。本実施の形態に係る支援装置は、講師が得た発言からその発言者の回答傾向を分析するために役立つ機能を提供する。
この講師による分析段階のシーケンスについて、図1、図8、図13、並びに図16を用いて説明する。
講師は、気になった発言を発言リスト中にみつけたときには、発言毎に付けられているラジオボタン(1304)にチェックを入れて、その発言を特定する。その上で、発言操作指示領域(1302)中の発言者抽出ボタンをクリックする。これを契機に講師用の情報機器はサーバに対し、その発言に係る識別情報を付して、同発言者についての表示指示を送り出す(809)。
これを受けたサーバでは、まず発言情報管理部(106)が、その発言をした受講者IDを抽出し、併せてその受講者IDを用いて、全ての発言情報を抽出する(810)。
続いて、発言情報管理部で抽出された受講者IDに基づいて、回答履歴管理部(103)が、その受講者のした回答履歴を抽出する(811)。
こうして得られた、受講者ID、その受講者の発言情報、並びにその受講者の回答履歴は、特定受講者回答履歴提示部(107)に渡される。
特定受講者回答履歴提示部(107)は、渡されたこれらの情報を所定のフォーマットに整形し(812)、講師用の情報機器に表示情報として送信する(813)。
講師用の情報機器は、受けとった発言者ID(1601)・回答履歴(1602)・発言履歴(1603)を、特定回答タブ選択で表われる領域に表示する。
以上の処理がされると、講師は気になった発言を行った受講者の発信した情報を漏らさずに一括して管理することができる。そして、その発言がどのような背景・どのような根拠から出てきたものなのかを明確かつ迅速に把握することができるようになる。
(3. その他)
以下、本実施の形態について、シナリオとは独立して用いることができる機能と設計変更等について触れる。
(3.1. サーバを独立させる実施の形態)
近時のOS(基本ソフト)はシームレスな機器接続ができるように設計されているので、本実施の形態に係る支援装置も、サーバ部分を独立させて動作させることができる。
具体的には、アプリケーションコンテナ(204)と講義支援プログラム(203)とを独立したサーバに置くことになる。
前述の実施の形態においては無線LANルータに受講者の情報機器を接続することにしていたので、その接続可能数はIPv4の場合で250程度となる。しかし、独立したサーバにしてインターネットに接続すると、その制限がなくなり、大規模な教室での利用が可能となる。その一方で、受講者もインターネットを利用することになり、スマートフォンなどを利用する者は、パケットに掛かる通信費用などの経済的負担を強いる恐れがある。
なお、シナリオ自体に変わりはないが、サーバを独立させると講義毎に再立ち上げをするわけではなくなるので、発言情報管理部(106)・回答履歴管理部(103)での管理内容として、いずれの講座に係る発言・回答なのかを併せて管理する必要がある。これは、両管理部が把握する管理テーブルにおいて、講座を特定するカラムをひとつ追加すれば足りる。
(3.2. 情報機器の異なる種類についての取扱い)
本実施の形態においては、受講者用のページと講師用のページとのいずれのレイアウトも、扱いやすさの点で例示しているが、機器毎に最適な表示をすることが望ましい。この場合、レスポンシブWebデザインという技法を用いて、CSS(Custom Style Sheet)を書き換えれば機器が自動でそのデザインを変更するので便利である。
また、スマートフォンを用いる場合には、スマートフォンアプリと呼ばれる形式で各情報機器内に表示のためのプログラムを登録しておけばよく、各情報機器とサーバとの間で交換される情報に表示フォーマットに係る情報を含める必要がない。
(3.3. 発言表示の停止等の制御)
本実施の形態においては、受講者のした発言を受講者の情報機器に表示させるにあたり、強調表示ができるようになっている。これは、講師が特定の発言に着目し、これにコメントを加えたいとき、どの発言についてコメントをしているかを受講者の情報機器の上で明示することが出来るようにするためである。この点を図13を用いて説明する。
講師は、講師用の情報機器上に表示された受講者の発言につき、コメントをしたい発言に対応するラジオボタン(1304)をクリックして特定したあと、発言操作指示領域(1302)で、どのような強調をするのかを特定する。たとえば、「強調」では太字表示、「絵強調1」と「絵強調2」ではそれぞれ異なるキャラクタ・アイコンを付す表示、「隠蔽」ではその発言を表示させないことを指示することになる。そして講師はこれら強調類別を指定した後、属性設定ボタンをクリックする。
これを契機に、講師の情報端末はサーバに、その発言を特定する識別情報と強調類別を送信する。サーバはこれを受けて発言情報管理部(106)に、その識別情報に対応する発言を受講者の情報機器に送るときには、指定され強調技法に従った表示をするような表示情報とすることを指示する。
この一連の動作によって、講師の指定した発言を受講者は簡単に視認して注目することができるようになる。
(3.4. 発言表示許可制御について)
本実施の形態においては、受講者のした発言を受講者の情報機器に送信するにあたり、一時的にその発言を表示しないようにすることができるようになっている。この点について、図13を用いて説明する。
この機能は、講師が設問をしたときに受講者同士が他人の意見に引きずられないようにするのに有用である。このため、設問作成部(105)は、設問設定後かつ確定集計前の期間、受講者の情報機器にその期間の発言を表示させないように、発言情報管理部(106)に対し、発言表示禁止の指示を出し、発言情報管理部はこれに従うようになっている。
一方、設問作成に拘わらず、講師が受講者に個々の検討を促した場合にもこの機能は有効である。このため、発言規制操作領域(1301)には、発言表示ボタンと発言禁止ボタンとを備えている。
講師が発言禁止ボタンをクリックすると、これを契機に、講師の情報端末はサーバに、全発言表示禁止の指示を送信する。サーバはこれを受けて発言情報管理部(106)は、受講者の情報機器に「現在発言表示禁止中」である旨の情報を送る。
これに対し、講師が発言表示ボタンをクリックすると、これを契機に、講師の情報端末はサーバに、発言リスト表示開始の指示を送信する。サーバはこれを受けて、発言情報管理部(106)が受講者の情報機器に記憶していた発言情報を全受講者の情報機器に送るようになっている。
以上の機能を具備することにより、一時的に受講者同士のコミュニケーションを抑圧し、ひとりで考えるという機会を与えられるようになる。
もっとも、発言禁止について、サーバは発言の入力を禁止するのではなく、発言の入力・記録は維持しつつ、単に発言を表示させないだけとしてもよい。この場合、禁止期間中にされた発言も後に開示されることから、受講者に起こる「発言を止められた。」というストレスを軽減することができる。
以上説明したように本願発明は、講座の講師が教室内で受講者の理解や興味の移り変わりなどを迅速的確に把握しながら講義進行を修正しつつ、その内容を組み立てることができる装置、乃至プログラムに実装し、利用することができる。
本明細書においては同時に多数の図面を参照するので、図面中の符号は下2桁を除く先頭の数値が図面番号を表す表記を採っている。
101 回答要求部
102 回答入力部
103 回答履歴管理部
104 設問要求部
105 設問作成部
106 発言情報管理部
107 特定受講者回答履歴提示部
108 発言入力部
111 受講者管理部
112 講座管理部
1101 新規設問追加領域
1102 現在回答可能設問表示領域
1103 回答状況表示領域
1104 集計等指示領域
1301 発言規制操作領域
1302 発言操作指示領域
1801 回答操作領域
1804 回答状況表示領域
1808 発言関連操作領域
2001 発言情報管理部内の管理テーブル
2002 回答履歴管理部内の管理テーブル群
2003 受講者回答情報テーブル
2004 設問類型管理テーブル


Claims (5)

  1. 受講者の発言を把握しつつ講義を進める講師を支援する講義支援装置であって、
    受講者に選択肢による回答を促す回答要求部と、
    回答を促された受講者からの回答を受けて、複数の選択肢について各選択肢毎に受講者の回答数を管理するとともに、受講者毎の選択肢回答履歴を管理する回答履歴管理部と、
    講師に選択肢数の指定を促すとともに、該指定数の選択肢による設問を作成するように促す設問要求部と、
    設問作成を促された講師から設問作成指示があったときに該選択肢数をもつ設問の表示を該回答要求部に指示する設問作成部と、
    発言を促された受講者からの発言を受けてこれを管理する発言情報管理部と、
    講師により該発言情報管理部に記録された発言について特定されたときに、その発言をした発言者に係る回答履歴を該回答履歴管理部から取得し、これを講師に対して提示する特定受講者回答履歴提示部と、
    を具備することを特徴とする講義支援装置。
  2. 更に、前記発言情報管理部が管理する受講者の発言を講師に提示するとともに、講師の表示許可指定があったときには受講者の発言を受講者にも提示する発言表示許可制御部を具備することを特徴とする請求項1に記載の講義支援装置。
  3. 更に、前記発言情報管理部は、管理する受講者の発言を講師に提示するとともに、講師が指定をした発言には所定のマークを付して受講者にも提示する発言強調制御することを特徴とする請求項1に記載の講義支援装置。
  4. 前記特定受講者回答履歴提示部は、講師により該発言情報管理部に記録された発言について特定されたときに、その発言をした発言者に係る回答履歴を講師に対して提示する際、前記発言情報管理部より当該発言者の発言についても併せて提示すること
    を特徴とする請求項1に記載の講義支援装置。
  5. コンピュータに記録して、同コンピュータに、請求項1に記載の講義支援装置として機能させることを特徴とする講義支援プログラム。


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